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"まだ"なんちゃって坊主 https://ekyoosyomondou.hatenablog.jp/

まったりと仏教に関すること、また体験談などを書いていこうかなって思って始めたやつです ※僧侶のイメージ崩壊するかもしれません!もっと親しんでもらいたい!『僧侶=近寄りづらい』をなくしたいと思ってます

えきょー
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2024/12/06

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  • 自分を見つめる力──本当の強さとは何か

    body { font-family: "Hiragino Kaku Gothic ProN", Meiryo, sans-serif; line-height: 1.8; padding: 2em; background-color: #fdfdfd; color: #333; } h1 { font-size: 1.8em; color: #444; border-left: 6px solid #a3c8a4; padding-left: 0.5em; } h2 { font-size: 1.4em; margin-top: 2em; color: #2d7c4b; } p { marg…

  • 縁を選ぶことも智慧〜人間関係の距離感

    私たちは日々、さまざまな人と出会い、関わりながら生きています。 家族、友人、同僚、ご近所さん……。 縁があるからこそ支えられ、学び、喜びを感じることができる一方で、時には「この人との関係、つらいな」「どうしてわかってもらえないんだろう」と感じることもあります。 そんなとき、仏教は私たちに一つの視点を与えてくれます。 縁とは「偶然」ではなく「必然」 仏教では、すべての出会いや出来事は「縁」によって成り立っていると考えられています。 縁とは、原因と条件が重なり合って起こる現象のつながりのこと。 つまり、今目の前にいる人との関係も、何かしらの理由があって生まれた「結果」なのです。 しかし、「すべての…

  • 仏教は「変わる人」の物語

    仏教って、どこか遠い世界のものに感じることありませんか?お坊さんの修行とか、悟りとか、なんだか自分とは別世界の話のように思えてしまう。 でも、私は最近こう考えるようになりました。仏教は「人間の歴史」そのもの。 もっと言えば、「人が変わっていく物語」なんじゃないかと。 六群比丘(ろくぐんびく) 「六群比丘」というグループがいましたこれは、お釈迦様の弟子たちの中でも、特に問題ばかり起こしていた六人の比丘(男性出家者)たちのことです 代表的な行動には以下のようなものがあります。 比丘尼(女性出家者)に対して不適切な態度を取った 物乞いの際に威圧的な態度を取った 修行とは無関係な話題で騒いだ 私物を持…

  • 【お知らせ】YouTubeチャンネル開設しました!!

    このたび、精進料理に特化したYouTubeチャンネルを開設いたしました。 第一回目の動画では、精進料理の基本中の基本、「精進出汁の作り方」をご紹介しています。 だしの取り方ひとつで、料理の味は大きく変わります。初心者の方にもわかりやすく、丁寧に解説していますので、ぜひご覧ください。 サブテーマとして 手取り16万円の一人暮らしを投稿しております 良ければ見ていってください!! ▼ チャンネルはこちらから ▼ 🔗 精進えきょう - YouTubeチャンネルへ これからも、季節に寄り添った精進料理のレシピや、食を通して心を整えるヒントなどを発信していく予定です。 チャンネル登録・高評価・コメントな…

  • 「竹は上下に節あり」──仏教に学ぶ人生の節目

    仏教の世界では、日々の出来事や自然の姿の中に、修行や人生の真理を見出すことがあります。 「竹は上下に節あり」 という言葉もまた、そのような自然の姿に教えを見出したものです。 竹の節──しなやかで折れない強さ 竹はまっすぐに伸びていきますが、よく見ると「節」が等間隔にあります。 この節こそが、竹を強く、しなやかに、そして折れにくくしている要なのです。 人間の人生もまた、同じように「節目」があります。 仏教ではそれを「苦」として捉えることもありますが、それは単なる不幸ではなく、自己を見つめ直し、成長するための縁なのです。 節を持つことで、まっすぐに伸びる お釈迦さまが出家し悟りに至るまでには、数々…

  • 知識とはスクラッパービルドである

    body { font-family: sans-serif; line-height: 1.8; max-width: 800px; margin: 2em auto; padding: 0 1em; background-color: #f9f9f9; color: #333; } h1, h2 { color: #2c3e50; } 先日、ある仏教の先生がお話しされていた内容が印象に残っています。先生は「知識というのはスクラッパービルドのようなものだ」と語っていました。私はこの表現に深く共感し、この記事を書くことにしました。 ※私にはどう説明すればいいのか難しかった為AIによるコピペを利…

  • 忠言耳に逆らう 〜苦い言葉にこそ、救いがある〜

    私たちは日々、多くの言葉に囲まれて生きています。 優しい言葉、励ましの言葉、楽しい言葉。 それらは心地よく、私たちの心を癒してくれます。 しかし、仏教の教えにおいて本当に大切なのは、しばしば私たちの耳に痛く響く言葉「忠言」です。 忠言耳に逆らう これは、「まことの忠告は、耳に心地よくない」という意味です。 私たちは、他人からの忠告や批判に対して、時として拒否反応を起こしてしまいます。けれども、それは私たちの成長を妨げるものではないでしょうか。 良薬は口に苦し 良い薬ほど、味は苦い。 しかしその苦さを乗り越えた先に、癒しがある 。同じように、耳に痛い忠告や真実の言葉こそ、私たちの心の「病」を癒す…

  • YouTube始めてみます

    最近全く投稿してませんでした なんといいますかお彼岸で忙しかったなど言い訳を言おうもんならたくさん出てきますが、それは甘えですのでやめておきます さて、この度YouTubeを始めてみようかなと考えております。 メインは精進料理 サブで新規一人暮らしを撮影していこうかなと 言ってしまうと、現在手取り16〜18万円くらいなんですがそれでどのように生活をしていけるのかと言うのを動画で収めて発信していければいいなと思っております。 動画の大半は精進料理ですが、月に一度収支発表などができたらいいなと 似たような手取りの人への参考にでもなればいいかなと考えて動画を作らさせていただきます。 始めるのは5月く…

  • 【規矩不可行尽】規則なんて堅苦しい!!柔軟な生き方を!

