2021年4月1日に大腸がん(横行結腸癌ステージ3)を宣告されました。 25歳 ”AYA世代”の闘病日記です。 「癌を宣告された若者」の希望と闘病の参考になるようなブログになるようにします!!
「若い世代で癌を宣告された人」に私の経験が一患者のリアルな情報として伝わって欲しいと思い、記録に残そうと思いました。 私自身も宣告された時は死を意識して、相当不安になりましたが、阪神の原口選手も同じ病気になったと記事で見ました。 原口選手が現在元気に野球しているので、自分も生死を意識する必要なんてないと思うようになりました。 このブログが癌患者の「希望」となるように努めます。
今日から抗がん剤治療を始めました。 1.XELOX療法(CapeOX療法) 1コース3種間の治療を繰り返します。 私は4コース(3か月)行います。 ➡ステージⅡなので抗がん剤治療の実施について大腸がん治療ガイドラインでは推奨されてはいませんが,年齢が若いこと,リスクの高いステージⅡという事で主治医を話し合って抗がん剤治療の実施を決めました。 点滴薬 ①15分間 吐き気止めの点滴です。[アロキシ,デキサート] ②120分間 抗がん剤の点滴です。[オキサリプラチン,ブドウ糖液] ③5分間 点滴ラインの薬を流します。[生食液] 内服薬 ①カペシタビン(1日2回 朝夕) 体表面積によって薬量が変わりま…
術後初めての外来です。 主治医の先生は「良いことと悪いことがあります」と語り始めました。 この入り方はお医者さんあるあるなのでしょうか。 内容は殆ど良いことばかりでしたので、術後1か月にして根治の可能性が大きく見えてきました。 1.良いこと リンパ節の転移がないとのことで、 ステージⅡに格下げしました。 そもそも何故ステージⅢと診断されたのか。 造影剤CT検査とPET検査でリンパ節の腫れを確認したからです。 リンパ節が腫れてる=リンパ節転移の可能性高い しかし、病理検査の結果では リンパ節転移が無かったそうです。 リンパ節は40個ほど確認したそうなので間違いないと! そんなにリンパ節あるの!?…
前回の記事では入院費と手術費の全体額を公開しましたが、診療明細書を見てみたところ、手術料や麻酔料が判明しました。 手術料や麻酔料の中身についてまとめます。 1.手術料の詳細 私の手術は「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」と言う名目でした。 手術料だけの点数は 69,780点! 手術料だけで約70万円する事がわかりました。 安い?高い? 大きなミスをすれば命を失うかもしれない手術をしていると思うと、この手術の診療点数がもう少し高くても私は文句は言えないです。 詳細の項目には生食やらカテーテルやら記載されていますが、何のことか分かりません。 2.麻酔料の詳細 麻酔は全身麻酔と硬膜外麻酔を合算した点数です…
遂に手術費と入院費の請求書が届きました。 私はゴールデンウイークに退院したため 入院費の請求書は後日郵送で送られてくる予定でした。 他のブログでもあんまり記事になっていることが無かったので 個人的にはかなり気になっていました。 大腸がんの手術はどのくらいのお金がかかるのだろう。 ちょっとワクワクしながら,請求書が送られてくるのを待ってました。 1.診療報酬点数 2.実際の支払額 3.治療費を払って思うこと // 1.診療報酬点数 入院期間が月跨ぎのため,別々に算出されています。 メインは手術があった4月です。 入院は10泊11日でした。 気になる診療報酬点数は!? 4月 128,522点 手術…
前回は貧血と病気について記事にしました。 この記事を作成中に疑問に思ったことがあります。 私は献血後に癌が発見されたが 献血して採取した血液は大丈夫なのか。 癌は今年の4月に発覚した事ですが、 その時点でステージⅢです。 去年の5月の献血時点では ステージⅠくらいの癌を既に持っていた と考えられます。 がん患者の血は誰かに輸血して大丈夫なのか。 そもそも献血では癌かどうかは分かりませんでした。 献血結果には 癌などの病気を強く疑う通知などは来ていません。 献血では腫瘍マーカ等の生化学検査は行っていないのでしょう。 もし、癌である私の血が誰かに使われていたらどうなるのでしょうか。 輸血された人が…
