ライトノベル作家であり漫画原作者である鏑木カヅキが、出版業界や小説家、小説執筆、漫画原作などに関して語ります。 小説家志望や漫画原作者志望、出版業界に興味がある人に是非とも見て欲しいブログです!
イストリアから少し離れた場所に採掘場はあった。 採掘員達が鉱石を運搬しているが、それ以外にも普通に道を通る人がいた。 鉱山だけど、別地域に行くために通る道でもあるらしい。 そのため、旅人や商人の姿も散見した。 採掘場には二区画存在し、一つは採掘員しか入れない独占区域で、もう一方は許可さえ取れば一般人でも入れる採掘区域らしい。 多少のお金を払って入れば後は自由に採掘が可能だ。 ただ一般開放されているだけあって、大抵は安い鉱物だけだし、採掘するにはそれなりの道具や労力が必要にある。 そのため大抵は赤字らしい。 僕達は雷鉱石が目的で、雷鉱石は岩盤内ではなく、普通に露出している。 通りに面して存在して…
冬場になり、空気は乾燥しつつある。 かなり冷え込んでいて、服装も冬服に変わっている。 寒いのは嫌いじゃない。何となく幻想的な気がして、心が洗われる気がするからだ。 さて、フレアの研究を保留にしているが、次にする研究は決まっている。 電気だ。 火の次に電気を選んだのは理由がある。 魔法の属性的に火水風土雷闇聖などがあるが、土水は現象ではなく物質だし、闇聖はよくわからない。 残りは火風雷で、火に魔力が反応したことを見ると現象に対して、反応すると考えていいと思う。 風は大気と変わりはしないし、そこら中に吹いているし、すでに魔力が触れていることもある。 一応、土や水にも魔力を与えたけど変化がなかった。…
それから一週間。事件から一ヶ月以上が経過した。 完全に傷が治った母さんが、家事を始めるようになった。 そして、居間に集まり話し合いを始めた。 魔法のことや、ゴブリンのことを母さんにはまだ話していなかった。 傷に障るし、今は静養させようと思ってのことだった。 経過はよく、傷跡もほとんど残っていないらしい。 以前と変わりなく元気な様子だった。 「それで、どんな話なのかしら?」「実は――」 柔らかく笑う母さんを前にして、僕達は話し始めた。 父さんに話したように経緯を説明した。 まったく同じような内容。 僕達が話し終えると、母さんは言った。 「あらあらそうなの。よくわからないけれど、シオンちゃんの好き…
実験は始まった。 かなり無茶な実験だった。 渋る父さんを説得し、実験に付き合ってもらうことにした。 というか僕とマリーでするのは許可されなかったからだ。 それは僕としてもありがたい。 やはり父さんがいる方が心置きなく実験ができるからだ。 「本当にやるんだな、シオン」 頬を引きつらせながらも、父さんは僕の隣に佇んでいた。 僕は上半身裸だ。 そうしないと危険だからね。 「もちろんだよ、父さん。こうなったらとことん付き合ってよね!」「くっ! 我が息子のキラキラした顔を見ては、断れん。 いいだろう。どこまでも付き合ってやる! さあ、来い!」 遠くの方で姉さんが素振りをしている。 今日はこちらに加わる気…
「――やはりまったく見えないな」 ここは居間。 話し合いを終えた後の話だ。 父さんの目の前に、僕は魔力を集めた手を見せている。 ちなみに姉さんには経過を報告しているので、驚きはない。 「かなり光ってるから、これで見えないなら、どうやっても見えないかも」「ふむ。マリーは見えるんだな?」「ええ、見えるわ。右手に光が集まってる状態。 でも、シオンと見え方は違うかもしれないけれど。 ねえ、集魔状態の時の魔力に触ってみてもいい?」 僕は逡巡した。 ゴブリンを倒したのはこの魔力だ。 もしもマリーが触って、同じようなことになったら、大変だ。 しかし帯魔状態では温かい程度の熱しか考えないのならば、魔力放出量を…
翌日。 父さん達の寝室で母さんが寝ている。 その横にお医者さんが椅子に座りながら、母さんの診察をしている。 医者と言っても、この世界のレベルでは薬学療法が主らしく、医学の知識は乏しいようだ。 ちなみに母さんはもう意識を取り戻している。 顔色はあまりよくないが、話せるくらいには回復している。 「うんむ。問題ない。かなり深い傷だったみたいだがね、綺麗に縫われている。 他の処置は完璧なようだ。誰か医学に精通している人間がいたのかね?」 僕は答えに窮して、無言を通した。 あの現場にいたのは僕とマリー、母さんとローズ、それとリアだけだ。 母さんは気絶していたし、ローズとリアはここにはいない。 知っている…
