2021年4月1日に大腸がん(横行結腸癌ステージ3)を宣告されました。 25歳 ”AYA世代”の闘病日記です。 「癌を宣告された若者」の希望と闘病の参考になるようなブログになるようにします!!
「若い世代で癌を宣告された人」に私の経験が一患者のリアルな情報として伝わって欲しいと思い、記録に残そうと思いました。 私自身も宣告された時は死を意識して、相当不安になりましたが、阪神の原口選手も同じ病気になったと記事で見ました。 原口選手が現在元気に野球しているので、自分も生死を意識する必要なんてないと思うようになりました。 このブログが癌患者の「希望」となるように努めます。
今日は手術後1日目についてまとめます。 1ミリも楽ではありませんでしたが、 時間よ早く過ぎろと念じるとあっという間に過ぎました。 1.経鼻口管の不快感 2.尿道カテーテルの違和感 3.ドレーン管と硬膜外麻酔のカテーテル 4.歩行練習について 1.経鼻口管の不快感 経鼻口管は栄養投入の為でなく、滞留物を排出する為に取り付けていました。 看護師さんがピストンスポイトを使い手動で滞留物を取り出します。 滞留物が無くなった時は若干スッキリしますが、 それを上回る嗚咽感や喉の不快感があります。 早く無くなってほしいと思っていましたが 朝9時の回診時に先生から一言 「昨晩吐いちゃったので、胃のチューブは今…
手術後の様子についてまとめました。 これが手術かと言わんばかりに本当に大変でした。 1.麻酔からの目覚め 2.病室に帰還 3.手術後の夜 1.麻酔からの目覚め 全身麻酔という事でぐっすり夢の中でした。 名前を呼ばれた事に気付き目が覚めます。 目を開けるとそこは手術室でした。 医師から一言 「手術終わりましたよ」 (終わったんだ…全身麻酔スゴイな) と思ったの束の間 身体が重い、全身の痛み、苦しさを直ぐに感じました。 「せーのぉ!」 すぐに手術台のベットから通常の病室のベットに移動させられました。 そのまま、病室へ移動します。 医師たちに今の状態を聞かれますが、混乱しすぎて分からない。 それでも…
手術当日についてまとめます。 長いので麻酔までを区切りに,前半後半に分けてお届けします。 感想はだいぶ辛いと言うこと(特に後編)。 これから手術される方は読まない方が良いかもしれませんが、ありのままをお伝えします。 1.起床から手術までの時間 2.手術台まで移動 3.手術開始 4.全身麻酔 1.起床から手術までの時間 朝は6時に起きました。 私はどんなに緊張してようと、眠いときは寝れる身体なのでしっかり寝れました。 起きたらすぐに下剤の座薬を投入し、腸の中を綺麗にします。 起きた瞬間から絶飲絶食です。 手術は9時からです。 それまではひたすらリラックスしていました。 しかし 緊張します。 脈も…
今日は入院3日目です。 今回の記事は手術前日という事にピックアップして、想いを書き留めました。 1.手術前日の生活 2.手術当日の朝について 3.いざ!前へ! 1.手術前日の生活 前日に行う事は以下の通りです。 ・昼過ぎと寝る前に下剤を飲む ・おへその掃除を行う ・シャワーを浴びて、身体を綺麗にする それ以外は心の準備に時間を使います 前日同様に暇です。 昨日からから飲んでいる下剤がとても効いています。 便は1日5回以上しています。 また、貧血解消のヘモグロビン値を上げるためにクエン酸鉄も飲み続けています。 そのため、下痢が黒いです。 固形物は無いので、もはや墨汁です。 茶色は一切なく、黒か灰…
入院生活2日目です。 今日は特に何もありませんでしたので、思った事をまとめました。 それくらい何もしていません。 強いて言うなら、昼過ぎに飲んだ下剤によって、 トイレの回数が多い事くらいです。 あとはベットでゴロゴロしていたら一日が終わりました。 1.結腸切除の入院スケジュール 入院スケジュール(参考)の紙を頂きました。 手術日までは ・絶食のための点滴投与 ・腸をきれいにするために下剤を飲む くらいしかやる事がありません。 あとは,今までお世話になった 切除予定の臓器に感謝するくらいでしょうか。 一番するべき事は、手術に向けて心の準備です。 近づく手術日、中々落ち着きません。 何だかんだ、治…