男性の貧血は重大な病気に繋がることを 私は身を持って知りました。 今回は私の貧血記録と大腸がんの進行状況について考えてみました。 1.貧血と病気について 2.血液検査とヘモグロビン値 3.癌の進行状況と貧血の関係について // 1.貧血と病気について 貧血とは血液中の赤血球数や、ヘモグロビンの不足により、 血液が組織に十分な酸素量を届けられなくなった状態を指します。 一般的には鉄分不足や女性の生理などによって貧血になる場合が多いようです。 しかし,中には病気によって貧血が引き起る場合もあります。 もし貧血の原因が消化器の出血だとすれば 胃腸炎,胃潰瘍,十二指腸潰瘍,腸潰瘍,癌,潰瘍性大腸炎 な…
今日は自分の頭の中の話です。 次の外来まで時間があるので, 最近は考え事をすることが多くなりました。 考え事の7割が 「なぜ私が大腸がんになったのだろう」 今年急に現れた人生最大謎です。 自分の脳内で議論をしています。 右脳と左脳 理性と本能 何やらすぐ議論しがちです。 運命なのか罰なのか。 どういう結論に落ち着くか,まったく分からない議論をしています。 私は小学生から今まで運動やスポーツを続けていました。 自分の身体はすこぶる健康だと思っていました。 学生時代は当たり前のように皆勤賞をとる人間でした。 そんな私がなぜ...? (今までの生活が悪かったのだろうか...) 病気になってから休職し…
手術してから2週間経過しました。 いまは会社からお休みをいただき,療養に専念しています。 今回の記事は手術後の生活で気を付けていることをまとめました。 ・退院後の行動面で気を付けていること ・コロナウイルスに感染しないように注意! ・健康的な生活と運動 ・食事面で気を付けていること ・うんちの硬さに注目する // ・退院後の行動面で気を付けていること 手術で低下してしまった免疫力を回復させなければなりません。 がん細胞と戦いにおいて免疫のはたらきは非常に重要です。 いまは健康や食事に気を付けて, 免疫力を向上させる生活を意識するようにしています。 ➡こんなことは病気にならなければ意識することは…
1.はじめに 2.ブルーリボンキャンペーン 3.大腸癌治療ガイドライン 4.生存率集計報告書 5.大腸がんの研究について // 1.はじめに ほとんどの大腸がん患者は急に病気を伝えられるため, 大腸がんについて何も知らないのではないでしょうか。 もちろん私もそうでした。 そこで,大腸がんについて有益な情報をまとめました。 私自身もこれらのサイトより大腸がんについて深く知ることができました。 大腸がん患者は目を通して損はないと思います。 治療前や入院中に見てみてはいかがでしょうか。 2.ブルーリボンキャンペーン ブルーリボンキャンペーンとは、科学的根拠に基づく大腸がんの診断方法と その後の外科的…
今日は術後10日目の状態をまとめました。 今のところ手術によって生じた支障はないようです。 1.手術の傷跡と痛みについて 2.手術後の大腸や便について 3.退院後の生活 // 1.手術の傷跡と痛みについて おさらい:大腸がん(横行結腸)ステージⅢ 腹腔鏡下手術にて約20cm結腸・リンパ切除 術部の痛みは大分無くなってきました。 ➡傷口の痛みは無く,腹筋の痛みのみです。 大きくくしゃみをすると響いて痛いですが, 日常生活にはほとんど支障がありません。 傷は下の画像の通りです。 思ったより手術の跡がありません。 これなら温泉に行っても変な目で見られることは無さそうです。 腹腔鏡の傷が5か所 切除し…
