臨床心理士・公認心理師の寝子が、日々の業務にあっぷあっぷしながら心理に関することを好き放題に書いています。
寝ることと甘いものが大好きな心理カウンセラー寝子です。「自己肯定感」「HSP」など多くの人が気になっている用語を独自目線でわかりやすく説明したり、日々のカウンセリングから思うことなどを気ままにつづっています♪
向精神薬への依存は、状態を悪化させていきました。それでも、そのときは、薬に依存することが必要だったのだろうと思います。そうすることでなんとか生きていたのだと思います。今思うと、大学時代も無症状だったら…、と想像すると恐ろしくなります。
双極性障害ってどんな病気!? ~発見しずらいⅡ型に焦点をあてて~
双極性障害とは、以前は「躁うつ病」といわれ、躁状態とうつ状態をくりかえす病気です。躁状態は短く、うつ状態は長いことも特徴です。双極性障害にはⅠ型とⅡ型の2種類があります。「躁状態が激しいものがⅠ型。躁状態が軽いものがⅡ型」となります。
「PTSDは本人が乗り越えられる時期がきたら発症する」という一説がありますが、厳密な真偽はさておき、確かにそういう面はあるのかなと実体験からは思います。大学に入ってからの急激な悪化にしばらくの間、理解ができず混乱した心理状態が続きました。
中学時代は、授業中などに意識が飛んだり、自転車でよく事故を起こしていました。「気がついたら電信柱が目の前になり衝突する」「気がついたら看板があって激突する」といった1人事故を頻繁に起こし、その都度けっこうな外傷を負っていました。解離症状です。
中3になり、初めは「普通に学校にいける!」「外を歩ける!」ことに強い幸福感を抱きます。「何をしていても幸せ」状態。しかし、それも長くは続かず、すぐに情緒不安定となり、幸せそうに見える同級生を妬む気持ちが強くなります。
夏休み明けから普通に登校していましたが、2月に入院していた友人が亡くなったことをきっかけに不登校になります。そこから児童相談所へ週に1回通うようになります。
中学2年の夏休みに林間学校という2泊3日の課外授業がありました。そこで3日目の朝に男性教師から性的暴行を受けました。子どもが被害に遭ったとき、誰かに頼れるか話せるかは、その子の周りにいる大人が、その子の信頼を得られているかにかかっています。
【発達障害】:ASD(自閉症スペクトラム障害)の3つの特徴 ~後編:「想像力の問題と感覚過敏」~
ASDは、想像力をうまく働かせることが難しいです。そのため、他者の気持ちを察することが苦手で、漠然と指示されるとどうしていいかわからなくて困ります。感覚過敏はアレルギーと同じで、アレルギーがある人にとっては命取りになるほどのことですよね。
【発達障害】:ASD(自閉スペクトラム障害)の3つの特徴 ~前編:「嫌なことを忘れられない」~
発達障害の1つ、ASDの代表的な特徴はを3つに絞って解説したいと思います。①嫌なことを忘れることができない、②想像力の問題(あいまいさが苦手)、③感覚過敏。【前編】では、①の「嫌なことを忘れることができない」ことについて詳述します。
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