chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ホメロス
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/07/22

1件〜100件

  • 西方(色鉛筆・作品紹介683)と 暑い日のおかしな日常

    今日は、旧作から。八九年十二月と記入されている。武内ヒロク二、51才。33年前の作品になります。出合った頃のの作品で、結婚するしないでもめていた頃の絵になります。ロマンティックに言えば、「恋をしていた」時期。パンツの形をしている旗が懐かしい。右下の文字は、「西へ向うんだその方から匂うんだまちがってもいいから見つけるまでとぶんだョ」と、詩のような文面が描かれています。この頃は、ラブレターと称する“日記帳”が送られてきたり、“いら草”について書いてある手紙が送られてきたりしていました。“いら草”についての内容は、いら草のからまるような詩的な文面とその手紙から発する、精神が沈みこんだ胸中の透明感や、その中から光を見出そうとする苦悩が書かれていて、危うい感じがあり、心配して電話をしたことなどが思い出されます。電話...西方(色鉛筆・作品紹介683)と暑い日のおかしな日常

  • 散歩(色鉛筆・作品紹介682)と 一番を目指すについて

    散歩をしていると・・・。こんな気持ちになっているのか、武内は。これは、心象風景と言えるかもしれない。ところが、タイトルは「ヒロク二主義」。わたしが訳すとしたら、「俺の主義」。日常に主義がたくさんあり、わけが分らないのもある。妻からすると、苦々しく思うことも。最大の難問、「俺は布団で寝ないのだ。」だ。また、「俺は腹一杯は食べないんだ。」「私は、裸になるのに抵抗感が薄いほうなんよ。」「身体から、固いものがなくなって欲しいと思っていてね。」と言う。(歯医者に行かない。)「固いものって・・・・。」とあきれたわたしは、「それじゃあ、爪もいらないのじゃないの?今、ペンチで剥がしてあげる。」と言えば、「君って、怖い女だねぇ。」と言われた。「本当は、歯医者が怖いのと違うの?」と、健康に関わるものなので、こだわりました。箸...散歩(色鉛筆・作品紹介682)と一番を目指すについて

  • 積まれたユニット(色鉛筆作品紹介681)と 怪しいものについて

    人形が、夜になると、人が寝静まると話しだす・・・、そんな童話がありますが、これはその積み木版で、放って置かれた積み木が夜に目覚めたような感じです。静けさがあるので、そんなふうに感じるのでしょうか。この形自体は、何度も絵に描かれた物もあり、「あの絵の形がここにあるな。」と認識する。白と肌色の部分。肌色の部分は、これが羅列されていてポップな絵があります。白い形は、同じ表情で描かれた絵が。この絵はシンプルさによって、気持ちをしっとりと落ち着かせてくれるところが気に入っています。いつも思うことですが、幅広いといえば聞こえがいいが、我が夫は、絵柄も極端から極端に行く思考回路が未だに謎。絵も同じように、いろいろだ。人を不安に陥れる要素の作品もあって、それは未だにブログで紹介する勇気がありません。いつ見ても、頭の中で「...積まれたユニット(色鉛筆作品紹介681)と怪しいものについて

  • 女神(色鉛筆作品紹介680)と マキアヴェリの君子論は哲学的

    難しい絵だと思いながら見ています。絵のサイズは、40cm×31cm。鉛筆、色鉛筆、クレヨンを使用。アルッシュ紙に。画面には、一度、鉛筆で画面が塗られていたらしく、消しゴムで消した所が白くなっている。足のようなものが見てとれるし、顔のようなものがあるから、人物なのか?動物なのか?フッと微笑む何かが、吹く風から立ち現れたようだ。お尻のように見える形もあり、女性が変化したものとも思える。このお尻の形を見ながら、エロティックにも感じられ、ヒロクに流エロティシズムが出てきたのか?お尻の形というのも、よく現れる形なのです。お尻の形の絵もたくさんあります。山が2つ並ぶ形を見たり、Mという字の形がたくさん描かれていたりするのは、そういう事なのです。今日の絵は、難しく、うまく語れません。苦し紛れに、たち現れた“女神”という...女神(色鉛筆作品紹介680)とマキアヴェリの君子論は哲学的

  • 警告(色鉛筆作品679)と 安倍元総理追悼

    パソコンの調子がおかしくなって、クリックしても出来ない事が多く、画像はスキャンそのままの状態でアップする事態に・・・。トリミングの時に、まったく動かないのだ。スキルが低いので、どうしていいか分らずマウスを買い換えることにしています。「何で?」と同じ動作を繰り替えすしか能の無いわたしは、「そのままサクサク行こう。」と気を取り直す事にした。この絵は、アトリエに吊るしてある針金に洗濯ばさみで吊るされていたもの。メモか?と思いながら、“灯台”のようだ。と、思って選びました。ムーミンに出てくる“ニョロニョロ”の変形にも思えてくる。しかし、武内の絵に出てくる灯台にモデルがあるとすれば、「明石」にある灯台でしょう。2人で灯台の近くにまで行って、海沿いに座り見ていたことがあります。潮の香りや吹く風を感じながら。しかし、こ...警告(色鉛筆作品679)と安倍元総理追悼

  • 小さな街の集積(エスキース紹介678)と 我家でのクーラーの歩み

    これは、鉛筆で描かれたエスキース。メモ、兼下書き。この絵は83と書き込まれているから、40年ぐらい前の絵。絵柄から、「神様は大あくび」という装丁の仕事をした頃に描かれたものと思われる。今は、10Bという濃い鉛筆を使用しているが、この頃は、HBぐらいの鉛筆をしていたと思いながら見ている。モチーフの要素が多く詰め込まれているようで、それぞれのパーツを1つ取っても、絵になりそう。もうこの頃から、得体のしれないというか、○○のような形というものを描いていると思うと、絵のスタイルというものは、今も変わっていないのかもしれない。描き方と表現にのみ変化があって、今につながっていると思いました。左にある“魚の形に大という文字が描かれている箇所”この部分を見ると、「ふうむ。」と思って見てしまう。わたしにとって、この部分は、...小さな街の集積(エスキース紹介678)と我家でのクーラーの歩み

  • 放蕩(作品紹介677)と マンゴームース・ケーキ

    タイトルは裏に書いてあり「放蕩」となっています。F3のサイズ、22cm×27,4センチ。アクリル絵具、鉛筆、クレヨンで描かれている。■「放蕩」の意味は、自分の思うままに振る舞うことであり、やるべきことをやらず自分のやりたい放題にして、家の財産などを蕩尽すること(使い尽くしていくこと)である。特に、酒にふけったり、女遊びにふけることを指すことが多い。放蕩を繰り返す人は「放蕩者」「放蕩息子」「放蕩児」などと呼ばれている。■とある。この絵から、“放蕩”をうかがい知ることは難しい。絵に、2つの顔を見てとることが出来るので、こいつらが街を飛び回って遊んでいるよう見ると、「自分の思うままに振舞うこと」ともいえるから、“放蕩”なのかもしれない。全体的に可愛い感じなので、放蕩というより、好きに遊んでいるように感じます。武...放蕩(作品紹介677)とマンゴームース・ケーキ

  • 派生する形(クレヨン作品676)と このブログの登場人物紹介

    縦長サイズの大きさで、42cm×25センチ。クレヨンのみを使用。子供が描いたような鳥の絵のようだ。描いた武内に「鳥ですか?」聞くと、「これだから困るんだよ。」という顔をされるのが思い浮かぶ。わたしが思うには、この鳥の目に見える楕円形と丸の組み合わせ、この形ばかりがアトリエでは描かれているのを目にしている。画面に2つ描かれていたり、多いのは5つも描かれているので、たぶん、この目のような形から派生する形態としてこの形は出来上がったと。鳥の形を描こうと思ったのではなく、試行錯誤としてこうなったと思うわけです。アトリエをのぞくと、その形がたくさんあって、気持ち悪いくらい。「その目に見えるような形、気持ち悪いから、減らせないの?」「わたしは、それがない方がいいわ。」と、当人の思考をぶち壊すようなことを言い、台所に座...派生する形(クレヨン作品676)とこのブログの登場人物紹介

  • 地平の果てに(色鉛筆作品紹介675)と シュールな感覚

    不気味な顔だ。地平に立っている標識のようでもあり、そうであればその意味は?また、置物と考えると微妙なバランス感覚で立ち、重さは感じられない。瞳はないのに、睨まれているような気もする。「お前は、もう終わりだ。」というセリフが似合いそうな女の顔。シュール感がたっぷりの色鉛筆画。この紙の皺や白い部分の汚れ具合もわざと表現している。紙と色鉛筆の蝋で、なめされています。武内は、「描き始めた時は、空間が狭く感じたけれど、描き進むにつれて広がりがでたなっと思って、続行してみたら思ったより広がってねぇ。」と、話していました。広がりの話、イマイチよくわかりませんでした。説明まで、シュールなんだ・・・と思うのでした。ヒロク二さんは、リハビリ中。コロナでこもっていたので、歩き不足で今長距離が歩けなくなっています。つい最近、病院...地平の果てに(色鉛筆作品紹介675)とシュールな感覚

