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ネリネの花が咲く頃に https://keikayaba.hatenablog.com/

百合不倫相手と別れ、5年後の再会の約束までに自分の感情にケリをつけるまでのブログ。再会は果たされるのか。

萱場蛍
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2022/08/03

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  • リップクリーム

    別れた恋人と会った。 元カノと、共通の友人と私の3人でドライブをしたのだ。 会った瞬間、私は元カノに抱きついた。 ごめんなさい、ごめんなさいと。道の真ん中でなにをしているのかという話かもしれないが、彼女のことをきつく抱きしめ、ひたすらに謝った。 元カノは、優しかった。 私の背中を撫で、大丈夫だと。あんなひどい別れ方を私はしたのに、許してかれるみたいに、優しく、抱きしめ返してくれた。 そしてドライブへ。車内の会話は終始和やか。共通の友人がいたこともあるのだろう。特に踏み行った話はしなかった。 そんな中、私がお手洗いに寄りたいと近くのドラッグストアへと寄ってもらった。 向かうは化粧品が陳列されてい…

  • 茶封筒

    彼女と私はおおっ広げに郵送物のやり取りはできない。 彼女にも家庭があり、私にも家族がいる。 その為、私たちは互いに郵送物は局留めにして送り合う約束をした。 先日、彼女から届いたメッセージに添えられたのは郵便物の追跡番号。 今日、その荷物を受け取った。 中身は私が前々から欲しいと言っていたコスメだ。 添えられた二言のメッセージ。私はそれで十分だった。 少し背伸びしたレッドのリップ。 彼女が私を忘れてはいない。こうして、贈り物をしたいと思うくらいにはまだ好きでいてくれるのだろうか。 そう思うと、私は嬉しくてたまらない。 本当は真っ先に見せたいのだ。 とっておきの化粧をして、新しい服と靴を下ろして。…

  • 視覚確認

    最近没頭しているものがある。 それは女性向け恋愛シミュレーションゲームだ。 始めたきっかけは、YouTubeで乙女ゲームの実況を見てから。 ちょうど持っているソフトだった為、私も、とやり始めたら案外これが面白い。 以前はそうしてゲームもプレイしていたが、最近は全くと言っていいほどゲームに触れていなかった。 彼女と別れたばかりの時は、Twitterの文字すら追えなかったのに、ストーリーを読めるまでになったのだから相当な進歩だと思う。 さて、そこでだ。 乙女ゲームに限らず、恋愛シミュレーションゲームだと、選択肢が出てくるものが多い。 しかしこれが難しいのだ。悉く選択肢を外すのだ。何度もセーブ&ロー…

  • esse

    貴方は、知っているでしょう? 私が、また明日ねって言ったのに、この時間まで返信を返さない理由が。 貴方は、知っていたんだよね。 私が、貴方への恋情を抑えきれないこと。 そして、試したくなっちゃったんだよね。 私がいかに貴方のことを好きか。 ねぇ、知っていた? 私ね、貴方といっぱいの時を一緒にいた。いっぱいって言っても、それはたったの1年半かもしれない。 でもね、私は貴方のことを愛していたし、貴方も私のことが好きだって思っていたいな。 だからね。 私ね。寂しくて。 貴方が貴方の生活があるの、誰よりも理解しているのにね。 でも、貴方の言葉を欲しいと思ってしまうの。 ワガママ、だと思う? でもね、そ…

  • 久しぶりに彼女と自身以外の文章を読んだ。 最近碌にインプットもできていないし、何となく本を読む気にもなれない。 そんな中、手に取ったのは私の友人の創作短編集だ。 友人はとにかく本を読む。ものすごい量の読書量だ。家は本で床が抜けるのだと言う程の読書家である。 時折友人の文章を読ませてもらうこともあり、彼女の文章は今もなおスッと胸の中に入ってきた。 読みやすい、と言えば友人は面白い顔はしないだろう。しかし久方ぶりに文章を読む私に取って、友人の文章はまた一次創作を書こうと思わせるものだった。 人に物語を書かせたい、と思わせる文章は間違いなく良い文章だ。 何か新しいジャンルにハマりたいとも思ったが、一…

  • 恋情と友情の狭間

    昨日、比較的遅い時間まで友人と会話した。 取り止めのない話を聞く、けれど大切な時間だ。 もしこの彼女に対する思いを友情にシフトチェンジできたのであれば、5年も待たずに関係を続けることができるのだろうか。 友情とは。 私にとって友人とは、付かず離れず、けれどふとした時に会話をできる相手だと思う。 その中では特に1番などはないし、友人であれば平等に好きであると思う。 自分も1番になれないことを自覚しているから、自分も特定の友人を1番にしない。なんとも気軽な関係だろう。 けれど彼女はきっと私と友人になることを望んではいない。 彼女は私の1番でありたい。そう思っているのだと思う。これは憶測にしか過ぎな…

  • 価値観

    価値観について 人間というのは多種多様な生物だ。一人一人の染色体が違うのだから、考え方に相違が出るのは当然の事だろう。 さて、私と彼女についてだ。 私と彼女は価値観が大幅に違う。それこそ彼女のブログで述べられていた、「愛」か「金」か。 これは根本的な価値であり、私たちの将来を大きく揺るがす価値観である。 彼女は「金」を重視し、私は「愛」を重視する。 しかしそれも当然の事なのだろう。 だって人は違うのだから。 正直に言ってしまえば、私は貧乏暮らしを経験したことがないのだ。 両親には安定した収入もあり、衣食住に困ったことは一度もない。 家族仲も良好。あまり人には言えないが、私は両親が私たち子供の前…

