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元投資銀行マンの投資日記 https://enjoyinvestmentlife.blog/

大手投資銀行に20年以上勤務。IPO/PO、M&Aの助言業務をIBバンカーとして経験 その知見を活かしてテクニカル・ファンダと投資銀行の知見を融合した独自の投資戦略、企業によるIPO/POの事例について配信

40代、二児の父親、最近は日本株投資にハマっており、毎日一喜一憂。日々精神力と胆力を鍛えられております 趣味はスポーツ観戦:野球(ベイスターズ推し)、Mリーグ(U-NEXTパイレーツ推し)、Bリーグ(茨城ロボッツ推し)

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2023/08/19

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  • レゾナック・ホールディングス(4004):1,000億円のユーロ円CBを発行(2020年に日立化成買収→財務体質の強化が課題であった)

    年限4年7ヶ月は珍しい(通常は5年)が、当社の決算期は12月。満期を2028年12月期末に合わせたかったと推察される希薄化率は1割程度だが、実際の希薄化は、余程の株価上昇がない限り、4年後に発生する。短期的にはゼロクーポンによる低利調達のメリットを享受できる一方、当社のバランスシートは、日立化成買収以降脆弱だ(後述)。従って、最終的には1,000億円の資本増強を実現したい意図のある商品設計といえるCBを実施する背景2020年に日立

  • エフ・コード(9211):積極的にM&Aを進めてきたなかで公募売出しを実施

    当社は2021年12月に東証グロースにIPO、2023年1月に公募増資(PO)を実施しており、今回のPOは約1年ぶりのPOとなる株価は今年に入って2倍を超える上昇率。業績もM&Aを積極的に活用することで急成長している。現状の流動性、成長率に鑑みると希薄化率14%、対発行済の19%のPOに過大感はないただし、足元、米長期金利が再度上昇するなか、グロース銘柄の株価ボラティリティが高まっており、市場が不安定化してる点には留意が必要だ(POは短期的

  • TWOSTONE&Sons(7352):高い流動性を活用して海外募集により成長資金を確保

    当社にとっては2020年7月にIPOして以降、初のエクイティ・ファイナンスとなるIPO時(2020年8月期)の自己資本比率は44%だったが、直近(2024年2月期)は19%に低下していた積極的にM&Aを実施した結果、直近ののれんは10億円に増加のれんが株主資本8.8億円(総資産は46億円)を上回っており、財務リスクが高くなりつつあった今回増資により15億円程度の資本増強が実現できるため、財務基盤は強固になり、今後のM&amp

  • ローム(6963):東芝買収資金のパーマネント化のため、希薄化抑制型のユーロ円CB2,000億円を発行

    当社は、2019年に400億円のCBを発行(全額自己株取得に充当するリキャップCB)している。今回は5年ぶりのCB起債となる既発行CBの現状の転換価額は3,369.1円(現在の株価よりも38%高い水準)満期は2024年12月の予定であり、現状の株価では転換されない見通しかかる状況下、当社は事前に当該CBについて、株価が転換価額を上回っても、額面現金決済条項を発動する旨公表しているつまり、既発CBに関しては実質希薄化の可能性は限りなく小さ

  • OBARA GROUP(6877):4年ぶり、3回目のリキャップCBにより75億円の自己株式を取得

    当社にとっては3度目のリキャップCB。リキャップCBの常連だ2015年に70億円の2020年満期のCBを発行(内50億円は自己株取得)2020年に60億円の2025年満期のCBを発行(全額自己株取得)2024年に75億円の2028年満期CB発行(同上)前回のCB60億円は、既に55億円転換されている。残存する5億円に関しても繰上償還(クリーンアップコール)を通知したため、転換が促進される予定リキャップCBといいつつも、結局全

  • ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984):不動産開発のために公募増資を実施

    2022年6月にIPO(スタンダード上場)。その際に15億円程度の増資を実施しているが、今回は上場後初のPOとなる公募増資の公表日にあわせて今期業績予想を修正(売上は下方修正だが利益は上方修正)している業績修正後、希薄化考慮後の今期予想PERはx7.3(増資前はx6.1)類似の不動産デベロッパー対比でディスカウント評価されている?ディスカウント要因は、1️⃣事業規模が小さいこと2️⃣株式の流動性が低いこと3️⃣財務レバレッジが高いことなどがあげ

  • インフロニアHD(5076):日本風力開発の買収を目的にユーロ円CB600億円を発行

    本CBは、JCRよりESG認証を取得しており、グリーンCBとして起債している(グリーンCBは、過去に住友林業の事例あり)当社は、昨年12月にベインキャピタルより日本風力開発の全株式を取得。これに伴い2,184億円の借入を実施していた。今回のCBは、日本風力開発の買収資金の一部に充当する予定今回のCBは、以下の背景により、サプライズとなった可能性がある(翌日の株価は9.3%下落)当該M&A公表後、当社の株価は下落したが、今年の2月に買収資

  • ispace(9348):海外募集により追加資金調達を実施

    このタイミングで海外募集を選択した背景の考察先行投資で赤字を計上するため、資本増強はマストな状況だった(遅くとも来期には資本増強が必要な状況)当社は、昨年4月にグローバルIPOを実施(公開価格:254円)IPO時に調達した64億円については、ミッション2の打上げ費用に充当しているが、今回の公募資金はミッション3に関連するものだミッション2の打上げは最速で2024年冬を予定している。ミッション3は、2026年の打上げ予定。夢のあるプロ

  • 投資日記:3/8(銀行株の裏側でREITが下げすぎているが、ホテルREITは買い?)

    日経225は、MSQをピークに調整局面を迎えそうな雰囲気。再来週の日銀会合までは積極的に手かげにくく、弱含みそうだ引き続き(マイナス金利解除観測で)金融株が堅調。特に地銀株が軒並み新高値をつけた建設株、鉄鋼株などのバリュー株も底堅い。一方、海運・自動車・鉄道株が弱い本日の半導体関連銘柄の新高値:トクヤマ(4043)、日本酸素(4091)、日本ピラ(6490)、テラプローブ(6627)金曜日の米株は、半導体株が軒並

  • 投資日記:3/7(日米金融政策の方向性の相違で、円高・米株優位の展開になる?)

    前日の米株高を受けて、朝イチは高値を更新する銘柄が相次いだが、10時過ぎに円高とともに急落翌日のオプションのメジャーSQに絡み、指数寄与度の高いハイテク株の下げが目立った(TEL、アドバンテスト、SCREENなど)昨日売却したSBG、キヤノンはプラスの寄与度上位に入っている(ある意味物凄い選球眼だ)また、日銀によるマイナス金利解除観測?の影響で、円高・銀行株高がすすんだ。円高の影響で自動車などの輸出関連銘柄の下げが目立つ

  • 投資日記:3/5(年初からアンリツの株価がSantec対比で冴えない)

    前場はマイナスだったが、後場切り返してプラスを維持して8連勝となった大林組の配当政策(DOEを3%から5%程度に引き上げ)の変更を交換して、建設セクターが大きく変われた(PBRx1割れの改善期待)加えて銀行・商社・鉄鋼などのバリュー株、半導体関連が強かった。一方、海運・不動産が弱かった(循環物色?)本日の半導体関連の新高値銘柄:日本酸素(4091)、ディスコ(6146)、荏原(6361)、日本ピラー(6490)、東京精密

  • 投資日記:3/4(トライアルHDの仮条件、上方へシフト。人気かする?)

