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初めての歌舞伎を楽しもう https://munakatayoko.hatenablog.com/

歌舞伎初心者に、歌舞伎の魅力を伝えます。 趣味は歌舞伎、文楽、落語、映画鑑賞。 ブログでは、初心者も通の方も納得する歌舞伎にまつわる楽しい話をつづっていきます。日常生活もぽちっと。

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2022/07/14

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  • 11月の振り返り

    なんともう11月。ひと月が過ぎるのが早すぎて追いつきません! 歌舞伎座昼の部、夜の部。充実していました。 昼の部 munakatayoko.hatenablog.com munakatayoko.hatenablog.com munakatayoko.hatenablog.com 夜の部 munakatayoko.hatenablog.com 鎌倉三代記については、まだ途中。 消えなさいローラ 能 munakatayoko.hatenablog.com もう一日見て、それがまたすごく面白かったので、書きましたら追記します。 天使にラブソングを munakatayoko.hatenablog.c…

  • マハーバーラタ戦記その3 菊之助に思うこと

    最後の日、昼の部を観ました。 夜も見たかったけれど、別件あり断念しました。秋空に千穐楽の幟が映えます。 その1 菊之助の「月」のようなスター性 その2 菊之助は、前に立ちはだかる壁を芝居に昇華する これからのマハーバーラタ戦記 マハーバーラタについて2回書きました。 munakatayoko.hatenablog.communakatayoko.hatenablog.com しかし菊之助について書いていないのですよね。 菊之助カルナは、本当に美しく、凛々しく、悩み、戦い、激烈なラストを迎えました。シヴァ神としてしっかり最後を締めましたが。2点感じたことをば書き留めておきたいです。 その1 菊之…

  • 天使にラブ★ソングを~シアター・アクト

    都民半額観劇会に応募して当たったので、若い人と東急シアターオーブへ。 天使にラブソングといえば、我が家は大好きでテレビでオンエアされるたびに何度も観たものです。 話の内容は、歌手のデロリスはある日、ごろつきの恋人が殺人を犯す現場を目撃してしまいます。そこで警察の力を借りて、身を修道院に隠すことになります。そこに修道院では聖歌隊があったのですが、めっちゃくちゃ皆さんへたくそ。そこでデロリスがコーチをして、どんどんうまくなっちゃう。教会に来る客も増え、次第に評判となり、身売り寸前だった教会も身売りせずに済むことになったのはいいけれど、目立ちすぎてギャングたちに見つかってしまい…てな感じのお話です。…

  • 須坂クラシック美術館の「きもの日和」~長野その8

    だいぶ時間が空いてしまいましたが、長野の続きです。 こちらから続きます munakatayoko.hatenablog.com 一度行った須坂クラシック美術館でしたが、もう一度行ってきました。というのは、11月3日に「きもの日和」のイベントをやるというので、ちょっと行ってみたくなったからです。 古民家の中にずらりと並べられた古い着物。 なんという素敵なデザイン!ステキな色!そして色合い!組み合わせ! 私は全く着物を着ないのに、なんだろうこの懐かしさ。と不思議な気持ちがしました。よくよく考えてみると着物は着ていなくても、まだ私の生まれた昭和30年代は、おばあちゃんが着ていたり、周りの大人が着てい…

  • 12月の歌舞伎座演目紹介~今年の観劇納めは何部?

    12月は3部構成となります。3部構成のいいところは時間が短いこと。だからお値段も1部だけなら少しお安めで楽しめる。さくっと観てさくっと帰る。あとは銀ブラもよし、ゆっくり食事もよし。何かとあわただしい師走なので、あちこち買い物に走り回るもまたよしですね。 第1部 化け猫伝説と初音ミク 歌舞伎座に降臨 11:00開演 ・旅噂岡崎猫(たびのうわさおかざきのねこ) ・今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら) 第2部 ダイナミックな舞踊と忠臣蔵スピンオフで師走を味わう 2:45開演 ・爪王(つめおう) ・俵星玄蕃(たわらぼしげんば) 3部 ファンタジーの世界を楽しむ 5:45開演 ・猩々(しょうじょう…

