予定通り下記の「はてなブログ」へ引っ越しました。まだ全然勝手が分かりません。まぁ習うより慣れろ、為せば成るの精神で怠けつつやっていこうと思います。https://numanntak.hatenablog.com/引っ越し先
馬鹿なのか?文部科学省が推進しているのが、「アントレプレナーシップ」教育である。なんだと思ったら、起業家精神を学校教育で推し進めていくことだそうだ。山本・文部科学省政務官によると、子供の可能性を拡げ、失敗しても挑戦できる社会への転換を含め、官民一体で取り組んでいきたいとのことだ。まぁ本音は、新しい予算獲得のための方便であろう。霞が関で出世していく手段として、新しい予算獲得は王道である。その意味は分かるが、果たして中身を理解しているのか疑わしい。いや、頭の良い官僚様であるから、当然に分かっているはずだが、私のみたところ木を見て森を見ずに過ぎない。日本の学校教育の目的は、優秀な役人を育成することにある。優秀な役人とは、前例踏襲とミスをしない人材のことである。そのことが分かっていれば、起業家精神の育成とは真逆の...起業家精神
20世紀に二回あった世界規模の戦争には、前兆というか、予備試験的な戦争が幾つかあった。南北戦争、クリミア戦争、そして日ロ戦争である。この三つの戦争では近代兵器の試作品が多数投入された。鋼鉄製の砲身を持った巨大りゅう弾砲や、一基であるだけで戦線を維持できる重機関砲などの試作品が持ち込まれ、実戦で使用されてテストされた。連発式の小銃や、鉄道軌道で動く列車砲、キャタピラーを装備した輸送車など二十世紀では当たり前となる兵器の大半が、この三つの戦争で試され、第一次世界大戦及び第二次世界大戦において、大量破壊兵器として活躍することになる。武器というものは、いくら試作して演習場で使ってもなかなか真価は分からない。実戦に投入し、そこで初めて泥と埃にまみれ、兵士を大量に殺戮し、建物や要塞を破壊して、そこで初めて長所や短所が...新兵器の実験場
犬を飼うには覚悟がいる。それが分かっているから、その覚悟に相応しい環境を用意できないがゆえに、40年以上犬を飼っていない。でも家に帰って、そのモフモフ感を味わい癒されたい願望はある。肉球をプニプニしたい人もいるが、私は毛皮ムクムク感を味わいたい方である。しかし、朝から夜まで犬を孤独にさせておくのは嫌だ。広い庭があれば、2頭飼って遊ばせておくこともできるが、そんな余裕はない。庭どころか狭いベランダが精いっぱいなのだ。別に一人暮らしの孤独感に悩んでいる訳ではない。この生活に慣れすぎて、同居人がいることのストレスに耐えられるかどうかのほうが問題なくらいだ。それでも帰宅して、お家でモフモフ感を楽しみたい。なまじ子供の頃にワンコのモフモフ感を楽しんでいただけに、あの快楽は忘れがたい。でもなぁ~、下手すると私、ワンコ...通い猫アルフィーの奇跡レイチェル・ワイズ
少数派が生き残る方法はそう多くない。代表的なのは、少数派同士が固く連帯することだ。もう一つは人材教育に力をいれて優秀な人材を育成することだ。具体的には、欧米社会におけるユダヤ人がその典型例だと思う。実際、現在、世界中で使用されるコンピューターの基礎原理は、ハンガリー系ユダヤ人でアメリカに帰化したフォン・ノイマンがチューリング、シャノンらと共に開発したものだ。二進法をベースとしたプログラムであり、ノイマン型コンピューターとして知られている。アインシュタインもそうだが、天才的な才能を持つ多くの科学者を輩出しているユダヤ人は、ノーベル賞受賞者のなかでも際立っている。ユダヤ人の優秀さは、家庭での教育が大きいと言われている。これは中世のヨーロッパで異端の民族として迫害されたが故に、生き延びるための優秀さを家庭で育む...LGBT法
役人は間違いを認めない。間違いをしない訳ではない。ただ人事考課の基準が減点主義であり、また連帯責任の気風が強いので、間違いがあってもなかったものと見做す悪習が根付いている。私はマイナンバー制度自体は否定しない。情報の一元管理が行政効率を上げる効果があるであろうことは、行政職の経験がほとんどない私でもわかる。日本の行政は徹底して縦割りなので、それだけに非効率なのは確かだ。しかし、この縦割り行政の壁は、ベルリンの壁よりも厚く固い。同じ建物の中にあってさえ、部門が違うと情報を他部門に出すことを渋る。まして異なる役所に対しては、可能な限り情報を出さない。だからこそマイナンバー制度が設けられたのだが、未だに上手く機能しているとは言い難い。運転免許証をマイナンバーカードに共有させようとの発案は、一見受け入れられたかに...マイナ保険証
あまりこの手のコラボ・イベントには興味がないのだが、ちょっと欲しい小物があるので、行くか、行くまいか迷っている。神田は淡路町に事務所を移転してはや一か月が過ぎた。実は近所に白泉社という出版社がある。私にとってはアニマルという漫画雑誌の発行元としての印象が強いが、実は「夏目友人帳」を連載している雑誌の発行元でもある。現在、私は事務所界隈の散策を日課としている。お昼を美味しく頂ける店を見繕っているのだ。有名な老舗の「藪そば」や「いせ源」「ぼたん」などがある。西原、神足の「恨みシュラン」で悪名高き名店である。まぁ私はそれほど酷いとは思っていませんけどね。一方、海鮮料理や焼肉、麺類など小さいけれど、なかなか美味しい店が多く、昼休みの楽しみとなっている。既に何軒か美味い店を見つけて幸せな私である。ちなみに何故だか行...コラボカフェ
キリンチャレンジカップの歴史は長い。弱すぎて話題にもならなかった頃、日本サッカーの強化を目的にキリンが冠スポンサーとなって開催された大会である。その意義は十分果たされたと思う。もう十分だよ、だから国内で親善試合をやるのを止めて欲しいと本気で思う。特にワールドカップが開催された翌年は、どの国でも代表チームの再構築に試行錯誤を繰り返す時期である。我が日本も新しい代表監督を迎えた時は、この大会で散々な結果を残している。カタール大会で目標こそ達成できなかったが、予想外の好成績に浮かれた日本サッカー協会が森保監督の続投を決めるという暴挙をしでかしたため、日本はわりとチームがまとまっている。だからこそエルサルバドルに6-0、ペルーには4-1での快勝である。サッカー音痴のマスコミが提灯記事を書いているが、私はいささか悲...役割終了
