テストの採点をしようとしていた英語科のS先生(40代・女性)が、このようなことを言った。 「私が“Yeah! Yeah!”と続けて言ったら、イイ感じっていうことね。」 私は、S先生が“Yeah! Yeah!”と言ったらお菓子を投げ渡してあげようと思って、個包装のチョコレートをひとつ手に持って準備していた。しかし、S先生は採点しながら「あ~・・・」とか「え~・・・なんで~・・・」などと言い続けた。どうやら、正解していてほしい問題で、誤答が続出しているらしい。しかも、ほぼまちがいをすることがない秀才の生徒でさえも誤答を連発しているとのことで、S先生はイラついているようであった。 私は、S先生の心を…
私は、仕事をひととおり終えてから、午後4時ごろに職員室で裸足になって、シャドーボクシングのようなことをしながらストレスを発散させていた。そのとき、保護者らしき女性が職員室に入ってきて、私のところにやってきた。その人は、「先生、お世話になりました」などと言ってきた。しかし、話をしているうちに、私はその人が自分の担当していない生徒の保護者であることがわかった。 私は、なぜ自分がお礼を言われているのかが理解できなかったが、保護者は一方的に話し続けたうえ、「先生の明日の授業、見に行かせてもらいますので」と言ってきた。私は驚いて、「何のことですか?」と尋ねた。保護者は、職員室に掲示してある時間割表を見な…
雑記 ~ 受験生を混乱させるヒドい投稿は、どうかやめてあげて! ~
インターネットやSNSで、受験生向けに情報を発信している方々・・・どうか、正しい内容を発信してあげてほしい。 私は世界史専門の講師なので、歴史系科目の情報を毎日のように投稿している方々の努力には頭が下がる。高校の世界史や日本史などは、とにかく情報量が多い。だから、受験生向けに情報を発信しようと思えば、発信するための情報を整理するだけでも、かなりの時間を有するはずだ。それだけの時間を割いて、受験生のために尽くしてくださっているという点には恐れ入る。 頭は下がるし、恐れ入るのだが・・・どうにも腹立たしく思っていることがある。投稿されている内容に、かなりの誤りがあることだ。「わかりやすい」と高く評価…
妹といっしょにマンションのエレベーターに乗ったとき、何日か前に加山雄三と結婚した、同僚のMさん(約30歳)が乗っていた。3人で上の階に向かっている途中、妹は自らのアゴを指さしながら、Mさんに対して「たぶんなんですけど、加山雄三さん、鼻クソついてますよ」と言った。どうやら、妹は、加山雄三のアゴに鼻クソがついていると思っているようである。このとき、私は「妹が鼻クソとホクロをカン違いしている」と推測したが、何も言わずに黙っていた。 そのまま、我々は6階まで上がっていき、Mさんは601号室へ、私と妹は606号室へ入っていった。その後、夕飯の用意をしようと思った私は、米を炊こうかどうか悩んだ。なぜ悩んだ…
コタツにもぐっていた私は、立ち上がる際にコタツに体をぶつけて、コタツの上に置いてあったインスタントコーヒーが入ったビンを倒してしまった。そのせいで、コタツの上に大量のコーヒーの粉がぶちまけられた。 しかし、大量のインスタントコーヒーがこぼれたせいで、コタツの周辺にはコーヒーの香ばしい香りが広がり、私は「これはこれで、アリなんじゃないか?」と思った。 しかも、私は、「茶葉を畳の上にバラまくと掃除が楽にできる」というのと同じ要領で、「インスタントコーヒーも、バラまくことで掃除が楽になるのではないか?」と妄想し始めた。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます!…