入院生活が始まりました。 これからは,日記の要素が強くなりますが, 有益な情報をお届けできるように頑張ります。 1.初めての入院 2.院内での生活 3.絶食のはじまり 1.初めての入院 〇荷造りが大変 私はレンタルパジャマを借りなかったので,荷物が多くなりました。 キャスター付き50Lくらいのバックで何とか入りきりました。 とは言え,病室の棚に持ってきたものは全部入るので収納場所には困りません。 〇10時に受付を行い入院スタート さっそく担当の看護師より挨拶と院内説明を受けました。 私と同世代か少し若いので,変に気を遣ってしまいます。 担当医から改めて手術の説明を受けて,あっという間にお昼です…
入院直前という事で、ようやく治療のスタートラインに立ちました。検査はあくまでも治療の準備でした。検査だけでは癌が治る訳ないですからね。 1.今までに実施した検査 2.入院,手術について 3.心配事 1.今までに実施した検査 (1)大腸内視鏡検査 (2)造影CT (3)血液検査(腫瘍マーカー込み) ここまでは前の病院で行い,紹介状を書いてもらいました。 ----------------------------------------------------------- (4)全身レントゲン (5)心電図,血液検査(2回目) (6)PET-CT検査 (7)部分的レントゲン、血液検査(3回目) こ…
私は大学病院で治療をします。 大学病院は高度で優れた医療の提供,医療人の教育機関,医療技術の研究・開発を行う場所だと把握しています。 私の治療においても,3つの臨床研究の参加を勧められました。 今回はその中の1つを紹介します。 (他2つはweb上で公開されてなかったので,ここで記事にするのは避けました) 1.臨床研究と医師からの説明 2.研究の詳細 にほんブログ村 1.臨床研究と医師からの説明 診察で担当の医師とお話をしていると,臨床研究の参加を勧められました。 医師から一言, 「強制ではなく,あくまでも任意です。 メリットもありますが,中にはリスクを伴う研究もあります。」 ※リスクについては…
にほんブログ村 少し前ですが,担当の医師から手術についての説明がありました。 本日は大腸がんの「手術について」と「術後の復帰まで」をまとめました。 1.手術方法の説明 私の結腸切除は一般的である腹腔鏡手術で行うそうです。 下の画像は医師より説明された時のものです。貰ってきたので参考にあげました。 ➡お医者さんは絵を描くのが速いし,説明も図解で分かり易いので本当に尊敬します。 手術の説明について 担当の医師曰く, CT画像によると癌が「横行結腸の左側」にあり 近くに,脾臓やすい臓など臓器が入り組んでいるため 比較的やりにくい手術であると説明がありました。 臓器を傷つけないよう手術にするのは大変だ…
にほんブログ村 手術まであと1週間です。 今日は通院でPET-CT検査を行ってきました。 前に普通のCT検査も受けたので,CT検査自体は2回目です。 本日は「私が受けたCT検査」と「CTの画像」を掲載します。 1.CT検査 CTはエックス線を使用して体の断面を撮影する検査です。 25歳にして初めてCT検査を受けましたが, それまでCT検査がどういうものか全く知りませんでした。 今回は私が受けた2種類のCT検査についてまとめました。 ●造影CT検査(2週間前) 造影CT検査とは造影剤を注射して検査する方法です。 注射こそしますが,検査自体に基本痛みはありませんし, その後,体調が悪くなる事など一…
前回:4月1日に内視鏡検査を行い,癌の宣告された。 今回の記事では「記念すべき癌患者の1日目」を書きます。 癌患者の一日目のメインイベントは転移の有無を確認することでした。 1.転院の必要 前日は内視鏡検査を行い,癌の宣告をされました。 即入院はしませんでしたが, 腸閉塞の一歩手前であり至急検査が必要とのことで 次の日も通院しました。 今日から癌患者になります。 患者として最初に考えたのが何処で手術を受けるか。 職場がある現在住んでいる県から転院して, 実家のある県で治療しようと思いました。 何かあった時に,何処にいるのがベストかを考えました。 担当の先生に転院したい事をお伝えすると 直ぐに手…
