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ヅカ歴30年、ただし遠くからタカラヅカとタカラヅカファンを眺めるのが好き…という偏愛と、主に買い物メモそして観劇感想など。

アカダルマ
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2019/09/25

  • 素敵だなぁ、と思った涼風真世さんの記事

    スマホでニュース観てたらピックアップされてきた、とある記事に涼風真世さんの名前をみつけた。40代からの女性向けメディアのちょっとした記事。しかし、なんだかじんわり感動した。 storyweb.jp 等身大の女性にみえる 涼風真世 といえば。私がタカラヅカにはじめて触れたときには既に2番手でいらした。当時小学生の私は父親のヘアカットを卒業し、近所の美容院に通いだしたころのこと。 担当してくれていた美容師のおねえさんに何気なくテレビでタカラヅカってものをみたという話から、涼風真世という人がなんかすごいきれいだったとかなんとか言ったところ 「そおおおおなのよおおおかなめちゃんすっごいのおおお!!!か…

  • パリ・オペラ座。定年と年金問題

    私の家族は、私のきょうだいが留学した時に親友となったフランス人一家と家族ぐるみで交流がある。 そのフランス人一家はパリ在住。家族でうちの実家に遊びにきたりも何度もしているのだけれど、さすがにコロナ禍で交流はオンラインのみ。 最近、パリはデモあるよ〜という近況が届いた。以前彼らから聞いた話で、フランスの国立であるパリオペラ座バレエの定年は42歳、公務員扱いだけれども、定年の42歳から年金もらえるんだよと。 この若き定年とそこから生涯貰える年金の制度はルイ14世が作ったのだと。さすがおフランス。昔は男女で定年の歳がちょっと違ったそうだけれど、いまは男女ともに、ダンサーの定年は42歳。公務員の中でも…

  • Bad Powerは最高~パッション・ダムール・アゲインを観る

    カチャさんが率いる全ツのショーが「パッション・ダムール・アゲイン」ていうタイトルってことは、あの例の私の大好きな テーテーテーテテッテー♪ が来るー?とわくわくしておりましたとも。このシーンのところ、愛の誘惑とかパラダイスって覚えてたけど曲?としては「Bad Power」らしく。今更である…。 何でかなって思っていたら、多分昔の月組バージョンの記憶。 愛の誘惑というテロップから涼風真世がソロを歌い、林檎ぶん投げて、そこに現れる剣幸…! あれを昔々、観たからこのシーンまとめて「愛の誘惑」と覚えていた。にしても、 あの男役の踊り、観るたびに「男役なら絶対やりたいよね!」て思ってしまう。あの振り付け…

  • バレンシアの熱い福岡を観る

    凪七瑠海は星組と相性がいいと思っている。 まあカチャさん混ぜるなら、他の組との組み合わせを考えても…いちばん映えそう&楽しそうなのは星組かなって。轟悠もだけど、星組は特出が多いイメージで。 なんでしょうね、星組。犬種でいうとシベリアンハスキーとかビーグルみたいになんか体育会系フレンドリーなイメージがあるせいだろうか、なんでもオッケー!みたいなとりあえずポジティブなノリがあるイメージ。 そこはかとなく感じる魂(ソウル) バレンシアの熱い花、大体の話は知っているしタイトルもああ…て感じだし主題歌聴いたらもういったいこれまでに何度聴いたろうかって。でまあ、カチャさんのフェルナンド姿の美しいこと、包容…

  • 月組応天、新人公演を観る

    仕事場から逃げるように急いで帰宅して、なんとか観られた。なかなか、配信ですら、平日は厳しいものの今回は本当に珍しく間に合ってよかった…! 出演されていたみんな、気合いっぱいだった。 新人公演、ムラと東京で2回ずつやれたらいいのにね。新公出演の皆さんが本当にこの機会にかけている様子が手に取るように伝わってきた。 同じなようで全然違う まず。光月るうソックリな声の芝居をやった吉房役の彩路 ゆりかちゃん。いや組長?ていうほど声が似てたわ。そして、こうして新人公演で観るとよりハッキリするけれど、この吉房役と天つ風 朱李ちゃんが好演した清和帝の、台詞の多さ。このお芝居における役の比重の大きさよ。 このふ…

  • 阪急貸切「帝国ホテル宿泊プラン」を体験してみた

    月組応天の門のチケが、友会で取れなくて。 これ逃したら…最後の生観劇がロマ劇だったから、かなり月組から遠ざかってしまう。 からんちゃんたちのラスト舞台を生で観られないなんて!と阪急貸切、夢組のプランに申し込んでみたら、申し込んだ中でいちばんお高いものから当選したので、悩んだ挙句勢いで行ってみた。 前泊プラン 都内住みなので観劇後に東京観光ということもないし、やっぱり前泊一択。 申し込んだときには、まさか本当に当たるとは思わなかった。阪急貸切の宿泊プランは、明日海りおや望海風斗がトップだった時代にも申し込んだことあるけれどひとつも当たった事なかったので、当たらない前提であった。いま申し込んでいる…

  • 「月城かなとの月組」②

    この日の観劇はSS席4列目。阪急貸切お高いぜプランによるお席。家賃みたいなお値段だったんだから1か月あの席で観劇させてくれないだろうか…。舞台に近い席だったのでおかげで、ショー開幕時に、なんかシルエットがおかしなくらいにわさわさしている人々がスタスタ、板付きのために暗闇の中、進んでくるのがわかって開幕前からテンション上がった。 ショー「Deep Sea」 タイトルが発表されたときは意味深に思えたが、内容は別に意味深でもなかった。 ストーリー仕立てといってもいいくらいストーリー性みたいなものを感じたがちょっとそこが重たい気もしたのは、つい先日、対照的な印象だった野口先生のアンシャントマンを最前列…

