再会の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。最終回でマチュが手に入れる自由、それはメビウスの輪の形をしている。
嘘つきは狼の始まりーー「アンデッドガール・マーダーファルス」9話レビュー&感想
嘘つきを吊るす「アンデッドガール・マーダーファルス」。9話では小さな村が起きる。鍵となる”人狼”は単なる狼人間ではない。
Ⓒ近藤憲一/集英社・ダークギャザリング製作委員会 八方塞がりの「ダークギャザリング」。8話では螢多朗に新たな生徒ができる。彼女にまつわる怒涛の展開に、古くて新しい本作の「蠱毒」がある。
モヤモヤの「幻日のヨハネ」。10話では2つの大きな出来事にヨハネが翻弄される。彼女に訪れた機会とは、オーディションの誘いーーではない。
「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」より、フェイクνガンダムのオリジナルバージョンを製作しました。
正しさなき場所ーー「機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場」レビュー&感想
2000年代初頭を代表する映像作品「機動戦士ガンダムSEED」。2024年の新作映画に先駆け、劇場では総集編HDリマスターの公開が始まった。今回は第1作前半を描いた「虚空の戦場」から、その副題の意味を考えたい。
不完全な怪物ーー「アンデッドガール・マーダーファルス」8話レビュー&感想
ユーモアを忘れぬ「アンデッドガール・マーダーファルス」。8話ではダイヤ争奪戦の決着がつく。思わぬ終わりから見えるのは怪物の条件である。
騙し騙され「ダークギャザリング」。7話ではいよいよお化け集めがスタートする。お化けと人の知恵比べはしかし、嘘だけでできてはいない。
まどろみの「幻日のヨハネ」。9話ではヨハネとライラプスの出会いが語られる。魔法は、まるで夢のように儚い。
【ネタバレ】ワルの上限ーー「SAND LAND(サンドランド)」レビュー&感想
20年を経て鳥山明の一作を映像化した「SAND LAND(サンドランド)」。「悪魔よりワルだなんてゆるされるとおもうか?」のキャッチコピーは、伊達ではなく本作の根幹である。
かくてダイヤは転がれりーー「アンデッドガール・マーダーファルス」7話レビュー&感想
混迷の「アンデッドガール・マーダーファルス」。7話ではホームズとルパンのブラックダイヤ争奪戦が終わりを告げる。四つ巴の戦いの今、ダイヤは誰の手にもない。
一人ではないということーー「ダークギャザリング」6話レビュー&感想
約束を知る「ダークギャザリング」。6話では螢多朗達の関係に様々な変化が訪れる。集合霊との戦いは、彼の社会復帰を妨害するようでむしろその補助線を引いている。
珍しき「幻日のヨハネ」。8話では夏祭りのさなかトラブルが起きる。これはヨハネが「祭り」に必要な魔法を知るお話だ。
8月も中旬に入りました。帰省のため、次回の「幻日のヨハネ」「ダークギャザリング」のレビューは1,2日の遅れを見込んでいます。「アンデッドガール・マーダーファルス」まで順延にならないように頑張りたいと思いますが、すみません。
鳥籠の呪縛ーー「アンデッドガール・マーダーファルス」6話レビュー&感想
取り違えの「アンデッドガール・マーダーファルス」。6話ではホームズがまんまとルパンにしてやられてしまう。怪物ならざるルパンはしかし、人に呪縛をかけることができる。
サークル「F会」様が発行している同人誌「Fani通」。コミックマーケット101で頒布される2022下半期号に寄稿いたしました。2022年10月〜2023年3月に放送されたアニメに対する、多数の方のレビューがまとめられています。
避け難き「ダークギャザリング」。5話では螢多朗が大学の新歓で憑依霊絡みの事件に巻き込まれる。憑依する者とされる者の関係は、一方的とは限らない。
オリジナルを探す「幻日のヨハネ」。7話ではヨハネが奔走する。彼女に課せられたのは女子会という謎解きである。
見えないアンサンブルーー「特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~」レビュー&感想
2019年の劇場版から4年、TVアニメ3期に先駆けて帰ってきた「特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~」。いくつもの小編成によるアンサンブルは、目に見えるものだけで奏でられてはいない。
【ネタバレ】しん次元の正体ーー「しん次元! クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜」レビュー&感想
シリーズ初の3DCG作品となった「しん次元! クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜」。2D的な質感を失わないタッチが目を引くが、本作は別にこれみよがしに技術を誇った作品というわけではない。本作は「しん次元」をめぐる作品なのである。
ブラックダイヤの秘密ーー「アンデッドガール・マーダーファルス」5話レビュー&感想
「アンデッドガール・マーダーファルス」5話ではロンドンで多くの人々が入り乱れる。探偵が対立する第二章「ダイヤ争奪編」で争奪されるのは、ダイヤであってダイヤではない。
君を思う「ダークギャザリング」。4話では螢多朗の幼なじみである詠子の人となりが明かされる。霊障に巻き込まれた彼女がかけられた呪いは、一つではない。
「ブログリーダー」を活用して、闇鍋はにわさんをフォローしませんか?
再会の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。最終回でマチュが手に入れる自由、それはメビウスの輪の形をしている。
次のステップの「mono」。第11話は夏の終わりの駆け込み話だ。帳尻合わせが済んで、夏が終わる。
清らかなる「片田舎のおっさん、剣聖になる」。最終回12話ではタイトルが半ば達成される。ベリルはなぜ剣聖と呼ばれるのだろう?
