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ネリネの花が咲く頃に https://keikayaba.hatenablog.com/

百合不倫相手と別れ、5年後の再会の約束までに自分の感情にケリをつけるまでのブログ。再会は果たされるのか。

萱場蛍
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2022/08/03

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  • 愛の遣り取り

    「愛している」と言ってほしい。 どうも今日の私はいけない。どうにも不安定だ。 彼女と次回会う時の条件。それは「その日のうちに解散すること」「お酒を飲まないこと」だ。 けれど私はそれ以上を望んでしまった。彼女の隣で朝を迎えたいと、そんなわがままを言ってしまったのだ。我慢が効かなくなった。気が付いた時には彼女にメッセージを送っていたのだ。送ってから気が付いた。自分が駄々を捏ねてしまったのだと。そして後悔をした。なんて軽率な行動だろう、と。 今朝だって、彼女は電話で「蛍、愛しているよ」と言葉をくれた。それなのに、もう足りない。 さあ、そこで、だ。私はほぼ常にと言って良い程彼女について考えている。考え…

  • ネットニュース

    某人気声優の不倫報道をネットで見かけた。 事情を見れば、現在48の声優と35の放送作家の女性が、10年に渡り不倫していたそうだ。 彼女は25から10年間、相手が結婚している事を知らなかったそうだ。二人の将来の話も出ていたそうなのに、彼女は裏切られた。 不倫をしていた、と言う件に対しては特に言及しない。自分だってこう言うことをしているのだ。 ただ、どうしても彼らの関係が、私に重なる。それはひとえに年齢差のせいもあるのだろう。 25からの10年間。それは彼女と私が約束した年数の倍だ。 私は彼女のことを10年間待つ気はない。だからこそ、10年もの間相手を想い続けた彼女を素直に尊敬するのだ。 彼女が今…

  • 純潔と不潔

    今回はセックスの話をしようと思う。私を一番悩ませている問題だ。 私はセックスは好きな人としか出来ないと思っている。 セックスをすればするほど相手のことを好きになる。身体だけの関係なんてあり得ない。セックスには必ず愛情が必要だ。 快楽を求めるだけの行為ではない。相手と好きを確かめ合う好意。 愛していなければ人を抱く事もできないし、愛してなければ抱かれる事もできない、尊い行為なのだ。 決して誰彼かわまずしてはいけないものだし、セックスフレンドなんて以ての外だ。身体だけの関係なんて、そんな虚しいものがあってたまるか。 身体を全て開き、差し出すのだ。愛情が無いと出来るわけない。 ……などと思う潔癖な私…

  • 真空ポットの限界

    文字を書く前に、一杯の珈琲を淹れた。コルクのコースターに乗せられたマグカップからは湯気が立ち上り、程よい酸味とコクが私の執筆活動を後押ししてくれるようだった。 ーーというのは数刻前の話だ。今は外気にされされたそれは冷え切り、ただの苦くて酸っぱい液体へと変化してしまった。物質としては同じ筈なのに、こうも感じ方が変わるのは、やはり時間の経過による劣化が大きいのだろう。 「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」 平家物語のこの一文は、学生時代に聞き覚えがある者が大半だろう。 どんなものであっても、必ず衰える。これは珈琲だけではない。全ての物事に共通して言えることだ。 その中でも今回は、恋愛感情に…

  • 道標

    主治医は私が不倫していることを知っている。調子が悪化した際、自身から主治医に打ち明けたのだ。 嘘か誠かはさておき、彼も似た経験をした事があるのだと話してくれた。 そんな彼も今では家庭を持ち、子供にも恵まれているようだ。 では、私は? 今の思いに折り合いをつけ、別の誰かと人生を共に歩む事になるのだろうか。 現在、そんな想像は出来ない。他に好きになれる人が見つかれば、気は楽になるのだろう。だからといって無理に相手を探そうとするのは、自分に対しても相手に対しても不誠実だ。 では逆に考えるとしよう。もし私と人生を共に歩みたいと思っている人間に好意を向けられたとしたら? もしもの話だ。思い上がるのも大概…