  • 神戸の街(色鉛筆作品674)と 瞑想三昧の妻の話

    この絵は、神戸の街。海と山がある。最所見た時は、竹とんぼでも飛んでるのか?と思い、幼稚な見方をしていましたが、どうもそうではないようだと見直した時に、「ああ、風景なんだ、そして街なんだ!ああ、神戸に違いない。」と分った。「星珈琲」と書かれた文字は、タイトルなんだと。神戸にも長く行っていないので、思慕しているのかもしれない。わたしは、左上の角の所の箇所が気に入っていて、「この部分が好き。」と武内に伝えると、「他の部分は?」と聞かれ、「この部分にぞわっとくるものがあって、いい。」と独断と偏見を述べ、他の部分には言及せずにおいた。“竹とんぼ”の感想は、あまり言いたくない。この作品は、2017年に描いたものに描き足し、絵柄や色を変えたと聞いた。もう、以前の絵は、忘れてしまっていて思い出せなくて、脳裏にこの絵が定着...神戸の街(色鉛筆作品674)と瞑想三昧の妻の話

  • ギャラリー島田 特別企画展 2022「CREWS」のご案内

    神戸にある、ギャラリー島田での企画展に出品しています。日時:5月28日(土)~6月21日(火)11:00~18:00*最終日は16:00まで*会期中水曜休廊場所:ギャラリー島田神戸市中央区山本通2-4-24、リランズゲートB1・1FTEL&FAX078-262-8085ホームページ:http://gallery-shimada.com/企画のテーマは、「CREWS」“CREWS”は、「乗組員たち」という意味で、運命共同体の一員として、今を伝える展覧会を目指して企画されました。たくさんの画家や彫刻家などが参加しています。武内もその中の1人として、参加。こういう展覧会では、武内の絵は際立って、個性的なんだと再認識します。他の人の絵を見てから、武内の絵を見ると、やはり、「頭がブッとんでいるよ・・・な・。」と思うのです...ギャラリー島田特別企画展2022「CREWS」のご案内

  • ヒト・くも(作品紹介673)と カヤツリ草のこと‥

    崩れそうな積み木の積み方。この絵を見て思ったことです。タイトルが書き込まれている。「ヒト・くも」と。この“くも”と書かれた可愛らしい文字。字を見ていると愛しくなる。アップで↓それはさておき、この絵は直線がよく使われているのが印象的で、サシでも使ったのか?と思って見ていました。しかし、線をよく見ると、なめらかな線ではなく、キザキザしていたり、太くなったかと思うと、細い線になっていったりと、その線のせいかギシギシという音を立てながら歩いている人型のように見えます。赤と青の“くも”も子供が描いたような感じもして、なんだか童心に返ったような気持ちにさせられる。だた1つ、子供の絵じゃないと思わせるところは、右にある枯木だ。この部分は、寂しさを感じさせる。侘しい感じが漂うこの枯木。この部分にヒロク二さんを見つけるのでした。...ヒト・くも(作品紹介673)とカヤツリ草のこと‥

  • CREWS(作品紹介672)と ヒロク二さんと看護婦さん達

    B4サイズ。半紙の大きさ。鉛筆、色鉛筆、クレヨンを使用。この作品は、企画展に出品する作品になります。何かが立ち現れたような印象もします。この絵の制作中に背中にコブのようなものができ、それが破裂して、病院で手当をうけました。その痛みと老体に鞭打って、家に着くなり、また制作。「ちょっと来て。」と呼ばれると、この絵がありました。「そんな絵描いてたの?」と言ったら、「痛みにかまってられないくらいに、制作を追い詰めていたからできたんだ。」「君は、何もわかちゃいない。」と、凄む。わたしは、時々こっそり「小姑」とつぶやき、下を出してベーという顔をして、視線を感じたら、真顔ですます。その言われる「何も」の何はなんなのか?それがよくわからないのです。この絵はそんな状況下で制作されていたようで、当人はよれっていたにも関わらず、パワ...CREWS(作品紹介672)とヒロク二さんと看護婦さん達

  • 静止(作品紹介671)と 柿の葉寿司作り あれこれ

    F8のキャンバスにアクリル絵具。フォークロアな雰囲気の作品。この頃から人型への思考があるのがうかがえる。この頃と書きましたので、いつの頃のか?というと、40年ぐらい前、ヒロク二さんは、40代の頃の作品と思われる。わたしは、鍵みたいだな、と思い見ていました。写真を撮るのに、部屋に立てかけてあると、「それ、どこから持ってきたの?」と聞かれ、「奥の部屋(物置き場になっている)の壁にかけてあった」と答えた。「そう。」と言って、またアトリエに篭りました。わたしは、けっこう好きな絵だったので、わざわざ壁に飾っていたのです。この絵のザクザクと尖がっていたり、切れ目が見るものに、エモーション、情動を起させます。また、子供の頃した遊びで、「だるまさんがころんだ」というものがありました。「だるまさんがころんだ」という声の間に、動く...静止(作品紹介671)と柿の葉寿司作りあれこれ

  • オートマティズム的、メモ(作品紹介670)と ゴーギャンについて

    この絵は、海。波がよせ、海原には船が見える。空に浮かぶ雲。どうもこの雲にはかなりの湿気が含まれている。トリコロールカラーで表現されていて、フレンチな感じである。鉛筆は濃い10Bを使っていて、先はすりへって平になったまま、グイグイ描いています。線のありようをジッと見て、「こういう線って、なかなか描けないんだよな。」と、思いつつ見ていました。絵本の絵をよく描いていらしゃる、坪谷令子さんが個展にいらしゃって、武内とよく雑談していました。以前、5弁の花が並んでいるだけの絵を見て、武内の前で、「こういうこと、なかなか出来ないのよねぇ~。」と話しているのを聞いた。話のじゃまにならないように、遠くから2人の話を聞いていて、「そうなのか・・・・。」と佇んでいた。そんなことを思い出しながら、この絵を見ています。雲の線のゆがみや形...オートマティズム的、メモ(作品紹介670)とゴーギャンについて

  • 静かな飛翔(色鉛筆作品669)と 地道な努力

    静かで密やかなところでの飛躍。誰にも気づかれることなく、ひそやかに。孤独な時間が発酵するが如く。夜の海か・・・。二次元の絵に重力を感じます。濃い鉛筆と色鉛筆の絵。鉛筆の塗り込め方に特徴があって、もう黒光り。鉛筆の粉はまったく感じない。印刷のような表面。裏も鉛筆で黒光りしていて、紙は圧縮されたようになっています。紙のふくらみのことを、よく話すので、「こういうことをいつも言っているのか?」と思いながら、見ています。実は、こういう効果が出る紙は、絵を描く用の紙ではない。ロール状になった、印刷用紙です。幅は、1m以上ある筒型のもの。使い出した頃は、メモというか、いたずら描きに使っていましたが、途中でつい、この紙で絵を仕上げてしまい、それからのめり込みました。そのようだったと記憶しています。筆圧の強い武内の描き方と、この...静かな飛翔(色鉛筆作品669)と地道な努力

  • 何が描かれている?(作品紹介668)と ヒロク二さんの憂鬱

    1アイスクリームの絵?枯れたバラの花の絵?新しいタイプの骸骨の絵?爆発物?人の顔が見える・・・。人に想像を強いる作品だ。実は、この絵を取り上げようと思った時、こんなふうに見ていました。2逆さまに見ていて、腕組みする男の肖像か・・・、という具合に。こう思いこんでいました。サインを見たら、逆さまに書かれているので、間違っていたと思い、武内に「わたし間違っていたわ、この絵の向きはこうだったのね。」と、笑いながら言うと、「いや、この絵はこう向き。」と言って、「2」の絵であっているという・・・。また、混乱して、あっち向き、こっち向きと絵を眺める。武内は、確かに上記の「1」で作品を仕上げたのだけど、久しぶりに、この絵を自分で見て、「こっち向きの方がいいよな。だから、こっちが正しい。」と、方向転換したと思われる。「こっちのほ...何が描かれている?(作品紹介668)とヒロク二さんの憂鬱

