chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
アルコール依存症の夫を持つ妻の物語 https://yuminstory.hatenablog.com/

アルコール依存症の夫を持つアラフィフ妻です。これまでの経緯と心境の変化について綴っていこうと思います(現在、共依存脱却中でございます)

yumin
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2021/06/13

  • 新たなステージへの扉を開く【ありがとうございました】

    現在、私は離婚をしてから9か月を過ぎようとしている。 正確にいうと別居も含め、家を出て約3年足らずというとこです。 過去の事はほとんど振り返らず脳裏から忘れている。 あれほど苦しんでいたのが嘘みたいに今を生きてます。 経済的にも何とか普通に暮らしていけてる。 一人暮らし用の1K賃貸で不便に暮らしているが不便を便利に変換していく作業も案外楽しいもんだと気付た。 自分のことは自分で解決できるので悩みも消えた。 今後、何かの壁にぶち当たっても何とか乗り越えていけそうな気がするから 不安もたいして感じない。 未来の不安ほどあてにならないことを知っているから。 さようなら過去の私。 アルコール依存症とい…

  • 他人と比べない

    私は50代になって全て失った。 自分の50代を20代のころの私が描いた未来とはかけ離れている。 家族がいて家を持ち、子供が成人して余生を過ごしている。 どれもない。 しかし不思議と嘆いていない。 なぜなら他人と比べている自分はもういないから。 ずっと他人と比べ、あの人は持っているけど私にはない。 あの人は持っていないけど私にはある。 どーでも良いことだった。 何にもなくてもその人が幸せで日々満たされていたらそれで良いのだ。 自分以外の人間に満たしてもらおうと思うから幸せではないのだ。 自分の欲求は自分で満たす。 自分は裏切らない。 自分を信じる力が大切だと実感している。 だから二度と人と比べる…

  • 自立していく覚悟

    『自立』というと経済的に人を頼らず自分でやりくりしていくことだと思っていたので自分は自立している立派な大人だと信じていた。 しかし『自立』ということは精神的に自立している人間のことだとカウンセリングを通して知った。 本当に自立している人は一人でも幸せを抱きながら責任を持ち覚悟している。 そう、私は夫とともに歩む人生を思い描き、この人がいないと生きていけないと思い込んでいたのだ。 一人では楽しめないのだ。 だから潜在的に自分を頼ってくれているうちは夫のことをコントロールできるのだ。 一人ではない人生、依存した人生。 カウンセリングで知った。 無意識に願っていたことが叶っていただけ。 アルコール依…

  • 離婚後の心境の変化

    離婚が成立してから夫とは一度も連絡を取り合っていない。 もちろん向こうからも連絡はない。 だからといって寂しいとか悲しいという気持ちは一切なかった。 離婚前は不安で一杯だったけど不思議とそういう感情は芽生えなかった。 夫との生活を振り返ることもなかったし夫に対する恨みもない。 未来しか見ていない。 カウンセリングの時も振り返って自己憐憫するような感情は一切芽生えずにこの先、自分がどのように幸せに生きていくかのほうが重要だった。 何か大きな分厚い壁を乗り越えたようなそんな気分だった。 その壁はネガティブだった自分をポジティブに変換したような感じだった。 依存体質だったけど新しい恋人を作る気分でも…

  • 嫌な現実を変える

    別居して中途半場な状況からやっと脱出できた。 嫌な現実のドラマから抜けれた。 このドラマを作ったのは夫だけではない。 私の思考から作り上げた現実だ。 なぜなら自分自身がアダルトチルドレンであり、誰かに必要とされたい、そして愛されたいと潜在的に願っていたから。 だから依存的な相手を引き寄せてこの苦しいドラマを作り上げてしまった。 アルコール依存症という課題から導き出された自分自身の人生の課題であるという答えに辿りついた。 気付かされるために見ないといけないドラマだった。 ずっと何故このような現実にぶち当たらないといけないの? なぜ私だけと夫のアルコール問題で悩んで嘆いてた。 夫がお酒さえ飲まなけ…

