ついに終わりました!最後の大きな仕事、モデルと講師。モデルの方の仕事は、その団体の事情で来年はないかも?去年と今年、3日ずつ。合計6回。とても良い経験になりました。講師の方は一人でしたのは今年4回。課題はありますが、勉強しながら何とかやって行けそうです。もう怖くはないです。明日は仕事も休みです。年末年始のシフトも作りました。最高に気分が晴れやかです。今月は土曜が五週あるので、来月までしばらく句会もあ...
寒晴や絵筆洗へば空の色 三島敏恵 横丁に灯の揃ひたる寒暮かな 山下由理子 御降りや神木の下濡れてゐず ふゆきゆふ 庭園に急がざる水春どなり 山口由美 竜の玉みせて手相をほめらるる 吉岡洋子 雪除けて崩れし家に名を呼べる 伊勢弘江 炎にも影生まれたるどんどかな 岩本里美 冬の雨瓦礫の中の猫の声 竹田桐生 年玉やポニーテールを弾ませて 中浴智美 断崖をふはりと飛んで夢はじめ 松崎幹...
地域タグ:福山市
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ついに終わりました!最後の大きな仕事、モデルと講師。モデルの方の仕事は、その団体の事情で来年はないかも?去年と今年、3日ずつ。合計6回。とても良い経験になりました。講師の方は一人でしたのは今年4回。課題はありますが、勉強しながら何とかやって行けそうです。もう怖くはないです。明日は仕事も休みです。年末年始のシフトも作りました。最高に気分が晴れやかです。今月は土曜が五週あるので、来月までしばらく句会もあ...
10月24日に、今年のモデルの仕事の二回目を終えた。慣れて来ているから、かなり楽だった。今年はあと11月の一回を残すのみ。講師の仕事も、今年は11月に一回して終わり。こちらも大分慣れて、軌道に乗って来た。最近、毎月の句会の会場を予約する仕事も引き受けた。毎月二回、忘れないようにスマホで予約する。三か月前から予約できる。受付が夜中の0時からなので、起きているようにして早めに予約する。会場を確保できなかったら...
遠い空でピストルが鳴る運動会遠い空でということもないのですが、先週の土曜日に、近所の小学校で運動会があった。朝、家でゆっくりしていて、午後から運動会を見に行こうかと思って行ったら、もう終わってました。最近は午前中で終わるのですね。観客席で家族とお弁当食べないのですかね?あれが楽しいのだと思うのですが… 運動会常より太き玉子焼き運動会で印象的なのは音楽ですね。「天国と地獄」「道化師のギャロップ...
私は34歳から俳句を始めた。普通の若い人のような忙しい生活をしていなかったので、 リアルな句会にまるで皆勤賞のように参加してきた。 今まで参加してきた句会を並べてみる。〇は現在も参加している句会です。 NHKカルチャースクール 初めて参加した句会。第二、第四土曜日にある。一回に5句投句。結構なお金がかかるが、実家住みだったので大丈夫だった。 34歳から七年間通ったことになる。 福山支部句会よりお金がかか...
このブログの読者の中で、私が結社で普段どんな句を作っているのか興味がある方もいると思うので、届いて間のない「香雨」9月号の結果をここに載せてみる。 矢羽根めく青麦の穂を活けにけり 花神いまこの山奥に余花白し 葉桜や昨日よりまた影の濃く 若葉風むかしクラスに連絡網 開きたるままの画集や緑さす 緑雨集の五句欄でした。惜しくも(?)清雨集には届きませんでした。手前味噌のようですが、我ながら好きな句...
朝は仕事。最近、職場に若い人が三人入ってきた。 20代男性、30代女性、40代女性の三人。 長いこと私より年配の方ばかりを相手にしてきたので、 とても新鮮である。仕事の覚えも早いようだ。 副業解禁とコロナ開けの効果か、 現役世代の若い人の応募があるらしい。 三人とも前向きに仕事に取り組んでくれてうれしい限りだ。 仕事から帰ると墓参りに行った。 行き道100均で線香を買う。まさかバチは当たらないだろう💦 父方...
今年ももう秋になり、残りが見えるようになった。秋からの仕事で大きなものは、・句会の講師の仕事(9月・11月)・絵画のモデルの仕事(10月・11月)である。絵画のモデルと聞くと驚くかもしれないが、俳句関係の知り合いで絵画もしている人がいて、モデルが足らないので、してくれないかと頼まれたのである。やったことも考えたこともない仕事なので最初は躊躇したのだが、何事も経験だと思いチャレンジしたのだ。それが去年の秋。デ...
