朝はごはんと味噌汁、納豆、魚かたまご、果物というのが定番となっています。今日は魚です。 春窯さんに作っていただいた楕円のお皿と葦と千鳥のごはん茶碗。湯呑もおもだかの絵が描かれています。小鉢は霞仙さんに作っていただいた織部のまが玉、御深井の4寸皿です。
好きなうつわにかこまれて丁寧な暮らしを過ごすお手伝いをしたい。と、うつわ屋を始めました。うつわに料理を装うと意外な発見があります。うつわにまつわるあれやこれやを書き留めました。
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朝はごはんと味噌汁、納豆、魚かたまご、果物というのが定番となっています。今日は魚です。 春窯さんに作っていただいた楕円のお皿と葦と千鳥のごはん茶碗。湯呑もおもだかの絵が描かれています。小鉢は霞仙さんに作っていただいた織部のまが玉、御深井の4寸皿です。
1. はじめに 新緑の5月。初夏を感じるような爽やかな食材が並び、食卓にも季節の風が吹き始めます。 キユーピー3分クッキング5月号では、tunaguで扱ううつわがいくつかの料理に使用されました。 日々の献立の参考にもなるように、料理とうつわの組み合わせをご紹介します。 2. 5月20日|新たまねぎのやわらか煮 そぼろみそ × 安南6寸鉢 やさしく火を通した新たまねぎに、甘めのそぼろみそがよく絡みます。 使用されたのは、稲垣さんの安南6寸鉢。 青色のマーブル模様が印象的で、和の料理にもすっと馴染む、頼もしい器です。 盛りつけに悩んだとき、自然と料理を引き立ててくれる存在です。
家人用に装ったお昼用のおかずです。 内容は ●ほうれん草のバター炒め 蒸してあったほうれん草をバターでいため醤油で味付けしました。 ●レンコンきんぴらは作り置きです。 ●魚肉ソーセージは醤油で炒めました。 ●ソーセージは焼いただけ。 ●きんぴらごぼうも作り置きです。 ●さつまいもは蒸したものを冷蔵庫に保管してあり、切っただけです。 ●卵焼きは豚のひき肉をそぼろにしてあったので、玉子に混ぜてフライパンで焼きました。 同じ総菜を弁当に詰めました。 調理したのは、ほうれん草、魚肉ソーセージ、ソーセージ、玉子焼きです。 といっても、ほうれん草は蒸してありましたし、玉子のひき肉も作り置きで
1. はじめに 春の食材が店頭に並び始め、日々の献立にも軽やかさが増してきました。 そんな季節のうつろいを感じられるお料理が、今月もキユーピー3分クッキングに掲載されました。 今回は、4月17日・26日放送分の料理に、当店のうつわが使用されています。 うつわと料理の出会いを通して、皆さまの食卓が少しでも豊かになるヒントとなればうれしいです。 2. うどと牛肉のきんぴら × 葉形の青磁中鉢(4月17日) うどは、皮と茎とで異なる食感が楽しめる春の野菜。 牛肉と甘辛の味付けに赤とうがらしのアクセントが加わり、しっかりごはんの進む一品に。 合わせたのは、葉のかたちをした青磁色の中鉢
このオーブンプレートがtunaguにやってくるまで、実は2年という時間がかかりました。 はじめて出会ったのは、瑞浪の展示会でのこと。ある窯元さんのブースで見つけたそのプレートは、うぐいす色、グレー、そしてピンクの3色が並んでいました。 小さな店であるtunaguとしては、ぜひ仕入れたいと心を動かされましたが、その展示会は大きな卸業者さん向けの場。オーブンプレートはサンプルとして展示されていて、注文が集まったら製造に入る予定の商品でした。残念ながら、その時は仕入れることができなかったのです。 窯元さんを訪ねて それでも、あのプレートの印象が忘れられず、後日改めて窯元さんを訪ねるこ
シンプルに海老を蒸しました。 エスニックの調味料でいただきます。 動画はこちら
家人用に装ったお昼用のおかずです。 ほぼ作り置き 蒸してあったさつまいもとかぼちゃは切っただけ。作り置きはごぼうのきんぴらとれんこんのきんぴら、朝作ったのはしいたけのマヨネーズ煮とちくわチーズです。 しいたけのマヨネーズ煮はスライスしたしいたけにマヨネーズと醤油を入れて煮るだけ。ちくわチーズはフライパンでちくわの上にチーズをのせて焼いただけです。 同じものをお弁当につめました。 お昼にはジャーのごはんと朝とおなじ味噌汁をそえて。