    永平寺の修行僧は『永平大清規」と言われる 曹洞宗の高祖である道元禅師が修行道場の規則をまとめたものを実践しております。 『典座教訓』食事を作る典座の心得 『赴粥飯法』食事作法 『永平寺衆寮清規』修行僧の威儀 『対大己五夏闇黎法』5年以上叢林にあって修行した長老に対する後輩の儀礼 などなど また、『祖山行法指南』 永平寺の法要、威儀、進退作法などを記した本を参考に皆修行しております。 社会人でも同じだと思います。 右も左もわからない初めの頃は、こういった本やマニュアルが必要になってきますが一度頭に入ってしまえばあとはどう工夫して自分のものにするか、効率よく作業をしていくかが自分自身の成長にもつな…

  • 【冷暖自知】経験こそ宝!!!とりあえず経験第一!

    body { font-family: sans-serif; line-height: 1.6; margin: 20px; } h2 { color: #333; } p { margin-bottom: 15px; } ul { margin-bottom: 15px; } li { list-style-type: disc; margin-left: 20px; } .highlight { font-weight: bold; color: #007bff; } 「失敗してもいいから、とりあえずやってみろ!!!」 この言葉ですが何かを初めてやる人からしたら怖くてしょうがないですよね…

  • 【放てば手にみてり】執着からの解放!新たな視点で見る景色

    小学生の頃、鼻づまりで何度も鼻をかんでたとき 母に「鼻水は脳が溶けてるんだよ」と言われて その後なんか簡単な算数の問題出されたときに全く答えがわからなかった時がありました。 それからちょっと怖くなって鼻をかむのを我慢していた思い出があります。 ただ実際のところ鼻をかんで脳が溶けるなんてことはありません 小学生の頃の私は 脳が溶けて頭が悪くなったという思い込みからそういう症状がでてしまったのではと今では思います。 これならまだ可愛い方ですが これから学生、社会人になって知らないことを教えられたときに 先輩の話、周りの人の話を鵜呑みにしすぎてしまうと危ないということに気づいてほしいです。 放てば手…

  • 修行中の初体験、、、、、法話だからね!

    物の大切さ 101回目の記事は私の初めての法話を書き記したいと思います。 永平寺では2月ごろに「法話発表会」がございます。 各寮舎で一人づつ選出され、役僚(指導者)、修行僧の前で10分間法話をします。 この話があったとき「これはやるしかない!!」と率先して立候補をしま、、、 してないです じゃんけんで負けて法話をすることになりました笑 今思えば、結果としてよい経験ができたなと思います。 といことで法話をつくるわけですが、今まで作ったこともないし、学生の頃の作文や読書感想文も苦手だったので法話となったらもう何から始めればいいのかさっぱり ということで法話に関する本を購入し真似すればいいかなと思っ…

  • 【縁起】祝!100記事!! 読者へ感謝 これからも縁を大切に!

    まず初めに私のブログを読んでくださり誠にありがとうございます。 そして22人の読者様、いつも見てくださりありがとうございます 皆様のおかげで100記事まで書くモチベーションにもなりました。 毎日のアクセス数平均は10件ほどとあまり閲覧されてはいませんが、少しでも皆様の目にとまり、仏教を伝えることができればと思います。 縁起 「因縁生起」の略で、物事には原因があり、そこに縁が作用して結果が起きる という意味を持ちます。 出会い1つにしても数え切れないほどの縁が生じて、あらゆる出来事が成り立っております。 さらに言うならば、そのうちの1つが欠けていれば結果はまた違ったものになります。 最悪の場合、…

  • 『傘松随筆』修行僧時代を振り返る

    永平寺の季刊誌『傘松』は毎月刊行されております。 その中に『傘松随筆』という修行僧が毎月3名ほど修行中の想いなどを書くページがございます。 その時に私が書いた文章をふと思い出して見つけましたのでここにも記します。 永平寺修行 2年目くらいに書いた文です。 決意 「大きくなったら、お坊さんになる」 とは、子供の頃一度も思ったことはありませんでした。 私は、お寺で育ちました。そのため小さい頃からお寺の手伝いをしてきましたが、嫌々で、やっている ことに興味がなく、法要に随喜をしても何のお経を読んでいるのか、今法要 のどの部分なのかなど何も分からないまま手伝いをしていました。 そして、その時は別に覚え…

  • 【自灯明・法灯明】迷いを照らす灯り

    2月15日 お釈迦様が亡くなられた日です。 多くの寺院では涅槃図(お釈迦様の亡くなられた様子の絵)をかけて涅槃会法要をお勤めいたします。 また、お釈迦様の恩に報いる為に永平寺では2/1〜2/8まで報恩摂心を行い朝から晩まで坐禅三昧の修行をいたします。 今からお話するのはお釈迦様とその弟子阿難尊者の最後の物語 自灯明・法灯明 お釈迦様が亡くなる直前、弟子の阿難尊者は 「これからは何を頼りにすれば良いのでしょうか」 とお釈迦様に聞いたところ 「私はこれまで多くの人に分け隔てなく法を説いてきた。お前はそれを聞いているのだからそれを頼りにしなさい」 とお釈迦様は答えました。 今までお世話になっていた方…

  • お仏壇は自宅のマイ本堂!