「香雨」八月号が来た。 鷹羽狩行名誉主宰の逝去についての片山主宰の文章を読み、 狩行先生が本当に亡くなられたのだと実感した。 私が最後に狩行先生を拝見したのは、 令和二年の「香雨」新年句会の時だった。 新人の饒舌となる年忘れ という句を秀逸で採って頂いた。 良き思い出だ。 平成二十二年に「狩」に入会して、 毎年広島県大会に参加したので、 何回も狩行先生に...
・名句を読むことまず名句とされているものをたくさん読むことが大切だと思う。例えば「NHK名句鑑賞アルバム」片山由美子編著などを読む。ここに掲載されている名句はすべて類想から抜きん出ているものばかりである。類想から抜けるということが感覚的に分かると思う。抜けるという言葉から連想できるように、それは高さの問題でもある。魂がより高い次元に上らないといけない。私の体験ではその魂の上昇は霊性を帯びたものである...
第一句集『春の鴨』Kindle版の無料キャンペーンを開始しました。Amazonのページからダウンロードできます。Kindle使ったことのない方もぜひ試してみてください。下にリンクを貼っておきます。 ↓句集『春の鴨』AMAZON詳細ページへ...
最近このブログの更新頻度が少ないので、景気づけに私の第一句集『春の鴨』の電子版書籍の無料キャンペーンをやりたい。開始は明日7月5日(金)の17:00くらいです。終了は7月8日(月)の16:59くらいまでです。Kindle版なのでAmazonのページからダウンロードできます。Kindle使ったことのない方もぜひ試してみてください。まだ予告の段階ですが、下にリンクを貼っておきます。 ↓句集『春の鴨』AMAZO...
他の人の役に立つのか分からないですが、私が行っている作句法を紹介します。 基本的に俳句を作るのは週に一回二時間くらいです。一度に10句作ります。平均して月に50句ほど作ります。結社誌へ出すのは7句ですから、結構ぎりぎりの量かもしれません。もっとたくさん作れば、何かの賞へ応募できる未発表句が揃うのかもしれませんが、その分自分に負荷がかかるのでやりません。俳句は続けて行かなければならないので、無理はしませ...
寒晴や絵筆洗へば空の色 三島敏恵 横丁に灯の揃ひたる寒暮かな 山下由理子 御降りや神木の下濡れてゐず ふゆきゆふ 庭園に急がざる水春どなり 山口由美 竜の玉みせて手相をほめらるる 吉岡洋子 雪除けて崩れし家に名を呼べる 伊勢弘江 炎にも影生まれたるどんどかな 岩本里美 冬の雨瓦礫の中の猫の声 竹田桐生 年玉やポニーテールを弾ませて 中浴智美 断崖をふはりと飛んで夢はじめ 松崎幹...
香雨の連載に「私の勉強法」というものがある。毎月、同人が二人づつ自分の勉強法を披露するという企画である。そのタイトルを少し借りて、このブログで「私の俳句勉強法」と称する連載記事を始めたいと思う。句作の方法や類想を抜けるためにしていることなど、実践的な内容を書いて行きたい。乞うご期待です。筆者は気ままな性格のため、いつも通り不定期の連載です。第一回目の今日は、『香雨』令和五年一月号に掲載された「私の...
私が読んだ本の中でも、特にお気に入りの本をリストアップしてみました。写真に鶴岡加苗さんの『青鳥』と牛田修嗣さんの『白帆』がないのは、今人に貸しているからです。句集 『鷹羽狩行俳句集成』 鷹羽狩行著 ふらんす堂 『香雨』 片山由美子著 ふらんす堂 『飛英』 片山由美子著 角川書店 『鼓動』 西宮舞著 ふらんす堂 『つむぎうた』 野中亮介著 ふらんす堂 『季語別 鷲谷七菜子句集』 鷲谷七菜子著 ふらん...
ついに終わった。野々口立圃顕彰俳句大会。今日、入選句集作成のためのデータを印刷会社に送った。後はExcelによる会計報告の清書の仕事を残すのみとなった。四年に一度、運営の当番が回ってくる地元の俳句大会。毎回、憂鬱の種なのである。しかし今回、選者でもあるTさんが運営の筋書きをしっかり書いてくれたので、次回は簡単にできるような気がする。何だか自信がついた。今回、私がした仕事は、選者の席に貼る名札作成。苦労し...
初鴉人影のなき大手町 田村祐巳子着水の白鳥首の力抜き 安里道子街の灯に馴染まぬネオン久女の忌 岡田憲幸夢殿をひと回りして春惜しむ 岡田眞利子踏青や佐渡が見ゆるといふ岬 荻原正三大仏の頬をつたひて花の雨 荻原八重子落葉掻く音に目覚めて山の宿 佐藤徳守しぐるるや影から描く木炭画 田中雅子シスターも袋抱へて十二月 深津一葉鈍色の雲の広ごる冬田打 藤田幸子落葉踏みゆけば濃くなる日の匂ひ...
