再会の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。最終回でマチュが手に入れる自由、それはメビウスの輪の形をしている。
全力のドラマに偽りなし――「吸血鬼すぐ死ぬ2」8話レビュー&感想
思うに任せぬ「吸血鬼すぐ死ぬ2」。8話はまるで怪獣映画のような始まりを見せるが、だからと言って別作品のようになるわけではない。今回は笑いと感動の源泉を問う話だ。
無音の大罪――「虚構推理 Season2」20話レビュー&感想
波風を求める「虚構推理 Season2」。20話では琴子がある男性から罪の告白を受ける。彼女は「ご冗談を」と返すが、事実、彼の犯した罪はそこにはない。
カタツムリを止める愛――「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」32話レビュー&感想
回生の「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。32話ではウェザーを殺すしかないと言われたヘビー・ウェザーが遂に止まる。だが、誰もがカタツムリになる異常現象を止めたのは彼の死ではない。
正しい時を指せる場所――「吸血鬼すぐ死ぬ2」7話レビュー&感想
空回りの「吸血鬼すぐ死ぬ2」。7話では吸血鬼以上の変態の登場や逆に変人の意外な一面が描かれる。そこから見えるのは、本作の世界の懐広い優しさだ。
帳尻の呪い――「虚構推理 Season2」19話レビュー&感想
女傑と凡人の「虚構推理 Season2」。19話では呪いの人形を巡る怪事の解決編が描かれる。呪いというのは、目に見えないものだ。
エンリコ・プッチが死んだ日――「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」31話レビュー&感想
知り難きを知る「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。今回はプッチ神父とウェザー・リポートの過去が明かされる。この31話は、エンリコ・プッチという男が生きたまま死ぬまでのお話だ。
物語なくして人生なし――「吸血鬼すぐ死ぬ2」6話レビュー&感想
逃走不可の「吸血鬼すぐ死ぬ2」。6話ではロナルドの兄の意外な過去が明かされる。人生には物語(サーガ)がつきものだ。
人魔の帳尻――「虚構推理 Season2」18話レビュー&感想
釣り合いを探す「虚構推理 Season2」。18話では不思議な人形の騒動が描かれる。今回は多恵の言葉から見える物語の「帳尻」について考えてみたい。
混沌に秩序を見る――「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」30話レビュー&感想
選別の「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。30話ではウェザー・リポートの封印されていた能力が大混乱を起こす。混乱の中で抜きん出るものにこそ真実がある。
「ガンダムビルドファイターズ」よりHGBF ガンダムエクシアダークマターを製作しました。キャンディ塗装光沢+半光沢+つや消しの3種ミックスです。
地獄に菩薩の「吸血鬼すぐ死ぬ2」5話。次元の狭間のようなフクマの家は、勤め先のオータム書店のすぐ隣にある。世の中、意外なものが隣り合わせにあるものだ。
知恵の神は怪異を殺す――「虚構推理 Season2」17話レビュー&感想
逃亡者を追う「虚構推理 Season2」。17話では九郎のいとこ・桜川六花が再登場する。彼女が逃げているのは、岩永琴子からであって岩永琴子からではない。
真空地帯に立つ男――「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」29話レビュー&感想
半端の先の「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。29話では徐倫とヴェルサスの戦いが思わぬ結末を迎える。こと今回に限って、主役は徐倫ではなくヴェルサスである。
不在の体、存在する心――「吸血鬼すぐ死ぬ2」4話レビュー&感想
魂の在り処を問う「吸血鬼すぐ死ぬ2」。4話では「不在」が大きな意味を持つ。不在というものは、必ずしも不存在と同じではない。
「ブログリーダー」を活用して、闇鍋はにわさんをフォローしませんか?
再会の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。最終回でマチュが手に入れる自由、それはメビウスの輪の形をしている。
次のステップの「mono」。第11話は夏の終わりの駆け込み話だ。帳尻合わせが済んで、夏が終わる。
清らかなる「片田舎のおっさん、剣聖になる」。最終回12話ではタイトルが半ば達成される。ベリルはなぜ剣聖と呼ばれるのだろう?
現出の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第11話では驚くべきものが姿を現す。それは究極のアルファである。
夕暮れの「mono」。長野・富山の旅も第10話でいよいよ終わり。本当の出入り口は隠されたところにある。
雲からこぼれる「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第11話では襲撃事件の黒幕が見えてくる。水入らずの時にしかし、雨が降る。
超越の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第10話ではイオマグヌッソの恐るべき力が放たれる。マチュは時空を越えなければならない。
一期一会の「mono」。第9話はライダーの夏の苦しみから始まる。景色には表情がある。
再会の「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第10話では新たな事件が幕を開ける。人には2つの顔がある。
飛び立つ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第9話でマチュは一人の女性と出会う。「マチュのやるべきこと」とはなんだろう?