昨今、女性ソロキャンパー(何、この用語?)に関しての議論をネット上で目にする。以前にも書いたが、私にとってキャンプとは山から山へ渡り歩くための手段に過ぎない。だから自然を満喫するとか、都会の喧騒を逃れての憩いとか言われると、違和感ありありで共感できずにいる。どうも問題の発端は、独りでキャンプを楽しみにきた女性に執拗にまとわりつく男性がいることらしい。それを嫌がる女性側と、親切に声掛けして何が悪いと開き直る男性側の対立が問題らしい。正直言うと、「はぁ~」とため息でちゃう。そしてくだらねぇと吐き捨てたくなる。そもそもひ弱な人間が自然の中で生き延びるのは難しい。たとえ男性であっても単独での登山は、あまり推奨できるものではない。。山の中で暮らすことの不便さ、危なさは街中とは別次元である。人が出す残飯目当てに猪やク...女性ソロキャンパー
誰がなんと言おうと、京極夏彦の本は重い、重すぎる。その点、表題の作品は軽くて読みやすい。以前から京極堂の作品の漫画化を手掛けていた志水アキだけに上手くやっていると思う。でも、なんなのだろう。この物足りなさは。一連の百鬼夜行シリーズに相共通する重厚さの欠片もない。だからこそ読みやすいし、漫画化とはそういうものだと言われればそう思う。実際、さほど重厚で難題な事件が登場するわけではない。第一、主人公は女子高生だ。この位の軽さでいいのではないか。そう思わないでもない。この作品、中善寺秋彦がまだ古本屋を営む前の物語であり、陰陽師ものではない。むしろ偏屈な国語講師が、お転婆な女子高生に引っ張られて、止む無く事件解決をしてしまう軽妙な作品である。もちろん榎木津や関口、木場といったお馴染みの面々も登場する。気軽に楽しめる...中善寺先生物怪講義録原作・京極夏彦作画・志水アキ
過保護に育った坊やたち、それが最近の自民党の若手政治家に対する私の印象だ。自民党が与党であるため、公明党と連立を組んで久しい。創価学会の組織票を選挙で活用できるからこそ連立政権は長く続いた。まともな野党が存在しない日本の政界では、宗教を抜きに考えれば、公明党は疑似自民党であり、連立を組みやすい相手であろう。しかし、自民党は創価学会以外の宗教団体とも付き合いは多い。その最悪の付き合いが、旧・統一協会であった。ここからの組織票の支援及び資金提供は強烈だ。民主主義の下での政治家にとって、選挙での確実な応援と資金援助ほどありがたいものはない。だが、甘い蜜には毒が含まれていた。亡くなった安倍首相には申し訳ないが、統一教会などというカルト団体との付き合いを容認したことが、結局は日本憲政史上稀な暗殺事件を呼び込んだ。さ...甘ったれ選挙
怖いなア、マジで怖いぞ。なにがってアメリカ軍の垂直離発着機であるオスプレイことMV22である。最新鋭のヘリコプターであるが、この機体を保有している国は、アメリカ以外では日本だけである。おバカな日本のマスコミ様は、オスプレイといえば墜落事故と日本配備反対しか報じない。しかし現実には自衛隊はアメリカに次いで複数のオスプレイの配備を進めている。イギリスでさえ、まだ訓練のためにオスプレイがイギリス空母に飛来し着艦した程度である。このことの意味を真剣に考えてみれば、アメリカ軍首脳がほかのどの国にも売っていない最新鋭ヘリコプターを日本にだけ許可した理由を考えざるを得ない。同時にアメリカ軍がF15EXの日本への売却に否定的な理由と合わせて考える必要がある。もったいぶるのもなんなので、一言でアメリカ軍の本音を私が邪推する...オスプレイ配備の意味
方向性は間違っていないと思う。ただ、やり方があまりに稚拙だ。サンマの不漁が伝えられてから久しい。一つの原因に、台湾やシナの大型漁船により根こそぎに捕られていたことが伝えられた。しかし、それだけではあるまい。やはり温暖化による海流の流れの変化など環境的な要因もあると思う。長年、日本人くらいしか食べていなかったサンマであるが、来日して日本食を堪能した台湾やシナの方に、その美味しさが知られてしまったのだから致し方ない。しかし、長年食べていながら、実はその生態がよく分かっていなかったのは、日本側の怠慢であろう。実際、福島のアクアマリン水族館で初めて養殖に成功したのは、比較的最近のことだ。しかし商業化へ道筋は遠い。あまりに身近な魚ゆえに、本気で研究されていなかったことが悔やまれる。その一方、空前の好漁が伝えられるの...サンマからイワシへ
アメリカの往年の名レスラー、アイアンシークが亡くなった。正直言って、来日数も多くなく、あまり印象に残っていないが、知る人ぞ知る実力派。イランはテヘラン生まれのペルシャ人であり、本名はコシロ・バジリ。伝説的なイラン・レスリングの名手であったとされる。その正統派のレスリング技術は、カール・ゴッチのお墨付きである。イランでホメイニ師が革命を起こしてからアメリカに亡命し、アメリカの敵であるイスラム系プロレスラーとして悪役を演じて大人気となった。似たようなギミックのプロレスラーとして、ザ・シークが有名だが、本格的なレスリングの名手であるアイアンシークのほうが格上だ。リングの上ではアンチ・アメリカを叫ぶイスラム系レスラーとして大活躍していたが、おそらく本人はあまり好んではいなかったと思う。どちらかといえば真面目なペル...プロレスってさアイアンシーク
今年の初頭だったと思うが、気になる報道があった。それがジャニーズ事務所での歳末の賞与に関する課税もれの報道だった。正直、芸能界では年越しのモチ代と呼ばれる歳末賞与は商慣習として定着している。形式要件さえ整えておけば、税務署に目を付けられても大丈夫なはず。そのあたりを怠ったのだろうと推測していた。ただ、それとは別にあのジャニーズ事務所のトラブルが公表されたことに私は驚いた。以下、確固とした証拠もない噂話程度に読み流してください。芸能界は結構トラブルの多い業界です。ですが、そのトラブルが表沙汰になることは少ない。ぶっちゃけ隠蔽することが常態化しているからです。その隠蔽に手を貸しているのは、実は政治家や大物財界人だと噂されています。人気のある大物芸能人には、この手のスポンサーというか支援者がいることが珍しくあり...ジャニーズ疑惑
先月のことですが、世界的に著名なミュージシャンである坂本龍一氏の死去が伝えられました。教授(プロフェッサー)の異名のわりに見識に歪みがある方ではありましたが、音楽的な才能は確かな人だったと思います。以下の話は、酒の席での税理士同士の雑談であり、いずれの方も業務上の関りがない、つまり噂話の延長に過ぎません。坂本氏は二人の女性と結婚し、最後を看取った女性とは事実婚、つまり未入籍であったようです。そしてそれぞれに子供がいて、しかも海外在住の方もいるようなので、この相続は非常にややこしいことになるのは間違いないでしょう。坂本氏がどの程度の遺産を残したのかは知りませんが、その遺産分けは相当に揉める可能性は高いはずです。ただ、この方、日本国籍といえどもアメリカ在住歴が長く、子供たちの中にも海外在住者がいるようです。日...厄介な話
