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  • 畑191 / くじけないで

    今日からしばらくは暖かいというので、気温が上がった9時頃に畑へ。気温は8度だが風が強いので寒い。どうしよう?明日にしようか?今年の農作業の開始に、ジャガイモを植えるつもりで来たのだが、気持ちがくじける。すでに25℃になっているビニールトンネルの中で、しばらく考える。「くじける」という漢字は、どない書いたかなあ?漢字が出てこない。くじけている場合ではないのだ!畝だけでもたてるとすそるか。☆まずは、管理耕運機を出して耕す。カラスが一羽、後ろからついてくる。去年にさんざん苦しめられた憎きカラスだ。思わず「コラ!」と怒鳴る。カラスは驚いてバタバタと飛び立つ。耕運機に鋤(すき)を付けて畝をたてる。たて終えて、畝の出来栄えを眺める。さっきのカラスが、また、やって来て、なにやらほじくっている。思わず「コラ!」と怒鳴る。...畑191/くじけないで

  • 茶話170 / ふくらはぎ

    松尾芭蕉『奥の細道』の中に次のような俳句がある。汐越(しほごし)や鶴はぎぬれて海涼し意味をとりにくいので句読点を打つとこうなる。汐越(しほごし)や。鶴、はぎぬれて、海涼し「汐越」は、越前と加賀との国境にある地名(呼称)。浜に松林があり、汐が満ちてくると幹が海水に浸かったところから名づけられたという。問題は「はぎ」。漢字では「脛」と書く。「すね」、「はぎ」とも読む。脛の裏のふっくらした部分は「ふくらはぎ」。その脹脛が痛い。最強寒波が終わったらと思ったら、今度は最長寒波。かなり寒いが、天気は良いので歩きに出る。意を決して富田林市寺内町までの2㎞に挑戦。30分かかって到着。さすがに疲れた。それに脹脛が痛い。近くのスーパーに入って、イートインで無料のお茶を飲んで休憩。★15分ほど休んで、さて、どうしよう?帰ろうか...茶話170/ふくらはぎ

  • 畑190 / 春遠からじ

    最強寒波が緩んで、3月並みの暖かさ。こんな日にじっとしているのはもったいない。ジャガイモでも植えるとするか。陽気に誘われて、ウォーキング替わりに畑へ。12月から冬眠していたから⒉ヶ月半ぶりの農作業。久々に管理耕運機出して畑を耕す。冬草がびっしりと生えた畑は硬い。管理機で三往復ほど搔きまわさないと草は抜けず、柔らかくならない。「畑の草は根っこごと抜くな」という。雑草が根を張ることで空間をつくり、土をやわらかくしているのだという。なるほど、そうに違いない。しかし、これは、関東ローム層のような粒子の細かい柔らかな火山灰土壌に限ったことだ。畝をたてずに平畝で栽培できるような、さつま芋を引っ張ったら芋づる式に収穫できる畑のことだ。我が畑のような堆積物の多い、粘土質の畑で同じことをしたら、我が物顔に雑草が蔓延る。★書...畑190/春遠からじ

  • 茶話190 / 眠り

    月に一度、町会館で町内の同年代グループの飲み会がある。歳が歳だけに、まずは体調不良の話題、次に薬の話で盛り上がる。「どんな薬を飲んでいるねん?」「〇〇や!」「俺と一緒やがな!」「あの薬もパッケージが白い間は良えけど、ピンクとか赤になるとアカンらしいな」それを聞いた右隣の少し年配のYさんがじろりと睨む。気心知れた同士の集まりだから、もめごとになることはない。町内で飲んでいるという安心感から、ついつい酒が進む。年甲斐もなく寄ったので途中で退散。ふらふらになって家に帰ってバタンキュウ。朝起きて、何も覚えていない。誰かに何か嫌なことを言ったりはしていなかっただろうか?毎度毎度の自己嫌悪。用事があって歩いていると、昨日、睨まれたYさんとばったり。「昨日は、すんません!」「なんのこっちゃ?」「昨日はえらい飲んでしもた...茶話190/眠り

  • 畑189 / 上でも下でも

    立春だというので、夕方近くに、水筒を持って畑へ。強い風に背を押されて、すたこらすたこらの速歩き。身体活動の強さを表す「メッツ」という単位がある。厚生労働省のHPからの受け売りでいうと、座って安静にしている状態が1メッツ、普通歩行は3メッツになる。日常生活で体を動かす量の基準は、3メッツ以上の身体活動を1日1時間、1週間の合計で23メッツ(約8時間)する必要がある。これに加えて、少し強めの運動(例:速や歩き=約5メッツ)を一日20分以上、1週間の合計で150分以上すると寿命が伸びるのだという。早い話、こんなの、普通に働いていれば1日で達成できる。なのにメタボが増えるのは、デスクワーク中心、過度のカロリー摂取、高齢による活動不足、強めの運土不足ということになる。強い風に背を押されてすたこらすたこら速歩き。こり...畑189/上でも下でも

  • 茶話168 / 味なもの

    京都に住んでいる人は京都観光をしないそうだ。清水、八坂、知恩院へ行っても、自分が住んでいる所と同じ土地の匂いがする。だから、京都に限らず、身近にある観光地へは行かない。「♪知らない街を歩いてみたいどこか遠くへ行きたい」という気持ちになれない。日常からの離脱、漂泊観!はたまた、甘美な仮想逃避にはならないからだ。愛する人とめぐり逢いたいどこか遠くへ行きたい愛し合い信じ合いいつの日か幸せを(『遠くへ行きたい』詞:永六輔・曲:中村八大)ウォーキングを兼ねて、家から2㎞ほどの太子町(南河内郡)へ梅を見に行ってきた。梅といっても花ではない。墓である。太子町には、日本の礎を築いた古代の偉人達が眠っている。敏達、用明、推古、孝徳(孝極)天皇、そして、聖徳太子の墓がある。地図で見ると「梅鉢」の家紋に似ていることから「梅鉢御...茶話168/味なもの

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