私が部屋で横になっていると、父がやってきて「ほら、お返し」と言いながら紙を渡してきた。その紙は、1万円札を数倍に拡大したような見た目であった。どうやら、私が買ってあげた誕生日プレゼントを父は喜んでくれたらしく、その紙はプレゼントのお返しということらしい。 私は「いらんいらん!」と断った。しかし、父は「まぁ、取っとけって」と言いながら、紙を私に受け取らせようとした。ここで、改めてその紙をよく見てみると、見た目は1万円札の図柄とそっくりなのに、「10万」という数字が書かれているようであった。私が不思議に思っていると、父は「それなぁ、ネットから出してきたモンなんや!」と言った。ネットで拾って家で印刷…
私は、生徒のプリントやノートを回収して点検しようと思いたち、あるクラスで回収をおこなった。それらの点検をしていると、何名かの生徒が「以前は歴史が嫌いだったが、少しずつ好きになってきた」というようなことを書いていて、私は授業担当者として少しうれしかった。 そんな中、ある女子生徒のノートに、私に対するメッセージが書かれた付箋が貼られていた。その付箋には「最近は授業が楽しくなってきた」という意味のことを書かれていたが、付箋の裏にも何かが書かれていた。それを読んでみると、彼女は先日、カエサルが世界を持ち上げているようすを表現した彫刻を見たらしいことがわかった。その彫刻は、カエサルが足を踏んばって、大き…
私は、フリーザを倒すべく、フリーザがたてこもっている本拠地のような施設に潜入した。施設に入ってすぐのところに、先に潜入してやられた同志からのメッセージが書かれた紙が貼ってあった。その紙には、「ここから先、頭ひとつ上げずに進め」と書いてあった。どうやら、フリーザがいる奥の部屋まで、匍匐(ほふく)前進でいけということらしい。そのメッセージどおりに、私は匍匐前進で施設の奥の方に向かっていった。ちなみに、私はそのとき、工事現場の作業員がかぶるようなヘルメットをかぶっていた。 匍匐前進で進んでいくと、私の知人も含めた多くの人が働いている工場のような場所にさしかかった。匍匐前進しているとはいえ、あまりに人…
今年も、ひとりぼっちのクリスマスイブがやってきた。いっしょに過ごす人もいなければ、特にすることもないので、まぁまぁの確率で一言もしゃべらずに終わっていくだろう・・・と思っていたら、想定外のことが起こった。午前6時すぎ、ゴミ捨てに出たら、マンションのエレベーター内で女性といっしょになったのだ。 私は、今のマンションに住むようになって10年以上になる。ゴミ捨てに行く際も、仕事に行く際も、だいたい午前6時すぎにエレベーターに乗っている。10年以上、ずっとそうだ。しかし、その時間にエレベーターで他人といっしょになるケースはほぼゼロである。他人といっしょになるのは、年に1回あるかないかだと思う。それにも…
私は、Sさん(男性)ら5名~6名の先輩といっしょに外出していた。外出先から皆で帰宅する途中、私はバスに乗る直前に、Sさんから次々と冷たいことばを浴びせられた。どうやら、Sさんは、私がSさんから送られてきたLINEのメッセージを既読スルーしていることに対して怒っているらしい。 一方、私は、以前からSさんのことが嫌いだったので、急に冷たいことばを浴びせられて怒り心頭であった。私は、学生時代からSさんの空気の読めない行動のせいで自分がさまざまな被害に遭ってきたことや、そもそもSさんのことが大嫌いであることをカミングアウトしてやろうかと思った。なんなら、この場で真っ向勝負のケンカをしてもよいとさえ思っ…
勤務校で、私は先生方から無実の罪をなすりつけられ、多くの先生から冷たい目で見られていた。職員室での居心地は最悪であったが、S先生(約50歳・男性)だけは私のところにやってきて、優しいことばをかけてくださった。 そんな中、ひとりのベテラン事務職員が職員室にやってきて、本年度で約50名の職員のうち30名以上が退職するということをカミングアウトした。どうやら、コロナ禍における学校業務がハードすぎて、多くの先生が「もう限界だ」と思っていたらしい。退職するメンバーには、有能で多くの先生から信頼を集めている教頭も含まれているらしかった。そのため、私は無実の罪をきせられてツラい気持ちなど完全に忘れて、茫然自…
