6月21日 大貫晋一 9回、101球、被安打7、奪三振4、与四球0、与死球1、失点0 6月22日 トレバー・バウアー 1回0/3、41球、被安打8、奪三振2、与四球1、与死球0、失点7 簡単に言えば、大貫投手は101球で完封勝利という準マダックスの好投だったのに対して、バ...
プロ野球の投手、特にクローザーはメンタルが重要だと言われる。 本人のメンタルはもちろんのこと、対戦する打者のメンタルも重要な要素となる。 そして、スタンドを埋め尽くす(コロナ禍の今は出来ないが)我々ファンのメンタルだってクローザーとバッターの一対一の勝負に影響を与えているこ...
須田幸太投手は1986年生まれ。 茨城県石岡市の出身で、県立土浦湖北高等学校ではエース兼4番。 強豪並みいる茨城県で県立高校の雄として頭角を表し、2年秋にチームを関東大会初優勝、3年春に選抜高等学校野球大会初出場に導いた。 3年春の選抜大会では、鵜久森淳志(日本ハム、ヤクル...
今永昇太投手の契約更改が先日行われ、年俸は現状維持の1億円(推定)となった。 その際、三原球団代表と次のようなやりとりがあったそうだ。 (スポーツ報知 12月23日) “三原代表に「アメリカに興味はあるか」と聞かれ「あります」と答えたという今永。 予想外の問いかけにも、気持...
このブログでも何度か取り上げたように、今シーズンの牧秀悟選手は素晴らしい成績をおさめた。 主なものだけ挙げても、次の通り。 打率.314(新人歴代2位) 、22本塁打(新人歴代8位) 14度の猛打賞(新人歴代1位) 、4度の1試合4安打(ルーキー初) 35二塁打(セ・リーグ...
昨日から伊藤光捕手に関する記事が各スポーツ紙にいくつか掲載された。 一つは自分自身の体調やメンタルに関するもの(日刊スポーツ12/26)で、その中でサッカー元日本代表主将のDF長谷部誠さんの著書「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」を読んで考えたこととして次のよ...
12月25日の神奈川新聞に次のような記事が出た。 “腹をくくって、原点に立ち返る。 横浜DeNAの上茶谷大河投手(25)は大学時代の投球フォームに戻して来季に挑む。 現在のフォームに比べて故障のリスクが高いとされるが、「けがをしないで0勝か、けがをしやすくても勝つかなら、リ...
あれは2017年 日本一になった1998年以来の日本シリーズ出場を果たした年だった。 対戦相手は当時最強のソフトバンクホークスだ。下馬評は圧倒的にホークス有利で、ベイスターズは4連敗で終わるのではないかと言われていた。 案の定、初戦から3連敗して後がなくなった。 人々の声は...
10月28日の今季最終戦(マツダスタジアム)でのカープ戦は0-7 の大敗だった。 あの日京山は力強いストレートを投げていたが、6回につかまった。小園のライト前ヒットの後、4番西川の意外なバントの構えを警戒しすぎてストレートのフォアボール。この辺から彼のピッチングのバランスが...
12月22日 例年通りやや早めにDeNAベイスターズは仕事納めを行った。 三原一晃球団代表は、会見を行い、今オフの積極的な動きについて次のように述べている。 “今までとやり方をちょっと変えた。 正直、昨年FAで2人(梶谷、井納)の選手が出ていったのは決して小さい出来事ではな...
オースティン選手(3+1)年契約 球団の本気に今度は我々が応える番だ
12月22日未明に年末最大の朗報が知らされた。 (サンケイスポーツ記事より抜粋) “来季から3年総額8億5000万円規模で合意し、4年後の2025年の契約オプションも球団が保有する。近日中に発表される。 1年目の昨季は65試合で20本塁打を量産。今季は来日が遅れながらも10...
12月21日 桑原将志選手が年俸変動制の4年契約を結んだ。年俸は1億500万円だそうで、三嶋投手の場合と同じくこの額が最低額として補償されて成績に応じた上積みがあるのだろう。 今年の年俸が4900万円なので、大幅アップだ。来年はFA権取得の見込みなので、それを双方承知の上で...
