翻訳者として毎日英文を読む中で気づいたこと。 英語は、読むことで少しずつ耳に入り、 ことばが自然と出てくるようになります。 大人だからこそ楽しめる「ことばの選び方」 英語との向き合い方」をお届けしていきます。
本田健さんの「ハッピーライティングマラソン」に参加しています。 毎週出されるお題について書いていくという企画で、誰でも無料で参加できます。 ハッピーライティングマラソン ハッピーライティングマラソン 週に一行でも、書き続ければ人生は動き出す! ―あなたの言葉が、未来をひらく鍵になります。― note.com 今回は、第1回目のお題「あなたはなぜ文章を書くのですか?」について。 文章を書こうとすると、いろんな視点から物ごとを 見つめ直すことになります。 頭の中でばらばらだった情報や考え、感情が 少しずつ整理されていく感覚があって、 その瞬間がとても心地よ
疲れはてた雨の日の出会い|A Cat in the Rain第1話【やさしい英語】
好きなことさえ忘れてしまうほど、毎日が忙しく過ぎていく。 そんな日々の中で出会った、一匹の小さな猫。 思いがけず、その出会いが自分を取り戻すきっかけになった—— そんなお話を、3話にわたってお届けします。 絵本のような、やさしい英語で読んでみましょう。 🍀 今日のテーマ 心が重く、疲れた日。 小さな猫を助けたら、いつの間にか自分の心が軽くなっていた。 助けられたのは、もしかしたら――私のほうだったのかもしれない。 📖 ストーリー|Episode 1: A Cat in the Rain It was raining hard. Saki walked home fro
自分のことを正直に書いて公開するのって、ちょっと勇気がいりますよね。 でも、「書くこと」で、自分の気持ちを見つめたり、誰かとつながったりできることもある。 今回紹介するのは、「自分の本当の気持ちを書きたい」と願う、あるブロガーの英語エッセイです。 📅 今日のトピック 「いいことだけ」を見せなくてもいい。 怒っても、泣いても、不安でも。 どんな気持ちも書く。 ブログを「日記のように書く」という作者の思いに、そっと寄り添ってみましょう。 📖 英語で読んでみよう Some people say it is brave to write about your life onli
大切なものが見つからないとき。もしかしたら、ふとした瞬間に戻ってくるかもしれません。 やさしい英語でお届けします。 音の響きやことばのリズムを感じてみましょう。 🍀 今日のテーマ 今日は、ボタンをなくしたエマの物語をお届けします。 さあ、ボタンは見つかるのでしょうか。 📖 ストーリー|The Lost Button Emma had a red coat. One day, she saw a button was missing. “Where is it?” she said. She looked under the table.&nbs
英語のレベル別・気分別に、今のあなたにぴったりの記事をご紹介します。 🔰 やさしい英語から始めたいときに(やさしい英語) 💡ちょっと勇気がほしいときに 新しい靴をめぐる小さなお話。最初の一歩がテーマです。 🌧誰かに悪く言われて、心がざわつくときに(★☆☆|CEFR A2) 気にしないつもりでも、誰かの言葉がずっと心に残ってしまう。 そんなときに、少し違う見方をくれるのがこの1話。 😄 中学英語でクスッと笑いたい(★★☆|CEFR A2~B1) 👣人と違う選択をする 自由に生きるルームメイトの話に、笑って元気が出ます。
「はじめて」って、ちょっとこわい。 でも、少し足を出してみたら、世界が変わることもあります。 今回の「読むだけ英語」は、そんな気持ちにそっと寄り添う小さなお話。 絵本のようなやさしい英語だから、読むのが久しぶりでも安心です。 🍀 今日のテーマ はじめてのものって、ちょっとこわい。でも、だからこそ―― 今日の英語は、「新しい靴」をめぐる小さなお話です。 新しいものに出会ったときの不安やワクワク、誰もが経験したことのある気持ち。 そんな心の動きを、絵本のようなやさしい英語でたどってみましょう。 📖 ストーリー|“Anna’s New Shoes” Anna had new