  • 離婚に向けて出陣

    約束の日がきた。 本当に約束の時間、場所にきてくれるのだろうか? 嘘ばかりつかれてきたから全く信頼していない自分がいた。 約束の場所に待ち合わせ時間より早く到着したので夫が来るのを待った。 約束の時間が過ぎた。 来ない。。。 10分、20分、30分待っても来ない。 ラインしても既読がつかない。 電話しても繋がらない。 最後の最後まで裏切られた。 くやしかった。 どうしよう。 このまま待っていてもなんの進展もない。 意を決して家まで行こう。 玄関でドアに手をかけたら鍵が開いていた。 あれ?居てる。 大きな声で呼んでも出てこない。 居留守? それとも今日は離婚届けにサインしてもらうという約束の日だ…

  • やっぱり連絡がこない

    また落ち着いたら連絡すると言って電話を切ってから一か月音沙汰なし。 また裏切られた。 こんなことばっかりだったよな。 自分が情けなくなってきた。 このまま待っていても向こうから連絡はこないであろうと判断した。 また私から電話した。 私『まだ状況は落ち着かないの?』 夫『足の調子が悪くてもうしばらく待ってほしい』 私『いや待てない。そちらまで行くので日時を設定する』 夫『では来週の火曜日で』 私『わかった』 といって電話を切った。 それから約束の前日に電話が鳴った。 嫌な予感。 夫『お袋の調子が悪く救急で運ばれたから日を伸ばしてほしい』 私『では〇月〇日10時に最寄りの駅前で。これ以上は待てない…

  • 勇気をだして連絡した

    勇気を出して電話した。 出なかった。 まさか着信拒否? このまま拒否されたら状況が変わらない。 焦る。 そしたら携帯が鳴った。 夫からだった。 私『元気にしてる?』 夫『階段からすべり落ちて足を骨折して入院経て現在リハビリ中』 相変わらずトラブル続きだな。 聞いてるだけで心が締め付けられるというより心苦しい。 それは共依存的な心苦しさというよりトラウマに近い心苦しさ。 トラブルばかりだったから。 異常な世界にいたんだな。 そう思った。 私『離婚してほしいから離婚届にサインしてほしい』 夫『もちろん、もちろん』 以外にあっさりと承諾してくれた。 安堵した。 私『ではいつがいい?』 夫『今、こんな…

  • 別居し一年以上音信普通の夫に思い切って電話する

    家を出て一人暮らしを始めた私は、もうかれこれ一年以上夫に連絡を一切取っていない。 しかし、このままでは何にも進展しないとモヤモヤ考えている日々を過ごしていた。 一年も連絡取っていないし勇気いるよなーと自問自答している自分。 そろそろ決着つけないと。 どうやって離婚を切り出そうか。 今、どんな生活をしているのだろうか。 お酒は止めれているのか、それとも廃人状態なのか。 色んな意味で連絡を取るのを躊躇してしまう。 まずは保健所でお世話になった担当のケースワーカーさんに現在の様子を確認してみよう。 電話した時期は年度末で異動がある時期だ。 異動していたらどうしよう。 そして電話した。 私『ご無沙汰し…

  • 私もある意味依存症であると気付く

    カウンセリングを受けている中で私のように幼少時代、愛情を受けずに育った家庭の子供が成長し大人になった場合のことをアダルトチルドレンと呼ぶ。 そう、私はACである。 はっきりとそう思うし認めている。 その類の本はたくさん読んだから生きづらさがどこから来ているのかが何となく理解できる。 夫のアルコールの問題に関わってきて家庭を守りたいという一心で頑張ってきた。 しかし家庭を守りたいではなく自分の役割がなくなる恐怖のほうが大きかったことに気付く。夫の世話をすることが生きがいなのであった。 自分の生きるテーマから頑張れた。 自分に自信がないから頑張れた。 夫に依存されて役割を持てていたことが喜び。 こ…

