ユーシェンはシンガポールやマレーシアの華人社会で春節に食べられる開運サラダ。それぞれの食材に意味が込められていて、日本のおせちにも通じるものがあります。特徴的なのは「ローヘイ」と呼ばれる儀式的な食べ方。皆が箸でサラダを高く持ち上げ、縁起の良い言葉を叫びながら混ぜるのが風習です。
世界各国の料理を、日本国内で手に入る食材で、なるべく映えるように作ってます。ブログではおうちで海外気分を味わえるような料理をまとめています。
ユーシェンはシンガポールやマレーシアの華人社会で春節に食べられる開運サラダ。それぞれの食材に意味が込められていて、日本のおせちにも通じるものがあります。特徴的なのは「ローヘイ」と呼ばれる儀式的な食べ方。皆が箸でサラダを高く持ち上げ、縁起の良い言葉を叫びながら混ぜるのが風習です。
シンガポール風の「焼きそば」と紹介されることが多いホッケンミーですが、実は「焼き」というより「煮込み」に近い料理。中華麺とビーフンをミックスするのが特徴で、中華麺のもちもち食感と、スープをよく吸うビーフンという組み合わせが、地味ながら良い仕事をしています。
あなたはどっち派?白バク vs 黒バク:マレーシアの黒バクテー
バクテーには大きく分類して潮州系と福建系があり、マレーシアで主流となっているのが福建系です。ニンニクと白胡椒ベースのあっさりした潮州系に比べ、福建系は中国醤油やスパイスを使うため色・味・香りが濃いのが特徴です。味は全く違うので別物と考えていただいた方が良さそうです。
飲むだけじゃない!タピオカスイーツの新定番:サゴグラマラッカ
サゴグラマラッカは、冷やし固めたサゴに、グラ・マラッカの黒蜜とココナッツミルクをかけて食べるシンプルなスイーツです。サゴはサゴヤシの澱粉を粒状にしたもの、グラ・マラッカはココナッツの樹液で作る砂糖のことですが、手に入らない場合はそれぞれタピオカと黒糖で代用できます。
あなたはどっち派?白バク vs 黒バク:シンガポール風バクテー
バクテーはマレーシアとシンガポールの定番料理。実はバクテーには福建系と潮州系があり、マレーシアでは福建系、シンガポールでは潮州系がポピュラー。 そして今回ご紹介するのは潮州系。潮州系はニンニクとホワイトペッパーが効いた、キレのある味わいが特徴です。スープの色も澄んでいて上品な味です。
シリアルは朝食じゃありません。海老の衣です:シリアルプラウン
シリアルプラウンは、揚げたエビと炒めたシリアルを和えたシンガポール発祥の料理で、カレーリーフの香ばしい風味とシリアルのサクサクとした食感が特徴です。シリアルはネスレの"Nestum Cereal"を使うのが定番なようですが、日本では売ってなさそうなので市販のクイックオーツで代用します。
カヤトーストはシンガポールの定番朝ごはん。カヤジャムの甘さとバターの塩味が相性抜群です。シンガポールでは温泉卵やコンデンスミルク入りのコーヒー(=コピ)と一緒に食べるのが定番になっており、全体的に朝からカロリーは高めです。
デンマークのユールフロコスト(=クリスマスパーティ)では定番のローストポーク。皮付きの豚ロースを皮がカリカリになるまで焼き、紫キャベツの蒸し煮とキャラメルポテトを添えるところまで定番。ただし日本では皮付きの豚ロースがまず売っていないため、豚バラを使って作るのが一般的です。
ブルネデ・カトフラはデンマークのキャラメルポテト。特にクリスマスに食べることが多く、リュドコールと同じくフレスケスタイには定番の付け合わせ。材料も作り方もとてもシンプルですが、キャラメルを焦がさないようにしっかりと見張っておくことが大切です。
オーブンいらずのリンゴケーキ:ガンメルデイス・エーブルケーエ
焼かずに作れる「昔風リンゴケーキ」と紹介されているデンマークのスイーツ。リンゴフィリングとパン粉、ホイップクリームを重ねるだけで手軽に作れます。パン粉の代わりに砕いたフィンガービスケットを使ったり、ミックスナッツを混ぜるアレンジも美味しいのでオススメです。
フレスケスタイには絶対に欠かせない存在であるリュドコール。簡単にいえば「紫キャベツの甘酢煮」です。家庭によって使うビネガーやスパイスが異なりレシピは多様ですが、ポイントは「紫キャベツを甘酸っぱく煮ること」なので、その点だけ押さえておけば大丈夫です。
豚肉をカリカリに焼き、豚の脂でリンゴとタマネギを炒める。シンプルだけどとてもデンマークらしい料理です。ただ注意したいのはリンゴの品種。必ず紅玉など酸味がある品種を使いましょう。サンふじなど甘味が強い品種を使うと甘ったるくなってしまうのでご注意ください。
アーモンドは誰のもとへ?クリスマスのデザート:リス・アラマン
クリスマスの定番デザート、リス・アラマン。冷やしたミルク粥(ライスプディング)にホイップクリーム、砂糖、アーモンドを加え、温かいチェリーソースをかけて食べる見た目にも鮮やかな一品。一粒だけアーモンドが丸ごと入っており、引き当てた人にはちょっとしたプレゼントが贈られます。
リゼングロは温かいミルク粥にシナモンシュガーとバターをかけて食べる、クリスマスに欠かせない主食の一つ。ミルク粥自体はデンマーク独自の料理ではありませんが、主食である「リゼングロ」、デザートである「リス・アラマン」の二通りで食べるのがデンマーク流です。