  • 中村吉右衛門三回忌

    本日11月28日、2代目中村吉右衛門が亡くなってまる2年たちました。 日がたつにつれ、その存在感は私の中で増すばかり。 もっと観たかった。もっと知りたかったという思いが募ります。 亡くなったという発表は2021年12月1日。すぐはブログも書けずに、やっと書いたのが2021年12月6日だった。 今も思いは変わらないのでこちらにリンクを貼っておこうと思います。 munakatayoko.hatenablog.com そして今日は、愛してやまなかった丑之助クンの誕生日。10歳になった丑之助。 28日で10歳に。この日は丑之助を溺愛した祖父、吉右衛門さんの命日でもある。「誕生日に悲しくなる気持ちは、こ…

  • 顔見世季花姿絵~夜の部の締めくくりは美・勢・粋がてんこ盛り

    11月歌舞伎座夜の部の最後は『顔見世季花姿絵』 踊り3種で、これでもかこれでもかってくらい見どころ満点の気迫あふれる3種に、 昼の部に負けておらんぞという心意気を感じました。 (すみません、特にそんな気負いは皆さんないと思います。ただ昼から通しで観るとこちらも結構疲れて最後はもう観るのもヘトヘトかなと思いきや、力強い踊り3種を観ることができて、大変力強く、気迫があり、「負けておられんぞという心意気を感じた」というのはこちらの勝手な妄想です) 春調娘七種 真っ暗な中幕が開くとぱあっと明るく晴れやかな舞台。美しい静御前(左近)とたおやかな曽我十郎(染五郎)、そして荒々しくも毅然とした曽我五郎(種之…

  • マスクを忘れた!その時は(歌舞伎座)

    結論。歌舞伎座の中で、無料で配布してくれています コロナ禍も少し落ち着いて、街中でマスクをしている人は徐々に減っていますね。 私の体感では、電車の中でも4.5割の方はマスクをつけていない感じです。 そんな中で、歌舞伎座はどうでしょうか。 観劇時間が長いこともあって、現在も マスクをつけることを推奨 しています。 私も、何せ長時間なのでつけるようにしていますが、日々マスクをつけないことも多くなっているので「忘れた!」ということも。 先日もうっかり忘れてしまいました。目に刺さる「推奨します」の文字。 そこで館内で売っているとありがたいなと思い、スタッフの方に 「館内でマスクを売っていませんか?」と…

  • マハーバーラタ観劇レポ vol.2 両花道と回り舞台と。

    先日、マハーバーラタ戦記の観劇レポを書きました munakatayoko.hatenablog.com その続きです♪ みどころ その6 花道と仮花道 通常の歌舞伎の芝居は花道を使います。時々反対側の上手側にも花道が作られます。それを仮花道といいます。 仮花道を使う芝居は、最近では「桜姫東文章」などがありましたが、花道のあちらとこちらでセリフなどを言い合うところは、観客との距離も近くなるので大変臨場感が増すものですが、長い芝居の中でも1,2シーンあればいい方なのではないでしょうか。 それがこの「マハーバーラタ」ではとにかくこの仮花道を効果的によく使っています。 序幕では、太陽神対帝釈天がそれぞ…

  • 能の楽しみ 猩々

    11月の能の定例公演を観に国立能楽堂に行ってきました。 定例公演〇演出の様々な形 狂言 六地蔵 能 乱 置壺・双之舞 を観てきました。 流儀や家の違いで能狂言の演出はさまざまに変化します。特殊な演出を「小書(こがき)」といいます。 11月と12月とで同じ題材を違う演出でみるという面白い試みです。 今回の「乱」12月の「七人猩々」は、いずれも12月の歌舞伎座でかかる「猩々」でもあります。 11月、12月の能と12月の歌舞伎で観て、違いを楽しみたいと思います。 六地蔵 田舎に住む人が六地蔵堂を建立し、中に安置する自走を買うに都へやってきます。そえをしった都のすっぱ(詐欺師)が自分は仏師だと言って近…

