アルコール依存症の夫を持つアラフィフ妻です。これまでの経緯と心境の変化について綴っていこうと思います(現在、共依存脱却中でございます)
家を出て実家に帰った。 実家には高齢の母が一人で暮らしている。 しばらく暮らしてみて落ち着かないなと感じていた。 これまで一人暮らしの経験はなかったが、この先の人生どうせ一人で生きていかなければならないし、一人で暮らす部屋を借りようかと頭によぎった。 何から手を付けたら良いのかしら。 母は認知症があり、一人暮らしが限界を迎えようとしていた矢先に私が帰ってきた。 とりあえず、母の家周辺辺りで住もう。 ある日、近所の人が母を訪ねてやってきた。 玄関で対応したのが私だったので『この辺りで良いマンションはないですか?』と聞いてみた。 そしたら○○マンションはいい人が何人か住んでいるよと。 早速、マンシ…
なんで私のほうがカウンセリングを受けなきゃいけないのか?と納得がいかない気持ちと受けないと自分が何も変わらないという複雑な思いを抱えながらカウンセリングに行った。 受付してカウンセリング室に入るというイメージをしていたのですが、古いビルの一室で先生一人だけが迎え入れてくれた。 特に質問攻めにあうこともなくアルコール依存症の夫との経緯を軽く話した。 (あれ?色々聞かなくて大丈夫なの?) そして私の親との関係などもさらりと。 私は家を出てもう帰るつもりはないということも伝えた。 その日は特にこれといった手ごたえもなく終了した。 この時は、何が何でも離婚したいというより離婚しなければ辛いだけの人生で…
泥酔している間に家を出た翌日から毎日のように夫から電話が鳴った。 無視は出来ないので電話に出た。 『寂しい』と訴えてくる。 胸が締め付けられる。 でも決めたんだ。 アルコールに振り回される生活をやめようと。 だから『家にはもう帰らない』 ある日、夜中の3時に携帯が鳴った。 普通に電話に出たけど、少し怖くなってきたし耐えれない。 夜中の電話に出てしまう自分もどうかと思う。 ある日、意を決して叫んだ。 『もうこれ以上、私を苦しめないで~』 『これ以上、私を苦しめると着信拒否するから~』 そしたら次の日からピタっと連絡が途絶えた。 私の心は限界に達していた。 どうしたらよいのだろうかと考えた末に以前…
家に帰るのが苦痛になってきた私はなるべく帰宅時間を遅らせたり、休日は外に出るということをしていった。 ある日、帰宅したら再飲酒し泥酔状態でひっくり返っていた。 料理酒を飲んで空っぽになったパックが台所に転がっていた。 私の行動がそうさせたということだ。 うん、そうかもしれないね。 いつもなら私が悪いんだと罪悪感を抱くのだが、なかった。 もう、こんな生活をやめると心に決めていたからだ。 泥酔しているうちに荷物を車に押し込んで出よう。 前回にも家を出た時に持ち出した荷物は最低限必要なものを持ち出したけど 今回は荷物の内容が本気だ。 購入したばかりのベッドマット、こちらも購入したばかりのオーブンレン…
私の心が揺らいでいる時。施設にいる義理母が帰りたいという意向を示していると夫が言い出した。 呼び戻そうと思っている。。。とのこと えっ⁉言葉がでない。 断酒して間もない上に仕事も復帰していない状況で介護がのしかかってくるとどうなるのよ。 私のことは二の次なんだと思った。 その日から家に帰るのが本当に嫌になった。 仕事が休みの日は、なるべく用事を作って家に帰らなかった。 夫の顔を見るのも嫌だった。 そんな日を重ねていくうちに家を出たいという気持ちが色濃くなっていった。
夫が退院後、日中働かず家にずっといることが私の心の負担になってきた。 コロナ禍で商売も厳しい状況であり、復帰したところで思うような収入に繋がるかといえばそうでない。 しかし、今の商売を辞めて外で働くといっても年齢も年齢でせいぜいアルバイトかなと。 アルバイトでも良いから働いてほしい。 いや、どんな仕事でも良いから働いてほしい。 本人は医者にストレスがかかることは危険だと言われているとのこと。 出口の見えないトンネルの中にいるみたい。 考えても考えても答えが出ない。 友人から以前、とてもよく当たるスピリチュアルな占い師(霊視ができる)の話が頭に浮かんだ。 そうだ、相談に行こうと。 ドキドキしなが…
心療内科を受診し、処方された睡眠導入剤で不眠が和らげた。 心療内科の先生が断酒会に参加しないと、という言葉が頭によぎり、それとなく行くように促した。 しかし、行きたくないと頑なだ。 私も家族会に行くからと伝えたら『あんただけが行けばよい』と。 はぁ??カチンときた。 心の中で『お前のせいでどれだけ苦しんでいるのかわかっているのか』とね。 言いたいけどグッと我慢。 再飲酒されるから我慢。 我慢? なぜ私だけ? なんだか馬鹿馬鹿しくなってきた。 この時から離婚が頭によぎるようになった。 一人で生活することの覚悟を決めていかなければと。 不安だけど、このままも不安。 どっちの不安を取ろうか。 そりゃ…
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