トイレで、勤務校の校長と並んで用を足していたとき、校長が私に相談したいことがあると言ってきた。校長は、恋愛ドラマを制作している生徒にアドバイスをしたいらしく、そのアドバイスが妥当かどうかを私に判断してもらいたいようであった。 校長は、「確定申告の書類を出すときに、男女がそれぞれの給与明細を半分に切って、半分になったそれぞれの給与明細を1枚ずつ書類に貼ることによって、税が軽減される」という方法で男女が愛を深める、という案を生徒に出そうとしているのだという。私は、校長が言っていることの意味がわからず、そのような税の軽減方法はないと答えたうえで、心の中で「この人はバカだ」と思った。 ちなみに、用を足…
突然、私の家に瀬戸内寂聴が強盗に入ってきた。私は即座に、かなりの強度がある長いバネのようなモノを振って伸ばし、伸ばしたバネを玄関にいた瀬戸内寂聴の指にからませた。瀬戸内寂聴は指にからんだバネを外そうとしたが、私は逃がすまいと思い、バネをかなりの強さでブンブン振った。私がバネをブンブン振ったせいで。瀬戸内寂聴の指はモゲそうになっていた。それにもかかわらず、瀬戸内寂聴の表情はほとんど変わっていなかった。 ここで、私は以前にも瀬戸内寂聴が強盗に入ってきて同様の展開になったことを思いだし、「また同じことを繰り返すんですか?」というように瀬戸内寂聴に問いかけた。しかし、瀬戸内寂聴は何も答えず、ムリヤリに…
オフィスに入ると、電気が消えていて、かなり暗かった。暗いオフィス内でYさん(60代・男性)がひとりで仕事をしていたので、私は「さっきまで、こんな暗かったですか?」と尋ねた。Yさんは、「ずっとこんな感じやったで」と淡々と答えた。 その数十秒後には、オフィスがほぼ真っ暗になった。Yさんの姿さえ目視できないほど暗くなったので、私は机上に置いていたスマホを手に取ってランプを灯してみたが、Yさんの姿を見つけることはできなかった。私は、自分が置かれた状況が理解できず、「自分は死んでしまって、死後の世界のいるのか?」などと考えた。 しばらくして、私は「これは夢にちがいない」と思い、目を覚まそうとダイナミック…
私は、刀匠のような男から、食べ物も叩いて鍛えれば刀のように硬くすることができると学んだ。そこで、私は、職場でたまたま目の前に出された約50cm四方の特大チョコレートケーキを拳や大きなフォークなどでガシガシと叩き、刀にしようと試みた。 しかし、いくら叩いても、ケーキはグチャグチャになるばかりで、硬くなる気配がない。どうやら、ケーキを刀にするためには、かなりの時間が必要らしい。私はその後も延々とケーキを叩き続け、気づけば22時くらいになっていた。他の職員たちは次々と退勤していき、私は「そろそろ帰らないと警備員さんに叱られる」と気になり始めた。それでも、私は「ギリギリまでやってやろう」と心に決めて、…
私は、どこかの中高一貫校の高校部の卒業式に参列するため、式場に行った。どうやら、午前中は中学部の卒業式で、午後からが高校部の卒業式らしく、私が到着したときには式を終えたばかりの中学生がたくさんいた。しかし、彼らは中学生のはずなのに、全員が小学生のような雰囲気であった。 私は、会場の入口付近で出会った初対面の女性たちとともに、式場の座席に向かって歩いていこうとした。すると、私のすぐ近くにいた中年の女性教師が、中学生たちに対して性悪の魔女のような口調で言った。 「アナタたち、まだこんな場所にいたの!? 早く出ていきなさい! まったく、何考えてるの! ダラダラダラダラとこんなところにいて! 早く立ち…
