6月21日 大貫晋一 9回、101球、被安打7、奪三振4、与四球0、与死球1、失点0 6月22日 トレバー・バウアー 1回0/3、41球、被安打8、奪三振2、与四球1、与死球0、失点7 簡単に言えば、大貫投手は101球で完封勝利という準マダックスの好投だったのに対して、バ...
10年ほど前。まだベイスターズ暗黒時代の真っ只中、私はぼんやりとテレビを見ていた。 「『だめんず』にハマった私」といったタイトルの番組で、数名の若い女性が匿名で登場してそれぞれ体験談を語ると言う内容だった。 彼女たちは異口同音にそれぞれの「だめんず」達が如何にやる気がなく、...
国に国生みの物語があるように、日本一になったチームにはチームが生まれ変わり成長して栄冠をつかむまでのストーリーがある。ように思う。 2021年ヤクルトスワローズ優勝に至るストーリーはどこから始まったのだろうか。 青木宣親のMLBからの復帰からかも知れない。 2017年シーズ...
以前このブログで次のような記事を書いたことがある。 “山﨑康晃は170個のセーブを積み重ね、その間に失敗もしてきている。私は、彼の生命線はツーシームがわずかだが決定的にスタンダードを上回っていることだと考えているが、その生命線が破綻したと思われる危機も何度かあった。スタンダ...
今日11月26日は筒香嘉智の30歳の誕生日だ。 彼はベイスターズ久々の高卒野手ドラフト1位として2010年に入団した。その後もずっと注目していたが、もうあれから11年経ったのかという印象だ。 筒香選手は中学生の頃から頭角を表し、ボーイズ関西選抜の四番として世界大会にも出場し...
10月24日に上茶谷大河の契約更改が行われた。年俸4300万円から1000万円減の3300万円でサイン。 今年の上茶谷は出だしから大きくつまづいた。 4月1日ヤクルト戦2回被安打5 本塁打1 四死球3失点5 4月10日タイガース戦7回被安打1 四死球0失点1 負け 4月17...
日本シリーズの記憶(2017年横浜DeNAベイスターズ対福岡ソフトバンクホークス)
今日から日本シリーズの舞台は東京に移って第3戦が始まる。 スワローズもバッファローズも近年屈指の良いチームなので、きっと白熱した良い試合になるだろう。 私はその傍で2017年の日本シリーズについて書いてみようと思う。 2017年のクライマックスシリーズファイナルステージの戦...
タイラー・オースティンの契約成立がなかなか発表されない。 このところベイスターズOBのコーチ就任のニュースが相次いでいたので忘れていた(本当は思い出さないようにしていた)。 昨年のオースティン選手との契約は2年間であり、2年目は球団が選択権を持っていると言うことなので確実だ...
今シーズンの我がベイスターズは、コロナ禍でのビザ取得の遅れによる外国人選手の不在という大きな失敗から始まった。 そして、ジャイアンツとの開幕戦では志願の開幕投手だった濱口遥大が3回6失点と試合を作ることに失敗した。 その後じわじわと追い上げ、9回表に新加入の田中俊太の2点タ...
ファンがプロ野球選手を記憶にとどめる理由はさまざまだ。 江夏の21球 斎藤佑樹のハンカチ 松井の五連続敬遠 などなど そして何の理由で覚えられるかを選ぶことができないこともある。 相川亮二選手はキャッチャーとしては珍しく打率3割を記録しているし、オールスターにも出ている(い...
日本シリーズの記憶(1971年読売ジャイアンツ対阪急ブレーブス)
明日からヤクルトスワローズとオリックスバッファローズの日本シリーズが始まる。 来年こそは我がベイスターズがペナントレースを制し、クライマックスシリーズも勝ち上がって日本一を決めるこの舞台に駒を進めることを祈っている。 私の記憶の中で一番古くそして一番印象深い日本シリーズは連...
先日の記事で書いたように、今永昇太は多くの三振を奪い被打率は低いのだが被本塁打は比較的多い傾向であるのに対して、フェルナンド・ロメロはあまり三振はとれずヒットも打たれるのだが被本塁打は少なく防御率も良い。 そこで、この二人の傾向を「球質」の差という観点から考えてみることにし...
大洋、ヤクルト、巨人の投手コーチを歴任し名伯楽の誉れが高い小谷正勝さんがピッチング部門のコーチングアドバイザーとしてベイスターズに入団することになった。 小谷さんは1967年に國學院大学からドラフト一位で大洋ホエールズに入団し、その後、球団初のクローザーとして活躍された。 ...