声を大にして言いたい。「ノモンハン事件」ではない。「ノモンハン戦争」だ。でも日本では戦後になっても、未だに戦争ではなく事件だとされている。これは実に不愉快であるばかりでなく、歴史の実相を誤って理解することになる。なにせ2万人近い日本兵が死傷している戦場であり、しかも敗戦に終わった戦いでもある。これを事件だと矮小化するなんておかしいです。では、何故に戦争ではなく事件だと情報操作されたのか。ここに問題がある。もちろん、この情報操作には犯人がいる。このノモンハンでの戦いを上層部の許可なくして行った日本陸軍のエリートたちこそが、その主犯である。その中心人物は、あの「作戦の神様」と呼ばれた辻正信である。私にとっては、瀬島龍三、源田実と並ぶ悪しきエリート軍人である。日本のエリートの特徴は、権限は離さないが、責任は取ら...ノモンハン戦争田中克彦
日本人を騙す詐欺師が一番泣いているかもしれない。「地球の歩き方」を出版していたダイヤモンド・ビックしゃが倒産したと帝国データバンクが報じていた。海外旅行に行く際、よく買っていたガイドブックである。この十数年、ほとんど海外には行っていないが、若い頃は時間さえ取れれば海外に一人で飛んでいった。その際、初めの頃の愛読書は「地球の歩き方」であった。しかし、新宿は歌舞伎町の飲食店の申告をするようになってからは、このガイドブックを持ち歩くのは止めにしている。なぜなら警告を受けたからだ。バブルが弾けたといっても、当時の歌舞伎町はまだまだネオンが暗く輝く怪しい街であった。日本人だけでなく、シナ、コリア、タイ、フィリピン、ロシアと様々な国と人種が行き交う街、それが新宿歌舞伎町であった。私が税務申告を担当していたあるお店で、...地球の歩き方
今回、岸田首相のおひざ元である広島で行われたサミットに対する評価が興味深い元々は先進国首脳会議のことであり、西側先進国の主な国々で、その時の国際情勢を鑑みて意見を交換する場である。アジアでは唯一、日本だけが主要参加国であるが、特段アジアの立場を主張する役割は果たしていない。はっきり言えば、覇権国であるアメリカが、ほかの西側先進国に基調を合わせるよう要請する場であり、アメリカ以外の国がそれに抵抗する場でしかない。その程度の役割ではあるが、立場を変えてみると、けっこう厄介な話し合いである。実際、サミットの議題に挙げられてしまうロシアやチャイナにとっては、国連よりもはるかに厄介な国際会議である。だからこそ反発するのは当然だろう。それは分かる。分からないのは、今回の開催国である日本のマスコミ報道である。いくら広島...サミットの意義
ガーシー元参議院議員が帰国して逮捕された。正直私にはどうでもよい話ではある。元々飲食店経営時に芸能人を使って痛い目にあった恨みを、ネットを使って晴らしていた程度の人。脅迫で逮捕されるのが怖くて、不逮捕特権が欲しくてNHK党からの話にのっただけ。ただ、それだけの人だと思う。しかし、間接的ながらNHK党にマイナスのイメージを与えた点は評価していい。私は公共放送であるNHKが信用できないので、なんとかするべきだと常々考えていた。しかし、立花党首のやりようは、どうみても信のおけるものではない。だからNHK党を支持したことはない。だから当初からガーシー元国会議員の話題には関心が薄かった。それでも気になってはいた、ガーシー本人ではなく支持した人たちに関心があった。いったい何を期待してガーシーに投票したのだ、有権者は。...ガーシーの帰国
おそらくですが、誤解されていることが多いのがレアステーキだと思う。私は20代の頃までレアステーキとは、高温で表面を焼いて、中身は赤身の状態、つまり半生の肉のことだと思っていた。それは違うと教えてくれたのが、S事務所で私が決算申告を担当していたレストランのオーナーだった。実はレアステーキを美味しく焼き上げるのは時間がかかる。ウェルダンで焼き上げるよりも長い時間が必要になる。というのは、赤身の部分に十分な熱を通すために低温でじっくり焼き上げる必要があるからだ。そして、これが難しい。レストランのオーナー曰く、日本の飲食店で出すレアステーキは、そのほとんどが単なる生焼けで、本当のレアステーキではないそうだ。実際、私もその店でレアステーキを頂いたことがあるのだが、注文してから出るまで約一時間はかかった。強火で焼くの...レアステーキ
日本の常識は世界の非常識との言は、今も通じてしまうから情けない。世界中で軍隊をなくせば戦争がなくなるなんて思い込むのは日本だけだ。日本を潜在的敵国として警戒する半島国家やシナ、ロシアが日本の非武装化を裏から支援するのは分かる。しかし、理解不能というか、呆れるしかないのが、一般的な日本人にもかなりの数で非武装中立論に囚われていることだ。困ったことに、この脳内お花畑論者たちは、全体として善良で良識あるまともな社会人であることだ。本気で、真面目に非武装こそ平和を守る第一歩だと信じている。いや信じ込んでいる。麗しき脳内理想に囚われて、現実をみないこと甚だしい。そんな善良ながらも異常な日本人を培ってきたのが古代の平安時代である。実はこの時代の日本を統治していた政府には軍隊が存在していない。軍隊がなくても、平和を願う...逆説の日本史4井沢元彦
あぁ、やっぱりやっちまったな。期待された我が若き日本代表U20なのだが、アルゼンチン大会において予選敗退が決まってしまった。優勝候補の一角であるセネガルに勝てたのは良い。しかし、二戦目のコロンビアに負け、3戦目のイスラエル戦に至っては10人の相手に逆転負けである。実にだらしない。実はコロンビア戦の敗戦時から、海外のサッカーメディアでは日本のU20チームの先行きを危ぶむ声は出ていた。チーム戦術が丸裸にされていたからだ。だからコロンビアチームの戦術変更に対応できずに敗戦したとされている。そして呆れたことに、それは次のイスラエル戦でも改善されなかった。やはり、この世代は谷間の弱小選手ぞろいとの評判が上書きされてしまった。未だ日本のスポーツ紙には出てないが、敗戦の原因の一つは富樫監督の国際試合での経験値不足だと思...U20のGL予選敗退