鱈の切り身で蒸し魚を作りました。 上新粉をつけることで、もっちりした歯ごたえと 香味野菜と黒酢でさっぱりとしたお味になりました。 鱈の切り身は塩糀につけて一晩冷蔵庫に保管しました。 鱈の準備 沸騰した鍋にせいろをのせます。全部で15分で出来上がり香味野菜とたれを作ります。装います。 動画はこちら
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春の気配が少しずつ感じられる3月。 やわらかな日差しとともに、食卓にも軽やかさが戻ってくるような気がします。 今回は「キユーピー3分クッキング」3月号に掲載された料理と、それぞれの料理を引き立てるうつわのご紹介です。 毎日の食卓のヒントになるような、気取らず、それでいて心が整う器選びの参考にしていただけたら嬉しいです。 1. 厚揚げとブロッコリーのごまあえ ごまの風味がしっかりと効いた、少し甘めのあえ衣で仕上げる一品。 ブロッコリーの緑と厚揚げの素朴な色合いが、やさしい春らしさを感じさせてくれます。 使われたのは、店の倉庫にあった黒マットの中鉢。マットな質感の黒は、ごまあえのよ
こんにちは。 気がつけば、冬の名残を感じながらも、やわらかな春の気配が近づいてきました。 このたび「キユーピー3分クッキング」2月号に、tunaguのうつわを使用した料理が掲載されました。 ご覧くださった方もいらっしゃるでしょうか? 掲載されたのは、寒い季節にぴったりの「かきのバター焼き」や「牛すじと大根の中華煮」、そして「揚げ鶏のだしカレーあんかけ」。 冬の終わりから春の始まりにかけて、まだ少し肌寒い日の食卓に寄り添う料理ばかりです。 うつわは、料理を受けとめる背景のようなもの。 どんな料理をどんな気持ちで味わうか——それによって、選ぶうつわも変わってくるかもしれません。 2月
1. 焼きたての幸せを、うつわとともに オーブンを開けた瞬間に立ちのぼる、こんがりとした香ばしい香り。 熱々のハンバーグに絡むソース。じっくり火を入れたじゃがいもと人参の甘み。 焼きたての料理は、五感をくすぐり、食卓を豊かにしてくれます。 「グリルシェフグラタン」は、そんなオーブン料理の楽しさを引き立てるうつわ。 耐熱陶器のしっとりとした質感と落ち着いた色合いが、料理をやさしく包み込みます。 今回は、ホワイト・イエロー・ネイビーの3色に、同じ料理を装ってみました。 うつわの色が違うだけで、料理の雰囲気も変わるから面白い。 2. 色が変わると、料理の表情も変わる ▶ ホワイト
1. はじめに 「長角皿」と聞くと、「お魚をのせるお皿」というイメージを持つ方が多いかもしれません。でも、実はもっと自由に使えます。 今回ご紹介するのは、温かみのある風合いが魅力の くつろぎ長角皿(鉄黒・アメ色・粉引の3色)。 奥から鉄黒、粉引、アメ色 この長角皿、実は 丸皿よりも盛り付けが簡単 で、毎日の食卓をおしゃれに彩ることができます。さっそく、その魅力を探ってみますね。 2. 長角皿の魅力とは? ① 盛り付けが簡単! 長角皿は「横に並べるだけ」でまとまりが生まれ、見た目が美しくなります。例えば、おかずを少しずつ並べるだけで、まるでお店のような仕上がりです。 ② い
毎日のお弁当、どんな容器を使っていますか。 プラスチック製の弁当箱も便利ですが、天然木のぬくもりを感じる弁当箱を使うと、食事の時間がより特別なものになります。 今回紹介するのは、「ひのきの小判弁当箱」。 この弁当箱は、国産のひのき材を使い、海外(ベトナム)で加工しています。 ひのきの香りが心地よい ふたを開けると、やさしく広がるひのきの香り。 天然木ならではの自然な風合いが、食事の時間をより楽しくしてくれます。 ひのきには抗菌作用があり、
食卓に並ぶうつわひとつで、料理の印象は大きく変わります。いつものごはんをもっと美味しそうに見せてくれる、そんな力を持つのが「うつわ」です。今日は、和洋どんな料理にも寄り添ってくれる「7.0鉢 古代朱」についてご紹介します。 漆器は、特別なもの? 漆器というと、「高級」「扱いが難しい」「特別な日に使うもの」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。でも実は、軽くて持ちやすく、丈夫で日常使いにぴったりのうつわなのです。 この「7.0鉢 古代朱」は、素地に天然木を使用し、表面をウレタン塗装で仕上げた合成漆器。本漆塗りの器と比べて水や油に強く、お手入れも簡単です。漆器のなめらか