  • 「月城かなとの月組」①

    しばらく生観劇のご縁がなかった月組。元々、剣幸トップ時代に宝塚に出会って涼風真世に魅せられた経験から、月組はちょっと他の組より贔屓目であった。…いやでも紫苑ゆうにも杜けあきにもヤンミキにも魅せられてたか、思い返せば子供の頃からどの組もみんな好きだったみたい。まあとにかく、いまも昔も好きな月組。 でもねぇ、ここ最近特大ご縁ありまくりでファンサの熱い花組にやられちゃってからの、久々の月組の見えかたが変わるかな?とちょっとドキドキの、ひっさしぶりの観劇であった。 咄嗟に名前が出て来ない アッあの人は…えーとホラあの子!…のように、下級生まで覚えている方の月組なのに、なんかみんな記憶よりいい意味で変わ…

  • かつてお受験を経験した親御さんからきいた話

    仕事で組んでいる会社の人の娘さんが、タカラヅカ受験をしたときのことを思い出す。 春の、桜満開の、この受験に関するニュースが飛び交う時期になると。 いつから目指したのか 娘さんは中学生の頃、たんなる「好き」「好奇心」から「タカラジェンヌに、なりたい」まで気持ちを持っていくのに数年間かかったらしい。 本人が初めてそのことを母親に告げたのは中学生から高校生になるとき。 受験はタイムリミットがある。本人にとっても心を決めるには若くそして時間がないから、あらゆる意味での親御さんのバックアップが本当に重要なのだろう。 お父さんは知らなかった 娘さんはお母さんにたびたび相談して、 「お受験は一回だけのつもり…

  • 別箱フレンチで本領発揮の礼真琴。赤と黒を観る。

    日曜日は楽しみにしていた星組、礼真琴主演、赤と黒を観た。宝塚でもたびたび上演された「赤と黒」とは、原作は同じなだけで脚本・演出は違うフレンチ・ロック・ミュージカルということで… ロクモみたいなもんかなって期待してたけれど、一幕開幕直後にやっぱりロクモやん、てほどのフレンチロックミュージカル感。 キャラやストーリーは分かっている前提 フランス人にとっては定番なのかしら、赤と黒って。 それくらい、物語そのものとか各キャラ設定の説明は吹っ飛ばして、 感情表現を歌いまくりであった。ありちゃんのキラキラが引き立っていて開幕から大勝利。礼真琴×暁千星の組み合わせも華やかで。2人が並んで立つと、ありちゃんの…

  • 上級生…

    5/1付で組替えして、月組の組長が梨花 ますみさんになる。 このニュースをみたときは少し残念に思った。(みとさんは雪組組長でやり切ったと思ったしまた大変な仕事させるなんて、他にも候補はいるでしょうに…)……いや、いなかったのだな他に。 あれっ?と思ったキャスト表 前回、副組長としても1人の役者としても、もちろんタカラジェンヌ、娘役としてもいつも素晴らしい姿をみせてくれていた夏月さんが卒業。寂しいけどありがとうの気持ちが強かった。その次に光月るう組長も卒業、と聞いてそりゃびっくりしたわ。 おまけに、同時卒業に千海華蘭ちゃんの名前まで。 月組に上級生が、いない 組長、副組長は組の最上級生が担うとい…

  • スターたちの「ありがとうございます」に感じるトップのありかた

    その返しがすっぱり鮮烈だったので印象に残ったのが、望海風斗。スカステ番組の何気ない場面で、「美しい」というようなその容姿に関する誉め言葉を受けただいもんが「ありがとうございまーす」と笑いながらこたえていた。 イヤミなし・余計な照れ隠しもなしの実にさっぱりした返しで、外見を褒められることの多い人にとっての最適解はこの、さっぱりとした「ありがとうございます」なんだなと感じた。 少し前にネットで話題になっていたつぶやき 筆者の方がたしか女性だったか…。様々な形態の水商売で黒服経験ありの人が、エッセイ漫画風にさらりと1枚イラストで紹介していた、 「誰が見ても美人が多いキャバクラでは自己評価の低い女性が…

  • ソラカズキ東上

    ヤッフー昨日はいい花道大千秋楽、そして今日は何かあるのかと思ったら雪組の別箱が発表。やっぱりきたソラカズキ。 厳しいコロナ禍だった 和希そらといえば、夢千鳥のバウホール公演のチケットが当たったのにコロナで流れてしまい。 作品は異例のディレイ配信が決行され、その鮮烈な…名作舞台も、和希そらの芝居も大評判となった。私にとっても、記憶に残る名舞台になった。生観劇できなかったのが本当にせつない。 でもあのディレイ配信は大チャンスにもなったと思う。たくさんの人が観られることになったし。フィナーレの赤い鳥逃げたの名曲が最高にソラカズキの魅力にドンピシャで。明菜とソラカズキの親和性の高さよ。 また夢千鳥は、…

  • 星組版1789がすごく星組らしくなりそうで。

    なんか思ってたんと違うポスターが話題の星組版1789。嫌いじゃない、むしろイイ。 そもそも本家より豪華になるってどエライ 月組版の1789は映像で何度か観た。やっぱり楽曲がイイ! で、オリジナルであるフランス版を部分的にだけれど映像で観たら、印象が結構違って。とにかく月組版の1789は、マリーアントワネットの登場シーンが圧巻の豪華さですごくって、なんじゃコラと思ったのよ。 曲もいいし、それで同じシーンのオリジナルであるフランス版の映像をみたらば、基本的な演出は同じであるものの、もっとあっさりしてちて、ヅカ版ほどのたっぷり感、豪華さがなくてちょっと拍子抜けした。ドレスというか舞台装置といおうか、…

  • できれば相手役は変わった方がいい

    どこの組がとか、どのスターが、ということでもないが、どのトップスターであってもできれば二人以上の相手役と組む方がいいし、二番手格のスターとの組み合わせも、できれば複数パターンをみたいし、見せた方がいいよな、と思った話。 宙組マカゼ×… 退団公演がいよいよ開幕した真風涼帆は、不動と思われた星風まどかの花組スライドがきて、2代目相手役潤花と組み、長いトップスター歴のフィナーレを大団円で終えようとしている。まかまども大人気であったけれどまかじゅんは何かと話題になりがちでしかもそれがポジティブな反応で、どちらの娘役ともそれぞれがそれぞれ違う魅力を放って、魅力的な組み合わせであった。 いまの星風まどかを…