  • 愛憎過多

    愛情と憎悪は両立するものだ。 愛する、というのは綺麗な感情だけでは成り立たない。もし自分の愛は純潔であり、一切の汚れがないと思い込んでいるのであれば、それはもう純愛ではない。自らの愛こそ本物だと主張することが、既にエゴイズムなのではないか。 期待を何度も裏切られ、それでも愛と宣うのであれば、それは随分心が広いか、救いようの馬鹿か。どちらかだろう。 誰もが愛という蓑に隠れ、人に期待することを正当化する。その時もし期待に外れた行動をされたのならば、「失望」という感情を抱くだろう。ネガティブな感情が積み重なれば、愛が裏返ることもごく自然だ。盲信も、いずれは冷める。 さて、次は憎悪について話を進めてい…

  • 身体計

    食べることは好きだ。否、好きだった、とでも言っておこうか。 甘いもの、しょっぱいもの、酸っぱいもの。辛いものは少し苦手ではあったが、どんな食べ物も美味しく食べていた。体重のことなど、一切気にしないで。 今はもうあの頃に戻れないと思う。戻りたいと願うこともないが。それでも少しだけ羨ましく感じてしまう。純粋に食というものを楽しめていた事に。 例えば、ポテトチップス。以前は一般的なスーパーに陳列されている一番大きなものですら、無邪気に食べていた。しかし今ではどの菓子でさえも、成分表を見ずにはいられない。 ものを食べるときも、無意識下でカロリーを計算してしまう。1年近くダイエットを続ける中で、そんな悪…

  • 思し召より米の飯

    タイトルのことわざは、なかなかに面白いものだと思う。意味は「思いやりのある言葉よりも実際に役に立つものをもらう方が有難いと言うこと。口先だけの好意より、腹の足しになる米の飯をもらう方が有難い」と言うものらしい。語感も良く、思わず口に出したくなるくらいだ。 なぜこの話になったかというと、今回は食の話を取り上げようと思ったからだ。そしてタイトルに困った私は、ネットの海を漂った。その時この言葉に出会ったのだ。これだ、と思い、現在こうして筆を取るに至っている。 こんなにも面白いことわざが出てきたのだ。これを使わない手はない。と言うことで、今回の記事は食の話題ではなく、タイトルに基づいた記事を書いていこ…

  • 追想

    友人の話をしよう。大切な友人。けれど今は会うこともない、連絡先も知らない友人の話だ。 現在の不倫相手を「彼女」と記述し、友人の事はA子とでも言おうか。私は彼女の事が大好きだった。否、もしまた再会したならば今も尚行為的に思うだろう。 そんなA子は、平気で嘘を吐いた。前回言っていたことと、次に会った時に言っていることが全く違う。そんなことはざらだった。それでも私はA子の話に魅了された。華々しい美人で、化粧を取ったとしても見劣りのしない、根っからの美人だ。明るく皆から好かれるA子。そんなA子と特別仲良くできたことは私にとってすごく誇らしかった。 誰にでも優しく、ユーモアのある。何より絵が上手い。そん…

  • 八方塞がり

    どうにもこうにもならない。どうするつもりもないし、どうにかなるものでもないのだろう。もう本当に感情というものはままならない。どうすれば良いのかだって分からない。 最善の結末。それは私たち二人が別れること。それがどう考えても一番のハッピーエンドだ。 自分の感情すら見えない今、他人の感情なんて見えるはずもない。恋愛小説ーーそれも真っ当なものは今は書ける筈もない。書いたとしても薄暗い、登場人物が不幸になるような小説だ。そんな訳で、やはり私はこうしてブログという場所に感情を吐き出すしかできないのだ。 他人の気持ちが分かるようなら不倫などしていない。不倫など、他人を踏み躙る以外の何者でも無い行為だ。分か…

  • 痴れ言

    彼女は旦那に愛していると言えないと言う。嘘が下手な彼女のことだ。信じたい、と思うものの、それは私の事を繋ぎ止めておくための嘘かもしれない、と。そんな自分が存在してしまうのも、また事実なのだ。 私は当たり前だが結婚をしたことが無い。そもそも高校生の時に自身がレズビアン寄りのバイセクシャルだと気付いてからは男性に恋をしたこともなく、女ばかりを好きになり、とうに結婚は諦めている。 さて、前の記事で、私の家族は仲が良いと言う話をした。つまり私が結婚に対して持っているのは、ポジティブなイメージだ。母は父を深く愛し、父も、分かりづらいが母のことを愛しているのだろう。浮気だとか不倫だとかは生まれてこの方一切…