今回は2点ご使用いただきました。 1月22日 水曜日 「豚肉と大根、大豆の炒め物」と1月23日 木曜日「鶏スペアリブとれんこんの山椒から揚げ」のテキストに使われました。 「豚肉と大根、大豆の炒め物」 だしであっさりと炊いた、油揚げを使った定番のおばんさです。 倉庫にあったうつわからコーディネーターさんが見つけてくれました。 いつも思うのですが、こうして日の目をみることができてよかった! 「鶏スペアリブとれんこんの山椒から揚げ」 翠窯さんの陽刻のオーバル皿に装っていただきました。 リムの模様が華やかで、大きめのオーバル皿は食卓の中央に置くと豪華になります。私もよく使ううつわです。
今回は2点ご使用いただきました。 12月18日 水曜日 放送 「白菜とお揚げさんの炊いたん」と「柚子白菜漬け」に使われました。 「白菜とお揚げさんの炊いたん」 だしであっさりと炊いた、油揚げを使った定番のおばんさいとのことです。 倉庫にあったうつわ発掘です。おだしと一緒に装うのにぴったりです。 片口の部分がちょっと変形していてアクセントになっているうつわ茶色とピンクの模様がアクセントになっています。 「柚子白菜漬け」 プラスエコで常備菜のつけものとして紹介されました。 霞仙さんの古瀬戸 玉縁5寸鉢に装っていただきました。 白い白菜が引き立つ古瀬戸。 濃い色のうつわは、明るい食材を引
今回は1点ご使用いただきました。 11月26日 火曜日 放送 「豚肉入りけんちん汁」に使われました。 刷毛目の茶漬け椀赤は根来、黒は曙という名前です。 寒くなってくると汁物が恋しくなりますね。 この茶漬椀は、汁椀より大きいので今回のけんちん汁や豚汁などに重宝します。また、和風だけでなくシチューにもいい感じです。 菓子皿にサラダとパンをあわせてシチューのお供に。 季節の炊き込みごはんはたっぷりいただくのにも良いです。 鍋のとんすい代わりに使うと、手で持つのにも楽に持てます。 湯豆腐の取鉢として使いました。 温かいものだけでなく、サラダを装うとドレッシングを混ぜやすく使えます。 大根サ
今回は2点ご使用いただきました。 7月16日 火曜日 放送 「ゴーヤとハムの卵炒め」 青い縁の模様が料理を包み込むように、そして色鮮やかな食材が映えています。うつわだけみると、地味で古風な感じがしますが、料理が装われるととても華やかになっています。 倉庫で眠っていたうつわにスポットがあたって嬉しいです。 7月20日 土曜日 放送 「うざくジュレ」 夏らしいジュレに御深井のうつわはぴったりでした。縁まわりの濃い青色できゅっと引き締まった感じがします。うつわだけみると真ん中に貫入が入ってキラキラしています。食べていくうちにうつわの底が見えてくると楽しくなりそうです。 縁の桜の花びら
数年前、市松模様の角鉢と正角皿を仕入れたことがありました。 その時は、組み合わせて使うと可愛いと思ってトップ画面のような写真を撮りました。しかしながら店舗では単品でご提供しました。 ご縁がつながり、青だけでなく赤の市松模様の角鉢と正角皿を仕入れることができました。やっとセットの提供が実現できます。 そして、もうひとつ。 セットにつけている爪楊枝ですが、漆を塗ってあるので何度もご使用いただけます。木曾の職人さんが一本一本丁寧に漆を塗ったものです。 青の市松模様セット 赤の市松模様セット 市松模様は、鬼滅の刃で一躍有名になりました。アニメでは緑と黒の組み合わせでしたが、この市松模様は古墳
1.三二商店さんのこと tunaguのお店は、三二商店さんの1階をお借りして営業しています。 三二商店さんは、昭和8年からSUNNY CHINAという会社名で貿易で日本製の陶磁器を輸出されていました。これまで、世界で取引がない国がないほど広く活躍されている会社です。戦時下で日本名に社名変更を余儀なくされて今の三二商店に会社名になりました。 ご縁があって、その会社の1階でお店を始めました。 2.三二商店さんの在庫 お店の裏の倉庫には、輸出した商品の在庫など保管されていました。 そこで、いろいろなものを発見してtunaguでも販売させていただいたりしています。今のうつわもありますが、
