臨床心理士・公認心理師の寝子が、日々の業務にあっぷあっぷしながら心理に関することを好き放題に書いています。
寝ることと甘いものが大好きな心理カウンセラー寝子です。「自己肯定感」「HSP」など多くの人が気になっている用語を独自目線でわかりやすく説明したり、日々のカウンセリングから思うことなどを気ままにつづっています♪
基本的信頼感の欠如やPTSDの症状の1つ「未来の短縮化」などによって、幼少期に被害に遭うと、将来を明るくイメージすることができず、「生きていても苦しいだけ」という意識になります。今回は、私のケースを例に、被害者が抱える絶望感や孤独感について整理したいと思います。
「メンタルは上がったら、その倍下がって長い」が基本です。これは双極性障害のケースには顕著ですので特に気をつけたい点です。ただ、双極性障害などの気分障害まで至ってなかったとしても、メンタルは上がったら下がります。
過剰適応の方は、文字通り、「過剰」なまでに環境に「適応」できる能力があります。さらに、つらい内面を隠すこともできる。にも関わらず、本人は「自分はできていない」と思っており、自己評価がとても低いことが特徴です。
【偏見を生む心理】なぜ「被害者にも落ち度が」と言われるのか?
「被害者側にも何か要因があったのでは?」という偏見がついてまわります。性犯罪被害への偏見の心理として、「認知的不協和」が考えられます「人は既存の認識とは異なる概念が入るとストレスに感じ、認知的に協和しようと働く」という心理原則です。
【偏見を生む心理】なぜ「被害者にも落ち度が」と言われるのか?
「被害者側にも何か要因があったのでは?」という偏見がついてまわります。性犯罪被害への偏見の心理として、「認知的不協和」が考えられます「人は既存の認識とは異なる概念が入るとストレスに感じ、認知的に協和しようと働く」という心理原則です。
幼少期から抱いた世界観は、その後の人生におのずと影響を及ぼし、その世界観を強化してしまうことが多いので、そう簡単に変わることはできないものではあります。ただ今回は、その中でも後の体験でよい方向に変わった「私の思い込み」について書きたいと思います。
ある性被害サバイバーの話22 ~幼少期の被害がもたらす影響~
幼少期に被害に遭ったり、機能不全家庭で育ったりすると、「基本的信頼感」の欠如した状態になります。「基本的信頼感」とは、「突然天井は落ちてこない」とか「道を歩いているときに道路は陥没しない」といった通常は意識されない世界観も含まれます。
軽躁状態が続いています。精神面だけが「ハイ」であって、ある程度、生活リズムは守れているとうつ転は軽めに抑えられます。けれども、行動まで「ハイ」になって過活動になってしまうと、一気にうつになり、その後しばらくうつ状態で苦しいことになります。
「認知療法」の「認知の歪み」についてわかりやすく解説いたいと思います。心の健康を考えたとき、「ストレスを溜めやすい捉え方かもね」という「物事に対する捉え方」を認知療法では「認知の歪み」と呼んでいます。
浪人1年目の残りの半年間は、日雇いのバイトを受験後から年内はやって、年明けから派遣で事務として働き始めることになります。この「フルタイムOL事務員」になれたことが当時、とても嬉しかったのです。
今回は、スクールカウンセラーとして勤務していたとき、よく教員や保護者に聞かれたこと「不登校の子を卒業式に出席させたい」ついて、スクールカウンセラーとしての見解を述べます。スクールカウンセラーとしての回答は「後悔する可能性は極めて低い」です。
当時、大学4年の後半にかかっている秋頃でした。もう本当に自分でも「廃人だな」と思っていました。そんなときに大学病院を紹介され、「この大きい病院に行けばきっと助けてもらえる」と藁にもすがる思いでした。
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