  • 迷妄

    家族仲は、良好。良好と言うより最上と言っても過言ではないかもしれない。公務員の父、パートタイマーの母は、私が家に居る時はほぼ確実と言って良い程に家にいてくれる。歳の離れた弟だって、昔は仲違いもあれど、今は仲良くやれていると思う。 そんな私の子供の頃の夢は、素敵な大人になって、良い人と結婚して、子供を設けること。そして一軒家に住むことが夢だった。大人になれば、自然と顔も良くなって、頭も良くなって。まあ”エリート“と呼ばれる存在になれるかと思っていた。しかし今はどうだ。うまく社会生活にも馴染めず、この年でもパートタイマー。胸を張って言えるような特技も無ければ、これといった才能もない。 まあそんな前…

  • リップクリーム

    別れた恋人と会った。 元カノと、共通の友人と私の3人でドライブをしたのだ。 会った瞬間、私は元カノに抱きついた。 ごめんなさい、ごめんなさいと。道の真ん中でなにをしているのかという話かもしれないが、彼女のことをきつく抱きしめ、ひたすらに謝った。 元カノは、優しかった。 私の背中を撫で、大丈夫だと。あんなひどい別れ方を私はしたのに、許してかれるみたいに、優しく、抱きしめ返してくれた。 そしてドライブへ。車内の会話は終始和やか。共通の友人がいたこともあるのだろう。特に踏み行った話はしなかった。 そんな中、私がお手洗いに寄りたいと近くのドラッグストアへと寄ってもらった。 向かうは化粧品が陳列されてい…

  • 茶封筒

    彼女と私はおおっ広げに郵送物のやり取りはできない。 彼女にも家庭があり、私にも家族がいる。 その為、私たちは互いに郵送物は局留めにして送り合う約束をした。 先日、彼女から届いたメッセージに添えられたのは郵便物の追跡番号。 今日、その荷物を受け取った。 中身は私が前々から欲しいと言っていたコスメだ。 添えられた二言のメッセージ。私はそれで十分だった。 少し背伸びしたレッドのリップ。 彼女が私を忘れてはいない。こうして、贈り物をしたいと思うくらいにはまだ好きでいてくれるのだろうか。 そう思うと、私は嬉しくてたまらない。 本当は真っ先に見せたいのだ。 とっておきの化粧をして、新しい服と靴を下ろして。…

  • 視覚確認

    最近没頭しているものがある。 それは女性向け恋愛シミュレーションゲームだ。 始めたきっかけは、YouTubeで乙女ゲームの実況を見てから。 ちょうど持っているソフトだった為、私も、とやり始めたら案外これが面白い。 以前はそうしてゲームもプレイしていたが、最近は全くと言っていいほどゲームに触れていなかった。 彼女と別れたばかりの時は、Twitterの文字すら追えなかったのに、ストーリーを読めるまでになったのだから相当な進歩だと思う。 さて、そこでだ。 乙女ゲームに限らず、恋愛シミュレーションゲームだと、選択肢が出てくるものが多い。 しかしこれが難しいのだ。悉く選択肢を外すのだ。何度もセーブ&ロー…

  • esse

    貴方は、知っているでしょう? 私が、また明日ねって言ったのに、この時間まで返信を返さない理由が。 貴方は、知っていたんだよね。 私が、貴方への恋情を抑えきれないこと。 そして、試したくなっちゃったんだよね。 私がいかに貴方のことを好きか。 ねぇ、知っていた? 私ね、貴方といっぱいの時を一緒にいた。いっぱいって言っても、それはたったの1年半かもしれない。 でもね、私は貴方のことを愛していたし、貴方も私のことが好きだって思っていたいな。 だからね。 私ね。寂しくて。 貴方が貴方の生活があるの、誰よりも理解しているのにね。 でも、貴方の言葉を欲しいと思ってしまうの。 ワガママ、だと思う? でもね、そ…