  • 最前列で花組観たら命がいくつあっても足りなかった話

    花組ィ〜!最高ォオ!!ってあの組のかけ声ね。今まで、自らを鼓舞しアゲていこうぜ!!ていう意味でのファンと組による自画自賛音頭だと思っていたんだけど、違ったわただの事実を述べてるだけだったわ。何も分かってなかった私…マジ花組最高…そんなふうに、柚香光率いる花組にいまさらクラクラきている。 だって最前列だもの まさかの。1列目が解禁になった、そのタイミングで!友会が!SS席の最前列を!私にくれた!!!当選連絡をみたときは会社で会議に出ていた。今の会社で15年以上。古参社員として重要な判断も求められる会議中、Apple Watchに届いた通知をなにげなくみたら、アレ?コレご用意されませんパターンじゃ…

  • 一期一会を本気で惜しむ組~花組のショーはやっぱりちょっと違う~

    タカラヅカ・スペクタキュラー 『ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-』 作・演出/野口 幸作 と公演情報に記載されているが、なんのことかよくわからない。が、実によいショ―だった。最近観たものの中でベストではなかろうか。 絶対に花組だけなこと どの組のどのジェンヌもキラッキラなのは間違いないが、花組は本当に、毎回毎回、出し惜しみをしないし、視線を一人でも多くのファンと合わせていこうとするような…いかに視線で殺していくかをマジでやってくる、ウィンクキラーゲームみたいって思った。トップも若手も、お客さんの視線を掴みに来るというか。ものすごいサービス精神で、ウィ…

  • 花組観劇~やっぱり花組は他組とちょっと違う~

    久しぶりに東京宝塚劇場で観劇してきた。 ハイロー以来かな?なんて思ってたけどイヤイヤ…年末の雪組蒼穹以来だった。その前が11月の月組のKAAT公演。これ、何観たんだっけ?…としばらく考えてしまったが、こうして書きだしているうちにエルピディイオだったと思いだす。雪組についても、咲ちゃんの歌声が記憶から呼び起こされた。スターたち>>>作品そのもの って感じに愛されてるタカラヅカ。 私も、演者がジェンヌたちじゃなかったらハイローだって蒼穹だってエルピディイオだって観に行かなかったにせよ、過去作品をあっという間に忘れがち。消耗品のごとく観劇体験を消費しているきらいがある。SNSをみていると、贔屓の組の…

  • 月組東京・阪急貸切(夢組)の当選のはなし

    いや~…。 正直ね。阪急貸切に当選して、銀座エリアで指定のランチ食べて観劇するたびにね思うの「クッソ割高だな」と。わかっているのよ。わかっているの。 足元みられてんなーって。 最後の阪急貸切にしようと思ったのは 宙組のハイローで私何を思ったのか、阪急貸切に気合を入れて申し込んでいました。SS席2回みれるような…ていうお値段で、舌の肥えた私を全く満たさないランチをいただき、S席で観劇。ほぼSSってくらい、S席の中でもスゴイ前だったけどさ。キキちゃんの挨拶もついてたからいいけどさ。 今思っても、友会でもチケット当たってたんだし何をそんなにむきになって複数回観ようとしたのか、今でもよくわからない。ひ…

  • 月組東京・阪急貸切(夢組)の当選のはなし

    いや~…。 正直ね。阪急貸切に当選して、銀座エリアで指定のランチ食べて観劇するたびにね思うの「クッソ割高だな」と。わかっているのよ。わかっているの。 足元みられてんなーって。 最後の阪急貸切にしようと思ったのは 宙組のハイローで私何を思ったのか、阪急貸切に気合を入れて申し込んでいました。SS席2回みれるような…ていうお値段で、舌の肥えた私を全く満たさないランチをいただき、S席で観劇。ほぼSSってくらい、S席の中でもスゴイ前だったけどさ。キキちゃんの挨拶もついてたからいいけどさ。 今思っても、友会でもチケット当たってたんだし何をそんなにむきになって複数回観ようとしたのか、今でもよくわからない。ひ…

  • 某週刊誌に狙われ続けた知人の話

    いまから何年か前のとある知人におこった話。 私の友人・知人のひとり。ご飯友達のAさんとコロナ禍前に食事した際にきいた話。Aさんとは共通のお友達がいて、そのご縁で仲良しご飯仲間となった。 「最近、狙われてるみたいなんですよ~」 とある食事の場で、その頃話題の●●砲系スキャンダルの話をしていて飛び出したのがその一言だった。このAさん。ある日のこと、職場の事務所の前に最近よく車が止まっているな~と思ったそうな。その時点でまさか自分が週刊誌に追われるような身だとは思いもせず、特に深くは考えなかったそう。 その後、「あれ?またなんか車がいるな」っていうのを自宅付近でも見かけることになり、その時点で「怖い…

  • キャリアを積むと主演機会がなくなるということ

    経験の浅い新人のうちは簡単な仕事から覚えていって、ある程度スキルや経験を積んでいきながら徐々に難しい仕事へ、責任がより重かったり責任範囲が広い仕事にキャリアをステップアップさせ、と同時に仕事が大きく重くなるにつれて給与も上がっていって…そうやってみんな中年や老年になる頃には、信頼できるスタッフとか信用される上司とかそういうものになっていくそんな風に、社会人のことをみていた気がする。しかし仕事とはあらゆるものがあって、種類も多岐にわたっており、18歳から50年経ってもやることが同じという仕事も実にたくさんある。 どちらがいいとか上とか下とかいうものでもない。比較することは不可能なことで、そもそも…

  • 宙組新トップのウキウキ感

    キキちゃんは長すぎる二番手時代が常に話題になるスターさん。ご本人の人生だからいつ辞めてもおかしくないわけで、体調不良なんかもありえるし…なんてことまで考えれば、必ず次期トップだなんてことはその発表をみるまで言えず。でもやっぱりそれは期待通りの発表で本当によかった。相手のトップ娘役は春乃さくらちゃん。名前は観たことある、顔もたぶん…でも誰だっけ??てのが正直なところだったが、シャンパンに苺沈めてやる子ときいて一発でわかった。あーあのこ!いいと思ってた!(そりゃそうだ)。あとなんていうかね、私の中のババアが余計なささやきをしている。長く各組人事に都合のいいように路線スター達を多数支え組の支柱となり…