  • 春の少女(色鉛筆作品紹介667)と ねずみのテグーの話

    我家の庭も花で華やかになってきています。春のうららかな日に近い作品を選んでみました。A2サイズの紙に濃い鉛筆と色鉛筆で彩色されています。武内の言う「一本足の女の子」。簡単に説明すると、奥様じゃない(所帯臭くない)、ちょっととっぴな少女というイメージの女性像なんだと思います。春、花が咲き乱れている中、あやうい少女が楽しげに歩いている。こんな雰囲気なのだと思う。よく見ると、この少女の髪が、跳ね上がり渦を巻いている。それは、風がまいあがり、気流を感じさせ、春一番の風のようでもある。片目を閉じ、もう一方の目は空虚だ。目の下の小さい黒い形は、付けホクロのような感じもする。されが、ある種の妖艶さではなく、キッチュな感じを出し、おもちゃのような少女像。この少女は、武内の内なるの少女なのだ。やっと、春の陽気と戯れる。庭に行くと...春の少女(色鉛筆作品紹介667)とねずみのテグーの話

  • 循環(ドローイング紹介666)と 環境問題と正義

    このところ空間の把握をしているような仕事をよく見る。半円と流れる線で描かれた矢印のようなもの。矢印が絵の印象を左右して、見るものに印象を残す。どうしても人の顔に見える線の組み合わせ。横切る線は水平線か?靄がかかった世界から、何かがたち現れてくる途中の経過のようでもあり、それを感じてじっと見ている存在がいる。そんな風に思いながら、絵を見ていました。もっと、詩のように文章を書いたらどうだろうか?と、頭に一瞬ひらめきましたが、現実的であまり詩的ではない自分のことを考えてやめました。こういう時、自分を知っているということは、大切で良い事だと。不遜なことは考えてはいけない。ヒロク二さんがニュースを見ていた。4月1日から、プラスティックの製品、お弁当のスプーンや、その他のプラスティックをなくす政策の報道だ。なんと愚かな・・...循環(ドローイング紹介666)と環境問題と正義

  • 風狂なドローイング(作品紹介665)と 興味がないこと

    「風との別れ、海の別れ街角・さようなら夜の別れ」と、文字が書き込まれています。日本語を絵に入れるのは、とても難しいのだけど、文字を絵のように加えることが出きるのは、武内の技かもしれない。書き込まれた文字が、こころなしか“洋風”に見える。そのことを知っている人から、「文字を書いて」と言われて、5種類ぐらいの文字をさっと書いて、お店に使われていたり。上の絵は、アトリエで伏せられて置いてあった一枚のドローイング。わたしの中では、今、“風”がテーマになっているようで、“風”を感じたと思ったら、自分の中で、その瞬間を感じて集めている。この作品にも、そういうものを感じた。独特の枯れた境地も感じが、新しいと思った。こういう感性は、「風狂」とでも表現してもいいのかもしれない。「風狂」とは、調べてみると1気がくるうこと。狂気。2...風狂なドローイング(作品紹介665)と興味がないこと

  • 隠れた三悪人(作品紹介664)と お料理三昧の日

    見た瞬間は、工場地帯の風景かと思いました。だけど、人らしきものがいて、しかも表情を持っているというのが・・・。その表情は、良からぬ悪戯を楽しむ三悪人という感じである。頭を悩ませること30分。絵を立てかけて、立って見ていると、「その絵古い絵だねぇ。今見るとその絵も、いいところがあるけど・・・」「今の作風と違う、やっぱり変わるものなんだね」と、言いながら目の前を去って行きました。懐かしんでいるような感じで。画面を切り裂くような線が印象的で、線に躍動感があるのに目が入って取り上げました。この絵は、厚紙に油性のマジック、クレヨン、鉛筆、色鉛筆で彩色。わたしには、中央の目がケロヨン(蛙のマスコット)に見えてしまい、絵で、ふざけてるように思えるのです。武内の絵で、一杯食わせられているというような気持ち。色味もいつもと違い、...隠れた三悪人(作品紹介664)とお料理三昧の日

  • 春の風(色鉛筆作品663)と 風の時代って?

    やっと暖かくなり、外に出て青空を見上げる。ああ、春が来たと伸びをします。庭に出ると、雑草も旺盛で緑が目に入る。タンポポは、切り込みの入った葉をしっかり茂らせ、花をつける準備をしている。この絵は、帽子が風で飛ばされたような感じもする。また、宇宙人が来たのか?未確認飛行物体という感も。しかし、武内の中ではシュールで抽象的な作品群に入ると思います。あるのは、浮遊感。これだけが、作品の鍵ではないでしょうか。武内は、「こんなのが出来た」と言って、テーブルの上にあるコップに立てかけて置いていった作品。わたしは、この青がとても心地よく、軽快な気分になった。そして、風の流れ。西洋占星術では、今は『風の時代』といわれる、200年に一度訪れる時代の転換期に入っているそうです。この絵を見ながら、そんなことも考えていました。今までの価...春の風(色鉛筆作品663)と風の時代って?

  • 夕暮れの街並み(色鉛筆作品662)と 板のパネル作り

    クレヨンと色鉛筆、鉛筆使用。この作品は、小品で、14cm×18cmという大きさ。小さいサイズの作品は、牧歌的なものが出来ることが多い。実物の色はもう少し明るいのですが、写真の撮り方のせいでうまくいっていません。街並みとすれば、人は巨人の大きさ。時は夕暮れ。武内は、他の絵でも「夕暮れ」というタイトルを付けることが多い。思い入れがあるのだと思います。郷愁に近いものかもしれない。わたしも子供の頃は、夕暮れ時になると、家々から夕食の匂いがして、外で遊ぶのをやめ、帰途についた。「ああ、今日一日が終わる」と思い、安心感や、一抹の寂しさや、充実感が混ざり合う一時。そんな子供の頃の夕暮れを思します。「カラスが鳴くから、帰ろう」と皆で歌いだしたりして、家に帰るのです。カラスが鳴かなくても歌い、その歌を歌うことが、帰る合図だった。...夕暮れの街並み(色鉛筆作品662)と板のパネル作り

  • ヤッホイ!(色鉛筆作品661)と お好み焼きの思い出

    最近作。顔のようになった涙の形は、よく目にしていました。メモが多くあり、1年以上この形を描いていたと記憶しています。この形は、あまり見かけないガムの容器から発展していました。細長い胴体に頭の部分にキャラクターの顔があって、口から四角いガムが出てくるというもの。インド紅茶の店で見つけたらしい。ドイツか、アメリカの製品だったような?(忘れてしまっている)この容器のスケッチをよくしていました。わたしは気に入っているのねと思いながら、そのスケッチをよく見ていたのです。何を気に入るのか?予測がつかないし、意外なので不思議なので印象に残るのです。その容器の顔、頭から発展した形だと知っていると、なお不思議。線から弾力性が感じられて、伸び縮みして動いているような感じがあって動きを感じる作品です。もう、完全に絵で遊んでいるという...ヤッホイ!(色鉛筆作品661)とお好み焼きの思い出

  • 現代の記号(色鉛筆作品661)と 妻の愚行

    この絵は、今年の2月に出来上がったもので、最新作といっていい。記号のようになっている形を見ると、古代遺跡のような雰囲気もなきにしもあらず。形そのものは、よく登場していてよく目にしているのですが、画面一杯にシンプルになったものを見るのは、最近です。ここ2~3年のこと。ピンク色は、実物では蛍光ピンクに近い色なのですが、ちょっとスキャナーが反射してしまいうまく出ていません。ピンク色華やかな作品です。何を血迷ったか、霊能力のある人に「自分の前世はいったい何なのか?」と、聞いた時があるのですが、「中近東あたりで、関所の税関の役人で権力もお金も持っていました」と言われ、興味がほとんどないので、レレレ?と疑問に思いつつ聞いていて、「あなたは、あなたのご主人のパトロンでしたよ」とも。何それ?と思い、「じゃあ、主人は絵を描いてい...現代の記号(色鉛筆作品661)と妻の愚行

  • 地下鉄5月9日(色鉛筆作品660)と推理と情報

    細かく描き込まれた作品なので、画像を大きくしています。左に「地下鉄」と書き込まれているのがタイトル。1998年作5月9日に出来上がったもの。中央に小屋のようなところの中に電車がある。子供がレールを敷いて、おもちゃの電車を走らせているような感じである。しかし、謎めいた人物がいて、無邪気に子供が・・・というようには、ならない。右上の女性像は、口元から血をたらしているし、中央の人物は、髪の毛が仏像チックになっているが、仏様とは程遠い顔。太陽と闇。左のほうに見える、男と女。ミステリアスな雰囲気。この絵は、武内らしい作品です。心からそう思ってみています。ヒロク二さんは、推理小説が好きな人なんです。フランス小説も好きなのですが、ホクホクと嬉しそうに読むのは推理小説。アガサ・クリスティや、わたしが読んだこともない推理小説がア...地下鉄5月9日(色鉛筆作品660)と推理と情報