    最近お仏壇の開眼をする機会がありましたので、この機会にお仏壇に関して記していこうかと思います。 お仏壇の形、本尊様は宗派によって違いがあります。 私の記事では曹洞宗を軸に構成しております、ご了承ください。 お仏壇とは?何のためにあるの? お仏壇は、仏様やご先祖様を祀るための場所です。 お仏壇を単なる家具ではありません!仏様とのつながりを深める場所になります。 本来であれば毎日のようにお寺に来て手を合わせる事が出来ればいいのですが、なかなかそんな時間取ることができませんので、ご自宅にお寺の本堂を造っちゃいました!というのがお仏壇になります。 お寺の本堂と同じく、お仏壇の中央には、ご本尊様(釈迦如…

  • 義務教育への仏教導入について

    仏教の勉強をしていると思うことがあります。 「義務教育で仏教の授業取り入れると世の中もう少し良くなるんじゃないか?」 ただ日本には宗教の自由がある為導入することはまず無理だと思います。 以下2つは特に気をつけなきゃいけません 宗教の自由: 宗教は個人の自由な選択であり、国が特定の宗教を強制することは信教の自由を侵害する可能性があります。 多様な宗教への配慮: 日本には仏教以外にも様々な宗教が存在します。特定の宗教を優先することは、他の宗教を持つ人々を差別することになりかねません。 ということでこれからお話することは単なるに私の夢物語でございます。 いじめ問題がなくならいなか徳の授業というのを改…

  • 本尊様を祀る本堂の仏具を紹介!!

    須弥檀(しゅみだん) 本堂の中心に置かれている御本尊様をお祀りするための檀になります。 【須弥】とは、須弥山のことであり、古代インドの宇宙感では世界の中央に「須弥山(しゅみせん)」という山があり、頂上には帝釈天様を主とする三十三天の宮殿がある。 須弥檀とは、その須弥山をかたどったもので、神聖な場所を意味するようになりました。 ちなみにお仏壇の中にも須弥檀が再現されております。 仏天蓋(ぶってんがい) 大きな傘の形をした飾り物になります。 本尊様の上に吊るされております。 お釈迦様が屋外で説法をされるときに日傘をさしていたことに由来しております。 ✨✨✨✨めちゃくちゃ豪華ですね✨✨✨✨ 人天蓋(…

  • 【本尊上供】死ぬかと思った!?仏様に本気で護られてる気がします。

    思い返すと死ぬかと思った瞬間は何度かあった気がする 小学生の頃 ・跳び箱で骨折(この頃はまだ若いので激痛で死ぬかと思った) ・坂道を自転車で下りながらT字路ギリギリで止まる遊びをしていた際、止まった直後に車が横切る(少しでもブレーキ間に合わなかったら吹っ飛んでいた) ・川でながされる(紐があって助かった) ・弟と喧嘩をしている最中に弟が包丁を持ち出す 中学生の頃 ・信号無視してきた車がそのままスピンして自分の後ろに激突する ・車に軽くぶつけられる 高校生の頃 ・特になし、、、だと思いたい 修行中 ・重いものを運んでいる最中、階段から落ちそうになる(ギリギリ踏ん張った) ・パンを詰まらせる 社会…

  • 【謹賀新年】本年もよろしくお願い申し上げます。

    2025年 本年もよろしくお願い申し上げます。 当ブログを読んでくださる皆様誠にありがとうございます このブログを書き始めて早何年、、最初の頃と比べると記事もまともになっているのではないかと思っております。 ただ、自分がふと思ったことや、なんか本で読んだなぁというときくらいしか記事を書いていないため、皆の役に立っているのか少し不安なところもあります。 また、仏教って面白いんだぞ!!ということも伝えれていけたらなと思いながら書いてもいますが伝わっておりますでしょうかね、、 まだまだ私も知識不足なところがありますので、皆さんの疑問に対して的確にお返しするのができていないところもございます。 どうか…

  • 【有馬記念】頑張れ!!ドウデュース!!