    先週末の米国半導体株高の影響でプラスを維持できているが、本日の日本株は若干マイナスで終えた本日は海運・空運・電力、内需関連は総じて安い。主力の半導体関連株が相変わらず強い構図本日の半導体関連銘柄の新高値:TELデバイス(2760)、SUMCO(3436)、信越(4063)、日本酸素(4091)、東京応化(4186)、住友ベーク(4203)、扶桑化学(4368)、トリケミカル(4369)、ADEKA(4401)、太陽HD(4626

  • 三洋貿易(3176):複数金融機関による政策保有株式の売出しを実施

    開示資料によれば、複数の金融機関からの売却要請を受けて売出しを実施したとのこと今回の売出株式数は、出来高の60日分だ。一般的に売出しを実施する場合、需給インパクトの観点から出来高の60日分を上限の目安とすることがある。本件も、需給インパクトを考慮し売出株式数を決定したうえで、各金融機関の売却可能株式数を割り振ったと推察される当社は2023年11月の本決算発表時に新中計を公表している。今回の売出しを通じて、新中計の成長戦略を新たな投資家層に浸透させる

  • 投資日記:3/1(荏原 VS 堀場 VS キヤノン。半導体ノンピュアプレイヤーのパフォーマンスを比較)

    米PCEを無難に通過したことを契機に再びリスクオン相場?に転換。特に半導体関連株が強い状況が継続しているスカイマーク以外は全て含み益に転じているが、今の所損切るつもりはないが、2月の月次を確認して再考したい本日の半導体関連の新高値銘柄:TELデバイス(2760)、信越(4063)、東京応化(4186)、住友ベーク(4203)、トリケミカル(4369)、扶桑化学(4368)、MARUWA(5344)、ディスコ(6146)、野村マイ

  • SBIインシュアランスグループ(7326):東証グロースの流通株比率25%達成のために親会社が株式を売出し

    現状の当社の四季報ベースでの浮動株は7%となっている。そこに発行済の9.3%相当の株式が新たに流通することになる。短期的には需給への影響が大きくなりそうだ流通株比率向上のための売出しの実施を示唆していた当社は、2023年6月に公表した「上場維持基準の適合に向けた進捗状況」において、現状の流通株比率が19.6%であること、当該比率を2025年3月末までにクリアする計画を公表していたその際に、以下の通り親会社の協力で売出しを実施することも選

  • NXHD(9147):複数株主が政策保有株を売出し

    みずほ銀行、損保ジャパンを除く売出人は全量売却を予定しているものと思われる通常売出人はロックアップの対象となるが、全量売却の場合は(残株がなくなるため)ロックアップの対象外となるため売出しと同時に自己株式の取得を公表している。売出しと同時に自己株式を取得する場合は、売出しに伴う需給悪化を緩和するために、受渡日の翌日からスタートすることが多い本件は、売出しの受渡日(3/18の予定)から1ヶ月程度期間が空いての自己株式取得開始となる点には留意が

  • 投資日記:2/29(半導体後工程関連銘柄の年初来パフォーマンスを比較してみた)

    TOPIX:+0.03%、MYPF:+0.7%(米株はマイナスだったが、半導体の中小型株が堅調だったお陰でプラスを確保)本日の日本株は、今晩の米PCE統計を控え、ヨコヨコの展開となった。海運・銀行・半導体関連の一部が堅調だった一方、鉄鋼・電力株が安かった。セクター間での循環物色が続いている印象だ本日の半導体関連の新高値銘柄:TELデバイス(2760)、トリケミカル(4369)、MARUWA(5344)、ディスコ(6146)、野村

  • イビデン(4062):発行差益を享受可能な700億円のユーロ円CBを発行し、ICパッケージ基盤への設備投資に充当

    商品設計の特徴:希薄化抑制と促進、相反する付帯条項が付いたCB今回のCBは7年債だが、当初5年間は極力希薄化しない設計5年目以降は、株価が上昇していれば、転換を促進(130%ソフトコール条項)させる条項が付加されているまた、満期前には希薄化抑制効果のある額面現金決済条項が付加されているこのように希薄化促進効果と抑制効果の両方を一つのCBに組み入れた事例は極めて稀だ(何がしたいのか分かりにくいため)同じようなCBをSC

  • 投資日記:2/28:ライツオファリング中のJIAが冴えないが、そろそろ底打ち?

    TOPIX:-0.13% MYPF:+0.3% (グロース銘柄が堅調だったため、前日比プラスを維持できた)本日は日経平均の値幅は小さくヨコヨコの展開。業種内での循環物色、銘柄選別が進んでいる印象だ本日の半導体関連の新高値銘柄:住友ベーク(4203)、トリケミカル(4369)、デクセリ(4980)、野村マイクロ(6254)、TOWA(6315)、荏原(6361)、オルガノ(6368)、富士電機(6504)、バルカー(7995)、日

  • 投資日記:2/27(三菱地所が買われ始めた?)

    TOPIX:+0.18% MYPF:+0.8%(半導体銘柄が好調を維持)本日も日経平均は終値ベースで最高値を更新した。しかしながら、上値は重く循環物色の流れが続いている印象本日強かったのは金融株。来月の日銀会合でのマイナス金利解除の思惑もあり、物色されている。証券株も連日の活況相場を受けて堅調だ。一方、電鉄・空運、インバウンド関連は軟調本日の半導体関連銘柄の新高値:トーカロ(3433)、日本酸素(4091)、住友ベーク(

  • フランスベッドホールディングス(7840):50億円のリキャップCBを実施

    流動性が低いため、CBにかかる潜在株式は1日平均出来高の97日分に相当する流動性のある銘柄のCBは、概ね20日程度翌日、ToSTNeT3にて約150万株の自己株式を取得するものの、96万株は既存株主からの応募が見込まれる。従って、CB投資家のヘッジ売りを吸収できる株数が54万株となる(潜在株式数の15%程度)が、やや少ない印象これらの点がディスカウント要因となるため、CBの発行条件もアップ率が5%と低めの設定となった今回のCBには、

  • AIメカテック(6227):MSワラントを発行し半導体事業等への成長投資に充当

    希薄化率は10%発生するものの、流動性の高い銘柄のため、株価が下限行使価額まで下がらなければ比較的早期に行使完了することが期待される増資を実施する背景の考察当社は元々PEファンドが大株主で2021年にIPO。そのため自己資本比率が低く、借入余力が小さかった。かかる状況下、急遽大型投資が必要となったため、増資を実施当社は2021年7月にIPOした先。IPO時のポラリス等のPEファンドが売出しを実施(IPO時はPEファンドのエグジットIPO

  • 投資日記:2/26(NT倍率は15を手前にしてトレンドが変わるか?)