前回の記事では国立がん研究センターが公表した 生存率報告書より大腸がんの10年生存率についてまとめました。 資料の中で「がんの発見経緯」についてデータがあり, 非常に興味深かったのでまとめてみました。 1.がんの発見経緯について 発見経緯についてのデータがありましたので, 図にまとめました。 データ:2012年ー2013年の二箇年 (引用:国立がん研究センター 2012-2013年5年生存率集計報告書) がん診療連携拠点病院等院内がん登録生存率集計:[国立がん研究センター がん登録・統計] その他・不明については以下のような扱いのようです。 「自覚症状によりがん検診を受診した」場合→「がん検診…
私が入院していたとき,がんに関する大きなニュースがありました。 今の私には他人事ではない話ですので,今回の記事では そのニュースの大腸がんについてピックアップしました。 1.10年生存率の公表 2.大腸がんの生存率について 3.ステージⅢでの生存率に関して 1.10年生存率の公表 国立研究開発法人国立がん研究センターが2007年と2008年診断例の 10年生存率を公表しました(2021年4月27日)。 全国のがん拠点病院等から収集した大規模なデータを 初めてまとめたそうです。 10年生存率に使用したデータは 2007年:181施設 約18万例 2008年:240施設 約24万例 と凄い多いです…
術後5日目,6日目は痛みも少なく回復が順調に進んだので, 7日目に退院が決まりました。 最短での退院です!痛みは少ないです! 1.5日目:順調な回復! 2.6日目:普通の食事になる! 3.7日目:さあ退院! 1.5日目:順調な回復! 術後からの痛みや不快感はほとんど無くなりました。 あとは術部の腹筋が痛い程度ですが,それも普通の筋肉痛レベルです。 ➡峠を越えて,平坦な道しかない感じです。 回復が良好なため,術後7日目で退院する予定になりました。 ひとまず,安心です。 ◎参考 手術後の血液検査にて,肝臓などの消化器が元気ないとの事で 消化器を整える薬を貰いました。次の外来まで飲み続けます。 ● …
術後4日目です。 今日ですべての管が抜けました。 体調も良好で,かなり順調な回復をみせています。 1.硬膜外麻酔の抜管 2.横腹の痛み 3.術後4日目の身体 4.点滴の終了 1.硬膜外麻酔の抜管 麻酔が無くなったので,硬膜外麻酔を抜きました。 背中に入っている管を抜くだけですが 特に痛みはありませんし,一瞬で終わります。 硬膜外麻酔を入れている時は写真の通りでした。 背中の真ん中より管が出てきて,首までテープで止めていました。 入っている時は全く痛くなかったです。 また,毎日看護師さんが背中を確認し 麻酔液が染み出しいないかチェックして貰いました。 染みていたらガーゼの交換です。 2.横腹の痛…
術後3日目です。 今日までが苦痛との格闘で辛かったですね。 特に肩と腕の痛みが1番辛かったです。 1.身体の痛みと体調 2.肩と腕の痛み 3.ドレーン管の抜管 4.ご飯のスタート 5.お風呂入れない問題 1.身体の痛みと体調 術後3日目になると 身体の重さや怠さも和らいできました。 術部の傷口の痛みも和らいできましたが 相変わらず腹筋は力が入らず,生活はしんどいですが, 自由に動けるようになりました。 ➡ここまでが昨日までとの一番の違いです。 しかし, くしゃみや咳をするのが痛くて辛いです。 笑うのも痛いですが,テレビを見て痛がりながらも笑う自分がいました。 今日は術後3日目のレントゲン検査と…
術後2日目です。 ようやく身体が落ち着いてきました。 はやく元気になりたいですね。 1.経鼻口管からの解放 2.歩行練習 3.各所の痛み 4.尿道カテーテルの抜管 1.経鼻口管からの解放 朝の回診でようやく抜いていただきました 抜くのはベットの上で行いました。 研修医の先生が抜く作業を行いましたが まあ気持ち悪かったです。 5秒くらい掛けて抜きましたが, オエオエして大変でした。 しかし、呼吸がちゃんと出来るようになり 非常に嬉しかったです。 大腸がんの手術でこんなものが入るとは思ってませんでしたし, こんなに辛いと思っていませんでした。 しかし、胃や十二指腸を守ってくれたと思うと 必要なもの…