  • girl girl(作品紹介659)と イワシ効果

    「girlgirl」というタイトル。白い空間がめずらしい作風。色鉛筆で塗り込められている絵が多い中、こういうあっさりとしたものはめずらしい作品になります。白いと言いましたが、この白色も鉛筆で一度描いたものを消し去っている。白ではなく、明るいグレーといったほうがいいのかもしれない。微妙なトーンの中に、切り裂くようなドローイングが走っている。この線が画面に緊張をもたらしているようで、この「飛ぶ少女」にも臨場感を感じます。1998年作ということから、エロティックな要のある作品が多い頃といえる。その頃の絵に「うさぎと繁み」という絵があって、その絵と再会した時と同じような感触があります。その絵は可愛く、エロティックな作品でした。今日の絵は、気に入った方が購入されて今は手元にないのですが、写真が残っていたので取り上げました...girlgirl(作品紹介659)とイワシ効果

  • 飛ぶ少女(作品紹介658)と 牛小屋での生活

    今日の絵は、1960年代の話を書いたので、それに合わせて古い作品を取り上げました。50年前、1970年ごろに描かれた絵と思われます。クレヨンで、“飛ぶ女の子”を描いています。この形は、古い絵で度々見かけたので、聞いてみたところ、「女の子がブーンと飛んでいっているようす」だと。今は、1本足の女の子を象徴して描いていますが、この1970年代は、この形だったということのよう。スカートをはいていて、丸みがあるのが特徴のようです。わたしは、足先の並び方が好きです。この形が、たくさん並んでいる絵もある。ヒロク二さんの絵の中では、ほんの一時のことだったらしくて、多くはありません。さて、以前ふれたことのある、牛小屋での生活のいきさつの話を。ヒロク二さんらしい行動の話。当人は26か、27歳なのかな?と言っています。話していること...飛ぶ少女(作品紹介658)と牛小屋での生活

  • 傾いだ搭(色鉛筆作品657)と “しつこさ”の勧め

    この絵を見た時、画面が二分されているのでどういうこと?と非常に驚きました。私の中での一枚の絵というのは、くっきりとした分れ目があってはいけないものでした。何を考えているのかさっぱり分らず、武内のことを「頭がおかしいんじゃなかろうか?」と。この絵は、長い間だアトリエにあったようで、筆のある木箱の上に飾られていました。↑ここに飾ってありました。ゆらゆらとした感じや、ふんわりとした感じが優しくてよく目にとまっていました。何か、少女趣味な絵に思えてきて、画面を二分している線も傾でいて柔らかく、その傾いでいるようすも見ていると、同じように頭を傾がせてしまいます。全体的に絵から夢みる雰囲気があって、ゴシックロマンの小説、ホレス・ウォルポール著、「オトラント城奇譚」を思い浮かべた。その小説を読んでいる時の感じがするのです。こ...傾いだ搭(色鉛筆作品657)と“しつこさ”の勧め

  • 蛇口から(色鉛筆作品656)と 石油ストーブと幸福論

    いきなり水道の蛇口が目に入る。毎日、茶碗洗いが終わったら、「茶碗はやっつけたからね」と報告してくれる。何回も事あるごとに「絵を描き、茶碗は洗い」とひつこく言われているので、水道の蛇口のことが頭から離れなくなっているのか?と思うのでした。しかし、どうも街の絵らしいことが見て取れる。コーヒーカップは出てくるし、地下鉄の入り口もある。人もいるし、1本足の女の子もいる。どういうわけか魚も登場している。魚は、水道の蛇口から出る水のシャワーを浴びている。私が、魚の料理するところを見ている武内の視線を思い浮かべた。自慢じゃないが、武内は魚なんか触ったことはない。シュールなのか、現実感が一杯なのか、この絵を見ていると混沌とします。この絵は小品でサイズが小さく、測ってみると18cm×13cmでした。マジックの線描の上に色鉛筆がの...蛇口から(色鉛筆作品656)と石油ストーブと幸福論

  • 浮かぶ自画像(作品紹介655)と 台所での音楽事情

    街に浮かぶ自画像。この顔は、自画像だと直感で思っています。わたしには、武内ヒロクニの顔にしか思えません。頬のたるみ具合とか、鼻の穴の具合とか、目つきとか、自分の特徴をよく捉えていると感心する。自分の顔を絵に埋め込んでしまうなんて!さすが、自分主張の強い自己肯定型の人だと思う。元々そういう性格だから、芸術家になったのか?芸術をしていくからそうなったのか?どちらもありな、武内です。この絵は、マジックで描いています。この線のバラバラとしたタッチも独特で、塗り込められて、タッチがわからなくなっている絵も、こんな風になっているのを発見することがあります。人や顔が絵に点在していて、やっぱり街の絵だと思って見ています。ここまでひどい顔じゃないとわたしは思うのですが、顔に関しては、自分で醜男と思っているのかもしれない。年末は、...浮かぶ自画像(作品紹介655)と台所での音楽事情

  • 翼を広げる少女(色鉛筆作品654)と 少女について

    ボールペンと色鉛筆で描かれています。黄色とオレンジの色は蛍光色で描かれていたので、スキャンが出来ず、写真でフラッシュを使用せず取りました。「羽根を広げている女の子の図」といったところでしょうか。この髪の毛はカールした女性像は、30年前から描かれているものです。聞いてみたことがあるのですが、この形の女性は、“奥さんになってない女性”らしく、少女の象徴ということです。この作品は、紙がしごかれていない作品なので、紙がしわしわしていなくて、よれていなくて、ピーンとしています。使われている空色は、左と右の色が微妙に違っている。ふ~ん、と思いながら眺めています。しかし、この絵もシュールと言えば、シュールだ。ちなみに、若い頃、ほんの少しの間、わたしはこういう髪型をしていた時があります。この髪形で古着屋で買った“からし色のスー...翼を広げる少女(色鉛筆作品654)と少女について

  • 奇妙な光景(作品紹介653)と 感情と運

    正月気分も抜けて、普段に戻った。普段に戻ったということで、シュールな武内らしい作品を選びました。サイズは小さめで、B5ぐらいの大きさ。鉛筆のみで描かれた作品です。濃い鉛筆、6Bとか、8Bを使っている。「9Bとか、もっと濃い鉛筆はないのかねぇ」と言うくらい、最近は濃い鉛筆を使う傾向があります。実は9Bという鉛筆は、発売されているのですが店頭に並んでいる確率が少ない。そういうわけで、8Bの鉛筆を使っている。三菱のハイユニを使用。コーヒーカップが出てくるのも特徴の1つ。私としては、サーカスを見ているような気持ちもするし、何か骸骨が予言に現れて、それをもてあそんでいるような印象がします。“不気味さ”と“変な浮かれ具合”が絵にあって、それが奇妙。そのなんともいえない奇妙さを味わう絵なのかもしれない。妙なダンスをしているよ...奇妙な光景(作品紹介653)と感情と運

  • 跳ねる石(色鉛筆作品紹介652)と 我家の正月料理

    自身所有の本のページを外したものに描かれています。何が書いてあるのか読めるので読んでみました。「このラッピングに対応する文学的スタイルをもつ二人の男、マーシャル・マクルーハンとバックミンスター・フラーが大学の教科課程で正当に評価されていないのは偶然ではない。~省略~」という文章が。こんな内容のものを読んでいたのか・・・、と。武内の好きそうな文章でした。この絵の描かれている紙は、質が良くメモのように使っている。色鉛筆塗った時の発色がいい。これに気がついて、この紙によく絵を使っているのでしょう。他にもありますが、赤い丸みを帯びた形が正月にいいかもと思い選びました。赤色が美しい。形は石が水の上を、飛び跳ねた時に起す波紋のように思いました。今年は、何か飛躍があればいいな。コロナという厄介なものが地球を覆っていますが、ジ...跳ねる石(色鉛筆作品紹介652)と我家の正月料理

  • 三つの搭(色鉛筆作品紹介651)と クリスマスの思い出

    ピンクは夕焼け武内の中では、「夕暮れ」というタイトルが付いたものは大抵ピンクの色で染まっています。これも夕暮れの絵かもしれません。塔のような建物から、狼煙(のろし)のように煙りが出ています。積み木が積み上げられたような搭は、とても可愛く感じられます。ただ、この塗り込められた色鉛筆の画面から浮かびあがる亀裂のような風合いがなんとも不思議。特に茶色の部分では、それがよくわかる。この亀裂の効果なのか、古典的な風合いになっている。この皺の効果は、紙を独特なしごき方で、よれさしているのです。私が、理解しがたい行為の1つ、私の世界の七大不思議に入るのですが・・・。当人は、紙を触ったらどんな紙もすぐしごいてなめしてしまうようで、「それの紙は、しごかないでいいのとちがうの!」と、注意します。手が勝手に動いてしまうらしい。今日は...三つの搭(色鉛筆作品紹介651)とクリスマスの思い出