今シーズンのベイスターズの試合を見ていると、広島などの守備の良いチームとの差を感じることが何度かあった。そこで、少しデータを調べてみることにした。 各ポジションを最も多くのイニング守った選手の守備の指標UZR※は以下の通り。 ※Ultimate Zone Rating: 同...
東克樹投手は来シーズンに向けて自分自身をどのように設計しているのか
設計というのは、まだ無いものがどうあるべきかを考え、それを具体的な形にしていく行為だ。 将来設計という言葉があるように、我々は皆これからどうなりたいかを考え、その姿や振る舞いに近づけるように努力したり諦めたりする。 対戦相手に研究され対策を練られる立場にあるプロ野球の投手に...
12月14日 地元の神奈川新聞をはじめ多くのスポーツ紙上で大貫晋一投手のインタビュー記事が掲載された。ほぼ共通した内容なので、主なポイントをピックアップしてみる。 「最下位になってすごく申し訳ない気持ち。でも得られたものもある」 「豆苗からゴボウくらいになりたい」と昨オフは...
2010年冬に住生活グループ(現LIXILグループ)がTBSからベイスターズを買い取ろうとし、そして断念したことは既に書いた。 実はその時並行してDeNAが新オーナーになると言う話もあったらしい。 2010年にTBSホールディングの取締役からDeNAの最高財務責任者だった春...
先日の記事で冬になるとなぜか暗黒時代のベイスターズのことを思い出すと書いた。 実は、この時期に思い出すことがもう一つある。 TBSによるベイスターズ球団売却騒動だ。 2010年冬。本拠地の横浜スタジアムでの観客動員数は減少していた。 日本一となった1998年前後は年間160...
12月16日 牧秀悟選手の契約更改が行われ、1300万円から5倍以上の年俸7000万円(5700万円アップ。推定)でサインした。 5倍超となる大幅アップとなった牧選手は交渉後の会見で「本当にいいのかなというくらい」と、驚きを隠せない様子だった。 「ビックリしました。全然想像...
12月15日 NPB AWARDS2021が発表され、記者投票で選ばれる新人王は、セ・リーグが広島・栗林良吏投手、パ・リーグはオリックス・宮城大弥投手という結果だった。 また、例年に無い高レベルの新人王争いとなった2021年はセパ合わせて過去最高の6名が新人特別賞を受賞した...
日本シリーズが終わってシーズンオフとなり、冬が来ると何故か暗黒時代のベイスターズのことを思い出す。 若い読者の方もいらっしゃると思うので簡単におさらいしておくと、横浜ベイスターズの暗黒時代とは、一般に、2002年から2015年の14年間を指す。 この14年間で最下位になるこ...
12月14日 日本ハムファイターズからノンテンダーとなっていた大田泰示選手のベイスターズ入団が決まったことが球団から正式に発表された。 年俸は5000万円で背番号は未定。今シーズンの年俸が1億3000万円なので大幅な減額だが、出来高については手厚く設定されていることと思う。...
ベイスターズの2021年は6年ぶりの最下位となったシーズンだったが、同時に、手術の年でもあった。 投手陣については、今年に限らず、投球の高速化やスライダーの多投などが顕著なここ数年の傾向として、肩・肘のクリーニング手術やトミージョン手術(1970年代に米国のフランク・ジョー...
12月12日。石井琢朗コーチが2年目のシーズンを終えた森敬斗選手について「スタメンに名を連ねるには、しないといけないことがたくさんある」と言い、時間をかけて大成させるプランを思い描いているという記事があった。 「(潜在能力に)見合った土台づくりをしないと。基礎となる部分をし...
12月10日 三嶋一輝投手がベイスターズと3年間の契約を新たに結んだというニュースがあった。 年俸1億2000万円(現状は1億1000万円)の変動制とのこと。恐らく、最低年俸として1億2000万円が保証されていて、成績に応じて上積みがあるという契約だろう。 三嶋投手は、順調...
12月9日 日本ハムファイターズからノーテンダーとなった大田泰示選手の獲得に向けてベイスターズが調査を行い、すでに交渉を行ったというニュースが出た。 複数球団が調査という報道も少し前にあったので未だどの様に決着するのかわからないが、実名が挙がっているのはDeNAだけであり、...