どれくらい経ったのか。 恐らく一時間程度はそうしていた。 ふと雨音に何かの音が混ざっているように感じた。 その違和感はちょっとずつ大きくなり、近づいてきている。 音。これは足音? 途中で、何か甲高い音が混ざっている。 ガラスを引っ掻いた時のような不快な音が。 徐々に迫っていた。 マリーと母さんの震えが大きくなる。 みんなも気づいているようだ。 父さん達ではない。 合図がなかった。 そして音は玄関の方に移動して、そこから動かなかった。 何をしている? 何がそこにいる? 連想はしている。 だけどそれが現実だとは思いたくなかった。 数分の空白。 もしかしてどこかへ立ち去ったのかと思った時、 ガンガン…
相変わらず、研究は進んでいない。 この状況だともう限界らしい。 自室で僕は一人でうんうんと唸っていた。 毎日、習慣になっている帯魔状態から集魔状態への移行。 これを何度も繰り返し、魔力が枯渇する寸前まで続ける。 そして総魔力量と、魔力放出量の上限を増やす。 その鍛錬も少しずつ、効果がなくなり始めている。 「トラウトから得られた情報を元に、研究を続けるのはもう無理っぽいな」 アプローチ方法を変える必要がありそうだ。 しかし、魔法に関する情報はない。 トラウトの現象は姉さんが見つけてくれたが、他に同じような現象は知らない。 だがある程度の見当はついている。 現段階では、魔力を持っているのは生物だけ…
馬車の荷台に僕とマリーが乗り、父さんと母さんは御者台に乗っている。 他の村人達も同じように馬車に乗っていた。 乗り心地は悪い。 でも、この世界で贅沢は言っていられないし、なにより街へ行けるというのが嬉しかったので、あまりストレスはなかった。 楽しみだ、という話を姉さんとしながら、道中を過ごす。 街道を進み、平原と森を抜けた。 道中で旅人らしき人や商人らしき人とすれ違う。 会釈をして、再び先を急ぐ。 そして三時間後。 「見えてきたぞ」 父さんの一声で、僕と姉さんは前方へ視線を向ける。 街だ。 思ったよりもしっかりした造りのようだ。 防壁もあるし、門衛もいるし、入場待ちをしている人達もいる。 結構…
自室でいつも通り、魔力の鍛錬中。 帯魔状態から、集魔で右手に魔力を固定する。 白色灯を思わせるような色と光。 しかし光の量はそれほどではない。 見つめるとまばゆいけど、光量で言えば豆電球ほどだろう。 それでも人体が発光していると考えればすごいことではある。 帯魔状態から集魔状態への移行はスムーズになってきている。 問題は、身体中に帯びている魔力の残滓があり、魔力が完全には一点に集まらないということ。 必ずある程度の魔力は残ってしまう。 右手に集魔しても、他の部位は淡く光ったままだ。 これを完全に一部に集めるのは無理なのだろうか。 「うーん、やり方が違うのかな……一度立ち止まって、考え直した方が…
僕は辟易としていた。 いつもの中庭、でもそこにはいつもとは違う光景が広がっている。 僕とマリー……それとマロンとレッド、ローズの五人が横に整列している。 僕達の前には父さんが仁王立ちしていた。 ああ、やだやだ。 「「「「「今日はよろしくお願いしますっ!」」」」」 僕達は同時にお辞儀をした。 他の四人は多分やる気満々だけど、僕は違う。 この場から逃げ出したいという思いで一杯だった。 むしろ集魔の練習をしたい。 まだ身体中の魔力の移動は円滑ではないし、十分に集めることもできない。 それが何になるのか、という疑問はあるけれど、魔力の操作ができる方が、何かできる気がする。 分散している魔力よりも、集約…
いつもの自室である。 見慣れた光景だけど、落ち着く光景でもある。 僕はベッドに座り、瞑想状態。 何も考えないのではなく、意識を集中させるように心掛けている。 以前は頭をからっぽにすることに終始していたから、魔力放出がしなかった。 今は、感情を強く意識して、魔力を発動させることに成功している。 帯魔状態に至ってから、すでに一ヶ月が経過している。 この一ヶ月でわかったことは幾つかあった。 一つ。帯魔状態になるにはある程度、強い感情が必要。 そしてその感情を維持することは非常に困難だということ。 どんな感情でもずっと維持することは難しい。よほどのことがない限り、その感情が薄くなる。 二つ。一日に、帯…
【ブラック企業診断】仕事は3年続けろは間違い?【作家も使える仕事術】