    TOPIX:+0.49% MYPF:+1.8% (米株の終値が先週木曜日ベースになっているので、実態は先週末比若干のマイナス)先週堅調だった半導体製造装置が軟調な展開。ただし、セクター内での循環物色されている印象(SUMCO,信越、レゾナックなど素材関連は大幅高だった)。また、グロース銘柄が久々に大幅高となった本日の半導体関連銘柄の新高値:トーカロ(3433)、レゾナック(4004)、信越(4063)、東京応化(4186)、住友

  • 明和産業(8103):大株主の売却意向を受けて売出し(PO)を実施

    プレスリリースによると、株主3社の売却意向を受けて売出しに至ったとのこと3社の売出拠出株式数の比率は、現在の当社株式の保有株の比率とほぼ同じだつまり、流動性の観点から許容できる株式数(出来高の約60日分=584万株)を売出株式数として決定し、大株主3社の保有割合にあわせてプロラタで売出株式数を割り振ったと推察される売出実施後も当社は三菱商事の持分法適用関連会社となる見込み。また、三菱ケミカル・AGCともに5%超を保有する大株主とし存在すると

  • 投資日記:2/23(乱高下した半導体関連銘柄では荏原が安定感あり)

    TOPIX:+1.27% MYPF:+2.1%(日本株上昇分も含めるとTOPIXを大幅アウトパフォーム)NVDAの決算が市場予想を上回ったことから、半導体株を中心にリスクオンの展開に。日経平均もバブル後高値を更新する歴史的な1日となった半導体、自動車が大きく上昇する一方で、グロース市場はパッとしない展開だった(自身が保有するグロース銘柄:トライト・インテグラル・スカイマークはいずれもマイナス)本日の半導体関連の新高値銘柄

  • フォースタートアップス(7089):親会社のウィルグループが保有する株式を売出し(PO)➕第三者への株式譲渡で全量売却

    過半数保有する親会社が売出しを活用して全量売却する事例は稀一般的に議決権の過半数を保有する親会社が、子会社を売却する場合には、以下の手法が想定される第三者へ事業譲渡(TOBを活用)売出しを実施する場合は年数をかけて複数回実施今回のように、売出しと第三者へ売却を同時に執行することで全量売却するケースは極めて稀な事例SaaS企業IPOブームで株価は2021年に急騰。その後は軟調に推移本業は順調に成長しているが、

  • やまみ(2820):売出し(PO)により流通株比率を向上させると同時に留保金課税の適用を回避

    売出しを実施する背景当社は、売出しの目的として以下3点をあげているプライムの上場基準(流通株比率35%)の達成流動性向上、投資家層の拡大留保金課税の適用を回避当社は、2023年5月にプライム市場の上場維持を断念し、スタンダード市場を選択しているプライムの経過措置が終了し、2023年10月よりスタンダード上場銘柄となった当時は、時価総額・出来高の基準もハードルが高かった。しかしながら、直近6ヶ月で状況が一変。株

  • 関西ペイント(4613):希薄化抑制型のリキャップユーロ円CB(1,000億円)を発行

    ToSTNeT-3による自己株式の取得金額は最大400億円、17,323,500株ToSTNeT-3で全額取得できない場合は、2025年2月21日までに市場買付けを継続する予定当社は2016年にも1,000億円のユーロ円CBを発行した実績がある(当時の共同主幹事共同ブックランナーは野村、シティグループ、モルガン・スタンレー)なお、CBの起債に際してJ-Link LimitedがCBを買い付ける予定。これは、CBをリパッケージ(オプション部分

  • 投資日記:2/21(ヤオコーがCBの現金決済条項を行使するが、大きな株価インパクトが発生する?)

    TOPIX:-0.19% MYPF:-1.3% (NVDAを中心に米半導体株が大きく下落したためTOPIXをアンダーパフォーム)NVDAの決算を控え、主要な半導体株は軟調な展開となった。ゲーム関連・海運株が堅調だった。一方、東証グロース250指数は3.1%下落本日の半導体関連株の新高値銘柄:レゾナック(4004)、トリケミカル(4369)、日本マイクロニクス(6871)ヤオコーがユーロ円CB150億円を現金決済:株価に

  • グリー(3632):海外売出し(PO)により流通株比率35%をクリア

    現状、当社株式の流通株比率は30.9%。東証プライム基準の35%に満たない状況にあった今回KDDIが保有する株式を放出することで、同比率は35.4%になる見込み(ギリギリ基準をクリア)条件決定期間は2/21-2/22となっているが、基本的には2/21本日にプライシング(オーバーナイトプライシング)する可能性が高い

  • 投資日記:2/19(1日に4件のPOがローンチ。堅調な株価を受け今後もPOが増えそうだ)

    TOPIX:+0.57% MYPF:-0.1% 半導体株が売られる局面でTOPIXをアウトパフォームすることは困難本日は、先週末の流れを引き継いでいる。半導体が売られ、それ以外のバリュー株が買われている。業種では銀行・商社が大きく買われた。連日売買代金が活況であることから証券株も調子がよい本日の半導体関連株の新高値銘柄:三菱ガス化(4182)、デクセリ(4980)、富士電機(6504)、アオイ電子(6832)、日本電子材料(68

  • センコーHD(9069):複数金融機関による政策保有株の売出しと同時に自己株式の市場買付けを実施

    売出しを実施した背景:複数金融機関からの売却意向本件も複数の金融機関が売出人に連なっており、同日に公表された平和堂の売出案件と同じ背景と考えられる従前より、金融機関から売却意向が複数寄せられており、このタイミングで纏めて売出しで対応することを発行会社が決断ただし、売出人は本件後も当社株主として存在する予定だ(全量売却ではないため、売出後の残存株はロックアップの対象となっている)物流セクターは年初からTOPIXをアンダーパフォーム

  • 静岡ガス(9543):政策保有株の売出しに合わせて自己株式を処分

    公募売出を実施する背景今回の募集売出株式数のメインは株主による売出分だ。みずほ銀行、三菱化工機ともに保有する当社株式を全量売却する売出しに合わせて当社が保有する自己株式を活用する。最大で100万株の自己株式を処分する(うち55.9万株はオーバーアロットメントの売出しに関連)オーバーアロットメントの売出しに関連して自己株式を処分した事例はNSDだ。なぜ自己株式を活用するのか?などの詳細は、NSDの記事を参考いただきたい問題は、残りの自

  • シード(7743):設備投資により供給のボトルネックを解消しつつプライム基準クリアを企図して公募増資(PO)を実施

    増資を実施する背景:プライム上場基準クリア当社が2023年6月に公表したプライム上場基準の適合状況と計画期間は以下の通り。流通株時価総額と売買代金が課題となっていた現状の流通株比率42.5%を基準とした場合、時価総額100億円達成には940円以上の株価とする必要がある(現状748円)会社は、(業績向上を通じて)株価を1,100円まで引き上げる目標を掲げていた今回公募増資することで、30億円超の流通時価総額が加算されることになる。また

  • 平和堂(8276):金融機関の政策保有株を売出し・同時に自己株式の取得を公表

    売出しの隠れたポイント:滋賀銀行は売出しに参加せず従前より、金融機関複数社から売却の打診を受けていたと思われる。各行がバラバラと売り始めると収拾がつかなくなるので、発行会社が主体となって売出しを実施。同じタイミングで同じ条件で平等に売ってもらうということだろうロックアップに売出人が対象となっていないことから、おそらく売出人となる金融機関は保有する全ての株式を売却すると思われるポイントは、滋賀銀行の対応だ。売出人として今回の売出しに参加してい

  • 投資日記:2/17(乱高下した半導体株だが意外と素材関連は底堅い?)