  • 自分の心に問いかけてみる練習

    カウンセリングで感情が凍り付いていると言われたものの自分ではわからない。 どうのように凍り付いているのかわからない。 わからないことが既に凍り付いているんだろうね。 先生は自分の好きな物を手に取り幸せを感じる事。 幸せというものは大きく遠くにあるのではなく、手のひらを目の前にして開いた手の中ここにある。 仕事帰りに雑貨屋さんに寄って殺風景な一人暮らしの部屋に色を付けてみようと立ち寄った。 もうすぐクリスマスだ。 クリスマスの雰囲気を出せる小さなツリーを買ってみて部屋を彩ってみよう。 暗い部屋にツリーの装飾である電球を灯してみた。 心が温かくなったような気がする。 この温かいものが幸せなのかもし…

  • 感情が凍り付いている

    朝焼けを見て感じた感情をカウンセリングで伝えたら『自分の感情が凍りついている』と言われた。 『それを一度に溶かしていくと危険なので徐々にカウンセリングで溶かしていく』と先生が言ったのである。 えっ? 感情が凍り付いている? どういうこと? そういう事を考えたことがなかった、確かに自分がこれをしたいとか、楽しいとか、うれしい、悲しいという感情が薄すぎるかもしれないと気付かされた。 自分のことは二の次だった。 いつも人の顔色や感情を優先してた。 私は置き去りだった。 異常だったのかもしれない。 だから夫が飲酒でやらかした後始末を何年も出来たのかもしれない。 自分の心を感じることが鈍感だったから我慢…

  • 初めて朝焼けを見た

    家を出て実家に帰った。 実家には高齢の母が一人で暮らしている。 しばらく暮らしてみて落ち着かないなと感じていた。 これまで一人暮らしの経験はなかったが、この先の人生どうせ一人で生きていかなければならないし、一人で暮らす部屋を借りようかと頭によぎった。 何から手を付けたら良いのかしら。 母は認知症があり、一人暮らしが限界を迎えようとしていた矢先に私が帰ってきた。 とりあえず、母の家周辺辺りで住もう。 ある日、近所の人が母を訪ねてやってきた。 玄関で対応したのが私だったので『この辺りで良いマンションはないですか?』と聞いてみた。 そしたら○○マンションはいい人が何人か住んでいるよと。 早速、マンシ…

  • 私カウンセリングを受ける

    なんで私のほうがカウンセリングを受けなきゃいけないのか?と納得がいかない気持ちと受けないと自分が何も変わらないという複雑な思いを抱えながらカウンセリングに行った。 受付してカウンセリング室に入るというイメージをしていたのですが、古いビルの一室で先生一人だけが迎え入れてくれた。 特に質問攻めにあうこともなくアルコール依存症の夫との経緯を軽く話した。 (あれ?色々聞かなくて大丈夫なの?) そして私の親との関係などもさらりと。 私は家を出てもう帰るつもりはないということも伝えた。 その日は特にこれといった手ごたえもなく終了した。 この時は、何が何でも離婚したいというより離婚しなければ辛いだけの人生で…

  • 恐怖の電話

    泥酔している間に家を出た翌日から毎日のように夫から電話が鳴った。 無視は出来ないので電話に出た。 『寂しい』と訴えてくる。 胸が締め付けられる。 でも決めたんだ。 アルコールに振り回される生活をやめようと。 だから『家にはもう帰らない』 ある日、夜中の3時に携帯が鳴った。 普通に電話に出たけど、少し怖くなってきたし耐えれない。 夜中の電話に出てしまう自分もどうかと思う。 ある日、意を決して叫んだ。 『もうこれ以上、私を苦しめないで~』 『これ以上、私を苦しめると着信拒否するから~』 そしたら次の日からピタっと連絡が途絶えた。 私の心は限界に達していた。 どうしたらよいのだろうかと考えた末に以前…

  • 家を出る

    家に帰るのが苦痛になってきた私はなるべく帰宅時間を遅らせたり、休日は外に出るということをしていった。 ある日、帰宅したら再飲酒し泥酔状態でひっくり返っていた。 料理酒を飲んで空っぽになったパックが台所に転がっていた。 私の行動がそうさせたということだ。 うん、そうかもしれないね。 いつもなら私が悪いんだと罪悪感を抱くのだが、なかった。 もう、こんな生活をやめると心に決めていたからだ。 泥酔しているうちに荷物を車に押し込んで出よう。 前回にも家を出た時に持ち出した荷物は最低限必要なものを持ち出したけど 今回は荷物の内容が本気だ。 購入したばかりのベッドマット、こちらも購入したばかりのオーブンレン…