厚めに焼いたオムレツに香ばしく焼いたベーコンをトッピング。昔からデンマークで親しまれてきたシンプルかつ王道の卵料理です。普通のオムレツと異なるのは卵液に小麦粉(もしくはコーンスターチ)を混ぜること。焼くと少し膨らみ、しっとり&ふっくらした食感に仕上がります。
デンマークの国民食といえば「スモーブロー」と...思いきや、実は過去に「デンマークの国民食」を決める投票でスモーブローを抜いて一位に輝いたこともあるステクト・フレスク。カリカリに焼いた厚切りの豚バラ肉を、イタリアンパセリがたっぷり入ったベシャメルソースで食べる料理です。
コッグ・トースクは伝統的に大晦日に食べられるデンマークのタラ料理。茹でたタラにマスタード入りのベシャメルソースをかけるのが特徴です。タラ単体だと少し地味ですが、ベーコン、固ゆで卵、ビーツのピクスル、ジャガイモなど多様な付け合わせが添えられるため、見た目にも綺麗な一品です。
ビターバレンはオランダのファストフードで、ボール型コロッケのようなもの。フランス発祥でオランダ料理にもある「クロケット」に似ていますが、クロケットは円筒型、ビターバレンはボール型と形が違うほか、ビターバレンではナツメグを使うのが大きな特徴です。
キベリングはオランダの定番スナックになっているタラのフリットです。お店によっては様々なスパイスで味付けされているほか、ソースにはマヨネーズとニンニクを混ぜた「ガーリックソース」や、ピクルスやハーブも加えた「レムラードソース」が添えられるのが特徴です。
スラヴィンケンは牛と豚の合い挽き肉をベーコンで巻いた料理。「肉×肉」な上にバターで焼くことが多いので、けっこうハイカロリー。日本での知名度は皆無に等しいと思いますが、オランダではスーパーでも普通に売ってるくらいのメジャーな料理です。
【オランダ名物!ニシンのサンドイッチ】ブローチェ・ハーリング
ハーリングは日本でいうニシンのことで、塩漬けにしたハーリングをピクルスやタマネギと一緒に食べるのがオランダでは定番です。ブローチェ・ハーリングは、それをパンに挟んでサンドイッチにしたものです。 予想以上に脂が乗っていて、よくあるサーモンサンドにも劣らない美味しさです。
カプサロンは2003年にロッテルダムで考案されたファストフード。フライドポテトにケバブやチーズをのせて焼き、ガーリックソースやサンバルをかけて食べる料理です。カプサロンとは「美容院」の意味で、とある美容師から度々リクエストされて作られたことに由来しています。
【冬の食卓に欠かせない!青エンドウ豆のスープ】エルテンスープ
エルテンスープは乾燥させたグリーンスプリットピー(=青エンドウ豆)で作るオランダの国民食。スープと言いつつも、実際にはシチューに近い濃厚さで、オランダでは「スプーンが直立するほど濃厚」であることが良いエルテンスープの条件とされるほど。
バターを塗ったトーストにチョコスプレーをかけるだけ、というシンプルなオランダの朝食。日本でチョコスプレーといえば、ケーキのデコレーションに使うイメージですが、オランダでは様々なフレーバーがあり、パンに振りかける食べ方もメジャーです。
【忙しい朝でも作れる!オランダのオープンサンド】アイツマイター
例によってシンプルなオランダ料理。見た通りですが、ハム・チーズ・目玉焼きを乗せたオープンサンドの一種です。不味くは作りようがないシンプルさですが、逆に言うとハムとチーズの質が大事。チーズはゴーダなどオランダ産のものを使うと、より本場っぽくなります!
ヒュッツポットは「ニンジン入りマッシュポテト」のこと。日本のマッシュポテトと言えば「メイン料理の添え物」というイメージですが、ヒュッツポットはそれ自体がメイン料理です。逆に牛肉の煮込みやソーセージをヒュッツポットに添えて食べます。
カルヌヤルクはトルコ風ナスの肉詰めです。作り方も具材もイマム・バユルドゥによく似ていますが、カルヌヤルクではひき肉がプラスされます。詰める具材の必要量はナスのサイズによって変わるため、少し多めに作っておいても良いかもしれません。
チュルブルはヨーグルトとポーチドエッグを、ピリ辛のバターソースで食べる料理。パンと食べるのが一般的です。ソースには唐辛子を使いますが、チュルブルに使う唐辛子は辛さが穏やかなのが特徴です。カイエンペッパーや鷹の爪だと辛すぎるので注意しましょう。
【ブルサ名物!バターたっぷりカロリー爆弾】イスケンデル・ケバブ
イスケンデル・ケバブはトルコの都市ブルサの名物料理。ピタに羊肉をのせ、トマトソース、バター、更にヨーグルトを添えて食べる料理です。ラムの薄切り肉を使うと簡単ですが、挽き肉で作る方がオススメです。(ただし、めんどくさいです。)
イマム・バユルドゥは直訳すると「お坊さんの気絶」という意味で、一説には「美味しすぎてお坊さんが気絶した」というのが由来だそうです。作り方はシンプルで、素揚げしたナスに切り込みを入れ、トマトやタマネギなどの具材を詰めるだけ。ちなみに挽き肉も混ぜると、カルヌヤルクという料理になります。
