内科勤務医。感染症学会専門医/指導医、リウマチ学会専門医/指導医。日々の診療において発生する疑問について、感染症(HIV感染や日和見感染等)、感染管理、リウマチ、膠原病など免疫系疾患について、調べて記してます。
ステロイド治療とは、グルココルチコイド療法(以下GC)のことで、代表的な薬品には、プレドニゾロン、プレドニン、やメドロール があります。ステロイド剤は、炎症を軽減して症状を良くしたり、異常な免疫応答を抑制してくれたりで、自己免疫性疾患の治療
ステロイド治療とは、グルココルチコイド療法(以下GC)のことで、代表的な薬品には、プレドニゾロン、プレドニン、やメドロール があります。ステロイド剤は、炎症を軽減して症状を良くしたり、異常な免疫応答を抑制してくれたりで、自己免疫性疾患の治療
当科では発熱性疾患の相談や初診を受けることも多く、この時期ですと熱中症は鑑別から外せません。この時期注意すべき熱中症につき一般の方、医療者の方にも使えるような情報をまとめてみます。まず暑さ指数について・現在の自分の住んでいる場所の気候は、ど
関節リウマチの外来をやっていますとときおりステロイド剤を治療に使用することもあります。しかしリウマチ治療においての主役は抗リウマチ薬や免疫抑制剤、生物学的製剤などであり、ステロイドは消炎鎮痛剤(NSAIDs)などとともに脇役です。使用場面と
関節リウマチ(RA)患者さんに限らず、外来をしていますと疼痛や倦怠などの症状への気候変化の影響の訴えはよくあります。とくにこの入梅期は多いですね。調べてみますと、リウマチ性疾患患者(CRD:関節リウマチ(RA)、変形性関節症(OA)、脊椎関
前回の続き、麻疹の診断における、特有の口腔粘膜所見とされる、コプリック斑についてですその特徴や注意点などを文献からまとめました日本国内では今後ますます稀な疾患になっていくと思われ、診察の経験のない若手医師も多いのではないでしょうかぜひ参考に
前回のつづきです。述べましたように近年は、麻疹の疫学は変化し、とりわけ排除国では発生は稀ですが輸入された感染例と主にワクチン不全の人が罹患する疾患という状況を示してきています。さらに頻度は低いが麻疹はワクチン接種者にも出現し得るためさらに複
前回のつづきです。述べましたように近年は、麻疹の疫学は変化し、発生率は低く発生規模が小さいが、輸入された感染源と主にワクチン接種を受けていない成人が罹患する疾患という典型的なプロファイルを示してきている。さらに頻度は低いが、麻疹はワクチン接
最近 、輸入麻疹例 を経験しました 。 以前にも私のブログに書きましたが過去に似た経験があり麻疹抗体検査を出しておいて良かったです。今回はさらに、病歴で東アフリカ滞在と蚊にさされた可能性もあるとのお話で診断検査計画が混乱したこと、結局修飾麻
最近、輸入麻疹例を経験しました。以前にも私のブログに書きましたが過去に似た経験があり麻疹抗体検査を出しておいて良かったです。今回はさらに、病歴で東アフリカ滞在と蚊にさされた可能性もあるとのお話で診断検査計画が混乱したこと、結局修飾麻疹例だっ
以前のブログでリウマチ性多発筋痛症とステロイド治療とのお話をしましたが、このホルモン剤はリウマチ疾患領域で使用されることが多いです。リスクのためにもステロイド使用はなるべく短期間、少量のほうが良いです。今回、一般の方向け記事として、ステロイ
右の胸鎖関節が数週間腫れていて痛いとのことで整形外科から当科に紹介受診されました。他に手首の腫れ、痛みもあるようです。どのように診断を進めていくか?胸鎖関節の障害で、最も一般的なのは外傷、変形性関節症、感染症、リウマチ性疾患とされています。
リウマチかもしれないと 思ったときどうする? -早期リウマチ?-
このブログではかなり専門的な医師向け医療従事者向けの記事を書いていますが、外来などやっておりますと一般の方からの質問もあり、一般向けの記事もときおり書くことにします。今回は、リウマチかもしれないと 思ったとき ですご自身に、指などの痛みの
リウマチかもしれないと 思ったときどうする? -早期リウマチ?-
このブログではかなり専門的な医師向け医療従事者向けの記事を書いていますが、外来などやっておりますと一般の方からもリウマチ診断について質問もあり、一般向けの記事もときおり書くことにします。今回は、リウマチかもしれないと 思ったとき ですご自
リウマチ性多発筋痛症(以下PMR)は高齢の方に発症しやすいリウマチ性疾患で、首から肩、上腕にかけてと臀部から大腿部にかけての筋肉痛が特徴的です。症状や検査所見もあわせて総合的にリウマチ医が判断して診断治療となりますが、似た状況で発症する疾患
リウマチ性多発筋痛症(以下PMR)は高齢の方に発症しやすいリウマチ性疾患で、首から肩、上腕にかけてと臀部から大腿部にかけての筋肉痛が特徴的です。症状や検査所見もあわせて総合的にリウマチ医が判断して診断治療となりますが、似た状況で発症する疾患
地方都市の大規模総合病院の内科医です。もともと総合診療内科医だったのですが感染症・リウマチ内科を立ち上げて従事しています。別のサイトでブログ記事を書いていたのですが、このたびこちらに移りました日常診療で気になったことを諸文献で調べて、感染症
地方都市の総合病院内科勤務医です。もともと総合診療内科医だったのですが感染症・リウマチ内科が設立されてより従事しています。別の場所でブログ作成していましたが、このたびこちらに移転しました。日常診療で気になったこと、調べたことを 感染症、感染
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