午前十時の映画祭で「ベルリン・天使の詩」を見ました。映画サイトで「映像詩」と書かれていましたが、本当にそうだなと思いました。とても素敵な映画でした。ベルリンの街には、人間には見えませんが沢山の天使たちがいます。彼ら、彼女らは、人間の心の声を聞き取ることができます。人間の心の声は、人生に対する不安や心配、寂しさなど、悩みに溢れています。天使たちは、そんな人間たちに寄り添い、励まし、応援します。その思いは人間には届きませんが。そんな中、サーカスの空中ブランコ乗りの女性に恋した男性の天使がいました。彼は彼女を求めて、天上から地上に降りること、すなわち死んで人間になることを決意します。人間になった彼が…