    TOPIX:+1.27% MYPF +0% (日本の半導体株の利益確定売りの影響でTOPIXをアンダーパフォーム)日経平均最高値更新か?が注目を集めたが、ギリギリのところ(10時頃)から半導体株が急落したことでお預けとなったただし、半導体株以外は終日堅調な展開であったこと、売買代金が6.8兆円もできており投資家の買い意欲は強いことが伺えた。来週高値をとれるかどうかは、NVDA決算の結果次第か石油関連・金融・不動産・鉄鋼・

  • JTOWER(4485):海外募集(ABB方式)により機動的に資本増強を実現

    海外募集を選択した背景について考察海外募集を選択する理由は以下2点と考えられる1点目は、調達の機動性だ国内募集の場合、財務局に有価証券届出書を提出する必要があり、その効力が発生するのに中7日かかるまた、対象が個人の場合、引受証券会社の営業員が需要を喚起する必要があるが、そのマーケティング期間に1週間程度を要するその間にも株価は変動するため、当初期待した株価での増資が実施できないリスクがある一方、海外募集の場合は臨時報告書

  • きちりHD(3082):コロナ禍で棄損した財務基盤を強固にし、出店戦略を加速するために公募増資(PO)を実施

    増資に至った背景の考察当社は、コロナ禍の影響を最もうけた外食事業を行っている。同業他社と同様コロナ禍の影響で、2020年6月以降赤字を計上してきた(その結果、自己資本比率は7.7%と大きく低下)一方、資金繰りに関しては、2020年に50億円のコロナ融資を受けており、FCFは赤字でも売上を拡大してきたかかる状況下2024年6月期は、経済も再開し、本格的に黒字を計上できる体制が整った24年6月期の業績予想: 売上高:138億円、 経常利益:

  • 日本CMK(6958):車の電動化需要に対応する設備投資を目的に公募増資(PO)を実施

    案件概要希薄化率17%の公募増資となり、規模は決して小さくない。PBR1倍割れの株価で増資が必要なのか?が争点になるだろう以下が今回増資に至った背景と考えられる公募増資を実施するに至った背景の考察なぜ増資なのか?(Why Equity?)当社は、過去5年積極的の投資を行ってきており、2019/3期から2023/3期の累計FCFは約70億円の赤字となっていたただし、直前期の自己資本比率は50%程度。借入余力は十分に

  • 投資日記:2/15:SUMCO決算で足元の投資家の半導体に対する強気スタンスを再認識

    TOPIX:+0.28% MYPF:+0.9% (荏原の決算跨ぎに成功したお陰でTOPIXをアウトパフォーム)本日日経平均は3.8万円超えで強かったが、TOPIXは小幅上昇に留まった。半導体、値嵩株、225寄与度の高い銘柄に買いが集中している半導体以外では政策保有株の売却加速がテーマとなった生損保株が強い本日の半導体関連の新高値銘柄:TELデバイス(2760)、マクニカ(3132)、レゾナック(4004)、信越(4063

  • リソルホールディングス(5261):流通時価総額100億円確保のために売出し(PO)を実施

    当社は、東証プライムに上場しているが以下の通り、どの形式基準もギリギリの状況だ。なかでも流通株時価総額は98.6億円でギリギリ未達となっていた今回、大株主の三井不動産(当社株式を40.9%保有)が発行済の10%を拠出することで、すべての形式基準クリアに余裕を持たせることが可能となるただ、出来高が少ないため、短期的には売出しに伴う受給インパクトが相応に発生しそうだ

  • 帝国ホテル(9708):流通株比率25%達成に向けて売出し(PO)を実施

    昨日公表された東宝アニメーションの売出しと同様に、当社の浮動株は極めて少ない。事業法人と金融機関で発行済株式数の91%を保有。残りは、個人が6%、外国人が3%保有している。浮動株が少ないなかで発行済株式の9%が新たに流通株となるため、相応の需給インパクトが発生する可能性がある売出しを実施する背景:3ヵ年計画で流通株比率を9→25%にする方針当社の流通株比率は2023年3月末時点で9%となっており、東証スタンダード基準の25%を充足していなかった

  • 投資日記:2/14(西本Wismettacの増資可能性について)

    TOPIX:-1.05% MYPF:+1.2%(トライト・インテグラルの決算跨ぎが想定外に上手くいきプラスを確保)本日は米CPIが予想を超えて強かった影響で、金利高・株安の展開ほぼ全面安と思われたが、思いの外半導体関連株は強かった(米半導体株が大きく下落したにも関わらずだ)。一方、不動産や素材などの下げがきつかった本日の半導体関連の新高値銘柄:マクニカ(3132)、東京応化(4186)、デクセリ(4980)、ローツェ(6

  • 東映アニメーション(4816):流通株比率引き上げを目的にグローバル売出(PO)を実施

    当社は、東証スタンダードに上場しているが、23年3月末における流通株比率は17.4%となっており、上場基準の25%を満たしていなかった今回、株主に働きかけることにより、バンダイナムコ・ソニーグループの協力を得て売出しを実施する流通株比率を17.4%→28.1%程度に引き上げ上場維持基準を満たすことになる予定1/29の決算発表時に1:5の株式分割を公表していた。基準日は3月末であるため、今回の売出しは分割効力発生前に実施することになる

  • 投資日記:2/13(スカイマークの業績予想は保守的??ナンピン買いしてしまう)

    TOPIX:+2.12% MYPF:+1.6% (半導体が絶好調だが、決算跨ぎに失敗した銘柄の影響でTOPIXに負ける)本日もARM高、TEL/KOKUSAIの決算(中国爆買いストーリー)の影響で半導体株が強かった。以下の材料が半導体株高を牽引したと思われる1️⃣生成AIの爆発的な成長(ある意味産業革命):ARM、NVDA、AMD、AVGO、META、MSFTなど2️⃣中国が安全保障の観点から半導体投資を積極化:TE

  • 極洋(1301):グローバル展開推進のために公募増資(PO)を実施

    なぜ増資か?の考察当社は、売上高の拡大に伴い、営業CFの赤字が続いていた。かかる状況下、今期より海外製造拠点への投資を強化した結果、有利子負債が大きく増加今後、継続的に成長投資を実施していくためには、このタイミングで財務基盤の強化が必要と判断し、公募増資に踏み切ったと考えられるなお、資金使途は、借入金の返済資金となっている(海外拠点の設備投資資金に関連した借入金の返済資金)借入金でいいのでは?という指摘に対しては、まだまだ成長投資が続く

  • 投資日記:2/9(ヤマエGの3Q決算でPTS急落。不動産の期ずれが要因なら過度な悲観は無用?)

    TOPIX:-0.19% MYPF:+3.4%(追加でドルMMFを取り崩したので大幅プラスに。取り崩した資金はNVDA、AVGO買い増しかAMD、METAなどにいれるか検討中)ARMの急騰→SBG(9984)急騰の影響で日経平均はプラスを維持したが、相場全体としては利益確定に押されて軟調な展開となった中東情勢の不透明感で原油高、これの影響で石油関連株は高い。決算が不調な素材・化学関連が弱い構図本日の半導体関連の新高値銘柄

  • 太平電業(1968):ESG認証プロジェクトへの投資を目的にMSワラントを発行

    MSワラントの発行概要MSワラントの資金使途のうち、将来のMA資金以外については、日本総合研究所からESG認証を受けたプロジェクトに充当するESG認証を取得したうえでエクイティ・ファイナンスを実施する事例としては、テスホールディングスによるライツオファリングが挙げられる二本立てとしているが、第2回のワラントについては、今後発生するバイオマス設備投資資金で、日本総合研究所からESG認証を取得できることを前提に行使が可能一般的なMSワラントの行

  • Lib Work(1431):公募売出(PO)を公表

    九州地盤の住宅注文メーカー。3Dプリンタハウス、AIを活用した図面設計のサブスクサービスなど先進的な取り組みを行なっている東証グロース銘柄だ。2019年、2021年とPOを実施しており、過去5年間で3度目の増資を実施する。その概要と実施する背景について紹介したい案件概要希薄化率は6%程度であり、比較的控えめな増資といえる。3DプリンタやAIなど新たなテクノロジーを活用して(アナログな)住宅市場でのビジネスチャンスを拡大していくのが、エイクイティ・ス

  • 投資日記:2/8(ARM株価急騰でSBGがAI銘柄として再評価される?)