私は、仕事が午後からの日だったので、9時か10時くらいまで寝てから出勤しようと思っていた。すると、父に「家でダラダラするな!」と叱られた。それに対して、私は「月曜日から土曜日まで、毎日7時半に職場に着くようにしてるんだから、何か月かに1ぺんくらいはゆっくりしてもいいやろ!」というように反抗した。そのまま私は家でゆっくりし続け、10時ごろになってようやく家を出た。 しかし、家を出てしばらく歩いたところで、私は自分がスーツを着ていないどころか、上半身に白シャツ1枚しか着ていないことに気づいた。私は慌てて自宅マンションに戻り、エレベーターで自宅がある階まで戻ろうとした。エレベーターに乗ってしばらくし…
私は、勤務校のトイレの「個室」で、便座に座っていた。同じ「個室」の中にはなぜか数学科のY先生(60代・男性)もおり、Y先生は「個室」のカベを使って、図形の問題を解説し始めた。Y先生はチョークを使わず、扇子で描き示すようなスタイルで私にいろいろと教えようとしてくれているようだった。しかし、私は、Y先生が動かす扇子の軌道を見ていても、何ひとつ理解できなかった。 その後、Y先生は「個室」から出ていった。ほぼ同時に、大勢の生徒たちが列になって、「個室」の近くをゾロゾロと通った。このタイミングで、私は、「個室」だと思っていたトイレが実際には「半個室」であることに気づいた。「半個室」なのでカベの一部がない…
私の目の前で、怪しい雰囲気の男が露店を開いて商品を売っていた。売られていたのは小さなアクセサリーのようなモノであったが、値段は5円だということであった。そして、露店には、さまざまな言語の「5円」を意味する単語が紙に書かれて掲示されていた。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: アラフォー男の15年の記録 作者:アサタロウ Amazon
授業中、私は人質のやりとりについての解説を始めた。私はごく普通に解説をしたつもりだったが、ひとりの女子生徒はどうにも納得できなかったようであった。そして、彼女はニコニコ笑いながら「おかしいって! おかしいって!」と口にしつつチョークを手にとり、教室の後ろの黒板にイラストを描き始めた。どうやら、彼女は、私が説明した人質のやりとりがどのような点でおかしいのかを図解しようとしているようであった。しかし、その生徒の図はあまりにもヘタで、私も生徒たちも、誰ひとりとしてその図の意味を理解できなかった。 そのまま彼女は図を描き続けたが、一部の生徒が図に描かれているボウズ頭のイラストを見て、「ハゲてる! ハゲ…
地理の授業をするために、中1の教室に入った。教室に入ってすぐに、教科書と地図帳を両方とも忘れた人がいるか聞くと、3名に1名ほどの生徒が挙手した。 私は、それほどまでに忘れた生徒が多いのはおかしいと思った。そこで、全体に注意喚起をしようと大きな声を出そうとしたが、マスクがジャマで口がうまく開かず、声がまともに出なかった。しかも、私が注意喚起しようとしているのに、休み時間のノリで机をひっつけて遊んでいる生徒が何組もいた。 私は改めて、口をタテに大きく開くことを意識しながら、クラス全体に響きわたる声で「おーい!!!」と注意を促した。生徒たちは、私が少しキレていることを感じとったようであった。クラス全…
私の大嫌いな先輩(社会科教員)が、LINEでメッセージを送ってきた。既読スルーしていたところ、彼が歴史を題材とした川柳のようなものを連投で送信してきた。しかも、そのうちのひとつは下ネタだった。 私はあまりにもイライラしたので、「女子校だったら完全にアウトですよ」とでも返信してやろうかと思った。しかし、彼と関わりたくなかったので、私は再び既読スルーした。すると、彼から「何なんでしょうか(笑)」というようなメッセージが送られてきた。私は思った。 「何なんや、コイツ・・・。」 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: アラフォー男の15…