今回は4点ご使用いただきました。 6月10日 月曜日 放送 「新ごぼうと牛肉のしぐれ煮」 蓮の葉のような模様が入っているうつわ料理を装われたのとは写真の向きが違っています。 料理をうつわが包み込むような感じで、蓮の葉に包まれたようです。 茶色のお料理も、緑がワンポイント加わるとぐっと派手やかになりますね。 6月12日 水曜日 放送 「鶏ささ身のごまみそあえ」 「鶏だしにゅうめん」 縁のが引き締め効果をもたらして料理が映えています。実際は黒のふちなのですが写真になると雰囲気が変わりますね。大きな刷毛目のあとが白いにゅうめんをひきたてました。 鶏ささみのごまみそあえは、うつわに食材
今年も浮き玉のぷくぷくが楽しい季節になりました。 浮き玉を知って4年。 浮き玉にあいそうなガラスを探して浮かべてみたり、花と一緒に浮かべてみたりと試しています。 生活の中に、ちょっと「うふっ」と思える物があると小さな幸せを手にできるのではないかと思います。浮き玉はそんなアイテムのひとつ。 いろんな楽しみ方を探しています。 今年は、小さく楽しむといいのではとやってみました。 シリアルボールに花と浮き玉を浮かべてみました。 ガラスのうつわでなくても、使っているうつわに花と浮かべてみるといろんなバリエーションができそうです。 麻の葉の色違いを小さな瓶に浮かべました。 お店にいらっし
今回は2点ご使用いただきました。 5月7日 火曜日 放送 「豚肉とじゃが芋のシャキシャキカレー炒め」と合わせた3品献立として 「チンゲンサイとワンタンの皮のスープ」と「アスパラと新玉ねぎのごま酢あえ」がテキストで提案されています。 味わいと栄養のバランスを考えられた献立です。 アスパラとスープのうつわを使っていただきました。 アスパラと新玉ねぎのごま酢あえのうつわは、食べ進めると模様が現れます。 うつわだけみていると中の柄が印象的です。 装うと縁の青の線がアクセントになっています。 料理を装う前のうつわにときめくと、料理を作って装う人にとってウキウキするひそかな楽しみがあると思います。
スーパーで天然鯛の切り身が安く手に入ったので、シンプルに酒蒸しにしました。味付けはあとがけ醤油。自分の好みの味で食べます。 材 料 鯛の切り身 2枚 ネギ 1本 塩 少々 酒 大さじ2 すぐに食べなくても、粗熱がとれてから蓋をして冷蔵庫にいれておけば温めなおして美味しくいただけます。 動画では、お湯を沸かすのに鍋に水を入れて沸かすのではなく、ティファールでお湯を沸かして移しました。その方が速く蒸し始められました。 15分タイマーをかけて、中火で蒸し始めましたが、9分で湯気の出方が多かったので目盛りを5から4に落として湯気を押さえました。 何度ぐらいになったか、温度計で計ったところ9
以前、ひじきは出汁を使って蒸してみましたが、今回は醤油だけ入れて作ってみました。鶏肉チャーシューはロールで蒸したものを後で味付けをしました。 切った食材をまとめてあります。耐熱容器は出来上がったら余熱をとってから蓋をして冷蔵庫に入れて常備菜として使います。鶏肉をすぐ使わない場合は、余熱がとれてから、琺瑯の容器に蓋をして冷蔵庫で保管します。下ごしらえのうちかわお湯を沸かしておくとすぐに蒸し始められます。蒸しあがってからすぐに調理しなくても、冷蔵庫に保管して後から調理しても大丈夫です。ひじきをヤチムンの小鉢に装いました。チャーシューもヤチムンのお皿に装いました。かぼちゃも蒸しただけです。
今回は2点ご使用いただきました。 4月3日 水曜日 放送 「春キャベツと豚肉の蒸し煮」 2人分を一皿に ぴかぴかとした輝きと糸尻が四角の個性的なうつわです。 4月6日 土曜日 放送 「鶏胸肉のやわらかマヨから揚げ」 野菜と唐揚げをまとめて包み込んでいます。リムの凹凸と裏の刷毛目がきれいです。 今回の2点は倉庫から選んでいただきました。 コーディネーターは、季節、料理、分量を考えて毎回うつわの選定をしています。選んでいる時には、こちらはどんな仕上がりになるのかわかっていないのですが、こうやってテキストになると「はぁ~」と感嘆のため息が出ます。 うつわを選ぶ際には、目的によって選