  • 久しぶりに彼女と自身以外の文章を読んだ。 最近碌にインプットもできていないし、何となく本を読む気にもなれない。 そんな中、手に取ったのは私の友人の創作短編集だ。 友人はとにかく本を読む。ものすごい量の読書量だ。家は本で床が抜けるのだと言う程の読書家である。 時折友人の文章を読ませてもらうこともあり、彼女の文章は今もなおスッと胸の中に入ってきた。 読みやすい、と言えば友人は面白い顔はしないだろう。しかし久方ぶりに文章を読む私に取って、友人の文章はまた一次創作を書こうと思わせるものだった。 人に物語を書かせたい、と思わせる文章は間違いなく良い文章だ。 何か新しいジャンルにハマりたいとも思ったが、一…

  • 恋情と友情の狭間

    昨日、比較的遅い時間まで友人と会話した。 取り止めのない話を聞く、けれど大切な時間だ。 もしこの彼女に対する思いを友情にシフトチェンジできたのであれば、5年も待たずに関係を続けることができるのだろうか。 友情とは。 私にとって友人とは、付かず離れず、けれどふとした時に会話をできる相手だと思う。 その中では特に1番などはないし、友人であれば平等に好きであると思う。 自分も1番になれないことを自覚しているから、自分も特定の友人を1番にしない。なんとも気軽な関係だろう。 けれど彼女はきっと私と友人になることを望んではいない。 彼女は私の1番でありたい。そう思っているのだと思う。これは憶測にしか過ぎな…

  • 価値観

    価値観について 人間というのは多種多様な生物だ。一人一人の染色体が違うのだから、考え方に相違が出るのは当然の事だろう。 さて、私と彼女についてだ。 私と彼女は価値観が大幅に違う。それこそ彼女のブログで述べられていた、「愛」か「金」か。 これは根本的な価値であり、私たちの将来を大きく揺るがす価値観である。 彼女は「金」を重視し、私は「愛」を重視する。 しかしそれも当然の事なのだろう。 だって人は違うのだから。 正直に言ってしまえば、私は貧乏暮らしを経験したことがないのだ。 両親には安定した収入もあり、衣食住に困ったことは一度もない。 家族仲も良好。あまり人には言えないが、私は両親が私たち子供の前…

  • この時間、私と彼女はいつも連絡をとりあっていた。 おはようからおやすみまで。朝にはメッセージをやりとりし、夜には電話をする。 その名残で私は朝に何度も目が覚めるようになった。 今だって、目が覚める。 そしてそのたびにLINEの通知が来ないことに絶望する。彼女のブログに更新がないことも、悲しくなる。 ふとした瞬間、ぎゅうっと襲い掛かる寂しさ。 いずれ慣れるのだろうか。 私はこの孤独に耐えられなくなる。 彼女を思い、泣きそうになる。 彼女は今何をしているのだろう。 きっともう朝起きてコーヒーを飲んで、TwitterやInstagramを見ているのかもしれない。 朝ご飯の準備をしているかも。 彼女か…

  • 歪な水槽

    私の愛する、可愛い可愛い彼女は寂しがり屋だ。 たっぷりの愛を与えられている。それは彼女の旦那からも、私からも。 それでも足りないという、欲張りな人。 毎日彼女に愛してると言い、言われる。その生活はどれほど素敵なものなのだろうか。夢想するだけで幸福な気持ちになる。 結局距離は取れずなまま。それでも離れなくてはいけないというのも確かに感じているのが現状だ。 しかし考えないようにすればするほど私は彼女のことを考えてしまう。 彼女の生活にとって、私は不必要だ。 私との日々は忘れる、もしくは思い出にしなくてはいけないもの。 それでも私は彼女に忘れて欲しくはない。思い出にだって、されたくない。 強欲なのは…

  • Call your number

    彼女との旅行が終わり、4日間が経った。 バイバイを告げる、サヨナラ旅行だ。 けれど毎日のように彼女は私に連絡をくれる。愛していると。 本当は声を聴きたい。離れたくない。 もし彼女に仕事がない日なら、恋人のように彼女と電話をしたい。 そして、今一人で悲しんでいる彼女を慰めたい。大丈夫だよ。そばにいるからね。と。 5年間というのは彼女にとっても私にとっても大変に長い旅路になるのだろう。いいや、なるに違いない。 その中で私に何が起こるか分からない。 今までお付き合いは女性としかしたことがないが、男性のことを好きになったことだってないわけではない。 自分はレズビアン寄りのバイセクシャルだと自認している…