「仕事は3年続けないと意味がない」「ここで辞めるならどこにいってもやっていけない」「3年以下の経歴があれば転職は無理」「3年続けてようやく仕事がわかるし、やりがいが生まれる」。この言葉は事実なのでしょうか? 今回の記事では仕事は必ず3年続けるべきかどうかと、ブラック企業の条件を【私の実体験や集めた情報をもとに書いていこうと思います】。ラノベや小説家にも多少は活用できる部分もあるかと思いますので、よかったらご覧ください。 仕事は3年続けろの根拠 仕事は3年続けろは嘘なのか? ブラック企業診断と辞めるべきか否かの判断 仕事は3年続けろの根拠 【ありません】。 断言できますが、3年なんて期間の根拠は…
おら畑を耕すだぁ。 鍬でザクザク、土を耕して、袖で汗をぬぐって、晴天を見上げる。 なんて爽やかな汗なんだ。 運動っていいよね。 そう思い始めて、生後六年と半年。 適度な運動は大事だな、うん。 なんて中年の思考をしながら、僕は畑仕事に勤しむ。 今日は村へ、仕事を手伝いに来ている。 これも領主の子供としては大事な仕事だ。 領主の仕事は多岐に渡るけど、父さん曰く、もっとも大事なのは領民の状態を正確に把握することらしい。 どんな状況なのか、不満はないか、あるとしたらどんなことか。 コミュニケーションをとっているからこそ、領民との円滑な関係が築けている。 そして互いを尊重し、やるべきことを認識し、生活を…
自室。最近はもっぱらひきこもりだ。 桶に入れていたトラウトは湖に戻して、今は自室に一人。 僕は目を閉じたまま静止している。 しばらくして、カッと目を見開き、叫んだ。 「ファイアーボール! サンダーボルト! ウインドブラスト! アイスストーム!」 ダメだった。 やっぱり何も起きなかった。 「深淵より来たり闇と光の混淆せし異形なるもの。顕現せよ!」 召喚なんてできるはずもなかった。 それどころか魔力が放出された形跡もない。 身体も熱くないし、発光もしてない。 「うん、わかってた。やっぱりそうだよね」 魔法が発動するなんてことはなかった。 予想はしていた。当然の結果だった。 でも試してみるっていうの…
いつもの中庭。 僕とマリーは中庭をグルグル走り回っている。 「はっ、はっ! ほっ! よいしょっ!」「し、しんどい! ね、姉さん、は、早すぎる……っ!」 圧倒的にマリーの方が早い。 その上、あちらの方が体力もある。 二歳、差があるからという理由だけではないだろう。 運動をする機会が少なかったというのもある。 元々、あんまり得意じゃないんだけど。 この身体も、そこまで優秀な身体ではないらしい。 身体能力はマリーの方が上だ。 でも後のことを考えて、身体を鍛えることは大事だろう。 それに、前に比べてマリーは元気になっている。 あの疑似プロポーズ以降、少しの間、気まずそうにしていたけれど、すぐにいつも通…
朝起きて、勉強。昼ご飯を食べて、勉強し、午後三時程度になるとマリーと湖へ。 そこで魚を釣って、桶に入れ、夕方を待ち、桶の中で発光するかを確かめる。 勉強は隔日なので、一日休みの時は、マリーの鍛錬に付き合うこともあった。 そんな日が二週間続く。 結果は芳しくなかった。 色んな魚を調べたけど、無収穫だ。 光の玉は存在する。 その正体を突き止めれば、魔法に繋がるかもしれない。 そう思って、実験を始めたんだけど。 進捗はない。 やり方を変えた方がいいのだろうか。 この世界にはガラスが存在する。 かなり脆いし高価だけど、あるにはある。 水圧に耐えるようにどうにか作れば、水中眼鏡ができるだろう。 それで水…
ガチャガチャ、ガツガツ。 食器の擦れる音がリビングに響いている。 「はぐっ、はぐっ!」「がふっ! もぐもぐっ!」「あらあら……」 僕とマリーは一心不乱に食事をしている。 パンを食べて、水で一気に胃袋に流し込む。 二人は同時に食事を終えると、コップをテーブルに置いた。 「「ごちそうさまでした!」」 呆気にとられている母さんを置いて、僕達は椅子から立ち上がる。 「行こう、姉さん!」「うん!」 急いで部屋を出ようとしたけど、寸前で思い出して、食器を洗い場に持っていった。 「うふふ、お利口さんね」「じゃあ、出かけてくるよ!」「ええ、いってらっしゃい」 嬉しそうに笑う母さんに背を向けると、僕とマリーはリ…