  • この時間、私と彼女はいつも連絡をとりあっていた。 おはようからおやすみまで。朝にはメッセージをやりとりし、夜には電話をする。 その名残で私は朝に何度も目が覚めるようになった。 今だって、目が覚める。 そしてそのたびにLINEの通知が来ないことに絶望する。彼女のブログに更新がないことも、悲しくなる。 ふとした瞬間、ぎゅうっと襲い掛かる寂しさ。 いずれ慣れるのだろうか。 私はこの孤独に耐えられなくなる。 彼女を思い、泣きそうになる。 彼女は今何をしているのだろう。 きっともう朝起きてコーヒーを飲んで、TwitterやInstagramを見ているのかもしれない。 朝ご飯の準備をしているかも。 彼女か…

  • 歪な水槽

    私の愛する、可愛い可愛い彼女は寂しがり屋だ。 たっぷりの愛を与えられている。それは彼女の旦那からも、私からも。 それでも足りないという、欲張りな人。 毎日彼女に愛してると言い、言われる。その生活はどれほど素敵なものなのだろうか。夢想するだけで幸福な気持ちになる。 結局距離は取れずなまま。それでも離れなくてはいけないというのも確かに感じているのが現状だ。 しかし考えないようにすればするほど私は彼女のことを考えてしまう。 彼女の生活にとって、私は不必要だ。 私との日々は忘れる、もしくは思い出にしなくてはいけないもの。 それでも私は彼女に忘れて欲しくはない。思い出にだって、されたくない。 強欲なのは…

  • Call your number

    彼女との旅行が終わり、4日間が経った。 バイバイを告げる、サヨナラ旅行だ。 けれど毎日のように彼女は私に連絡をくれる。愛していると。 本当は声を聴きたい。離れたくない。 もし彼女に仕事がない日なら、恋人のように彼女と電話をしたい。 そして、今一人で悲しんでいる彼女を慰めたい。大丈夫だよ。そばにいるからね。と。 5年間というのは彼女にとっても私にとっても大変に長い旅路になるのだろう。いいや、なるに違いない。 その中で私に何が起こるか分からない。 今までお付き合いは女性としかしたことがないが、男性のことを好きになったことだってないわけではない。 自分はレズビアン寄りのバイセクシャルだと自認している…

  • 愛する人へ

    私は貴方にアルコールで絡んでしまったから、この状態の私にはきっと好感を抱かないだろうね。 私も、そう。 だからこそきっと本音で話せる。そう言ったら貴方は眉を顰めるかな。 私は貴方にいっぱい絡んだね。 旦那と私、どっちがいいのなんて。貴方にとって答えたくない質問をいっぱいしたのを覚えてるよ。 貴方のことをお前だと罵って蔑んだ事も。 ねぇ。貴方はどうしてそんな私のそばに居てくれるの? 貴方のこと支えてくれる旦那は、きっと貴方の事をお前って言うことは絶対にないだろうに。 ねぇ、知っていた? 私はね、ご存知の通り、酒癖がほーんとうに悪い! でもね、そうなった今。考えるのは貴方の事ばかり。 私は貴方の事…

  • 孤独なセミダブルベッド、誰を想う?

    ねぇ、貴方は私にメッセージをくれた。 私はどれほど貴方のメッセージを待っていたと想う? 何度も、何度も。帰ってくるか分からない。ブログの更新を待ち続けていたんだよ。 来るかも分からない、LINEのトークの通知をくるか分からない。それでも何度も何度もスマートフォンのロック画面を解除した。 ねぇ、知っている? 私がその度に、貴方からの通知が来ないことに絶望したか。 何度も何度も見返して、その度に貴方からの返事が来なかったことに、何度、涙したことか。 たとえ誰と話していたってだめだよ。私は貴方じゃなきゃ意味がないんだから。 貴方と話していなきゃ、日常に意味なんて持たない。 知っていた? 私にとって貴…

  • 音信不通が普通の事で

    何度もスマートフォンを確認する。彼女からの連絡を、答えを待ってしまうように。 一度さよならすると言ったはずなのにどうしてこうも名残惜しいのか。 ああ、馬鹿野郎。 気になりだすと止まらない。たまらない。 なあどうか責任を取っておくれよ。 にほんブログ村

  • 雨模様、濡れ鼠

    近頃の天気はどうにも移ろいやすい。 乙女心と秋の空とはよく言ったもので、ざああ、と土砂降りが続いたと思えば次の瞬間にはカラッと晴れていたりする。 筆者もそのようにコロコロと感情を変える。躁鬱病だと診断され、もう何年経ったか。そんな具合でなかなかメンタルの安定を保てないのである。 さて、引き続いてのブログ更新をしているのは、今回の記事を書いたことを機にアウトプットができるのではないかと言う一種の挑戦心からだ。 のんびりとしたコーヒーブレイク。感情でも吐露してみようかという気分になった。 正直に言ってしまえば、私は彼女がいなくても生活できると思っていた。結論から言うとそれは無理な事だったが。 彼女…

  • 身動きが取れない。 と言うのも、つい先日不倫相手である彼女と別れを告げたからだ。1ヶ月前から覚悟はしていたつもりだが、そう簡単に気持ちを切り替えることなどできない。 彼女とは8月の旅行で終わりにしようと言っていた。決して少なくはない日数、彼女と共にした。その日々はあっという間で、幸せで。他人との共同生活など考えられないと思っていたが、彼女となら一緒に暮らしていける。そう感じたくらいだ。 彼女の旦那は、同率1位で良いと言う。私が彼女の近くに住めば、行き来することは構わないし連絡だってとっても良いと言っているそうだ。 私は、そこまでは大人にはなれない。 1番になりたいし、同率1位なんかじゃ物足りな…

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