    TOPIX:+0.5% MYPF:+0.6% (マクニカ、米半導体関連株が堅調)本日は米ARMの好決算を受けて、半導体関連株や日経225寄与度の高い値嵩株が大きく上昇日経平均が高値をつけているが、本日の東証プライムの新高値銘柄は89銘柄。限られた銘柄が日本株の上昇を牽引している本日の新高値銘柄:東京応用化(4186)、ディスコ(6146)、ローツェ(6323)、荏原(6361)、富士電機(6504)、KOKUSAI(65

  • 投資日記:2/7(EVの揺り戻し:トヨタ見直し買い?でもBYDも値ごろ感でてきた?)

    TOPIX:+0.42% MYPF:-1.2% (日米半導体株安の影響でTOPIXを大幅にアンダーパフォーム)本日、日経平均株価はレンジ内での価格推移であったが、決算の結果等で明暗が大きく分かれている上昇組:トヨタを筆頭に自動車・三菱商事を筆頭に総合商社、下落組:オムロンをきっかけに中国関連銘柄は続落、ダイキン工業、三井化学などの総合化学メーカー本日の半導体新高値銘柄:荏原(6361)、理研計器(7734)、SCREEN

  • 投資日記:2/6(JIAの株価がライツオファリング公表前の水準に戻りつつある)

    TOPIX:-0.68% MYPF:+1.1% (日米半導体が引き続き強くTOPIXをアウトパフォーム)本日、前場は米国の株安を受けて弱く推移したが、午後トヨタの決算を受けてムードが好転して上昇基調に。しかしながら勢いは続かず引けにかけては売りが優勢となった業種はほぼ全面安。トヨタの効果もあり、自動車セクターが堅調。昨日高かった銀行・不動産は下げが大きかった。原油安を受けてINPEX,JAPEXなども軟調。オムロンの業績下方修正

  • 投資日記:2/5(阪神タイガースがAREして以降、阪急阪神HDの株価はBクラス入り)

    TOPIX:+0.67% MYPF:+5.3% (先週末に米ドルMMF1万ドルを解約して米株を購入した影響。本日の日本株の含む益は➕30万円程度)先週末の米株高を受け、日本株は底堅く推移。アクティビストのエリオットが三井不動産(8801)を2.5%取得、OLC(4661)を売却して自社株買いすべきと要請しているとの報道を受けて、大手不動産株が大きく上昇金利上昇を受けて銀行株・保険株が堅調。先週末に好決算をだしたFCC(7296)

  • 投資日記:2/2(FCCの3Q決算は⭕️。ホンダも期待できる?)

    TOPIX:+0.22% MYPF:+4.2%(ドルMMFを取り崩してASML,NVDA、AVGOを購入したため、前日比は参考にならず)META、AMZNの決算を好感して日経平均は反発。ただ、後場に入り雇用統計を控えたこともあり利益確定に押され上げ幅は限定META決算を受けて、半導体関連銘柄は全面高に。特にAIが広告収入増に寄与していることが鮮明になり、半導体関連でもAI関連銘柄が強い。昨日急落したエンプラス(6961)は急反発

  • 投資日記:2/1(FPGの株価を受け、同業でライツオファリング実施中のJIAを買増してみた)

    TOPIX:-0.67% MYPF:-1.2%(昨晩の米ハイテク株安が影響してマイナス)FOMCでパウエル議長が3月利下げを否定したこと、GOOGL、MSFT決算後の時間外株価が軟調に推移したことを嫌気して、日本株は終日軟調に推移した食品・医薬品などディフェンシブ性の高い銘柄が相対的に強かった。半導体は全般的に弱かったが、決算で中国の需要が引き続き強いことが確認されたSCREENは大幅高となった本日の半導体関連の新高値:

  • 投資日記:1/31(バルカーの3Q決算:受注高は横ばい、株価は上昇)

    TOPIX:+0.96% MYPF:0.7% 中小型グロースの下げが影響してTOPIXをアンダーパフォーム前場は今晩のFOMC、MAG7/AMDの決算(その後時間外で株価下落)を受けて、下値を伺う展開だったが、後場は一本調子で上昇本日は、銀行・不動産・商社などバリュー株が強かった。一方、AMDの決算を受けて半導体関連株は相対的に弱かった。ただ、後場にかけては半導体関連株も底堅く推移した。FA・ロボットなどの中国関連銘柄は総じて軟

  • 投資日記:1/30(生成AI銘柄のSK Hynixにエントリー)

    TOPIX:-0.1% MYPF:-4.5%(出勤して韓国株を購入したため、実質は若干プラス)本日、米国株高を受けて寄付きは強かったが、その後は上値の重い展開が続いた半導体関連、海運株が相対的に強かった一方、原油関連が弱かった本日の半導体新高値銘柄:トーカロ(3433)、大阪有機化学(4187)、太陽HD(4626)、メック(4971)、TOWA(6315)、ローツェ(6323)、日本マイクロ(6871)生成A

  • 投資日記1/29:太陽HDが新高値。当社の筆頭株主DICにはオアシスが。。

    TOPIX:+1.27% MYPF:+0.4%(週末の米半導体株安の影響でTOPIXにアンダーパフォーム)本日は日経平均3万6千円前後で揉み合う展開。FOMC待ちで上値を追いにくい環境だが、意外と底堅い展開であった本日は全ての業種がプラス。中東情勢の影響で原油関連株が大きく上昇。円安の影響で自動車・商社も強かった。一方、グロース指数はマイナス本日の半導体関連株の新高値:トーカロ(3433)、太陽HD(4626)、メック(

  • 投資日記:1/26(隠れリオープン銘柄?のザ・パックに注目したい)

    TOPIX:-1.35% MYPF:-2% 半導体が一転投げ売り厳しい展開に(マクニカが特にきつい)本日は、インテルの決算が市場予想を下回ったことをきっかけに半導体株が総じて売られる展開にほぼ全ての業種が売られる展開。特に日銀会合直後は堅調だった銀行株が大きくマイナス、海運株も安い。相対的に不動産・原油関連が強かった。東証グロース指数も相対的に強かった本日の半導体新高値銘柄:太陽HD(4626)、メック(4971)、富士

  • 投資日記:1/25(NEC/日立がルネサス株式をブロックトレードにて売却)

    TOPIX:+0.11% MYPF:+1.4% AMSL決算効果で半導体株が大きく上昇本日は半導体が強かった。前場は特定の銘柄に集中していたが、後場は幅広い半導体銘柄に物色が広がった印象だ本日の半導体新高値銘柄:東京応化(4186)、大阪有機化学(4187)、太陽HD(4626)、TOWA(6315)、荏原(6361)、日本ピラー(6490)、富士電機(6504)、KOKUSAI(6525)、アルバック(6728)、日本マイクロ

  • 投資日記:1/24(JIAライツの行使状況、三井不vsMUFG)

    TOPIX:-0.51% MYPF:-0.1% 全体マイナスだがMUFGが吸収してくれた本日も調整局面が続いた。銀行と半導体の一角を除きほぼ全面安の展開となった日銀会合以降、(銀行株と対照的に)不動産株の下げがきつい。次回会合での金融政策の正常化を意識しての動きと推察される本日の半導体新高値銘柄:日本マイクロにクス(6871)、アルバック(6728)、SCREEN(7735)新高値ではないが、ソシオネクスト(

  • 投資日記:1/23(明日はニデックの3Q決算)

    TOPIX:-0.11% MYPF:ドルMMFを取り崩したため+0.1%。実際は-1.3%前場は中国政府の株価対策の報道の影響もあり高値をつけるが、お昼休み(日銀会合結果公表)を挟んで一転下落基調に業種別ではヘルスケア・医薬品・食品などのディフェンシブ銘柄が強かった。前場はトヨタも強かった(上場来高値)後場に入り、半導体関連は利益確定におされた。一方、中国関連銘柄(オムロン・NIDEC・ファナックなど)や電子部品(京セラ

  • 投資日記:1/22(レーサムが割安?と思いエントリーした)

    TOPIX:+1.39% MYPF:+1.5% 半導体に加え中小型グロースがプラスに寄与本日は半導体に限らず、全面高の展開となった。ただし、相場を牽引しているのは半導体株といえる。売買代金上位10銘柄のうち6銘柄は半導体関連銘柄となった(レーザーテック・TEL・アドバンテスト・ソシオネクスト・ディスコ・SCREEN)本日の半導体関連の新高値銘柄:レスターHD(3156)、SUMCO(3436)、東京応化工業(4186)、トリケミ

  • 投資日記:1/19(トヨタが上場来高値→EVの揺り戻しも要因?)