指導していた教育実習生が研究授業をすることになり、私はどんな授業になるかとワクワクしながら教室に行った。しかし、教室には誰ひとりおらず、私は不思議に思いながらもしばらく待っていた。 しかし、いつまで待っても、誰も来ない。私は動揺しながら、教育実習生と生徒たちを探しに向かった。すると、美術室のようなところで、普通に研究授業がおこなわれていた。指導教官である私をスルーして研究授業がおこなわれていたことに対して、私は衝撃を受け、教室の外で呆然と立ち尽くした。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ: アラフォー男の15年の記録 作者:ア…
テレビを見ていると、石坂浩二が演歌を歌っている場面が映った。画面はずっと石坂浩二の顔のドアップで、私は初めのうち、普通にそれを見ていた。 しかし、唐突に、「石坂浩二が口を開いていないのに声が流れる」という現象が起こった。いわゆる、口パクである。そして、口パクなのにさほど歌がうまいわけではなかったこともあって、私はジワジワと笑いがこみあげてきた。 そのまま口パクの状態が十数秒ほど続いたあと、石坂浩二は突然ノドをおさえて「く、苦しいー!」と言いながら苦悶の表情を浮かべて、床へ仰向けに倒れた。撮影しているカメラマンは動揺しているようすであったが、ゆっくりとカメラを下に向け、石坂浩二が悶え苦しんでいる…
私は、数名の知人といっしょに、後輩のTくんの家でおしゃべりしていた。なお、家の主であるTくんは、外出していてその場にいなかった。 我々が盛り上がる中、同僚のHさん(約30歳・女性)が世界地図を取り出して、私に質問してきた。Hさんは旅行に行きたいらしく、世界地図を指さしながら、「ここからここには行けますか?」などといろいろ質問してきた。しかし、Hさんが持っていたのは、ゲームの世界に出てくるような架空の地図であり、きわめて不正確なものであった。そのため、「ここからここには行けますか?」と聞かれても、私は「行けません」としか答えようがなかった。 それでもHさんは旅行に行きたいらしく、「外国の、どこか…
私は、長期休暇中にたった1時間だけ地理の講習が割り当てられていた。私は世界史が専門で、地理は門外漢なので、気がすすまないながらも学校へ行った。 講習がおこなわれる場所は、校外にある、よくわからない観光地のようなところであった。現場に行くと、地理専門のS先生が「これからここでスゴいことが起こる」と言うので見ていると、我々のすぐ目の前で、唐突に小さな竜巻が巻き起こった。 我々が驚いていると、地理の講習の受講者であるHさんがやってきた。ところが、HさんはS先生が講習の担当教員だと思い込んでいたので、私に軽く会釈しただけで、S先生を追いかけて去っていった。私はどうしたらよいのかわからず、その場で呆然と…
私は、数名のポッチャリ系女性芸人といっしょに、山を歩いていた。下山中、初めのうち、我々は無言で歩いていた。すると、ひとりの女性芸人が「みんな、声を出せよ! 声!」と言ったので、私はテキトーに叫び声をあげた。 一方、私の後ろを歩いていた女性芸人たちは、「百円払って~♪ また百円払った~♪」というような歌詞をメロディーにのせて歌い始めた。その歌に対して、ひとりの女性芸人が「200円払ってるじゃないかよ!」などとツッコみ、少し楽しい雰囲気になった。 私もこの流れに乗っかろうと思い、「100円払って~100円~♪ さらに200円~払った~♪」などと演歌調に歌って、場を盛り上げた。和やかな雰囲気で下山し…
私は、授業中にテストの答案用紙を返却していた際、2名の生徒の答案用紙に点数が記入されていないことに気づいた。点数が記入されていないので、彼らの答案を返却することはできない。私は混乱して、急にテストとまったく関係ない話をし始めたうえ、黒板に板書まで始めた。 2分~3分後、私は、答案を返却されていない2名の生徒がすぐ近くで困り果てた顔をしていることに気づいた。ここで、ようやく私は「もしかしたら、教務手帳にも点数を記録していないのではないか」と思い、慌てて教務手帳を確認した。すると、きちんと全員の点数が記入されていた。 私は、教務手帳に点数が書かれているのに、答案に点数が記入されていない理由がわから…
