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  • 架空の痛み

    1年前、脇腹の皮膚がひどく腫れたことがあった。そして今、今度は肩甲骨のあたりで腫れてしまった。どうしてその場所に炎症が起きたのか。『ウソみたいな話』脇腹は、1年前に書いてた小説の中で、あるキャラが怪我をしていた場所。肩甲骨は、今書きかけている小説で、別のあるキャラが怪我をしている場所。痛みとの対話の中で知るのは、「かまってほしいから症状を出す」とか「愛されたい」というのがテンプレートだということ。わたしの場合、自分の身体だけじゃ飽き足らず、それを空想や小説の中でも繰り返す。キャラに怪我をさせて、それを癒すルートを幾度も辿りたいのだ。だから、単に「執筆に没頭していて、症状が出るまで疲れに気づかないんだ」というペラペラの視点だけで止めるものではない。さらに、痛みを小説の中で独り静かに解消し続けてきたゆえに、「...架空の痛み

  • 【ヒモトレその4】裁縫

    ヒモトレ。5日目。《袴ズボン》の作り方を、調べまくった。「やってる人いんじゃん!」「ほら、やっぱ、同じこと思ってる人いんじゃん!!」「写真UPしてくれてて、ホント有り難し!!!」作り方は、ちゃんとした本じゃなくていい。なんとなく分かれば、いい。(むしろ、本だと、シロウトには難しい専門用語や高度な縫い方が書かれていることがあって、萎える。だから、「ここを、こうする」ってアバウトに教えてもらえた方が、自分でどうにでもできる。ただし、基本が重要……。)わたしは、過去に「ふんどしパンツ」やら「ヒモブラ」を作った経験がある。最初は下手クソでも、数やるうちに上手くなるもんだ。そして、自分用に改良していくものなんだ。ただ、ミシンが壊れちまったので、手縫いだ。それもイイね。手縫いは、時間がかかるが、確かな手応えがあるって...【ヒモトレその4】裁縫

  • 【ヒモトレその3】バランス

    ヒモトレ。3日目。タスキ掛けは、とにかく『上半身のバランス』がイイ。普段から意識する鎖骨と肩甲骨の『骨の位置』はもちろん。そこに繋がる筋肉のバランスがイイのがわかる。どこも無理していない感じ。骨が重さを適切に支えている感じ。わたしは、書き仕事をすることが多いので、肩が内側で固定されないようなストレッチを意識している。けれども、肩の位置について『心配』が行き過ぎてしまうと、かえってやや後ろ気味に肩を配置してしまう癖がある。それが、タスキ掛けで、不思議なくらいに整う。特に首が楽。面白いのは、ヒモを外したときだ。ヒモを外しても、ヒモを結んだ状態をイメージすると、体感が変わる。さらに、ヒモを結んでいるときにも、身体に結んだヒモをしっかり意識してイメージすると、より実感がわいた。特に、タスキ掛けした背後の感覚に神経...【ヒモトレその3】バランス

  • 【ヒモトレその2】メッセージ

    『できないことをしようとするから苦しいんだ』百合は、薔薇にはなれない。百合は、百合らしく咲けばいい。*以下、サンダー・ウルフの個人的な記録ヒモトレ。1日目。ちょっとタスキ掛けした日の夜。なかなかいい眠りができた。最近また少し緊張気味だった身体が、ゆったりと休めるような睡眠だった。ヒモトレ。2日目。タスキ掛けと腰ヒモ。なんとなく、身体が空(カラ)になった感じ。だけど、なんだか、風向きが怪しくて……。過去に向かって風が吹いていて……。せっかくの空(カラ)に、『過去』が入ってきてしまって、つい『古いやり方をなぞる自分』ばかり。詳しく言えば『退行してしまう意識』かな。このまま「ありもしない自分探し」をしてしまいそうな雰囲気。「ここに居る自分」を探しに、どこか遠くへ行ってしまいそうな感じ。空(カラ)を何かで埋めたい...【ヒモトレその2】メッセージ

  • 【ヒモトレその1】気づいたらやるべし

    数年前に、知った。ヒモトレ。古武術研究家の甲野先生の講座で、他の参加者がヒモトレを体験するのを見ていた。けれども、それから、自分で調べたり、実践したりすることは、なかった。わたしは、夏には甚平を愛用している。だからこそ、現代の生活における洋服の機能性や利便性を受け入れる気持ちもある。けれど、たすき掛けの、心地よさよ。洋服じゃ、できない。一人暮らしのとき、部屋着は浴衣だった。え、うん、もちろん、ナルシストな感じは否定しない。でも、それだけじゃなかった。俺は『腰で紐を結びたかった』んだよ。洋服じゃ、できない。何言ってんだよって、自分でも思うよ。だけど、俺は腰で紐を結ぶと、すげぇ落ち着くんだよ。「腰に刀を差したい」っていう意味わかんない欲求も、半分くらい満たされるんだ。タイパンツを、腰で紐を結べるようにリメイク...【ヒモトレその1】気づいたらやるべし

  • メッセージ⑦

    「イイネとか、コメントとか、何もしないけど、読んでる。」私自身がそういうタイプだった。だから、この文章を読んでくれる読者にも、同じように思う。イイネとか、コメントとか、いらないから、ただこの言葉があなたに届けばいい、と思っているよ。けれど、もしも、いつか。その胸が、あなたの心が、溢れそうになった時には、教えてほしいな。ひとことでいい。今の感想を。『募る思いを打ち明けた』コイスルオトメ/いきものがかりメッセージ⑦

  • 左手からの手紙

    わたくし、サンダー・ウルフは、長く自傷行為をしていました。その理由のひとつは、「見えない心の傷を、身体の傷として表し、『手当て』を現実的・具体的にしたかった」のです。けれど、その傷跡は、今もハッキリと残り、消えることはない。そんな左腕の『声』が、あるとき聴こえてきたのです。以下に記すのは、当時のピチピチの文章だ。ーー【左腕】「切断してしまいたいな」と思ったことがある。思っただけだ。でも、その時、わたしは、「精神的に切断してしまった」のだ。いつも、自分の視界に入らないように。いつも、誰かの視界に入らないように。毎日、風呂で諦めて。毎日、着替えで諦めて。でも、悲しくならないように、「しょうがなかったよね」と、なけなしの気休めを集めて、自分を慰めた。こんなに消えないものだと知っていたら、やらなかっただろうか……...左手からの手紙

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シャーマンの呼吸
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