イスパナクル=ほうれん草、ユムルタ=卵の意味で、その名の通りほうれん草の炒め物に卵をのせた料理です。日本ではほうれん草の炒め物と言えばバターや醤油で味付けすることが多いですが、この料理はサルチャ(=トマトペースト)を使うのが特徴です。
ドマテス・チョルバスはトルコ風のトマトスープ。トマトの旨味を凝縮したシンプルな味で、小麦粉も入っているため少しとろっとしたスープに仕上がるのが特徴です。一般的には温かい状態で提供されるスープなので、寒い時期にはピッタリです。
【インゲンのオリーブオイル煮】ゼイティンヤール・ターゼ・ファスリエ
トルコの前菜「ゼイティンヤール・ターゼ・ファスリエ」は「インゲンのオリーブオイル煮」のこと。インゲンがクタクタになるまでオリーブオイルと野菜の水分でしっかりと煮込むのがポイント。香辛料は使わないため、優しくシンプルな味わいです。
【トルコのおふくろの味】白インゲン豆のシチュー:クルファスリエ
クルファスリエはトルコの伝統的な家庭料理。白インゲン豆をサルチャ(トルコのトマトペースト)で煮込んだシチューのような料理ですが、サルチャは日本であまり手に入らないので普通のトマトペーストで代用します。主役である白インゲン豆は乾燥と水煮缶がありますが、乾燥がオススメです。
ミディエドルマは、ムール貝の出汁やスパイスで炊き込んだお米(=ピラウ)を貝殻に詰めた料理です。スパイスの香りも効いていますが辛味はなく、レモン果汁を絞って食べるので非常にさっぱりとした味わいです。トルコの屋台では1個単位で買うことができるお手軽料理です。
【スルタンのお気に入り】トルコの宮廷料理:ヒュンカル・ベーエンディ
国旗クリックで国別のページに飛びます ヒュンカル・ベーエンディとは? ヒュンカル・ベーエンディは、ペースト状に
【コンデンスミルクとコーヒーのベトナム風プリン】バインフラン
「バインフラン」はフランスの影響を受けたベトナム風プリンです。日本のプリンとは異なり、コンデンスミルクやコーヒーを使ったり、クラッシュアイスをのせることもあり、涼しげな見た目をしています。
今回はベトナムでも好き嫌いが分かれる料理「ブンダウマムトム」をご紹介します。だいぶ癖があるので私は正直苦手なタイプの料理でしたが、ベトナム料理をあらかた食べ尽くしたという方は試してみる価値があるかもしれません...!?!?
コムヘンはベトナムの古都であるフエの料理。簡単に言えば「しじみ汁の混ぜごはん」です。一見シンプルですが本場のレシピは食材のハードルが高いので、日本の食材でも作れるアレンジレシピを紹介します。
ゴイ・ドゥドゥは青パパイヤで作るベトナムのサラダです。タイのソムタムにも似ていますが、ソムタムに比べ辛さは控えめ。使う食材も少し異なります。青パパイヤ自体には味や香りがあまりないので、ニョクマムが味の決め手です。
チャーゾーはベトナム風の揚げ春巻き。ライスペーパーで巻くので、皮がパリッと仕上がるのが特徴です。中には豚肉や海老など色々な具材が入っており、なかなか豪華です。日本では生春巻きが人気ですが、試しに揚げ春巻きもいかがでしょうか。
ザウムォンサオトイは空芯菜のニンニク炒めのことで、ベトナムでは家庭や町の食堂など至る所で食べられる定番料理の一つです。中国やタイにも空芯菜の炒め物はありますが、ベトナムでは味付けにニョクマムを使います。
【外はカリカリ、中はもちもち】ベトナムのお好み焼き:バインセオ
バインセオは代表的なベトナム料理の一つで、米粉やココナッツミルクの生地で作るお好み焼きのような料理です。生地で豚肉やエビなどの具材を包み、ベトナム魚醤の「ニョクマム」で作るタレや、野菜や香草と一緒に食べます。
【ちょっと苦いけどホッとする味】ゴーヤのスープ:カインコークア
カインコークアはベトナム南部でよく食べられるゴーヤの肉詰めスープ。鶏がらベースのあっさりとしたスープとゴーヤの苦味で夏にピッタリなスープですが、何も下処理をしないと苦すぎるので、ゴーヤの苦味取りはしっかりしておくのがオススメです。
【トルティーヤで作るメキシカン春巻き】フラウタス・デ・ポジョ
フラウタスは鶏肉や牛肉、チーズをトルティーヤで巻いて揚げたメキシコ料理です。具材をトルティーヤで巻いて揚げるという意味では同じですが、フラワートルティーヤで作ると「フラウタス」、コーントルティーヤで作ると「タキートス」という料理になります。
パプリカーシュ・チルケは、鶏肉をパプリカパウダーとサワークリームで煮込んだ、ハンガリーを代表する料理。シチューみたいですが、サワークリームにより少し酸味がある点が特徴。グヤーシュにも似ていますが、サワークリームを使うのはパプリカーシュならではです。
ホルトバージ・パラチンタはハンガリー料理。パラチンタというクレープのような生地で具を包み、サワークリームとパプリカパウダーのソースをかけていただきます。手間がかかる料理なので、クレープは冷凍の市販品を使ってもいいかもしれません。
イタリアで「ジェノベーゼ・パスタ」といえば実は肉とタマネギで作る茶色のパスタを意味しますが、こちらは日本で主流な緑のパスタ。バジルのペーストのことを「ペスト」と言うので、厳密には「ペスト・パスタ」や「ペスト・ジェノベーゼのパスタ」と呼ぶのが正しいみたいです。
【ギリシャらしさ溢れる一品】海老のサガナキ(ガリデス・サガナキ)