勤務校に現れた怪物を倒すため、私と数人の生徒たちは、校内の階段の踊り場に置いてある支援物資を怪物がいるところまで運んでいくことになった。 我々が踊り場まで来て確認してみると、支援物資というのは、いくつかのカバンにパンパンに詰められた金属貨幣であった。私は、何となく目に入ったひとつのカバンを持ち上げたが、小さめのカバンだったにもかかわらず、非常に重かった。 一方、私よりもやや小柄な男子生徒が、私が持っているものより明らかに大きなカバンを持ち上げて、瀕死の状態になっていた。見かねた私は、自分のカバンと彼のカバンを交換してあげた。交換したカバンは信じられないような重さで、私は持っているだけで意識が飛…
電車内で、私は先輩のHさんと話していた。私は、Hさんの本が研究室に置かれることを知っていたので、Hさんに「本が置かれるなんて、すごいですね」と話しかけた。すると、Hさんが「君の本も研究室に置くべきだよ」ととおっしゃった。私は、「自分の本は1巻しかないが、Hさんの本は6巻あること」や、「自分の本は扱っている範囲が狭いが、Hさんの本は幅広い範囲を扱っていること」などを根拠にあげて、自分の本が研究室に置かれるに値しないことを主張した。私は周りにいた乗客らに同意を求めたが、乗客らはみな無視であった。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! ↓ おもしろ夢日記Ⅱ…
何名かの知人としゃべっているとき、そのうちのひとりのケータイに電話がかかってきた。その話しぶりからして、どうやら知らない人からの電話のようであった。知人が電話を切ったあとで、何の電話だったのかを聞いてみると、「知らない人から『仕事が欲しい』というようなことを言われた」とのことであった。 その後、私は非常に気になって、知人が電話をしながら書いていたメモを見てみた。メモには、電話をかけてきた相手の名前が「T本」という名の男性であることや、その男性の住所などが書かれていた。私はそのメモを見て、自分が授業を担当しているT本さんのことを思い出した。T本さんはあまりに提出物を出さないので、担任から家庭教師…
私は、オタク系グッズを買いに、妹といっしょにショップへ行くことになった。ショップへ行く日、妹が2名の友人女性を連れてきた。私と妹は、その2名から会費を徴収することになった。片方の人からは、少し手間どりながらも、電子マネーで会費を徴収することができた。しかし、もう片方の人から電子マネーで会費を徴収する際に、「決済」のボタンを押してもなかなか決済できず、試行錯誤するうちに、家で1時間弱ほど経ってしまった。 ショップへ出発するのがどんどん遅れ、このままでだいじょうぶなのかと不安に陥りながら、トイレで用を足しつつ起床。 < 完 > ↓ kindle unlimitedをご利用の方は、無料で読めます! …
音楽の授業で、「翼をください」を歌うテストが実施されることになった。私は、それなりにうまく歌える自信があったので、自分の番が来るのを心待ちにしていた。 私の番が近づいてくると、なぜか場所が音楽室ではなく、中央がプールになったスタジアムにようなところに切り替わった。テストを受ける者は順番にプールの裏の控室に行き、ひとりずつプールサイドに出ていって歌うというしくみであった。 私の前に歌うのは同僚のSさんであり、Sさんがプールの裏に行ったので、私も後に続いてプールの裏に行った。私は、自分の番が近づいてきて、楽しみでドキドキしていた。しかし、自分の番がくる前に起床。 < 完 > ↓ kindle un…
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