早生玉ねぎ 2025年5月21日 植え替え遅くなったのと、苗が弱いのがいくつかあったのがやっぱり育たなくて、2割くらいはちびっ子。。。 それらは秋に再度植えてみよう。 6月には晩生玉ねぎ収穫かな。 2025年5月14日 早生玉ねぎ収穫 2025年5月10日 早生玉ねぎ、収穫して実家へ献上 2025年5月4日 早生玉ねぎ、初収穫
育児×哲学×社会学 ~父から息子へつなぎたい思想~ 「未来」のために「今」を手段化して生きてきた人生を反省し、外的な「意味」による支えを必要としないだけの、内的な「密度」をもった生き方を模索中。
デカルトは方法的懐疑という手法で、 すべてを疑っていったが、それでも今、ここで、思考している自分だけはどうにも疑えなかった。 「我、思う、故に我あり」 これを思考の出発点としようと言った。 方法的に懐疑しようと。 「すべてのことを疑ってかかれ」 この世に「絶対」などない。 唯一の「真理」などない。 人の数だけ「正しさ」がある。 と、相対(懐疑)主義者は言うだろう。 ちょっと待ってほしい。 もし、それが正しいというなら、 一つの矛盾に気づく。 その「すべてを疑え」ということもまた疑う必要がある。 思考停止的に「すべてを疑う」というのは、どうも正しくなさそうだということはわかる。 だから、方法的に…
現職でも採用担当を務めている これまでの社会人人生のなかで、新卒、中途、アルバイト採用を担当してきた 一部上場、中堅、ベンチャー企業で、1000名は面談や面接をしてきている。 子育てと同じくらい、いやだからこそ、就職活動を支援したいという想いは強い。 そのため、OB訪問(Webだけど)を受け入れて後輩の相談に乗ることがよくある。 数年前から、「ガクチカ」という項目を就活生が話してくれる。 最初聞いたときは「ガクチカってなに?美味しいの?」とびっくりしたものだが、 「学生時代に力を入れたこと」という項目とのこと。 この言葉作って広めた人がどのような意図かは分かりかねるが、 想いをもって「ガクチカ…
先週末は家族でバーベキュー&キャビンでお泊まりという体験をした。 家族だけでバーベキューするのも、キャビンに泊まるのも初めてだ。 チェックアウトして、昼ごはんを食べていた時息子から言われた。 「全然楽しくなかった。大きいお風呂入りたかった。朝ごはん自分でつぐやつ(バイキング)がよかった。パパとかっかYouTubeダメって言うし、プラレールもダメって言うし。今度から黒磯に行きたい」 奥さんと目を合わせて笑ってしまった。 黒磯とは、モンゴリアンヴィレッジのことで、昨年6月に行ったところ。 モンゴルのゲルに泊まれる。 風呂は岩風呂で露天あり。 夜ご飯は室内バーベキュー。 朝はバイキング形式。 室内で…
移動の目的は「目的地」に着くことか-『気流の鳴る音』真木悠介より-
以前、友人のお子さんの作文を読ませてもらった。 その作文にはこのように書いてあった(記憶なので原文どおりではない) パパは、目的地に行くために電車に乗るけど 僕は、電車に乗ること自体が目的なんだ。 カミナリに打たれたような衝撃を受けた。私も、移動が大嫌いで、あまり旅行が好きじゃない。移動というものが手段に過ぎず、何も生み出さない、何の価値もない時間の無駄と思ってしまうから。私も、目的地につくための「手段」として「移動」を見てる。ただ、「移動」そのものが「充実」したものだとしたら? 真木悠介の『気流の鳴る音』を思い出した。 「未来」の目的、理想のために、「今」の時間、人生、生命を手段としてみると…
外的な「意味」による支えを必要としない生き方-真木悠介『気流の鳴る音』より-
気流の鳴る音 ──交響するコミューン (ちくま学芸文庫) 作者:真木悠介 筑摩書房 Amazon ドン・ファンが知者の生活を「あふれんばかりに充実している」というとき、それは生活に「意味がある」からではない。生活が意味へと疎外されていないからだ。つまり生活が、外的な「意味」による支えを必要としないだけの、内的な密度をもっているからだ。 知者は行動を考えることによって生きるのでもなく行動をおえた時考えるだろうことを考えることによって生きるものでもなく行動そのものによって生きるのだということをお前はもう知らねばならん。知者は心のある道を選びそれにしたがう。そこで彼は無心に眺めたりよろこんだり笑った…