    12月22日 有馬記念!!!🐎 今年もこの時期がやってまいりましたね! 私あまり競馬はしないのですが、有馬記念だけはちょっと見たくなっちゃうんですよね やはり年末のG1レースですからね! しかも今回は ドウデュースの引退レース! しかも武豊騎手!! ときたら見るしかないですよ!! 私ですねドウデュースと言ったら 過去に日本ダービーで1着当たったことがあるんですよ!! あとは去年の有馬記念もですね! やはり強い!!強いぞドウデュース!!! さて本日12月19日ですが枠順が発表されました!! なんと1枠2番!!!これまたビックリ! もう軸は確定してますよ!! 何があろうとドウデュースです!!! こ…

  • 【一期一会】ほっけ弁当との出会いと別れ

    ekyoosyomondou.hatenablog.jp 以前にも一期一会について記事を書きましたが、こちらは人と人との一期一会 今回紹介するのは人と物についてです。 内容はさほど変わりませんので今回は「一期一会」の体験を書きたいと思います! ほっけ弁当 誕生日の際にミスタードーナツのクーポンをいただいたのでそのクーポンを使おうとスーパーに寄ったわけです いくつかドーナツを購入し、さて帰ろうかと思ったとき 「ついでに夜ご飯も買っていこうかな?」と思い食品売り場まで足を運びました。 「何にしようか、、、寒いし鍋か?、いや簡単に弁当で済まそうか、、、」 と考えながら歩いていると 弁当の棚に20%引…

  • 【挨拶】日本人の心の深さを示す礼儀

    挨拶 おはよう こんにちは こんばんは よろしくお願いします 行ってきます いってらっしゃい ただいま おかえりなさい いただきます ごちそうさまでした などなど挨拶の種類はたくさんございます。 挨拶というのは日本人にとってとても大事な礼儀の1つですね さて、挨拶というのは私も最近知りましたが元は仏教の言葉から来ているものらしいです。 一挨一拶(いちあいいっさつ) 挨(あ) と 拶(さつ) はどちらも「押す」「迫る」という意味があり、お互いの心を深く探り合うことを意味します。 禅問答にて師匠が弟子に問いかけ、その答えを通して相手の修行の深さを試す問答を交わすことを言いました。 師匠との問答は心…

  • 坐禅ってすげー!!:坐禅から見えた心の弱さ

    今のこの想いを忘れないうちに書き残したいと思って緊急でブログ記事書いてます!(なんやねん緊急って笑) 先に結論から言いますと 坐禅ってすげー!!! なんですね! いやぁ私も曹洞宗の僧侶としてなんども坐禅をしてきましたが、今日のような気づきっていうのは初めてかもしれません! さて、事の発端ですが LINEで意見の食い違いがございまして軽い喧嘩になったわけです どっちが善い悪いの話は抜きにします。 互いの意見が合わず話がぐちゃぐちゃになったとき そしてつい強い当たり口調で言ってしまいました その日はたまたま坐禅をする機会がありましたので途中で坐禅をすることにしました。 坐禅中 「あの話は、、、」 …

  • 子供が知っているようなことでも老人が実践するのは難しい!?仏様の教えとは??

    三歳孩児雖道得 八十老翁行不得 三歳の子供でも、何が善いことか、何をしたらいけないかぐらい、よく知っている。 にもかかわらず、八十歳にもなったという老人でもそれを実践できない という意味になります。 詩人と和尚の問答 唐の白楽天(詩人)が鳥窠道林という禅僧に、「仏教とはどのような教えですか」と尋ねると、鳥窠和尚が、「どんなことであれ悪いことはしてはならない。できる限り善いことをしなければいけない。そうすればおのずから心は浄くなる。これが仏たちの教えだ」と答えられた。 白楽天は「そんなことだったら、小さな子供でも知っていることでしょう」となじると、「三歳の子供でも知っていることを、八十の老人でさ…

  • 修行中の体験記:鼻歌禁止!お風呂はお静かに…

    浴司 浴司とはお風呂です。 浴司の仏様は跋陀婆羅菩薩(ばったばらぼさつ) 1.入室の際に「失礼します」と一言 入室すると跋陀婆羅菩薩様が祀られております。 2.五体投地をして3度の礼拝をします。 (五体すなわち両手・両膝・額を地面に投げ伏して礼拝することである。 仏教において最も丁寧な礼拝方法の一つとされます。) ※三黙道場の1つとなりますので心の中で唱えます 沐浴身体 当願衆生 身心無垢 内外清潔 (もくよくしんたい、とうがんしゅじょう、しんじんむく、ないげこうけつ) 3.その後衣を脱いで、入浴 (鼻歌でも歌ったもんでしたらもう怒られますね笑) 4.入浴後、衣を着た後 5.また五体投地にて3…

  • 修行中の体験記:永平寺のトイレ事情

    今回は永平寺での修行中の話をしようと思います。 東司 東司とはトイレです 東司の仏様は鳥枢沙摩明王 (うすさまみょうおう) お寺の東司には必ずと言っていいほど、烏枢沙摩明王様が祀られております。 1.まずはその仏様に対して合掌一礼し偈文を唱えます 左右便利 当願衆生 けん除穢汚 無淫怒癡 (さゆうべんり、とうがんしゅうじょう、けんじょえお、むいんぬち) ※「けん」の字が出てきませんでした。もうしわけありません。 唱えると言いましたが、三黙道場といって声を出してはいけない道場の1つのため、偈文は心の中で唱えます。 2.その後、衣を脱ぎ用を足しに行きます。 3.扉の前で弾指をし清めてから入ります。…

  • 【三時業】因果応報!!未来の自分は幸せですか?