    TOPIX:+0.72% MYPF:+1.8% 半導体関連銘柄のおかげで大幅プラス。ヒストリカルハイを記録昨日のTSMCの好決算を受けて、半導体関連銘柄が全面高となった。一方、小売、電力株が弱かった本日の半導体新高値銘柄:SUMCO(3436)、東京応化(4186)、ディスコ(6146)、ローツェ(6323)、荏原(6361)、アルバック(6728)、堀場(6856)、アドバンテスト(6857)、日本電子(6951)、エンプラス

  • 投資日記:1/18(コメ兵は底打ちした?!)

    TOPIX:-0.17% MYPF:+0.7% 半導体製造装置関連が牽引年初より円安が進んでおり、本日は自動車・タイヤ関連が強かった。一方、中国の景気後退の影響でFA・ロボット関連は下げが大きかった(ファナック・オムロン・安川電機、NIDECなどは2%を超える下落となった)半導体関連は底堅い。ただし、半導体部材銘柄は相対的に弱い印象本日の半導体関連銘柄の新高値:ディスコ(6146)、ローツェ(6323)、三菱電機(650

  • 投資日記:1/17(2024年に入り半導体後工程の小型株が冴えない?)

    TOPIX:-0.3% MYPF:-0.6% ほぼ同じ動き本日午前中は日経平均が36,200円を超えてMYPFも絶好調だったが、10時半過ぎから事態が急変。気がついたらマイナスに転じていた涙相対的に強かったのは、商社、メガバンク・保険、外食、百貨店。一方、石油関連、電力株は大きく下落。他の業種も満遍なく利益確定の売りにおされた形となった。東証グロース銘柄も大幅安本日の半導体関連の新高値銘柄:TELデバイス(2760)、マ

  • 投資日記:1/16(スミダコーポレーションの新中計に期待したい)

    TOPIX -0.82% MYPF -0.7% 流石に利確におされてマイナス久々のマイナス。流石に急ピッチで上昇してきたことから利益確定が優勢となった続伸したのは海運と原油関連。鉄鋼もまずまずだったが、大半のセクターはマイナス本日の半導体新高値銘柄:TELデバイス(2760)、マクニカ(3132)、レスター(3156)、SUMCO(3436)、レゾナック(4004)、信越化学(4063)、ディスコ(6146)、ローツェ(

  • ヤマエグループホールディングス(7130):公募増資(PO)を公表

    案件概要なぜ増資なのか?現行の新中計の遂行にあたり、積極的なM&Aや成長投資を実施してきている。自己資本比率も23年9月末時点で25%まで低下してきており、今後の成長を支える財務基盤の強化のために増資は必須だった推察されるなぜこのタイミング?昨年5月に新中計を公表しており、M&Aを中心に積極的に投資する方針を公表。今年度に入り、複数社のM&Aを実施。なかでもコンフェックス社買収は160億円と規模が大きく、M&Aフ

  • 投資日記:1/15(FA・ロボットの出遅銘柄を利確)

    TOPIX:+1.22% MYPF:+1.8% 半導体関連株が堅調でプラス確保本日は米国休場のため、それほど方向感でない?と思いきやとても強い展開となった業種別では空運以外すべてプラス。海運・原油関連・証券株が一際強かった本日の半導体関連株の新高値銘柄:マクニカHD(3132)、レスターHD(3156)、SUMCO(3436)、住友精化(4008)、信越化学(4063)、三菱ガス化学(4182)、住友ベークライト(420

  • 投資日記:1/12(半導体の出遅れ対決はSUMCOに軍配?)

    TOPIX:+0.46% MYPF:+0% 米株のプラスのおかげでトントン日本株は連日の高値更新となったが、本日は銘柄間で明暗が分かれた原油高を受けて石油関連銘柄、総合商社が強かった。海運株も確り半導体は、これまで大きく上昇した野村マイクロ(6254)は大幅に下落。一方で出遅れ感のあったSUMCO(3436)は大幅高。銘柄間で循環物色されている印象だ一方、銀行・鉄鋼は弱い。連日高値更新してきた証券株も利益確定にお

  • 大和ハウス工業(1925):2,000億円のユーロ円CBを発行/800億円は自己株式取得に充当する(リキャップCB)

    ユーロ円CBの発行概要発行総額は2,000億円。内、800億円は自己株式取得資金に充当(明日にToSTNeT3により取得)年限は5年、6年の二本建。ゼロ・クーポン転換価額は5年債が5,353円(アップ率:15%)、6年債が5,260円(アップ率:13%)潜在株式数は3,769万株(対発行済の5.7%に相当)ただし、800億円(1,718万株)の自己株式を取得した場合、ネットした潜在株式は2,051万株(潜在株式の3.1%)となるため

  • 投資日記:1/11(不動産銘柄のパフォーマンス比較)

    TOPIX:+1.57% MYPF:+2.1% 連日のマクニカHDの上昇がプラスに大きく貢献本日は全面高。全ての業種がプラスだった。円安の影響もあり、自動車・商社関連が大幅高。NISA効果?の影響で証券株も高い相対的に内需株は弱かったが、不動産株は堅調昨晩のNYはNVDAが連日上場来高値をつけた一方、それ以外の半導体関連銘柄は軒並み安かった。半導体の上値の重さが気になったため、本日は半導体関連株の一部を利確した理研計

  • 投資日記:1/10(リキャップCBを実施したOSGの自己株取得状況)

    TOPIX +1.3% MYPF +1.5% ほぼTOPIXと同じプラス。マクニカHDがプラスを牽引本日は、日経平均が34,000円を超えたところから一気に上昇が加速海運・原油関連・鉄鋼・銀行などはマイナスとなったが、円安メリット銘柄・主力半導体・日経平均寄与度の高い銘柄を中心に大幅高。ただ、値下がりした銘柄も相応にあり、全面高とはいえない状況半導体関連の新高値銘柄:TELデバイス(2760)、レスターHD(3156)、

  • 投資日記:1/9(エンプラスとSantecの株価推移を比較)

    TOPIX +0.82% MYPF +3.6% 半導体お帰りなさい相場で失われた年末年始をとりかえす1日となった年初より堅調だったバリュー株(自動車、鉄鋼など)は一休み、本日は半導体や日本を代表する優良企業が強かった(任天堂など)本日の半導体関連の新高値銘柄:TELデバイス(2760)、レスターHD(3156)、レゾナック(4004)、住友ベークライト(4004)、野村マイクロ(6254)、たけびし(7510)、丸文(7537)

