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  • 「石の華」?栃木県の「大谷石」のこと

    栃木県の石材「大谷石」 奥鬼怒の温泉に向かう途中、「大谷」なる地名を目にしました(残念ながら「おおたに」ではなく「おおや」です)。「ここがあの大谷石(おおやいし)の産地か」と思い感慨にふけっていると、次に「大谷資料館」なる看板を見つけました。地質の学芸員をしていた者として「行かない」という選択肢はありません。 大谷資料館の入り口 大谷石は、宇都宮市大谷町周辺で採取される石材名で、多孔質の緑色凝灰岩(グリーンタフ)のことです。今からおよそ1500万年ぐらい前の火山活動で噴出した火山灰などが海底に堆積してできた岩石で、山陰から北関東、東北、北海道に広く分布しています。 大谷石の石切り場の跡 中でも…

  • とうとう「川俣温泉間欠泉」も止まった!

    川俣温泉間欠泉 栃木県の鬼怒川温泉や川治温泉を越えてさらに鬼怒川(川の名前)を上流方向に向かうと、山深い川沿いに突如として大きな鉄筋コンクリートの旅館の建物群が現れます。川俣温泉です。 栃木県奥鬼怒の川俣温泉 鬼怒川にかかる橋の下には「川俣温泉間欠泉」があり、観覧するための立派な展望台もつくられています。この間欠泉は人工掘削によって得られたもので、往時は約1時間間隔で天に向かって高く噴出していました。これが人工掘削でなく天然湧出であったら間違いなく国の天然記念物に指定されていたと思われます。 往時の川俣温泉間欠泉のようす(半田実氏提供) 川俣温泉間欠泉展望台 わが国の主な間欠泉の状況 下の表は…

  • 公務員「舞妓」デビュー「下呂温泉」

    下呂温泉で「舞妓」と「芸妓」がデビュー 先週の朝日新聞岐阜版に、下呂温泉で舞妓と芸妓(げいぎ)として2人がデビューしたという記事がありました。18歳と51歳だそうです。 下呂市が募集したところ、このお2人が応募されたということで、身分は「下呂市会計年度任用職員」、すなわち公務員です。 朝日新聞岐阜版記事(2月19日付朝刊)より 新聞記事によると、今から50年ぐらい前には下呂温泉に150人ほどいた芸妓さんが、現在は今回の彼女ら以外に何と「2人」だけということです。 温泉博物館の開館準備をしていた20数年前でも、宴会の度に十人以上はお座敷にいらっしゃったような記憶があります。言い方は悪いですが、今…

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