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  • CAFE CITRONで一休み

    9月、井の頭通りの宮前5丁目の交差点に「CAFECITRON」を発見。フランス語でCITRONとはレモンのことだそうで、入口の左右にはレモンの木。数人でいっぱいになる小さなカフェだ。このときは、私がコーヒーで、クッキー?はおまけ。相方が紅茶で、何か忘れたが、ランチを一つ頼んだ。途中でケースの中を覗いていて、おいしそうに見えたザクロプリンを追加。子供の頃からザクロにあこがれていた私が「これザクロから、どうやって作るの?」って聞いたら、困った顔して、「ザクロジュースを買ってくるんです」って、失礼しました。10月のメニュー散歩の足を延ばして立ち寄った、この時は、私はたぶんカフェラテで、相方は、いつもの紅茶。カレンダーから休みの日を読み解くと、火曜日と水曜日は休みだが、祝日(10/11)はやっている。第3月曜日は...CAFECITRONで一休み

  • 深緑野分『スタッフロール』を読む

    深緑野分著『スタッフロール』(2022年4月14日文藝春秋発行、p468)を読んだ。文藝春秋BOOKSの作品紹介戦後ハリウッドの映画界でもがき、爪痕を残そうと奮闘した特殊造形師・マチルダ。脚光を浴びながら、自身の才能を信じ切れず葛藤する、現代ロンドンのCGクリエイター・ヴィヴィアン。CGの嵐が吹き荒れるなか、映画に魅せられた2人の魂が、時を越えて共鳴する。特殊効果の“魔法”によって、“夢”を生み出すことに人生を賭した2人の女性クリエイター。その愛と真実の物語。かつて映画で衝撃的だったことの一つは、人の顔を猿に変えるなどの特殊メイク(特殊造形)だった。しかし、2000年以前から少しずつCG(コンピュータグラフィック)がその座を奪い始めていた。この物語は、映画に限りない情熱を燃やす、戦後ハリウッドの特殊造形師...深緑野分『スタッフロール』を読む

  • 一昨日の朝の富士山

    11月24日、朝9時。邪魔していた建設中のマンション屋上の囲いが取れて、富士山の姿が見えてきた。送電線は目に入れなければ良い。一昨日の朝の富士山

  • 星乃珈琲でランチ

    さて、どこでランチにしべえ?東急吉祥寺店を出て、コピスA館の南の「元町通り」で立ち止まる。吉祥寺駅前、サンロード(参道路??)入口を左(西)へ曲がると、東急へと西に走るもう一つのメイン通りで、「ダイヤ街チェリーナード」。その1本北側の平行する通りが、横浜ではない「元町通り」。さらに1本北、コピスA館の北の細い通り名がビートルズではない「ペニーレーン」。ここに書くのも恥ずかしいネーミング。見上げると、「吉祥寺美術館」の向かい側あたりの「レンガ館モール」に大きな看板が目立つ。あまり時間もないので「星乃珈琲」にしよう。ここは前回今年の6月に続いて2回目。レンガの壁の古式豊かな階段を上ると、ガラスのケース内でなくむき出しのメニューサンプルが並んでいて、目の前に登場するのがオールドファッションの「星乃珈琲」だ。看板...星乃珈琲でランチ

  • 山田奈美『ぬか漬けの基本 はじめる、続ける。』を読む

    山田奈美著『ぬか漬けの基本はじめる、続ける。』(2016年3月25日グラフィック社発行)を読んだ。グラフィック社の紹介。ぬか漬けを始めたい人へ。ぬか床づくりの基礎と毎日のお手入れ法、トラブルQ&A、基本の野菜・肉・魚の漬け方を解説。ユニークなぬか漬けのバリエーションや、ぬか漬けを使ったレシピも紹介します。私・冷水はぬか漬けを、相方から十分な引き継ぎもなくほぼ自己流でなんとか10年以上続け、大根、キュウリ、人参などごく平凡な野菜の漬物を食卓に出している。飽きが来ている最近では、3,4日、ぬかを混ぜることなくほっぽらかしにして酸っぱすぎになることも多い。3年前に一冊、有元葉子著『ぬか漬け帖』を読んだが、あらためて初心にかえるために本書を読んでみた。以下、手抜き漬けの私の例を、()で追記する。1章ぬか床をつくろ...山田奈美『ぬか漬けの基本はじめる、続ける。』を読む

  • 11月(1)の花

    11月7日に届いた花赤いバラ2本、ピンクのバラ3本。ヤマジノギクは6輪ほどの花と多くの蕾。素敵な名前を持つミスカンサスというのは、写真右に伸びる細い葉。6個の赤いヒペリカムの実はつやつや。アカメヤナギはまだカラを被ったまま。4日後、バラは5本とも開花し、ヤマジノギクはほぼ全部が開花。淡いピンクのバラが、う~ん、守ってあげたい。アカメヤナギはまだカラを被っていて、銀芽は見られない。銀芽はこんなにふわふわになる(10日後)。ヤマジノギクは、山路野菊と書くが、別名荒野菊というように乾いた草原や林道際に咲く文字通り野菊だ。西日本で咲くが、関東には分布していないという。10月3日に届いたリンドウがまだ小さくはなったが立派に永らえている。一か月半近くになり、いじらしい。一週間経過して、バラは外側の花びらがハラハラと落...11月(1)の花