  • JIA(7172)ライツ・オファリング:先行事例であるテスホールディングスの振り返りと本件へのインプリケーション

    昨年テスホールディングスがライツオファリング(RO)を実施した。改めて当社のROを振り返ることで、足元RO執行中のジャパンインベストメントアドバイザーズ(JIA:7172)へのインプリケーションを考察したなお、テス及びJIAのライツオファリングの詳細な概要は割愛しているため、過去の記事を参照いただきたい両社のライツオファリング概要の比較テスHのROのポイントRO実施期間中の株価推移(ライツ調整済み株価)JIAへ

  • 投資日記:1/5(ライツオファリング実施中のJIAの株価をチェック)

    TOPIX +0.62% MYPF -0.9% バリュー株優勢、半導体関連厳しい流れを受けて連敗証券(NISA効果?)、不動産・金融、鉄鋼、自動車をはじめとしたバリュー株が圧倒的に強い流れが継続半導体関連銘柄は昨年末から調整局面が続いている。昨晩のMobileyeの業績見通しを受けて、車載用半導体関連銘柄(NXP、ONSemi、TI)が急落。その流れを受けてルネサス(6723)、ローム(6963)の下げが大きかった逆風下

  • 稲畑産業(8098):住友化学が保有する株式を売出し(PO)

    案件概要前期末において上場会社の政策保有株は164億円相当保有しているが積極的に縮減している当社は、中計にて政策保有株の縮減方針を掲げている24年3月期時点において上場株式39銘柄、164億円相当の政策保有株式を保有している今期も16銘柄を売却して約28億円の特別利益を計上しているまた、当社は今回売出人である住友化学の株式:5,217,000株(18億円相当)を保有している政策保有株式の売却資金は株主還元

  • 投資日記:1/4(中国/FA関連の出遅れ:ファナック&オムロン)

    TOPIX +0.52% MYPF -1.7% 日米の半導体関連銘柄のマイナスが打撃年初より、米中半導体貿易摩擦問題の再燃の影響を受けて、本日の日本株は半導体関連株の一人負けの状態(特に昨年パフォーマンス良好だった半導体製造装置関連)半導体関連株は総じてマイナスであったが、芝浦メカトロニクス(6590)、ソシオネクスト(6526)は逆行大幅高。両銘柄とも機関投資家の空売り残高が大きかった共通点がある(業種は異なるが、空売り残高の大き

  • 投資日記:12/29(JET vs 芝浦メカトロニクス)

    本日、引け前に半導体関連株が買われたため、かろうじてプラスを確保できた。ただし、銘柄間で強弱がでてきている。来年は半導体関連でも銘柄選択が重要になるかもしれない(直近、マクニカが弱いのが気がかりだ)本日の半導体新高値銘柄:住友ベークライト(4203)、メック(4971)、野村マイクロ(6254)、日本電子(6951)、信越ポリ(7970)、JET(6228)、アオイ電子(6832)住友ベーク、メック、アオイ電子は後工程の部材関連銘柄

  • 投資日記12/28:アンリツが新高値(Santecも期待できる?)

    マクニカ・堀場のマイナスが大きかったため、TOPIXをアンダーパフォーム(12/27の大幅高は、ドルMMFを解約して米株資金にシフトした影響。トレーディングの実力による➕ではない!)鉄・非鉄が強かった一方、(米金利安)円高の影響もあり自動車関連は弱かった。今年パフォーマンスの悪かった中国・FA関連の買い戻し?と思われる買いが目立った(安川・オムロンなど)半導体関連銘柄の新高値:信越化学(4063)、ディスコ(6146)、ローツェ

  • ジャパンインベストメントアドバイザーズ(JIA:7172):ライツオファリングを公表

    ライツオファリングの概要資金使途:航空機オペレーティングリースの業容拡大に70億円、個人投資家等向けの不動産証券化ビジネスに32億円を充当予定当社は、7/31に中計を公表していた。意欲的な中計を公表したうえで増資を実施する事例としてはレーサム(8890)、霞ヶ関キャピタル(3498)が注目されたが、本件もプロセスとしては同じだ(高い成長を目指すうえで増資が必須という説明)当社がライツオファリングを選択した理由(考察)当社

  • 投資日記:12/26(グローバル半導体製造装置銘柄を比較してみた)

    TOPIX +0.06% MYPF +1.2% マクニカや主力半導体関連株がプラスに貢献本日、クリスマス休暇のため終日閑散相場だった。昨日安かった海運株が強い一方、昨日強かった電鉄株は弱い本日の半導体関連の新高値銘柄:レーザーテック(6920)、アオイ電子(6832)昨日購入したトヨタ(7203)は、ダイハツ問題で売られすぎ?という中途半端な感覚でエントリーしたため、一旦損切りすることにしたMUFG(8306)は

  • 投資日記:12/25(半導体部材銘柄は後工程が強い?海外機関投資家にも注目されている?)

    (カビュウPrimeに切り替えた関係上、米株も合算したPFを今後更新していく予定)直近、強かった海運株が利益確定の売りに押されて大幅安。クリスマス休暇ということもあり、特定の業種を積極的に物色する動きは限られた本日の半導体関連の新高値:信越化学(4063)、野村マイクロ(6254)、堀場製作所(6856)、信越ポリマー(7970)信越化学は米住宅市場のポジティブ要因も大きい(住友林業(1911)も本日新高値をつける)

  • 投資日記:12/22(ソシオネクストと芝浦メカトロニクスの共通点)

    TOPIX +0.45% MYPF +0.3%海運・銀行が強かった一方、不動産・自動車が弱かった。半導体株はマチマチ海運3社はそろって新高値をつけた半導体株の新高値:信越化学(4063)、野村マイクロ(6254)、堀場製作所(6856)、信越ポリマー(7970)今週の日銀金融政策決定会合は現状維持となり、金利が低下したにもかかわらず不動産株は冴えない展開が続いている。保有していた不動産株(野村不動産・三井不動産

  • 投資日記:12/21(2023年の半導体製造装置の株価推移)

    TOPIX -1% MYPF -2.3% 半導体関連の利益確定売りに押されマイナス米国の深夜に株価が急落した影響で、本日は日本株も反落した上昇したのは、海運と鉄道株。他は全面安だが、トヨタをはじめとした自動車株(除くスズキ)が特に下げた印象本日の半導体関連の新高値銘柄:野村マイクロ(6254)、レーザーテック(6920)、信越ポリマー(7970)、旭化成(3407)信越ポリマーは、親子上場の思惑も株価に影響してい

  • 投資日記:12/20(2023年の半導体商社のパフォーマンス)

    TOPIX +0.67% MYPF +0.3% (半導体製造装置関連銘柄は利確に押される。その影響もありTOPIXに勝てず)本日、日経225は大幅高(+1.37%)。海運、機械(FA関連)が強かった一方で、銀行・不動産・電力が弱かった。半導体関連(特に製造装置関連)は、昨日高かったこともあり、本日は利益確定に押された格好本日の半導体関連銘柄新高値銘柄:TELデバイス(2760)、信越化学(4063)、メック(4971)、野村マイ

  • 投資日記:12/19(荏原は半導体関連銘柄として注目すべき?)

