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隣のヅカは青い https://akadaruma.hateblo.jp/

ヅカ歴30年、ただし遠くからタカラヅカとタカラヅカファンを眺めるのが好き…という偏愛と、主に買い物メモそして観劇感想など。

アカダルマ
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2019/09/25

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  • 理想形、雪組トップスター

    少女時代の私がポ~となって、退団後出版の本(ちょっと前まで、トップスターは退団後みんな本1冊出してたような…)まで買ったトップが、杜けあき。雪組ってのは昔はちょっと地味なキャラのように言われていた気がする。和物がうまいからっていうただそのイメージだけだったと思うけれど。 杜けあきがいて、一路真輝が次に控えていて、轟悠なんて若手路線系の一人でしかなくって…ていう懐かしい時代の話はさておき。そんな雪組の系譜を継いだ彩風咲奈の退団に向けたショー公演をライブ配信で視聴した。 チケット運がなかった 望海風斗の時代の方がはるかにチケットが取れたのはやはり、コロナの影響なのかな。私自身の生観劇体験のはじめま…

  • すーごいピンク

    ベルばらポスター(先行画像)がアップされたけれども、すっごい!どピンク!おピンク! めっちゃいいけどなんだこれ 本ポスターではないと思うんだけれども、まず・あーさオスカルがインしてる~~ ・咲ちゃんノーブル~~ ・夢白ちゃん、咲ちゃんとの身長+角度差完璧~~で、誰もキャラに見えない~~笑 じわじわくる パッと見た瞬間から好感度があがる素敵画像なんだけれども、じわじわと、あーさはあーさにしかみえないし、咲ちゃんはフェルゼンには見えないし、夢白あやは夢白あやにしかみえない。 でもって言われないとベルばらって気が付かないかも。な、斬新さ。ただおピンク一色にしたこのデザインはなんかいい。よくこれにした…

  • 再開と再会が近づいてくる

    気になった2つのニュースと、ついうっかり月組東京2次の抽選を漏らした件。ウソだろ…?やっちまった…春らしく仕事がなかなかに忙しく気持ちのゆとりがない。観劇予定もないし。日々ご近所の桜の様子を観察・記録しながら体調を整えることを第一に暮らしている。と書くとなんかアレか、なんか丁寧な暮らししているちょっと心身のくたびれた大人か?とセルフツッコミしたくなるが言い換えると平日残業、週末引きこもりの実に平和な暮らしを満喫していたと、まあそういう感じだった。自分が日々眺めているニュースで「へぇ~~」て思ったのは、天華えまの009出演かな~。退団即発表のタイミングをみても、当然ながら在団中から進行していたわ…

  • 選択肢がある幸せ

    野球関連のニュースを観ていると、どの球団にはいるかって就職のはずなのに、職業選択の自由がなさそうなルールでずっと不思議だった。 夢見る野球少年が夢かなってプロになれるのに、ドラフト会議というおっさんたちのつくったいけてる制度によって、あこがれの球団にはいれず涙目の18歳をニュース映像で何度みたことか。 メジャー挑戦するにも勝手に行けないとか、憲法違反じゃないのかなって疑問だったんだけども、この辺をクリアにする魔法の制度が適用されていたとは。そう個人事業主。 プロ野球選手はみんなこれって扱いなのね。だから各球団と「契約」ね。なるほど~。この年になるまで知らんかったわ。で、まあ、例の歌劇団も基本こ…

  • 相性とはなんなのか

    本人がめっちゃ美女だから誰の隣でも似合う…ってわけじゃないんだなってのがよくわかる宝塚歌劇団。美女×美女の世界だからね。 なのにね、見た目だけの話であってもシンデレラフィットのようなコンビもいれば、どちらも大変おきれいなんだけどおきれいですね以上って感じのコンビもいる。 容姿端麗なんだけどぶすといわれる世界 かつてヅカファンのブログとか見始めてびっくりしたことのひとつに、○○は美女ではない系の容赦ないみための感想が結構あったこと。普段タカラヅカなど興味がない家族と一緒にスカステみてたり、スカステで放送する新入団の○○期生一同の紹介番組だったり民放のお受験特集をみていても、 「そんなにかわいくな…

  • 星組千秋楽と予定調和

    星組、土曜日の千秋楽を観た。退団セレモニーを観ていたら「最近もこういうのを観た気がする」などとぼけたことを思い。花組のムラ千秋楽が少し前だったんだわね。 あちらがトップコンビ退団、こちらは若手中堅ベテランが程よく卒業。あの日からずっと「こうして退団できる子がいるのに、そうできなかった人たちもいたんだよな」と思う。退団セレモニーが、以前よりちょっとほろ苦くなった。この感傷はしばらく続くと思う。で、この星組は2番手枠が3代目なんだよねぇ。3人目にして人事的に通常な順番(と思われる)の2番手になった組なんだと思えば、色々あったんだなーと。公演はこれ以上ないくらいの完成度であった。今更いうことなど何も…

  • 数と愚者

    なるほどねぇとあらためて納得。いまマスコミはヅカ受験生減のニュースが一周。 数は増えているばなしをきいたときは意外に思っていたんだけれども総数はやっぱり減るんですねそりゃそうか。子供の数、富裕層の数ともに減少傾向なわけだし、そこにきて一連の事件とその報道を受けたらば、記念受験系の、本気度が浅いご家庭の子は、大金かけての受験に待ったをかけるでしょう。さすがにいまどき、本気で準備ゼロで当日受験しに行く観光目的受験者はいないだろう、と思うし…(未成年でガチ当日いきなり記念受験を準備できる子はそういまい)。となると、増えた感じがするという現場の人は受験スクール関係者だったので、より実績のある有名スクー…

  • 花組大劇場千秋楽にウソだといってよ、と思う

    いやいや、まだ信じられない気持ちが半分くらい……。東京公演を残しているとはいえ、退団とかウソだろ?カレー君…。 初見、花組アルカンシェル 最初の評判はこう、だいぜっさーんって感じでもなかったけれども別にまあ単体で観たら悪いってわけじゃなくって~ていうもやる評判が私の耳には届いていたんだけどウン既視感が仕事しまくり。日本人はナチスのカギ十字を安易に娯楽に登場させることに眉を顰める人が多いですけれども、日本のV系ファッションにおけるナチ的な制服コスプレとかネタとか漫画で言うとヘルシングとかドイツ人大好きだから大丈夫じゃないかな、娯楽で使うのは。とはいえヅカで観るのはなんか古臭くって、またか…感。 …

  • スターというよりスタァ 星組新人公演

    いやぁ、王道でクラシカルで真ん中力どーん!タイプのスタァ誕生シーンに勝る楽しさはないかもしれない。大希颯、新人公演主演、無事開幕おめでとうございます!! わくわくさせる魅力 大希颯ってこれかあ というような新人公演の、配信観劇体験であった。この日別の視聴予定と被っていたので正直直前で、視聴をやめようか思ってたけれどもあとから課金視聴もなかなかできない新人公演だからね、と滑り込みで課金視聴。よかった、観られて。本当にそう思った素敵な新人公演だった。と同時に、これが一度きりの公演であることがもどかしい思いであった。せめて2回…いや一週間…は厳しいなら5日間……なんてね。 青いけど 主演を務めた大希…

  • 若さとはしたたかで、繊細で

    110期生の卒業式の様子をニュースでみて、あんまりの可憐さ、若い美しさに晴れやかな笑顔に、余計な心配も吹っ飛んだ。 そして、現場にいる人たち当事者たる少女たちは現状をもっとドライにもっとシビアにもっと先までの現実を見通しているのだと感じた。彼らは自分の芸能人生をみつめているのだ。3月ときいてもぴんとこなかったが、タカラヅカ受験本番なのね。さすがに今年はバラエティ番組もお受験追っかけはしないのかなと思う。取材進んでたろうけどねぇ…。 にしても、子供の母数が減っているのだから受験者数も減少の一途をたどるのかと思いきや今年は前年を上回るらしいとか。 昨今、芸能への道を希望する子供は逆に増えていそう、…

  • 新人公演休止とな

    世間でもコロナやインフル流行しており。報道されないけれども、めっちゃいますね。先日皮膚科と内科の2つの科がある病院の皮膚科へ軟膏もらいにいったところ、内科大混雑のうえ、感染対策で外にいる患者さんもいたしね。やっぱり基本の感染対策は大事…! うそだといってよ! にしてもそんななかで、星組の新人公演が中止とは痛恨…!!kageki.hankyu.co.jp これは関係者の嘆きもさることながら、ただの新公よりなんかずっと演目的に楽しみで仕方がなかったのよ…!どんなものになるんだろうって。 本当にもっと気軽に振替できればいいのにね。そう、観客にはつらいが、チケットは窓口にて当日売りのみとかにしちゃえば…

  • ブランドと歴史って大事

    FF16 公演の中止・順延ばなしがまことしやかにささやかれているが、一段落感があってからお稽古にはいらないと、こちらとしても拍手を送りづらいわけで。ヅカ好きの古参マダムほどFF16どころかシリーズも知らないんじゃないのかなあ~~なんて思うのだけれども、ゲーム会社界隈に詳しい身としては、スクエニ法務部は奴らの中では最弱と言われた時代もあり……、 なんでしょうねぇ……いまめっちゃCMしている、スクエニの伝家の宝刀FF7 のメインキャラの声優さんなんて致命的なスキャンダルやってますしねぇ…FF10を歌舞伎化した方の…歌舞伎界でもね…大事件ありましたけども、なので…慣れてるんじゃね?とか思うんで阪急は…

