この絵は、1階のアトリエに持ち込まれて、棚の上に飾られていました。クレパスで描かれていますが、塗り残しというものが全くなく、表面は非常にフラットに仕上がっています。自身がクレヨンで絵を使って描いたのを思い出して見ると、紙の凹凸によって、ザラッとした感じが出ていました。。クレパスを何度も塗り重ね、ギューと押し付けると完璧に隙間を無くすことはできますが、部分だけに終わっていたことを思い出します。ある程度塗りこめていっても、今度は重い感じになったりする。その上クレヨンは、失敗すると修正すると色が濁るのです。そう思うと、武内はなかなかの熟練者だ。描き方として、下書きというものをしないというのも、不思議なこと。この絵は、街の絵だと思いますが、ひっくり返ったこうもり傘の形と三角の縞の形は、隕石のようで、「何にかが、降...万華鏡のような街(作品紹介776)と素のわたし