ガリデス・サガナキはギリシャの伝統的な料理。海老とフェタをトマトソースと一緒に焼いた料理で、香りづけにギリシャの蒸留酒ウゾを使っているのもポイント。フェタとウゾというギリシャを代表する食材が使われており、とてもギリシャらしい一品。
ダコスはギリシャのクレタ島で親しまれているメゼ(軽食・前菜)です。イタリアのブルスケッタにも似ていますが、フェタチーズを使うのがギリシャ料理らしいですね。
台湾料理のどんぶり飯と言えば魯肉飯の方が有名ですが、鶏肉飯も忘れてはいけません。茹でた鶏むね肉をほぐして白米に載せ、醤油ベースのタレをかけていただきます。鶏肉飯は鶏油とネギ油からなる「油」の風味も重要で、これだけでもご飯が進みます。
ミクスタスとはグアテマラのホットドッグ。パンではなくトルティーヤでソーセージを挟むのが特徴です。昼食や軽食として、一個だけでもだいぶお腹にたまります。アボカドやキャベツがたっぷり乗っているので、栄養バランスもバッチリ。
きっと日本人好みの味!フィリピンの海鮮麺:パンシット・パラボック
「パンシット」とはフィリピンの様々な麺料理を総称する名称で「パンシット・パラボック」はそのうちの1種。コーンスターチ麺を使うこと、海老の出汁をベースにしたソースをかけること、ソースを黄色く色づけることが特徴です。
エローテは、メキシコ風の焼きトウモロコシとも呼ばれる料理です。簡単に作れ、メキシコでもストリートフードとして人気です。提供の仕方の違いで「エローテ」と「エスキーテス」という異なる料理名に分岐しますが、使う食材はほぼ同じです。
魯肉飯と言えば台湾料理の代表格。醤油やスパイスで煮込んだ豚バラ肉をご飯にかける料理なので、比較的シンプルではありますが、しっかり煮込んで味を染み込ませることが大切です。豚肉の切り方やトッピングに添える副菜は地域によって差があるのでお好みで。
トーストスカーゲン(Toast Skagen)とは? トーストスカーゲンは、スウェーデン発祥のオープンサンド。
サガナキとはチーズを揚げ焼きにしたギリシャ料理で、アペタイザーの位置づけです。レシピは非常にシンプルで、小麦粉をまぶして焼いたチーズに、レモン果汁をかけるだけ。チーズに塩味があるので、お酒のおつまみにもってこいの料理です。
作り方はフムスとほぼ同じ。焼きナスのペースト:ババガヌーシュ
レバント地域発祥の焼きナスペースト「ババガヌーシュ」。中東料理として有名なフムスと似ていますが、フムスをひよこ豆ではなく焼きナスで作ったような料理です。フムスと同じくピタパンにつけて食べる前菜です。
IKEAでもお馴染み!スウェーデン流ミートボール:ショットブッラル
ショットブッラルは、IKEAでもお馴染みのスウェーデン流ミートボールです。世界各国にミートボール料理は数多くありますが、スウェーデンではクリームソースとリンゴンベリージャムをつけて食べるのが特徴です。
ミッシュマッシュはブルガリアのスクランブルエッグ。塩漬けチーズの1種である「シレネ」と野菜が入るのが特徴ですが、「シレネ」は日本ではまず手に入らないため、同じく塩味があるチーズ「フェタ」を使います。チーズが好きな方にはオススメです!
チェスネチュカはニンニクがたっぷりと入ったチェコ共和国のスープです。風邪や二日酔いによく効くと言われており、一人あたりのビール消費量が世界一であるチェコらしい料理です。
メキシコ風トマトベースの肉団子スープ:ソパ・デ・アルボンディガス
ソパ・デ・アルボンディガスは肉団子をトマトスープで煮込んだメキシコ料理です。スペインにもアルボンディガスという肉団子がありますが、スペイン風はトマトソースで煮込み、メキシコ風はトマトスープで煮込むという点で微妙に違いがあります。
茶葉蛋は茹で卵の殻にヒビを入れ、醤油、茶葉、スパイスに長時間漬け込んだ中国風の煮卵です。ヒビから煮汁が浸み込むことで、独特な模様が生まれます。作るのに時間はかかりますが、工程はシンプルなので、是非お試しください。
ジョージアの名物パンでチーズにおぼれる:アジャリアン・ハチャプリ
ハチャプリはジョージアのチーズパン。地域によってバリエーションがあり、目玉のような形に成形したハチャプリはアジャリア地方のもの。そのままかぶりつくのではなく、中央のチーズと卵黄を混ぜ合わせ、周りのパンをディップして食べます。
アメリカ風カニ×クリームチーズの揚げワンタン:クラブ・ラングーン
クラブ・ラングーンはカニとクリームチーズをワンタンで包んで揚げたアメリカの料理。カニは本物でもカニカマでも問題ありませんが、コストを考えるとカニカマの方が良いかも...実際アメリカではカニカマで作ることが多いようです。
トゥロンはバナナとジャックフルーツを春巻きの皮で巻いて揚げたフィリピンのスイーツです。ただジャックフルーツは日本では手に入りづらく、独特な臭いで好き嫌いが分かれるので、今回はマンゴーで代用したレシピを紹介します。
スタンポットはマッシュポテトに野菜をたっぷり入れたオランダの家庭料理。野菜にはケール、ほうれん草、エンダイブなどが使われます。スタンポット自体にはあまり味をつけず、ソーセージやグレイビーソースを添えていただきます!
