私は大体17時には夕飯の準備を始め、18時までには食べ終わる暮らしをしています。 冬の底の時期は食べ始める頃には太陽は沈み、真っ暗な状況。 でもそれが最近はまだ明るいままです。 ダイニングテーブルに夕飯を並べ、「いただきます」と言う時に窓の外が明るいと少し得した気分。 まだ今日が終わるまで時間がある、そんな気楽さからくるのかなと思います。 気温は三寒四温を繰り返すので冬の長居・春の訪れの行ったり来たりに一喜一憂しがちですが、日の長さは確実に長くなる一方。 だから季節の進みをより実感しやすいと思います。 夏に向けてどんどん長くなる太陽のある時間。 今からとても楽しみです^^
柑橘系が豊富なのは冬の旬の恵みで嬉しいのですが、若干飽きつつあります苦笑 それでも店先で目を惹いたブラッドオレンジ。 私の知っているブラッドオレンジは皮の色がやや黒っぽく、小ぶりなサイズのもの。 でもこちらは皮が綺麗で大みかんくらい大きい。 佐賀県産だし、食べるのも久しぶりだったので購入してみました。 「ブラッド」は"blood (血)"に由来するように果実が赤いのが特徴。 この赤色はアントシアニンという天然色素によるものでポリフェノールの一種。 抗酸化作用に優れ、目の健康維持に効果があるみたいです。 お味は普通のオレンジよりも甘味が強いと感じました。 種も少なく、食べやすかったです。 元々は…
今年の美術展で私が一番楽しみにしているのは、3月29日から大阪で行われる『生誕150年記念 上村松園』展です。 その予習を兼ねて、遥か昔に購入した本を引っ張り出して再読しました。 表紙裏にあったこの言葉に魅了されて好き度合いが増したなぁ、と思い出しました。 一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである。 その絵をみていると邪念の起こらない、またよこしまな心を持っている人でも、その絵に感化されて邪念が清められる・・・といった絵こそ私の願うところのものである。 『青眉抄』上村松園 これを読んだ時は背筋がピンとなって感心したと同時に、だからこそあ…
ただいまパセリが旬です。 旬だからこその値段設定、激安の110円。 これは買いでしょうと持ち帰ったは良いものの、封を開けて狼狽える。 「こ、こ、こんなにあるの・・・?」 袋に入っていた時には感じなかったが、封が解き離れた瞬間、わっさわさと膨れあがる。 体感、3倍くらいになったであろうか。 ダチョウ倶楽部並みの「聞いてないよ」である。 ボウルに積んでもトレーに広げても、私の許容量を超えているのに変わりはない。 150gある。 1日あたり6~10g/が適量なので(食べ過ぎは気持ち悪くなるみたい)、約1ヶ月かかる計算だ。 そう考えると、意外といけそうだ。 ひとまず海老のクリームパスタに混ぜてみる。 …
健康診断のオプションにInBodyという体成分を詳しく見れる検査があり、私が最後に受けてからもう10年経っていたので測ってきました。 色々な項目があるのですが、私は特にタンパク質量、筋肉量、基礎代謝量に関心がありました。 10年も昔となると、生活に大きな変化があったので振り返ってみます。 ◆10年前と比べて変わったこと◆ 加齢(あらゆる機能の老化) 体重+2kg 規則正しい生活をしている (朝型生活、1日3食) 自炊で栄養に気をつけた食事をしている 飲酒をやめた 睡眠が比較的十分にとれている 人間関係でのストレスがない 風邪予防対策をしている (手洗い、口&鼻うがい) ◆10年前と比べて変わっ…
先日、動画で見て気になっていた洋菓子、AUDREYのロンシャンティを食べました。 AUDREYは物凄く人気なお菓子屋さんとは知っていましたが、今まであまり縁がなく今回が初めましてでした^^ 薄いチョコにコーティングされた中身はホイップクリームとフレッシュな苺。 底にはクッキーが仕込んであります。 1口目はチョコとホイップクリームを頬張る。 冷蔵庫から出したばかりなので、チョコがパリパリ食感でクリームのなめらかさとバランスが良い。 2口目はチョコ、ホイップクリーム、苺のトリオ。 「ん?知った味・・・あ、苺ショートケーキ!」 でもスポンジがないので苺の甘酸っぱい果汁がクリームに溶け込み、ずっとなめ…