蒸し野菜があると重宝するので、購入したらまとめて蒸しておきます。 今回は、かぼちゃ、じゃがいも、さつまいもを蒸しました。 必ず沸騰させてからせいろをのせます。素材の大きさで15分から20分まずは蒸してみます。火を止めてもせいろはとても熱いので余熱で十分火が通ります。硬くても蒸し直せばいいので大丈夫です。 蒸した野菜は、冷めてから冷蔵庫にいれて保管して置き、使う時に切るようにしています。 お弁当は、作り置きしておいたレンコンのきんぴらと蒸した野菜3品でお肉と玉ねぎだけいためました。 家族のお昼は、追加で赤大根の甘酢つけを加えました。 一品だけつくればあとは作り置きで大丈夫 今回、さつまい
備前吉田焼のシリアルボールとパン皿です。 この水玉模様のうつわは、1965年ごろの高度経済成長期に数多く生産され、旅館などで湯呑や急須で見かけた人も多いと思います。 若い方は、初めて見る方もいるかもしれまん。 当時、数多く出回っていたようですが、実は一つ一つ手彫りで水玉模様を仕上げるため手間がかかり、生産者もめっきり減ってきたそうです。 「掻き落とし」技法で、下絵を描くことなく職人の勘で彫り込むそうなので熟練の技ですね。 今の生活に合わせて、シリアルボール、パン皿として水玉模様が活きているうつわです。 シリアルボールという名前ですが、サラダ、スープなどいろいろ使えそうです。実際
以前、焼鳥屋さんの料理とうつわの提案をしたことがあります。 開店にあたり、前の方がおでんの機械を置いて行ったので使いたいという相談から考えました。 カウンター席しかないのでそれほど大きな店ではなく、おでん種を多くするとロスになります。大根、こんにゃく、玉子はみんな欲しい!そして、焼鳥屋さんという個性をいかした種としてつくね巾着を作って提案しました。 鶏のひき肉をこねて揚げに詰めました。 大根はあえて大きく存在感のあるものにして出汁は鶏ガラスープと昆布にして煮込みました。 いつもより高さのある大根 大根・玉子・こんにゃく・つくね巾着・昆布を盛り付けるうつわをいくつか試してみました。 なぶ
今回は3点ご使用いただきました。 1月22日 月曜日 放送 「かぶと牛肉のにんにくしょうゆ炒め」 倉庫にあった黄色のうつわは、単体ではインパクトがありました。 同系色のお料理が中央に装われ、お花のようです。 1月24日 水曜日 放送 ふろふき大根の柚子みそかけ 瀬戸の赤津焼のうつわです。気に入っていくつか仕入れたのですが大きさと色目を気に入っていただくお客様のも多いものです。 白の大根が映えますね。 1月25日 木曜日 放送 春菊とベーコンの豆腐サラダ 倉庫にねむっていました。ピンクの色目が淡くあまり目立っていなかったのですが、コーディネータさんに見つけていただきました。 緑の
年始にあたり、といってももう中旬ですが2023年の振り返りをしています。 2023年の1月に、テキスト撮影のコーディネーターさんに来店いただいてから、ご縁をいただき、テキスト掲載のお皿を使っていただきました。 6月号、8月号、9月号、10月号、11月号、12月号の6か月、点数は16点となりました。 撮影にあたり ・光沢のないもの ・あまり深くないもの ・分量に合わせた大きさ ・季節感 などを考慮してコーディネータさんが選ばれています。 いかに料理が美味しそうに見えるかを考えながら、うつわを見ていただいています。自分が選んで並べているうつわを選んでいただけるのも嬉しいですが、倉庫に
今回は2点ご使用いただきました。 刷毛目の茶漬け椀の赤(根来)と黒(曙)に「えびのしんじょ」を装っていただきました。 赤のお椀だとベースに黒の漆を塗って赤を上塗り、黒のお椀はベースに赤の漆を塗って黒を上塗りします。 ツルツルした漆のお椀は、扱うのも使うのも少しハードルが上がるのですが このお椀は刷毛目があるので、近づきやすい印象になっています。 大きさは、お茶漬けにちょうどよいサイズで「えびしんじょ」にもぴったりでした。 3品献立 他のお料理と合わせても違和感なしです。