あるところに、貧しい木こりの家庭がありました。2人の子どもがいて、兄はタクロー、妹はイシイという名前です。 クリスマス前の夜、彼らのもとに魔法使いのおばあさんがやってきました。2人は魔法使いから「私のチームが貧打で苦しんでいる。貧打を治すために『幸せの青い鳥』を見つけてきて...
2021年シーズン後半の我がベイスターズの戦いの中で、私はフェルナンド・ロメロと今永昇太という持ち味の大きく異なる二人の才能豊かなピッチャーに注目していた。 この二人の終盤6試合の成績を比べてみると下の表のようになる。なお、投球回数はロメロ43回に対して今永38回である。 ...
スポーツビジョンと呼ばれる研究がある。 さまざまなスポーツで視覚がどの様にして選手のパフォーマンスに影響を与えるのかを明らかにし、どのようなトレーニングをすればパフォーマンスを上げることができるのか、などを研究する分野だ。 藤木恭平さんの「トップアスリートのスポーツ視覚:野...
11月13日 かねてから噂されていた通り、前ジャイアンツコーチの石井琢朗がベイスターズのコーチに就任することが正式に発表された。 当時の親会社だったTBSとの間がうまくいかず2008年に広島に移籍してから14年ぶりの古巣への復帰だ。 彼は2008年のシーズン終了間近に球団か...
3年ほど前のある日の午後みなとみらいのTSUTAYAの前を小走りで通り過ぎる人がいた。少し跳ねるような走り方で、どこかで見たことがあると思った。 そうだ。ホセ・ロペスがホームランを打ってダイヤモンドを一周する時の走り方にそっくりだ、と思った。そう思ってもう一度見るとホセ・ロ...
クライマックスシリーズの記憶(2017年ファイナルステージ)
セリーグのクライマックスシリーズファイナルステージは昨夜の第1戦でスワローズが先勝して2勝0敗とした。 セパ両リーグが参加する形では2007年に始まったクライマックスシリーズの歴史の中で先に2勝0敗としたチーム(優勝チームのアドバンテージの一勝も含む)が敗退したのは一度だけ...
クライマックスシリーズの記憶(2016年ファーストステージ)
2016年はアレックス・ラミレス監督が就任した最初の年であり、序盤こそ出遅れたものの徐々に挽回し最終的には69勝71敗3分けと勝ち越しは出来なかったものの3位となった。11年ぶりのAクラスだった。 チームの中心になったのは当時24歳の筒香嘉智で、本塁打(44本)と打点(11...
牧秀悟が10月の月間MVPを受賞した。彼にとってはじめてのことだ。 10月は19試合で打率4割5分2厘、1本塁打、6打点の大活躍。負傷したタイラー・オースティンに代わって10月6日に4番に座ってからの15試合では5割1分7厘と言う驚異的なペースでシーズン最終盤を終えた。 チ...
横浜ベイスターズの暗黒時代とは、一般に、2002年から2015年の14年間を指す。 この14年間で最下位になること10回。Aクラスになったのは一度だけである。 特に、2008年から2012年までの5年間は連続最下位で勝率も4割を下回った。 2009年と2012年には首位との...
2021年のペナントレースは3月26日に三嶋一輝がジャイアンツ亀井善行にサヨナラホームランを打たれて幕を開けた。その時は開幕戦とは言え一敗は一敗と自分に言い聞かせたが、それ以上の重みを持つような嫌な予感がしていた。 その後、ベイスターズは交流戦で一時浮上しかけたものの最後ま...
11月4日 平田真吾投手が横浜市内の病院で右肘のクリーニング手術を受けたという発表があった。 平田は球団を通じ「来季を万全に戦うため、手術することを決断しました。今後はリハビリに励み、パワーアップしてグラウンドに戻ります」とコメントしたとのこと。 昨年から今年にかけて、我が...
11月4日 今日も嬉しいニュースがあった。 https://news.yahoo.co.jp/articles/1104fe13d54a2188dec6ad88fe12cb94cebb43d3/images/000 “昨オフにDeNAを退団後もトレーニングを続けてきたロペス...
二十歳の誕生日の直後に友人と二人で2ヶ月近いバックパッキングの旅に出た。 起点がロンドンで終点がパリということだけが決まっていて、その間の計画は全く未定と言う行き当たりばったりの旅だった。 自分にとってはじめての海外であり、はじめての冒険だった。 当時はユーレイルパスと言う...
牧秀悟のプロ野球選手としての最初のシーズンが終わった。 まずは彼がシーズン成し遂げたことを列挙してみよう。 打率.314(新人歴代2位) 153安打(新人歴代4位) 14度の猛打賞(新人歴代1位) 35二塁打(セ・リーグ新人1位) 5打席連続二塁打(NPB初) 22本塁打(...