ココナッツカウカウは、南国版スイートポテトとも呼べそうなパプアニューギニア料理です。焼いたサツマイモをくり抜き、ココナッツクリームなどを混ぜたうえで再び詰めなおします。一見奇抜に思えますが、意外に美味しいですよ。
北米では冬の風物詩になっているエッグノッグ。飲むカスタードとも言える、濃厚な甘みが特徴のデザートドリンクです。洋酒を入れてカクテルとしても飲まれます。砂糖や牛乳の量は、お好みでご調整ください。
アルーパコラはインド風ジャガイモの天ぷら。ひよこ豆を粉末にしたベサン粉を衣に使うのが特徴です。衣をつけて揚げた、天ぷらのような料理全般をヒンディー語でパコラと呼び、ジャガイモ以外にも様々な食材を使います。また、衣に混ぜるスパイスもバリエーションが色々あるようです。
スペイン風!ミートボールのトマトソース煮込み:アルボンディガス
アルボンディガスはスペイン風のトマト煮込みミートボールです。どちらかと言えばメイン料理ではなく、タパス(小皿料理)の位置づけ。基本的にはハンバーグと同じような作り方ですが、松の実を入れることもあるようです。
ピーナッツソースで食べる!インドネシアの揚げワンタン:バタゴール
バタゴールは白身魚のすり身をワンタンや豆腐で包んで揚げた、インドネシアのストリートフード。ピーナッツソースやケチャップマニスなど、インドネシア特有のソースをかけていただきます。ピーナッツソースは何かで代用しづらいですが、ケチャップマニスは砂糖醤油に近いソースです。
メキシコの定番朝食「ウエボス・ランチェロス」。焼いたトルティーヤを卵とサルサで煮込みます。インゲン豆をペースト状にした、リフライド・ビーンズも欠かせません。本来はサルサで「煮込む」料理ですが、今回は温めたサルサを上からかけるだけの時短レシピです。
フィリピンのストリートフード:クウェッ・クウェ(うずら卵のフライ)
卵をオレンジ色の衣で揚げたストリートフード「クウェッ・クウェ」。普通の卵で作ることもあるようですが、うずら卵で作ると一口サイズで食べやすいのでオススメです。醤油ベースの甘辛いソース「マノンソース」をつけていただきます。
直訳すると「古い服」という意味になるキューバの国民食「ロパ・ビエハ」。繊維にそってほぐした肉が、糸のほつれた古着のように見えることから付いた名前とされています。お肉を長時間煮込む必要があるので、お時間に余裕がある時にお試しください!
栄養価が高く、中東発のスーパーフードとして欧米諸国にも定着している「フムス」。ひよこ豆など美容や健康に良いとされる食材が使われていることに加え、作り方が簡単な点も魅力です。また「いかに美しく盛り付けるか」と言う点もこの料理の醍醐味の1つなので、作る際には趣向を凝らした盛り付けをお試しください!
日本ではカリフラワーとジャガイモのカレーとして認知されていそうな料理「アルゴビ」。インドにカレーと言う料理はない、というのはよく知られていると思いますが、アルゴビもカレーではなくスパイスを使った炒め煮という位置づけです。ちなみに、ヒンディー語でアル=ジャガイモ、ゴビ=カリフラワーの意味です。
カロリーを気にしたら負け。カナダ発祥のファストフード:プーティン
いかにもジャンキーな見た目をしているカナダ・ケベック発祥のファストフード「プーティン」。フライドポテトにグレイビーソースとチーズをかけただけの料理なので大味かと思いきや、グレイビーソースとチーズソースが美味しく馬鹿にはできません。ちなみにロシアの某大統領とは何の関係もありません。
お酢で豆乳がほろほろに!台湾の定番朝ごはん:シェントウジャン
台湾では定番の朝食メニュー「シェントウジャン」。お酢の力でほろほろと固まった豆乳スープに、油条(ヨウティヤオ)と呼ばれる細長い揚げパンを浸して食べる料理です。豆乳を固めるポイントがいくつかありますが、そこだけ外さなければとても簡単に作れます!優しい味が沁みわたる、寒い時期にはオススメのメニューです。
ザアルークはナスとトマトをペースト状にしたモロッコの料理です。実はナスのペーストは中東た地中海沿岸の国々ではよく見る調理法で、バリエーションも色々あります。その中でこのザアルークは、トマトと混ぜる点が特徴です。パンと非常に相性が良いので、ディップとしていかがでしょうか
イタリアの磯辺揚げ?青海苔が香る揚げパン風おつまみ:ゼッポリーニ
ナポリの名物料理ゼッポリーニ。簡単に言えば「ピザ生地に海藻を混ぜて揚げたパン」です。イタリアで海藻を料理に使うことはほとんどありませんが、ゼッポリーニは例外です。一方、日本人にとっては磯辺揚げにも通じる、馴染みやすい味の料理です。おつまみにピッタリなので、レシピを覚えておくと重宝します!
松屋で販売されたことをきっかけに、日本での知名度が急上昇した「シュクメルリ」。松屋式も美味しいのですが、実は本場のシュクメルリとは色々と異なる点があります。今回は現地レシピを参考に、スパイスを使用する本格的な作り方をご紹介します!
本場のジェノベーゼは緑じゃないんです:スーゴ・アッラ・ジェノベーゼ
ジェノベーゼパスタと聞いて、皆さんはどんなパスタを思い浮かべますか?実は単に「ジェノベーゼパスタ」と言う場合、本当は肉とタマネギで作る茶色のパスタを指すんです。日本で一般的な緑色のバジルペーストパスタは、正式には「ペスト・ジェノベーゼのパスタ」というもので、料理としては全くの別物なんです!
日本で簡単に作れる数少ないブルネイ料理「ナシカトック」。お米にフライドチキンとサンバルを添えるだけのシンプルなファストフードです。見た目はシンプルですが、サンバルの旨辛さがお米ともチキンとも相性抜群です!