  • ちなつさんが顔になり、あましちゃんが微笑む月組に

    昔・10年か15年か前くらいか、まあそれくらいの昔。 糸井重里氏のほぼ日の「今日のほぼ日」だったと思うんだけれども、そこの言葉に「おい、あいつも呼ぼうぜ」ってみんなに思ってもらえる人間になりたいていう一文があって。めっちゃ心に刺さって、私もそう思われる人間になりたいなぁなんて思っていた。私の中の鳳月杏ってそういうジェンヌ。 時代が推すジェンヌ 鳳月杏の花組時代の映像や記憶を思い返すと、ほんと、別にうまくはないの。ただ出来が悪ければ場面も与えられてないから、場面を与えらえている分うまいんだけど、全然ズコーって感じなのよね。まあそれって、近年の本当に磨いて磨かれまくっている鳳月杏との比較でみちゃう…

  • 初めて経験する『声』

    OGのなかには、これまでの間、ファンが「そこまでいわなくても」とちょっと引くほどの現役時代の生々しい内情に触れた話をエピソードとして披露した人もいた。そういうことには私もファンのはしくれとして想像できるし、なんだかんだ内情ばなしはきいてみたいしで、喜んじゃってた部分もある。けれども、現役生徒が夢夢しい言動を封印し、一人の社会人として、人間として、こんなにも生々しく言葉を紡ぎ訴えたことがこれまであっただろうか。 たびたびこんなことがあったらそれこそ問題だが、こんなことは最初で最後にしなければならない。だからこそ、この重いことばを私はどう受け止めていくのがよいのか、考える。 時間 私も20年と少し…

  • 真彩ちゃんの驀進は続く

    近年退団したトップコンビが両方ともに、ミュージカル界で大活躍中というのは、なかなかの快挙ではなかろうか。 それぞれ活動方針や本人のやりたいことはひとりひとり違うとはいえ、だいきほコンビはスゴイ。お互い今のところ主演格にいるので、共演する日は相当先になるだろうが。 モーツァルト!とな そんな真彩ちゃんが、帝国劇場の閉場改築にあわせて博多座上演となるミュージカル『モーツァルト!』に出演、ヒロイン(でいいのか?)のモーツァルトの妻コンスタンツェ役ですって。 www.tohostage.com このミュージカルのことは知らんが(無知ィ)あの2曲のことは知っている。 「星から降る金」と「ダンスはやめられ…

  • 良好な仕事仲間と友達と

    「職場の友達」と「友達」は、たとえ内緒話ができたとしても、ちょっと違うよね… なんて会話を、したことがある。 案外この感覚は共通認識としてあるものだ(と思う)。生活社会のコミュニティが小さい場合はまた違ってくるだろうが(人間関係が多層化する)。村人100人の陸の孤島とかは別よ。 最後のプルミエールといわれる 柚香光くんが「わたくし今回が最後のプルミエール」とかいうからびっくりしちゃったね。マジで卒業しちゃうのね。柚香光の代替わりには時代の移り変わりを強く意識させられる。それは同期の月城かなとよりもずっと強いものだ。花組トップスターだから?うーん。なんだろうそれだけではない気がする。柚香光って好…

  • サンマは目黒に限る。礼真琴は劇場に限る。

    礼真琴って…、生観劇すると目立つスターだってことを再認識……(今更)ほんと、いつぶりかわからないタカラヅカ観劇。友の会の予約履歴でみるに、昨年夏の1789以来か。およそ半年ぶりの観劇か!久しぶり観劇。ありがとう星組。 『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』 Based on SS Rajamouli’s ‘RRR’. 脚本・演出/谷 貴矢レビュー・シンドローム『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』 作・演出/指田 珠子初見の大劇場千秋楽のライブ配信では「濃すぎる二本立て」と思ったが、実際に観てみると娯楽をぎゅっと…

  • 花組お披露目公演発表と『一番好きな演目はなに?』

    先日、友人との会話で。「いちばん好きな演目はなに?私はねぇ~、『グランドホテル』かな!」とたずねられた。 えーと。 即答できなかった。グランドホテルは私も大好きで、そもそも小説にしろ漫画にしろ舞台にしろ、とにかくやけにやたらに魅力的なのが・ホテルを舞台にした群像劇 ・料理を絡めた物語 ・ミステリ要素この要素たちだと思う。たぶんたいていの人にとってそうなのかなって思う。なんかときめくこれらの要素には私も大好物。 繰り返し観るお気に入りと年に1度も観ないお気に入り 大好きだが観ない作品と、一番好きかといわれるとそうじゃないんだが繰り返し再生する作品てのがある。大好きだが観ないもので今いちばん最初に…

  • ミューのだいもん

    ヅカは色々あれど、外部とか一般とか外とか言われる日本のミュージカル演劇界のほうが、闇は広がっていると思う今日この頃。 東宝系も、帝国歌劇団て言いたいくらい帝国劇場で主演を張る役者は限られているし、アンサンブルにしても同じような人が出演している。おまけに男女混合で競うわけで本当に狭き門。そうした舞台はタカラヅカのように主演が数年で交代するっていう約束はないわけで、ほんと厳しかろうなと思う。ヅカって主演が絶対入れ替わるからある意味親切設計……。 だって井上芳雄のポジションってあと10年以上は変わらないと思うやん(やん?)そんな帝国劇場トップスターの一人、井上芳雄氏のWOWOWの番組、「芳雄のミュー…

  • ひまりとほのか、みちるとじゅり

    キャンキャンうるさい方=野々花ひまり あざといチアリーダー=小桜ほのか 小柄なワイフ=彩みちる けなげな片思い=天紫珠李…私の中の、各娘役が演じるとハマるキャライメージ。演じるキャラ属性(ご本人の性格とか資質とは一切関係ない)がしっくりくるのはこんな感じ。 みんな揃って2とか別格とか 共通するのは、配役や出番において明らかにタマの少ない娘役のなかでも、この4人は比較的目立つポジションを獲得する個性的なメンツであるという点だろうか。それぞれ雪組、星組そして月組の女子たち。観劇のたびにかならず目に付く演者たちだ。野々花ひまりは「ほんものの魔法使」の役柄が私には苦手過ぎて、そのイメージからキャンキャ…

  • さよならみなさま~みんな月からかえっていく

    月城 かなと 海乃 美月 麗 泉里 空城 ゆう 彩音 星凪 一星 慧 まのあ 澪2024年7月7日(月組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団 七夕に去るなんてまあ、月組らしくって なんて会話が界隈で何百回かそこらされるに違いない。 まず 各組ジェンヌの顔と名前が全然一致していない身としては、大体、退団者発表をみても、何人かは「名前もはじめて」とか「名前はわかるけどどの子だっけ」という、気づいていなかった子がいるものだけれども全員わかるー!そして次に思うことは、やっぱり昨年から激動の歌劇団なので「ヤダヤダもっといてよ!」とは…単純にそんな風にはもう思えない。 元々、それぞれがそれぞれのタイミン…

  • とりあえずドン・ジュアンへの期待を綴る

    結局予定が合わずチケット運もなく、ダイジェストやプルミエールで観たものしか見られなかった雪組ボイルド。 とうとう東京大千秋楽も観られずで、本当…生で全然観られずに大好きなソラカズキが卒業してしまった。 ソラカズキへの思いのたけでもここに書き散らそうか、などと思っていたら、怒涛の月組と花組の発表…の中で…昨日から思うのはとりあえずドン・ジュアンかな~。この作品についてはあるときから、ムクムクと複雑な思いが生まれるほど好きな作品。 大好きからウーンになった作品 イヤァ完成度の高いいい作品よ。たいていのファンがそうであるように私もドン・ジュアン=だいもんで。あれでハワワ()とやられたクチであるが、映…

  • サラリーマンのトップ、総理を礼星組がやるってよ

    最初に思ったのは「コレ星組案件だったんですかねー?」ていう疑い。 それくらい、スーツのなかでもいわゆる「和物スーツもの(そんな単語あるんかい)」になりそうな、現代日本でスーツで星組?礼真琴?と思ったね。 舞空瞳にしても間違いなく現存している現代日本人の女性なんだけど、舞台上にいるとそれっぽくないから、え?年増の訳ありファーストレディ役やるの?と思ったし。 いや、総理を支える秘書官のほうかもしれないけれど。ただまあ、タカラヅカで男役やってんだからスーツが似合わないなどということはなく。どうなるんかな?という期待値の方が高い。 対外的な星組事情 年間公演数も減らして、別箱公演(全ツではなく)につい…

  • 「礼真琴」の表情に理由あり ヴィオレトピア感想

    指田珠子先生って名前は憶えているけど誰だっけとピンとこなかったが「龍の宮物語」の…アー!。 指田先生のお好みって 龍の宮物語 冬霞の巴里 海辺のストルーエンセ ときて大劇場ショーデビューでこのVIOLETOPIA(ヴィオレトピア)。ハッピーラッキーきゅん萌え大好き!今いちばん流行ってるモノ大好き!&部活とか学校って友達がいてサイコー!夏休みは友達に会えないからやだ~涙 …なノリはきっとお好みでない方と思われる。簡潔に書こう、きっとメリバ好きですよね指田せんせー。にしてもこれだけ物語性やテーマを明確に打ち出したショー作品であっても、ファンから「礼真琴きゅんの衣装がひとりだけぼろいプンプン」て感想…

  • 彩海バウ、タイトルと冒頭と終わりと

    感想として書き残さねばと思っていたのにすっかり忘れていた。 なぜプロローグがあそこからはじまったのか そりゃ「死」の存在を描きたかったからでしょうが… 舞台のエンディングの「死」のシーンと時間軸がそろっていないので、お芝居のラストシーンが「ここで終わり?」となったね。エゴン・シーレはスペイン風邪で死亡。妊娠中の妻エディトも別室(舞台上にはいない)で同じくスペイン風邪で死亡。それがエゴン・シーレの人生の終わりで、そのシーンからお芝居は始まる。 ここで描きたかったんは、全編通して登場する「死」なんだろうけれど。 結構な改変 私がライブ配信でたった一回、しかも一幕目うたた寝してしまっての観劇だからは…