  • 公式が放つゴシップ砲

    かつて日本のアイドルちゃん女優ちゃん二枚目俳優君たちは、映画主演前に宣伝目的でスキャンダル…でっち上げの恋愛ゴシップなどで話題を集め、テレビのワイドショーや新聞、週刊誌に露出するという売り方が当たり前だったという。私の子供時代はまだこれらが横行していて、そののち当時を振り返る芸能人たちの証言でそれらのからくりを知りびっくりしたものだった。 今にして思えば、昔っから話題性が大事だったということで、大昔だってインターネットとスマホがあればSNSや動画配信もきっと、みんな活用していたことだろうと思う。タカラヅカはジェンヌが自らこうしたSNSの露出を禁止している。歌劇団としての公式情報や公演情報のみが…

  • 「元」は活用し尽くしていい

    「元宝塚」の活用について、いちいち、ファンが物言いしたくなる気持ちは大いに理解できる。私もその一人だから。とはいえそれは身勝手な感情だと自覚してなくてはならぬ、と思っている。 珍妙な現象かごく普通のファン心理か 昔から、あきらかな性消費目的ジャンルでの「元」の使用に対して、歌劇団は厳しく阻止してきた。 でもさらに大昔の、ストリップじゃないもののそれに近い演出というか舞台でかなり布の少ない姿で踊る世界に移っていった「元」については認めるというか応援していた事例もある。その線引きは何となく理解できるものの、実に都合の良い線引きとも思える。 なんであれ、どんな長さであれ、キャリアを積んだ女が生きて働…

  • マカゼイズムを配信で観た、んだけどほぼ潤花

    結構、直前まで迷いつつも観られない後悔よりはと思い視聴を買った。 この手の公演はつい、流し見してしまいがちなのでちゃんと観られないならパスした方がと思ったのだけれども、結果的に観られてよかった。 光り輝いていた場面 真風涼帆の過去主演作をメドレー形式でみせるところで、その演目の主演姿に扮して組子が登場するシーンは震えた、感動で。あれは最高にイケてる演出だと思う。 みんなどちゃくそイケてた!!! そしてその最後の最後に、シャーロックホームズの扮装で出てきた組子が潤花だったのが最高にエモいってやつだった。こういうやつだよ、組子がみんなでトップを送り出す記念的ショーってのはこういうやつだよ。 潤花の…

  • 2022年に使ったタカラヅカ関連費用

    スカステをいつ辞めようか、タイミングをはかっている。 スカステって… ある時期は、ほぼ一日中つけっぱになっていることもあるスカステ。一方でここ数か月はほとんど観ていないなぁ、なんてことも。この2022年~2023年の年末年始特番、正直それまでの数年よりあんまり楽しめなかった。年始の特番に至ってはいつものご挨拶番組を結局見逃したまま。 元々自分は個別のスターに肩入れして推しとばかりに楽しむタイプではないにしろ、もうちょっと楽しめてもよかったのに。スカパーでこのチャンネルのみ契約していて、月額2,970円(税込)。 年間35,640円(税込)。なかなかの贅沢課金。私が観たいスカステ番組って、新人公…

  • ルイマキセによるルイマキセのためのルイマキセ

    涙と感動の退団翌日に即稼働する元ジェンヌは意外と増えてきたと思うけれども、稼働即フルスロットルでSNS上の話題をさらいファンの寂しさをここまで清々しく吹っ飛ばしたのは、 ルイマキセくらいのものではなかろうか。 そのダッシュ感はさすがルイマキセ。 鉄は熱いうちに打て 実際のところ、本人は何ひとつ変わっていない同じ人なのに在団中と退団後ではまあ本当に「なにか」ががらりとかわる(ように見える)。客席にいる自分から見えていた彼女らの何もかもが違って見える。 歌劇団の徹底した情報コントロールの賜物でありその意識が浸透しているジェンヌたちの日ごろのふるまいがいかに「タカラジェンヌでございます」であったかと…

  • 芸術に関する誤解と偏見と

    私の10代。現役合格で東京の美大に進学した。 最も絵を描いていたのは受験期までで、進学した美大は、中に入ってみなければ想像もつかない世界だった。 大学で学んだ結果、 「デザインは理数系のアタマがないとできないぞ」とシンプルな事実に気づく。バランス思考とでもいうのか。私の知らない創作の世界は計算の連続の果てにあった。 いまアートとは無関係の仕事をしていても、あの頃の日々となんの矛盾も葛藤もない。 あの時学んだもっとも大事なことは、思考の力であった。 表現に悩むことは重い 美大に入ってみるとみんな自分より絵がうまかった。あくまでデッサンの技術のはなし。しかし私には私だけの強みがあり他人と比較して悲…

  • 観劇こぼれ話~蒼穹の昴で観た珍妙な感覚

    1年の観劇総括も簡単だけどやった!ヨシ! となってから、ハッと思い出したことがあった。タカラヅカを観はじめて、こんな風にみえたことはほぼ初。 むかーしむかし、初めてテレビで見たころも、こんな風に思わなかったんじゃないかしらっていう珍妙な体験を蒼穹の昴で体験したので記録しておく。 女の子たち この日私は、友会で当たったS席のチケットで観劇していた。友会であたるS席はいつも大体、1階16列~あたりなのでその辺かな、なんて当日みたら、6列目。 6列目って実質SS席じゃんねっていう…。 東京の宝塚劇場の場合、センターブロック6列目までがSS席。私の席は、通路を挟んで数席下手側という、なんともオイシイS…