    TOPIX +0.73% MYPF +2.2% 半導体➕日銀効果で大きくプラス前場から半導体関連株は相対的に強かったが、日銀会合の無風(現状維持)が確認されてからは一段高となった。後場は、銀行・電鉄・空運株以外は全面高の展開本日の半導体関連の新高値銘柄:野村マイクロ(6254)、ローツェ(6323)、理研計器(7734)、TEL(8035)、テラプローブ(6627)半導体関連のなかでも製造装置関連が強い。新高値はつけてい

  • 投資日記:12/15(キャピタルリサーチの大量保有報告書/トライトが絶不調)

    TOPIX:+0.47% MYPF:+1.1%直近下げのきつかった海運・石油関連が大幅に上昇。鉄鋼・素材も強い。SOX指数が高値を更新する中、半導体関連株も総じて強かった一方、食品株・銀行株の下げがきつかった。食品株は下落の要因がよくわからなかった。来週以降も注意深くみていきたい本日の半導体高値銘柄:レゾナック(4004)、信越(4063)、メック(4971)、野村マイクロ(6254)、堀場(6856)レゾナックは昨

  • 投資日記:12/14(レーサムvs霞ヶ関キャピタル)

    TOPIX:-1.43% MYPF:-2.7% なんでだろう。。結構なマイナスFOMC明けの日本株。利下げ観測が急浮上(3月利下げ開始!?)でドル安(円高)・金利安・米株高が加速本日の日本株は、円高の影響で上値が重い展開は想定していたが、ここまで売り込まれるイメージはもっていなかったセクターとしてはほぼ全面安。サービス業がプラスだが、実質リクルート(6098)の7%高が牽引しているだけだただ、引き続き半導体関連に

  • 投資日記:12/13(塩漬け3銘柄の株価推移が似ている。。株価は需給で決まるのか)

    TOPIX +0.07% MYPF +1.5% 半導体株(➕トライト)がプラスに寄与本日、銀行株・半導体関連が強かった。それ以外は全般弱かったが、セクターとしては石油・海運が弱かった半導体関連の本日の新高値:レスターHD(3156)、ディスコ(6146)、堀場製作所(6856)、ウシオ電機(6925)、日本電子(6951)、理研計器(7734)、SCREEN(7735)、東京エレクトロン(8035)半導体以外で気になる新

  • 投資日記:12/12(リキャップCBを公表したOSGの株価が堅調)

    TOPIX -0.23% MYPF -0.1% 後半失速してMYPFは前日比微減に。。金融政策をめぐる騒動、名付けて「チャレンジング騒動」に振り回されている日本市場。年内マイナス金利観測が後退したことから、昨日底堅かった銀行株が一転して軟調に。それに対して不動産株が堅調に推移した昨日の米国株式市場は、Magnificient7が軒並み下落する一方で、半導体関連株は底堅かった。それを受けて、本日も半導体株の一角は強かった。半

  • ピエトロ(2818):大規模な設備投資を実施するために公募増資(PO)を実施

    案件概要山善・ダイダンに続き野村主幹事の国内POの条件決定が12/18-20にかけて3件続くことになる当社は福岡に本社があり、ドレッシング等の製造販売やレストランを展開している。九州の方々には馴染みのある会社であることから、九州の個人投資家を中心に販売活動を行うのではないか?と推察される東証スタンダード銘柄、時価総額114億円、出来高が極めて少ない銘柄である一方、個人株主数は1万6千名弱(個人の所有割合は発行済の4割程度)もいる。株主優待も

  • 投資日記12/11(マクニカの株価リカバリー力がハンパない)

    TOPIX +1.47% MYPF +2.3%本日全面高の展開。原発再稼働に絡んで電力株、先週安かった商社株などが相対的に強かった。一方、グロース指数が弱かった本日、半導体関連銘柄の新高値はレーザーテック(6920)、住友ベークライト(4203)、SCREEN(7735)半導体株も選別色が強くなってきた印象だ。新高値をつけたSCREENに対し、芝浦メカトロニクス(6590)や年初来安値付近でもたついている。全般的に半導体

  • ダイダン(1980)銀行が保有する政策保有株の売出し

    案件概要当社はPBR1倍割れを早期解消することを意識し、以下のような財務戦略を採用していると思われる(現状のPBRは0.75倍)資本効率の改善策としては、政策保有株を連結純資産の2割未満にすることを目標に掲げている。現状63銘柄220億円程度の政策保有株を保有している(純資産の26.5%に相当)かかる方針のもと、当社から3メガ株主に持合解消を働きかけたようだ。一般的には、株主側の売却意向を受けて、売出しにいたるパターンが多いが、本件は逆のパ

  • 山善(8051):銀行が保有する政策保有株式の売出し

    案件概要銀行による政策保有株式の売却案件年内ギリギリの日程での売出しとなる。おそらくデンソーの大型売出しとタイミングをずらしたと思われる2021年にはCBの調達資金で政策保有株を自己株取得している当社は2021年4月に100億円のユーロ円CB(5年債)を発行している。100億円のうち60億円は自社株買い取得資金(所謂リキャップCB)としており、政策保有株の縮減を行っていた。今回は2年前のCBに続き、売出しというかたちで政策保有株

  • 投資日記 12/8(空運3社の株価を比較:スカイマークの株価は復活するのか?)

    TOPIX -1.5% MYPF -0.5% 半導体比率が高いPFのため、今日はマイナス幅はマイルドであった植田日銀総裁のチャレンジング発言をきっかけに円高が加速マイナス金利解除の恩恵を受けそうな銀行セクターは総じてプラス。一方輸出関連の代表格である自動車・タイヤは下げが厳しい不動産も金融政策変更はマイナスに働くため、下げがきつかった半導体は、AMDがAIチップを発表したこと、ブロードコムの決算が良好であったこと

  • 霞ヶ関キャピタル(3498):2年ぶりに公募売出(PO)を実施

    案件概要高成長企業による前向きな公募増資増資による希薄化率16%だが、業績面では十分に希薄化を上回る利益成長を遂げてきている過去4年間の当期利益CAGRは47%10月に公表した中計では、23年8月期の当期利益20億円を2年後の25年8月期に100億円(4倍)という目標を掲げている流動性も高いため、今回のPOによる受給悪化の影響は限定的ただし、もともと株価のボラティリティが高く、直前の決算発表後株価は急騰している為、条

  • 投資日記:12/7 (半導体関連の保有銘柄を総点検してみた)

    TOPIX -1.14% MYPF -0.8% 半導体関連銘柄のマイナスが響く本日は原発をテーマとした電力株、日銀の政策変更期待による銀行株が強かったが、他は全面安の展開昨日も言及したが、半導体株が軒並み安いなかで、後工程の部材関連銘柄は底堅く推移した。明日以降も後工程の割安銘柄に注目していきたい本日の半導体銘柄の新高値:住友ベークライト(4216)、Santec(6777)POの可能性を意識し、ショートしている

  • 投資日記 12/6 (半導体後工程の部材関連が強い?)

    TOPIX +1.9% MYPF +3.7% (昨日4%の下げだったため、その反動で大幅プラス)本日は全面高の展開だった。自動車・電力・半導体・不動産、軒並み堅調だった。米長期金利が低下傾向にあることもあり、相対的にメガバンクが弱かった。地銀は総じて堅調だったが、公募増資を公表したトモニHD(8600)はストップ安。一瞬にして希薄化率分の株価下落となり厳しい洗礼を受けた半導体の新高値に特徴があるようにに思える。レーザーテックは別

  • 楽天銀行(5838):親会社の楽天グループが保有株を売却

    売出しの概要発行会社が直接は関与しないブロックトレードの形態をとっているものと思われる売却株式数は2,500万株を予定発行済株式数の14.3%に相当、1日平均出来高の22日分概算規模は684億円(12/6終値2,738円基準)海外機関投資家をターゲットに販売売出後の楽天グループの持株比率は63%から49%に低下する見込み(連結子会社の関係を維持)共同主幹事:GS(リード)、みずほ、大和仮条件は2,400-2,

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