今日は手術後1日目についてまとめます。 1ミリも楽ではありませんでしたが、 時間よ早く過ぎろと念じるとあっという間に過ぎました。 1.経鼻口管の不快感 2.尿道カテーテルの違和感 3.ドレーン管と硬膜外麻酔のカテーテル 4.歩行練習について 1.経鼻口管の不快感 経鼻口管は栄養投入の為でなく、滞留物を排出する為に取り付けていました。 看護師さんがピストンスポイトを使い手動で滞留物を取り出します。 滞留物が無くなった時は若干スッキリしますが、 それを上回る嗚咽感や喉の不快感があります。 早く無くなってほしいと思っていましたが 朝9時の回診時に先生から一言 「昨晩吐いちゃったので、胃のチューブは今…
手術後の様子についてまとめました。 これが手術かと言わんばかりに本当に大変でした。 1.麻酔からの目覚め 2.病室に帰還 3.手術後の夜 1.麻酔からの目覚め 全身麻酔という事でぐっすり夢の中でした。 名前を呼ばれた事に気付き目が覚めます。 目を開けるとそこは手術室でした。 医師から一言 「手術終わりましたよ」 (終わったんだ…全身麻酔スゴイな) と思ったの束の間 身体が重い、全身の痛み、苦しさを直ぐに感じました。 「せーのぉ!」 すぐに手術台のベットから通常の病室のベットに移動させられました。 そのまま、病室へ移動します。 医師たちに今の状態を聞かれますが、混乱しすぎて分からない。 それでも…
手術当日についてまとめます。 長いので麻酔までを区切りに,前半後半に分けてお届けします。 感想はだいぶ辛いと言うこと(特に後編)。 これから手術される方は読まない方が良いかもしれませんが、ありのままをお伝えします。 1.起床から手術までの時間 2.手術台まで移動 3.手術開始 4.全身麻酔 1.起床から手術までの時間 朝は6時に起きました。 私はどんなに緊張してようと、眠いときは寝れる身体なのでしっかり寝れました。 起きたらすぐに下剤の座薬を投入し、腸の中を綺麗にします。 起きた瞬間から絶飲絶食です。 手術は9時からです。 それまではひたすらリラックスしていました。 しかし 緊張します。 脈も…
今日は入院3日目です。 今回の記事は手術前日という事にピックアップして、想いを書き留めました。 1.手術前日の生活 2.手術当日の朝について 3.いざ!前へ! 1.手術前日の生活 前日に行う事は以下の通りです。 ・昼過ぎと寝る前に下剤を飲む ・おへその掃除を行う ・シャワーを浴びて、身体を綺麗にする それ以外は心の準備に時間を使います 前日同様に暇です。 昨日からから飲んでいる下剤がとても効いています。 便は1日5回以上しています。 また、貧血解消のヘモグロビン値を上げるためにクエン酸鉄も飲み続けています。 そのため、下痢が黒いです。 固形物は無いので、もはや墨汁です。 茶色は一切なく、黒か灰…
入院生活2日目です。 今日は特に何もありませんでしたので、思った事をまとめました。 それくらい何もしていません。 強いて言うなら、昼過ぎに飲んだ下剤によって、 トイレの回数が多い事くらいです。 あとはベットでゴロゴロしていたら一日が終わりました。 1.結腸切除の入院スケジュール 入院スケジュール(参考)の紙を頂きました。 手術日までは ・絶食のための点滴投与 ・腸をきれいにするために下剤を飲む くらいしかやる事がありません。 あとは,今までお世話になった 切除予定の臓器に感謝するくらいでしょうか。 一番するべき事は、手術に向けて心の準備です。 近づく手術日、中々落ち着きません。 何だかんだ、治…
入院生活が始まりました。 これからは,日記の要素が強くなりますが, 有益な情報をお届けできるように頑張ります。 1.初めての入院 2.院内での生活 3.絶食のはじまり 1.初めての入院 〇荷造りが大変 私はレンタルパジャマを借りなかったので,荷物が多くなりました。 キャスター付き50Lくらいのバックで何とか入りきりました。 とは言え,病室の棚に持ってきたものは全部入るので収納場所には困りません。 〇10時に受付を行い入院スタート さっそく担当の看護師より挨拶と院内説明を受けました。 私と同世代か少し若いので,変に気を遣ってしまいます。 担当医から改めて手術の説明を受けて,あっという間にお昼です…