私は、翻訳という仕事をしながら毎日英語に触れています。 英語は私にとってただのスキルではありません。 気づけばいつも人生のそばにありました。 英語のコンテンツや、英語を話す人々からは、たくさんの気づきやインスピレーションをもらってきました。 そしてそれを日本語にして届けることが、翻訳者としての何よりの喜びでした。 でも、正直に言うと―― 翻訳だけでは伝えきれないことがあるのです。それを歯がゆく感じることもありました。 英語に直に触れることが、それを話す人の文化を感じ、理解することにつながることもある。 そして、細かなニュアンスや、言葉がまとう空気感、 その響きごと心に届くような
天気が悪くても、吹雪の日でも、あえてサンダルで出かける若者たち。いったいなぜなのでしょうか。 今日は、1000 Awesome Things というブログの記事を紹介します。 クスッと笑えて心がほぐれるお話です。 📅 今日のトピック 寒い日でもサンダル? そこには、ちょっと意外な“自由”と“反抗心”がありました。 さっそく読んでみましょう。 📖 英語で読んでみよう I went to college in a small town where the weather was always extreme. In the fall, cold winds would hit
誰かに嫌われたり、悪く言われたりしたこと、ありますか? できればそんな経験、したくないですよね。 今回紹介するのは、起業家であり作家のDerek Sivers(デレク・シヴァーズ)が綴った短いエッセイです。 「悪者」にされたとき、彼はどう考えるのでしょうか。 📅 今日のトピック 誰かに「悪者」にされてしまったとき。 Derek Siversは「気にしない」と言います。どうしてそんなふうに思えるのか、やさしい英語で読んでみましょう。 📖 英語で読んでみよう When I was making my music album, I hired a bass player. Af
英語で読むニュース|「ちょっとした会話」が心を癒す理由【★★☆ CEFR A2初級レベル】
📅 今日のトピック 近所の人と軽くあいさつしただけで、なんだか気分が明るくなった。 そんな経験、ありませんか? 実は、よく知らない人とのちょっとした会話が、心の健康にとても良い影響を与えるそうです。 今日は、そんな「弱いつながり(weak ties)」の意外なパワーについて、やさしい英語で読んでみましょう。 📖 英語で読んでみよう(CEFR A2) We often think that only close friends and family are important for our mental health. But small conversations with
英語で読むニュース:カンヌ映画祭、ドレスコードを厳格化?【★★☆ CEFR A2 初級レベル】
📅 今日のトピック 「これ、ちょっと目立ちすぎるかな?」 服を選ぶとき、そう思ったことはありませんか? どんなファッションが「OK」で、どこからが「やりすぎ」なのか…。 この記事は、そんな“服装とマナー”について考えさせられる話です。 📖 英語で読んでみよう(CEFR A2) The Cannes Film Festival is famous for its red carpet fashion. Every year, celebrities wear beautiful and sometimes daring outfits. However, in 2025, the
こんにちは、吉倉けいです。 最近、海外ではどんな考え方や文化があるんだろう? そんなふうに思って、英語のニュースを毎日チェックしてみたくなりました。 せっかくnoteで発信しているので、 見つけた面白い記事を、やさしい英語で一緒に読めたら楽しいかも── そんな思いで、今「読むだけ英語」シリーズを準備中です。 難しく考えず、ただ読むだけ。 気軽に、でもちょっとだけ世界が広がる、そんな時間になったらうれしいです。 近日スタート予定。どうぞお楽しみに!