  • ハイカロリー星組千秋楽を観る。~RRR~

    前評判も高く、話題性も高く、おまけに幕が開いたら公演そのものの評判もよしという、好調な公演となった星組RRR、そしてショー「VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)」の大劇場千秋楽を、配信で観た。 ファーストインプレッション ちらほらと前評判やほかの人の観劇感想を観ていたが、実際に観てみると、実によい舞台版RRRだった。 「あの長いインド映画を?」といわれていたけれども、RRR映画をちゃんと見た人間はわかると思うがあれってまあぎゅっとできるもんね。むしろ1時間半でちょうどいい…。 思いのほか映画版に忠実であったな、という点と、きわみ君の役は映画じゃイヤなちょい役だったのがいいやつに膨らませてもら…

  • キラキラ☆彩海せらを堪能する

    Golden Dead Schieleをライブ配信で観た。 よいバウ主演であった。 そして真っ先に感想として書き残しておきたいのが、登場シーン、肩だか顎だかをクイッとしただけでわかる夢奈瑠音ちゃん。 すっかり細くなって一瞬誰だろとなった英かおとくんも、本格的な年上の男の役だったのかな、と。 とはいえですけども ワインがぶ飲みしておなか一杯食べてヨギボーにどっかと寝転がったから一幕は途中でスヤアと寝落ち。 2幕が開いたらプンスコしてる彩海せら君でね。このすねて、妹の結婚式ですら態度悪い主人公ってのがね、すっごい雪組だいもん時代の作品を思い出して。彩海せらくんのお芝居にもだいもんの影響あるような気…

  • 月組の”いま”と”これから”

    月組「G.O.A.T」を配信視聴した。 同日2回公演の両方ともをライブ配信する、ということで、当初はそこそこ両方観る気もあり、だいぶ迷ったが、結局昼公演を観てある程度満足して、午後公演の視聴はやめた。 この日はテニス全豪オープンのダブルス、車いすテニスそして女子決勝の日でもあったので気力を蓄えたかったのもあるけれども、個人的にどうしても2回みるほどではなかった。 ただ、この手のプレさよなら感のあるショー作品の中では実に楽しくよい作品であったと思う。 月城かなとの「みんなで」感 前トップの珠城りょうもそうであったが月組のみんなを、これからの若手を観てほしい(時には自分よりも観てほしい)感を、だす…

  • 新人公演の非公開化について考えた

    いま一度、新人公演のライブ配信をやめることについての検討はアリなのかもしれないと思った話。 これまでの話 2021年 雪組 東京宝塚劇場『CITY HUNTER』が、新人公演の全編ライブ配信としては初だった。 これの背景には新型コロナウィルスの世界的流行があったわけで、「世界的な感染症の流行(終息の見通し立たず)」という状況が発生しなければ今現在も、新人公演のライブ配信は解禁されていなかったのかもしれない。本公演のライブ配信についても、劇場でのライブ中継のみであったものを拡大したかたちになったのはコロナ禍の影響があったからこそであり、おそらく本来はこのタイミングでやる気はなかったと思われる。 …

  • 年末年始あれこれ

    スカステのない年末年始は、余計な情報がはいってこなくてすこやかであった。 宙組も一応番組に出られたようで、よかったなと思う。この組を排除しようとすると、その問題は他の組も全部抱えているわけだし、それを責めるファン側も抱えているわけで、やめておいたほうがいいわねほんとに…などと考えることからも、年末年始は離れることができたので、よかったな自分にとっては。 10連休だったのに 気が休まらなかった。能登の震災の渦中、会社の後輩の実家が被災したり、能登半島の突端に移住した知人の安否がわからなかったり(無事だったが家が壊れ職場が半壊)、介護のために帰省していた友人の安否がわからなかったり(やっと無事を確…

  • 退団と卒業

    ひっそりと、宙組から2名が予定通りに退団していったようだ。 卒業であったはずなのに。彼らに「卒業式」は用意されなかった。そのことが少し悲しい。 優希しおんさん、花宮沙羅さん両名の今後が明るい日々でありますように。歌劇団のホームページをみると既にこの二人のプロフィールはなく、一方では亡くなられた生徒のプロフィールは残っている。扱いに配慮が必要過ぎて自分たちがどうするかという考えを放棄したのだろう。ご遺族になにかいわれるまでは、という方針とみてとれる。 そして時代は移り行く いまのところの見通しは以下の通り。花組:2024年05月26日 トップコンビ卒業 月組:2024年07月07日 トップコンビ…

  • 公式のソラカズキを堪能する

    堪能するといいつつ、配信をすっかり忘れていてM-1みはじめてたから、冒頭15分ほど間に合わなかった。 けれども、配信開始後30分経過まで購入可能なことがありがたい。 貴重な満足感 ディナーショーとやら。ヅカのそれは、本当にコアなファン向けであるなとかみしめる機会であり、それを基本的に配信やスカステ映像やらでのみ眺める身からいうと、それほど夢中になって観るほどには楽しいというわけでもないが観たくないわけでもない、流し見系なコンテンツである for me。だが今回のソラカズキについては、大変貴重な、何とも言えない嬉しさや満足感、こみあげるものがあった。ただ私が彼女が好きだというだけではない、思わず…

  • 2023年のヅカ観劇は、もう記憶の彼方

    最後に劇場観劇をしたのは、なんであったっけ……ともはや記憶があいまいである。 事件のことでいっぱいかといえばまったくそうではない。そちらについてももう、気持ちが遠のいている。パワハラが法的に認定できなさそうなこと、それゆえに謝罪要求というのがなんだか自白強要に近い印象を受けるものであることが実に萎える話だし、他組においても内部音声データが出てきたりとなんていうか…気持ちが萎えることの連続であった。 普段から優等生キャラだとひとつのスキャンダルで命取りになるが、普段から不良キャラだと挨拶するだけ・ネコにやさしくするだけでほめられる構図ってあるじゃない、それがちょっとよぎったなぁ。そしてスケジュー…

  • なりゆき街道旅を観る

    そういう番組があることは前から知っていたものの、録画視聴までしたのはもちろん、望海風斗をみるためである。「ポンコツぅ…」とは思いましたけど全方位に嫌味のないキャラは伝播しており、サスガァと思った。しかしこの手の毒のない番組視聴ってひさしぶり。 ハナコの番組だったっけ?と思ったけどもともとレギュラーやってたのはハライチ澤部だったのね。ハライチのラジオは聴いているので、よく番組名はきいていたけれど、観るのは今回初めて。この番組、ロケでめちゃくちゃ歩くらしい。しかし、ハナコねぇ。特にお笑いファンではない私が好感を持っている&認知している芸人さんではあるものの…。MC力がイマイチすぎる。 彼らのテレ…

  • 感情論が「ウケる」という愚かさを自省する

    現在、仕事上で人を指導する立場にある。 一人は自分より年長の中年男性、一人は若い20代の新人女性。日々、こちらの言動がハラスメントにあたらないか内心びくびくすることもある。 全員調べたらいい 最初の双方会見時にすぐにそれに気が付いたけれども、ハラスメントの立証は非常に難しいんでしょうね。世に出回っている管理者向けのパワハラ講習テキストや、ネットにある弁護士サイトのハラスメントの線引きの記事をいくらよんでも「ハラスメントとは、受けた側がそう感じたらそれはハラスメント」 ←はい、違いますよっていう。どれだけ嫌なことを先輩や管理職にいわれて傷ついても泣き叫びたくなっても、ハラスメントには当たらないこ…

  • 幻と幻

    正式に宙組新トップお披露目公演の東京中止と、予定組替えの中止が発表された。そうだと思ってた。 まさに幻 このままお蔵入りになる可能性もゼロではないし、時間をあけて…、新トップの退団公演として仕切りなおされる可能性もゼロではないかもしれない。私自身の印象や、いつぞや遭遇したマダムから漏れ聞く話に、そもそもこの新トップはメンタルが繊細なダウナー系タイプく(と、私は受け止めただけで厳密にそう評されていたわけではちょっと違うが)と言われているそうで…、 その内向きな気性+そもそも番手で忙しかった6年くらい+コロナ で、今年の初めからはじまる様々なスキャンダルについての関わりも疑念があるが今現在の精神状…

  • 美人たちの戯れ

    色々とアレがアレなもんで、ていうことだったのかしら。プルミエールが無害で楽しい特別編を編成して頑張っていた件。 愛され娘役、ゆきちゃん そういやこの二人、同期だったね。仙名彩世と珠城りょう。 ゆきちゃんは公称の身長162センチなのに、たまきちとならぶとまあちっちゃい。たまきちがすべてでかいかというと、今の姿はまあ~、親なら自慢して連れ歩きたいほどの品の良い美人。ていうかマジで美女。顔がでかいとか頭がでかいとか、そんなことひとっつもなく全部がバランスよく美しいのに、ゆきちゃんとたまきちの並びは大小ってかんじでほほえましかった。 首席でなんでもできるゆきちゃんとならぶたまきちがまた、全力で下って感…

  • 一方そのころ汐留は。

    やっとたどり着いた年末師走。忙しい。先日バリッバリの汐留のわりとお偉い方と知り合いになったので…ちょっと話をきいた。汐留といえば、日本一といってもいい某広告代理店○通。 24時間たたかえますか… そういうノリであった日々から、ある悲劇がきっかけで是正勧告が入り。で今。 元マンと現役マンにきいた話 元社員の人は、かつて起こった悲劇当時に働いている人だった。あの当時、この元社員の人はそれでも仕事と会社を愛していた。命を文字通り削るほど厳しい仕事現場は人を選ぶ、そうした現場にいい悪いはない。ただ向き不向きはある、と。 そうして元マンのいう「厳しい現場」の厳しさについて当時きいた話をいま、思い出せる限…