入院直前という事で、ようやく治療のスタートラインに立ちました。検査はあくまでも治療の準備でした。検査だけでは癌が治る訳ないですからね。 1.今までに実施した検査 2.入院,手術について 3.心配事 1.今までに実施した検査 (1)大腸内視鏡検査 (2)造影CT (3)血液検査(腫瘍マーカー込み) ここまでは前の病院で行い,紹介状を書いてもらいました。 ----------------------------------------------------------- (4)全身レントゲン (5)心電図,血液検査(2回目) (6)PET-CT検査 (7)部分的レントゲン、血液検査(3回目) こ…
私は大学病院で治療をします。 大学病院は高度で優れた医療の提供,医療人の教育機関,医療技術の研究・開発を行う場所だと把握しています。 私の治療においても,3つの臨床研究の参加を勧められました。 今回はその中の1つを紹介します。 (他2つはweb上で公開されてなかったので,ここで記事にするのは避けました) 1.臨床研究と医師からの説明 2.研究の詳細 にほんブログ村 1.臨床研究と医師からの説明 診察で担当の医師とお話をしていると,臨床研究の参加を勧められました。 医師から一言, 「強制ではなく,あくまでも任意です。 メリットもありますが,中にはリスクを伴う研究もあります。」 ※リスクについては…
にほんブログ村 少し前ですが,担当の医師から手術についての説明がありました。 本日は大腸がんの「手術について」と「術後の復帰まで」をまとめました。 1.手術方法の説明 私の結腸切除は一般的である腹腔鏡手術で行うそうです。 下の画像は医師より説明された時のものです。貰ってきたので参考にあげました。 ➡お医者さんは絵を描くのが速いし,説明も図解で分かり易いので本当に尊敬します。 手術の説明について 担当の医師曰く, CT画像によると癌が「横行結腸の左側」にあり 近くに,脾臓やすい臓など臓器が入り組んでいるため 比較的やりにくい手術であると説明がありました。 臓器を傷つけないよう手術にするのは大変だ…
にほんブログ村 手術まであと1週間です。 今日は通院でPET-CT検査を行ってきました。 前に普通のCT検査も受けたので,CT検査自体は2回目です。 本日は「私が受けたCT検査」と「CTの画像」を掲載します。 1.CT検査 CTはエックス線を使用して体の断面を撮影する検査です。 25歳にして初めてCT検査を受けましたが, それまでCT検査がどういうものか全く知りませんでした。 今回は私が受けた2種類のCT検査についてまとめました。 ●造影CT検査(2週間前) 造影CT検査とは造影剤を注射して検査する方法です。 注射こそしますが,検査自体に基本痛みはありませんし, その後,体調が悪くなる事など一…
前回:4月1日に内視鏡検査を行い,癌の宣告された。 今回の記事では「記念すべき癌患者の1日目」を書きます。 癌患者の一日目のメインイベントは転移の有無を確認することでした。 1.転院の必要 前日は内視鏡検査を行い,癌の宣告をされました。 即入院はしませんでしたが, 腸閉塞の一歩手前であり至急検査が必要とのことで 次の日も通院しました。 今日から癌患者になります。 患者として最初に考えたのが何処で手術を受けるか。 職場がある現在住んでいる県から転院して, 実家のある県で治療しようと思いました。 何かあった時に,何処にいるのがベストかを考えました。 担当の先生に転院したい事をお伝えすると 直ぐに手…