迷い込む「mono」。第8話ではアンのアイディアがさつき達に新しい世界を見せる。異界の扉は他人の中にある。
麗しき「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第9話ではベリルがミュイのカバンを買うため奮闘する。幸せは円の中にある。
猶予の「プリンセス・プリンシパル Crown Handler」。第4章では1人の贋作師が鍵を握る。彼の贋作は、アンジェたちに猶予ある問いをもたらす。
落下の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第8話ではシャアが消えるまで、そして思わぬ後半が描かれる。それは墜落と堕落の物語。
大人の「mono」。第7話では反転のホラーが描かれる。呪いは逆さまにやってくるものだ。
新調の「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第8話ではアリューシアがベリルに手合わせを申し込む。2人が交えるのは、新しい服をあつらえる剣だ。
さかさまの「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第7話では反乱が描かれる。マチュはいったい何に反逆したのだろうか?
まんまる「mono」。第6話冒頭ではサラッと創作(嘘)が混ぜ込まれる。私たちは時に創作から帰ってこられない。
憩いの「片田舎のおっさん、剣聖になる」。第7話はベリルの家を巡る話だ。良い家には穴がある。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」。第6話ではエグザべに特命が申し渡される。だが、特命事項を抱えるのは彼だけではない。
おかえりの「ブルーアーカイブ The Animation」。最終回12話ではホシノがあるべき場所へ帰還する。一体それはどんな場所だろうか?
独奏の「響け!ユーフォニアム3」。12話では全国大会でソロパートを吹く者が決定する。「ソリは1名しか吹くことができません」――本当にそうだろうか?
まさかのスピンオフ映画後編「大室家 dear friends」。前作「dear sisters」と変わらぬ日々の物語からは、大室家を巡る姉妹と友達のタテヨコが見えてくる。
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より、HGUC ガンダムGP01フルバーニアンを製作しました。
名乗りを上げる「ブルーアーカイブ The Animation」。11話ではこれまで存在感の薄かった先生が奮闘する。その時、本作の主役の座はどこにあるのだろうか?
選択の「響け!ユーフォニアム3」。11話では久美子が小さな一歩を踏み出す。彼女の進路にとって重要なのは「どこに行くか」だけではない。
食べ尽くす「ダンジョン飯」。24話でライオス達が食べるのはダンプリングの残りだけではない。ダンジョン飯は、食うか食われるかの対象を広げていく。
また嫌になるほど暑くなる時期がやってきました。2024年夏、本ブログは以下の作品をレビューします。
守護すべきを探す「ブルーアーカイブ The Animation」。10話では場所を巡ってシロコ達が戦う。ホシノのいう「唯一意味のある場所」とはどんな場所だろう?
墜落の「響け!ユーフォニアム3」。10話では「響く」という言葉が印象的に使われる。音を鳴らすのではなく響かせるために必要だったものは、いったいなんだろう?
2人が織り成す「コードギアス 奪還のロゼ」。第2幕では順調な戦いにわずかな影が射す。それは噛み合っているはずの歯車の軋みである。
突然の「ダンジョン飯」。23話はED無しで唐突に終わる。それはただの尺の都合ではない。
赤と青の「ブルーアーカイブ The Animation」。9話ではアビドスの絶望的な状況が明かされる。過去を知るホシノが見ている景色は、左右で色の異なるそのオッドアイに等しい。
波乱の「響け!ユーフォニアム3」。9話ではオーディション結果に吹奏楽部が軋みをあげる。だが、副題が示す「チューニング」の対象は吹奏楽部なのだろうか?
前章から2ヶ月を開けての後章公開となった映画「デデデデ」。原作と異なるアニメオリジナルの結末は、私達にいったい何を訴えかけているのだろう?
さまよう「ダンジョン飯」。22話でライオス達は再び迷宮に舞い戻る。だが、彼らがいる迷宮は1つとは限らない。
なぜ水族館なのだろう? それはどんな場所なのだろう?
抜け出せない「響け!ユーフォニアム3」。8話は合宿と2度目のオーディションがドラマを生む。オスティナート=執拗な繰り返しが見せるのは、久美子が陥った「エンドレスエイト」である。
混濁の「ダンジョン飯」。21話では迷宮を巡り思惑が入り乱れる。その錯綜はまるで卵に等しい。
帰らずの「ブルーアーカイブ The Animation」。7話ではアビドスの穏やかな日々が描かれるが、そこには終わりの予感も付きまとう。覆水は盆に返らず、しかし……