ブラックペッパーなどの粒系調味料はミルで削りたてを食べたい派です。 ぶどう山椒を手に入れて手頃なミルを探していたのですが、結局100均に落ち着きました。 洗いやすさを考慮すると意外と良いものがなかった。 たとえ洗えたとしても、削る刃のついている部品の中身が見えづらく綺麗に洗えているのか確認できなくて諦めた商品がいくつかありました。 100均の刃はプラスチックで恐らく耐久性は低そうなのですが、衛生面の方が私には大事だったのでこちらに軍配。 山椒の量とミルの容量との差が気になりますが苦笑、ひとまずこれを使っていこうと思います。
私は図書館が好きです。 好きが高じ、わざわざ大学に入り直して司書資格を取得した過去も^^ なのでセミリタイア後、所謂セカンドプレイスなるものが会社から図書館に変わったのはごく自然のことでした。 ほぼ本を借りに行くだけの場所だったのが、新聞・雑誌を読んだり、自習用のデスクを借りて学習したり、展示室の特集を観覧したり、併設カフェを利用したりと滞在時間も通う頻度も圧倒的に増えました。 本が好き、というのももちろんですが、私は図書館に漂う雰囲気の方が好きかもしれません。 利用者は全くの他人様で様々な人々がいて、目的も様々。 でも共通しているのは、図書館のサービスで学ぼう、(子供を)育てよう、豊かな気持…
こちらも今季やりたかった手仕事、きんかんのシロップ漬けです。 9粒分と少量だったのであっという間にできました^^ 始めにヘタをとり、皮に8箇所くらい包丁で縦に切り込みを入れて、3分程下茹でします。 お湯の中できんかんがクルクル回転するのですが、その様子はサーカスの玉乗りで使われる玉に見えてしまい、思わず笑みが出ました^^ (切り込みが玉のストライプ柄を連想笑) 水にとって、少し冷ましてから種を取り出します。 切り込みの間からお箸で掻き出しました。 こんなに小さいのに1粒に種が5~6つくらいありました。 この時点で実の中身はねっとり柔らかいので潰さないように注意です。 その後、水と砂糖と一緒に鍋…
「デザインを考えて眠れない日があるほどこの仕事が好き」 そう言って笑顔で写真に収まっている64歳の女性。 背景には洋裁に必要な数多くの道具が並んでおり、長く経験を積んだ職人らしさが出ている。 またもや秋田の新聞で良い記事を見つけました。 その女性は高校卒業後に洋裁学校で学び、そこから45年間洋裁の仕事を続けてきたという。 今も洋服の仕立てに小物作り、着物リメークまで手がけているという仕事ぶり。 この原動力はきっと冒頭の言葉に象徴されている、「好き」の気持ちなのでしょう。 私はこの「好きを極めている」人を見るとすごく羨ましい。 そして、特にこの「好き」を人生の早い段階で見つけている人はもっと羨ま…
今週は葉とらずシナノゴールドです。 この"葉とらず"という栽培方法はりんごにどのような効果があるかご存知ですか? 私は「言葉の響きがなんか良いよね」というしょーもない考えしかありませんでした^^; (キティちゃんが持っているりんごに葉がついていることから連想しただけ苦笑) この方法は葉を取らないことで葉の光合成が十分に行われ、果実の甘みが増すというのです。 そして、葉が多く残っているので太陽の光が届きにくく、果実の見た目は色ムラができてしまうことが一般的のようですが、、、どうです?写真のりんご、すごく綺麗ですよね。 除草剤は使わず、農薬も通常の半分以下とのことなので農家さんの努力の賜物だと思い…
少し前の記事『セミリタイア後の変化①②』はセミリタイアを決めてから現在に至るまで、生活がどのように変わったのかを整理してから書いたのですが、色々とノートに考えを書き出している時にふと「人間らしい生活」という言葉が出ました。 でも、その言葉に少し曖昧さを感じたのでGoogle検索してみると、2006年と古いですが「人間らしい生活とは何か」を尋ねる調査結果(都市生活研究所実施)にヒットしました。 簡単に結果を抜粋すると、、、 <質問①>あなたにとって人間らしい生活とはどういうものか? 1位:安心で美味しい食事や十分な睡眠といった、生命の源を充実させる生活 (約60%*) 2位:季節の変化や自然を身…
お値段高いなぁ、、、と何度もスーパーでお見送りをしてて今季は諦めかけでしたが、ギリギリでお手頃な完熟きんかんを買えました。 鹿児島県産、無農薬、280円。 生も美味しそうだけど、やはりシロップ漬けにもしたい。 これが最後の冬の旬の手仕事になりそう。 数も少ないのでサクッと作りましょう。