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予定通り下記の「はてなブログ」へ引っ越しました。まだ全然勝手が分かりません。まぁ習うより慣れろ、為せば成るの精神で怠けつつやっていこうと思います。https://numanntak.hatenablog.com/引っ越し先
素人の趣味だと軽く考えていたが、とんでもない勘違いだったようだ。素人という言葉には、どこか軽く見る雰囲気が漂う。しかし、この素人たるアマチュアの人たちが日本の考古学、とりわけ文献の無い石器時代の研究に貢献してきたことには驚きを隠せえない。もっとも本書でも触れられているが、藤村真一氏による旧石器の捏造事件に代表されるように、個人の邪な願望を優先した事例もある。これが氷山の一角なのか、あるいは特異な事例なのか私は判断できる自信がない。だが現代の科学は、一つの事例について多方面からの考察と研究を求めており、第三者客観性を重んじる。藤村氏の捏造事件以降、旧石器時代の遺構の発掘作業は、多様な研究手法が活用されるようになった。それはそれで喜ばしいことである。私が本書を読んで驚いたのは、素人であるはずの高校生の考古学ク...古代史の謎はどこまで解けたか
学生の頃は毎年ゴールデンウイークには山に登っていた。そのせいで、今は憂鬱になることが時たまある。街中では、春であり、時には半袖で歩きたくなるほど快適な季節である。しかし山の上は違う。一言で云えば春と冬とを行き来する狭間の時期である。これが怖いが美しい。冬の蒼天は輝くほどに美しく、緑の芽吹いた山稜とのコントラストが目を奪う。山が最も美しく見える時期かもしれない。だがまだ高層の空気は不安定であり、高気圧も冬型である場合もある。つまり晴天でも空気は冷たい。この高気圧の後にやってくる低気圧は、この時期不思議なくらい連弾型というか通称二つ玉と呼ばれる暴れん坊だ。大気は気圧の高い(高気圧)ところから低い(低気圧)に流れる。冷たく湿気た大気が低気圧に沿い降下して地表にぶつかり急上昇する。この時に雨雲が発生する。GWの時...GWと雪崩
いやはや南友、もとい、いやはや何とも時間がかかる。なにがってブログ記事の引っ越しデータ作成である。現在申込はしたが未だ終了の連絡はない。どうもかなり混みあっているようだ。まぁ今が最盛期なのだろう。果報は寝て待て、ですね。引っ越し準備
だからサウジは弱くなった。それが痛感できたのが、先日に横浜マリノスに圧勝したサウジのクラブチームであるアル・ナスルを見た時の感想である。AFCアジア・チャンピオンシリーズ・エリートと称するアジアのクラブチームNo1を決める大会である。アr・ナスルはサウジアラビア・リーグではアル・ヒラルとの二強で知られている。特徴はなんといってもオイルマネーをつぎ込んでの著名選手を海外から招聘していることだ。ポルトガルのCロナウド、コロンビアのデュラン、セネガルのマネと有力な選手を抱えている。試合を観てみると、攻撃は明らかに外国人助っ人選手の独壇場であり、辛うじてDFとGKだけがサウジの選手である。日本のJリーグも当初10年以上、攻撃は外国人選手が中心であったが、それでも徐々に日本人の若手を競わせてプレーの質の向上を目指し...サッカーの強化方法
やばいくらいに快適だ。何がってハンズフリーシューズである。なにせ靴ベラを使わずに履けるかけでなく、脱ぐのも楽なのだ。私の本性はナマケグマなので、こんな怠惰な靴には本能的に惹かれてしまう。少し前から足腰の衰えを感じていた。心臓の機能が4割弱に低下したので、必然的に歩く速度が遅くなり、歩行距離も短くなっていたから当然だと思う。だから歩く時間を増やそうと思っていたが、スーツに合わせた革靴は長時間の歩行には向かない。だからスーツにも違和感のないスニーカーを少しづつ試している。やはり靴底が分厚くクッション性の高いスニーカーのほうが長時間歩いても疲労度が違う。30年前ならカラフルなスニーカーが主流であったが、現在はスーツ姿で履いても不自然に見えないスニーカーがけっこうある。私は歩くこと自体は嫌いではない。むしろ好きな...ハンズフリーシューズ
日本に戦争の危機が迫るとしたら、一に台湾、二に半島だと思う。特に台湾は共産シナが固執しており、軍事上の衝突が起きる可能性が高い。そして日本は無関係ではいられない。共産シナが台湾を欲するのは、国民党が国宝級の歴史的遺物を奪っていったからだと主張しているが、本音はかつての仇敵の殲滅であろう。シナ人の執念深さを軽視してはいけない。だが、もう一つの本音は、西大西洋への自由な出入り口を保持して、アメリカに対して強烈なアピールをすることだ。中国とは世界の中心の国を意味する言葉であり、アメリカではなくシナこそが世界の中心でなければならないと確信している。これはかつて太平洋を二分割することをアメリカに提案したことで顕在化した野心だが、もちろんアメリカが受け入れる訳がない。このアメリカの態度に期待を寄せるのは台湾の人たちだ...台湾危機と日本
戦うだけでは十分ではない。そのことを痛感したのは、大学4年の就職活動の時だった。以前にも書いたが、私は中学2年の秋までは大学どころか高校にも進学する気のない落ちこぼれであった。別に勉強嫌いであった訳ではない。母子家庭で家計に余裕がないと分かっていたので、中卒で働くつもりであった。だから勉強なんて必要ないと割り切っていた。ところが7歳の時に離別した父が突然連絡をとってきて単身会いにいくと、大学までの学費を負担するから進学しろと言うではないか。今更父親面かよと内心思ったが、進学できるならば、それに越したことはない。とはいえクラスどころか学年でも下から数えて一桁台の落ちこぼれの私だ。急いで私のような馬鹿でも相手してくれる塾を探して通うことになった。当然に今までの夜遊びの時間は激減した。当時はゲーセンや公園の裏で...デッドマウントディスプレイ第15巻
いつの時代にも騙される人はいるものだ。日本政府の負債が地方政府分と合わせて1,317兆円に達したと報じられ、国民一人当たりの負担額は1,063万円になるとの記事が出た。素直に「これじゃ、減税なんて言っている場合じゃないね」とのコメントもネット上に上げられていた。はっきり言いますけど、馬鹿ですね。馬鹿でなければ、財務省側の情報操作の一環でしょう。まず国の借金とは国債であり、その国債の所有者こそが債権者です。地方債も同様ですが、債権の所有者は主に金融機関、財団等の半公共団体、そして日本銀行です。個人の国債保有者が極めて少ないのが特徴です。この国債の保有者が外国人や外国企業、外国政府だったりするとデフォルト(債務不履行)の発生の可能性が高まります。つまり国家の破産ですね。日本の場合はまずあり得ません。何故なら国...バカは騙される
