小室直樹『新装版 危機の構造』ダイヤモンド社(2022) 池田晶子『考える日々 全編』毎日新聞出版 (2014) 小室直樹『新装版 危機の構造』ダイヤモンド社(2022)読了+新・読書日記21 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
小室直樹『新装版 危機の構造』ダイヤモンド社(2022) 池田晶子『考える日々 全編』毎日新聞出版 (2014) 小室直樹『新装版 危機の構造』ダイヤモンド社(2022)読了+新・読書日記21 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
プラトン『メノン』光文社古典新訳文庫 (2012) プラトン『メノン』光文社古典新訳文庫 (2012) 読了 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
プラトン『メノン』光文社古典新訳文庫 (2012) 新・読書日記20 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
松岡正剛『ことば漬』角川ソフィア文庫 (2019) 小室直樹 新・読書日記19 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
谷川嘉浩『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』ちくまプリマー新書 (2024) 新・読書日記18 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
小室直樹『新装版 危機の構造』ダイヤモンド社 (2022) 新・読書日記17 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
[荒谷大輔『贈与経済2.0』翔泳社 (2024) 小室直樹『新装版 危機の構造』ダイヤモンド社(2022) 新・読書日記16 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
小室直樹『新装版 危機の構造』ダイヤモンド社 (2022) 新・読書日記15 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
押井守『押井守のニッポン人って誰だ!?』TOKYO NEWS BOOKS 新・読書日記14 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
横尾忠則『創作の秘密日記』文藝春秋(2020) 新・読書日記13 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
谷川嘉浩/朱喜哲/杉谷和哉『ネガティブ・ケイパビリティで生きる-答えを急がず立ち止まる力』さくら舎 (2023) 新・読書日記12 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
アーロン・バスターニ『ラグジュアリーコミュニズム』堀之内出版 (2021) 新・読書日記11 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
加藤泰史/松塚ゆかり『人文学・社会科学の社会的インパクト』法政大学出版局 (2023) 新・読書日記10 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
クリステン・R・ゴドシー『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』河出書房新社 (2022) 石神賢介『婚活中毒』星海社新書 (2023) クリステン・R・ゴドシー『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』河出書房新社 (2022) + 石神賢介『婚活中毒』星海社新書 (2023) 読了 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
倫理について突き詰めると、ギリギリのところで分岐点があったり (事実と価値は分離可能と考えるか否か) 、自由について突き詰めると、今度は認知主義と非認知主義という陣営があり、枝分かれしていく議論を追うのに疲れてしまった。 感情や精神というものも突き詰めると、今度は還元主義やなんとか主義とか、どれだけ深く行けば見えてくるのかと、苛立ちもあった。 言語自体にも限界があるかもしれず、自分は何処までも曖昧な存在だと痛感する。 日々気分が変わっていく。 毎日髭は伸び、体重も増減し、爪も気づいたらかなり伸びている。 時間も決まった方向に流れることになっている。 実力も運のうちやその他自由意志に関する本は、…
金川顕教『すごい効率化』KADOKAWA (2017 金川顕教『すごい効率化』KADOKAWA (2017) 読了 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
谷川嘉浩/朱喜哲/谷川和哉『ネガティブ・ケイパビリティで生きる』さくら舎 (2023) 新・読書日記9 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
スコット・ジェイムズ『進化倫理学入門』名古屋大学出版会 新・読書日記8 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
リチャード・ランガム『善と悪のパラドックス』NTT出版 (2020) リチャード・ランガム『善と悪のパラドックス : ヒトの進化<自己家畜化>の歴史』NTT出版(2020年) 読了 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部)
川内有緒『パリの国連で夢を食う。』イースト・プレス (2014) 新・読書日記7 – ラボ読書梟 (旧 はてなブログ大学文学部) ランキング参加中読書
読んだ本 ヘレン・プラックローズ/ジェームズ・リンゼイ『「社会正義」はいつも正しい:人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて』早川書房 (2022) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 久しぶりに読み進めた。 今日は第2章の初めから第3章の手前まで読み終えた。 ニューアカデミズムは1990年代頃に徐々に衰退。 しかし、形を変えて、つまりポストモダンの理論を応用させた「応用ポストモダン」が2010年代にかけてアクティビストたちによって幅を利かせた。 それら…