寒い季節にぴったり!フィンランドのサーモンスープ:ロヒケイット
寒い季節のメニューと言えばシチューを思い浮かべることも多いと思いますが、「ロヒケイット」はご存知でしょうか?サーモンと牛乳で作るフィンランドの定番スープですが、魚の旨味と牛乳の優しい甘味でホッとする味わいの料理です。シチューの代わりにいかがでしょうか。
セットで作れば簡単!編まれた米麺と豚肉を野菜で巻く:バイン・ホイ
網状にした米麺と肉を野菜で巻いて食べる料理「バインホイ」はご存知ですか?同じく「バイン」とつく料理でもバインミーやバインセオと比べると知名度は低い気がしますが、カルディで「バインホイとヌックチャムのセット」なるものを見つけたので、レシピと合わせてご紹介します!
簡単かつヘルシーな料理として朝食やカフェメニューとしても有名なアボカドトースト。ニューヨークで流行っているイメージもありますが、発祥はbillsのシドニー店とされているようで、オーストラリアでも定番の朝食として愛されているメニューです!
【牛肉のセビーチェ?カンボジアの牛肉サラダ】プリアサイッコー
『プリアサイッコー』はライム果汁でマリネした牛肉をサラダ感覚で食べるカンボジア料理です。よく「牛肉のセビーチェ」とも言われます。ライム果汁と魚醤の組み合わせが独特な味付けではありますが、日本人の口には合うのではないかと思います!
言わずと知れたイタリア料理『ニョッキ』。一般的にはジャガイモと小麦粉で作ることが多いパスタの一種ですが、今回は秋らしくカボチャで作ってみました。カボチャ×小麦粉×生クリームなので結構お腹にたまります。くるみを入れて食感にアクセントをつけているのがポイントです!
【名前、長くないですか…?】ツヴィーヴェルローストブラーテン
タマネギをふんだんに使ったオーストリアの牛ステーキ『ツヴィーヴェルローストブラーテン』。じっくりと揚げたフライドオニオンの甘みが牛肉と相性抜群です!名前が長くなかなか覚えられないのですが、訳してみると「タマネギローストビーフ」という非常にシンプルな意味でした。
【辛くないタイ料理をお探しの方は必見!】ファクトーンパットカイ
タイ料理は辛いイメージがありますが『ファクトーンパットカイ』は日本の煮物に似た甘めの味付けの料理です。醤油とカボチャだけでは日本のカボチャの煮つけと同じになってしまいますが、バジルを入れることで一気に異国感が増します。
【黒胡椒×ライムソースが独特なカンボジア風ステーキ】ロックラック
『ロックラック』はオイスターソースや醤油に漬け込んだ牛肉を炒め、黒胡椒とライムのソースで食べるカンボジアの料理です。カンボジアで一番有名な料理と言えばフィッシュカレーの『アモック』ですが、『ロックラック』も外せません。オイスターソースが味付けのベースなので、日本人の口にも合います!
【台湾風オムレツ?台湾風チヂミ?それともお好み焼き?】オアジェン
卵料理に外れはないですよね?牡蠣料理にも外れはないですよね??今回はそんな2つの食材を組み合わせた台湾料理『オアジェン』を紹介します!。台湾風牡蠣オムレツとも呼ばれますが、モチっとした食感はチヂミに近い印象です。スイートチリソースや海山醤など甘辛いソースと食べるのがオススメです!
【食べ始めたら止まらない…韓国版”悪魔のおにぎり”】チュモッパ
最近『チュモッパの素』なるものをスーパーで見かけることはありませんか?チュモッパは韓国風おにぎりのことで、素さえあればお米に混ぜるだけで簡単に作れますが、素を使わなくても簡単に作れます。今回は基本版チュモッパとアレンジ版で計4種類のレシピを紹介します。
【ケールの消費にオススメ!ポルトガルの家庭料理】カルド・ヴェルデ
ケールは「栄養素が高い野菜」とよく言われますが、葉の固さや苦みもあって生でバクバクと食べるのは敬遠しがちですよね。そんなケールですが、千切りにして少し熱を加えるだけで美味しく食べれるようになります。そこでオススメなのがこの『カルド・ヴェルデ』です!
『コルカノン』はケールやキャベツなどの葉物野菜を混ぜ込んだアイルランドのマッシュポテトです。カトリックの祭日である「セイントパトリックス・デー」や「ハロウィン」でよく食べられる料理だそうです。たまにはハロウィンにカボチャ料理ではなく、コルカノンを作ってみるのはいかがでしょうか!
キャンプで焚火を囲みながら食べる定番のキャンプスイーツ『スモア』。キャンプではマシュマロを棒に刺して焼きますが、今回はおうちのオーブンで作るレシピを紹介します。ちなみにキャンプで食べるのであれば、少し涼しくなった秋キャンプで食べるのが一番のオススメです!
【簡単に言えばジャーマンポテトのオムレツ】バウエルンフリューシュトゥック
『バウエルンフリューシュトゥック』は、ジャーマンポテトの卵とじ、もしくはオムレツと呼べるようなドイツ料理です。日本語に直訳すると『農家の朝食』という意味になりますが、昼食、夕食に食べても美味しいですよ!