  • 瞳のある小部屋(作品紹介650)と 洋画家の話あれこれ

    こちらを見つめる目を感じます。また、小窓がある部屋にいるようで、古びた喫茶店で静かに過ごしている気持ちがします。コーヒーのコップも描かれている。寒い日にストーブが置かれている喫茶店で静かに物思いをしている一時の時間。色鉛筆と鉛筆、そしてクレヨンが塗りこまれて、その色の移り変わりに目がいきます。この作品は、最近描いたもの。こういうタッチの作品を見ると、古い洋画家達の絵を見てきた、描いてきた、武内の時間というものを感じるのです。油絵のマチエール作りをやってきたということを、この絵から感じるということです。そういう喫茶店の思い出を。冬の街を歩くと、少しひなびたような古めかしい喫茶店に入ります。あまりうるさくないし、ひっそりした感じの。そこで、画集を広げたり、買った本を見てみたり、窓があれば道行く人を眺めたりしながら過...瞳のある小部屋(作品紹介650)と洋画家の話あれこれ

  • トーテム(作品紹介649)と 妖怪のような武内ヒロクニ

    お化けのような。新手のトーテムポールか?それより、私は武内自身に思える。手が長く、手が大きい姿もそうなのですが、後ろから「ワッ!」と言って、肩をつかむ時があります。そういう時、「ビックリさせないでよ!」と言う。唐突にそういうことをするので、何が起こったのかと・・・・。この絵は、マジックと色鉛筆を使用。この絵をちょと見ていると、「この絵はね、マジックで早描きして、どんな風な形が出来るかやってみた」「この手の部分の形!こういうことがやりたかった」「マジックはすべるから、速度を出せるでしょ」と。その手の形は、人を驚かせるための形にしか思えません。実際、武内は人を驚かせることをしています。明石に居た頃、夜、家に帰って来たら、「前に歩いている女性がいてさ、後ろからワッと言ってやったら、キャーと言って物凄いスピードで走って...トーテム(作品紹介649)と妖怪のような武内ヒロクニ

  • CAR(色鉛筆作品紹介648)と 狼男な画家

    “CAR”と書き込まれています。車を描いています。描写とは程遠く、抽象的に。タイヤの大きさが大小様々。タイヤが自由にあちこちに動いているようで、道ではなく凸凹の山を登っているような雰囲気。でも、方向だけはしっかりしている。ヒロクニさんの生き方って、こんな感じかもしれない。絵は色鉛筆と鉛筆で描かれ、紙は伸され、絵の表面はもう色鉛筆が染みこんでいる。あの例の“紙をしごいている作業”の賜物の絵の表面。もう、印刷みたい。描き方が異常な色鉛筆画なのです。しかし、おもちゃ箱のような感じが楽しくさせてくれます。こういう絵を描くヒロクニさんは、今は狼男の風貌だ。わたしは、「もう、仙人になってしまえば?」というくらい。「狼男記念」として、アトリエでヒロクニさんの写真を撮りました。↑夜、アトリエでわたしに話をするヒロクニさん。手に...CAR(色鉛筆作品紹介648)と狼男な画家

  • 夜の散歩(作品紹介)647 と 掃除と整理

    楽しく散歩。夜道を。男と女。穏やかさ感じる表情で、ほのぼのムード。“ふるゆわ“”という言葉が似合いそう。輪郭がはっきりしないので、幽霊のようでもある。アクリル絵具とマジックの走り描きなのですが、牧歌的に感じられます。急に寒さがまし、冬到来がひしひしと感じられる季節に。12月に入り、師走ももう間近に感じます。掃除が苦手なわたしは、12月に入ると、たまった汚れを落とすことにしています。普段から掃除を小まめにしないので、やりがいがある。埃がたまった場所を一気に一箇所、集中して掃除をする。たまっている分、する前、した後の雲泥の差を眺めると、ゴキブリホイホイ(今もあるの?)に集まったゴキブリを捨てたような気持ちになる。掃除に関しては、いつも気後れがするのでした。ヒロクニさんは、わたしと違ってわりとマメ。モノの整理をよくす...夜の散歩(作品紹介)647と掃除と整理

  • 冬の花(作品紹介646)と 冬の暖房対策

    「copの枯れた花」と書き込まれています。とてもめずらしい武内の「花」の絵。クレパスと鉛筆で描かれている。食卓に置かれている花を「これ、いいかな?」と言ってアトリエに持っていくことがあります。その花は、かなり長い間だ置かれていて、枯れていきます。その枯れかけた花を絵にしています。冬に赤い花。何の花を描いたのだろう?冬は花がなくて寂しいから、花を買ったのだろうか?2011年とかなり前なので記憶がない。しかし、冬に描かれただけあって、荒涼とした寒さが伝わってくる。今日は、寒い一日になりそう。吹く風の音が違う。寒くなると不機嫌になる我が良人。今年の最大の衝撃は、灯油の値段。アトリエでは、石油ストーブを使っている。ガンガン点けていましたが、今年は・・・・。ヒロクニさんに「今年は灯油の値段が凄い。2000円近くする・・・...冬の花(作品紹介646)と冬の暖房対策

  • 立ち話(作品紹介645)と イギリスらしさ

    ニョキニョキとしたものが、生えている。その形は、立ち話をしている人のようでもある。街角のそんな様子を思い浮かべました。マジック、クレヨン、鉛筆で描かれています。武内から「クレヨンを買ってきて」と言われたにもかかわらず、“クレパス”(似ているけれど違う)を取り出して怒られた。確かいつもクレパスを使っていたから、ヒロクニさんが言い間違えたに違いないと思い、気を利かせたつもりだったのですが、「違う!」と。「ちゃんと人の言うこと聞いているのか?」とも言われ、確かに聞いていないと思いましたわ。この絵の表面を見ていて、クレヨンの部分を見ると、堅牢でツルツルとしていて手に全く手に付きません。「ああ、こういう表面にしたかったから、“クレヨン”だったのだと気が付きました」色鉛筆の蝋の具合とよく似ています。武内の悩みは、クレヨンは...立ち話(作品紹介645)とイギリスらしさ

  • こっち見て(作品紹介644)と 呆れた夫婦

    サイズはA3ぐらい。ボールペンと色鉛筆で描かれた作品。人の顔がみな正面を向いていて、リモートで話をしているよう。そんな映像を目にする時があります。この絵を見ながら、安心して人の交流の再会を思う。「私も電車に乗って人に会う」が減ったので、家で良人としか話さないことも多く、妄想持ちの武内と、物語に入り込むわたしの会話は、ときにヘンテコに。人に会うと異常に話していたりして、ちょっとテンションが高くなっていたりする。なんだか浅ましい姿が浮かびあがってきて、「ちょっと頭、おかしかかった?」かしら・・・、と思い真顔になる。最近、リモート参加してもいいかも?と思うものもあり、やっぱり何でもやってみないと思うが、パソコンの操作の段階でつまづいています。この絵を見ていると、「最初の一歩の体験してみるのもいいかもよ」と言われている...こっち見て(作品紹介644)と呆れた夫婦

  • 風が波打つ(色鉛筆作品643)と 芋茎(ずいき)の作り方・体験

    風が波打つ。今、庭では金木犀の花が盛り。庭に出ると、金木犀の花の香りが漂ってくる。風にのって。それは、爽やかな香りで秋の匂い。そんな風のそよぐ日は、この絵がいい。そう思って、この絵を取り上げました。氷山が動いているような感じもしますが、波のような感じもするフォルム(形)。しかし、流れていくような動きが感じられ、風がどんどん流れていくような雰囲気。時間が流れていくようなこの感触。時間を味わおう思って、1分目をとじてみました。いつも、意外と1分って長い・・・と、思います。バタバタと動き回っていると、時間はあっという間に過ぎますが、目を閉じて、静かにじーとしていると、長い。自分のことを落ち着きがないと自覚します。里芋の芋茎(ずいき)を作ってみました。祖母が作っていたのを子供の頃見ていました。体験レポートです。↑このよ...風が波打つ(色鉛筆作品643)と芋茎(ずいき)の作り方・体験

  • 航空写真のような(作品紹介642)と『今にすべてがある』

    ボールペンとマジックで描かれています。上空から眺めた地図のよう。コノ字型に見える形は、マンションのようでもあるし、線は道のようでもある。その隙間に、人がはめ込まれていている。線の方向を見ていると、つぎはぎがされているようにも見える。寄木細工のようで、興味深い。武内の絵を見て思うことの1つに、この絵はどうゆう“立ち位置”なのか?と思うことがあります。紹介する時に、「現代美術」とも言い難く、「近代絵画」とも違う。「洋画家」もしっくりこないし、「コンセプトアート」でもない。たまに、「俺は、シュールレアリスト」と言うので、そうなのかも?と頷いてみるが、「由緒正しいシュールレアリスト」とは、また違う。最近、苦し紛れに出てくる言葉で、よく言われるのは「アールブリュット」である。それも少し違うなあ、と思いつつ聞いています。ヒ...航空写真のような(作品紹介642)と『今にすべてがある』