世界で最も人気のあるスポーツがサッカーだ。そして4年に一回開催されるサッカーの国別の世界一を決める国際大会がワールドカップ大会である。200か国を超える国が参加するだけに、予選を行うだけでも膨大な時間がかかる。その予選は各大陸別に開催される。欧州、アフリカ、アジア、オセアニア、北中米、南米に大別されるのだが、この中で最も巨大なのがアジアである。なにせ中近東から中央アジア、東南アジア、極東を含むのだから、予選も3段階に分けて行われる。このアジア予選を仕切るのがAFC(アジア・フットボール・コンフェデレーション)であるが、あまり評判が良くない。なにせ組織を牛耳っているのは豊富なオイルマネーを持つアラブ諸国である。組織の事務局こそマレーシアのクアラルンプールにあるが、その運営はアラブ諸国に牛耳られている。日本で...AFCの分割
金の問題ではない。このことが理解できていないマスコミ報道が多すぎる。トランプ大統領が、より多くの軍事貢献を求めていることをお金の問題にすり替える間抜けな報道が多くて困る。それどころか、これをトランプの横暴だと認識しているおバカが巷に溢れている。そうではない、これは20年以上前からアメリカが求めていたものだ。それをアメリカ軍の駐在費用の分担の問題にすり替えたのが日本のマスコミ様である。この問題は古くて新しい問題でもある。1960年代から70年代にかけて日米安全保障条約の改訂がなされるたびに、左派学生や労働組合、教職員組合が動員されて国会議事堂前で反対デモが盛大に行われた。しかし、集まっている反対派で、日米安全保障条約の内容を理解しているものは皆無であった。この軍事条約の本質は、アメリカは日本を守ってやるが、...アメリカが求めるもの
本を読むのは大好きだが、文章を書くのは決して得意ではなかった。特に簡潔に分かり易く書くのは苦手であった。だからインターネットが始まってから、ネット上のコミュニティに参加して、そこの掲示板に書くことで文章書きが上手くなれたら良いなと考えていた。それがAOLの会員限定のコミュニティであった。私はそこで掲示板に多数書き込み、徐々に文章を書く楽しさを覚えていった。しかし、AOLがコニュニティーの掲示板を廃止し、替わりにブログを導入した。それが2005年の秋であった。私のブログ書きは、ここから始まっている。数年間、AOLでブログを書き続けていたが遂にAOL自体が事業撤退となり、後継としてTeacupを紹介されたので、そちらに引っ越した。そこで十年近く書き続けたがやはりブログサービスの撤退を受けて引越し先として推奨さ...ブログについて
現生人類がその存在を認められるのは今から4~5万年前である。単純にネアンデルタール人からクロマニョン人へ移行したのではなく、混在したり、分化したり複雑な進化の経路を辿って現行人類が圧倒的な支配者となったことが分かっている。ただ、その移行の時期は氷河時代だと分かっている。氷河期が終わり、間氷期に入ったのは概ね一年前であるからして、現生人類が農業を始めたのは今から8千年ぐらい前だと言われている。つまり人類はその生存期間の過半以上、概ね3万年以上は遊牧生活で暮らしてきたと想像できる。農耕が始まったのは間氷期に入ってからで、そこから農産物の蓄積により富が溜まり、都市文明が花開いた。現代の人類はこの都市文明の発展から育ったものなので、遊牧生活は野蛮なものだとの偏見が、当然の考えとして広まっている。そう、遊牧生活が農...逆転の大中国史楊海英
私は以前から21世紀は、原油と食料と水を求めて戦争が起こると考えています。ただ20世紀に起きた二度の世界大戦のような形ではなく、局地的な紛争の頻発となるのではないかと予想しています。実際問題、冷戦終結以降、世界各地で起こった戦争は、規模が小さく他の国の支援を受けての地域紛争ばかりです。現在の覇権国であるアメリカの最新兵器は、基本的に対ソ連向けが中心で技術の粋を尽くしたものが中心です。多額の開発資金を投じ、大学や研究所、軍需企業等に協力を要請して製造した兵器は、いずれも高性能なものばかり。ただあまりに高額過ぎた。世界第一位の経済力を誇るアメリカでさえ、その高額な軍事費に疑問を感じざるを得なかった。特に税金の使途に厳しいアメリカの議員たちが疑問視したのが、コストパフォーマンスでした。ゲリラやテロリストたちが保...21世紀の戦争
お昼時になると、美味いと評判の店にはサラリーマンやOLが行列をつくる。ナマケグマの癖に食べ物に関してはせっかちな私は行列に並んでまでして昼食を食べるのは好きではない。時間の無駄に思えて仕方ないからだが、それでも美味しい昼食を気軽に楽しみたい気持ちはある。事務所の近くにある冒頭のカリー屋は、昼時になると常時行列の出来る店である。興味はあったが、並ぶのが嫌でいつも通り過ぎていた。実は神田界隈はカレーの名店が幾つもあるカレー激戦区でもある。時折人気投票などをやっているが、「ジンコック」は上位の常連店でもある。だから気になっていた。その日は氷雨が横殴りの風と共に吹き付けるせいで、外を出歩く人の姿は少なかった。もしやと思い、ジンコックに行くと2人しか並んでいない。これはチャンスと思い初めて並んだ。冷たい氷雨に吹かれ...ジンコック
どうも冷たい風に吹かれたせいで風邪を引いた模様。なので一日静養します。やわな身体になったもんですわ。お休み
日本サッカーの二つの欠点が明らかになったのが今回のU17アジア大会だ。初戦がUAEに3-1で勝利、次戦がヴェトナムに1-1で引き分け、そして三戦目がオーストラリアに2-3で敗北である。ヴェトナムとUAEが引き分けた為、得失点差で決勝リーグに進出、合わせて世界大会への出場も決まった。私は三戦ともネット観戦したが、個々人の選手の技量は決して低くない。ただチーム戦術が中途半端だ。特に二戦目のヴェトナム戦は勝ち切れたはずの試合だった。終盤で失点しての引き分けだが、あれはしっかりと守り切れなかった日本側の当然の失点だ。守るのか、攻め切るのかが明白でない中途半端な戦い方が失点を招いた。いったい廣山監督は何をしていたのだ。これはオーストラリア戦でも同様で、攻めるのは個人の技量次第で、守りのコンセプトが曖昧だった。守らな...U17アジア大会