  • 上間陽子『海をあげる』を読む

    上間陽子著『海をあげる』(2020年10月31日筑摩書房発行)を読んだ。筑摩書房の「本屋大賞2021ノンフィクション本大賞受賞!」特設サイトにはこうある。ちいさき誰かに、自分の大事なものを渡すこと。おそらくひとの営みの根源にはこのようなことがあるのでしょう。私たちは自分の大事にしているよきものを、自分よりも小さなものに渡します。私もまた、いつか娘に海を渡すのでしょう。その海には絶望が織り込まれていないようにと、私はそう願っています。沖縄の若い人の調査・支援をする活動家で、琉球大学教授でもあり、3歳の娘を持つ母親でもある著者のエッセイ集。美味しいごはん27歳の時、陽子の夫に年間付き合っていた恋人がいた、その恋人は近所に住む陽子の友達だと告白した。ごはんも食べられず、眠れなくなった陽子は彼女を訪ね、何で私の家...上間陽子『海をあげる』を読む

  • ラ・クール・カフェ(La cour café)でランチ

    去年11月、とりあえずどこでもいいやと入ったラ・クール・カフェの料理がおいしかった。午後からも用事があるのでランチは手軽に済ますことにし、中道通りにいたので、ラ・クール・カフェ(Lacour(中庭)café)へ行った。確か、3回目だ。右の建物の2階にガラス越しに店内が見える(昨年の写真)。店内は思ったより狭くはない。今日の特別ランチメニュー私は、混ぜご飯を卵焼きで巻いただけの料理とばかにしていたオムライスをなぜか頼んでしまう。中のご飯が、いろいろな具が入っていておいしいのと、極薄の卵焼きの触感がイケた。オムライス、馬鹿にしてすみませんでした。相方は、エビとマッシュルームのマカロニグラタン。アツアツで、おいしかったとの事。いつものパターンで、私はコーヒーのブラックで、相方はホット紅茶。くつろげる雰囲気ではな...ラ・クール・カフェ(Lacourcafé)でランチ

  • 11月(1)の散歩

    10月14日のドウダンツツジの生垣。10月30日のドウダンツツジの生垣。逆から見ています。いつも旬の花を奥から出して飾っているお宅。今日置いてあったのはアザレア。オリーブの木、見つけた。黒光りする実、見っけ。葉の上に実がなるのがマンリョウ。葉の下側に実がなるのがセンリョウ。花壇に並ぶのはペンタス。黄色いピラカンサの大木。ボタンクサギ(牡丹臭木)って、枝葉に強い臭気があるらしいが、改名したら?5月下旬に咲く花・ボトルブラシ。南半球のオーストラリア原産の花なので、季節を間違えた?と思ったが、調べてみると、「初夏の最盛期後も2〜3回返り咲く」との記事もあった。10月31日ハロウィーンの日。保育士さんも、園児も扮装している。キャアキャア楽しそうなのは保育士さんの方。何の店と覗き込むと、台の上にじっとしているワンチ...11月(1)の散歩

  • 竹石松次『これが戦争の実態』を読む

    竹石松次著『これが戦争の実態~七十五年目の戦争実録~歩兵第二一五連隊・竹石三男中隊長の壮絶な記録中国・ミャンマー・シンガポール』(2022年9月5日東洋出版株式会社発行)を読んだ。2008年に94歳で亡くなった竹石三男さんが書き留めていた戦争の実態、実働部隊体験の克明なメモや日記、写真などの資料が見つかった。三男さんの娘さんからこの資料を託された甥の新潟放送(BSN)顧問・竹石松次さんが本書にまとめた。松次さんの叔父・竹石三男さんは1914年に新潟市で生まれ、1935年に歩兵第16連隊(新発田)に入隊。1939年に歩兵第215連隊中隊長となった。この間、中国本土、ビルマ、シンガポールで実働部隊として従軍した。中国戦線で、敵に協力していた集落の女子供が機関銃掃射を受けて殺された光景を見て、戦争にも限度がある...竹石松次『これが戦争の実態』を読む

  • 東京スカイツリーへ

    ワクチンは打ったし、コロナが酷くならないうちにと、久しぶりの遠出。高校生の時に日ごと高くなっていく東京タワーを眺めていた私は、スカイツリーになじめなくて、まだ登ったことがありません。といっても東京タワーへ登ったのは、神奈川県に越して、50代になってからなのですが。東京タワーは鉄骨で、スカイツリーはパイプの塊だ。中央の河ベルに見える金色はビール会社のあの評判のモニュメント。634mの伸びる影の先端は隅田川の桜橋へ。朝10時半。米粒のように見えるビル・家が無数に並び、通りの両側に中層のビルが並ぶ。数千万円~数十億円の札束が一面に並んでいるように思えた。天望デッキを経て、天望回廊を歩いて、最高到達点・4451.2mに。634mの71%=5/7(??)真下がのぞけるガラスの床があって、人を集めていた。そういえば、...東京スカイツリーへ