  • 秋の終わり(色鉛筆作品640)と 三昧の境地

    ガッツポーズをするヒト。人なのか?街の中にある建物のようでもある。萌黄が枯れたような色には、秋を感じます。赤い色は、葉の紅葉のようにも。秋の季節に見るといいなぁ~と思い取り上げました。この絵は、色鉛筆で塗り込められ、表面は蝋引きされたような感じになっています。色鉛筆の粉っぽい感じは全くなく、執念を感じる塗り込め方。これが、武内の色鉛筆画なんです。本などの色鉛筆画のテキストを見ても、このような絵の描き方は皆無。描いて、描いて、描いたあげくに生まれた、この独特の描き方は、なんともいえない風合いがあります。筆圧が異様に強い人なのです。秋の小春日和がこのまま続いてくれれば良かったのですが、いきなり冬のように寒い日々。我が良人は、暖かさが続く間は、制作、制作と制作三昧な日々。傍目で見ていても、よくここまで絵が描けるなぁ~...秋の終わり(色鉛筆作品640)と三昧の境地

  • 静かな夜(作品紹介639)と ケチャップとサンドウィッチ

    鉛筆と色鉛筆がミックスされて描いています。鉛筆の部分は、黒の色鉛筆で描いたのか?と思ったほど、塗り込められています。鉛筆でもこんなに黒く、表現出来ることに驚き。もう、海苔のようでもあります。この絵は、「地下鉄シリーズ」。それも、夜の地下鉄。女性らしき人は、小さなパンツをはいています。パンツを描きこんでいた作品も以前あり、それが旗のようでした。今回の絵は、履いているけれど、小さくて可愛くビキニのよう。黒の空間が静けさを感じさせますが、ハチャメチャな人達は、いたずら好きな感じがする。コミックな感じもあって、武内らしい作品です。秋になると、サンドウィッチが食べたくなる。コロナのため今は電車に乗って、街の散歩はひかえていますが、普段は、季節のいい秋にヒロクニさんと散歩にいく。そんな時によく食べるのがサンドウィッチ。街の...静かな夜(作品紹介639)とケチャップとサンドウィッチ

  • 夜の植物(色鉛筆作品紹介638)と 読書の秋・白鯨

    秋の陽射しを感じる季節になりました。伸びる影も長くなり、風には秋の気配。夜には、涼しい風が吹きます。陽だまりに包まれたような植物の絵を、アトリエで見つけました。実物は、ピンク色がもっと鮮やかなのですが、蛍光色のピンクの色鉛筆と混合にして使っていたようで、色が薄くて、残念。ふんわりした絵は、武内の絵では、どちらかというと珍しいので、つい目がいくようです。「この絵は、途中なの?」という問いには、「もう、出来上がっているよ。」と。「もっと大きい絵を取り上げてくれてもいいのに。」とも言われてしまいました。葉の一部が、三日月のようにも思え、この植物の形に惹かれました。夜の植物の様子にも思える。真夜中、ヒロクニさんと明石公園を歩いたことがありますが、夜の植物は、また違った姿を見せてくれる。人影の無い(こういう時は、人がいた...夜の植物(色鉛筆作品紹介638)と読書の秋・白鯨

  • 星の地下鉄(色鉛筆作品637)と 旧約聖書と西洋絵画

    中央に黒い星が、ドーンと描いてあります。不自然と思うくらいに。だけど、この絵は「地下鉄」です。武内とは、長年一緒にいるせいか、「地下鉄」のテーマの絵はすぐ分るんです。地下鉄が一瞬地上に出ることがあると思いますが、その瞬間の図。なんだか偉そうな雰囲気。子供が描いたような絵に思えるが、子供がこんな絵を描いたら怖いと思うのです。玄関先に、地面に歯ブラシを埋め、歯ブラシの林が我家にはありました。子供絵画教室に来る生徒達に、「何でハブラシが埋めてあるの?」と、質問攻めでした。「私がしたのじゃない。パンジー(パンツ爺←こう呼ばれていた)が、したんです。」「パンジーに聞いて下さい。」と言うと、あの人ならやりかねんと子供心に思ったのか、急にシーンとして、わかったという顔に変わる。私は、内心「家の旦那のことをどう思っているのか?...星の地下鉄(色鉛筆作品637)と旧約聖書と西洋絵画

  • 噴火(色鉛筆作品636)と 芸術家の甘え

    マグマが噴出しているように見える。そして、怒れる人がいる。怒りのエネルギーが、爆発しているようだ。この絵は、サイズの小さい作品で11cm×10cmぐらいの大きさ。この絵は、小さいのですが、武内のアトリエでよく見ていました。机の上をあっちこっちよく移動していて、置く場所が変わっても色と画風にインパクトがるので、目に付く作品。「いったい何だこれは?」と悩ませる作品が多い武内ですが、わりとストレートな絵柄だと思い取り上げました。あちこちの机に絵が散らばっています。↓こんな風に右にある小さい絵も、上記の作品とほぼ同じ大きさ。左は、描きかけの絵のようです。右の上にある、青が使われている小さな絵を武内が持ってきた。「さほり、これどう?」と。私は、「なんか、赤い口があるから顔に見えてしまって、怖いよ。」「顔に見えないほうがい...噴火(色鉛筆作品636)と芸術家の甘え

  • 樹・草(作品紹介635)と 草と自然

    「樹・草2015」と裏に書き込まれています。幻想という言葉もあてはまりそうな植物の絵。わたしは、帆船のように思って絵を見ていました。描き込まれたタイトルを見て、植物なんだ???と。「草」というのは、武内の絵によく出てきます。「草ぼうぼうの街に住みたい。」と、キャッチフレーズのように口ずさんでいたことも思い出す。一緒に散歩をしていても、疎水の流れやそばに生える苔や草を眺め、しもた屋が続く路地では、小さく固まった鉢に生える植物のありように目を止め、明石公園のような大きな木がある所では、「この木のことはよく知っているの。長い付き合いだからね。」とわたしに話した。どういうわけか、そう言うとき見る武内の顔は、横顔になっていました。わたしは、不思議な人と思い、ああ、ロマンティストなんだと思ったと同時に、ちょっと、気恥ずかし...樹・草(作品紹介635)と草と自然

  • 土、花、風(色鉛筆作品・紹介634)と ショック療法

    「土、花、風」というタイトルが付いています。鉛筆で描かれた輪郭に色鉛筆が塗られている。流れる風を感じます。実は、この絵は風変わりなのです。あまりにも風変わりなので、上の絵は絵柄のところをだけをクローズアップしました。実物は、↓こちらこんな絵です。「土、花、風」とあるタイトルの「土」は茶色の部分?ミステリーな絵で、推理したくなります。こんな絵は、初めて見るので、頭の中がひっくり返り、武内ヒロクニは、何を考えているのかと・・・・。そういえば、ヒロクニさんのことを「最所、宇宙人かと思った。」と打ち明けられたことがあります。何を言ってるのかさっぱり分らなかったらしい。慣れてくると、言っていることの検討がつけられるようになり、「やっと意味がわかるようになった。」と、付け足してくれます。この絵にも、そんなヒロクニさん風味が...土、花、風(色鉛筆作品・紹介634)とショック療法

  • Pagan Love Song(メモ紹介633)と 里芋の素描

    “ペーガン・ラブ・ソング”と書き込まれています。「中学校の頃、進駐軍のラジオから流れてきた曲でねぇ~。この音楽から、エキゾチズムというのを知ったよ。」と、武内は言います。「どんな曲だったか、ちょっと調べてくれる。」と言われ、調べました。ハワイアンのような調子。そして、陽気な雰囲気。こんな曲が日本のラジオから流れるようになった時代なのだと思い、当時は、日本の激動の時代だったわけだ。武内は、昭和12年生まれなので、昭和25年ぐらいの話なのでしょうか。この絵は、武内の様子伺いにアトリエに行った時に見つけました。「たまには、どうしているいるのか心配にならんのか!倒れているとか心配しないのか!様子ぐらい伺ったらどうだ!」と、よく言われています。「だって、アトリエから絵を描く音がしているから、死んでない。」と、言い訳をする...PaganLoveSong(メモ紹介633)と里芋の素描