走っている。いつもの光景。 姉は中庭をグルグル回っている。僕はその様子を眺めている。 最近は途中で止まって木剣を振っている。 着々と、女剣士の道を歩み始めているような気がする。 それはそれで格好いいが、僕はそっちの道に行くつもりはない。 「はあはあ、あー、疲れた!」 かなりの時間走っていたマリーは、僕の前まで移動すると、荒い息を整えていた。 もうマリーは八歳だ。僕は六歳。 子供ではあるけれど、ただ走り回る年齢ではないと思う。 なのにマリーはずっと同じように走っている。 剣を握っても走ることはやめない。 何が楽しいのかと思う。 しかし、どうしてそうも走るのかと聞いたことはない。 だって子供だから…
【小説家になろう】Web小説が書籍化する確率【2022年版】
最近ではWeb小説投稿サイトから書籍化する作品が沢山あります。では一体、どのくらいの確率で書籍化しているのでしょうか? ということで、今回は『小説家になろう』の書籍化確率を記事にしようかと思います。 小説家になろうの書籍化確率は? まとめ 小説家になろうの書籍化確率は? 早速ですがこちらをご覧ください。 『小説家になろう』投稿作品数 … 966,071作品『小説家になろう』全書籍化作品数 … 5,687作品※2022年7月13日時点での数値 上記の内容は小説家になろうの書評などをもとに算出しました。これは厳密には違いますが、小説家になろうのサービスが始まってから現在まで(2000年~2022年…
それからの二年間。 僕は異世界について勉強することにした。 まず文字の読み書きを覚えた。 この世界の言葉は日本語だ。というか日本語に聞こえる。 だが文字はこの世界のもので、新たに覚える必要があった。 マリーは五歳から始めたらしいが、僕は三歳から始めることにした。 母さんに頼み込んで教えて貰ったのだ。 基本的に勉強は母さんが教えてくれるようだった。 我が家、オーンスタイン家の血脈は長く繋がっており、比較的に歴史がある家柄らしい。 父さんも母さんも貴族として、教育を施されているため、僕達に色々な事を教えてくれていた。 半年で簡単な読み書きは覚えた。マリーはまだ時間がかかりそうだった。 子供の身体だ…
僕達、家族四人で食卓についていた。 テーブルの上には皿が並んでいる。 この世界の食事は簡素だ。 大体は硬いパンとスープがあり、後は肉か魚があるくらい。 多少のバリエーションはあっても、ほぼ同じようなラインナップだ。 かなり飽きる。でも贅沢は言えない。 「むぅ! また同じごはん! もう飽きたよぉ」 贅沢を言っているのは姉のマリーだ。 それも仕方ないだろう。 子供は飽きる。そりゃもうすぐに飽きる。 毎日三回も行う食事ともなれば、味に変化がないと我慢できないだろう。 味付けもほぼ同じような感じだ。 塩と胡椒が基本。たまに香草と共に焼いたり煮たりしているくらい。 この文明レベルならばかなり真っ当な食事…
最初の半年は辛かった。 なんせ身体がまともに動かない、話せない。 すべてにおいて世話をして貰わなければならなかった。 思い出すだけで嫌になるところもあるので、割愛させてほしい。 大体は寝ている。 ぼーっと天井を見つめるだけのお仕事だ。 退屈だった。 でも未来に思いを馳せていたため、苦痛ではなかった。 年を重ねればできることが増える。 そうすればいずれ魔法のことを知るだろう。 ああ、楽しみだ。 楽しみすぎて、おしっこ漏らしちゃった。ごめんなさい、母さん。 「あらあら、シオンちゃん。おしっこしちゃったのね、おむつ、変えましょうねぇ」 柔和な笑みを浮かべる美人な女性が、僕の母親のエマだ。 僕はシオン…
あらすじ 三十歳にもなりながら魔法を使いたいと思っていた男は不意に死んでしまい、目覚めると異世界に転生していた。シオンと名付けられた彼は、異世界ならば魔法もあるだろうと期待に胸を膨らませていたが、その世界には魔法が存在しなかった。落ち込み、無気力になるシオンだったが、ある出来事をきっかけに魔力の存在を発見する。 「そうだ。魔法がないのならば自力で作ればいい」 そう考えたシオンは、その日から魔法の研究を始める。やがて魔法でしか治せない病の蔓延、魔法でしか倒せない敵との邂逅を経て、シオンは世界を救う英雄となっていく。これはただの魔法バカが運命に翻弄されつつも、魔法の力と不屈の闘志で乗り越え、最終的…