  • 「没後130年 河竹黙阿弥ー江戸から東京へー黙阿弥と寄席芸」

    早稲田大学演劇博物館主催の「没後130年 河竹黙阿弥―江戸から東京へー」というイベントに早稲田大学大隈講堂まで行ってきました。 没後130年の展示の関連イベント第1弾として、「黙阿弥と寄席芸」というテーマでおこなわれたものです。 ゲストが神田伯山さん。講談はもちろん、今岡健太郎先生、児玉隆一先生との鼎談もあり、しかも無料ということで、ダメ元で申し込みました。 「残念ながら落選」というメールが来たのですが、なんと落選者のために大隈講堂の地下の小講堂でモニターで様子を見ることができるというので、大変ありがたくいってきました。 ▲なかなか素敵な小講堂 大きなスクリーンで席前方で見られて大変よかったで…

  • 菊五郎劇団の初春歌舞伎公演演目紹介~1月 ちょっと気が早いけれど

    お正月の菊五郎劇団の予定が出ました。 www.ntj.jac.go.jp いつもは、国立劇場で復活狂言を通しでおこなうのが慣例。それもお正月らしい華やかさもありつつ、ばかばかしい時事ネタなども投入。肩肘張らずに楽しめるお楽しみだったのですが、それも2023年の正月でおしまい。どうなるのか気になっていました。 発表される内容を見ると、場所は新国立劇場で。いつものような復活狂言ではなくガッツリとしつつなじみのある古典。新作が多くてちょっと辟易している向きには喜ばれるかと思います。こういう演目をしっかり引き継いでいこうという心意気が感じられてうれしいですね。 梶原平三誉石切、通称石切梶原 菊之助が初…

  • マハーバーラタ戦記~観劇レポ

    6年ぶりに再演された「マハーバーラタ戦記」。 簡単なあらすじ みどころその1 菊五郎の第一声 みどころその2 歌舞伎らしさとインドらしさと ・衣裳 ・歌舞伎らしさを交えた演出 ・音楽 みどころその3 芝のぶのヅルヨウダ王女 みどころその4 数々の立ち回り みどころその5 やはり存在感抜群の丑之助 簡単なあらすじ お話は、古代インドより伝わる神話だから、なんというか芯がしっかりしているというか、ストーリーに哲学がある。そしてテーマは不変だ。「争うのをやめるには平和な歩み寄りが必要」なのか。「圧倒的な武力を持ったものが力で世界を支配しなければ、争いは止まらない」のか。 初演の時も感じたけれど、まっ…

  • 「作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ」次回の題材は? ちょっぴりご披露

    「作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ」 「近松vol.2劇評家編」は、木ノ下裕一さんを聞き手に田中綾乃さんが解説します。 12月7日ですので、いよいよ1ヵ月を切りましたね。 munakatayoko.hatenablog.com 12月は近松3回シリーズの2回目です。 どんな題材でやるのでしょうかという質問も事務局にはチラホラ来ているよう。 田中綾乃先生に伺いました。 劇評は世話物と時代物と両方見ていきたいとのこと。 まずは世話物では昭和に復活された『曽根崎心中』。復活されたのは文楽より歌舞伎が最初なので、歌舞伎・文楽と両方の劇評を見てみると面白そうです! 時代物は『国性爺合戦』か『…

  • ガラスの動物園 消えなさいローラ

    これは残念ながらちょっと私には合わなかった。芝居も俳優陣も全く悪くなかったのだが、とにかくアマンダという母親が(渡辺えり→俳優自体は全然悪くない)過去の思い出の中に生きていて、昔の好かった時の話ばっかりしながら日常細かく口うるさくて、しかも明るい。(いや、暗くても嫌だけれど)ああこういう人苦手だわ~と思ってしまって、心が閉じてしまった。 膨大なセリフ量に絶望したという松也もそつなくこなしていたし、ローラ役の吉岡里帆も、はかない感じがよかった。特に「消えなさいローラ」では演技力爆発でアマンダだかローラだか入れ代わり立ち代わり分裂症のようになるローラを好演。 アマンダはもっと暗いイメージだったのを…