  • 愛する人へ

    私は貴方にアルコールで絡んでしまったから、この状態の私にはきっと好感を抱かないだろうね。 私も、そう。 だからこそきっと本音で話せる。そう言ったら貴方は眉を顰めるかな。 私は貴方にいっぱい絡んだね。 旦那と私、どっちがいいのなんて。貴方にとって答えたくない質問をいっぱいしたのを覚えてるよ。 貴方のことをお前だと罵って蔑んだ事も。 ねぇ。貴方はどうしてそんな私のそばに居てくれるの? 貴方のこと支えてくれる旦那は、きっと貴方の事をお前って言うことは絶対にないだろうに。 ねぇ、知っていた? 私はね、ご存知の通り、酒癖がほーんとうに悪い! でもね、そうなった今。考えるのは貴方の事ばかり。 私は貴方の事…

  • 孤独なセミダブルベッド、誰を想う?

    ねぇ、貴方は私にメッセージをくれた。 私はどれほど貴方のメッセージを待っていたと想う? 何度も、何度も。帰ってくるか分からない。ブログの更新を待ち続けていたんだよ。 来るかも分からない、LINEのトークの通知をくるか分からない。それでも何度も何度もスマートフォンのロック画面を解除した。 ねぇ、知っている? 私がその度に、貴方からの通知が来ないことに絶望したか。 何度も何度も見返して、その度に貴方からの返事が来なかったことに、何度、涙したことか。 たとえ誰と話していたってだめだよ。私は貴方じゃなきゃ意味がないんだから。 貴方と話していなきゃ、日常に意味なんて持たない。 知っていた? 私にとって貴…

  • 音信不通が普通の事で

    何度もスマートフォンを確認する。彼女からの連絡を、答えを待ってしまうように。 一度さよならすると言ったはずなのにどうしてこうも名残惜しいのか。 ああ、馬鹿野郎。 気になりだすと止まらない。たまらない。 なあどうか責任を取っておくれよ。 にほんブログ村

  • 雨模様、濡れ鼠

    近頃の天気はどうにも移ろいやすい。 乙女心と秋の空とはよく言ったもので、ざああ、と土砂降りが続いたと思えば次の瞬間にはカラッと晴れていたりする。 筆者もそのようにコロコロと感情を変える。躁鬱病だと診断され、もう何年経ったか。そんな具合でなかなかメンタルの安定を保てないのである。 さて、引き続いてのブログ更新をしているのは、今回の記事を書いたことを機にアウトプットができるのではないかと言う一種の挑戦心からだ。 のんびりとしたコーヒーブレイク。感情でも吐露してみようかという気分になった。 正直に言ってしまえば、私は彼女がいなくても生活できると思っていた。結論から言うとそれは無理な事だったが。 彼女…

  • 身動きが取れない。 と言うのも、つい先日不倫相手である彼女と別れを告げたからだ。1ヶ月前から覚悟はしていたつもりだが、そう簡単に気持ちを切り替えることなどできない。 彼女とは8月の旅行で終わりにしようと言っていた。決して少なくはない日数、彼女と共にした。その日々はあっという間で、幸せで。他人との共同生活など考えられないと思っていたが、彼女となら一緒に暮らしていける。そう感じたくらいだ。 彼女の旦那は、同率1位で良いと言う。私が彼女の近くに住めば、行き来することは構わないし連絡だってとっても良いと言っているそうだ。 私は、そこまでは大人にはなれない。 1番になりたいし、同率1位なんかじゃ物足りな…

  • 愛してるが鳴り止まない

    実を言うと未だ不倫相手との関係は継続している。 と言ってもそれは月末に終わるものだけども。 このブログの一番初めの記事で、不倫相手と5年後に再会する約束を交わした、と言う旨を記載した。 その上で、別れまでの1ヶ月。喧嘩を無くし恋人としての関係を堪能しようと言う事になったのだ。 別れ話をするときは直接会ってしよう。いつの日か彼女とそんな話をした。 月末、彼女と私は最後のバカンスを楽しむのだ。 何にも囚われず、恋人として時を過ごす。 もしかしたら5年後には。 彼女と私はほぼ毎日のようにそのような話をする。 このデートが最後になるのか否か、それは今の私達には分からない。 二人でいる未来を愚直に信じる…