読んだ本 バタイユ『有罪者 無神学大全』河出文庫 (2017) 若園義彦『図書館長の本棚ーページの向こうに広がる世界ー』郵研社 (2016) 小室直樹『日本国民に告ぐ 誇りなき国家は滅亡する』WAC (2018) 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 今日は通勤の途中にバタイユ『有罪者 無神学大全』を読んだ。 「不安」に関するバタイユの記述に目が吸い込まれた。 "『不安の概念』を読むために。裂け目のただなかで交流をつかみ取る者にとって、交流とは罪であり、悪である。交流は、安定した秩序の断絶である。笑い、快楽の絶頂、供犠、心を…
nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 401. フランクル『虚無感について』青土社 (2015) 402. 熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』イースト・プレス (2020) 403. ロイ・リチャード・グリンカー『誰も正常ではない : スティグマは作られ、作り変えられる』みすず書房 (2022) 404. 熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』みすず書房 (2022) 405. フランクル『虚無感について』青土社 (2015) 406. フロラ…
若園義彦『図書館長の本棚ーページの向こうに広がる世界ー』郵研社 (2016) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 100ページほど読みすすめた。 図書館運営における現状と課題や、その背景を図書館長の筆者が自身の経験をもとに考察するという、内容的にとても興味あるものであった。 筆者は2006年12月5日、教育基本法の「改正」案が可決したことに触れた。 実際になにがどう変わって何が起きたかまでは言及されていなかったが、教育の問題を法律に「すり替え」ているという指摘には共感を抱いた。 教育について語ろうと思えばそれこそ一本の論文になってしまうので細かくは…
小室直樹『日本人のための憲法原論』集英社インターナショナル (2006) つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 前回は「資本主義の精神」まで語られた。 小室直樹によれば「天職」の本当の意味は英語でいうと「calling」に相当し、「神から与えられた仕事」であり、「仕事によって救済される」という精神と「複式簿記」が融合することによって資本主義が生まれたというもので…
読んだ本 小室直樹『日本人のための憲法原論』集英社インターナショナル (2006) つづきを読みすすめた。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 頭に刻むにはアウトプットを繰り返すしかないように思われた。 まず「憲法と民主主義は本質的には無関係である」と小室直樹は述べている点。 ヨーロッパではじめて誕生した憲法は「マグナ・カルタ」であり、これはイギリスのジョン王が「慣習法」をあまりにも無視したために生まれたとされる。 小室直樹は、「憲法と…
nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 301. 斎藤環/福山哲郎『フェイク時代に隠されていることについて』大和出版 (2018) 302. 仲正昌樹『現代哲学の最前線』NHK出版 (2022) 303. ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟1』光文社古典新訳文庫 (2006) 304. ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟1』光文社古典新訳文庫 (2006) 305. 田中ひかる『アナキズムを読む<自由>を生きるためのブックガイド』皓星社 (2021) 306. 香山リカ『しがみつかない生き方:「ふ…
読んだ本 小室直樹『日本人のための憲法原論』集英社インターナショナル (2006) つづきを読みすすめた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 学部生時代に学んだイギリス史の復習でもあるように思えた。 本書の射程は歴史から民主主義と憲法、多数決や言論の自由、はたまた資本主義の精神や宗教社会学にまで派生していくので、200ページ程度の読書でさえも、多くの新しい収穫を与えられたように思う。 ・・・ 憲法を掘り下げ続けイギリス史の解説に入っていくわけであるが、なかなか内容が濃いので個人としては重要…
nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 201. プラトン『国家 (下) 』岩波文庫 (1979) 202. プラトン『国家 (下) 』岩波文庫 (1979) 203. プラトン『国家 (下) 』岩波文庫 (1979) 204. プラトン『国家 (下) 』岩波文庫 (1979) 205. プラトン『国家 (下) 』岩波文庫 (1979) 206. プラトン『国家 (下) 』岩波文庫 (1979) 207. 池田晶子『考える日々 全編』毎日新聞出版 (2014) 208. 宮本弘暁『101のデータで読む…
読んだ本 小室直樹『日本人のための憲法原論』集英社インターナショナル (2006) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 自分は法律に関していかに無知であるか、本書を読んで痛感した。 ひとまず120ページ弱読みすすめた。 講義形式で進むので、小室直樹の本のなかでは読みやすいほうであると感じた。 ・・・ 小室直樹のマスコミ批判は参考になった。 マスコミの本来のあり方について、小室直樹は「国家権力の暴走から人民を守るためにある」と語る。 また、松本サリン事件で冤罪が起きてしまったのは、警察発表をそのまま真実であるかのごとく報道する姿勢にあると語った。 …
nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 101. 熊代亭『何者かになりたい』イースト・プレス (2021) 102. 城戸淳二・坂本桂一『学者になるか、起業家になるか 理系の未来は明るい』PHP新書 (2011) 103. 田畑真一・玉手慎太郎・山本圭『政治において正しいとはどういうことか:ポスト基礎づけ主義と規範の行方』勁草書房 (2019) 104. 伊藤守『コミュニケーション資本主義と<コモン>の探求」ポストヒューマン時代のメディア論』東京大学出版会 (2019) 105. 伊藤守『コミュニケー…
nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1. 松岡正剛『資本主義問題』角川ソフィア文庫 (2021) 2. 松岡正剛『感ビジネス』角川ソフィア文庫 (2019) 3. 仲正昌樹『ドゥルーズ+ガタリ<アンチ・オイディプス>入門講義』作品社 (2018) 4. 松岡正剛『感ビジネス』角川ソフィア文庫 (2019) 5. 松岡正剛『感ビジネス』角川ソフィア文庫 (2019) 6. 中沢新一『新版 はじまりのレーニン』岩波現代文庫 (2017) 7. 小坂井敏晶『格差という虚構』ちくま新書 (2021) 8.…
nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenab…
読んだ本 ルネ・デカルト『方法序説』ちくま学芸文庫 (2010) 池田晶子『死とは何か:さて死んだのは誰なのか』講談社(2009) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 池田晶子は語る。 "「役に立たない」学問の筆頭は、言うまでもなく哲学である。「生きなければならない」と人々が思い込んでいるところ、「何のために生きるのか」と問うからだ。(・・・)生きるとは、考えることなのだ。こんな当たり前なことを言ったために、哲人は死刑になった。" (『死とは何か』P166) 約束事は目に見えない。「言葉」によって可視化はできる。しかし質量はない。言葉はどこに「存…
読んだ本 池田晶子『考える日々 全編』毎日新聞出版 (2014) 大河内昌『美学イデオロギー 商業社会における想像力』名古屋大学出版会 (2019) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『美学イデオロギー』のなかで、文学の市場形成によって中傷目的の批評家が生まれることに対するコールリッジの批判が取り上げられた。 ”コールリッジによれば、中傷的な言語を生産することが習慣化した匿名批評家たちは、自らの人格を損ない、自己同一性を失う。(・・・) 言語と実体の乖離という特徴をもつ機械的言語の生産者は、自分自身の人格の堕落という結果を招くのである。” (『…
読んだ本 島田雅彦『小説作法XYZ』新潮選書 (2022) 池田晶子『考える日々 全編』毎日新聞出版 (2014) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 島田氏のこの本は、小説を書くためのただのハウツー本となっておらず、文学史、哲学史を横断しながら言葉の本質に迫る優れた本であるように感じる。端的に知らなかったことも多く書かれており、本書は読んでいて面白いものであった。 多少口の悪さが目立つが、それは歴史的に文学が人類にもたらした貢献の数々と、その価値を次の世代へと継承したいという気持ちの表れでもあると感じた。 "私が四十年かけて会得した創作技法を手…
読んだ本 アントワーヌ・コンパニョン『第二の手 または引用の作業』水声社 (2010) ブルース・フィンク『ラカン派精神分析入門』誠心書房 (2008) 中田光雄『デリダ 脱ー構築の創造力:メタポリアを裁ち起こす』水声社 (2017) 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ "これまでもそうであったし、そして、今もそうであるように、多くの学者たちのあいだで引用を流行させてきたのは、偽の博識と多識の精神でしかなかったということ、このことは明らかであるように思われる。というのも、引用しなければならない理由がまったくないのに、大量の…
読んだ本 大河内 昌『美学イデオロギー 商業社会における想像力』名古屋大学出版会 (2019) 斎藤環『「自傷的自己愛」の精神分析』角川新書 (2022) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 斎藤環氏の新書のづつきを読み進めた。 「就活自殺問題」について、斎藤環氏は「食べるために働く社会」から「承認を得るために働く社会」へと移行したことに原因をみる。 日本人は世間体を気にするという一般論がある一方、例えばアメリカではキリストの目を気にすると書いてある本もあった。宮台氏の本だったと記憶している。 ドーナツのようなもので、核は空洞になっているが、「和…
ハーマン・メルヴィル『ピェール 黙示録よりも深く (下) 』幻戯書房 (2022) つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あらすじ 物語の骨格をあとで思い出せるように、下巻の300ページまでのあらすじをざっくりと書き残す。 早くに父親を亡くしたピェールは教養ある気高い母親、グレンディング夫人に愛されながら成長する。 ピェールは詩的な才能を早くも獲得し、街で出会う数々の女性を表現力溢れる言葉で魅了する。 やがてルーシーという年下の女性と婚約。グレンディング夫人も息子の幸せを願う。…
ハーマン・メルヴィル『ピェール 黙示録よりも深く (下) 』幻戯書房 (2022) サラ・サリー『シリーズ現代思想ハンドブック:ジュディス・バトラー』青土社 (2005) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ "彼がより賢明で、思慮深くなればなるほど、日々のパンを得る機会が減ってゆく。それなら、自分の深淵な書を窓から放り捨て、いくらか身を落として、長くてもせいぜい一か月で書き上げることのできる、かなり薄っぺらなくだらない小説を書いてみたらどうだ。そうすりゃ、称賛と報酬をほどよく期待できる。しかしピェールの心を貪り食うような深淵な思想が、今や彼の心の…