  • 真田氏ゆかりの松代~松代藩文武学校~長野その7

    munakatayoko.hatenablog.com →真田邸から続きます。 真田邸から数分で到着するのが松代藩文武学校です。 松代藩文武学校 松代藩士の子弟が学ぶ藩校として開校したのは、1855(安政2)年のこと。 文学書、教室、剣術所、柔術所、弓術所、槍術所などすべてが開校当初の位置に現存している藩校は全国にもなくて、19538(昭和28)年に国の史跡に指定されたそうです。 こちらは剣術所。剣道の練習所です。磨き上げられた床がなんとも気持ちがよい。よい「気」が漂っています。毎年「松代藩文武学校杯争奪剣道大会」が開かれるそうです。こうやって今でも実際に使われているというのがいいですね。ほか…

  • 真田氏ゆかりの城下町 松代~真田宝物館と真田邸~長野その6

    →長野旅、前後しますが続きます。 munakatayoko.hatenablog.com 別日ですが、長野の松代に行ってきました! 松代には、町のいたるところに真田氏由来の六文銭が。 小山田邸 いきなり出ました大きなお屋敷小山田邸。なんと初代の小山田氏は、武田信玄薫陶を受けた武将。そして何代めか知りませんが、小山田茂誠の長女は、真田正幸の妻村松殿だそう。信幸・幸村兄弟のお姉さん。大河ドラマ「真田丸」で木村佳乃さんが演じたお役ではないですか!そんな小山田さんのおうちですよ。町の真ん中にさりげなくこんな屋敷があって驚きます! 驚いているうちに、ほどなく真田宝物館に到着です。 真田宝物館は、1966…

  • 11月の演目紹介~人気新作再演「マハーバーラタ戦記」と歌舞伎らしい演目の夜の部で満喫

    11月は芝居の世界では、お正月。江戸時代には、これから1年このメンツでこんな世界でやっていきますよという顔見世の月でした。今はそんな風に役者と1年契約ってことはないのですが、なんとなく顔見世月は華やかです。 昼の部 ・マハーバーラタ戦記 簡単なあらすじ 夜の部 ・松浦の太鼓 ・鎌倉三代記 簡単なあらすじ ・ 顔見世季華姿絵(かおみせづきはなおすがたえ) 春調娘七種 三社祭 教草吉原雀 上演スケジュール 休演日 チケット金額、売り場 歌舞伎座アクセス 昼の部 ・マハーバーラタ戦記 チャレンジングな新作はたくさん作られますがむずかしいのは再演です。観客に受け入れられないと(また会社の都合などもある…

  • 道の駅 花の駅千曲川 長野その5

    munakatayoko.hatenablog.com 高橋まゆみ人形館を後にして、次に向かったのは「道の駅 花の駅千曲川」です。 モンベル飯山店も含めたグランドオープンが2023年11月1日です♪ 道の駅 花の駅 千曲川 野沢菜がたくさん売られていました!地元の人はこれから漬け込んで、おいしい野沢菜づけを作るんですねえ。昔、野沢温泉によくスキーに行っていました。おいしい野沢菜を散々食べたものですが、生の野沢菜を見たのは初めてかも。こんなに大きいとは知らなんだ。 大きい!野沢菜にビックリ! 直売所の中に入ると、広くて天井も高く、気持ちがいい。 中の様子。広くて明るい 山々が連なる景色を見ながら…

  • 高橋まゆみ人形館~なつかしい風景がいっぱい 長野その4

    長野その3,善光寺と東山魁夷館はこちら munakatayoko.hatenablog.com 2日は長野県飯山に初めて行ってきました。 身近なじいちゃん、ばあちゃんを愛情たっぷりに創作 まずは高橋まゆみ人形館。親戚に誘われてまったく先入観なしで行ったのだけれど、想像以上によかった。 人形といえば、「美しい」「みやび」というようなものを想像していたけれど全然違って、ここのお人形は 「いた!こういうばあちゃん。畑のそばにいるよね!」というような親しみのあるじいさん、ばあさん、子ども、おっちゃん、おばちゃん。そして田舎の風景。 (実際、帰り道に農道を歩いているばあさんは、人形館から抜け出たようなば…

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