ベイスターズ暗黒期の数々のボタンのかけ違いを正す作業が、現在、急ピッチで進められている(ここはNHK BS球辞苑のナイツ土屋伸之さんの口調で読んでいただきたい)。 12月8日 楽天ゴールデンイーグルスでプレーしていた藤田一也内野手がベイスターズに入団することが決まったという...
米国のエージェントがSNSでつぶやいていた通り、ブルックス・クリスキー投手のベイスターズ入団が決定した。 年俸およそ8000万円の単年契約で2年目のオプション権等の詳細は不明だ。背番号はまだ決まっておらず、今後公表される。 昨年フェルナンド・ロメロが入団した時に発表された彼...
そろそろ横浜DeNAベイスターズの創世記を再開すべき時がきた
イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリの著した「サピエンス全史」という本はベストセラーになったし、漫画版も出たようなのでお読みになった方も多いと思う。 この本では、冒頭で、人類とその他の動物の最も重要な差異は何かということについての考察を行っていて、著者は共同作業に注目...
12月5日 フェルナンド・ロメロがベイスターズに残留することが決定したという情報を彼の米国のエージェントがSNS上で公表した。 年俸は115万ドル(約1億3000万円)だそうだ。今シーズンは7000万円だったので、倍増に近い。 この金額について、早くもインターネット上では妥...
昨日(12月4日)、横浜スタジアムでファンフェスティバルが行われ、今年のドラフトを経て入団の決まった新人たちも参加した。 ステージに登った小園投手は、自身のアピールポイントとして「ピンチでの粘り強さ」を挙げ、「チームの勝利にたくさん貢献したい」と力強く語っていた。 良く言わ...
昨日、ベイスターズの新入団発表があり、それぞれの選手の背番号も同時に明らかにされた。 やはり一番注目されたのはドラフト1位の小園健太投手(市立和歌山高校)の18番だろう。この番号は言わずと知れた三浦大輔監督の現役時代の背番号であり、彼が一代でエースナンバーにしたと言う印象が...
ボルティモアオリオールズ所属のブルックス・クリスキー投手が先月末で退団し、アジアでプレーすることになるようだと言うニュースがあった直後、彼は我がベイスターズに入団することがほぼ確定したと言う報道があった。複数のソースからの情報なので、決まったと思って良いのだろう。 ブルック...
大洋ホエールズそして横浜ベイスターズは、本来、守備力のないチームというわけではない。 内野手には華麗な守備を誇ったレジェンドたちがたくさんいるし、特に遊撃手については、山下大輔さん(1976年から8年連続ダイヤモンドグラブ賞)と石井琢朗さん(1997年〜2001年ベストナイ...
毎年恒例のFAの季節が始まった。 我がベイスターズの宮﨑選手やカープの大瀬良投手と九里投手などについては既にFA宣言はせずに残留ということが決定しており、比較的静かだと言われているが、それでも中日又吉投手がFAすることを宣言し、ベイスターズも獲得に向けて動くという報道があっ...
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6月21日 大貫晋一 9回、101球、被安打7、奪三振4、与四球0、与死球1、失点0 6月22日 トレバー・バウアー 1回0/3、41球、被安打8、奪三振2、与四球1、与死球0、失点7 簡単に言えば、大貫投手は101球で完封勝利という準マダックスの好投だったのに対して、バ...
難敵の隅田知一郎投手から3点を奪い流れに乗るかと思われた水曜日の試合以降、連敗を喫してしまったベイスターズ。 交流戦のチーム打率はとうとう.197まで低下して12球団最下位。 特に、昨日の試合ではロッテの石川投手の緩急自在の投球に完全に翻弄されてわずか1安打、1四球に終わっ...
昨日はライオンズの今井投手に17三振でしたっけ? 3-0の完封負けで5連敗。 今井選手はともかく凄い投手になりましたね。 こういう方には早めにMLBに入っていただいて、日本の野球ファンとしてみんなで応援したいと思います。 さて、日付変わって今日の第二戦はアンドレ・ジャクソン...
今日は久しぶりに負けて悔しいと思うような試合だった。 昨日と一昨日は気持ち良いほどの完敗だったからね。 先発の石田裕太郎の立ち上がりはいつも通り良かった。 左打者に対してフロンドア気味に入ってくるシュート回転のストレートとシンカーをおり混ぜ、磨きをかけているスライダーも有効...