  • 決断のきっかけ

    私の心が揺らいでいる時。施設にいる義理母が帰りたいという意向を示していると夫が言い出した。 呼び戻そうと思っている。。。とのこと えっ⁉言葉がでない。 断酒して間もない上に仕事も復帰していない状況で介護がのしかかってくるとどうなるのよ。 私のことは二の次なんだと思った。 その日から家に帰るのが本当に嫌になった。 仕事が休みの日は、なるべく用事を作って家に帰らなかった。 夫の顔を見るのも嫌だった。 そんな日を重ねていくうちに家を出たいという気持ちが色濃くなっていった。

  • 占い師に相談

    夫が退院後、日中働かず家にずっといることが私の心の負担になってきた。 コロナ禍で商売も厳しい状況であり、復帰したところで思うような収入に繋がるかといえばそうでない。 しかし、今の商売を辞めて外で働くといっても年齢も年齢でせいぜいアルバイトかなと。 アルバイトでも良いから働いてほしい。 いや、どんな仕事でも良いから働いてほしい。 本人は医者にストレスがかかることは危険だと言われているとのこと。 出口の見えないトンネルの中にいるみたい。 考えても考えても答えが出ない。 友人から以前、とてもよく当たるスピリチュアルな占い師(霊視ができる)の話が頭に浮かんだ。 そうだ、相談に行こうと。 ドキドキしなが…

  • 不信感

    心療内科を受診し、処方された睡眠導入剤で不眠が和らげた。 心療内科の先生が断酒会に参加しないと、という言葉が頭によぎり、それとなく行くように促した。 しかし、行きたくないと頑なだ。 私も家族会に行くからと伝えたら『あんただけが行けばよい』と。 はぁ??カチンときた。 心の中で『お前のせいでどれだけ苦しんでいるのかわかっているのか』とね。 言いたいけどグッと我慢。 再飲酒されるから我慢。 我慢? なぜ私だけ? なんだか馬鹿馬鹿しくなってきた。 この時から離婚が頭によぎるようになった。 一人で生活することの覚悟を決めていかなければと。 不安だけど、このままも不安。 どっちの不安を取ろうか。 そりゃ…

  • 心療内科受診

    不眠症になって心療内科を予約し、先生に眠れない経緯を説明した。 そして私の不安を打ち明けた。 何が不安というと断酒会に参加しようとしないこと。 私から断酒会に行くことを促してはならない、あくまでも本人の意思。 もちろん、わかっている。 全ては本人の意思だとね。 先生は断酒会にいかないといけないと言ってた。 私もそう感じていたから再飲酒が始まるかもと不安になり不眠症になった。 入院に繋がり退院後にお酒を止めているにも関わらずスッキリしない。 つづく。。。

  • アルコール病棟から退院後の生活

    複雑な思いを抱えながら夫が退院し、再び一緒に生活することが始まった。 退院してすぐに仕事は無理ということで日々の日課にウォーキングを取り入れた。 最初は距離を歩けなかったが、徐々に距離を伸ばしていった。 そして、毎日ウォーキングを重ね一日1万歩を目標になっていきました。 午後からは自由時間。 一方、私は仕事をこなす日々。 帰宅したら夫がいる、急いで夕飯の支度をする。 そういう生活が続いた。 私は、またいつ再飲酒が始まるのかと怯えながら過ごしているうちに不眠症になってしまった。 寝る時間が近づいてきたら目がぱっちり。 寝るための夜の過ごし方を努力したけど寝る時間が近づいてきたら目がぱっちり。 全…

ブログリーダー」を活用して、yuminさんをフォローしませんか?

ハンドル名
yuminさん
ブログタイトル
アルコール依存症の夫を持つ妻の物語
フォロー
アルコール依存症の夫を持つ妻の物語

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用