いきなりブログサービスの終了のお知らせ。参ったね、teacupから引っ越してきて3年足らずなのに・・・仕方ない。次を探すか。gooblog終了
戦争でやってはいけないことの代表が、戦力の逐次投入だ。戦力を小出しして、相手の反応をみて方針を決める。歴史上、数多の政治家、将軍がやらかした典型的失敗である。やるのならば投入できる最大戦力を惜しまず出して、相手を圧倒して有利なポジションを得てから交渉に入る。戦争における王道であるのだが、これが出来なかった事例もまた多い。実は最大戦力を一気に投入するにはいくつかの条件がある。まず事前の情報収集であり、次に迅速な行動を可能にする連絡網の構築であり、具体的な行動のための道筋を明確にすることだ。そして困ったことに日本人はこれが苦手なことが多い。だからこそ歴史上の勝者である武将や政治家は、この迅速にして果敢な攻勢をするための準備を欠かさない。典型的なのは織田信長で、情報収集のための努力を惜しまず、街道の整備、海運、...10円値下げでいいよね
「お触りはダメよ」といきなり言われた。十数年前だが、銀座9の新橋側に新しい店舗が出来た。なんでもアメリカ版キャバクラもどきらしい。私はそもそも酒をさほど好きではないし、女性を侍らせて酒を楽しむ趣味もない。どちらかといえば、食事や会話を楽しむための酒である。第一、飲むならば自分のペースで飲みたい。だから女性が横について一々グラスを満たしてくれるのは、有難迷惑とさえ思っている。ただ、そうはいっても仕事の延長線上で飲みに行くこともある。友人ならまだしも、お客さんだと会話が途切れた時の空白がよろしくない。そんな時は場慣れしたホステスさんが仕切る銀座のクラブはけっこうありがたい。また若い顧客と飲む時は賑やかな新宿あたりのキャバクラを使うこともあった。だからアメリカ版のキャバクラってどんなもんだとの興味はあった。幸い...HOOTERS
相変わらずの軍事音痴に呆れてしまう。日本の国防を担う上で重要な戦術に、潜水艦による領海防衛がある。核恐怖症に陥っている日本では原子力潜水艦は作れない。だから通常動力の潜水艦を作って、広大な日本の領海を守ってきた。長年、通常型潜水艦を作ってきたのは川崎重工と三菱重工である。なかでも川崎重工の製作する潜水艦は、その高性能さで知られている。そのことは何よりも同盟国であるアメリカが良く知っている。なにしろ演習の度に日本の潜水艦に苦杯を舐めさせられてきたのだから。ただし、攻撃型原潜であるシーウルフ級はその強力な原子力エンジンを使って膨大な電力を生み出し、その電子探査能力は日本のそうりゅう型を上回るとされる。だから最強とは言わない。でもロシアはもちろん、シナの原潜は騒音が大きく日本の潜水艦に遠く及ばない。もちろんろく...情報戦
連帯責任は無責任と同意語だと思う。要は失敗の責任の重さを、当事者ではなく無関係な人たちにまで背負わせて軽減しようとする誤魔化しだと思う。実のところ私は学生時代、この連帯責任という奴を散々取らされている。だからはっきりと言ってやる。連帯責任を取らされて、真剣に責任の重さを痛感したことなんざ一度たりともない。思い出すのは「俺、関係ないじゃん」という口には出せない愚痴だけだ。はっきり言うが、連帯責任が有効なのが一定の仲間意識が成立している場合だけだ。だが大概の場合、なんで自分が巻き込まれるのだとの被害者意識が出るだけで、事態の改善には役に立たないと思う。ところが日本では別の使い方もある。それは個人の責任を薄めて、個人攻撃をさせないための連帯責任である。先日、高知県の中学校のプールで起きた水死事故がこのケースだと...プール中止
日本の大マスコミ様はとっても偉いので、国民は新聞やTVで報じられた真実を信じなければいけないと考えていらっしゃるようでアリマス(ケロロ軍曹の口調で)。特に大陸や半島へのお気遣いを欠かさないマスコミ様におかれましては、石破、小泉、河野はお気に入りでアリマス。八方美人主義で誰にでも媚を売り、勇ましい発言はしても必ず尻切れトンボになるヘタレっぷりは、我が日本国の首相として相応しいでアリマス。この三人ならば誰であろうと、きっと正義と潔白の野党との連合政権も可能でアリマス。ケロ?アメリカが心配でありますか。いやいや、大丈夫でアリマス。あの鳩ポッポや怒鳴る菅でも出来る仕事でアリマス。それどころか、きっと日米安保を破棄して、沖縄を中国に献上し、高純度ウランの製造技術を半島に捧げて対話による恒久的な平和を実現してくれるで...次期自民党総裁は
好きな怪獣は、と問われれば即座に「レッドキング」と答える。初代ウルトラマンに出てきた怪獣で、太平洋上の孤島である多々良島に生息する。骸骨みたいな小さな頭部にどれだけの脳みそがあるのか不明だが、頑丈な体躯と暴れっぷりは怪獣番長に相応しい乱暴者である。蛇腹模様の逞しい体と怪力で暴れまわるだけで、知恵もなく、落ち着きもない。ただただ暴れるしか能がない単細胞でもある。まさに怪獣とはかくあるべしを体現した偉大な怪獣様なのです。それなのに、何だこの漫画は、主人公の奴、正義のヒーローに変身するならまだしも、よりにもよって怪獣に変身するとは何事か。しかも、一丁前に悩んだり、愚痴ったりと人間臭いことこの上ない。怪獣なら怪獣らしく人類壊滅に貢献せんかい。この裏切り者めェ~。まったくもって、この怪獣8号はとんでもない奴である。...怪獣8号
なんか気になる。山梨県の富士吉田市の学校給食で出されたビワが原因で、小中学校の生徒126人が中毒を起こしたと報じられた。たしかにビワはリンゴや桃と同じくらいで、一定数のアレルギー反応を引き起こすことで知られている。だが割と珍しく、まさかビワがと驚いた方も多いと思う。私が子供の頃に住んでいた借家の庭にはビワがあり、夏ごろになると熟したビワを食べていた。この熟した時の見極めが難しく、早過ぎると不味い。その点、野鳥は凄い。一番美味しい時を見極めてビワを食べにくる。だから夏が近づくと、毎朝鳥に食われていないかを確認するのが日課だった。もっとも、ほとんどの場合鳥の勝利で、私らが食べられるのは全体の三分の一程度であった。もちろん熟しているので大変に美味しいし、アレルギーも出なかった。ただ親から種は絶対に食べるなと教わ...ビワの中毒