ということで、当初の予想通り福岡での第二戦も0-4で完敗した。 今日は初回からホークス先発の上沢投手を攻め、度会隆輝と佐野恵太の連打、牧秀悟のデッドボールで一死満塁のチャンスを作った。 続く宮崎敏郎はセンター返しのゴロで一旦は併殺崩れの間に1点先制という判定だったのだが、リ...
ソフトバンクの先発モイネロ投手はストレートが速く、高低を投げ分け、そして変化球は鋭く曲がる。 追い込んでからのカーブは打者からすると消えるような感覚ではないだろうか? 前回の登板ではヤクルト打線から18三振を奪うという歴史的な快投だったが、まだ好調を維持していたと思う。 対...
苦手の京セラドーム、魔の水曜日と不利な条件が重なった昨日の試合はアンドレ・ジャクソンの快投で4-0と勝利した。 その勢いをかって連勝しカード勝ち越しと行きたいところだったが、そうは問屋が卸さなかった。 ベイスターズ先発のトレバー・バウアーは立ち上がりから制球が不安定で、初回...
バファローズ九里亜蓮投手、ベイスターズ東克樹投手が先発した京セラドームでの第1戦。 好投手同士の投げ合いでロースコアの展開になると予想されたが、両投手とも安定感のある立ち上がりで4回を終えて0-0というまさにその通りの序盤戦だった。 今期の東投手は例年になく逆球が多く、真ん...
横浜スタジアムでの対日本ハム第3戦の先発は石田裕太郎投手。 2回に好調な筒香嘉智のソロホームランで先制してもらい、4回までは走者を許さず奪三振4という完璧なピッチングだった。 これまでビジターでは無失点の金村投手の高めの速球を捉えた筒香選手はもはや完全に復調したと言って良い...
今週はここまで東、ジャクソン、ケイ、バウアーの4本柱が先発して3勝1敗、悪くない、全く悪くない。 しかし、次ということになると急に心細くなるのだ。 今季のベイスターズ先発陣は球団史上最高の充実ぶりと言われていて、それはその通りなのだが、そう言っている人がイメージしているのは...
そう言えば、ムーミントロールのお友達のリトルミイはこんなことを言っていたっけ “あなたの夢を、そんなこと無理だっていう人いるでしょ。 こう言い返してやりなさい。 あなたには無理ね、でも私にはできるの、あなたと私は違うから、って” トレバー・バウアーも同じように思っているんだ...
交流戦の最初のカードを勝ち越すことができたのは、アンソニー・ケイの安定したピッチングのおかげだ。 150キロ台半ばのストレートとカットボールそしてスイーパーと球威も制球も申し分なく、楽天打線を寄せ付けなかった。 唯一のピンチは7回で、一死から石上泰輝がなんでもないショートゴ...
ここ数年、同じことで何度も驚いてしまうことがあり、そのことにむしろ驚いてしまう。 例えば、ネット上の野球関連ニュースで ノーバン始球式 という見出しがあると、 えっ! ノーパン始球式? と言って驚いてしまう。しかも、全く学習するということがなく、翌週に同じような記事があると...
各地に強い雨を降らせた雨雲は日本列島を横断し、今日の午後に仙台にさしかかった。 1時から森林どり泉で行われたファームの楽天-DeNA戦は降雨のためノーゲームとなり、18時開始の1軍の交流戦もこの雨雲が通過するのを待ち、19時になってやっと開始された。 プレイボールが1時間遅...
先発トレバー・バウアーの初球がヤクルト先頭の北村選手にものの見事に打ち返され先制のソロホームランとなった。 まん真ん中のストレートとは言え、150キロ超のボールがこれほど簡単にスタンドまで持っていかれるのはボールが走っていないのか、と不安に思った。 おそらく本人も同様の印象...
昨日の快勝に続いて今日もしっかり貯金を増やしたい、とみんな思っていましたよね? でも昨日の最終回にドタバタしたことで流れが悪くなったのではないか、という心配もありましたよね? 前回完封したとは言え今季まだ一勝の石田裕太郎投手と今やスワローズのエース格となった吉村投手のマッチ...