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6月21日 大貫晋一 9回、101球、被安打7、奪三振4、与四球0、与死球1、失点0 6月22日 トレバー・バウアー 1回0/3、41球、被安打8、奪三振2、与四球1、与死球0、失点7 簡単に言えば、大貫投手は101球で完封勝利という準マダックスの好投だったのに対して、バ...
難敵の隅田知一郎投手から3点を奪い流れに乗るかと思われた水曜日の試合以降、連敗を喫してしまったベイスターズ。 交流戦のチーム打率はとうとう.197まで低下して12球団最下位。 特に、昨日の試合ではロッテの石川投手の緩急自在の投球に完全に翻弄されてわずか1安打、1四球に終わっ...
昨日はライオンズの今井投手に17三振でしたっけ? 3-0の完封負けで5連敗。 今井選手はともかく凄い投手になりましたね。 こういう方には早めにMLBに入っていただいて、日本の野球ファンとしてみんなで応援したいと思います。 さて、日付変わって今日の第二戦はアンドレ・ジャクソン...
今日は久しぶりに負けて悔しいと思うような試合だった。 昨日と一昨日は気持ち良いほどの完敗だったからね。 先発の石田裕太郎の立ち上がりはいつも通り良かった。 左打者に対してフロンドア気味に入ってくるシュート回転のストレートとシンカーをおり混ぜ、磨きをかけているスライダーも有効...
ということで、当初の予想通り福岡での第二戦も0-4で完敗した。 今日は初回からホークス先発の上沢投手を攻め、度会隆輝と佐野恵太の連打、牧秀悟のデッドボールで一死満塁のチャンスを作った。 続く宮崎敏郎はセンター返しのゴロで一旦は併殺崩れの間に1点先制という判定だったのだが、リ...
ソフトバンクの先発モイネロ投手はストレートが速く、高低を投げ分け、そして変化球は鋭く曲がる。 追い込んでからのカーブは打者からすると消えるような感覚ではないだろうか? 前回の登板ではヤクルト打線から18三振を奪うという歴史的な快投だったが、まだ好調を維持していたと思う。 対...
苦手の京セラドーム、魔の水曜日と不利な条件が重なった昨日の試合はアンドレ・ジャクソンの快投で4-0と勝利した。 その勢いをかって連勝しカード勝ち越しと行きたいところだったが、そうは問屋が卸さなかった。 ベイスターズ先発のトレバー・バウアーは立ち上がりから制球が不安定で、初回...
バファローズ九里亜蓮投手、ベイスターズ東克樹投手が先発した京セラドームでの第1戦。 好投手同士の投げ合いでロースコアの展開になると予想されたが、両投手とも安定感のある立ち上がりで4回を終えて0-0というまさにその通りの序盤戦だった。 今期の東投手は例年になく逆球が多く、真ん...
横浜スタジアムでの対日本ハム第3戦の先発は石田裕太郎投手。 2回に好調な筒香嘉智のソロホームランで先制してもらい、4回までは走者を許さず奪三振4という完璧なピッチングだった。 これまでビジターでは無失点の金村投手の高めの速球を捉えた筒香選手はもはや完全に復調したと言って良い...
今週はここまで東、ジャクソン、ケイ、バウアーの4本柱が先発して3勝1敗、悪くない、全く悪くない。 しかし、次ということになると急に心細くなるのだ。 今季のベイスターズ先発陣は球団史上最高の充実ぶりと言われていて、それはその通りなのだが、そう言っている人がイメージしているのは...
そう言えば、ムーミントロールのお友達のリトルミイはこんなことを言っていたっけ “あなたの夢を、そんなこと無理だっていう人いるでしょ。 こう言い返してやりなさい。 あなたには無理ね、でも私にはできるの、あなたと私は違うから、って” トレバー・バウアーも同じように思っているんだ...
交流戦の最初のカードを勝ち越すことができたのは、アンソニー・ケイの安定したピッチングのおかげだ。 150キロ台半ばのストレートとカットボールそしてスイーパーと球威も制球も申し分なく、楽天打線を寄せ付けなかった。 唯一のピンチは7回で、一死から石上泰輝がなんでもないショートゴ...
ここ数年、同じことで何度も驚いてしまうことがあり、そのことにむしろ驚いてしまう。 例えば、ネット上の野球関連ニュースで ノーバン始球式 という見出しがあると、 えっ! ノーパン始球式? と言って驚いてしまう。しかも、全く学習するということがなく、翌週に同じような記事があると...