  • 月組千秋楽であらためて確信する「ファンのみなさま」

    配信でみた。 まずは私にとっても好きでいつも舞台上の姿を探していた月組メンズの卒業が無事に迎えられてなによりだったな、関係者は特にホッとしたろうなと思うとともに、この卒業セレモニーまでの道のりが何と険しいことかということも頭をよぎった。 フリューゲル2配信目 前回はムラ千秋楽、今回は東京の千秋楽。チケットがなかったので私がこの公演を観られたのはこの2度の配信のみであった。1度目より2度目の方が芝居は面白かった。 あと各キャラの輪郭が、前の印象よりもよりくっきりしていたように思う。芝居の状況とか演技の具合とかそういうことと関係なしに輝いている人がスターでありそのスターの円熟度というのか、旬だな~…

  • 事実と現実の乖離

    少し経って思うことには。 ひとりがひとりに悪意なく「がんばれ」と言った。言われた方は心身ともに疲弊していて、その「がんばれ」がキツかった。 これを聞き取り調査したらハラスメントには当たらないだろう。言った方も、こんな声をかけたのはこのたった一回のみだったとする。これが×50人分くらいあって、言われた側は同一人物だったとする。これをそれぞれヒアリングしたものを文字に起こしたら、ああいう報告書になるんじゃなかろうか。 ワイドショーのようにストーリー性は持たせてはならない報告書だし、書き手の感情や「こうだったのではないか」といった考えも排除すると、ああいう報告書になるんじゃなかろうか。 寝不足はきつ…

  • 事実と現実の乖離

    少し経って思うことには。 ひとりがひとりに悪意なく「がんばれ」と言った。言われた方は心身ともに疲弊していて、その「がんばれ」がキツかった。 これを聞き取り調査したらハラスメントには当たらないだろう。言った方も、こんな声をかけたのはこのたった一回のみだったとする。これが×50人分くらいあって、言われた側は同一人物だったとする。これをそれぞれヒアリングしたものを文字に起こしたら、ああいう報告書になるんじゃなかろうか。 ワイドショーのようにストーリー性は持たせてはならない報告書だし、書き手の感情や「こうだったのではないか」といった考えも排除すると、ああいう報告書になるんじゃなかろうか。 寝不足はきつ…

  • 喋りがうまいことより大事なことがある

    会見。たぶん多くのファン、ファンでない人含めて「……?」ていう…満足した納得したというほどの力があったかというとどうなんだろう、と私は感じた。 ただ、たぶん多くの人が比較的批判よりのお気持ちを表明したくなるような会見だったのではないかと私はとらえた。だがしかし、あの幹部男性たちの発声のまずさ、喋りのまずさについての指摘については野暮なことで、それをもって批判するのはナンセンスだと思う、ここ日本では。 それこそ元掲示板運営者が広めたことだけどさ ディベートっていう単語が日本でひろく認知されたきっかけは、例の宗教法人によるテロ事件であったと思う。宗教団体の幹部が連日ワイドショーを使ってみせた喋りは…

  • 「代役」公式が非公式化する不思議

    前回書いた内容を自分で読み返していて…。そもそもなんだけど、新人公演の主演の子に代役やらせてもよかったんじゃないかねぇと思った私。 主演は「分散させない」 娘2格の二人はそもそも出番が多く目立つポジションに配置されているので、これの役替わりの影響も大変なものだったろう。SNSでたまたま見たある人のつぶやきに、代役公演を美談にすることの危うさみたいなものに触れたものがあって。そのつぶやきの真意を誤読したくないのであらためて探したら、あるはずの時系列になかったので、ご本人が消したようだ。ただその鋭さはドキッとさせられて、その気持ちは私に確実に響いたのだ。私はそのつぶやきに「ギリギリのなかで実現可能…

  • ついにやってくる。主演代役公演が当たり前になる日々…その前に。

    健康第一・安全第一ですから、全く問題ないと思う。 月組の真ん中、やられる 先日主治医もいっていたけれども、いまインフルが本当に蔓延しているそうで。株主総会のことばを忠実に実行する阪急、ついにヒロイン休演の日がやってきてしまった。11月7日(火)13時30分公演より(復帰時期未定) ○(月組)白雪 さち花 ○(月組)海乃 美月 ○(月組)華羽 りみ ○(月組)飛翔 れいや うみちゃんが!さち花ちゃんも!!この二人いなくて大丈夫かあの舞台。 代役が忙しい 特にショーの代役が、場面ごとに色々振り返られていて。これは代役側も大変だ…。■上記休演にともなう代役 『フリューゲル -君がくれた翼-』 ナディ…

  • 万博中止論とアンバサダーの行方

    ネット上では、作家の筒井康隆氏のネットインタビュー記事が拡散され、もともとくすぶっていた万博中止勢の勢いが加速しているようだ。 万博なにそれ そもそもだが、関東…東京都内で暮らし働いている自分が万博のことを少しでも知っていて関心を寄せていて命のかがやきくん(さん?)ことミャクミャク様も把握しているのはすべて、ヅカがアンバサダーを選出しコラボってるからである。それ以外に理由はない。ただこれ発表がだいぶ前であったことから、数年前の時点で既にこの、各組1名選出のアンバサダーたちがアンバサダーであることに縛られ、組替えもしないの?できないの?するの?みたいなところとかがね段々とね「邪魔くさいぞアンバサ…

  • 冬がはじまるよ

    ほらまた僕の…と口ずさみたくなるほど公式が雪まみれになった先日。 もはやスケジュールがどうなってんだかよくわからないので、このタイミングでの一連の発表が、ほぼ予定通りのタイミングでのものなのか、そうでないのかもよくわからない。 ただ、どうやら彩風咲奈もまもなく卒業するんだなぁと。私の中ではまだまだ、夢白あやとのコンビ感がイマイチ薄いままである。もうちょっと見たい。 ある日の会話にて 先日。マダム…?タニマチ…?みたいな方との会話にて、どのトップが推せるかみたいな話になり。私は誰の名前もあげられなかったものの、 『咲ちゃんはタカラヅカが表現する豊かさを体現できる唯一の現役トップスターだ』とそう私…

  • ランベスだけじゃない~星組配信の週末

    土曜のありちゃんビルのミーマイ、日曜午前は途中から天飛華音バウ、日曜午後はマイティビルのミーマイと、一応全部観た。あんまり真面目に観なかったけれど観た。楽しめた。 なんか久しぶりの気持ち 星組は歌劇団非常事態において唯一、平常稼働で博多座でハッピーをお届けしつつバウでバウらしい若手公演と、ファンの望みに応え続けていたのだなあと感じた。 変な表現になるけれどこういうときタカラヅカはひとつではないことの強みがでたなと。 いつぶりだというか ミーマイ=天海&麻乃 ってイメージがまあ、あるけれども。ただ当時もちゃんとみたわけじゃなし。それにランベスだけ様々な場面で様々なスターがやってるから、なんかミー…

  • 三人旅の一人乞食

    歌劇団や阪急に対して「なぜ訴えないのか!」と憤っているファンが結構目に付く。 それを見るたびに日本の法制度は「訴えさせないマン」なんだよと言いたくなる。 基本は訴えることができない仕組みになっているといっても過言ではない 私が、日本ってだれかを訴えるのは本当にしんどいことなんだなと学んだのは、親戚が大変なめにあったのをみたから。 身内が病院に入院中、死亡。その状況が状況で病院側と訴訟になった。訴訟前まで「全責任はうちにある」と言っていた医師や看護師、病院の事務方は、訴訟になったとたんすべて証言をひっくり返した。そして被害者側である親戚は、病院側の過失があると訴える、そのあらゆる手続きのために、…

  • 『当日の中止発表』の混乱

    新型コロナウィルス流行による世界的なパンデミックと国内の法制度での規制対象となったことから、新型コロナウィルス感染拡大防止策の措置が義務付けられた企業は、人を集めるイベントができなくなり、歌劇団も数か月間の公演休止期間を余儀なくされ、その後様々な制約・制限の中での公演再開があって。 法的な制約があったから、こまかい感染チェックと陽性者発生時の突然の公演中止・休演者発生は仕方がなかった。んだけども。あの渦中より今の当日休演ね。インパクトあるわぁ…。 思い出してインフルを インフルに感染したとわかると、弊社は世の中の基準と同様に5日間は自宅療養。新型コロナに関しても規制とか緊急事態宣言とか色々あっ…

  • もしも弊社社長がトップスターだったら

    きっと歌やダンスはいまいちなれど、カリスマ性と人気はある生え抜きトップ(もしくは初代トップ※創業者社長だから)ってところかなぁ。うちの社長は情に厚い自慢できる人だが、糞頑固なところや理屈無視のこだわりや、マスコミのことは疑うがマスコミを疑えという人のことは信じがちという、まあそのタイプ。 ただひとことでいえばいい人である。会社が儲かったら期末賞与でしっかり社員に還元してくれるし。変な投資もしないし、そこは安心。 そう、人は誰だって「あの人は〇〇な人」などという一面のみで語れるものではない。 わかっているはずなのにね。 率直な気持ち 悲しい事件が起こる少し前に、とある出会いがあって。それはもう偶…

  • 『it’s media』の興味深いはなし

    ジャニーズ問題で、SNS上に散見された以下の絵。私は初めて見たけれどもとっても有名な、ネットで10年以上前に流行したものらしい。私はこれを、最近テレビ・ネットで騒がせている芸能界の大問題を取り扱う報道各社の様子やそれをSNSでさらに取り扱う投稿をみて単純に「とてもよくできた秀逸な風刺画だ、すごいなぁ」と感じ目にとめた。私がこの画像をはじめてみたのはつい昨日のこと。男性アイドル事務所のスキャンダル騒ぎを取り上げた一般人のSNS投稿でのことだった。アイドル事務所のスキャンダルには興味がないというか、彼ら事務所の誰のファンになったこともなく、報道の真偽もわからないことだらけだろうと感じ、本件について…