(昨日の記事より) 明日からは横浜に帰ってヤクルト戦だ。 ケチャドバ、という言葉もあるんだぜ。 得点をドバドバ挙げてください。 という予告通り、圧倒的とまではいかなかったものの、3連続完封負けのチームとしては十分にドバドバといっても過言ではないくらいの打線の中爆発を見せてく...
ベイスターズがマツダでの第二戦を0-3で落としてから3試合連続で完封負けを喫しているのはご承知の通り。 対阪神3連戦の初戦と第二戦はいずれも0-1で敗れると言うフラストレーションのたまる試合だった。 特に昨夜の試合では11安打と4つの四球でしばしば塁上を賑わせたにもかかわら...
昨日の広島地方の大雨で第二戦は中止となり、今日の対カープ第3戦はスライドした床田投手と我が社のエース東克樹の先発で始まった。 両投手とも初回と2回は完璧なピッチング。 東投手は出力を抑え気味にしつつ、しっかりとコマンドの効いた投球のように見えた。 特にストレートのキレは一時...
今日の広島は大雨で、早々にカープ-ベイスターズ戦の中止が発表された。 他の二試合はいずれもドーム球場で、やはりこういう時は屋根という存在が羨ましくなる。 5位ドラゴンズが首位タイガースに5-4で競り勝つ一方、4位のジャイアンツが6位のスワローズを4-2で下したため、上位4チ...
今日の先発は東克樹と伊藤将司という両左腕。 好投手同士の投げ合いということで昨日に続いて投手戦が予想された。 2人とも球速はそこそこながら、キレと制球に加えて打者との駆け引きにも長けている。 先手をとったのはタイガースだった。 2回裏、2軍での再調整から昨日復帰したばかりの...
選手の登録・抹消の公示というのは深読みすると色々な情報を含んでいることがわかる(単なる憶測に過ぎず全く見当はずれということも多いのだが)。 例えば、今日の公示で井上絢登選手の抹消が発表されたが、これはまず間違いなく軽度の肉離れで離脱していた宮﨑敏郎選手(6月7日抹消)が21...
先週日曜日のソフトバンク戦で初先発し、初勝利を挙げた新人の石田裕太郎投手は試合後のヒーローインタビューで、チームの連敗をストップしこれから連勝の起爆剤になりたい、と語っていたが、それが実現した。 あれから、チームはZOZOマリンでロッテをスイープし、ジャクソン、ケイ、大貫と...
「凄い投手」と言うカテゴリーがある。 彼らは球威で打者を支配し、三振の山を築く。 「速い投手」と言うカテゴリーもある。 彼らはともかくストレートが速い。彼らの投じる球体の高速移動は物理現象として魅力的であり、プロ野球というスポーツの花形の一つである。 「上手い投手」と呼ばれ...
今日の先発は昨年の9月以降勝ち星のないハマちゃんとプロ初勝利を狙うライオンズ青山投手のマッチアップ。 青山投手は力強いストレートと落差の大きいフォークボールで序盤から飛ばしていた。 これはなかなか難しそうだぞ、と思っていたところ、3回の攻撃で下位打線が着火して戸柱、京田の連...
今日のベイスターズ先発は中10日で大貫晋一。前回の日本ハム戦で4回7失点と炎上したことから、課題を解消しての登板だったと思う。 しかし、相変わらずストレートの出力が不足しており、変化球を駆使して投球術で11連勝後の反動なのか好調とは言えないロッテ打線をなんとか抑えていった。...
珍しく日曜日の横浜スタジアムで勝利したベイスターズ。 しかも相手が難敵ソフトバンクだったということなので、この勢いを大事にしたい。 元々火曜日は勝率が高いので、ロッテとの3連戦の初戦は是非とも取りたいところだ。 このところ、火曜日の先発は好調のアンソニー・ケイ投手がつとめて...
“一生残る、一瞬にために” これは2019年シーズン終盤戦のベイスターズのスローガンだった。 同時に動画も配信されていたので記憶に残っていらっしゃる方も多いと思う。 当時のベイスターズのスローガンはラミレス前監督が英語で作ったものが多かったが、この時は、当時の主将筒香嘉智が...