    皆様いきなりですけど、人間関係、仕事上手くいっておりますでしょうか?? 「仕事をサボりやがって!!」 「私はこんなにも人のために尽くしてるのに!!」 「なんであの人は悪い子としているのに!」 などなど、人によっていろいろな悩み、怒り等湧いてくる瞬間はたくさんあるかと思います ただ、そこでイライラしてしまうとなるとまだまだ仏道修行が足りていないということになります、 仏教の三毒 貪瞋癡の怒りと無知による愚かさですね さて勉強してまいりましょう!! 曹洞宗で読まれる【修証義】というお教本の中に「三時の業」について説かれております。 三時の業 善悪の報に三時あり、一者順現報受、二者順次生受、三者順後…

  • 【忍辱】我慢するのではない!!ストレスを和らげる修行法

    お釈迦様が弟子たちに説かれた修行の1つに「六波羅蜜」があります 六波羅蜜(ろくはらみつ) 六波羅蜜とは6つの波羅蜜という意味です。 波羅蜜とはサンスクリット語のパーラミターの音写語です。 適切な訳語がないのでそのまま音写されたのですが、あえて意訳すれば 「悟りの岸にいたる道」と訳せます。 「仏の悟りの世界に入るために必要な、大切な6つの修行法ということです。」 その6つとは 「布施」「持戒」「忍辱」「禅定」「精進」「智慧」 そのうちの「忍辱」についてお話したいと思います。 【忍辱】(にんにく) 「忍辱」とは忍耐とも言えるのですが いろいろなことに耐え忍んでいくという意味です。 修行中での出来事…

  • 地域の結びつきを育む地蔵盆

    お地蔵様ってなに? 特徴 なぜ親しまれているのか 地蔵盆の由来 地蔵盆の特徴 子どもが主役 地域のお祭り お地蔵さまへの感謝 地蔵盆でやること お地蔵様へ感謝の法要を行う お地蔵さまを飾る お菓子をお供えする 屋台を楽しむ まとめ 地蔵盆は、子どもたちの健やかな成長を願い、地域のお地蔵さまを大切にする行事です。 主に毎年8月23日や24日頃に行われます。 お地蔵様ってなに? 正式には「地蔵菩薩」とよばれる仏様になります。 皆さんは親しみを込めて「お地蔵さん」と読んでくれますね、これは他の仏様よりも身近な存在であるからなのではないかなと思います。 特徴 一般的に、丸い頭をしており、子供のような優…

  • 【慚愧】比叡山延暦寺:道元禅師出家の地で学ぶ

    お盆の時期か来る前に時間があったため、道元禅師が出家した際に訪れた 「比叡山 延暦寺」へ足を運んでまいりました!! 実は初めです!(修行中に行ったかな??💭💭💭) さてその際に道元禅師についての看板があったので読んでみると、最後の文に 「慚愧」 とあり、私自身まだまだ勉強不足な部分があった為調べてきましたので皆様にも共有したいと思います。 慚愧(ざんぎ) 自分の行った罪や言動を深く反省し、恥じる気持ちを表します。 慚(ざん) 自分自身や仏の教え、理想といった内的な基準から見て、自分の行いが不十分であると深く反省する気持ち。 愧(ぎ) 世間一般の常識や法律といった外的な基準から見て、自分の行いが…

  • 供養とは?「感謝」と「成長」の心を養う行為

    「供養してください」 「供養しましょう」 などよく言ったりしますけど、供養ってなんなの?って話なんですけど 供養というと 「故人様の冥福を祈る」みたいなことが一般的に言われてますが、深く考えたことはあまりないかと思われます。 「供養」という字ですが 「供えて養う」と書きます 仏様やご先祖様に供物を捧げ、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、自分自身の心を育てていくための大切な行為です。 供養の意味 供養の「供」には「捧げる」という意味があり、主に以下のような供物を捧げます。 水: 仏様やご先祖様に清らかな心を象徴する供物です。 ご飯: 感謝の気持ちを込めて、日々の糧であるご飯をお供えします。 お花:…

  • 【三世心不可得】徳山宣鑑と老婆の質問:そこに心はあるんか?

    唐代の禅僧、徳山宣鑑(とくざんせんがん)(780-865)と金剛経に関する有名な逸話があります。 徳山は金剛経の研究で知られており、その奥深い教えを多くの人に説いていました。 あるとき、徳山は南方へ向かう旅の途中、老婆が営む茶屋に立ち寄りました。 そこで腹ごしらえをしようとすると、老婆がこんな質問を投げかけます。 「背中の荷物は何ですか?」 「『金剛経』というお経本だよ」 「『金剛経』を読んでわからないことがあるのですが。質問に答えられたら、餅をタダであげましょう。でも、答えられなかったら売りませんよ。」 徳山は金剛経を熟知しているので自身満々に質問を受けたのである。 『金剛経』に云く、『過去…

  • 【雨奇晴好】麻倉もも薬師寺オーケストラ公演を振り返って

    世界遺産・薬師寺東塔落慶記念奉納「麻倉もも SYMPHONIC CONCERT in薬師寺」 #麻倉もも初の世界遺産・薬師寺オーケストラ公演いよいよ6月15日開催!来場者全員に“麻倉もも×薬師寺”特製クリアファイルをプレゼント!▼詳細はこちら本人メッセージもご覧いただけるので是非チェックしてみてください✨https://t.co/mnszStVj3B pic.twitter.com/Z67ehGoqU0 — 麻倉もも Momo Asakura artist official (@Asakura_Staff) 2024年6月4日 6月15日 奈良の薬師寺にて麻倉ももさんの野外コンサートに参加して…