  • 不思議な「インフルエンサー」たちのお仕事

    古い友人が某ハイブランドに勤めている。友人は日本の老舗ブランドなどを幾つか務めたあといまの外資系ハイブランドで働いて20年超なので、その業界事情に大変詳しいプロ。 おぎはやぎとカルティエ 先日ラジオで、カルティエの時計イベントにお呼ばれしたことを、おぎやはぎ がラジオで面白く語っていた。www.nikkansports.com このイベントは有名どころの芸能人が多数招待されていて、オファーを受けたマネージャーが思わず「ウチのおぎやはぎにですか?」と確認したと自虐ネタとして、おぎやはぎの矢作がラジオで話していたけれども。 おぎやはぎ矢作のほうは時計愛好家でコレクターであることは有名なんだけども小…

  • 生きる経験

    振り返ってみると、若手を早期抜擢することよりも人気や人望があり、なにより本人の心身の丈夫さがその経験によって育っている上級生が主演をとることは、舞台内外を安定させることにつながるのではと、改めてそう思う。 代替わりが必須である宝塚歌劇。おまけに近年ますます、長期トップは本人のキャリア的にも回避されつつあるとみられるわけで、であれば野心ある若手だって、力と人気をたくわえるのには、順当に上がることが重要なのだなと。 おめでとう宙組 新生宙組、おめでとうございます。宙組カラーに包まれて華やかで。この5日間、スカステ無料放送があったのでひっさしぶりに各番組を視聴しましたが、ほっこりした。 年末はまた再…

  • 和希そら。赤い鳥が逃げた

    予定調和な月組トップ退団よりも、こちらの方がよっぽど動揺したソラカズキの卒業宣言。 ああああー!!ずっとあなたの男役を観ていたかったよ、和希そら 見事すぎる引き際 和希そらの去就タイミングを考えたら(そして最近のご本人もどうやら組替えあたりで迷い考えていたらしいことから)、私には、彼女が、別格スターや別格二番目とか上級生〇番手みたいなポジに「なることを回避した」とそのように自身の進路を決めたのだととらえた。大拍手である。 麗しかった2ショット 先日のWOWOWプルミエールで、あーさこと朝美絢と二人で出演。この並びが非常にキラキラしていて、そりゃあキラキラしていた。なによりも、思いのほかお似合い…

  • タカラジェンヌ人生いろいろ

    6年トップ娘役を務めた愛希れいかが娘役転向後、新人公演の主演含めて、務めたヒロイン(主演娘役)総数26 ていうWikipediaさんの数を信じると ヒロイン回数20回といわれる海ちゃんの存在感たるや。ちゃぴはトップ娘役になるために娘役になった子。あの急ごしらえ感すごかったけれど、それらを下級生でみつめていたひとりが、海ちゃんだったわけで。 海ちゃん 私が「かっわいいなぁ、かっわいぃなあ」と思った最初が、『THE MERRY WIDOW』の、カンカン娘。アンカレはつい最近見返したけれど、やっぱり説得力あったなぁと。 早乙女わかばちゃんとニコイチ扱いだったのも遠い昔。 愛希れいか時代、そして美園さ…

  • 始めにトップスターありき

    新約聖書「ヨハネによる福音書」第1章より 「初めに言葉ありき」 創世は神の言葉(ロゴス)からはじまった。ロゴスとはWordであってlanguageではない。論理にちかい意味合いで、ただ「語」があり、それが神・この世の根源である……歌劇にはトップスターありき。 トップスターとは単なるセンターや主演役者ではない。劇団の顔であり、宝塚歌劇を宝塚歌劇たらしめる象徴でもある。ヨハネによる福音書っていうとカッコいいけど、英語読みだと「ジョンのゴスペル」なんですって。 牧師やっている友達からきいた話は、ヅカに思いをはせるときにもヒントになるわぁ(こじつけ)…。 ファーストインプレッション ・まじかー!やっぱ…

  • 月組フリューゲル万華鏡を配信でみた

    残念ながら東京のチケットも全滅で、生観劇が叶わない月組。 色々思いながら配信視聴した。 配信視聴の限界 主要な場面の主要な役者と、退団者にはカメラがいくものの、やはり舞台全体で誰がどこで何をしているかまではよくわからないデメリットあり。脇役や下級生を追いきれずそこが残念…なんだけれども、配信で観られるだけとってもありがたい時代よ。 フリューゲルの感想1「眼鏡と帽子」 うん、IAFA+国境のない地図っぽいなにかだった。 ポスターの衣装にざわざわしていた海ちゃんのお衣装だけれども月城かなとの役に突っ込まれていたしまあ、狙いだったんですねよかったです。ただ。 同じ個性的ジャージ衣装でも、さくらちゃん…

  • くるくる回したいならば、パッシィ(パッツィ)の館よ再び。

    私が生観劇をするときは、いつも、自分が拍手したいところでしか拍手しないようにしている。 手拍子求められる場面はもちろん乗るし、最後のご挨拶的な場面ではありがとうの気持ちを込めて拍手するけども。 絶対に拍手しないでござるの場面 そりゃもう、トップコンビの、娘役もちあげてのくるくるリフトでしょう。あんなもん誰が拍手するか。 というかマジでなんでいつのまにか必須になってんだろう。振付家だってそう思っているに違いないのにやめられなくなっている病にかかっているのか。どこからくる同調圧力なんだろう。競技ダンスを観ているんじゃないんだから、なくていい、無理しているのは全員わかっているんだから。 それにあれ、…

  • 絶賛し損ねた久城あすについてあらためて思いを書き散らしたい

    久城あすくんにまた撃ち抜かれていたことをすっかり書き散らし損ねていたので、重い思い出記録のために振り返っておく。 魔術師、真にリアルなビジュアルを錬成する CSチャンネルのAXNかFOXで私、観たことあったかな?ていうくらいに、あのカラーシャツバージョンの医療従事者コスの久城あすができすぎていましたね。アッ「双曲線のカルテ」の話です。覚えていますか、これを振り返り読んでいる未来の私。忘れようはずもないか、あの衝撃。 ジェンヌにガチ恋とか一切ない自分だけれども、あのコスプレ完成度はキャー!と目いっぱいときめいた。白衣に合いすぎ・縣千とはまた違った種類のイケ散らかし度であった。AXNでもFOXチャ…

  • 後顧の憂いは絶てた気がしていた

    結局月組ってなんかごちゃつく運命なのだろうか。 えらかったよ前任は 珠城りょうがごたごた人事を全部吸着して持って行ってくれて、さあ新体制はきれいにスタートだと誰もが思ったに違いないあの日。 新トップをとにかく曇りなき存在にした引継ぎの一点において充分偉大、と私は思っていた。 いまふと振り返れば、大千秋楽において大イレギュラー(アンドKY)と思われた、ゆりさんとまゆぽんを呼んだあの一コマ。あれってトップ期間の彼女の孤独というかしんどさの裏がえしで、よりファン受けする慣例(次期トップを呼んだり相手役トップ娘役を呼んだり次期トップコンビになる二人を呼んだり)を無視してでも、おそらく在団中、絶対的に味…

  • 組替えとか入籍とか

    色々下書きのまま、まとめきれずにいるものがいくつかあるなか、ボケっと連休最終日。 まさかの真彩ちゃんと生田氏の入籍ニュースが。 はやい!と一瞬、次に納得なまあやちゃん とはいえなんとなくなんとなーーく、生田氏って「この人独身だったら誰かジェンヌと結婚するだろうな、既婚だったら元ジェンヌだったりして」という雰囲気がビシバシだった人物。 ひょろりと背の高い、演出なんてやってる分インテリでしょ、たぶんジェンヌ複数にガチで好かれてそうだな~~っていう穏やかそうな人柄っぽいし頭がよくて変態っぽくて(※モテそうと言いたい)、果たしてどちらがどちらに釣り上げられたのかわかりませんけどお似合いでよさそうじゃあ…

  • 双曲線上のカルテ、というかソラカズキ

    生で観劇された方の感想が「ていうかソラカズキ」という一言だったもので、それはさぞかしソラカズキだったんでしょうねぇ、と期待していたんですけども。期待以上にソラカズキィィィでした。 白衣に萌えるとかもえないとか あんまりコスプレ萌えはないんだけれども。和希そらの白衣そのものというか中のダークカラーのスーツの上に白衣…というコントラストの見せ方、立ち姿のこだわりがみえてときめいた。あと縣千はただ羽織っただけで似合うな白衣! あがたくん、立ち姿より、フェルナンド(和希)のレントゲンを見つけて確認しているシーンの、椅子に座っている姿がめっちゃくちゃかっこよかった。 和希そらのフェルナンドだけではなく、…

  • 星組 忘れられぬ1789千秋楽

    組替えのインパクト、こちら側が学校のクラス替えくらいな感覚でいたところ、どうやら当事者であるジェンヌたちにとっては転職レベルの大変な変化になるという。 そしてAさんがトップやトップ娘役やトップ路線になるにあたり、「同期支え」として仲がいいらしい同期Bさんが組替え異動する…なんていう調整もどうやらあるようで?月城かなとが自組に95期がいなくなってしまった際に、別の組の同期に「同期がいなくなっちゃった…」とこぼしたっていうエピソードがあったり。仲良すぎか「同期」。で今日。 注目の星組大千秋楽において思ったのは、こっちゃんの名言「もはや自分」と称した同期瀬央ゆりやの専科異動について、触れていたその様…