  • 2022年の観劇歴

    2022年、振り返ってみれば、三が日の花組本公演を観劇初めにしていたのだ。観劇歴だけを観ると、それなりにあっという間の12か月を過ごした。 2022年はこれだけの舞台を生観劇した 宝塚のチケットは、友会から。たまにイープラスとカード関係の抽選。花組 『元禄バロックロック』『The Fascination(ザ ファシネイション)!』 -花組誕生100周年 そして未来へ- 月組 『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』 『ブエノスアイレスの風』-光と影の狭間を吹き抜けてゆく…- 『ELPIDIO(エルピディイオ)』雪組 『夢介千両みやげ』『Sensational!』 『蒼穹の昴』星組 な…

  • スカステ開局特番らしい、クリスマススペシャルをみた

    宙組が雰囲気もあわせていちばんおもしろかったかな!…… ほんっとに、各組こうも違うかってくらいに雰囲気とかなんか醸し出してるものが違うのってなんだろ、中学高校の、隣の組とうちの組で文化とかもなんか全然違うのとおんなじね!ふっしぎ~なんだけどヒトの集団ってそうなんだよね~~。 潤花と舞空瞳がどちゃくそかわいい みんなかわいいのよ。 でもそういうことじゃなくて。求められるキャラとして、最適で最高だった。星組と宙組のこの若きトップ娘役2名のキャッキャ感とか、華やぎとか、なんか全部よかった。こういう特番は「バラエティ番組」なんだから、わいわいやってもらわないと間が持たない。盛り上げ上手の星組礼真琴のヨ…

  • 『蒼穹の昴』のあそこのシーン

    あれよあれよという間に彩風 咲奈演じる主人公は国を出る決意をする。夢と希望と理想を胸に、「あそこに行くんだ」と希った紫禁城から、何ひとつ夢や理想の通りにならず逃げることになる。でもその心中にはやっぱりあの日と変わらぬ理想があって…。 宦官 どうしても描かねばならない場面が、沢山あったと思うしそれを凝縮し濃縮してこの芝居が構築されていると思うが、原作を知らないひとりの観客であった私に絶対にみせなくてはならぬ場面、この作品の背景や世界を煮詰めた場面を指すなら、ここだ、と感じたシーンがあった。 それがクライマックス、政変により国をでるか、という梁文秀(彩風 咲奈)を思い、追いかけるように、紫禁城の内…

  • 雪組『蒼穹の昴』を観た。清朝はややこしいがそこがいい

    壮大な小説をギュッと一本モノにしてドーンと予算と専科突っ込んで他には真似できぬ舞台になったよ、という、現雪組の本命公演と名高い「蒼穹の昴」を観てきた。チケットが一枚しか取れなかったので最初で最後の生観劇となり、トップ娘役朝月希和ちゃんを生で観られるのもこの日が最後となった。すばるの星のように綺麗だった。 最初に、私の知識は… 原作は知らない…。 ただ浅田次郎先生が大変な清朝時代の研究者というか、大ファンというかマニアというか愛のある方であり、何度も何度も紫禁城や故宮博物館にも足を運び、確か今年、紫禁城の一角に見つかったというか、解明された乾隆帝時代(だっけ)の、国中の不思議な奇岩で出来た岩の庭…

  • 月組から動く新体制の予兆

    月組、次回本公演にて、組長をはじめ7名の退団が発表、集合日付で若手107期生(まだ研2か)が1名の退団と、世代交代というか…組替えはじまるよの、事前アナウンスがされたような気がする発表があった。しかしこのメンバー…光月 るう(88期) 千海 華蘭(92期) 朝霧 真(97期) 清華 蘭(98期) 結愛 かれん(101期) 花時 舞香(101期) 蘭世 惠翔(102期) 朝雪 薫(107期)※宙組「Délicieux!」で初舞台 月組の公演が好きだったファンは悲鳴あげるよねあげたよあげた。 一方で、あー…そうか……そうですか……と、本当の本当に予想外のありえないでしょといいたくなるような卒業生は…

  • コロナと物価高と舞台製作事情

    つい先日、知人が製作に絡む舞台を観劇してきた。中劇場作品でかなり凝った演出に感動した。 舞台装置はよくある白い壁とか白い箱を組み合わせて場面転換するやつ…に一見思えて、実は大変意図的にそれらを使い随所に工夫がされていて、映像や光、照明を上手く組み合わせた、大変に斬新な見映えであった。というか演出上の映像の巧みさでいえば、ヅカの舞台でよく使われる映像の多くよりも上であったなぁ。ハイローやアナスタシアなど宙組公演の映像演出はどれもいいけど、ときどき…いまいち…なヅカの映像演出。たぶん、あの舞台がでっかすぎてちょっと難しいんだろうな~。で、まあその知人の舞台で聞いたビックリな話。 劇団存続の危機 充…

  • エルピディイオを観た感想(2)君は薔薇より美しい

    観劇の感想を書こうと記憶を呼び起こすと、私にはフィナーレの白い美しすぎるお衣装に身を包んだ鳳月 杏しか浮かんでこない。 けしからん。 あの表情が出る ちなつさんは主にフィナーレ群舞などでイケない顔をするが、今回のように真ん中でクールに踊る場合のみ大変いけない表情をなさる。 あの表情で見つめられたら焦土と化すので劇場は焦土だった。フィナーレ。だから静かだったんだと思う(みんなオペラをあげていただけ)。咽喉から悲鳴が出てしまうほど美しかった。お衣装は誰?加藤真美先生?でしょうね最高ォォォ いやあ 過去に観てきた全部を、全部を並べても最高だったかもしれない…。あれちなつさんに着せてあんな扇持たせて躍…

  • 月組KAAT公演『ELPIDIO(エルピディイオ)』を観た

    ハッと気がつくと、5月のありちゃんブエノスアイレス以来の月組。 ギャツビーのチケットが取れなかったのでなんか本当に本当に久しぶりの月組。そして……。 優しくていい男のちなつさん。貴方にとてもとてもお会いしたかった…! 悪役とズッコケ悪役といい男なんだけどオモシロ…とかじゃなく 月組に異動してきて三番手から二番手、舞台上の役割だけではなく上下左右から頼られ信頼され番手以上に八面六臂の活躍をみせつづけている鳳月 杏。 彼女がやるから場がもつ、彼女が歌い踊るから魅せられる、彼女が立っているから面白い…そんなまさに 、彼女がいるから客席が安心する偉大なスターちなつさん。 スカステで若手時代の別箱モノと…