  • 米澤穂信の略歴と既読本リスト

    米澤穂信(よねざわ・ほのぶ)1978年岐阜県生まれ。金沢大学文学部卒業。大学卒業後、2年間だけという約束で書店員をしながら執筆を続ける。2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞受賞しデビュー。2011年、『折れた竜骨』で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞2014年、『満願』で山本周五郎賞受賞その他、『真実と10メートル手前』、『いまさら翼といわれても』、『本と鍵の季節』、『Iの悲劇』、『巴里マカロンの謎』、『さよなら妖精』、『春期限定いちごタルト事件』、『愚者のエンドロール』、『儚い羊たちの祝宴』、『王とサーカス』、『犬はどこだ』、『ボトルネック』、『インシミテル』、『遠まわりする雛』、『ふたりの距離の概算』、『黒牢城』など。米澤穂信の略歴と既読本リスト

  • 米澤穂信『黒牢城』を読む

    米澤穂信著『黒牢城(こくろうじょう)』(2021年6月2日KADOKAWA発行)を読んだ。KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」の特設サイトの書籍紹介本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の智将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の集大成。『満願』『王とサーカス』の著者が辿り着いた、ミステリの精髄と歴史小説の王道。第166回直木賞受賞、第12回山田風太郎賞受賞。4大ミステリランキング1位(「ミステリが読みたい!2022年版」、週刊文春ミステリーベスト10、『このミステリーがす...米澤穂信『黒牢城』を読む

  • Bo-peepで7回目のランチ

    1年以上ご無沙汰のカフェBo-peep(ボーピープ)でランチ。前回が6回目。Bo-peepはマザーグースの『LittleBo-peep』という唄に出てくる羊飼いの女の子の名前。このお店、いつもきれいで心地よく整えてある。壁にはクロスステッチ(刺繍)で描いた絵。陰影も良く表現されていて、なかなかの作品じゃない。こちらは童画?やわらかな色がほんわかな心地にさせてくれる。私が頼んだサラダがまず来て、トマトのグラタンが登場。アツアツでしばらくフーフーするだけ。掘り出すとけっこう具が出てくる。ここのコーヒーは私にもわかる本格物。カップもソーサーも見たことのあるものだ。相方はキッシュと紅茶。さすがに私にまわってこなかったが、これで満腹になるとは。コーヒーカップはウエッジウッド。シリーズ名”TURQUOISEFLORE...Bo-peepで7回目のランチ

  • 永井みみ『ミシンと金魚』を読む

    永井みみ著『ミシンと金魚』(2022年2月10日集英社発行)を読んだ。集英社文芸ステーションの内容紹介(著者とインタビュー記事(+写真)があります)「カケイさんは、今までの人生をふり返って、しあわせでしたか?」ある日、ヘルパーのみっちゃんから尋ねられた“あたし”は、絡まりあう記憶の中から、その来し方を語り始める。母が自分を産んですぐに死んだこと、継母から薪で殴られ続けたこと、犬の大ちゃんが親代わりだったこと、亭主が子どもを置いて蒸発したこと。やがて、生活のために必死にミシンを踏み続けるカケイの腹が膨らみだして……この世に生まれ落ちて、いつの日か死を迎え、この世を去る。誰もが辿るその道を、圧倒的な才能で描き出す号泣必至の物語です。第45回すばる文学賞受賞作。暴力と愛情、幸福と絶望、諦念と悔悟……認知症を患う...永井みみ『ミシンと金魚』を読む

  • 夏川草介『勿忘草の咲く町で』を読む

    夏川草介著『勿忘草の咲く町で安曇野診療記』(角川文庫な74-1、2022年3月25日KADOKAWA発行)を読んだ。KADOKAWAの紹介生きることと死んでいることはどう違う?現役医師が描く高齢者医療のリアル美琴は松本市郊外の梓川病院に勤めて3年目の看護師。風変わりな研修医・桂と、地域医療ならではの患者との関わりを通じて、悩みながらも進む毎日だ。口から物が食べられなくなったら寿命という常識を変えた「胃瘻」の登場、「できることは全部やってほしい」という患者の家族……老人医療とは何か、生きることと死んでいることの差は何か?真摯に向き合う姿に涙必至、現役医師が描く高齢者医療のリアル!解説・佐藤賢一上高地の入口にある小病院「梓川病院」の内科病棟の看護師・月岡美琴(みこと)が主人公。上司は、指導者の救急部師長・島崎...夏川草介『勿忘草の咲く町で』を読む

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