【タラ料理と言えばポルトガル!タラの旨味を卵とじ】バカリャウ・ア・ブラス
『バカリャウ・ア・ブラス』は多種多様なタラ料理を擁するポルトガル料理の中でも代表的なタラ料理の一つです。タラとフライドポテト、タマネギを炒め、卵とじしたような料理です。フライドポテトを作るのが少し手間ですが、市販のものを使ってしまえば簡単に作れます。
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ユーシェンはシンガポールやマレーシアの華人社会で春節に食べられる開運サラダ。それぞれの食材に意味が込められていて、日本のおせちにも通じるものがあります。特徴的なのは「ローヘイ」と呼ばれる儀式的な食べ方。皆が箸でサラダを高く持ち上げ、縁起の良い言葉を叫びながら混ぜるのが風習です。
シンガポール風の「焼きそば」と紹介されることが多いホッケンミーですが、実は「焼き」というより「煮込み」に近い料理。中華麺とビーフンをミックスするのが特徴で、中華麺のもちもち食感と、スープをよく吸うビーフンという組み合わせが、地味ながら良い仕事をしています。
バクテーには大きく分類して潮州系と福建系があり、マレーシアで主流となっているのが福建系です。ニンニクと白胡椒ベースのあっさりした潮州系に比べ、福建系は中国醤油やスパイスを使うため色・味・香りが濃いのが特徴です。味は全く違うので別物と考えていただいた方が良さそうです。
サゴグラマラッカは、冷やし固めたサゴに、グラ・マラッカの黒蜜とココナッツミルクをかけて食べるシンプルなスイーツです。サゴはサゴヤシの澱粉を粒状にしたもの、グラ・マラッカはココナッツの樹液で作る砂糖のことですが、手に入らない場合はそれぞれタピオカと黒糖で代用できます。
バクテーはマレーシアとシンガポールの定番料理。実はバクテーには福建系と潮州系があり、マレーシアでは福建系、シンガポールでは潮州系がポピュラー。 そして今回ご紹介するのは潮州系。潮州系はニンニクとホワイトペッパーが効いた、キレのある味わいが特徴です。スープの色も澄んでいて上品な味です。
シリアルプラウンは、揚げたエビと炒めたシリアルを和えたシンガポール発祥の料理で、カレーリーフの香ばしい風味とシリアルのサクサクとした食感が特徴です。シリアルはネスレの"Nestum Cereal"を使うのが定番なようですが、日本では売ってなさそうなので市販のクイックオーツで代用します。
カヤトーストはシンガポールの定番朝ごはん。カヤジャムの甘さとバターの塩味が相性抜群です。シンガポールでは温泉卵やコンデンスミルク入りのコーヒー(=コピ)と一緒に食べるのが定番になっており、全体的に朝からカロリーは高めです。
デンマークのユールフロコスト(=クリスマスパーティ)では定番のローストポーク。皮付きの豚ロースを皮がカリカリになるまで焼き、紫キャベツの蒸し煮とキャラメルポテトを添えるところまで定番。ただし日本では皮付きの豚ロースがまず売っていないため、豚バラを使って作るのが一般的です。
ブルネデ・カトフラはデンマークのキャラメルポテト。特にクリスマスに食べることが多く、リュドコールと同じくフレスケスタイには定番の付け合わせ。材料も作り方もとてもシンプルですが、キャラメルを焦がさないようにしっかりと見張っておくことが大切です。
焼かずに作れる「昔風リンゴケーキ」と紹介されているデンマークのスイーツ。リンゴフィリングとパン粉、ホイップクリームを重ねるだけで手軽に作れます。パン粉の代わりに砕いたフィンガービスケットを使ったり、ミックスナッツを混ぜるアレンジも美味しいのでオススメです。
フレスケスタイには絶対に欠かせない存在であるリュドコール。簡単にいえば「紫キャベツの甘酢煮」です。家庭によって使うビネガーやスパイスが異なりレシピは多様ですが、ポイントは「紫キャベツを甘酸っぱく煮ること」なので、その点だけ押さえておけば大丈夫です。
豚肉をカリカリに焼き、豚の脂でリンゴとタマネギを炒める。シンプルだけどとてもデンマークらしい料理です。ただ注意したいのはリンゴの品種。必ず紅玉など酸味がある品種を使いましょう。サンふじなど甘味が強い品種を使うと甘ったるくなってしまうのでご注意ください。
クリスマスの定番デザート、リス・アラマン。冷やしたミルク粥(ライスプディング)にホイップクリーム、砂糖、アーモンドを加え、温かいチェリーソースをかけて食べる見た目にも鮮やかな一品。一粒だけアーモンドが丸ごと入っており、引き当てた人にはちょっとしたプレゼントが贈られます。
リゼングロは温かいミルク粥にシナモンシュガーとバターをかけて食べる、クリスマスに欠かせない主食の一つ。ミルク粥自体はデンマーク独自の料理ではありませんが、主食である「リゼングロ」、デザートである「リス・アラマン」の二通りで食べるのがデンマーク流です。
厚めに焼いたオムレツに香ばしく焼いたベーコンをトッピング。昔からデンマークで親しまれてきたシンプルかつ王道の卵料理です。普通のオムレツと異なるのは卵液に小麦粉(もしくはコーンスターチ)を混ぜること。焼くと少し膨らみ、しっとり&ふっくらした食感に仕上がります。
デンマークの国民食といえば「スモーブロー」と...思いきや、実は過去に「デンマークの国民食」を決める投票でスモーブローを抜いて一位に輝いたこともあるステクト・フレスク。カリカリに焼いた厚切りの豚バラ肉を、イタリアンパセリがたっぷり入ったベシャメルソースで食べる料理です。
コッグ・トースクは伝統的に大晦日に食べられるデンマークのタラ料理。茹でたタラにマスタード入りのベシャメルソースをかけるのが特徴です。タラ単体だと少し地味ですが、ベーコン、固ゆで卵、ビーツのピクスル、ジャガイモなど多様な付け合わせが添えられるため、見た目にも綺麗な一品です。
