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ある整形外科医のつぶやき hirochinn.work

整形外科外来と患者さんとの壁を取り除くためのブログです。 整形外科医として30年以上の経験をもとにできるだけわかり易くお伝えします。どうかよろしくお願いいたします。

ひろくん
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2020/11/22

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  • 騒音の非聴覚的健康への影響

    筆者も苦手なことの一つに「騒音」があります。実体験として騒音があると眠れないしイライラします。その結果恐らく血圧も上がるでしょうしイライラしてじっくり思考もできません。 この騒音と人間のかかわりに関して少し調べてみました。 The Lancet JournalREVIEW VOLUME 383, ISSUE 9925, P1325-1332, APRIL 12, 2014健康に対する騒音の聴覚的および非聴覚的影響公開日:2013年10月30日DOI:https ://doi.org/10.1016/S0140-6736(13)61613-Xhttps://www.thelancet.com/…

  • サル痘2

    以前サル痘に関する記事を書かせていただきました。 drhirochinn.work 今日はこの続編です。 その後海外の感染は拡大しているようです。 “サル痘”世界で拡大 ヒトへの感染で変異加速か6/25(土) 12:29配信 テレビ朝日系(ANN)https://news.yahoo.co.jp/articles/f2dbee57fb4d6278a64e52729658b46ef92cf375 世界で感染が広がっているサル痘について、ヒトへの感染によってウイルスの変異が加速している可能性が指摘されました。医学誌「ネイチャー・メディシン」に24日に掲載された論文によりますと、15例のサル痘ウイル…

  • 好中球の活性化を介した急性炎症反応は、慢性的な痛みの発症を防ぎます

    今回は、ある意味怖い研究をご紹介します。 British Journal of Sports MedicineOriginal research成功した10秒間の片足スタンスのパフォーマンスは、中高年の個人の生存を予測します https://bjsm.bmj.com/content/early/2022/06/22/bjsports-2021-105360 ブラジル・Exercise Medicine Clinic-CLINIMEXのClaudio G. Araujo氏らは、CLINIMEXエクササイズコホート研究に参加した中高年を対象に、10秒間の片足立ち検査の結果が全死亡リスクの予測因子と…

  • PPI

    筆者は仕事柄薬剤を多く使いますので、一般的にその利益と弊害に関しては日常的に実感するところです。 以前薬に関しての記事をいくつか書かせていただいていますが、今回も医療記事の中にこの薬に関しての注意事項が散見されますので皆さんにお伝えしておこうと思います。 drhirochinn.work drhirochinn.work drhirochinn.work 今回取り上げるのは、PPIです。 プロトンポンプ阻害薬(PPI)PPIは「Proton Pump Inhibitor(プロトンポンプ阻害薬)」の略称。① 薬の効果と作用機序胃内において胃酸分泌を抑え、胃潰瘍などを治療し逆流性食道炎に伴う痛みや…

  • 御すし宇佐美

    今日の家内との昼食会は、御すし宇佐美さんに行ってきました。 大変美味しいお寿司でした。しかも店内も静かでいい雰囲気のお寿司屋さんでした。 午前11時30分の予約をして伺いました。少し早めについてしまいましたので近辺を散歩して時間をつぶしてから入店しました。 壁に感じのいい陶器が並べられていて値札もついているので、売り物と思います。 妻はお任せ握り9巻、私には13巻を注文してくれました。(優しい妻です。) お約束の生ビールを注文して握りを待ちました。 来ました来ました。見た目のいい器に4個の握り。 次々に出てきます。 珍しい生のとり貝や白エビ。おいしいです。 卵焼きは比較的甘~い味付けですが、焦…

  • 難聴と耳鳴

    筆者の担当する外来は整形外科で、多くの年配の患者さんが通院されていますが、最近特に感じるのは難聴の患者さんが増えているなあということです。 マスク越しの会話ですからその分そういう印象を持つのかもしれませんが、大声を張り上げないと話が通じないと感じることが多くなってきました。 今回の記事は、この「難聴」に対して日本医師会雑誌2022年6月号を参考に書かせていただきます。 日本では現在65歳以上の難聴者は1600万人と推計され難聴や耳鳴をはじめとする聴覚障害者が急増しています。 世界的にも、WHOの報告書World Report on Hearingによれば、2019年時点の難聴者は約15.8億人…

  • 若年成人の自殺念慮に対するスマートフォン治療アプリケーションの効果

    自殺行動と自傷行為は青年期によく見られ、自傷行為の理解と治療における最近の進歩、および自傷行為と自殺と自殺未遂のリスクとの関連性にもかかわらず、自殺死亡率の低下の進展はなく、過去60年間の自殺死亡率の実質的な低下はありません。自殺は、西欧の青年における2番目または3番目の主要な死因であり、発展途上国における重要な死因です。 世界的には、全自殺の約3分の1が15〜29歳で発生しており、オーストラリア、英国、米国を含む多くの国で若者の自殺率が上昇しています。 自殺に関して、筆者は過去にいくつかの記事を書かせていただきました。 drhirochinn.work drhirochinn.work dr…

  • 3回目ワクチン接種を!

    皆さんおはようございます。 筆者の勤める地域でももちろん3回目のワクチン接種を実施していますが、1,2回目と違い地域の住民の関心がかなり低いという印象を受けます。ご存じの通りファイザー社製ワクチンは、1バイアル6人分ですから6人まとまって接種する必要があります。しかし6人集まらない日も中にはあります。自治体からは、1バイアル丸ごと廃棄は困るが、一人二人であればやむを得ませんので廃棄してくださいといわれます。 1,2回目の時はこんなことはありませんでした。 そこで3回目ワクチン接種に関してちょっと調べてみました。 いま全国的に3回目接種率はどうなっているのでしょう? https://www.ka…

  • 自殺報道

    ウクライナ侵略問題でのロシアの露骨なプロパガンダとしての虚偽の報道を見るにつけ、マスコミや報道の重要性と影響力の大きさを再確認します。 自殺報道に関して、以上のような注意喚起がマスコミに対して厚労省より出されました。これは、以下のWHOの勧告に基つ”いたものです。 自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識2017年 最新版Preventing suicide: a resource for media professionals, update 2017World Health Organization (WHO)訳 自殺総合対策推進センターhttps://www.mh…

  • 赤身肉もたまには・・・

    このところ毎週のように近くのお店に行って昼食をいただいていますが、今日も歩いて数分のステーキ屋さんに行ってきました。実は別のお店を目指して行ったのですが、そのお店が夜だけの営業だったため、飛び込みで入ったお店でした。 予約なしで入店しましたが、運よくカウンター席が空いていて座ることができました。すぐあとから来られた別のお客さんは断られていましたので、タイミングが良かったのだと思います。 家内と筆者ともにフィレステーキセット150gを選び、例によって生ビールも注文して2人で6000円ちょっとで収まり非常にリーズナブルな価格でした。 このお店をネットで調べますとかなり評判の良いお店で、たまたま入っ…

  • 認知症の症例発見における年齢と出生年に関する2つの質問の有用性

    おはようございます。 9連敗中のエンゼルス戦を見ながら(聞きながらというべきですね)記事を書いています。 今日も認知症の面白い研究を2つご紹介します。 Psychogeriatrics原著誕生の季節とアルツハイマー病の病理に対する脆弱性:invivo陽電子放出断層撮影研究安野希世乃、南博之、アルツハイマー病ニューロイメージングイニシアチブ初版:2022年4月26日 https://doi.org/10.1111/psyg.12838 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/psyg.12838 メソッドアルツハイマー病ニューロイメージン…

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