  • コロナがくれた無味というギフト

    味覚消失 数週間前、私は突如として味覚を失った。 コロナウィルス陽性による後遺症だった。 大好きな料理の味も、家族と囲む食卓の楽しさも、すべて白紙となった。 どんなに丁寧に作っても、何を食べても、ただ虚しいだけ。 それでもなぜか、私はいつも通り料理を作り続けた。 味覚がないのに、なぜ? ある日、ふとあることに気付いた。 味覚がなくても、料理には「見た目」がある。 丁寧に盛り付けられた料理は、食欲をそそる。 食材本来の色や形、そして香りは、五感に訴えかける。 味覚障害が治った瞬間、私は言葉にならない感動に包まれた。 改めて、毎日の食事がいかに恵まれたものであるかを痛感した。 味覚を取り戻した今、…

  • 【喫茶喫飯】時間を大切に: スマホとのバランス

    急ですが、皆様スマホ大事ですよね? 出かけるときにはスマホがなくては不安で仕方ないですよね? 食事中もスマホの情報が気になっちゃいますよね? それだけ今の世の中はスマホがなくてはいけないほど重要なツールとなっております。 便利な反面、スマホというのは私たちの貴重な時間を奪っているということにも気づいてほしいです。 喫茶喫飯(きっさきっぱん) 訳すと 「茶に逢うては茶を喫し、飯に逢うては飯を喫す」 という意味になります この禅語は、曹洞宗の両本山と言われる福井の永平寺と並び、横浜の鶴見にある大本山總持寺の御開山様 瑩山禅師のお言葉になります。 茶を飲むときはただ茶を飲むことだけに心を集中し、ご飯…

  • 【主人公】自分の流儀を崩さない

    最近読んでいる本でとても共感できる内容があったのでぜひ皆様にも共有したいと思い、記事を書かせていただきます。 枡野俊明 『放っておく力』 仕事も人間関係もうまくいく放っておく力―――もっと「ドライ」でいい、99の理由 (知的生きかた文庫) 作者:枡野 俊明 三笠書房 Amazon この方の本はとても読みやすく、僧侶の私にとってもとても勉強になる話がたくさんあり、生活していくうえでの在り方などを学ばさせて頂いております。 また、1つ1つの話も短いためちょっと読みたいな、トイレの時間にちょっとだけ、友達を待つときにちょっとだけという読み方もできとても重宝しております。 まだまだ全ては読み切れていな…

  • 修行と共に歩む - 大衆一如の精神で修行を経験する

    法事の後お話していると修行ってどんなことしてるのですか?と聞かれることが度々あります。 友達からも 「修行おつかれさまー!!修行ってなにするの? やっぱり滝行?断食とか?」 ちなみに永平寺での修行では滝行も断食もございません!! 朝起きたら 坐禅!! そして朝のお勤め(朝課) 朝ゴハン(お粥) 掃除 昼のお勤め 昼ご飯 掃除 晩のお勤め 坐禅 お風呂 就寝(9時頃) ※お昼にも坐禅をする日もございます。 永平寺での修行は毎日同じことのくり返しです それも1日だけやって達成感が出るようなものでもございません 例えば、滝行や断食をダイエットや勉強で例えるとすると ダイエット→朝から夜まで筋トレ 勉…

  • 【一期一会】2度とない出会いを大切に!

    一期一会(いちごいちえ) 「一期一会」という言葉皆様よく聞くと思いますが実はこの言葉、仏教の教えに基づいた禅語の一つです。 二度とない出会い、一瞬一瞬を大切に生きることの重要性を説いています。 仏教では、すべてのものは縁によって生じ、常に変化し続けていると考えられています。 出会いは偶然ではなく、縁によって結ばれたものです。 たとえ一瞬であっても、出会いは私たちに成長の機会を与えてくれます。 相手との関わりを通して、新しい視点や考え方に触れ、自分自身をより深く理解することができます。 仏教では、全てのものは縁によって生じ、常に変 化し続けていると考えられています。 仏教徒にとって 、修行者同士…

  • ドヤコンガ=水瀬いのり!?耐え忍ぶことの大切さ-水瀬いのりを支える想い-

    ことの始まりはこのツイートから始まった 水瀬いのり公式アカウントにて 「水瀬いのりさんの注意喚起が読めないバカ」と投稿された。 当時は、新入社員が早速やらかしたと話題になっていたが、次第に「水瀬いのり本人が裏垢とか間違えて誤爆をしたのでは?」 と様々な憶測が飛び交うようになりました。 後日、公式アカウントより 上記のツイートが投稿され 「乗っ取られた可能性」という内容を投稿し、 「乗っ取られたなら仕方ないと」思う反面、「そんなわけがない!!」と思う方々も多数存在し、公式へ詳しい内容を申し立てる方もいたと言われております。 そんな中「ドヤコンガ」というアカウントが水瀬いのりの裏垢なのでは?と界隈…

  • なぜ花まつりを祝うの?誕生像に隠された深い教え

    4月8日はお釈迦様のお誕生日になります。 以前降誕会の記事を書きましたのでそちらもご覧いただけると幸いです。 ekyoosyomondou.hatenablog.jp さて 今から2500年ほど前にネパールでお釈迦様が産まれました! (本当にお釈迦様は存在したのだなと思うだけでワクワクしませんか?しますよね?ね?!) 花御堂の存在 お釈迦様が生まれた際に天から龍がお釈迦様の誕生を祝い甘露の雨を降らせた伝説がございます。(今で言う産湯みたいなものです) また甘露の雨によって周りには沢山の花が咲き誇りました。 これらの伝説に因んで、降誕会の時期にはお花で飾った花御堂を起き、その中にお釈迦様の誕生像…