  • オートバイと妄想(鉛筆作品622)と ぎせい豆腐・レシピ付き

    メモというか、エスキースなんでしょうね。ヒロクニ流、寓話という印象を受けました。どんな物語がこの絵にあるのか?と思い、「この絵は、どういう絵なの?」と聞きました。意外な返事。「この絵は、オートバイだよ。」と言う。頭が混乱しました。「ドン・キホーテ」の主人公、“ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ”なる人物。妄想持ちの騎士。気のふれた正気の騎士。または、正気がかった狂人の騎士の姿と、武内の姿がだぶる。似ているような気がする。私も怖い妄想をしている自分に気がつき、いやいや、違うってと言ってみる。しかしなぁ~、その狂人“ドン・キホーテ”に農民の従者の“サンチョ”というのがいて、「ご主人様、おらには何にも見えねいだ。」とよく言う。「ヒロクニさん、おらにはオートバイにみえねいだ。」と私も言ってみる。わたしって、サンチョの役を...オートバイと妄想(鉛筆作品622)とぎせい豆腐・レシピ付き

  • 夏、海へ(作品紹介621)と 詩情(ポエジー)について

    この絵は、ベニヤ板にアクリル絵具で彩色されたもの。裏に、「夏、海へ2017」と記してありました。私には、3人の人が描かれているように見えました。手前に2人、後ろに1人いるように感じます。家にベニア板を見つけると、その木切れを切って絵を描く。家には、木切れに描かれた絵が多く存在する。時々、ゴミ箱の中で見つけることがあって、手にとってみると、「けっこう好きかも・・・。」という絵を見つけると、拾い上げます。そんな木切れをいくつか持っています。武内は、今現在は、色鉛筆を使って、ほとんどの絵を描いていますが、鉛筆、アクリル絵具、油絵、インク、水彩、ボールペン、顔彩、ポスターカラー、クレヨンと、様々な絵具を使って絵を描いてきています。始めは、洋画家、そして現代美術、ロック喫茶経営の頃は8mmフィルムで映像、次に色鉛筆画に。...夏、海へ(作品紹介621)と詩情(ポエジー)について

  • 飛躍(作品紹介620)と ヤンソンの誘惑・レシピ付き

    ポーンと宙に浮いた顔。ちょっとしたひらめきが浮かんだ瞬間の・・・・。シュールな絵です。山は、桜島。武内がよく目にした山です。ボールペンの素描に色鉛筆で色が塗られている。久しぶりに見るボールペンの絵。2021年、8月に描かれたものになります。超、最近作です。この絵は、下の動画に合わせて、絵を選んでみました。このところ雨が降り続き、コロナの影響もあり、家に2人して篭っています。ツイッターで、猫ちゃんの鳴き声と音楽をコラボした動画が廻ってきました。説明のコメント付きで、コロナの中、猫とコラボを思いつき人気になったのはいいが、その新作のリクエスト曲が、猫ちゃんの声のコラボばかりらしくて、それは飽きている状態らしく、本筋の私達の音楽を聞いて欲しいと、願っていると書いてありました。TheKiffnessXAlugalugC...飛躍(作品紹介620)とヤンソンの誘惑・レシピ付き

  • 舟と雲(作品紹介メモ619)と 大雨の中のひまわり

    この絵は食卓にあるコップに立てかけてありました。雨が降り続く中、この絵を見て、はやく雲が過ぎ去ってくれればいいのに・・・、と思いつつ見ていました。ヨットが嵐にあう前触れを感じているような雰囲気を感じます。記号のようにも思えたりと・・・・。このところ、わたしは、「ジョン万次郎物語」や、「ガリバー旅行記」「モンテ・クリスト伯」と、舟が出てくる物語ばかり読んでいます。たまたま、手に取った本なのに、みな舟に乗る主人公。しかし、この3冊は、どれも名作で読後感にヒタヒタと浸かり、牛のように読後を反芻していました。ヒロクニさんは、「ジョン万次郎の本を、わたしにも貸してくれないかな。」と言い、「このジョン万次郎は、絵うまいよ。」と言う。この主人公のジョン万次郎は、実在の人で、漁に出て難破したところ、アメリカの捕鯨船に助けられ、...舟と雲(作品紹介メモ619)と大雨の中のひまわり

  • 窓辺(作品紹介メモ618)と 小さな哲学者の思い出

    この絵は、ノートの紙に描かれていて、メモのような。裏に「病院・死・草・ブギ」と書かれています。窓から外を見ているような印象もする。いや、窓辺で外を見ている人を見ているようでもある。中から、外からと境界線がなく、ただ眼差しがある。こんなふうに思いました。この絵に「病院」「死」という言葉は、あまりふさわしくない気がするので、どういう意図なのかと疑問に思うのでした。裏には、薄い鉛筆で色々なことが書かれていて、興味深い。■『酒買いの唄』となっていて、空の青が石ころが動いて歩いて歩いてこれは、詩なのか?■また、こういうのもある。岬を曲がってこの道を歩くことに。心に決めていた。■???と思うものに、クレヨンスープ骨つきと、単語が並べられている。ヒロクニさんは、文字が良くて、字そのものがポエジーを持っているので、「字」を見た...窓辺(作品紹介メモ618)と小さな哲学者の思い出

  • 歩くヒト(色鉛筆作品617)と どこでも小競り合い

    「歩くヒト、歩くヒト」と文字が並んでいるので、2人の人が歩いていると、思いこんで見ていた絵。イカのような?火星人のようなヒト型は、変なヤツ。頭、ファ?ってなります。大股で元気よくあるいているヒト型がいい。武内は時々、「元気が一番。」と言います。時折、グダグダと言う武内は、「元気が一番なんや。」と、禅寺の和尚に言われたそうです。(今より若い頃の話)その言葉は、身にしみているようで、私に、「元気が一番。」と、声かけしてくれます。しかし、言うタイミングが微妙にずれていて、「今は、そっとほって置いて欲しい。」とか、「少し休みたい。」と、思っている時によく言われます。元気になって、早く俺の身の回りをして、かまって欲しいということなのでしょうか?こんな風に思ってしまう私が、います。近所の仲良くしているご夫婦に、所用があって...歩くヒト(色鉛筆作品617)とどこでも小競り合い

  • ピトグラム的な(色鉛筆作品616)と オリンピックあれこれ

    この絵が、壁に貼られていました。丸い赤に目をうばわれ眺めています。ポスターのような感じもして、いつもの色鉛筆画とは随分違う。色合いも独特で、いつもと違う。新手のヒトグラムのような雰囲気。オリンピックに影響を受けて描いたのか?と思い、「この絵は、昨日描いたの?」と聞いてみた。武内曰く、「いや、2年ぐらい前じゃないかな。」と。「そんな以前の作品だったの?」「そして、今、急に取り出してきて貼ったの?」それには、答えてくれない。ふ~んと、思いながら、見ていると、お辞儀をしている人のように思えてきたから不思議。ピンクの輪は、エネルギーのようにも感じられる。形を追求するのは、武内の絵の特徴なのですが、くっきりとした形が特に印象的。東京オリンピックで夜空に浮かぶ、ピトグラムの形をいいなぁ~と見ていたので、ピトグラムのように感...ピトグラム的な(色鉛筆作品616)とオリンピックあれこれ

  • 空に浮かぶもの(色鉛筆作品615)と 制作における語録

    やっと梅雨が明け、青い空を見上げる日。ヒト型のような形が空に浮かんでいる。守り神のようなものであればいいと思いつつ、絵を見ています。表情は、微笑んでいるように見える。可愛らしく控えめな微笑みで、どことなく静けさを感じます。この形は、よく武内の絵に出てくるのですが、元々は、一筆描きの形から発展していったもの。何度も、何度も、6Bの鉛筆でデッサンしていました。それを色鉛筆の作品にしたものです。浮遊感覚と自由な発想をを楽しんで頂けたらと思います。私は、変な絵だなぁ~と思いつつ、可愛い感じがいいと思っています。そんなヒロクニさんは、話好き。暑くなってから、アトリエで過ごせない時間になると、クーラーのかかっている部屋(台所ですが・・・)にやってきます。肩のマッサージが終わると、ムクッと起き上がって、私と話します。話すとい...空に浮かぶもの(色鉛筆作品615)と制作における語録

  • 神様は大あくび(作品紹介614)と 茄子といんげんの煮物

    この絵は、「神様は大あくび」という詩集の本の装丁の為に描かれた絵。和紙にインクで描いた絵になります。ヒロクニさんが40代の頃の作品。和紙にペン先にインクを溜め、埋め込んでいったという。「和紙にペン先が引っかかるから、難儀してねぇ~。」と、よく口にしていました。和紙にインクだと滲むのに、どうやって線をひいたのだろう?と、素朴な疑問を持ったことを思いだします。土着的な雰囲気と形而上学的な雰囲気が混ざり合って、幻想的な感じの作品です。私達のお仲人さんのような方、美術研究家の山本芳樹先生(故人)から、伺ったことがあるのですが、この仕事を請けた時、「あんたに、本の装丁の仕事が務まるとは、思えん。と、言ったらねぇ~、この男、発奮したのか、いい仕事をしてねぇ~。」と。「私が、くそみそに言ったので、くそ~と思ったのかねぇ。」と...神様は大あくび(作品紹介614)と茄子といんげんの煮物