ここに来てベイスターズでは主力選手の故障や負傷による登録抹消が相次ぎ、試合の方も水曜日から3連敗。 特に今日のソフトバンク戦の先発はモイネロ投手対先日ファームのくふうハヤテ戦で炎上したばかりの森唯斗投手ということで、覚悟していたとはいえ、完膚なきまでに打ちのめされる1-10...
久しぶりに現地で森原康平投手のピッチングを見た。 一塁側ネクストバッターズサークルの直ぐ後ろの席だったので、特に右打者と対峙した時の球筋がはっきりと見える。 なんと言ってもフォーシームの力強さがずば抜けている。 今日はアンソニー・ケイやローワン・ウィックという150キロ代半...
中川颯投手は大丈夫なのだろうか? 3-2でリードしていた5回裏、唐突に交代が告げられた。 球数もまだ55であり、勝利投手の権利のかかる5回を前に降板するというのは故障かも知れないと思っていたが、試合後、やはり本人が右肩の違和感を申し出たとの報道があった。 オリックスに所属し...
ベイスターズは最終回に一点差を追いつくと、延長10回で勝ち越し、4-3で接戦を制した。 試合が終わり、勝利のハイタッチや互いの健闘を讃える儀式のような時間が過ぎると、選手たちはとりとめもなくガヤガヤしながらロッカールームへと引き上げて行った。 ベンチに残った選手は森敬斗のみ...
昨日活発だった打線は急冷され、楽天に0-4と4安打完封負けを喫した。 試合を通じて大きなチャンスはなく、チャンスの芽は全て併殺で潰えた。 先発のジャクソン投手は抜群の立ち上がりを見せ、ストレートの球威も素晴らしかったが、4回の太田選手のソロホームラン以降はバランスを崩したと...
今日の横浜の天気は日中こそ何とか持ち堪えていたが、夕刻になり試合が始まる頃になると今にも降り出しそうな気配。 そして、とにかく風が強い。 3連敗で迎えた交流戦、最初の試合はホームに楽天を迎えて行われる。 試合をやりたいような、やりたくないような、横浜地方の空模様と同じような...
先週は幸先よくヤクルト相手にスイープを決めたが、その後、ホームで広島に三連敗を喫するという乱高下だったベイスターズ。 スポーツ紙やネット上の意見では残塁の山、拙攻続き、首脳陣の無策などという言葉が並んだ。 このうち残塁については、連日の二桁残塁という記録が残っている以上、は...
ベイスターズの先発は自身2連敗中の石田健大、ヤクルトの先発はファームでの調整を経て約1ヶ月ぶりの登板となる高橋圭二。 どちらも勝ちに飢えている状況での登板だった。 先手をとったのはベイスターズ。 初回、先頭の蝦名達夫が高橋投手の高めのボールを上手く叩いてセンター前にゴロで抜...
今日のジャクソン投手は先週金曜日のイースタンでの登板と同様、コントロールが破綻することもなく持ち前の球威を活かすことができた。 初回は丸山、竹岡を連続三振、オスナ選手をショートフライに打ちとり三者凡退のスタートを切った。 ここまで全球ストレート。一巡目はその威力を印象付ける...
今日の午後はイースタンリーグの試合があり、ベイスターズは西武に5-1で快勝した。 先発の石田裕太郎投手はドラフト5位で中央大学から入団したばかりの新人だが、力のあるストレートと落ちの良いシンカーの制球が素晴らしく、大崩れしない投球術を身につけているようだ。 今日は6回、プロ...
甲子園で佐々木主浩と谷繁元信が抱き合って飛び上がりベイスターズの直近の優勝(最後の優勝とは言わない)が決まった1998年10月8日から2日後に中川颯投手は戸塚で生まれた。 地元ということもあり、中川投手は小学生時代からベイスターズファンだったらしい。 その頃、ベイスターズジ...
今日の東克樹の立ち上がりはボールが高く、初回先頭打者の岡林選手に浮いたスライダーをセンターに運ばれ出塁を許した。 3球続いたスライダーを捉えられた形だが、このところ山本祐大捕手が同じ球種を続けて打たれる場面が目につくようになった。 配球に正解はない、とも言われるので、根拠が...