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元投資銀行マンの投資日記 https://enjoyinvestmentlife.blog/

大手投資銀行に20年以上勤務。IPO/PO、M&Aの助言業務をIBバンカーとして経験 その知見を活かしてテクニカル・ファンダと投資銀行の知見を融合した独自の投資戦略、企業によるIPO/POの事例について配信

40代、二児の父親、最近は日本株投資にハマっており、毎日一喜一憂。日々精神力と胆力を鍛えられております 趣味はスポーツ観戦:野球(ベイスターズ推し)、Mリーグ(U-NEXTパイレーツ推し)、Bリーグ(茨城ロボッツ推し)

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2023/08/19

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  • アイシン(7259):トヨタグループによる政策保有株の売出し

    2023年12月のデンソー(6902)の売出し、2024年6月のエクセディの売出しに続くトヨタグループによる保合解消を目的とした売出し事案デンソー(6902):トヨタグループの持ち合い解消目的の売出し➕自社株買いを公表エクセディ(7278):アイシングループが保有株を売出し(PO)及び自己株取得(ToSTNeT3)にて全量売却また、デンソーは、2024年3月に豊田自動織機株式(発行済の9.1%を保有)を、最大2年半かけて市場売却する予定であ

  • インフロニア・ホールディングス(5076):発行登録に基づき社債型種類株式の公募(PO)を実施

    昨年の通信のソフトバンク(9434)による社債型種類株の公募1,200億円に続く案件商品設計は同じで原則5年で繰上償還されるハイブリッド社債と同じ商品性ソフトバンクの種類株の格付けはA(JCR)でインフロニアよりも1ノッチ上仮条件レンジは2.5-3.0%に設定され、2.5%で条件決定された足元の種類株式の株価より算出される優先配当利回りは2.6%6/25の出来高は12,000株(約4,700万円)。上場されており売買可能とはいえ

  • 三井物産(8031):政策保有株式の売却を目的とした海外売出し

    取引金融機関からの売却要請を受けて、海外売出しを実施する本件は、目論見書を作成しておらず、基本的にはオーバーナイトでプライシングする売出し形態(ABB:Accelerated Book Building)ブロック・トレードと同等の効果=短期間にまとまった株数を売却したい場合に採用する方法なお当社は、本年5月より9月20日迄、2,000億円を上限に自己株式の取得を実施中。6月24日迄に767億円を取得済7月以降、残りの自己株式の取得を

  • タイミー(215A):グローバルIPOの概要

    業績とバリュエーション今24年10月期の売上高は275億円(前年比70.7%増)、営業利益は40億円(同109%増)規模拡大につれてマージンが高くなり、高い利益成長を実現できている今期の純利益(22億円)に基づく予想PERのレンジはx52〜x60仮にIPOディスカウントを20%とした場合、上場後の想定PERはx65-x75あたりを想定していることになる既存の人材派遣関連銘柄(パーソル、リクルートなど)のPERのレンジはx20

  • 大倉工業(4221):取引金融機関との持ち合い解消を目的に売出し(PO)を実施

    売出しと同時に自己株式の取得を実施する。自己株式取得の上限株数は120万株としているが、現状の株価水準(2,775円)で取得可能な自己株式数は約90万株118万株の売出しを実施することで流動性の改善・株主層の拡大を図りつつ、アフターマーケットで90万株の自己株式を取得することで受給悪化を緩和する。25億円は当社の今24年12月期の予想当期純利益43億円の58%に相当することから、大規模な株主還元ともいえる売出し+自己株式の取得を実施する背景の考察

  • カゴメ(2811):発行登録に基づき自己株式の募集(PO)を実施。M&A資金に充当

    Ingomar社の連結子会社化、自己株式の募集(PO)に至るまでの経緯当社は、2024/1/26に米Ingomar社の買収を公表。その際に、250億円の株式の発行登録を行い、M&A資金の一部は増資資金で充当する旨を事前に開示していた元々20%を保有する持分法適用関連会社だったが、70%まで保有比率を引き上げ連結子会社化追加出資に伴い、約360億円の借入を実施(ブリッジローン)ブリッジローンのパーマネント化のために、自己株式を活用

  • ニッコンホールディングス(9072):目論見書を活用しない売出し(PO)

    株主からの政策保有株の売却要請を受けての売出し。売出し実施後に自己株式の取得を予定。また、9月末を基準に1:3の株式分割の実施を公表した今回の売出しの最大の特徴は、目論見書を使用しない売出しである点だ目論見書なし売出しの特徴、通常のPO、リテール向けブロック・オファーとの相違点通常の売出し(PO)と異なる点は以下の通りオーバーアロットメントによる売出しがない申込期間を設定しない(通常は条件決定日の翌日から2日間、申込期間を設

  • さくらインターネット(3778):国内外の機関投資家向けに公募増資を実施(発行登録を活用)

    当社は、2024/4/26の本決算発表時に発行登録(200億円の株式募集)を提出していたため、増資自体はすでに開示していた今回の最大の特徴は、国内募集であるにもかかわらず、機関投資家のみを対象としていることだ一般的に国内機関投資家の需要は限定的だ(POで100億円以上の販売は相応のハードルあり)。本日、改めて臨時報告書(海外募集の開始)を提出していることから、大半は海外機関投資家への販売になりそうだ通常、機関投資家をターゲットとする場合、海

  • トリドールホールディングス(3397):ユーロ円CBにて220億円を調達。M&A資金等に充当

    今回のCB220億円の発行に伴う潜在株は、発行済対比で5.8%、出来高の12日分に相当する最近の日本企業によるCB発行事例では潜在株比率は1割を超えるものが多い。従って、相対的には時価総額対比では控えめな発行金額といえるユーロ円CBを発行する背景:海外展開(更なる投資)を見据え調達の多様化、余力を確保今回のCBの主要な資金使途は2023年に買収した英Fulham社の買収に伴い調達したブリッジローンの返済資金(約160億円)買収資

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