  • 一期一会だからこそ

    星組さん、ありちゃん代役で予定通りの再開がかなって何より。 しかし、それでもあと13公演あるってすごい。身近な中小の舞台だと、全公演積み上げても13公演の規模ってざらだから…あらためて、宝塚歌劇団って日本最大級なんだなあと。 それをシングルキャストでっていうのはやっぱり、年齢・性別・体力に関係なくだれにとってもきついこと。 昔の日本とは明らかに気候も変わってきているということは、気候・気圧が人体・心身に与える地味な影響も侮れないわけで、そのコントロールを個人の努力と節制にゆだねる公演も限界だよな、と思った。 びっくり羽根問題 フィナーレの大羽根姿も含めてありちゃんが代打をやったことについて地味…

  • 『芝居とショーの二本立て』こそ宝塚歌劇の真骨頂である

    宙組卒業の発表が、ちょっと予想してなかったんでダメージでかい……。集合日だったんですね…。 優希 しおん 花宮 沙羅 2023年12月24日(宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団 宙組を拝見するたびに舞台上のどこにいるかな?と探すのが楽しみなジェンヌさんのひとりだったしおん君。そして何でもできる可憐な、期待の娘役さんとしてみていた花宮沙羅ちゃん。ついに卒業ですか…。 花組トップ交代の余韻 会見の様子も記事で確認して、相手役から贈られたピアス披露が、美園さくら→潤花→星風まどかと続いているので、こりゃ次に卒業するトップコンビも耳飾りプレゼント&披露しないとなぁ、なんて余計なことを考えた。にして…

  • オシドリ歌合戦と花組によるキラキラショーを観た…って言っている場合か

    すんごいキラキラしているなって思っていたんですよ。配信で観てね。鴛鴦歌合戦とGRAND MIRAGE! そしたら柚香光と星風まどか退団のニュースが。 ついにか 柚香光はさっさと卒業してしまうと、就任当時思っていましたけれども、それよりはずっとしっかりトップスターとしてキラキラしてくれていて。 で、やっぱり最高にいいなあっていうタイミングで卒業するんですね……。 そのタイミングがまさにびっかびかに輝いているときってのが、カレー君の素晴らしさのひとつ。 夢のトップ娘役 星風まどかが添い遂げ退団。よかったねぇと個人的には思う。これで彼女がカレー君を見送ることになったらさすがに…感が出てしまうし、ひと…

  • ムラのチケット鈍化が卒業タイミングなのか

    昨日から、チケトレにお気に入り登録している月組のチケット出品お知らせ通知が止まらない。なんでなんだろう。対象演目は月組の次回本公演 ミュージカル『フリューゲル -君がくれた翼-』作・演出/齋藤 吉正 東京詞華集(トウキョウアンソロジー)『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』作・演出/栗田 優香 だ。 ヨシマサに一抹の不安があるファンは多いがそこも含めてヨシマサの魅力である。栗田 優香氏はこれが大劇場デビューになるのかな?私の中では「夢千鳥の人」 鳴りやまぬ通知 いまもポインポインと出品のお知らせ通知が届く。今朝みてみたら、まだ商談が進んでいない(つまり購入可能な状態)が14件であったが、…

  • 星組1789 感想こぼれ話

    そうそう。 いいなぁ、と思った場面のひとつで、わすれちゃいけない、パレロワイヤル、広場の女たちのこと。今回、小桜ほのかちゃん演じるソレーヌに感動したけれども、この場面前後で登場していたほかの娼婦たちもすっごくよかった。 みんな雰囲気があって。 これ絶対書き留めておこうと思ったのに忘れていた…。 ソレーヌの場面 2015年月組版を見返してみたら、このときは「花陽みら」「晴音アキ」の役替わりだった。私が見返した東京千秋楽の映像は花陽みらさん版。 カメラワークの都合上もあったと思うけれど、劇場で観た今回の小桜ほのかちゃんの激アツ場面よりも少し、ライトにソフトな演出だったように感じた。まあ、生の迫力の…

  • およそ2年ぶりに星組本公演を生観劇したら、なんか違っていた

    アレ、いつぶりだろう星組…と調べてみたら、柳生忍法帳以来…? 2022年は星組チケットが当たらず。2023年一発目のディミトリが中止だったから…配信でたびたび公演は見られていたとはいえ、まさかの約2年ぶり。 ただの歌うまではなくなっていた礼真琴 礼真琴といえば。私にどう見えていたかというと、2番手までの彼女は素晴らしい実力派下級生、万能2番手として歌やダンスは全部引き受けて、ドヤはトップにお任せのそれはもう献身的に舞台を駆け回る礼真琴がスッゲーナ~~~ってノリで観てた。礼真琴がいざトップになったとき、雪組は望海風斗がトップにいて、歴代最高峰の歌うまトップとして人気爆発していただいもんに、礼真琴…

  • SS席とのご縁~友会と友達になるのが一番~

    友会からのお知らせで、宙組、新トップコンビお披露目公演の宝塚大劇場公演、なんとー!SS席が当選。 もう遠征はしないなんて言わないよ絶対 宝塚の生観劇をしてみようと思い立ってから、おもに「とれるチケットがあるならロケーションは問わない」ということで、宝塚大劇場にも遠征した。 冷静に考えてみると、普通の人は芝居見物のために、そこまで遠出はあんまりしない。そこまで遠出するってことは「よっぽどお好きなんですね」てことになる。「おっかけですか」とか。 ヅカファンの遠征が当たり前の観劇行動を思うと、それは好きなミュージシャンのライブツアーの遠征感覚だよなとつくづく思う。 ミュージシャンのライブ観に行く遠征…

  • 宙組新時代から目が離せない

    無垢な田舎者が、世界を動かすような宿命ゆえに平凡な日常と別れを告げ、周囲を巻き込みながら自身も大きな渦に巻き込まれて数奇な運命を生きる…みたいな…みたいなやつ、キキちゃんハマりすぎる。事前情報なくみはじめたので、二幕で闇落ちするとは……イイ…… 宙組は海外ミュージカルが映える 星組のようにトップスターのみが突出しているのではなく(いやみんないいんだけどあくまで比較として)分割してなお、主演級の全員が歌が上手くコーラスもど安定の宙組は、歌唱面のレベルが高い海外ミュージカルをやるのに最も適した組だと思う。さらにみんな高身長で非常に舞台映えすることも大いにプラス。 というか、高身長を集める組って変な…

  • 宝塚歌劇をタカラヅカ界隈の外でやるとヅカ界隈以上に盛り上がる件

    元々の人気と、あとたぶん他は真似できない長い歴史があるからこそ、日ごろ興味がない人間の興味を引くコンテンツであり続けることができている「宝塚歌劇」。振り返ってみれば日本の芸能界はもともと舞台だけが活躍の場だった。それから、映画やラジオがはじまり、テレビが生まれたわけで。芸能界とか芸能人てのはみんな舞台→映画と活躍の場を移し(タカラジェンヌもたくさん映画界に移り)、遅れてやってきたテレビ界へ移っていった…と。わかっちゃいるが、テレビの影響力っていまだに強い。そのテレビ芸能界に進出するには、パイプを持っている芸能事務所に所属しないことには、継続してよい作品への出演など無理で…人気の問題ではないのは…

  • ビジュアル最強、異議なし!宙組大逆転裁判を観た

    仕事との兼ね合いで途中離席しながら、配信を何とか観ることができた。みんなスタイルよすぎィ!!! 華やかといえば 華やかさやキラキラ感など、どの組もそれぞれの個性がありつつみんな違ってみんないいし、どの組を観ても「〇組が一番!」て思うけれどもこの宙組のスタイルの良さ、華・そして2.5次元系に必要なキャラ感というのか、立体アニメ感というのか、この宙組の持つ力はなんかすごい! めっちゃくちゃ華やかで楽しくて、この大逆転裁判、公演の発表があったときは正直…「逆裁ってまだシリーズあったんだっけー」くらいに私にとっては昔々の作品のイメージであったからフーンって感じだった。けれどもポスターでちょっと期待値が…

  • 君たちはどう生きるトリか

    先日、例の鳥映画を観た。日比谷のTOHOシネマズで。宝塚歌劇以外でこの界隈に来るの不思議~。千秋楽の翌日だったので、なんか界隈がほっと静かだった印象。映画の方は公式がネタバレを一切許さない姿勢というか、何も事前情報を入れない状態で観てほしいと広告も打たないくらい徹底している以上、観に行きたい人は本気で何も知ろうとせずに黙々と一人で観に行くといいと思う。私は、時間をおいてもう少ししたらもう一度観て、自分の中でどう感じるかを体験したい。 民度が低いのではなく文化が変わったのだという事実 タカラヅカ以外の劇場に行くと、なんかちょっと客席の様子や劇場内の雰囲気がこうも違うか、と感じることが多々ある。ヅ…

  • 女役表現の線引き、実は。

    WOWOWプルミエールの雪組回を見返していて、あーさとソラカズキの並びと会話がやっぱりなんか、いい組み合わせだな…なんて反芻して。で、映像で紹介された例のソラカズキ・クレオパトラダンス場面。 先日千秋楽を観た時にも「あー」と思ったけれどもやっぱり「あー」と思ったところと夢白ちゃんへの雑感追記をメモ。 まず先に夢白ちゃん 今回雪組公演で「夢白ちゃんってこうだったけ」て認識をあらためた点に、彼女の歌い方やせりふ回しがあって。でも過去の彼女出演作品で、たっぷりそれらをみたのはあのフライングサパ…かな?他にももちろん出てるけれどもとにかく印象が強かったものとしてはフライングサパでしょう。あのときは特に…

  • 羽山紀代美先生の訃報と音楽学校110周年

    そのニュースがあまりに個人的なものから拡散していたので、情報の取り扱いについて慎重になったものの… 残念ながら事実ということで、大変なショックだった。羽山紀代美先生。かけがえのない、唯一無二の振付師。 公式で何らかの告知があるまでは、と思っていたけれども、yahooニュースに、一般献花の場を設けると歌劇団が発表した、という記事が載った。 news.yahoo.co.jpてっきり歌劇団のWEBサイトに何か出るのかなと思ったけれどもそれはなかったみたい。 私にとってのタカラヅカらしさは羽山先生の振付のことであったと思う。 そして、多くのジェンヌさんが特別な思いで「羽山先生の振付なんです」「デュエッ…

  • ライラックの夢路。配信でみた。…これは、夢?