前回:内視鏡検査を行い,疑わしき物が発見されたので外科の外来に回されました。 癌の宣告と当時の心境について書きます。 1.外科の外来 内視鏡検査を終えて,急遽外来に回ったため すでに時間は15:00くらいでした。 私が外科での受付を済ました時点で,待合室にいる人は1人か2人でした。 外科の問診票の中に「癌の宣告があった場合通知するか」という同意書がありました。 一応,「同意する」にチェックを入れたが この時点で私は,自分が ”がん” だと1ミリも思っていませんでした。 直ぐに診察室に呼ばれて入室します。 医師からは最初に言われたのは 「内視鏡検査を本日行い,予定には無かった外科の外来に来ていた…
前回記事要約:猛烈な腹痛、嘔吐に襲われてから3回目でようやく緊急病院に行った。 初めて病院に行ってから検査までの過程を書き留めます。 1.緊急病院でのやり取り 緊急病院の担当医師から一言 「ここでは検査、診断も出来ないし、点滴や痛み止めくらいしか処方出来ない」 と言われました。 原因は分からずとも「痛みが和らぐなら病院に来た甲斐があった!」 と当時は思っていました。 ➡この時点まで食あたりだと思ってます。 経緯を一通り伝えると医師から一言 「食あたりなんて年3回も普通は起きない!何か消化器官にあるかもしれない」 ➡そうなんですか。勝手に食あたりだと思っていました。 医師にお腹をトントンと軽く叩…
私は大腸内視鏡検査を行った際に腫瘍と思われるものが発見され 癌の宣告を受けました。 検査で癌が見つかるまでに前兆があったのか 過去を振り返って気になった事を細かく書き留めました。 1.身体 私はおなかが弱いです。 小学生の時から,おなかが弱いと自覚していました。 定期的にお腹を壊し,下痢になることも頻繁にありました。 この体質?が癌の早期発見できなかった原因に繋がるとも知らずに。。。 2.最初の前兆 今思うとこれは大腸がんの前兆だったなと思います。 昨年の11月末頃,深夜2時頃に突然の激しい腹痛がありました。 寝ていたのですが,激痛で目が覚めました。 その後,トイレにて排泄を1回したが収まりま…
がんの宣告をされてから2週間までをざっくり説明します。 私は勤務先のT県の大学病院で宣告を受けました。 しかし,入院手術は実家のあるM県の大学病院で行いたいと考えたので すぐに紹介状を書いていただき,転院しました。 転院先初回問診で手術日を決めました。←色々ありました。 手術は再来週の月曜日の予定です。 今日までに,内視鏡検査,血液検査,CT(全身),レントゲン(全身),心電図,の検査を行いました。 現時点での検査結果では リンパはやられている可能性が高いが他の臓器への転移は見られないため, ステージ”3”だそうです。 今の心境は”転移が無いこと”をただただ願っています。 勝手な思い込みですが…
ブログのコンセプト 1.病気になってから実際に体験した事,その時の心境メインに書留ます。 ブログとしては当たり前かもしれません。今後同じ境遇になられた方にとって,このブログが有益な情報になるようにしたいと思います。 2.コメント欄で頂いた質問は出来る限り返信します。 個人を特定できるような質問はお答えできませんが,出来る限り回答します。 特に病気についての質問は優先してお答えします。 3.治療費の足しにするため,アフェリエイト等は使用します。 恐らく各種制度を用いても,多額の治療費が必要になります。金銭的なことは別記事でも書く予定ですが,筆者は貯金も多くなく,がん保険等にも一切加入していません…
こんにちわ!私は25歳男です。4月1日に大学病院にて内視鏡検査を行い、大腸癌が見つかりました。お医者さんからは、内視鏡の写真を見ただけで断言は出来ないけど経験上では、十中八九 " が ん " だと伝えられました。まじかーと思いつつ、なったもんはどうしようもない。闘病生活はじめます!! ●このブログでは癌が見つかるまでの経緯と治療の報告を主に行っていきます。今後、若年性癌など、同じ境遇になられた方に一患者のリアルな情報として伝わって欲しいと思い、記録に残そうと思いました。 私事実、宣告された時は死を意識して、相当不安になりましたが、阪神の原口選手も同じ病気になったと記事で見ました。原口選手が現在…
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