各地に強い雨を降らせた雨雲は日本列島を横断し、今日の午後に仙台にさしかかった。 1時から森林どり泉で行われたファームの楽天-DeNA戦は降雨のためノーゲームとなり、18時開始の1軍の交流戦もこの雨雲が通過するのを待ち、19時になってやっと開始された。 プレイボールが1時間遅...
先発トレバー・バウアーの初球がヤクルト先頭の北村選手にものの見事に打ち返され先制のソロホームランとなった。 まん真ん中のストレートとは言え、150キロ超のボールがこれほど簡単にスタンドまで持っていかれるのはボールが走っていないのか、と不安に思った。 おそらく本人も同様の印象...
昨日の快勝に続いて今日もしっかり貯金を増やしたい、とみんな思っていましたよね? でも昨日の最終回にドタバタしたことで流れが悪くなったのではないか、という心配もありましたよね? 前回完封したとは言え今季まだ一勝の石田裕太郎投手と今やスワローズのエース格となった吉村投手のマッチ...
(昨日の記事より) 明日からは横浜に帰ってヤクルト戦だ。 ケチャドバ、という言葉もあるんだぜ。 得点をドバドバ挙げてください。 という予告通り、圧倒的とまではいかなかったものの、3連続完封負けのチームとしては十分にドバドバといっても過言ではないくらいの打線の中爆発を見せてく...
ベイスターズがマツダでの第二戦を0-3で落としてから3試合連続で完封負けを喫しているのはご承知の通り。 対阪神3連戦の初戦と第二戦はいずれも0-1で敗れると言うフラストレーションのたまる試合だった。 特に昨夜の試合では11安打と4つの四球でしばしば塁上を賑わせたにもかかわら...
昨日の広島地方の大雨で第二戦は中止となり、今日の対カープ第3戦はスライドした床田投手と我が社のエース東克樹の先発で始まった。 両投手とも初回と2回は完璧なピッチング。 東投手は出力を抑え気味にしつつ、しっかりとコマンドの効いた投球のように見えた。 特にストレートのキレは一時...
今日の広島は大雨で、早々にカープ-ベイスターズ戦の中止が発表された。 他の二試合はいずれもドーム球場で、やはりこういう時は屋根という存在が羨ましくなる。 5位ドラゴンズが首位タイガースに5-4で競り勝つ一方、4位のジャイアンツが6位のスワローズを4-2で下したため、上位4チ...
今日の先発は東克樹と伊藤将司という両左腕。 好投手同士の投げ合いということで昨日に続いて投手戦が予想された。 2人とも球速はそこそこながら、キレと制球に加えて打者との駆け引きにも長けている。 先手をとったのはタイガースだった。 2回裏、2軍での再調整から昨日復帰したばかりの...
選手の登録・抹消の公示というのは深読みすると色々な情報を含んでいることがわかる(単なる憶測に過ぎず全く見当はずれということも多いのだが)。 例えば、今日の公示で井上絢登選手の抹消が発表されたが、これはまず間違いなく軽度の肉離れで離脱していた宮﨑敏郎選手(6月7日抹消)が21...
先週日曜日のソフトバンク戦で初先発し、初勝利を挙げた新人の石田裕太郎投手は試合後のヒーローインタビューで、チームの連敗をストップしこれから連勝の起爆剤になりたい、と語っていたが、それが実現した。 あれから、チームはZOZOマリンでロッテをスイープし、ジャクソン、ケイ、大貫と...
「凄い投手」と言うカテゴリーがある。 彼らは球威で打者を支配し、三振の山を築く。 「速い投手」と言うカテゴリーもある。 彼らはともかくストレートが速い。彼らの投じる球体の高速移動は物理現象として魅力的であり、プロ野球というスポーツの花形の一つである。 「上手い投手」と呼ばれ...
今日の先発は昨年の9月以降勝ち星のないハマちゃんとプロ初勝利を狙うライオンズ青山投手のマッチアップ。 青山投手は力強いストレートと落差の大きいフォークボールで序盤から飛ばしていた。 これはなかなか難しそうだぞ、と思っていたところ、3回の攻撃で下位打線が着火して戸柱、京田の連...
今日のベイスターズ先発は中10日で大貫晋一。前回の日本ハム戦で4回7失点と炎上したことから、課題を解消しての登板だったと思う。 しかし、相変わらずストレートの出力が不足しており、変化球を駆使して投球術で11連勝後の反動なのか好調とは言えないロッテ打線をなんとか抑えていった。...
珍しく日曜日の横浜スタジアムで勝利したベイスターズ。 しかも相手が難敵ソフトバンクだったということなので、この勢いを大事にしたい。 元々火曜日は勝率が高いので、ロッテとの3連戦の初戦は是非とも取りたいところだ。 このところ、火曜日の先発は好調のアンソニー・ケイ投手がつとめて...