    謝先生の、芝居の構成に絶妙なダンスを挿入する加減やその画面構成のセンスはとても美しくどれも絶妙と思う。 エルピディイオのときもそれは美しかった。ライラックもそれは美しかった。だが魔女って?いる?それ?とは思った。 ジュエルドパリ…パリってなんで?もしかしてそのタイトル回収のためのカンカンだった?最近カンカン多くない?あと雪組全員で足上げしがちじゃない?咲ちゃんの代になって2度目だよ?そんな感想。 ライラック 思うに、「姫役者」と呼ばれる人はある程度の鈍感力を持ち、天然系というか人から思われているその人の像と実際のご本人が自覚している本人像に乖離があり、たぶん本人はしっかり周囲に合わせてやってい…

  • 怒涛発表のその後。月組の今後

    まずは、彩海せらくん、バウ主演おめでとうございます!いまかいまかと思っておりました。そして、月城かなとさん。別箱…コンサート?なんだかんだで舞浜以来2度目のコンサート主演なんですねぇ。舞浜はコンサートって気がせず、あれはあれでディズニーのショーかな?みたいな気がしておりましたよ。 110周年記念の発表もろもろのその後感 いったん落ち着いてから振り返ってみると…、まあ、一体何人のトップやトップ娘役、主演級路線ジェンヌ、の、卒業があるのかな?って思った。ゼロではあるまいし逆に誰もやめなかったらさすがにちょっとどうかと思うし。ファンとしても複雑であり、正直最大に興奮する瞬間でもあるトップ交代を周年で…

  • どうやら110周年は大事らしい。古いものたちが新しいものを作る

    宝塚歌劇110周年記念について、歌劇団はしっかり力を入れてお祭りにする模様。一気に発表された内容をみた第一印象…「散らかっている」トップスター5人を並べての記者会見の様子は…「咲ちゃんの等身大モニタ登場は、思った以上に自然に並べられていて、技術革新が進んだなあ」各組の公演発表…「ちょっと待って感想がおいつかない」あとなんで星組だけ先に発表した?各組スターが発表する、110周年への思いと漢字「なんで漢字???」 まずベルばら これは宝塚歌劇をタカラヅカたらしめる演目として、伝統芸能としてやらねばならぬとばかりに、持ってきましたねぇ。でもフェルゼン編かあ……。 記念ならオスカル編じゃない?ってチラ…

  • 「らしさ」とはなにか。ミーマイ画像にみる「タカラヅカらしさ」

    マイティが専科異動となり一発目が、博多座ミーマイの主演。 大人気演目だけに、礼真琴が出ないなんて、と残念がる声もあったが、礼真琴にミーマイはぴんとこない派なので残念ではなかったし、それより、暁千星と水美舞斗役替わり主演でのミーマイっていう方がテンションあがった。 で、先行画像。 ポスターという正式画像がでてしまうと、あの魅惑の先行画像って見られないんですかねぇ……。今回、ミーマイの先行画像(先行画像なのか、ニュース用仮画像なのか?)は、主演の三者の、直近のあのパネル画像というのだろうか、ショーのプロマイド画像みたいなのがでーんどーんだーんと並んでいて実によかった。 わたくしとしては久しぶりに見…

  • スターたちの明日はどっちだ

    バタバタと働きボケっとしているうちに星組千秋楽配信を見逃して、すーんとしていた今日この頃。ついにこの日が来てしまった。月組 蓮 つかさ 蘭 尚樹 水城 あおい 2023年11月19日(月組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団 輝きすぎ注意 蓮つかさ君。月組の舞台を観たら誰の心にも「あの子誰だったの」と残る人と思う。芝居上手で歌上手で。ずっと「若手の中では役付きのいいひと」という認識をしてた私。 脇役であっても目に付く立ち位置で。 最近では、印象深かったのは國道(応天の門)。銀橋上での芝居もあり、役の比重以上に目立ったなあと。そしてなにより、直近のデスホリ。キャストで色々いわれていたデスホリ。 私…

  • やっぱり美が正義!最高美更新 デスホリという悪夢②

    最後の場面の月城かなとを拝めたんだから、デスホリは大勝利なんです。 というか全員大勝利 この舞台全編通してかなりの量を歌い倒すのに、よくぞ出演者のみなさまは、体調復活して(させて)幕が開けられたなと思う。 休演のまのあ澪ちゃんは辛いと思うけれど、未来のためにゆっくりしっかり養生して欲しい。 観劇した舞台、すべての出演者の熱は凄くて、舞台の近さからいつも以上に存在が生々しくて、それがとっても嬉しかった。 主要な役は皆、ソロを歌う タカラヅカの舞台づくりではありえないことだから、とても新鮮だった。みんなこんなに力を持っているのに、本公演では脇に徹しているわけで…、ちょっともったいないなとか切ない気…

  • 美の暴力で全て解決!デスホリという悪夢①

    デスホリこと『DEATH TAKES A HOLIDAY』をイープラス貸切公演で観た。 月組別箱とのご縁 れいこちゃん主演の別箱は、ダル・レークの恋のときもSS席が当たりかぶりつきで色々浴びさせていただいたが、またもやデスホリもSS席であった。ありがとうイープラス。 本公演だと月組さんのチケットは外れ続けていたのに、ここぞとばかりにご縁ポイントのキャッシュバックでありがたや…。 東急シアターオーブ 開幕前に指揮者のアナウンスがあったし、幕の奥から練習の音出しを聴いた気がしたのだけれども、オケピがどこにあるのかわからない構造だった。アレ? 調べると前から5列目までの下にあるらしい。今回はやっぱり…

  • 芝居の月組、和物の月組

    バウ・ミュージカル『月の燈影(ほかげ)』の配信日。楽しみにしていたが、午前中からの用事が予想外に延びに延びて、2幕途中からの視聴となってしまった…。 残念。 月の燈影 という話。初演も観たことがなく、ただ評判の良い作品だったといううっすらとした記憶のみあったかな?くらいで。 今回じっくりと、役者だけでなく物語も堪能しようと思ったけれども、話はもうあきらめて、ジェンヌさんたちをちょっと眺めるだけという視聴観劇に。 うすい感想その1。あましちゃんの芸者姿がいい。 破線上ヒロインをゲットした天紫珠李。恋仲になる相手は今回の主演礼華はるではなく、彩海せら演じる次郎吉と。 あましちゃんは文句なく美しいし…

  • スカステをやめたタイミング

    元々映像観劇しか、宝塚歌劇を観る方法がないと長らく思っていた身としては、視聴環境が整ったタイミングで、スカステ加入に迷いはなかった。 けれど今年の初めにスカステをやめてみた。 一日中スカステだったのに 加入してからは、大体休日や、平日の朝も仕事から帰ってきた後も、BGM代わりに流しておくだけでも、スカステは大変に重宝していた。 懐かしい映像や、チケットが取れずに観劇できなかった舞台の数々。それに新人公演など。自分は出演者のインタビュー番組やタカニュや、バラエティ番組よりも、舞台そのものの視聴を楽しんでいたと思う。最初はバラエティ番組のジェンヌの様子が物珍しかったけれども。 月の視聴料は決して安…

  • 休演とおやすみは大違い

    働き方改革とかいう後付け(にきこえる)理由で、礼真琴の休業期間が発表されたあと、ざわざわしていた。 私はというと本人の口から説明されたことについてのみ歌劇団に対してくそ組織だなあとがっかりした。休むことそのものには何とも思わず、大いに休むもよし、連続主演するもよし、と思っている。トップに限らず、誰であっても休みが許されない環境にずっと身を置くのは女の身には過酷であるし。 休演(公演中止) 『中止の期間、休めてるじゃん』という意地の悪い声をきいた。いやいや…。なんとまあ…。休みとか外出制限なんてもっともっとあり得なかったコロナ以前の、あのピーク時代、ジェンヌさんたちの多忙さも極限だったように思え…

  • ラストデイを観る〜宙組の元号は真風から芹香へ〜

    カジノロワイヤルがなんで一本ものなのかって「小池氏が1時間半のものを作らないから」っていう理由なのかな?そもそもが展開も結末も約束された原作もの、うまく1時間半にまとめて、ショーやればよかったのに、なんて。それが第一印象の感想。でも観ているうちに、ショー感もあるこの不思議な、小池氏にしか作れないような絶妙な加減の、「ヅカファン」を「男役」を知り尽くした人にしか作れない作品なのだとじわじわきてね。非常に説得力のある「タカラヅカ作品」として高いレベルで成立しており、見終わったあとは妙にスッキリ…。 主演男役真風涼帆への愛情もこもっていたし、「ヅカを知らない初見への配慮」みたいな、なんか平均を取って…