美術館での会期は終わってしまったのですが、備忘録も兼ねて記録します。 (オンライン展覧会はまだやっているようです。ご興味あればぜひ^^) 平日のお昼すぎに行ったのですが、入場制限を促す程の盛況振り。 こちらの美術館は何度か訪れたことがありましたが、初めてのことで驚きました。 やはり食べ物には関心度高めなのですかね?^^ (私もその内のひとり笑) あまり自由に見れない中でしたが、解説が一つ一つの作品に添えられていて理解が深まりとても面白い内容でした。 描かれている料理はほぼ現代で食べているものばかり。 蕎麦、天ぷら、寿司、鰻、刺身、鍋料理、餅、七草、枝豆、焼き芋、スイーツ(わらび餅、桜餅など)、…
今季の黄柚子はなかなかタイミングが合わず2玉しか買えませんでした。 スーパーではあまり見かけなくなったので今季分はもう終わりでしょう。 それでも生の柚子皮が醸す香りはフリーズドライのそれと天と地ほどの差があるので、少しでも冷凍庫に保存されていると安心します。 青菜のお浸し、ブリ大根、たくあんなど。 少し柚子皮を乗せるだけで一気に上品に仕上がるので満足度が非常に高い。 同時に絞った柚子果汁も冷凍させて、ポン酢要員として出番待ち。 今のポン酢を使い終わったらまた作ろうと思います。
昨日、大型書店に行ってきた。 平日のランチ後。 お客さんはあまりいないのに、結構な近距離で私が向き合っている棚を同じく凝視して本を探す方がいた。 たまにこういう光景ありますよね、ある一箇所だけ人口密度高い苦笑 同じ棚なのでその方も私と同じ興味を持っているわけで。 そして、それは「これから頑張ってやってみるか!」と意気込みを持つようなテーマの本棚で。 全然知らない方ですが、「あなたも何か思うところがあるのね、一緒に頑張りましょう・・・!」と静かに心の中でエールを送りました。 良さげな本を1冊購入、ついでに久しぶりに100均ではないノートも買って気合いが入る。 気づいたらもう2月も半ばにさしかかる…
毎朝りんごを食べるようになって色々な種類に出会ってきましたが、これは初めてお目にかかりました。 「こうこう」という種類。 調べてみると、やはり希少品種のようでした。 青森県弘前の生まれで名前の「こうこう」の由来は、 弘黄→弘前大学でできた黄色いりんご 幸黄→幸せを呼ぶ黄色いりんご 孝行→親孝行のりんご 高校→合格祈願のりんご(高校生が食べて大学合格!中学生が食べて高校合格!) 煌煌→人生が煌々と光り輝く というらしく、なんだか幸せが詰まっていますね^^ 蜜が入りやすい品種みたいですが、私が買ったものにはなく穏やかな甘さ、酸味はほぼない味わいでした。 そして食感が私の超絶好みで、実は軽いけど噛む…
最近、私が住んでいる地方は快晴で気持ち良い日が続いています。 朝焼け。 冬晴れ。 この時期ならではの光景が沁みます。 寒いけど、空気がぴりっとシャープな感じがして好きな感触です。 こんな時期の朝は部屋に差し込む太陽の光が見れるご褒美も。 新しい1日の始まり。 今日は何をしようかと意欲的に考えられる瞬間です。
4ヶ月ぶりに定期歯科検診に行ってきました。 歯の痛みなどの自覚症状はなかったけれど、奥の親知らずが虫歯になりかけとの診断。 また、奥歯の歯周炎が前回よりは改善しているものの、依然として中等度のものがあるのがわかりました。 両方とも原因は磨き残し。 数年前から歯医者さんの教えに従い、手鏡で歯ブラシがきちんと歯と歯茎のキワに当たっているか確認しながら磨いていましたが、やはり奥は見えづらかったので磨きが甘くなっていたのでしょう。 今回も丁寧に指導いただき、早速家で試しました。 やはり歯周炎なので、まぁ血が出る血が出る・・・苦笑 虫歯の時のような鋭い痛みではないけど、痛みもある。 心が折れそうになるも…
年始に立てたやりたいことリスト91 (これから100にしていくつもり)。 昨日時点でできたことは何か。 モチベアップのためにも書きます笑 ブログを始める -> このブログ 米粉レパートリーを広げる ->トルティーヤサンド お菓子作り -> 米粉マカデミアナッツクッキー 八百屋さん、ファーマーズマーケット発掘 -> 2箇所 本棚設置 -> IKEAのもの 壁掛けインテリアを楽しむ -> IKEAのもの 書類の断捨離 -> 有効期限が切れた契約書、パンフレットなど 味噌作り -> 1.1kg分作成 太田記念美術館『江戸メシ』展に行く -> 面白かった 約1割は達成できている。 しかも、3月にある文…