部屋の中央で僕は座っていた。 小さなテーブルの前でじっとして、ずっと時計を見つめている。 二十三時五十五分。 もう少しで日をまたぐ。 明日は待ちに待った僕の誕生日だ。 先に言っておくが、別に友達や家族や恋人が祝福してくれるわけじゃない。 部屋には僕しかいないし、サプライズパーティーが開かれる情報も得てないし、そもそも僕には誕生日を祝福してくれる人なんていない。 だが、僕は誕生日を心待ちにしている。 なぜか。 それは僕が三十歳になるからである。 それだけだ。 僕は時計を見つめる。 カチカチという音だけが室内に響いている。 ごくりと生唾を飲み込みながら、僕はそわそわとし続けた。 あと数秒で二十四時…
異世界転生が流行りだしてそれなりの年月が経っていますが、未だ人気があります。ライトノベル累計発行部数ランキングの50位内にもいくつか入っているほどです。 では、なぜこれほどまでに異世界の舞台にする作品が多いのでしょうか? 今回の記事では【小説家になろう】のジャンルである異世界転生や異世界転移の変遷や流行っている理由を考察していこうと思います。 基本的には私の個人的な考えを多く含むため、明確な根拠があるとは限りませんので、ご了承ください。 異世界転生とは何か? 異世界転生の人気が出る理由と考察 主人公の設定について 世界観の設定について 物語の流れ 主人公の優遇 まとめ 異世界転生とは何か? ま…
ラノベ作家という職業は最近では比較的有名になったかと思います。しかし、実際にどれほどの収益があるのか、実際にどんな仕事があるのか知らない人は多いようです。 そこで今回の記事では【ラノベ作家が実際に貰えるであろう金額】をお教えしようと思います。なんとなく作家の収益情報はありますが、きちんと言及したりまとめているものはないようでしたので、作家志望者の方には役に立つんじゃないかな、と思います。 ですがこれは【私の実際の収益や、実際いただいた仕事とは関係ありません】。実際に得た金額や内訳を公表することはできませんのであくまで【様々な情報をもとに計算していること】【出版社によって全く違うこと】だけはご了…
ラノベ作家はつぶしがきかない!?【ラノベ作家ができる仕事まとめ】
もしもあなたがラノベ作家としてデビューできたとしましょう。しかしラノベ作家でヒットを出して、専業で食べていくのは至難の業です。ラノベ作家の実績を何かに活用できないか、と考えるのは当然のことでしょう。 今回の記事ではラノベ作家としての実績をもとに私がした仕事と、多少なりとも活用できるだろうと思える職業をまとめました。 なお、すべての会社にあてはまるわけではないので、実績として認められない可能性もあることはご了承ください。 ほぼ確実に実績になる仕事 Webtoon原作脚本 ゲームシナリオライター 漫画原作者 小説家 脚本家 ラノベ作家の実績がアドバンテージになると思われる仕事 編集 校正、校閲 ラ…
【カクヨム】Web小説投稿サイトは稼げる?【アルファポリス】
昔の小説家の主な収益は印税か原稿料くらいしかありませんでしたが、最近ではWeb小説投稿サイトが存在します。 小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+、エブリスタ等々。自作品を投稿する場所が増えており、デビューもしやすい時代です。小説家にとっては非常にありがたいですね。 一部のWeb小説投稿サイトでは【収益化ができる】ということはみなさんご存じでしょうか?私もカクヨムやアルファポリスで収益化し、お小遣い程度ですが収入を得ています。 そこで今回は【カクヨムとアルファポリスの特徴やメリットデメリット】そして【どれだけ稼げるのか】を実際の数値を載せつつまとめようと思います。 他にもWe…
あなたは不意に本屋に行き、素敵な本を見つけました。本を読み終わった後、あなたは「俺も(私も)小説を書いてみたい!」と思いました。 しかし小説を書くと言われても、どうやって書けばいいのかわからない。参考書や小説執筆サイトを見てみるも、あれこれと色々なことが書いてあり、そもそも何をしたらいいのかもわからない。 頑張って調べてみたもののやっぱり大変そうだし自分には無理かも……そう思い、結局は小説を書くのを諦めてしまう。 きっと小説を書きたいと思った人はこんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。正直、私も小説を書こうと思った時、様々なハードルがあったせいで諦めようと思ったことが何回もあります。 …
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