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2021/07/22

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  • 大阪徘徊図(色鉛筆作品紹介714)と ローマの哲学者の生死感

    左上に“UMEDA”と書きこまれているのは、阪急梅田駅のことでしょう。大阪へは、阪急電車に乗って行きます。駅を降りて、散歩をしている風景図といったところ。風景画ではなく、地図もしくは、図だと思う。右中央の人物は、自身だろう。あっちへこっちへと歩いて、街を見ている自分だ。それと、自分の名前“ヒロクニ”を何と多く書き込んでいることから、自分が行ったところを記しているのだろうと。猫がマーキングしているかのような感じもして、可笑しい。右上は、都会を象徴する女性だ。街っぽい。武内は、犬派か猫派かといえば、猫派だ。飼い主のいうことをあまりきかない。ちょっと、ブラックジョーク。朝、狭い我家にある短い廊下で、ヒロクニさんと鉢合わせになりお互い顔を見合わせる。お互いにじゃまな・・という顔。すかさず、「まあ、こんな所で会うな...大阪徘徊図(色鉛筆作品紹介714)とローマの哲学者の生死感

  • 冬枯れ(作品紹介713)と ストーブの前で

    こういう気持ちになるのかな?と思いながら見ています。冬枯れの線路道の横を、精神崩壊したかのような人がさすらう。寂しい冬の風景である。この絵は、「こういうのも取り上げてみてよ。」と渡されました。ドローイングのような線(茶色の部分)と動き回る赤い線。そして、季節と場所を思わせる描写が、鉛筆で出来上がっている。茶色の線の部分は、油絵具を使用していて、紙に油が滲む効果が気に入っているらしく、家には油絵具で描かれたメモ(小さいドローイング)がよく貼ってあります。この絵を見た時、ドッキリしました。落書きのような絵で、作品だったの?と。気を取り直し、まだまだ見続けていると、人気のない播州の田舎の風景を思い出しました。山陽電鉄に乗って、駅を降りても静かで、店も少ない駅です。駅を降りて、歩いている内に、こんな所に私は住める...冬枯れ(作品紹介713)とストーブの前で

  • 夜の街角(作品紹介712)と “さびしさ”はどこから?

    赤と青の対比が強烈な作品です。「ああ、街だ。」と、わたしは即座につぶやく。人、建物、その間を縫うようにある暗がり。人はだまし絵のように、組み込まれている。また、路地を思わせる交差した青色の線。そして、黄色の灯かり。建物にあるひしめく窓。やはり、ネオンを感じさせる色合いで、都会を思わせる。2003年作となっているので、もう19年前に描いたものだ。月日が流れるのが早いと感じる今日この頃。作品を見ても、同じことを思います。今日の朝は、若山牧水の「幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく」で始まりました。ヒロクニさんは、この句を3度繰り返して、言った。“寂しさ”の部分が、頭に残り、ヒロクニさんらしいと思った。「よく覚えているねぇ~。」と言うと、「中学で習ったからね。」と。(あまり中学校へは行かなかった...夜の街角(作品紹介712)と“さびしさ”はどこから?

  • 歩く人(作品紹介711)と 不安は不安を呼ぶ。

    ウォークマンと書き込まれているので、音楽を聴きながら歩いている人なのかと、思っていましたが、「歩いている人」なんだと思い直しました。同じ方向に歩いている群衆と思うと、通勤ラッシュやいっせいに信号を渡る群衆を思い浮かべます。ここに描かれている人?この“P“の形にも見える歩いている記号は、それぞれ違い同じものはない。表情があるので、人格があって人間のように思えてきます。また、中央にある記号に目がどうしても行き、これが主人公のように、わたしには見える。右に見える斑点模様の“P”は、子供のようで可愛い。とぼけた表情が無垢な感じ。水色の背景が春を思わせ、楽しい場所に行くのだったらいいなぁ~と眺めています。色鉛筆の使い方が今と違い、水溶性色鉛筆でガランダッシュのスープラカラーを使用しています。決して、水は使わないのが...歩く人(作品紹介711)と不安は不安を呼ぶ。

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