宮台真司さんの「日本の難点」を読んでから、ずっと頭が回り続けてる。 「包摂性を欠いた社会」 近代化により、〈システム〉が〈生活世界〉に浸透する過程で地域共同体が崩壊して、相互扶助のネットワークが機能しなくなった。 個人主義が強調され、〈システム〉がそのことを助長する世の中になったが、グローバル化により、個人が剥き出しに、晒されてホームベースとなる場所はなくなり、本当の意味で挑戦し続ける事は難しくなってきている。 以前、福岡と沖縄の教室見学。全く違う景色だった。 福岡は中受目指す5年生。社会の授業で先生と自由民権運動の事を話し合ってた。 沖縄の小学生。先生とじゃれあいながら、僕はクリスティアーノ…
直観は過たない 過つのは判断である-田坂広志『風の便り第2便』より-
田坂広志先生の風の便り第2便「直観は過たない」より これだ!と心が動いて行動しようとするただ、冷静になって色々と検討するととどまったほうがいいと考えて止めてしまう。 そんな経験はよくある。 だけど、その時は直観を信じるようにしている。慣性の法則で、現状に留まりたい理由を探しているだけと考える 2020年に都内から引っ越しを決めたときもそう。 引っ越そう!と決めて動き出すとやはりどこかで、 本当によかったかな この場所でよかったかな 今の暮らしもここがいいよな という考えが過る。 ただ、そうなるのは折込済み。 最初の直観を信じて行動する。 ただ、守りの意味での検討はしたほうがいい。 つまり、この…
100分de名著にて、ヘーゲルの精神現象学を観てから、訳書を読みたいと思い購入 ちょっとずつ読み進めていて、やっと上巻の半分くらい(^_^;) やっと「自己意識」の章に到達した。 感覚的直感→知覚→悟性→自己意識 と意識の成長過程を見ていっているわけだが、息子の成長過程と照らして見るとなるほどと思う事が多くて面白い。 実は、子育てしている親が読むといいのかもしれないとも思う。 人間が言葉を発するとその瞬間にその言葉には、否定も含まれていると。 これは白だ!という時、黒ではないという否定が含まれている。 簡単な例で示したが、実際にはこの否定が隠れてしまって見えない事がある。 ふと田坂広志先生のこ…
外食で働いていた時代の副店長研修で研修官から言われたこの言葉を思い出す。 ピークになって忙しくなると、店がピリピリして、キッチンでは怒りながら料理を作っている場面を見る事がある。 ただ、いずれにせよ作らなければならない一品。怒りながら作るのか、笑顔で作るのか、私は後者でありたい。 最近、息子が何かお願いすると、 「え〜せっかくテレビ見てたのに!」 とか、 「いま、プラレールで遊んでていいところだったのに!」 とか怒りだす。 結局は手伝ってくれるのだけど(^_^;) ちょっと前は、「いいよ!」とか「はーい!」と言ってすぐやってくれた。 ひょっとして、私が鏡になっているのかもしれない。。。 息子が…
恩師田坂広志先生の著書と出会ったのは2008年のこと 職場の先輩から 君は、経験から深く語ることは十分できている ただし、話に広がりがない。読書をしているか? と、問われ 今まで読書をまともにしたことがないことを見事に見破られた 負けず嫌いの私は、ある研修レポートでこう書いた 1年間で100冊読みます ただし、何をどこから読めばいいかわからないでいた そして、その先輩からこう問われた その100冊のリストに「田坂広志さん」は入っているか もちろん、そのお名前など知る由もない。さっそく、田坂広志先生の著書を3つ選んだ 「仕事の思想」 「なぜ、働くのか」 「仕事の報酬とは何か」 完全にハマってしま…