  • 2022年 ミュージカル「エリザベート」コンサート in シェーンブルン宮殿 の独占配信を観た

    このトート、えっろ…は?惚れるわ、は?となった。30周年の記念行事として、シェーンブルン宮殿(エリザベートの登場人物たちが実際に起居した宮殿)の前でエリザコンをやったのかと思いきや、 毎年夏の恒例イベントであったとは。ウィーンの人も好きやのぅ… コンサート? 日本でもエリザガラコンを派手にやっておりましたけど、それも配信でたくさん見たときにも思ったんですけど、ほぼ芝居で衣装も結構寄せるし、ほぼ演じてるし。 コンサートとは。 と思ったんだけど、この本家のコンサートもそんな感じで、広大な宮殿前広場にこれでもかーと観客を野外で集めてのコンサートで、後半にはガチ馬車まで出てくるし観客はそれにうぉおおw…

  • 戯曲が先かスターが先か

    最近の舞台ニュースを観ていたら、エリザベート終演後だろうか、大輪のようなお花様エリザの勝負ドレス(例の白いふわふわの)と劇場内満員観客席との全体を写した、記念写真が掲載されていた。彼女とエリザは切っても切れないご縁の作品となった。この日本でエリザ役者といったらお花様。 誰にとっても東宝エリザ=お花様 になったな、と思う。その集大成という言葉によって今回が最後という感じが出ているけれども。 ダブルキャストの愛希れいかは、私にはあんまりエリザ役にはまるタイプではないように思うのだけれども、主演にふさわしい役者だから今後も出演しつづけるんだろうな。 華があるし集客力もある。 にしても、観客はエリザが…

  • 『Look at Me』を浴びてきた

    先日。 望海風斗 20th Anniversary ドラマティックコンサート『Look at Me』を観てきた。 イープラスで当たったんだっけな。3階席の隅っこだったので、余った席が幸いにも流れてきてくれた…。 しかし国際フォーラムの3階席はストレスなく観られた。もとより歌メインなので聴ければいいかなって。でも後ろの席だったからなおさら、他のお客さんの後ろ頭の様子がわかって、みんなが(私も)一斉にオペラグラス上げるところがおんなじだったりしてね、あれはたぶん舞台上からも分かったと思う。 歌は圧倒 やっぱりこの人の歌はすごい。今更実感するけれども、あの生歌を聴けたんだよねそういえば…感動……。 …

  • 宙組ズカロー劇場をやっと観た

    演出家の野口氏が自分もコブラのコスプレしてメディアに出るのはずいぶんとまあ、ビジュアルに自信あるんだなと感心しましたよ(作品愛だとはわかってるけどスゴイ)。 それぐらい、やっぱりマカゼにしかできない作品だったなと…95期?ムリムリ。立ち絵の大きさが必要だもの。そういう作品であった。 そもそもでいうと ハイローって全く知らなかったんだけど、タカラヅカみたいなもんなんだなと解釈した。「LDHの存在の知名度は高いけど個の名前まではわからずハイローは知らない」「タカラヅカの知名度は高いけど今誰がいるとか観たことはない」ていうのがソックリな状態のそれぞれのシマ。喧嘩グループが5団体もあって、その紹介だけ…

  • 月組ギャツビーをやっと観る

    月組。生観劇を初めてチケットが全く取れなかった。観たかったのに残念。 でも配信がある有難さ。 映画館でのライブ中継は興味がない(気持ち的にちょっとめんどい…)んで、自宅で観られるありがたさにすっかり慣れてしまった。昔々、私が誰のファンだったかといえば、そう杜けあき。NHKで時々やる中継でしかタカラヅカを知らなかった子供時代に、記憶に残るスターさん。 その杜けあきが主演したギャツビーのリメイク再演、生で観たかったけれども今の時代にギャツビーといわれるとディカプリオがまず思い浮かぶ。 少し退廃的で華やかで、貧富の差があって、みんな大好き禁酒法…… 美しいけれど 観てる途中では杜けあき主演が初演の作…

  • やはりファン心理は手ごわい~「添い遂げ」が「美しい」とかついつい思ってごめんね

    二度とそのチャンスはない、トップ娘役という貴重な立場をあっさりと退く潔さが大絶賛中の潤花。 記者会見の映像が観られていない現時点では、SNSの反応は「真風さん大好きだからなんだね、えらい」となっている。功罪あるなと感じた。 「あの」星風まどかの後任であった潤花 潤花のトップ娘役は確実視されていた。それくらいの入団から爆上げど本命娘役。それが育った雪ではなく宙でトップになることが見えた時点でファンはざわついた。 彼女がどうのというわけではなく、雪組も代替わりが見えていた時期のことであったからこそ、自組であがらないことに憶測を呼んだけれども、結果として、各トップの特性や、たぶんマカゼの卒業計画(そ…

  • 女が8人もいて、幸せなだけの物語なわけがない

    「8人の女たち」ってタイトルが面白そうで、ずっと気になっていた演目。でも観たことがなかった。 いつか観てみたい、そう思っていたところにタカラヅカOGの、おまけに実力ぞろいが揃うという舞台、これは見逃せないと思ってチケットを申し込んだら手に入ったのが関西上演の分。久しぶりに新幹線で遠征してきた。 ミステリ仕立ての芝居 私はミステリが好きだけれども、芝居で推理劇みたいなものは難しいのか、客席の理解力にばらつきがあり過ぎるのか、今も昔もちょっと工夫が必要みたい。 この「8人の女たち」はちょっとした(ちょっとどころではない)事件があっという間に起こり、館に閉じ込められた女たちが次から次へと「ちょっとし…