ビターバレンはオランダのファストフードで、ボール型コロッケのようなもの。フランス発祥でオランダ料理にもある「クロケット」に似ていますが、クロケットは円筒型、ビターバレンはボール型と形が違うほか、ビターバレンではナツメグを使うのが大きな特徴です。
キベリングはオランダの定番スナックになっているタラのフリットです。お店によっては様々なスパイスで味付けされているほか、ソースにはマヨネーズとニンニクを混ぜた「ガーリックソース」や、ピクルスやハーブも加えた「レムラードソース」が添えられるのが特徴です。
「パンシット」とはフィリピンの様々な麺料理を総称する名称で「パンシット・パラボック」はそのうちの1種。コーンスターチ麺を使うこと、海老の出汁をベースにしたソースをかけること、ソースを黄色く色づけることが特徴です。
エローテは、メキシコ風の焼きトウモロコシとも呼ばれる料理です。簡単に作れ、メキシコでもストリートフードとして人気です。提供の仕方の違いで「エローテ」と「エスキーテス」という異なる料理名に分岐しますが、使う食材はほぼ同じです。
魯肉飯と言えば台湾料理の代表格。醤油やスパイスで煮込んだ豚バラ肉をご飯にかける料理なので、比較的シンプルではありますが、しっかり煮込んで味を染み込ませることが大切です。豚肉の切り方やトッピングに添える副菜は地域によって差があるのでお好みで。
トーストスカーゲン(Toast Skagen)とは? トーストスカーゲンは、スウェーデン発祥のオープンサンド。
サガナキとはチーズを揚げ焼きにしたギリシャ料理で、アペタイザーの位置づけです。レシピは非常にシンプルで、小麦粉をまぶして焼いたチーズに、レモン果汁をかけるだけ。チーズに塩味があるので、お酒のおつまみにもってこいの料理です。
レバント地域発祥の焼きナスペースト「ババガヌーシュ」。中東料理として有名なフムスと似ていますが、フムスをひよこ豆ではなく焼きナスで作ったような料理です。フムスと同じくピタパンにつけて食べる前菜です。
ショットブッラルは、IKEAでもお馴染みのスウェーデン流ミートボールです。世界各国にミートボール料理は数多くありますが、スウェーデンではクリームソースとリンゴンベリージャムをつけて食べるのが特徴です。
ミッシュマッシュはブルガリアのスクランブルエッグ。塩漬けチーズの1種である「シレネ」と野菜が入るのが特徴ですが、「シレネ」は日本ではまず手に入らないため、同じく塩味があるチーズ「フェタ」を使います。チーズが好きな方にはオススメです!
チェスネチュカはニンニクがたっぷりと入ったチェコ共和国のスープです。風邪や二日酔いによく効くと言われており、一人あたりのビール消費量が世界一であるチェコらしい料理です。
ソパ・デ・アルボンディガスは肉団子をトマトスープで煮込んだメキシコ料理です。スペインにもアルボンディガスという肉団子がありますが、スペイン風はトマトソースで煮込み、メキシコ風はトマトスープで煮込むという点で微妙に違いがあります。
茶葉蛋は茹で卵の殻にヒビを入れ、醤油、茶葉、スパイスに長時間漬け込んだ中国風の煮卵です。ヒビから煮汁が浸み込むことで、独特な模様が生まれます。作るのに時間はかかりますが、工程はシンプルなので、是非お試しください。
ハチャプリはジョージアのチーズパン。地域によってバリエーションがあり、目玉のような形に成形したハチャプリはアジャリア地方のもの。そのままかぶりつくのではなく、中央のチーズと卵黄を混ぜ合わせ、周りのパンをディップして食べます。
クラブ・ラングーンはカニとクリームチーズをワンタンで包んで揚げたアメリカの料理。カニは本物でもカニカマでも問題ありませんが、コストを考えるとカニカマの方が良いかも...実際アメリカではカニカマで作ることが多いようです。
トゥロンはバナナとジャックフルーツを春巻きの皮で巻いて揚げたフィリピンのスイーツです。ただジャックフルーツは日本では手に入りづらく、独特な臭いで好き嫌いが分かれるので、今回はマンゴーで代用したレシピを紹介します。
スタンポットはマッシュポテトに野菜をたっぷり入れたオランダの家庭料理。野菜にはケール、ほうれん草、エンダイブなどが使われます。スタンポット自体にはあまり味をつけず、ソーセージやグレイビーソースを添えていただきます!
ココナッツカウカウは、南国版スイートポテトとも呼べそうなパプアニューギニア料理です。焼いたサツマイモをくり抜き、ココナッツクリームなどを混ぜたうえで再び詰めなおします。一見奇抜に思えますが、意外に美味しいですよ。
北米では冬の風物詩になっているエッグノッグ。飲むカスタードとも言える、濃厚な甘みが特徴のデザートドリンクです。洋酒を入れてカクテルとしても飲まれます。砂糖や牛乳の量は、お好みでご調整ください。
アルーパコラはインド風ジャガイモの天ぷら。ひよこ豆を粉末にしたベサン粉を衣に使うのが特徴です。衣をつけて揚げた、天ぷらのような料理全般をヒンディー語でパコラと呼び、ジャガイモ以外にも様々な食材を使います。また、衣に混ぜるスパイスもバリエーションが色々あるようです。
アルボンディガスはスペイン風のトマト煮込みミートボールです。どちらかと言えばメイン料理ではなく、タパス(小皿料理)の位置づけ。基本的にはハンバーグと同じような作り方ですが、松の実を入れることもあるようです。
バタゴールは白身魚のすり身をワンタンや豆腐で包んで揚げた、インドネシアのストリートフード。ピーナッツソースやケチャップマニスなど、インドネシア特有のソースをかけていただきます。ピーナッツソースは何かで代用しづらいですが、ケチャップマニスは砂糖醤油に近いソースです。