  • 緑の騎士(色鉛筆作品紹介613)と アーサー王物語あれこれ

    この絵を取り上げようと思ったことは何度もありましたが、文章を付けるのが難しくてお蔵入りしていました。アーサー王物語に「緑の騎士」というのが出てきます。そんな雰囲気もあるかもしれないという、強引な印象で取り上げることにしました。初めてこの絵を見た時は、黙っていました。この絵を見せてくれた時、「いいだろ。」と言われましたが、答えようがなく、黙っていました。なんか可愛くもあるとは思ったけれど、言葉が見つからなかったのです。武内の頭の中って、どうなっているのか・・・。バロックの美術書をよく読んでいた時期もあり、「マニエリスム」という単語をよく聞いていた頃もあります。本を覗いたら、わたくしは読まなくていい本と判断して、そうだねと頷くのみ。難解な美術用語が多く使われている本で、敬遠しました。しかし、バロックの要素がこの絵に...緑の騎士(色鉛筆作品紹介613)とアーサー王物語あれこれ

  • Song(作品紹介612)と それぞれの日常

    これから、夏だ!暑い夏の到来がもう間近。そんなことを思いながら、この絵を取り上げました。この絵は、アクリル絵具で描かれています。この絵も20年ぐらい前の作品。「Song」と書き込まれている。この頃は、私は仕事でかなり忙しかったようで、どうして「Song」だったのか?まるで覚えていない。白の絵具が、水しぶきのように感じられて心地いい。朝、ヒロクニさんは、「思念の外へ、外へを繰り返してますヮ。」と言って、一枚の絵を持っていた。その絵は、色鉛筆のドローイングだ。続けて言うには、「紙の上に鉛筆をこすっている時は、まだ思念がある。」と言う。思念の外というのは、自分を離れたところか?と、思いを巡らすのでした。哲学のようでもある。ふっと「座禅みたいなものか?」という考えが湧いた。未だ、ただ座っているだけの座禅をしている、わた...Song(作品紹介612)とそれぞれの日常

  • ジャズ喫茶にて(色鉛筆作品・611)と ジャズ喫茶のマッチから

    神戸にあったジャズ喫茶、バンビに滞在していたことがあったらしい。滞在と書きましたが、正確には事務所代わりにしていたということです。今のように携帯電話がない時代の話なので、ジャズ喫茶に長時間滞在して、いつも電話を取り次いでもらっていたと云うことです。連絡のメモなんかも手渡されていたと言う。その当時の様子なのかもしれません。右にいる人は、女の子らしく、「こうやって、話しかけられているの。」と説明を受けました。それより、人が机になっているのは何?と、つっこみたくなります。江戸川乱歩に奇妙な小説があり「人間椅子」というミステリーがありますが、机なので、謎は全くなさそう・・・・。紫色と赤色のかけあわせが、華やかに感じます。妙にほのぼのしているところに不可解さを感じるのでした。ヒロクニさんと外出したら、一息入れるのはジャズ...ジャズ喫茶にて(色鉛筆作品・611)とジャズ喫茶のマッチから

  • 食欲(作品紹介・黒マジック610)と 老人性皮膚瘙痒症

    口を開けてエネルギーを食べているような生き物。とにかく何にかを食べています。その勢いが威勢がいい。時折、つばめの巣に雛がいて、親が来ると口をパクパクあけてかしましい様子を見ます。つばめの子のそのたくましい様子を見ると、微笑んでしまいますが、この絵の様子は、微笑ましいのか?と、少し疑問。そういう疑問を持たせるところが、武内らしい・・・、と思う。普通が嫌いな人であります。だけど、この絵にも独特のユーモアはある。ちなみに、この絵は、黒のマジックのみで描かれています。メモに近い絵で、シンプルな仕上がり。線を描く勢いは、かなり早い。この速度感を味わって頂けたらいいなぁ~と。ヒロクニさんは、このところ皮膚が痒いらしく、その痒みを訴えます。虫に刺されている?皮膚の様子からそう判断しました。だけど、何の虫に噛まれているのか分か...食欲(作品紹介・黒マジック610)と老人性皮膚瘙痒症

  • 梅雨の曇り空(色鉛筆作品609)と シヴ・クマール・シャルマのインド音楽から

    この絵は小さな絵で5cm×12cm位の大きさ。今日は曇り空。この小さな抽象画がぴったりくると思い紹介します。色鉛筆と薄い鉛筆が塗られた作品になります。雨だけではなく、いろんなものが降ってくるようでもあり、存在しているだけのようでもある。雨の日に出かけて、目に映ってくる風景を見ているようでもある。ヒロクニさんは、「梅雨に出かけて、あじさいを路地で見るのは好きなんよ。」と言います。少し、ロマンティックな気持ちになるようです。今日の朝、ヒロクニさんは「シヴ・クマール・シャルマ。」と、私の目を見て言った。指を上に向けて、その合図でインド音楽が鳴る。明石にいた頃にインド音楽は、本当によく聴いていました。お香もよく使っていて、明石のアトリエは独特の匂いがした。金属で出来た変ったお香立てや、インド風の赤い大きな指輪もはめたり...梅雨の曇り空(色鉛筆作品609)とシヴ・クマール・シャルマのインド音楽から

  • 終わりのない遊戯(色鉛筆作品紹介608)と ヒロクニさんの男の色気

    この絵は、描いていた絵に加筆されて仕上げたもの。捨てようとしていた加筆前の絵を見て、「私、わりとこの絵好きだったのに・・・。」と言った。「作品を大切にしないのね。」と付け加えて、目の前から去ったのでした。その翌日、ヒロクニさんが「ちょっと、こうなったのだけど・・・。」と言いながら、台所にかけた絵がこの絵なのです。子供がおもちゃで遊んでいるような雰囲気がします。そうよね・・・、ヒロクニさんも絵を描くことで、延々と遊んでいるような感じでもある。芸術という遊びでしょうね。今日の絵は、いたずら心が出ていて、線が遊んでいます。コロナで散歩をすることがめっきり減ったヒロクニさんは、楽しみが「食べること」になってしまい、少し太りました。「太ったヒロクニさん」を見るのは、初めてで、私の目には奇異にうつります。「太ったヒロクニさ...終わりのない遊戯(色鉛筆作品紹介608)とヒロクニさんの男の色気

  • ドローイング(色鉛筆作品紹介607)と 久しぶりのお出かけ・会話

    こちらの絵は、2月の個展を終えてからも増え続けるドローイング。その中の1枚。サイズは、A2。この絵を眺め続けていると、我家の猫ちゃんのピピちゃんが、手を丸めて座っているような感じがしてきます。時々、厳しい顔をして、じっとしてこちらを見ている姿に見える。丸い形が印象的で、パッと見た瞬間は、「ひよこ饅頭・・・・。」だったのですが、今は、我家の猫に見えます。ヒロクニさんは、次々から次へと描くスタイルでドローイングには臨むので、一々、考えたりはしません。ドローイングは、山積みなのです。コロナで緊急事態らしいが、久しぶりに2人で、神戸へ出かけました。所用も兼ねてなので、ギャラリー島田に行き、WAKKUN展では、イラストレーターの湧嶋さんと話をしたり、スタッフの方とも交流を。交流をと文章では書きましたが、人と話す機会が減っ...ドローイング(色鉛筆作品紹介607)と久しぶりのお出かけ・会話

  • ジャイアント・馬場の絵(作品紹介606)と インド紅茶のカンテ・グランデ

    この絵は、ジャイアント・馬場氏を描いています。カンテ・グランデは、関西でインド紅茶(チャイ)を広めた老舗の喫茶店。こちらで個展をしたことがあります。「カンテの宿題」と書き込まれているのは、当時23年前ぐらいにお店でギャラリーの担当だった神原さんという方が、ヒロクニさんに描いて欲しいものを宿題として出していたもの。「ジャイアント・馬場さん」が、宿題にあったのです。その宿題とやらの絵でハガキを作って下さって、売っていました。以外に、この絵のハガキが売れていました。「以外だ。」「以外だ。」を連発していた私が思い浮かびます。この「カンテ・グランデ」というインド紅茶の店は、「モンスン・ティー・ルーム」というお店のオーナーに紹介して頂きました。こちらのカフェが、ヒロクニさんのお気に入りで、心斎橋まで行って滞在していたような...ジャイアント・馬場の絵(作品紹介606)とインド紅茶のカンテ・グランデ

ブログリーダー」を活用して、ホメロスさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ホメロスさん
ブログタイトル
色鉛筆画家・武内ヒロクニのブログ
フォロー
色鉛筆画家・武内ヒロクニのブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用