  • 「タカラヅカというものに興味津々」層と七海ひろき

    花組さん、千秋楽おめでとうございました。卒業生の方々が無事、最後の大階段を降りることができてこちらもひと安心。 私のチケットも中止で消えてしまったけれども、仕方ないものだからそれほど悲しみはなかった。まあとにかく最後の日にナントカ調整したんですねぇ。5組のなかでも花組は特に中止が多い印象なんだけれども、めぐり合わせの運のなさか。 SNSにてそれをみかけ 「合コンに行ったら女がいなかった話」ドラマ化のビジュアルがどーんとSNSで拡散されていて、壮大な出オチである。 この絵を七海ひろき他OGイケメンズでやりたかっただけだろと。 拡散されているのをみたら「合コンに瀬戸かずやいたら大勝利だろ」とかそん…

  • 特別なシーズン という言葉

    『新章 パリ・オペラ座 特別なシーズンのはじまり』という映画が、2022年8月19日より公開されている。 早速、渋谷で観てきた。内容はパリ国立バレエ団がパンデミックのなか、長い休止期間を経てレッスンを再開し「ラ・バヤデール」というバレエ作品の中でも特に難易度の高い・群舞の見せ場が多く難しいという作品でシーズン再会しよう…としたけれど……という時間軸(2020年~2021年)をカメラが追いかけながら、新しいエトワール(タカラヅカで言うトップスターみたいなもの。パリ国立バレエはダンサーに序列がありピラミッド型のランク制。国立なので外国人が入りエトワールになるのは大変困難)が指名され、再始動していく…

  • 年末の足音がすぐそこに

    暦の上では秋! そしてコアなヅカファンにはおなじみカレンダーの情報が一挙公開に。うっわ公式には2番手も3番手も存在しない。公式が認めているのはトップスターとトップ娘役だけ!!あと演出上おっきい羽根付ける子がいるけどね~^^ てなことなんですよねぇ。実態はどうであれ…人数が全く均等ではないし、妙に少ない組もある。けどこれを観る人はみんな理由がわかる。すごいね伝わってるね。(1)宝塚スターカレンダー ◎発売日 10月21日(金) ◎規格 B2判/13枚(表紙とも) ◎価格 1,650円(税込) ◎掲載メンバー(計17名)■下線は今回初登場者 [花組]柚香光・星風まどか・水美舞斗・永久輝せあ [月組…

  • ODYSSEYにこめられたもの

    雪組が満を持して上演にこぎつけた雪組公演 『ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-』を配信でみた。あんなにぽつりぽつりと自分の言葉で千秋楽の挨拶をする子(トップ)をこれまで観た覚えがなく。 咲ちゃんの重く熱い想いが駄々漏れで、なんでかな…って、結構冷静に眺めていた。時間気にするくらいには冷静に眺めてた。 フォーラム公演がお流れになった時も「アラー残念だねえ」くらいにしか受け止めていなかったのだけれども、ああそうか、あの時あのフォーラム公演でなければ、当初予定していたメンバーでの公演は叶わなかった。別箱に分かれるから~どころか退団してる仲間がいる、だからこその、…

  • 配信と動画販売

    役者をやっている友人が関わっている劇団で、久しぶりにしっかりと、有人観客ありでの公演を無事開催していた。 その際にはライブ配信と、アーカイブ配信も販売していた。アーカイブでみられることは大変ありがたかった。 アーカイブ期間は均一に●日間有効となってはおらず、初日も最終日の公演も全部ひっくるめて、公演の当月末まで有効 となっていたが、特に不公平性は感じずかえってわかりやすかった。 私は友人への義理もあり初日と千秋楽両方の配信を購入、片方はライブ配信で視聴し、もう一つは予定があったのでアーカイブで楽しもうと思った。 しかし、つい見過ごしてしまい、購入したっきりアーカイブ配信期間中に観ることはなく、…

  • 花組のふたご星、柚香光と水美舞斗

    たまたま仕事が休みで、花組千秋楽配信が観られるじゃなーいと直前に気が付いてぽちり。いやありがたい時代よ。事前情報ほとんど取り込まずに、「リストのはなし」「リストはその時代でアイドル状態だった」「悲恋というか」くらいの知識でみたけれども。いやー、柚香光が美しい。 話は リストの半生を綴った物語…で。 史実を追いかけつつも、物語が煮詰まってくると台詞がいまいち何言ってんだかわからなくなるのは音楽家シリーズのお約束なのだろうか。この感覚、fffでも味わったわ。 観念的になるというか。【観念的(かんねんてき)】具体的現実を離れて、(抽象的に)頭の中だけで考えるさま。by Googleリストにとってはマ…

  • 父の言葉と、エンタメとの付き合い方

    先日、久しぶりに会った父に「円安はまだまだ終わらないかね。というか、円がまた上がることはあるのだろうか?」ときいてみたところ「円は弱くなったから、強くなる要素が何もないから、もうあがらないよ」と一刀両断だった。 そのあとに続いた父の言葉は大変面白かった。 「だって、この前アメリカの大統領がサムスンの半導体工場視察したでしょ?日本は?あのときの来日で米の大統領が視察した工場あった?」 「韓国のさ、ほら、B?BTS?ホワイトハウスいったでしょ?日本のアイドル誰か招かれたことある?」父「日本人ってなんとなく韓国や北朝鮮より進んでるとか、上とか思ってるけど向こうのほうがずっと上っていうか、世界に向けて…

  • 「お姫様」だけが「ヒロイン」なのか?朝月希和の娘役道

    雪組トップ娘役、ひらめちゃんこと朝月希和の退団が発表に。 びっくりした。もちろん就任当初から長期ではないだろうってことはわかっていたけれども、いや忘れてたよ、去就発表の時期だってことに。 「ひらめ」だったひらめちゃん 私が彼女、いい娘役さんだなって認識したのはとても遅い。名前をなんとなく見おぼえたのもいつだったか覚えてない。元々ここ10年くらいはトップ以外の名前はあんまり熱心に覚えない方だったし… きれいだなあ、はまっているなあ、と思ったのがはいからさんの芸者役。マスカレードホテルはいまだに彼女の代表作だと思ってる。 あとfffのあのロールヘン役は大変すばらしかった。「ひらめちゃん」の愛称はな…