前回:内視鏡検査を行い,疑わしき物が発見されたので外科の外来に回されました。 癌の宣告と当時の心境について書きます。 1.外科の外来 内視鏡検査を終えて,急遽外来に回ったため すでに時間は15:00くらいでした。 私が外科での受付を済ました時点で,待合室にいる人は1人か2人でした。 外科の問診票の中に「癌の宣告があった場合通知するか」という同意書がありました。 一応,「同意する」にチェックを入れたが この時点で私は,自分が ”がん” だと1ミリも思っていませんでした。 直ぐに診察室に呼ばれて入室します。 医師からは最初に言われたのは 「内視鏡検査を本日行い,予定には無かった外科の外来に来ていた…
前回記事要約:猛烈な腹痛、嘔吐に襲われてから3回目でようやく緊急病院に行った。 初めて病院に行ってから検査までの過程を書き留めます。 1.緊急病院でのやり取り 緊急病院の担当医師から一言 「ここでは検査、診断も出来ないし、点滴や痛み止めくらいしか処方出来ない」 と言われました。 原因は分からずとも「痛みが和らぐなら病院に来た甲斐があった!」 と当時は思っていました。 ➡この時点まで食あたりだと思ってます。 経緯を一通り伝えると医師から一言 「食あたりなんて年3回も普通は起きない!何か消化器官にあるかもしれない」 ➡そうなんですか。勝手に食あたりだと思っていました。 医師にお腹をトントンと軽く叩…
私は大腸内視鏡検査を行った際に腫瘍と思われるものが発見され 癌の宣告を受けました。 検査で癌が見つかるまでに前兆があったのか 過去を振り返って気になった事を細かく書き留めました。 1.身体 私はおなかが弱いです。 小学生の時から,おなかが弱いと自覚していました。 定期的にお腹を壊し,下痢になることも頻繁にありました。 この体質?が癌の早期発見できなかった原因に繋がるとも知らずに。。。 2.最初の前兆 今思うとこれは大腸がんの前兆だったなと思います。 昨年の11月末頃,深夜2時頃に突然の激しい腹痛がありました。 寝ていたのですが,激痛で目が覚めました。 その後,トイレにて排泄を1回したが収まりま…
がんの宣告をされてから2週間までをざっくり説明します。 私は勤務先のT県の大学病院で宣告を受けました。 しかし,入院手術は実家のあるM県の大学病院で行いたいと考えたので すぐに紹介状を書いていただき,転院しました。 転院先初回問診で手術日を決めました。←色々ありました。 手術は再来週の月曜日の予定です。 今日までに,内視鏡検査,血液検査,CT(全身),レントゲン(全身),心電図,の検査を行いました。 現時点での検査結果では リンパはやられている可能性が高いが他の臓器への転移は見られないため, ステージ”3”だそうです。 今の心境は”転移が無いこと”をただただ願っています。 勝手な思い込みですが…
ブログのコンセプト 1.病気になってから実際に体験した事,その時の心境メインに書留ます。 ブログとしては当たり前かもしれません。今後同じ境遇になられた方にとって,このブログが有益な情報になるようにしたいと思います。 2.コメント欄で頂いた質問は出来る限り返信します。 個人を特定できるような質問はお答えできませんが,出来る限り回答します。 特に病気についての質問は優先してお答えします。 3.治療費の足しにするため,アフェリエイト等は使用します。 恐らく各種制度を用いても,多額の治療費が必要になります。金銭的なことは別記事でも書く予定ですが,筆者は貯金も多くなく,がん保険等にも一切加入していません…
こんにちわ!私は25歳男です。4月1日に大学病院にて内視鏡検査を行い、大腸癌が見つかりました。お医者さんからは、内視鏡の写真を見ただけで断言は出来ないけど経験上では、十中八九 " が ん " だと伝えられました。まじかーと思いつつ、なったもんはどうしようもない。闘病生活はじめます!! ●このブログでは癌が見つかるまでの経緯と治療の報告を主に行っていきます。今後、若年性癌など、同じ境遇になられた方に一患者のリアルな情報として伝わって欲しいと思い、記録に残そうと思いました。 私事実、宣告された時は死を意識して、相当不安になりましたが、阪神の原口選手も同じ病気になったと記事で見ました。原口選手が現在…
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