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  • 秘湯を考える・栃木「加仁湯」

    奥鬼怒の温泉「加仁湯」 3月に続いて、栃木県奥鬼怒の「加仁湯」に行ってきました。3月の雪景色から新緑へと衣替えをし、わずか2か月というのに全くの別世界でした。「よーく見てください、新緑と言っても、いろいろな緑色があるでしょう!」とは、加仁湯のご主人のお話。「なるほど」と納得しました。忘れかけていた自然を見つめる原点ですね。普段、温泉の湯の色は詳しく見ているのですが‥‥。 奥鬼怒の山の奥深くにある加仁湯は、標高1110mの夫婦淵駐車場から宿専用のマイクロバスに乗り換えて、未舗装の道をさらに20分程かけて標高1350mまで登りまする。一帯は日光国立公園内です。 宿の敷地内には8か所の泉源があるそう…

  • 温泉を飲む「アオバト」のこと

    滋賀県立琵琶湖博物館でアオバトを見た 岐阜のお隣、湖国の滋賀県。「大きな湖」が織りなす自然には岐阜にない魅力がいっぱい詰まっています。同じ淡水圏であっても琵琶湖には固有種がたくさん存在し、県境を越えただけなのに異国感すら感じます。そんな自然を知ることが楽しく、よく滋賀県立琵琶湖博物館に出かけます。淡水の水族展示も充実しています。 今回、琵琶湖博物館の鳥類の展示を見ていて、オリーブ色の美しい鳥の標本を見つけました。「アオバト」です。私の頭の中では「温泉を飲みにやって来る鳥」としてインプットされていて、今まで実際に見たことがなかったので、例え剥製標本であっても「本物」に出会えたことに感動しました。…

  • 「つるつる」「ヌルヌル」の温泉の正体

    「ヌルヌル」「つるつる」の温泉の正体 温泉の場合もそうですが、ただ単に液体を見ただけでは「ヌルヌル」とか「つるつる」かどうかを判断することはできません。匂いを嗅いでもわかりません。「ヌルヌル」と感じるのは、液体と皮膚とが触れあって初めて感じるもので、爪でもいけません。また、液体の中に指一本を突っ込んで触れただけでは、ヌルヌルかどうかはほとんど判断できません。 私たちはヌルヌルかどうかを判断する時は、知らず知らずに液体の中で指と指をこすり合わせたり、温泉の中で皮膚を掌(てのひら)でなでるように接触させています。すなわち、皮膚と皮膚の間に液体が挟まる(満たされる)ようにして動かした時だけなのです。…

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