戦闘機のロールスロイス、そう呼ばれたのがアメリカのかつての主力戦闘機であるF15である。なにせ初期の頃は、あまりに高額すぎて日本とサウジアラビアしか買えなかったほどだ。だが実戦での墜落は皆無で、その戦闘力の高さは有名だった。その後F15Eという対地攻撃力を大幅に向上させたタイプが登場してからは、多くの国で採用されている。もっともアメリカ本国ではF22ラプターへと交替が進み、やがてはF35に代替されるはずであった。ところがその後、F15EXという改良機が発表された。ステルス性皆無のF15だが、このEXタイプは大量のミサイルを搭載した攻撃特化タイプであった。軽量な機体に大出力のエンジンをもつF15ならではの活用法であった。私は最近までF15を名機だと思っていた。ただF15には妙な話がいくつかあった。模擬戦闘に...弱いが強い
暑くなると、素肌の露出が増える。スケベ心丸出しでなんだが、やはり若い娘の日焼けした肌がのぞける姿には無意識にも視線を奪われる。もう還暦過ぎても、このスケベ心は健在なのだから、男の本能の強さには肩をすくめるしかない。とはいえ、男たちのスケベな目線にさらされる若い娘の心情は複雑であるらしい。厭らしい中年男のジメジメしたスケベな目線で見られるのは不愉快極まりない。これはまぁ分かる。しかし、イケメンの格好良い男性の目を引き付けるセクシーな姿には憧れるらしい。私が十代後半、多分大学浪人をしていた頃だと思う。当時私は予備校通いをする一方で、渋谷のホテルの駐車場で、係員のアルバイトをしていた。基本的に遅番が多く、仕事を終えるのは23時である。あの頃は、三軒茶屋に住んでいたから、その気になれば歩いて帰宅できた。まぁ一時間...政治家がするべきこと
>2021年、北海道旭川市で凍死した中学2年(当時)の女子生徒がいじめを受けていた問題で、市教委の第三者委員会が“黒塗り”で非公表にしていたとみられる文書がインターネット上に流出していることがわかりました。今頃になって良心がうずいたのか、はたまた隠し通せないと思ったのか爆弾文章が密かに公開された。被害者家族の心情を思いやり、敢えて黒塗りにしたそうだが、やはり本音は犯人の隠匿と事件の矮小化であろう。そもそもね、凍死に追いやるような暴挙を「いじめ」で済ませること自体おかしい。本来なら殺人事件として警察が動くべき事件だと思う。しかし、旭川市は左派系の労働組合が強い影響力を持ち、その筆頭である教職員組合が率先して事件の隠蔽を図る異常な地域である。教育委員会は当初は「いじめ事件」はなかったものとしようとした。しかし...子育てに不向きな町
悲しいことに歴史の授業を嫌う学生は多い。歴史好きの私だが、正直無理はないと思っている。だって年号と歴史上の史実だけを丸暗記するだけの勉強が面白い訳がないと痛感していたからだ。私が歴史を好んだのは、歴史小説を先に読み、歴史を面白いと思っていたからで、歴史の授業は大学予備校で武井先生や山村先生の講義を受けるまではつまらないと思っていた。日本の学校の歴史の授業がつまらない最大の理由はマルクス主義である。共産党宣言で名高いマルクスは、自分の主張を裏付けるために歴史を科学で化粧した。すなわち事実と年号だけで歴史を組み立てた。マルクス主義には同意できない歴史学者も、この科学的な歴史には惹かれてしまった。これを唯物史観という。しかし、この科学的偽装こそが歴史をつまらなくさせた最大の原因である。いい国作ろう(1192年)...なぜ、地形と地理がわかれば世界史が面白くなるのか関真興
騒げばいいのか?そんな印象が否めないのが、史上最多の立候補者が乱立した東京都知事選である。とにかく都知事の候補者ポスターを展示する掲示板がひどい。特に元N党の立花の遣り口がひどい。私はNHKが嫌いだが、都知事選とは関係ないと思っている。ところが立花の遣り口は、都知事候補者のポスターを展示するべき掲示板を利用して自分の主張をアピールするポスターを貼り散らかす。正直言って今回の都知事選挙は50人を超す立候補者がいるが、そのうち当選が本当に出来ると考えている候補者は十人に満たないと思う。つまり残りの候補者は、都知事になりたいのではなく、自分の政治的主張をアピールするだけに立候補している。その意味で元N党の立花と似たり寄ったりではあるが、掲示板を占拠するような暴挙はしていない。はっきり言って選挙妨害だと思うが、何...騒げば良しなのか
ワールドカップ大会アジア三次予選の組み合わせが決まった。正直、このC組をトップで突破できないようでは、本大会での活躍は絶望的だ。アジアの国々との対戦は、日本にとって厄介なのは承知の上。なにせ日本は今やアジアトップクラスの実力国だと看做されている。だから対戦相手は引いて守っての引き分け狙いも平気でしてくる。それでも無敗で予選を勝ち抜けたのは、日本人選手の基礎的な能力が向上したうえに、戦術的理解が格段に上がっているからだ。特に前線の選手の大半が欧州リーグで活躍しており、相手の守備陣を切り裂ける。選手たちの相互理解により、無人のスペースを作り、そこへボールを出しての得点機の創出は、日本サッカーの進歩を象徴する動きだと思う。ただ日本人選手はアジアではスター選手であり、その情報は広く知られており、対策をされるケース...三次予選分け決定
絶望の淵にある時こそ真価が問われる。平凡な人生を望んでいたのだが、それでもこれはヤバいと深刻に悩んだことがある。あれは大学4年の8月のことだ。たまたま出会った高校のWV部の後輩と飲んだ際、岩登りをしたいというので、当時私が練習によく登った奥多摩の岩場へ連れて行った。夏休み中とはいえ平日であるため、誰もおらず自由にコースをとれたのはありがたかった。40メートルほどの簡単なルートを登攀し、昼食のお弁当を河原で食べて、さあもう少しランク高めのルートへ挑んだ時だ。やはり2ピッチ、つまり40メートルほどのルートであり、1ピッチ目を慎重に登りテラスで一休み・・・のつもりであった。ところがセルフビレイのためのザイルをカラピナにつなげた直後のことだ。ザイルがするするっと滑り落ちていくではないか。慌てて手を伸ばしたが間に合...ロストバケーション
どうやら令和5年の日本政府の税収は70兆円を超えそうである。コロナが終わり、外国人観光客が戻り、円安効果で輸出が好調なのだから不思議ではない。私が不思議でならないのは、日ごろ財政赤字を声高に叫ぶ役人様や、その手先と化しているマスコミ様におかれましては、一向に減税の声が出てこないことだ。日ごと財務省の発表する財政赤字のニュースは大々的に報じる癖に、いざ税収が増えているにもかかわらず黙り込む。私は何度も書いているけれどマスコミ様は報じたがらないので、嫌みったらしく再び書くぞ。日本政府が膨大な財政赤字を抱えているのは事実だ。しかしその赤字の中身は国債が中心だ。国債は借金であり返済しなければならない。既に国債の返済は始まっており、日本政府の支出のうち4割近くがこの国債という借金の返済に充てられてる。だから財政危機...税収好調