父からもらった言葉はたくさんあるが最も大切にしている言葉 Now and Here いま、ここで 小学生の頃は 今の自分に全力投球しなさい と言われた。 成長するにつれ、 Now and here Here and Now と言われた。 30代に恩師田坂広志先生と出会いこの言葉をもらった。 過去は無い。 未来も無い。 あるのは、永遠に続く、いまだけだ。 いまを生きよ。 いまを生き切れ。 そして、君へ もちろん、夢、未来を描くことはある。 でも、まず「いま」に心を込めること。 そうして、縁につながっていくよ。 この青空を、君へ ランキング参加中育児・子育て
外食企業の店舗から本部に異動してアルバイト採用の企画を担当した時 採用難の現状を分析し原因を明らかにし施策を考え、担当課長に説明する機会を得た これが答えだ!と思っていた僕は意気揚々とプレゼンした 理想と現実のギャップ現実に対する評価それを打開する為にすべきこと 間違いはない、確かな正論だった しかし、担当課長の表情は険しいまま一旦持ち帰りとなりその会は終わった。 打ち合わせ後に先輩からフィードバックを受ける 相手の表情を見ていたかどういう気持ちで臨んでいるか想像したか さっきまで会議続きだったんじゃないか 他にも抱えている課題があるのではないか 受け入れられない事情があるのではないか そうい…
中学か高校の頃だったか。父からよく聞かされていて四季の変わり目にいつも思い出す言葉がある 人間には喜怒哀楽があるいつも一定の心持ちであることはない自分の感情を自然と重ねて豊かな気持ちでいたい 人生は、四季のように 春のように 温かく 夏のように 情熱的に 秋のように 大らかに 冬のように 冷静に そして、君へ人間も自然の一部自然から学び、自然と調和し、自然体で生きる人生を送ってほしい。 この青空を、君へ ランキング参加中育児・子育て
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早生玉ねぎ 2025年5月21日 植え替え遅くなったのと、苗が弱いのがいくつかあったのがやっぱり育たなくて、2割くらいはちびっ子。。。 それらは秋に再度植えてみよう。 6月には晩生玉ねぎ収穫かな。 2025年5月14日 早生玉ねぎ収穫 2025年5月10日 早生玉ねぎ、収穫して実家へ献上 2025年5月4日 早生玉ねぎ、初収穫
ニンニクに、オレンジさび病が出てきたので、 枯れてきたものから、ちょっと予定より早いけど試しに収穫 割と立派で安心した!
2025年5月15日 結球開始! 2025年5月15日 結球開始! しかし、キャベツの価格は下がっている💦
小森谷浩志さんの『禅的マネジメント』を再読した。 ZEN 禅的マネジメント作者:小森谷浩志内外出版社Amazon 東洋思想である「十牛図」と、西洋のマネジメント論、心理学、成人発達理論を織り交ぜながら、禅的マネジメントとは何かが論じられていく。 両極の統合、矛盾を矛盾のまま受け入れる強さ、今を乗り越えて包む姿勢―― これからの社会を生きていくうえで、大切になる態度を教えてくれる本だ。 毎回再読のたびに新たな示唆をいただくが、今回は「おわりに」の一節が、なぜか強く響いた。 「浩志、みんなに、よろしく言ってくれ」 お父様の最期の言葉である。 この言葉を読んだとき、呪術廻戦・渋谷事変編で、ななみんが…
早く、何者かになりたいと思っていた20代 精神の限界と自己承認への転回 そして、自己越境へ 自己越境という感覚 早く、何者かになりたいと思っていた20代 24時間365日働くことで、数か月で店長になり、数年で本部の課長職についた。 仕事を通して自己実現したい。 世の中に貢献したい。 そう強く思っていた。 「会社の成長スピードと自分の成長スピードが合わなくなったら会社を辞めます。」 なんて、生意気な事も口にした。 存在対効果。 これが、僕の20代のキーワードだった。 30歳で会社を辞めて、大学院で学んだ。 そこで出会った恩師は、講演を開けば数百名を集めることができる方だ。 その恩師が、大学院で十…
今日も「庭の話」より 庭の話作者:宇野常寛講談社Amazon 「弱い自立」の定義 「弱い自立」をどう進めていくか ① 評価のハードルを下げる ② 共同体に縛られず、開かれた関係性を持つ ③ 「働く」と「制作」の関係を見直す ④「ついで」の論理を活かす ⑤ プラットフォームを内破し、新しい環境を作る 「弱い自立」についてのまとめ 所感 家庭菜園という「庭」 ロスジェネ世代の現実 最低限の生活の安定が必要 自分にできることは何か? 「弱い自立」の定義 「弱い自立」とは、従来の「強い自立」(自己完結的な独立や完全な自己責任の意識)とは異なり、多様な関係性の中で緩やかに自立していく生き方を指す。 宇野…