  • Gemini配信を観た〜ちなつさん発光〜

    観られないものと思っていたら、夜の会の配信時間が19時45分〜という、労働者に優しい時間設定で嬉しい。 お客さんがディナーを 会場の、あの独特の空気が画面越しに伝わってきてときめいた。 客席後方から登場したちなつさんを観て、かつて視聴した無観客ディナーショーのことを思い出す。 観客というものは、構成要素としてはいわば舞台上のモブ以下の存在に思えるけれど、有観客の圧倒的充実感を目撃してしまうと、照明効果みたいにスターさんたちをさらに輝かせ空間を幸福で満たす大事な存在なのだなと、思い知る。 枯れている鳳月杏 このディナーショーでビリビリに感じたいちばんの魅力というか宝物のような体験は、主演の鳳月杏…

  • 追加席がでるイープラス貸し切り公演

    チケット難と思っていた月組別箱公演、『DEATH TAKES A HOLIDAY』。実際はどうなんだろう。人気トップコンビが東京で別箱公演する。作品の話題性も先行画像およびポスターも大勝利で「美」。 公演期間は2023年6月12日(月)〜6月28日(水)の17日間で、楽前日の27日にイープラス貸し切り公演がある。 この当落通知が5/25。私は幸運にもチケットが当選した。本公演ではご縁が薄い月組も、別箱だと当たってくれてうれしい。で、この貸切公演に追加席が出たから追加抽選だよのアナウンスがされたのが6/3。今日6/7の夜まで申し込みが可能。 追加席とは…? 会場は東急シアターオーブ。渋谷東急ヒカ…

  • 謎の『会』という存在

    少し前のことだけれども、知人がとあるスターさんの「会」に入っている話をしてきた。知人がわざわざその話をしてきたのには理由があって 「私、『大人会』に誘われたのよ」というのよ。じ、実在するのか~。おそろしや~ ※個人の偏見によるイメージですその知人は「チケット手配できることがあると思うから遠慮なく相談してね!」と言ってくれたけれども、結局、勝手がわからなすぎて結局頼むことはなかった。 本当に存在するんだ「大人会」 昔、後援会=会 の存在を知ったときに、またそのいろいろな独自ルールがあるという話をきいたときには、正直、ちょっと引いた。 同じ観客なのにその「会」とやらがルールを作って劇場周辺を仕切る…

  • ゆりさん花へゆく

    な、なんだってー!紫門 ゆりや・・・2023年10月9日付で花組へ異動 ※異動後に最初に出演する公演は未定です。 は、花組の組子に?!と動揺したけれど副組長ですわね。紫門 ゆりや・・・2023年10月9日付で花組副組長に就任 「月組の紫門ゆりや」だもんね感が強い自分にとっては、花組にとられた感がしてちょっとジェラってしまうが、なんてことはなく私、花組が好きなので問題なかったわ。花組はファンサがあついから、今度花組みにいったら、紫門ゆりやの熱いファンサを受けられたりするんだろうか。WAO。 組長たちがよく変わる印象だけど 意外とみんなしっかり数年、在籍されていることは、以前調べたとおり。ゆりさん…

  • 芸名をみたときに真っ先に考えること

    客席降り復活とかお茶会復活とか入り出待ち復活とかいうニュースが歓迎ムードだけれど、なんとなく引いてしまっている自分がいる。 とはいえそもそもが、お茶会や出待ちなんてものは無縁な生活をしてきているので、自分がかかわりそうなのは、客席降りを目撃できるかも、くらいのレベルなんだけれども。つまり、あまり影響はないのだ。ところで少し前に公式に、109期の組配属の発表があった。そのことで気になることをメモ。 組配属、その内容 配属の発表日は「2023年05月11日」で、配属日は「2023年5月29日付」。 ☆印は娘役花組 翠笙 芹南(すいしょう せりな)☆ 月世 麗(つきよ れい) 風美 はる帆(かざみ …

  • お休みはトップだけ? 今後の展開は未定か

    さて、今までも主演役者以外は、公演と公演の合間、全ツなどの分割公演のときに、どこのグループにも配役されない子はいた。 天真みちる氏の連載を読むまでは、それはみんな本人希望のお休みで、ケガや病気の治療などに充てられる休養期間をとっているのかな、くらいに 思っていた。もちろん心のケアのための休養も想定していた。 けれども、もっとシビアに配役の選から漏れて強制的にお休みていうこともあるのだと知り、所属の劇団員、それも下級生を「使わない」という選択肢が組Pや演出家にあるのかとちょっと驚いた。下級生ほど扱いが雑厳しいのは、かなり時代遅れの慣習だなと思う。 若く才能がある人ほど手厚くケアしないと、会社に残…

  • 清く正しく美しいクズ男純文学を観た

    聖乃あすか主演『舞姫』を観た。聖乃あすか演じる豊太郎のメッキがはがれてどんどん軽い男になっていくのか、それともエリス演じる美羽愛がどんどん重い女になっていくのか。 すごい歌う 舞姫。そういえばちゃんと観てるようで観てなかったのかも。聖乃あすかは喉潰しており出だし絶不調であったものの、あったまってきたらどんどん声が出るようになり、二幕では気にならなくなっていてよかった、といっていいのかな?終演後ゆっくり休めて欲しいな〜。 喉を酷使するとものすごく疲れるし、大変なお仕事やね。 ヒロイン美羽愛 かわいい。歌も上手い。声もヒロインボイス。 彼女の持つ可愛さがまた、幼なげであったり愛に身を投じる哀れで愚…

  • OGによって語られる細かすぎて伝わらない歌劇団情報

    花組OGの天真みちる氏があらたにはじめている連載「おじさん芸」を磨いた元タカラジェンヌ 天真みちるの雑草魂 に興味深いことがいろいろと書かれていた。 woman.nikkei.com無料会員でも読めるのがありがたい。ヅカファンからみて、専科ではなかったたそさんが、セカンドキャリアで世間向けに呼称するようになった「おじさん芸を磨いた」の部分について、はじめてみたときにはちょっと違和感を感じていたけれども、この方の文章を読んでみればすぐに誤解とわかった。 既刊本に書いてあるものからも伝わってくるが、ヅカの中の人・タカラジェンヌであったたそさんにとって専科とは宝塚歌劇のスペシャリスト集団であって、私…

  • 失われた月組100周年と華々しくはじまる雪組100周年

    雪組の、新トップ娘役お披露目公演が評判。公式の画像・映像も観劇された方の感想からも、実にはなやかで晴れやかでよい舞台なのだなあということが伝わってくる。 このまま雪組は100周年の記念アレコレまでぶち抜けそう。雪組の100周年はいつだっけ、と検索したら梅田芸術劇場で行われるOGによるイベントが真っ先にヒットした。www.umegei.com2024年に雪組は100周年を迎えるのね。私にとっての雪組といえば、杜けあき、そして一路真輝かな。そこから観はじめて。 杜けあきの退団公演であった忠臣蔵は、当時大きなニュースになっていて、関東の一般家庭の子供であった自分の目にも届いたのだから、今とはずいぶん…

  • 歌劇団の運営も「スミレコード」

    セクハラパワハラ報道で突然異動・退社となった某元演出家が4月に歌劇団を提訴したという報道をみた。 詳細は毎度おなじみ例の○春。 当然ながらの食い違い ざっと内容をみて地味にひっかかったのは、被害者とされたA氏の「母親」が出てきていること。A氏って成人しているのにお母さんがあれこれみてるの? 本人が心身を壊したら、いくつであろうが両親がケアするのが当たり前なんだろうか。そんなもの? たぶん今の日本ではたとえ子供が20代だろうが40代だろうが親が出てきて我が子をかばいまもり、会社に申し立てまでしたりは普通に受け止められるのだろうなあ。私には少々過保護に映るけれども、そうした意見すら被害者を攻撃する…

  • 退団後のOGによるSNS いつ開始が最適か

    以前は、ごく一部のタカラジェンヌOGが退団後にしばらくして、事務所に所属したという発表とともに芸能活動やその広報活動としてのSNS活動の開始となっていた気がするけれど、少し前から、がっつり事務所所属しての芸能活動にしろフリーにしろもうすこしふわっとしてたりにしろ、大抵はわりとすぐ、SNSに登場しているような気がする。 事務所所属しての芸能活動の場合 正直いつどこでどのようなタイミングで事務所探しに動くのかは、本当にその人それぞれのようだけれども、たいていの場合事務所の方針に従う必要があるので、SNSへの登場には間があったり、事務所のオフィシャルアカウントとしてマネージャや事務局運営となっている…

  • 続いていく月組

    珠城りょうは、とてもよいかたちで次世代に月組トップスターを引き継いだよね、とずっと思っていた。月城かなと時代を大歓迎した気持ちの1割か2割、「これでここ何年かあった波乱人事の時代が終わる」というほっとした気持ちがなかったとは言わない。 みんな違ってみんないい 今回の月組卒業生は、人数以上に大きな意味があった。月城かなとがあんなにも泣きながら「等身大の月城かなと」として、卒業生との挨拶を披露するとは。少し驚きつつもその自然体の姿は本当に素敵だった。感極まってうまく言葉が出てこない蘭世ちゃんに堪えきれず泣きながら声詰まらせながら、「泣けてよかったね」と言葉をかけたれいこちゃん。このやりとりに、これ…

  • WOWOW 燃ゆる風の七海&真彩 暴風副音声を楽しむ。

    2017年のバウ公演「燃ゆる風」七海ひろき主演、真彩希帆がヒロインを務めた作品の、副音声付放送を観た。 これは有観客イベントだったもので、観客と一緒に映像を観ながらの副音声収録。副音声なのに黙っちゃうパターンもときどきあるけれど、この2人、お客さんの前ということもありずーっとしゃべりっぱなしで、見応えのある副音声放送であった。公演時の裏話や出演者とのエピソードやらを話してもらえるのがこの、WOWOWタカラヅカ 副音声シリーズのいいところなので、ずっと喋りながら次々といろんなエピが出てくるひろきお兄様と真彩ちゃんの陽キャラコンビ、よかったわ。 わかーい! ご本人のおふたりが若いって笑っているのが…

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