ずっと作ってみたかったお味噌、ようやくできました! 大豆を浸水→大豆茹でる→大豆つぶす→米麹と塩と混ぜる→保存容器に詰める いたってシンプルな工程なのですが、やってみると結構大変でした。 覚書も含めて、気づいたことを記録します。 【材料】 乾燥大豆200g / 生米麹400g / 塩110g ->これで私は1.1kg分の味噌が出来、初心者には扱いやすい量と思いました。 【気づいたこと】 味噌作りに合う大豆の種類がある 米麹の生を売っているお店は少ない 大豆の茹で時間は3〜4時間かかる (これが一番大変) 大豆つぶしにハンドブレンダーはベストではない 1.味噌作りに合う大豆の種類がある 私は大豆…
以前から面白いとは思っていた。 でもそれは地方出身者の私が仕事で都会生活を経験し、地方の良さにも目が向けられるようになってからのこと。 実家に帰省すると、昔はテレビ欄しか読まなかった私が今では熟読している。 何が面白いかって、やはりその地方ならではの話題と読者の声である。 特に後者は全くの他人ではあるが、その人その人の暮らしぶりが想像でき、驚き、感心、笑い、学びありで読んでいて楽しい。 新聞購読者は高齢者が多いのであろう、投稿者は60代以上が多く、中には長寿大国ニッポンならでは、90代の方もお出ましする。 ありがたいことに図書館には地方新聞を取り揃えてくれている。 現地に行かずとも、楽しんで読…
この話題、2つ目は「食事にこだわる」ようになったことです。 セミリタイアすると"体が資本"と思う度合いが高まったので色々と始めました。 食品添加物を避ける 出来るだけ有機/特別/自然栽培のものを選ぶ グルテンフリーを心がける 旬のものを食べる "まごわやさしい"を意識する 取り入れやすいものもあれば、制約が出てしまうものもある。 でも、その制約を逆手にとって工夫することも楽しく思えます。 (季節の手仕事、外出時のランチにお弁当を作るとか楽しいです) とはいえ、旅行とか自炊ができない時はこれらを盛大に無視せざるを得ないですが、まぁそれも1年で見れば数日なので良いことにしています。 体調の変化とし…
この話題については色々とあるのですが、その中でも上位にくる2つを書きたいと思います。 まず1つ目は「季節を楽しむ」ようになったことです。 会社員時代はオフィスワークだったので平日5日、9:00-19:00 (残業時は21:00くらい)はほぼ建物の中という生活。 季節の変化は通勤時や休日に「認識する」程度でした。 セミリタイア後はその「認識」が「楽しむ」とか「愛でる」といった感情に変わったと思います。 梅、蝋梅、桜、藤、青もみじ、紫陽花、金木犀、銀杏・楓・もみじの紅葉。 1年に1度の盛りを天気の良い日を選んで心ゆくまで鑑賞できるのは満たされます。 そして、その楽しみは鑑賞だけではなく、「舌で味わ…
朝食には果物を食べるようにしています。 定番のりんごと共に何か季節のものを取り入れるのが理想です。 今週は和歌山県産の八朔(はっさく)。 4玉で600円程度でした。 少し量が多いと思いつつも今シーズン高騰しているみかんと比べるとコスパは良いし、何しろ国産柑橘類は貴重なので購入しました。 食べやすいように皮を剥き、保存容器へ。 写真は3玉分で結構な量! 入りきらなかった1玉がまだあるのでこれは来週まで保ちそう。 これだけで心豊かになれました笑
はじめまして、kioと申します。 これから記事を更新していく前に、まずはブログタイトル"けけけ"のことを書きますね。 結論を先に言ってしまうと「日常、日常、あぁ日常!」という意味合いで使っています笑 由来はこう。 日本の民俗学では「ハレ」「ケ」という概念で人間の生活様式を表すことがあります。 卒業式や結婚式を「晴れ(ハレ)の日」とする言い回しは現代でもよく使うので耳馴染みのある方、多いのではないでしょうか。 そう、この「ハレ」というのは儀礼や祭、年中行事の「非日常」を。 そして逆に「ケ」は普段の生活、つまり「日常」を表すとしています。 この「ケ」の方を私のブログタイトルとして拝借しました。 カ…
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