Kindleで読了後、ハイライトをchat GPTに読み込ませて、まとめを行なっている。 庭の話作者:宇野常寛講談社Amazon 今回は、庭の成立条件 『庭の話』における「庭」の成立条件 宇野常寛氏の『庭の話』では、「庭」という概念が、現代のプラットフォーム社会に対抗する新しい場として提示されています。本記事では、その「庭」が成立するための条件を整理してみます。 1. 人間外の事物とコミュニケーションを取る場所であること プラットフォームは人間同士の相互評価(承認の交換)の場ですが、「庭」は人間と人間外の事物(自然、動植物、環境など)が関わる場所でなければなりません【1173】。 2. 人間外…
昨日は、恩師田坂先生の講演に久しぶりに参加した。 久しぶりにお目にかかれて嬉しかった。 この講演の内容は、田坂広志アカデメイアの登録者に後日無料配信されるとのこと。 「田坂広志アカデメイア」は、2025年1月に開設されたオンライン学習プラットフォームで、田坂広志先生の著作、講演、対談、テレビ出演など、多岐にわたるコンテンツを誰でも自由に学べる場を提供している。 hiroshitasaka-akademeia.com ちょうど読み終えた宇野常寛氏の「庭の話」とも重なり、 私の中ではかなり問題意識が深まり改めて参加してよかったと思っている。 庭の話作者:宇野常寛講談社Amazon 所感は、40…
「真理の探究」を続けて3回読んだ。 かなり、思考がぐるぐる回っている。 真理の探究 仏教と宇宙物理学の対話 (幻冬舎新書)作者:佐々木閑,大栗博司幻冬舎Amazon 真理の探究 kindle版 仏教は、本来的に意味を持たない自分の人生を、自力で意味づけしていこうという宗教 P146 現在の科学的世界観の世の中で生きる私たちは、そういった自分の死後にとって都合よく組み上げられた死生観の実在性を信じることができないという点にあります。 そしてそういった絶対者、救済者の存在を信じられない人にこそ、釈迦の仏教が説く 「誰も生きる意味を与えてくれない世の中で、絶望せずに生きるためには、自分の力で生きる意…
センスの哲学 (文春e-book)作者:千葉 雅也文藝春秋Amazon カラオケの採点で、「GLAY」を歌っても、常に80点台だ。 ただ、僕のGLAYを聴いて泣いてくれた人が数人いる。 つまり、僕のGLAYは、「下手ウマ」なのかもしれない。 千葉雅也さんの「現代思想入門」「勉強の哲学」に引き続き、「センスの哲学」を読んだ。 これまたとても面白く、刺激を受けた。 「センス」という言葉をいろいろな角度から説明して定義していく。 しかも、最初から確定的に定義せず、まずはこう考えてみましょう。という大きい枠から徐々に「センス」の核心に迫っていく。 センスを磨くための姿勢として、 再現思考をやめる。 「…
千葉雅也さんが自分と同じ1978年生まれと知り、急に親近感湧いていくつか本を買ってしまった。 まず「勉強の哲学」という本を読んだが、とても面白い。 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫)作者:千葉 雅也文藝春秋Amazon 難しい内容を、身近な言葉で、レベルを落とさず説明されているのがすごい。 際限なき勉強を有限化せよという。 深く勉強することは、「ノリを悪くする」ことだという。 今いる環境には、いわゆる「ノリ」があり、なんとなくそう振る舞う事が正解というお作法的なものがある。それを「ノリ」と呼んでいる。 わかりやすい。 環境ごとに「ノリ」があり、その「ノリ」に合わせる事を求…