真面目な人って突然切れるから怖い。そんな生きた実例が新日本プロレス育ちで、のちのパンクラスや藤原組で活躍した船木誠勝だと思う。私が主に観ていたのは、1980年代中盤の新日本プロレスの前座の試合だった。野上らと組んでの試合はスピーディーでありながらパワーも感じさせる活気のある試合だった。彼はバランスが良かった。鍛え上げた筋肉が不自然ではなく、動きも滑らかで、跳躍力もある。そして何よりも顔立ちが良かった。顔立ちの良さは善玉レスラーとして必須の項目であり、未来のエース候補だと思っていた。ただ身長が180前半なので、ヘビー級としてはいささか物足りなさを感じたが、同じくらいの身長の藤波辰爾が成功しているので、彼の後継者として新日本プロレスはかなり期待していました。ただ彼は良くも悪くも真面目であった。当時はUWF勢が...プロレスってさ船木誠勝
馬鹿にせずに一度は読んで欲しいと思う作家の一人にディーン・R・クーンツがいる。ホラー小説を娯楽作品として極めている作家だと思っている。どんなに恐ろしい怪物が登場しようと、あるいは凄まじく絶望的な状況下であろうと最後はハッピーエンドで終わる安心のホラー小説を提供してくれる。キングやマキャモンと比べると、ホラーの深度は浅いかもしれない。でも、必ず読者を安心させて笑顔で最終頁を読み切れる。変に後を引きずるホラー作家が少なくない中、徹底して娯楽作品に徹するクーンツは凄いと思う。ところが皮肉なことにハッピーエンドが分かっているが故に、クーンツの作品を過小評価されることが多い。とんでもない誤解というか、理解が斜め上過ぎる。陰惨なエンディングならば、ホラー小説としての面白いといえるのか。救いようのない絶望が待ち構えてい...12月の扉ディーンRクーンツ
日本の軍隊は強いのかと問われると答えに窮する。兵士の教育練度は高い。日本では各地方で自衛隊の募集拠点があり、各高校に生徒の斡旋を依頼している。ちなみにそれを妨害するのは平和ボケした左派活動家である。もっとも阪神淡路大震災や東日本大震災により、自衛隊が国民を守るために泥まみれで奮闘している姿を直に見た人たちから、劇的に評価が上がったのは確かだ。なにせ世界最強の軍隊を有するアメリカ軍の最大の悩みは、基礎的な教育程度が低い兵士たちである。とりわけハイテク兵器の多くは、高度な知的訓練を前提にしている。だが多くの下級兵はそれに対応でしない。そこでPMC(民間軍事会社)を利用しているのは隠せぬ事実である。もっとも日本でもあまり偏差値の高くない高校の卒業生が、最後の伝手で自衛隊を選ぶことも多く、その教育練度はさほど高く...少子化の怖さ
戦後の日本人の最大の欠点は、世の中の動きを経済中心で観てしまうことだ。私が事務所でたまに聴くラジオでのことだ。>タレントの大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)6月17日の放送では大竹が、経済アナリストの森永卓郎氏と共に、在日米軍再編に伴う在沖縄米海兵隊の米領グアム移転に関する東京新聞の記事を取り上げた。移転は今年12月から行われ、28年までに海兵隊約4千人をグアムに移すほか、ハワイや米本土などに約5千人を移動させることが見込まれている。森永卓郎氏今アメリカが何をやろうとしているかというと…グアムに海兵隊を移転させるというのは、今まで日本列島がアメリカを守るための防衛ラインだったのを下げるということです大竹まことグアムに。...軍事音痴
1980年代後半、私は病院と自宅を往復するだけの人生を送っていた。たまに入院もしていたが、家で巣篭りというか引きこもっていることが多かった。時間はいくらでもあったが、体力がなかった。それなりに衰弱もしていたが、なによりも免疫力が低く、人込みなんて怖くていけなかった。なにせ電車に乗っていて同じ車両に咳をする人がいれば、その日の夕方には感染して発熱して寝込んでいたほどだ。サッカー部の部員と間違えられるほど太かった大腿筋は痩せ細り、上半身は骨と皮。別にマッチョ願望はなかったが、長年の闘病生活で病み衰えた身体は私の劣等感そのものだった。だからこそだと思うのだけど、この頃はけっこうマッチョな俳優が主演する映画を良く観ていた。ただ風邪などの感染症が怖かったので、映画館には行かず、もっぱらレンタルビデオ屋で借りて自宅の...プレデター
昨今、日本中で多発する熊による被害を拡大したいのが日本政府だ。ヒグマはもちろん、一回り小型のツキノワグマでさえ拳銃や散弾銃では倒せない。必然的にクマを狩る場合に使用するのはライフル銃かハーフライフル銃となる。ところが今年になり、ライフル銃及びハーフライフル銃に対する規制が強化された。現状、これらの銃器を保有するのは、長年クマの駆除に貢献してきた猟友会のハンターたちである。そして、猟友会のメンバーは高齢化により年々減少しているのは時折報道されている。具体的には、現在は狩猟免許の取得後すぐに所持することができるハーフライフル銃について、許可の基準をライフル銃と同じ、『猟銃を10年以上継続して所持している人』などに限定するとしています。ただでさえ銃規制は厳しくなり、特に威力のあるライフル銃などは規制強化され保有...会議室にクマはいない
車に関心がない人でもジープの愛称で知られる小型車は知っていると思う。第二次世界大戦中に開発されて戦場に投入された小型自動車である。小柄な車体だが走破性能は高く、壊れにくく、修理も容易である。武装はなく、装甲もないが、その抜群の機動力で兵士たちに愛用された。重い重機関銃を運んだり、傷病兵を後方に送ったり、まさに万能の自動車であった。戦後、ソ連も似たような車両を作ったが、ジープほどの信頼性の高いものではなかった。呆れたことに冷戦時代、アメリカに敵対していた左派ゲリラでさえもジープを愛用していたほどだ。その後アメリカ軍はジープの後継として大型の自動車を採用した。横幅が広く、車高が高い独特のスタイルで、愛称はハンビィーである。やはり固定の武器はなく、装甲も薄いがジープよりも大型であるため兵士の移動や武器、食料など...戦場を駆ける車