現出の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第11話では驚くべきものが姿を現す。それは究極のアルファである。
夕暮れの「mono」。長野・富山の旅も第10話でいよいよ終わり。本当の出入り口は隠されたところにある。
雲からこぼれる「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第11話では襲撃事件の黒幕が見えてくる。水入らずの時にしかし、雨が降る。
超越の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第10話ではイオマグヌッソの恐るべき力が放たれる。マチュは時空を越えなければならない。
一期一会の「mono」。第9話はライダーの夏の苦しみから始まる。景色には表情がある。
再会の「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第10話では新たな事件が幕を開ける。人には2つの顔がある。
飛び立つ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第9話でマチュは一人の女性と出会う。「マチュのやるべきこと」とはなんだろう?
迷い込む「mono」。第8話ではアンのアイディアがさつき達に新しい世界を見せる。異界の扉は他人の中にある。
麗しき「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第9話ではベリルがミュイのカバンを買うため奮闘する。幸せは円の中にある。
猶予の「プリンセス・プリンシパル Crown Handler」。第4章では1人の贋作師が鍵を握る。彼の贋作は、アンジェたちに猶予ある問いをもたらす。
落下の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第8話ではシャアが消えるまで、そして思わぬ後半が描かれる。それは墜落と堕落の物語。
大人の「mono」。第7話では反転のホラーが描かれる。呪いは逆さまにやってくるものだ。
新調の「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第8話ではアリューシアがベリルに手合わせを申し込む。2人が交えるのは、新しい服をあつらえる剣だ。
さかさまの「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第7話では反乱が描かれる。マチュはいったい何に反逆したのだろうか?
まんまる「mono」。第6話冒頭ではサラッと創作(嘘)が混ぜ込まれる。私たちは時に創作から帰ってこられない。
憩いの「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第7話はベリルの家を巡る話だ。良い家には穴がある。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第6話ではエグザべに特命が申し渡される。だが、特命事項を抱えるのは彼だけではない。
おかえりの「ブルーアーカイブ The Animation」。最終回12話ではホシノがあるべき場所へ帰還する。一体それはどんな場所だろうか?
独奏の「響け!ユーフォニアム3」。12話では全国大会でソロパートを吹く者が決定する。「ソリは1名しか吹くことができません」――本当にそうだろうか?
まさかのスピンオフ映画後編「大室家 dear friends」。前作「dear sisters」と変わらぬ日々の物語からは、大室家を巡る姉妹と友達のタテヨコが見えてくる。
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より、HGUC ガンダムGP01フルバーニアンを製作しました。
名乗りを上げる「ブルーアーカイブ The Animation」。11話ではこれまで存在感の薄かった先生が奮闘する。その時、本作の主役の座はどこにあるのだろうか?
選択の「響け!ユーフォニアム3」。11話では久美子が小さな一歩を踏み出す。彼女の進路にとって重要なのは「どこに行くか」だけではない。
食べ尽くす「ダンジョン飯」。24話でライオス達が食べるのはダンプリングの残りだけではない。ダンジョン飯は、食うか食われるかの対象を広げていく。
また嫌になるほど暑くなる時期がやってきました。2024年夏、本ブログは以下の作品をレビューします。
守護すべきを探す「ブルーアーカイブ The Animation」。10話では場所を巡ってシロコ達が戦う。ホシノのいう「唯一意味のある場所」とはどんな場所だろう?
墜落の「響け!ユーフォニアム3」。10話では「響く」という言葉が印象的に使われる。音を鳴らすのではなく響かせるために必要だったものは、いったいなんだろう?
2人が織り成す「コードギアス 奪還のロゼ」。第2幕では順調な戦いにわずかな影が射す。それは噛み合っているはずの歯車の軋みである。
突然の「ダンジョン飯」。23話はED無しで唐突に終わる。それはただの尺の都合ではない。
赤と青の「ブルーアーカイブ The Animation」。9話ではアビドスの絶望的な状況が明かされる。過去を知るホシノが見ている景色は、左右で色の異なるそのオッドアイに等しい。
波乱の「響け!ユーフォニアム3」。9話ではオーディション結果に吹奏楽部が軋みをあげる。だが、副題が示す「チューニング」の対象は吹奏楽部なのだろうか?
前章から2ヶ月を開けての後章公開となった映画「デデデデ」。原作と異なるアニメオリジナルの結末は、私達にいったい何を訴えかけているのだろう?
さまよう「ダンジョン飯」。22話でライオス達は再び迷宮に舞い戻る。だが、彼らがいる迷宮は1つとは限らない。
なぜ水族館なのだろう? それはどんな場所なのだろう?
抜け出せない「響け!ユーフォニアム3」。8話は合宿と2度目のオーディションがドラマを生む。オスティナート=執拗な繰り返しが見せるのは、久美子が陥った「エンドレスエイト」である。
混濁の「ダンジョン飯」。21話では迷宮を巡り思惑が入り乱れる。その錯綜はまるで卵に等しい。
帰らずの「ブルーアーカイブ The Animation」。7話ではアビドスの穏やかな日々が描かれるが、そこには終わりの予感も付きまとう。覆水は盆に返らず、しかし……