日曜日に大学ゼミOBOG会に参加させていただいた。 現役生、OBOG生合わせて100名ほどの盛会となった。 私はこのゼミの1期生だったので、まさかこんな大所帯になっているとも知らず、とても驚いた その会で先生が言っていた、言葉が鳴り響いている。 「このゼミが生徒たちの戻れる場所であってほしい。何もしてあげられないかもしれないけど、話だけはうんうんと聞いてあげられるから」 先生が発するその姿勢から本当に思ってくれていると感じ、生徒たちから慕われれている姿をみると、それは真実と思えた。 1期生は、少なくとも僕は、立ち上げの期でこのあと20数年もゼミが続くことなど想像もしていなかったし、後輩たちのた…
夏休みの宿題ドリルで、国語の文章読解が、一年生ながらなかなかゴツい。 最近はこんなレベルなのかと思う。 学童保育で学習時間が設けられているので、そこで夏休みの宿題やってくるように言っていて、割とちゃんとやってくるのだが、めずらしく 「国語わからないところあったから、パパに教えてほしい」 と、言ってきたので隣で見ていた。 問題文を音読して、問題を読む。 記憶でばしばし解答を書いていく息子。 え?なんなの?センス系? センス系なので、文章に書かれている内容そのまま書くので、ちょっと言い回しを変えないと答えにならないところは惜しいが間違える。 「問題文にさ、問題に書いてあること線引くと見つけやすいよ…
ルパン三世の名言。 SNSを見ていたら広告動画が目に止まった。 「一度きりの人生好きに自由に生きたらいい」 という言葉に違和感があると、以前投稿したが、 同じくらい違和感があるのが、 「あなたは、あなたの人生の主人公」 という言葉だ。 主人公。。。 そんなこと思えないよ。 自分より能力高い人はたくさんいるし、 成功しているように見える人もいる。 世の中を動かすような仕事をしている人を間近にみて、自分が人生の主人公なんて、到底思えない。 というのが一点。 もう一点は、ヘーゲルが 「白と言った瞬間に、その裏には白ではないという事も同時に意味している」 という趣旨の事を書いていて、妙に納得したこと。…
もう、パパの「背中」を見せる必要はないのかもしれない。 4/1から入学式までのこの1週間。 新しい環境に飛び込む君を見て、そう思えた。 4/1 学童保育に初登園。 80名を超える新しいお友達のいる部屋に、後ろを振り返ることもなく勇ましく入っていく君の「背中」を見送り、心配しているのは大人だけだと反省した。 新しい環境になって初めての週末。 今年の桜はいつもより遅くて、ショッピングモールから家まで桜を見ながら帰ったね。 君は電動自転車の後部座席から降りて走り出し、ついには家まで走り切ってしまった。後から調べたらショッピングモールから家までは、2.2キロ。 走る君の「背中」を見ながら、正直とても驚…
君は「空」という言葉を聞くとき どのような空を思い浮かべるだろうか? 青空だろうか? 夕焼けに染まる赤い空? 満天の星が広がる夜空? いつか登った山の頂上から見た空? どこまでも続く水平線が綺麗だった浜辺の空? 毎朝、登園の時に見た新幹線の線路越しの空だろうか。 パパの背中が邪魔で新幹線が見えなかったのはゴメンて。 電車好きの君だから、念願叶って乗れたロマンスカー展望席から眺めた空や 上野東京ライングリーン車の2階席から見える空と言うかもね。 「空」という簡単な言葉ですら、 人によって思い浮かべる「空」は違う。 パパが思い浮かべている「空」と 君が思い浮かべる「空」は まったく同じ「空」ではな…
訂正可能性の哲学 ゲンロン叢書 作者:東浩紀 株式会社ゲンロン Amazon 訂正可能性の哲学 ゲンロン叢書by 東浩紀 ぼくはいまの政治は、世界的にも国内的にも、また古典的な政治においてもネットの争いにおいても、「友」と「敵」の観念的な対立に支配されていると考えている。 Read more at location 30 したがって、その対立を抜け出すことが決定的に重要である。『観光客の哲学』では、その認識のうえで、「観光客的な連帯」こそが脱出の鍵となり、新たな連帯のモデルは「家族」に求められるという主張を展開した。 Read more at location 31 観光客の哲学』では、観光客…