  • 関係は一曲リピートのようで

    筆者は好きな曲を何度でもリピートする。 それこそ、5年間ずっと愛している曲は毎日のように聴き、時折1時間ほど一曲リピートを続けるのだ。 知見を広げたり、新しいアーティストを模索したい。そうは考えているが、結局は大好きなその曲を繰り返し、繰り返し再生する。 それは人間関係においても同じで、気に入った人間と深く関係を結んでいく。 相手方に取って、筆者は誰とでも仲が良く自分は◯番目だと言われることがある。しかし私に取って友人関係に優劣はなく、皆深く愛しているのだ。それはあまり伝わることはないが。 しかしその中でもはっきりと1番と言える存在が居る。それは彼女だ。 何度喧嘩をしても、筆者が酷い言葉を浴び…

  • 他人に自分の居場所を求めるな

    友人にも言われたことだ。自分の機嫌は自分で取れ。 他人に自分の居場所を作るのではなく、自分自身の居場所は自分で決めろ。 全くもって正しい言葉である。 自分の居場所づくりを他人に委ねたとしても何も良いことはない。 自分が居場所だと、そう思える場所が居場所なのだ。 筆者自身の居場所は、正直に言えばある。家族、友人。彼女だけではない。それでも私にとって彼女は全てだった。 喧嘩別れして、ああも言ったが、愛してるのだ。それは今も。たとえ何度キープだと言われても諦めきれないのは何故だろう。 自分を大切にしてくれる場所は確かにあるのに、大切にしてくれない相手を選ぶ。これほど愚かなことはない。大切にしてくれる…

  • 結局5年後の約束も虚しく、キープでした。という話。

    このブログは5年後の再会までに、気持ちに整理をつけようと始めたブログである。 しかし、もうダメだった。 ブログ自体の更新は続ける。こうしてアウトプットする場所がないと自分自身折れそうだからだ。 いつもそうだ。喧嘩喧嘩喧嘩でこうなる。 私はキープだ。最初からそう。5年後だって選ばれない。 不倫なんて所詮そんなものだ。そうあるべきものなのだから仕方ない。幸せになんかなれるはずないのだ。 夢物語はただの夢物語でしかない。 それでも信じていた。最後には選ばれるのではないかと期待していた。 気性が荒い筆者が悪い。それは十分に自覚している。しかし、この5年間はそれでも縋って生きていきたかった。 これからど…

  • 思い出の編纂作業

    彼女と書いた小説を纏めて一つの本にしよう。 それが私たちの最後の作業だ。 一つ一つ作品を読み直しているが、どうも胸が苦しく手が止まる。 その物語は叶うことのない夢で、理想で、明るいものだ。 幸福な二人を羨ましく思い、同時に妬ましくもなる。筆者自身全ての感情が文章に乗るが、確かに当時の作品には純粋な楽しさを感じられるからだ。 現にこうしてブログを書いているのは、結局は作業からの逃避手段である。 〆切前ほど他の作業が捗ると言うものだ。 もしも本の重さが二人の愛の重さだとしたら。 そしたらお互いに愛し、愛されていたのだろう。 本棚できっと主張するであろうそれは、いつになれば思い出に変えられるのか。 …

  • ブログ名を変更しました

    旧:百合不倫相手と五年後の再会までにケリをつけるブログ 新:ネリネの花が咲く頃に 相当綺麗になりましたね。と言うのも、このブログは彼女との思い出を述べるために開設したものです。しかし日常の記事が多くなってきた為、上記にブログ名を変更に致しました。 ネリネは彼女と再会の約束をした11月に咲く花です。 花言葉は、また会う日を楽しみに。忍耐という意味もあるそうです。 ダイアモンド・リリーと呼ばれるくらいですから、現状にもぴったりかなとこのタイトルに決定致しました。 ブログタイトルは変わりましたが、基本スタンスは変わりませんので今後ともよろしくお願い致します。

