臨床心理士・公認心理師の寝子が、日々の業務にあっぷあっぷしながら心理に関することを好き放題に書いています。
寝ることと甘いものが大好きな心理カウンセラー寝子です。「自己肯定感」「HSP」など多くの人が気になっている用語を独自目線でわかりやすく説明したり、日々のカウンセリングから思うことなどを気ままにつづっています♪
このとき、私は自分が受けた被害がその後の人生にどれだけ影響するかわかっていませんでした。もし、お子さんやパートナーやご家族から「被害にあったことがある」と告白された人がいたら、まず話せたことを受け止めてあげてほしいと思います。
お兄さんが「一緒にくる?」と言うので、私はついて行ってしまいました。患者さんの中にも、特に家族間で性的な暴行を受けていた場合に「自分から機嫌を取るために寄っていった」「最初はどういうことなのかよくわからなかった」等と話されることがあります。
被害内容を振り返る前に、被害の傷の回復に大きく影響する家族についてのお話です。私は、原家族を「機能不全」というより、「何もなければ普通の家族だったが、家族の1人に何か不幸が起きたことで家族の脆弱性が露呈する」ケースであったと捉えています。
「1つの事例には普遍的に役立つ多くの情報が含まれている」いう心理業界の鉄則があります。そこで、1人の性暴力サバイバーの回復過程を心理学的考察を踏まえながら振り返っていきます。そうすることで、どなたかのお役に立てれば嬉しいです。
うつ状態にまず必要な対処に「休養」があります。けれども、「何もしていないことにすごく罪悪感を感じる」「何もしてなくて休んでいても気持ちはしんどいまま」など、うつ病になると、休んでいても最初のうちは心はこのように苦しいですね。
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