圧倒的な力の差を感じたり、想像を超えすぎたものを見た時に、今自分が悩んでいたり、イライラしたり、落ち込んでいたりしていることが、なんだかとても小さな事に感じて、思わず笑ってしまう事はないだろうか。 それは幼児でもそうなのかなという経験をした。 先日の週末のはなし。 午後から、息子とデートだった。 常々、パパの会社みたいとか、大学見たいと言われてきたので、この機会に連れて行こうかと計画した。 東武鉄道博物館 ↓ 明治大学リバティータワー ↓ 家の近くでくら寿司 というプランで数週間前に息子と決めた。 そして、事件は東武鉄道博物館で起こった。 お土産コーナーにあったオモチャが欲しくなり、ねだりだし…
5歳のこどもから質問を受けたとき、詩的・物語的に答えるか、科学的に答えるか、いやどちらかではなく、どちらもこたえようかとその時々で考えるが、やはり、なんで?なんで?を突き詰めると、最後は科学的知では答えられない想像的知で答えざるを得なくなることに気づく。 昨日は、久しぶりに雷がすごかった。雷がまだまだ怖い息子。 カーテン閉めて!トイレついてきて!パパもリビングにいて!と、彼なりに雷に対応しようと考えているのがかわいい。 その時息子から質問をされる。 「どうして、雨はふるの?」 寝床で週の半分は本を読むが(その殆どは電車だ) 4歳ころから中学生の理科の教科書をつかって、宇宙や太陽や地球、天気や地…
先週末は、運動会だった。 年少のときは、「土曜日は、保育園休みのはずだ!」という言い訳で、グラウンドのフェンスの端っこで皆が踊ったり、競技したりしている様子を見ているだけで、年長のお兄ちゃんが、励ましてなんとか全員リレーには参加したという息子。 年長の今回は、むしろヒーロー的な立場になり、なんともこどもの成長というのは大人の想像を軽く超えてくる。 こどもの限界を簡単に親が決めちゃだめだと改めて思わされる事になった。 年長さんのメインイベントで毎年障害物競走がある。 その中で、縄跳び10回跳ぶゾーンが設けられている。 年長さんで縄跳びを10回跳ぶのはこうも難しいものなのかと思うほど、多くのこども…
もう、パパの「背中」を見せる必要はないのかもしれない。 4/1から入学式までのこの1週間。 新しい環境に飛び込む君を見て、そう思えた。 4/1 学童保育に初登園。 80名を超える新しいお友達のいる部屋に、後ろを振り返ることもなく勇ましく入っていく君の「背中」を見送り、心配しているのは大人だけだと反省した。 新しい環境になって初めての週末。 今年の桜はいつもより遅くて、ショッピングモールから家まで桜を見ながら帰ったね。 君は電動自転車の後部座席から降りて走り出し、ついには家まで走り切ってしまった。後から調べたらショッピングモールから家までは、2.2キロ。 走る君の「背中」を見ながら、正直とても驚…
君は「空」という言葉を聞くとき どのような空を思い浮かべるだろうか? 青空だろうか? 夕焼けに染まる赤い空? 満天の星が広がる夜空? いつか登った山の頂上から見た空? どこまでも続く水平線が綺麗だった浜辺の空? 毎朝、登園の時に見た新幹線の線路越しの空だろうか。 パパの背中が邪魔で新幹線が見えなかったのはゴメンて。 電車好きの君だから、念願叶って乗れたロマンスカー展望席から眺めた空や 上野東京ライングリーン車の2階席から見える空と言うかもね。 「空」という簡単な言葉ですら、 人によって思い浮かべる「空」は違う。 パパが思い浮かべている「空」と 君が思い浮かべる「空」は まったく同じ「空」ではな…
訂正可能性の哲学 ゲンロン叢書 作者:東浩紀 株式会社ゲンロン Amazon 訂正可能性の哲学 ゲンロン叢書by 東浩紀 ぼくはいまの政治は、世界的にも国内的にも、また古典的な政治においてもネットの争いにおいても、「友」と「敵」の観念的な対立に支配されていると考えている。 Read more at location 30 したがって、その対立を抜け出すことが決定的に重要である。『観光客の哲学』では、その認識のうえで、「観光客的な連帯」こそが脱出の鍵となり、新たな連帯のモデルは「家族」に求められるという主張を展開した。 Read more at location 31 観光客の哲学』では、観光客…