  • 【お彼岸】感謝の心を込めて

    「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言ったものですが、やはり3月中旬頃になると暖かくなってくるものですね。 春彼岸 春のお彼岸は「春分の日」を「お中日」として前後3日を合わせた7日間のことをいいます。 この時期になるとお墓参りやお寺では春彼岸法要などが盛んに行われています。 さて、仏教の行持といわれますとやはりお釈迦様やインド、中国で行われていたものが日本へ伝えられてきたものが多くございます。 ですが、このお彼岸に関しては違います。 インドでは行われていないのですね では中国? 中国にもそんな記録はありません!! つまりお彼岸というのは日本独自の仏教行持というわけであります。 ではなぜ日本でお彼岸が生…

  • お施餓鬼の起源:餓鬼道の救済とご先祖様供養

    お施餓鬼とは? お施餓鬼(施食会ともいう)は、仏教の儀式で、餓鬼道にいる苦しい衆生に供養して、成仏を願い、同時に施主自身の功徳を積むことです。 餓鬼に食を施す法要です。 仏教の世界には六道といわれるの六つの世界があります。 「地獄(じごく)」「餓鬼(がき)」「畜生(ちくしょう)」「修羅(しゅら)」「人間(にんげん)」「天上(てんじょう)」 餓鬼というのは常に飢えと乾きに苦しみ、腹は膨れあがり、のどは針のように細く、食物、飲物を手に取ると火に変わってしまうので、決して満たされる事がない場所です。 お施餓鬼会の内容 供養する対象:餓鬼道にいる衆生また三界万霊(ありとあらゆるもの) 目的:餓鬼道の苦…

  • 修行僧になる前に気をつけること5選

    春に向けて新しく修行に行かれる方が多いと思います。 修行に行く人は様々な思いを持っていかれるのではないでしょうか? 「家がお寺だから仕方なく」「親が言うから」「立派な僧侶になるぞ!」 十人十色様々な思いがあるとおもいます。 そして修行に行く前にはいかに遊ぶか!!ってのも考えてたりするのではないでしょうか? ですが、遊びまくっていた場合修行に行ってから最初の期間がとても大変になります。 そこで!! 修行僧になる前にご自宅にてできること5選お伝えいたしたいと思います。 1.お教を覚えろ! 2.偈文を覚えろ! 3.鳴らしものを覚えろ! 4.衣は着れるように! 5.髪の毛を剃る練習をしておくとよい よ…

  • 戒名1文字だけ!?僧侶の在り方を今一度考えさせられます

    最近SNSで「戒名1文字5万円!」についての記事を拝見しましたのでそれについて書こうかなと思います。 勝手に記事にしてもよろしいのかと思いましたが、同じ僧侶への注意喚起も含めて記事にさせていただきたいと思います。 まずはじめにお伝えすることは宗派、お寺によって考え方の違いはあります。また私自身まだ僧侶としての経験が浅いため、おかしな部分があるかもしれません。あらかじめご了承をお願いいたします。 今回の記事ですがデマかホントか、誇張して書いているかは無視します。 詳しい内容が分からない為、実際とは違う可能性もあります。 以下内容を簡単にまとめたもの↓ 「葬儀をお願いした際、お布施がわからず僧侶に…

  • 【威儀即仏法、作法是宗旨】礼儀正しい行動の重要性と効果

    威儀即仏法、作法是宗旨 「威儀即仏法、作法是宗旨」(いいぎそくぶっぽう さほうこれしゅうし) は、道元禅師の言葉です 「日常生活の身なりや立ち居振る舞いは全て仏の道であり、これが曹洞宗の教えである」という意味です。 道元禅師は日々の生活(掃除、食事、読経など)を細かく定めその大切さを説かれました。 私も永平寺にて修行していた際は一つ一つの作法が細かすぎて最初ころは大変苦労した覚えがあります。ですが、今思えばほとんどが当たり前のことで、今までの自分がいかにだらしなかったのかを実感させられました。 この言葉は、礼儀正しい行動や作法が仏法の実践であり、その目的であるという教えを示しています。何気ない…

  • 宮城旅行記:食べ物と仲間との充実した2日間

    急ですが宮城に行ってきました!! 格安航空ピーチのキャンペーンで安くなっておりまして、これは行くしかないでしょ!ということで宮城へ行きました!(令和5年 11/14.15) ということで仙台空港に到着してからは、地元の修行仲間と一緒に行動をしました!! ありがたいことに車を出してくれました 大変感謝です🙏 まずは腹ごしらえ 【伊達の牛たん本舗】 ここは外せないと言われたので、真っ先に行きました!!やはり宮城と言ったら牛タンですよね! その中でも今回注文したのは 「芯たん定食」になります!タンの中でも柔らかい部位を使っているのでプリッとした歯ごたえ、噛むと脂がじゅわっと!大変美味しかったです。 …