“一生残る、一瞬にために” これは2019年シーズン終盤戦のベイスターズのスローガンだった。 同時に動画も配信されていたので記憶に残っていらっしゃる方も多いと思う。 当時のベイスターズのスローガンはラミレス前監督が英語で作ったものが多かったが、この時は、当時の主将筒香嘉智が...
ここに来てベイスターズでは主力選手の故障や負傷による登録抹消が相次ぎ、試合の方も水曜日から3連敗。 特に今日のソフトバンク戦の先発はモイネロ投手対先日ファームのくふうハヤテ戦で炎上したばかりの森唯斗投手ということで、覚悟していたとはいえ、完膚なきまでに打ちのめされる1-10...
久しぶりに現地で森原康平投手のピッチングを見た。 一塁側ネクストバッターズサークルの直ぐ後ろの席だったので、特に右打者と対峙した時の球筋がはっきりと見える。 なんと言ってもフォーシームの力強さがずば抜けている。 今日はアンソニー・ケイやローワン・ウィックという150キロ代半...
中川颯投手は大丈夫なのだろうか? 3-2でリードしていた5回裏、唐突に交代が告げられた。 球数もまだ55であり、勝利投手の権利のかかる5回を前に降板するというのは故障かも知れないと思っていたが、試合後、やはり本人が右肩の違和感を申し出たとの報道があった。 オリックスに所属し...
ベイスターズは最終回に一点差を追いつくと、延長10回で勝ち越し、4-3で接戦を制した。 試合が終わり、勝利のハイタッチや互いの健闘を讃える儀式のような時間が過ぎると、選手たちはとりとめもなくガヤガヤしながらロッカールームへと引き上げて行った。 ベンチに残った選手は森敬斗のみ...
昨日活発だった打線は急冷され、楽天に0-4と4安打完封負けを喫した。 試合を通じて大きなチャンスはなく、チャンスの芽は全て併殺で潰えた。 先発のジャクソン投手は抜群の立ち上がりを見せ、ストレートの球威も素晴らしかったが、4回の太田選手のソロホームラン以降はバランスを崩したと...
今日の横浜の天気は日中こそ何とか持ち堪えていたが、夕刻になり試合が始まる頃になると今にも降り出しそうな気配。 そして、とにかく風が強い。 3連敗で迎えた交流戦、最初の試合はホームに楽天を迎えて行われる。 試合をやりたいような、やりたくないような、横浜地方の空模様と同じような...
先週は幸先よくヤクルト相手にスイープを決めたが、その後、ホームで広島に三連敗を喫するという乱高下だったベイスターズ。 スポーツ紙やネット上の意見では残塁の山、拙攻続き、首脳陣の無策などという言葉が並んだ。 このうち残塁については、連日の二桁残塁という記録が残っている以上、は...
ベイスターズの先発は自身2連敗中の石田健大、ヤクルトの先発はファームでの調整を経て約1ヶ月ぶりの登板となる高橋圭二。 どちらも勝ちに飢えている状況での登板だった。 先手をとったのはベイスターズ。 初回、先頭の蝦名達夫が高橋投手の高めのボールを上手く叩いてセンター前にゴロで抜...
今日のジャクソン投手は先週金曜日のイースタンでの登板と同様、コントロールが破綻することもなく持ち前の球威を活かすことができた。 初回は丸山、竹岡を連続三振、オスナ選手をショートフライに打ちとり三者凡退のスタートを切った。 ここまで全球ストレート。一巡目はその威力を印象付ける...
今日の午後はイースタンリーグの試合があり、ベイスターズは西武に5-1で快勝した。 先発の石田裕太郎投手はドラフト5位で中央大学から入団したばかりの新人だが、力のあるストレートと落ちの良いシンカーの制球が素晴らしく、大崩れしない投球術を身につけているようだ。 今日は6回、プロ...
甲子園で佐々木主浩と谷繁元信が抱き合って飛び上がりベイスターズの直近の優勝(最後の優勝とは言わない)が決まった1998年10月8日から2日後に中川颯投手は戸塚で生まれた。 地元ということもあり、中川投手は小学生時代からベイスターズファンだったらしい。 その頃、ベイスターズジ...
今日の東克樹の立ち上がりはボールが高く、初回先頭打者の岡林選手に浮いたスライダーをセンターに運ばれ出塁を許した。 3球続いたスライダーを捉えられた形だが、このところ山本祐大捕手が同じ球種を続けて打たれる場面が目につくようになった。 配球に正解はない、とも言われるので、根拠が...