  • FRYWITHME ータカラヅカの有効活用ー

    金曜午後、追加販売されたチケットを買うかどうするか、最後まで迷ったが、グッズを身に着けて楽しむほどの力はなく、当初の予定通り配信で観た。 生の楽しさ・空気感の楽しさと引き換えに快適な配信で楽しめるという選択肢が存在することが当たり前になってくれて、ありがとう! で、LDH成分はどこからどこまで…… 無知ですまんが、全然知らぬLDH。 知らぬというか私の世代は、LDHがLDHとして名乗りを上げる前夜を知っているので、へー!って感じ。それが今日まで続いていることは、当初のコンセプト大成功ってことか。たしかえーと彼らの初代?ていうの?最初の、はじまりのグループのリーダーが会社組織を作って社長となって…

  • ブエノスアイレスと夢介、そして退団者、東上…

    「夢介千両みやげ」の新人公演の様子をスカステでみた。主演の縣千に関しては、本公演とはことなる夢介像をつくって挑んだ様子。 全然違う感じであった。スカステの番組上で、縣千自身が、「~だべ」というなまり台詞が全く入ってこなくて、台詞覚えに苦労したことを語っていたけれども、うん、ダイジェストでもわかるその感じ。 じわじわと縣千の魅力がわかってきた 体格がよく和物姿も映える。シティーハンター新人公演では堂々たるカッコイイ都会のスイーパーを演じた。そのときはじめて、縣千について「こんなに見映えがするんだな」と思ったっけ。本公演の別バージョンとしてもいいんじゃないのって感じでカッコよかった縣千版 冴羽遼が…

  • 夢介から50両貰いたい女S

    雪組東京公演を観た。 「夢介千両みやげ」はふる~~い大衆娯楽時代劇小説が原作であるらしい、とだけ知っていたが内容は予習せず。ショーも予習せず。 での観劇感想は主に・彩風咲奈って、特大級のスターなのでは ・綾凰華への餞別に涙 ・(主に芝居において)朝美絢の使い方の加減はこれくらいがいい ・ソラカズキィィィ ・いま、春が来て きわちゃんはきれいになった 去年よりずっときれいになったの5つ。 彩風咲奈って… まず夢介。芝居全体は率直にいって、シティーハンターと微妙に印象がかぶる作品となってしまい、損したなと思う。そもそもシティーハンターは水戸黄門的というか、お約束展開がしっかりあるマンガなわけで、当…

  • 海王星覗いてきた(配信で。)

    なんだろう、面白かったけどちなつさんが最高過ぎたのとからんちゃんの髪の色が変わっててドキドキしたのと、あとれいこちゃんの顔面がきれいすぎて何度もびっくりしたのと、海ちゃんはきれいだったのにまたきれいになったねぇ…てのと。 ポスターの違和感の正体 細心のギャツビーポスターもそうだけれど、れいこちゃんであってれいこちゃんではない、きれいなんだけど「うん?…なんか…」という違和感がちょっとあった「Rain on Neptune」のポスター。でも、スカステで初日画像みたらびっくりした。だって画像加工・エフェクトかかってたあのポスターの美がそのまんま動いていたから。 この日のライブ配信のアップでアレって…

  • 海王星覗いてきた(配信で。)

    なんだろう、面白かったけどちなつさんが最高過ぎたのとからんちゃんの髪の色が変わっててドキドキしたのと、あとれいこちゃんの顔面がきれいすぎて何度もびっくりしたのと、海ちゃんはきれいだったのにまたきれいになったねぇ…てのと。 ポスターの違和感の正体 細心のギャツビーポスターもそうだけれど、れいこちゃんであってれいこちゃんではない、きれいなんだけど「うん?…なんか…」という違和感がちょっとあった「Rain on Neptune」のポスター。でも、スカステで初日画像みたらびっくりした。だって画像加工・エフェクトかかってたあのポスターの美がそのまんま動いていたから。 この日のライブ配信のアップでアレって…

  • ブエノスアイレスの風に吹かれてきた

    暁千星の新たな・大きな一歩への餞となる特大の花束のような、跳躍するスターの鐘が鳴り響くような実に記念碑的な舞台だった。月組を観続けていたファンにとっては、ありちゃんこと暁千星が、バブ味満載の、くるくる回る要員としてときに消費されまくり過ぎる王子時代から、どのように進化していくかそれはそれは楽しみにドキドキしながら見守り続けてきたファンにとっては、これは…キタ…!とこぶしを握り締めガッツポーズして、そして、あ、星組行っちゃうんだウエエエイっていう泣き笑いの感無量舞台となったことと思う。 ああ、星組に行ってしまうのはもう将来の躍進にとって必要なこととはいえ、暁 千星は本当に月組の王子であったよ。そ…

  • 現タカラヅカの2大スター

    宝塚大劇場で星組が、GW絶好の興行期間に入ったと同時に無念の休演。5日までから10日までに延長、またもや新人公演も中止。 これ以上の長期化はしないことを祈りたい。 こうなると「劇場での会話がまたうるさいからだ」という批判があがるが、結局連れがいる観劇者は黙れないわけで、かといってチケットは複数枚購入可能のままだし、劇団内の内も外も、いちいち止めていられない。もうこういう世の中で続けていく(劇団内に感染を認めたら粛々と休演)ということなのだろう。一方で、大劇場公演が大幅に止まってしまった宙組公演が東京では完走。卒業生もいたし、公演内容が今の世にも響くものがあり、感動的だった。しかし人口密度が少な…

  • 宙組ネバセイ 「いま」の偶然と必然

    上演が発表されたときは、なんで今更感と、マカゼ退団なの?!のフラグかというざわざわと。結局退団でもないのに何故ネバセイ?などとも思ったり…… でも再演してなかったのが本当にもったいないほどの良い楽曲にまとめられている佳作ミュージカルで普遍性もあり、タカラヅカでも外部でも繰り返し上演できるよねこれ。そんなよいオリジナル作品を長く寝かせてたのは、劇団側もいつかまた…って機会を狙っていたろうに、軽々しく再演して価値をさげたくもなく…そんなときに、待ってましたのマカゼとこの座組であったのだろうか。 主演どうこう以上に、組全体が素晴らしいと心から思える、宙組舞台であった。 美席で観劇した 友会がひっさし…

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