結社誌へ投句したが掲載されなかった作品の中から、捨てるには惜しいと思っている句をここに載せたいと思います。 期間は同人になってから三年間。(2021年~2023年) ただし、ここに復活させた句は、その句を含む七句を投句した結果が清雨集五句の場合に限ります。光るもの近寄ればそは春の水サハラの砂入れたる瓶や晩夏光かの夕も噴水果つるまで眺め美しければ指で散らして白牡丹雨跡の日に乾きゆく立夏かな詩神よりの言...
尾道二十五句 重枝広樹 冬景 小春日や尾道水道日を揺らし 時に雨宿りする旅初しぐれ 銅像を芭蕉と紛ふ時雨かな 片時雨直哉旧居の閉ざされて ラーメンの背脂沁みる冬の暮 桟橋に船の振動雪催 凍港や我より大き錨揚げ 春景 急坂を上り詰めれば春の海 風光る狩行句碑より海を見て さまざまの人と見し花千光寺 千光寺より水道へ花吹雪 春の海だんだん広くロープウェイ ロープウェイ霞隠れに...
春分の日切株が野に光る 安養白翠 春分の日をやはらかくひとりかな 山田みづえ 見上げゐる春分の日の時刻表 井上康明 春分の日のわが影と門を出づ 片山由美子 ゆるやかに春分の日を仕事して 重枝広樹 今日は春分の日。 早朝は風が強く雨も降りましたが、 午後からは晴れてきました。 今は午後二時。 パソコンに向ってこの記事を書いています。 カーテンからやわらかい日差しがもれて...
「芦田川」 重枝広樹橋脚の著き赤錆夏の草水嵩の少なき中洲茂りけり 岸歩きゐてふと匂ふ夏蓬 白鷺の二羽に離れて一羽かな 白鷺の遠く川面を消え行けり 秋の日の届かぬ方へ鯉流れ 白煙の紫に映え秋の川 沈下橋より飛び込みし日や秋夕焼 秋燕や今渡りゐる沈下橋 この先は高き葦原夕間暮れ...
句集『春の鴨』 重枝広樹 ◆自選10句 手花火の落つる雫を慈しむ 春駒の駆けては風を起こしけり 学校をさぼりて酸葉噛みしこと 冬薔薇心に秘めしままの恋 揺れ止みてなほ花こぼす雪柳 兜虫死していよいよ艶増せり 漣の光に消えて春の鴨 白南風や湖と海つなぐ川 音もなく風に転がり蝉の殻 足らぬ色買ひ足すやうに檸檬買ふ 書籍の詳細はこちらから...
五匹ゐてひとかたまりの子猫かな 西宮舞 箱に入れられている子猫の様子が目に浮かぶ。「ひとかたまりの子猫」が面白い。一匹一匹がまだ独立していず、一匹で行動しない。より集まっている状態の五匹をまとめて「子猫かな」と結んでいる。 あきらかに古墳の丸み草青む 原田慶子 青い草原の丸みに気付く。その丸みが何か人工的な「丸み」だと感じる。それが「古墳の丸み」だと思い至った時の作者の感動が伝わる...
松本たかし 初学の頃から、何となく良いなと思っていた。特に、天竜渓谷の連作には深く感動した覚えがある。 「信遠二国の境天竜渓谷の最も嶮しき辺りを一人辿る時に戦局漸く重圧を加ふ」という前書があり、 大嶺の集まり眠る国境 山眠り激流国を分ちたる 流木の行くを天日寒く瞰る 淵の上に一ㇳ火を認む冬山家 などの句がある。近寄りがたい厳しさがあるが、とても格好良いなと思っていた。 水原秋櫻子 「葛飾...
現在、Amazonで、私の第一句集『春の鴨』のKindle版電子書籍が無料配布されています。気になる方は、是非この機会にご一読ください。 ↓ をタップ or クリックでAmazonページへAmazonへ移動...
山本健吉の『現代俳句』という本は、句集以外の俳句関係の書物で、私が最も感動し、夢中になって読んだ書物である。初めて読んだのは、俳句を始めて二、三年の頃だったと思う。 この本を読むまでの私は、俳句の勉強といっても、句会に出ること以外は入門書を何冊か読むくらいの勉強しかしていなかった。近代以降の有名俳人の名句もあまり知らなかったのである。この本によって数々の歴史的名句と出会うことになった。そして山...