  • 趣味は?と聞かれた時の返答に困る

    日常会話の際、趣味を聞かれてなんと答えて良いのか分からなくなった経験は無いだろうか。 オタク趣味のない相手に今このジャンルにハマってて〜というのも気が引ける。だからと言って適当な趣味も見当たらない。 筆者はまさにその状態であり、趣味を聞かれたら飲酒だと答えている。 しかしながら筆者はそこまで酒に拘りを持っている方でもない。酒は美味しいが、酔えさえすれば良い。 そこで何か趣味を見つけようとしている訳だが、無理に探そうとしてもそう簡単に見つかるものではない。 何も高尚な事ではなく、ただ没頭できるものが欲しいとぼんやり考えてしまうのだ。 基本が依存気質の筆者は何かに寄り掛かっていなければ生きていけな…

  • 読書習慣を身につけたい

    彼女と別れ、全てがどうでもいい。ええいままよ。そう自暴自棄になりかけていた筆者はふとそう思ったのだ。 以前の記事にも書いたようにアウトプットするにはインプットが必要である。 最近恋にかまけてインプットを怠っていた為私のストックはほぼ0に等しい。 時間はあるのだ。それなら自分を傷つけるより自分磨きをした方が何十倍も良い。 本ブログは筆者の近況と共に読書感想文を掲載するブログにしたい。 なぜこの記事を書いたのか。それは宣言することで逃げ場を無くしたいからだ。 きっと落ち込み、涙する夜は数えきれない程あるだろう。そのような日をすこしでも減らしていきたい。 5年後、成長した自分で会えるように。 こうし…

  • 映画「his」について

    以前彼女と見た映画に「his」というものがある。 現在はAmazonプライムでも配信されている、男性同士の不倫映画だ。 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08F3TFK8V/ref=atv_dp_share_cu_r 実際に彼女と映画を見ている時は恋愛関係になっていなかった。しかしその映画を見て彼女は音声をミュートにするほど号泣していたそうだ。 かくいう筆者も鼻を啜りながら物語を追っていったのを覚えている。 簡単なあらすじは、高校時代に付き合っていた男性二人が一度別れを告げ、その13年後に娘を連れて再会すると言う話だ。 終盤に差し掛かるにつれ、…

  • 課題図書

    離れている期間の間、課題図書を設けようという話を彼女とした。 ヴィクトル・ユーゴーのレ・ミゼラブル。江戸川乱歩全集に至っては、Kindle本にして9300ページあるそうだ。 それならせめて芥川龍之介であったり太宰治全集でと話したが、それでも4500ページはゆうに超える。 インプット無くしてアウトプットは出来ない。これはよく周りの友人にも言われることだ。 普段彼女とは密接に連絡を取っていた為、その時間を読書に費やすと相当の時間本を読めるのだろう。 しかしそれを寂しく感じてしまうのは一体なぜなのか。 文章力を研磨していけば、自らの文章に対する自信も出てくるかもしれない。しかしその為にはアウトプット…

  • 苛立ちの矛先について

    前回の記事で不倫について言及した記事を書いた。 不倫というのだから当事者は悪者である。当然だ。加害者が当事者。被害者は周りにいるその家族。 しかしどうしてこうも被害者ぶってしまうのか。そんな自身に苛立ちを隠せない反面、相手に対しても憤りを感じるものだ。 人のこころというのは常に移り変わるものだ。 その上著者は感情の浮き沈みがあまりにも激しい為、愛してると告げた2分後には嫌気が差すことだってある。散々にすり下ろされた野菜ジュースよりも複雑に混ざり合った感情だ。 この記事を作成しているのも、そう言った自分の感情をセーブできていないからである。 私に好きだと告げたその口で、今は旦那に愛していると伝え…

  • 百合不倫相手と別れた時に五年後の約束をした話

    結局それって別れたって言えるの? タイトルを見た数人はそう思うだろう。それは私にも分からない。ただ、心が詰まっているので、このブログではこの気持ちに整理をつけていこうと思う。 これは筆者である萱場蛍が体験したことである。身バレの危険性を鑑みて多少のフィクションも混ぜるが、8割型は本当のことだ。 さて、本題だが私は約半年間の間人妻と不倫していた。 筆者は20代半ば、相手は1回り以上歳上である。 馴れ初めとしては、SNSで出会い、意気投合するのにそう時間はかからなかった。 趣味や価値観が似通っていると自然と距離も近くなる。私たちもそうして親しくなっていった。 出会うきっかけになった作品についてはこ…

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