中学のとき、私は英語の劣等生でした。 テストはボロボロ、「英語なんて私には無理なのかな」って思っていた。それでも――なぜか、英語がきらいにはなれなかったんです。 私にとって、英語に触れることはむしろ、 ただただ「楽しいこと」だったなと思います。 子どものころから大好きだった海外ドラマ。 いつか吹き替えや字幕なしで観てみたいと思っていた。 ドラマの中の、わかりたいのにわからなかった“音”が、 少しずつ「意味のある言葉」に変わっていく喜び。 登場人物の息づかいまで伝わってきたとき、 自分の世界が広がったようでうれしかった。 大好きな海外ミュージシャンの歌をまねて歌っていたら、 なん
気まずいとき、英語でどう返す?Friendsの名セリフに学ぶ“絶妙なひとこと”
こんにちは、けいです。 今日は、アメリカの人気ドラマ『フレンズ』(Friends)第1話に出てくる、とても印象的なやりとりをご紹介します。 「気まずい」ときに軽やかに返すセリフ エピソードはこうです。 いつものカフェでのこと。レイチェルがモニカを尋ねてやってきます。なんとウェディングドレス姿。 どうしたのかと聞くと、急に結婚が嫌になって逃げ出してきたとのこと。疎遠だったのにいきなりこんな姿で尋ねてきてビックリするモニカ。 「しばらく会ってなかったけど、この街で頼れるのはあなたしかいなかった」と言うレイチェルに、 モニカは「結婚式に呼ばれなかった人の中ではね」と嫌味を言います。
読むだけ英語、多読ショートストーリー|はじめの一歩が、きみに勇気をくれる(英語レベル★☆☆)
こんにちは、けいです。 このnoteでは、やさしい英語を読む練習をしていきます。 読むスピードも、理解の深さも、人それぞれで大丈夫。 全部わからなくても、途中で止まってもOK。 まずは読んでみる。その一歩が、それだけでもう価値があります。 🍀 今日のテーマ はじめてのものって、ちょっとこわい。でも、だからこそ―― 今日の英語は、「新しい靴」をめぐる小さなお話です。 新しいものに出会ったときの不安やワクワク、誰もが経験したことのある気持ち。 そんな心の動きを、絵本のようなやさしい英語でたどってみましょう。 📌 このnoteについて 📝 英文語数:約110語
英語の勉強、しんどい…。そんなあなたに「がんばらない多読」のすすめ
英語、やらなきゃって思う。 勉強法はいろいろあるし、どれが自分に合ってるのかもよくわからない。 単語帳、文法書、リスニング、シャドーイング…。 やらなきゃいけないことが多すぎて、正直、気が重い。 そして、どこかで思ってる。「英語って、がんばらないとできるようにならないよね」って。 そんなふうに感じているあなたに、多読という選択肢を紹介させてください。 多読は、英語を「がんばらずに」続けたい人にこそ、すすめたい方法です。 多読って何? 多読とは、やさしい英語をたくさん読む学習スタイル。 特徴的なのは、そのルールの“ゆるさ”です。 たとえばこんなルールがあります:
ネイティブは「気にしないで」をこう言う。"No worries"の本当の使い方
最近、あらためていいなと思った英語のフレーズがあります。 それは、"No worries." たとえば、休暇届けを出すのをうっかり忘れてしまったとき。 「すみません、ギリギリになってしまって……」と謝ったら、 上司は軽く笑いながら、"No worries." と返してくれました。 また、ランチに誘ってもらったときに行けないと伝えると、 「気にしないで、大丈夫」と言うように、"No worries." を使ってくれたりもします。 この一言だけで、なんだかほっとする。 英語にも、こんなふうにやさしく安心させてくれる表現があるなと、あらためて感じました。 今日はこの "No wor
"Not a fan of〜"ってどういう意味?やわらかく伝える英語のコツ
あまり好きじゃないものを、やわらかく伝えたいとき。 ネイティブがよく使う"Not a fan of〜"という表現から、 英語の「伝え方」をのぞいてみましょう。 最近、パソコンにランダムで出てくる背景画像に、 フィードバックを送るオプションがついているのを見かけました。そこには、"I like this picture." と "Not a fan of this picture." の二択。 英語ってストレートな言い方をするイメージ、ありますよね。 でも、こういう場面では、"I don't like this picture." とは言わずに、 "Not a
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