  • 指導者に告ぐ!下の人への指導方法を変えよう!親しみを持って引っ張る

    下の人を指導していると、どうしても意見が食い違う、やってくれない、話を聞かない、、、等色々と悩みがあると思います。 私も修行僧を指導していた時は何度もそういう経験がございました。 皆様が下積みをしていた時代と今の時代では受取り方というのがだいぶ変わっており、その時代に応じた指導の仕方をしなくてはいけません。 さて、ではどのように接すればいいのか、どのように指導をすればいいのかをお話したいと思います。 これは私が経験してきた上でのお話です。その場、その人によって捉え方は違いますので「頭の片隅にでも覚えていよ」くらいの気持ちでお読みください。 現代ではスマートフォン、パソコンなどが発達しているため…

  • 新社会人に告ぐ!!経験を積むための上司との円滑なコミュニケーションのコツ

    仕事をしているとどうしても好きになれない上司、先輩にあたる方いたりすると思います。 そういうのがなく仲良くできればいいのですが、やはり人と人ですので意見の食い違いや説教、指導の仕方によって反発が起きてしまいます。 さて、ではどのように接すればいいのか、どのように回避していけばいいのかをお話したいと思います。 これは私が経験してきた上でのお話です。その場、その人によって捉え方は違いますので「頭の片隅にでも覚えていよ」くらいの気持ちでお読みください。 社会人となり新しい職場に入るのはとても不安ですよね、それは当たり前のことです。 なぜなら 「経験したことがないから!」←とても重要なので覚えておいて…

  • 思いやりの力で被災者を支える

    新年明けましておめでとうございます。 当ブログを読んでくださる皆様今年もよろしくお願いします。 さて、新年早々ですが能登半島地震にて死者73名(令和6年1月4日現在)、行方不明多数、地震での建物崩壊、液状化現象等、多くの不安や困難な生活が被災者を苦しめる状況です。 避難所にも想定以上の定員が入り、毛布なども足りていないと聞きました。 心よりお悔やみ申し上げるとともに、また皆様の笑顔が戻り、県の復興をお祈り申し上げます。 また2日には海上保安庁の航空機と日航機が衝突炎上し、海保機の男性5人が死亡した事故も起きています。 詳しいことはここでは書きませんが、どちらにせよ助けたい気持ちが前に出すぎてい…

  • 【百不当】困難から逃げずに立ち向かえ!!

    いまの一当は むかしの百不当のちからなり 百不当の一老なり 今回は「百不当(ひゃくふとう)」という言葉についてお話ししたいと思います。 これは道元禅師様のお言葉です。 「弓で的を当てようとするが一向に当たらない、しかし何度も何度も練習してやっと当てることができた。」 その一当はこれまで一生懸命に練習してきたが当たらなかった百当のちからである。 一老は歳を重ねることではなく、修練を重ねるという意味である。 数打ちゃ当たるではありません!! 努力を重ねたがゆえの結果です。 そこには無駄な努力など1つもありません。 何度も試行錯誤してもうまくいかない状況を指し、多くの方が経験することかもしれません。…

  • 【慧可断臂】達磨大師と慧可の覚悟

    禅の歴史には、悟りを求める修行者たちの深い覚悟と智慧に満ちた物語が数多く存在します。 その中でも、達磨大師と慧可の断臂のエピソードは特に印象的です。 達磨大師の足跡 達磨大師(だるまだいし)は、仏教の禅宗の創始者とされています。 6世紀初頭に中国で活動した僧侶で、インドから中国に渡り、禅の基礎を築きました。 達磨は、修行において坐禅が重要だと教え、身心の修行を通じて悟りを追求することを強調しました。 達磨は、禅の祖師として尊敬され、多くの禅僧たちが彼の教えを受け継ぎました。 道元禅師もその1人です。 達磨大師はお釈迦様から数えて第28代目になります インドから中国(震旦)に渡り、そちらでは初祖…

  • 幸せとは?自分自身ができること変わるべきこと

    私が小学生の頃に流行っていた遊びなのですが、黒ナンバーの車を3台見た時3台目の車に対してピースをするとこの後幸せなことが起きる という遊びをしていました。 小学生らしいかわいい遊びだなと思いますね! さて生活をしていると様々な困難とぶつかります。 辛い、苦しい、さみしい………… 生きていくうえで辛い、苦しい、さみしいという感情が起こるのは当たり前のことですが、これを抱え込みすぎると鬱など精神的な問題を引き起こす可能性があります。 「あいつはいいよな」「何で私だけ……」 時折、他の人が幸せそうに見えることがありますが、他人の幸福と自分の状況を比較することは、自分自身を不幸せにする原因となります。…

  • 【日日是好日】幸せな人生を築く鍵

    日常生活は私たちの幸福感に大きな影響を与えます。しかし、幸せは時に外部の状況や出来事に左右されがちです。 今回は「日日是好日」を通じて、毎日を喜びに満ちたものとし、ポジティブな姿勢を持つ方法について探求してみましょう。 「日日是好日」(にちにちこれこうにち) 「毎日が素晴らしいかけがえのない1日である」という言葉です。 日常生活をポジティブに捉え、感謝の気持ちを持つことの大切さを教えてくれます。 1困難な瞬間にもポジティブな視点を 人生には困難や試練がつきものです。しかし、「日日是好日」の教えを心に刻み、どんな状況にもポジティブな視点を持つことができれば、逆境を克服する力が湧いてきます。 困難…

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