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  • 雛飾り

    今日、雛人形を飾りました。いつもは、2月も末になってから飾るのが常なのですが、今年は少し早く飾りました。 本来はもっと早い時期、たとえば、立春になったらすぐに飾るのがよいといわれています。また、遅くとも雨水の時期までには飾るようにするのが一般的といわれています。 そのことを考えると、早く飾りました、などということはできないのかもしれません。ただ、雛人形を飾る時期については明確な決まりなどはなく、いわゆる一夜飾りにさえならなければ問題ない、ともいわれています。 雛人形を飾って、子どもの幸せを願うというのがひな祭りの目的であるため、その心さえあれば、雛人形を飾る時期についてさほど窮屈に考える必要は…

  • 早春賦

    春は名のみの…で始まる早春賦は、春を待ち焦がれる心を谷の鶯に仮託して描いた唱歌として有名です。 特に春先の天候がはっきりしないときには、 春と聞かねば知らでありしを 聞かばせかるる胸の思いを いかにせよとのこの頃か いかにせよとのこの頃か という歌詞が胸に沁みます。暖かくなったと思えばすぐにまた寒くなる、一刻も早くこのような寒く不安定な季節が終わってほしい、と叫びだしたくなるような思いを早春賦は見事に伝えてくれています。 ところで、昨日『古今和歌集』を読んでいたところ、次の歌が目にとまりました。 梅が枝に来ゐる鶯春かけて鳴けどもいまだ雪は降りつつ よみ人知らず 「梅の枝に来てとまっている鶯は、…

  • 春光

    風は冷たいですが、日差しが暖かく感じられる一日でした。空気は冷たくて、ポケットに入れた手も悴みましたが、建物に射す太陽の光がまぶしいようでした。昨日のNHKのニュースで「光の春」という言葉を使っていましたが、この光景をいうのだろう、と妙に感心してしまいました。 春の景色を表す言葉に「春光」というものがあります。歳時記には春の景色と書いてある一方で、春の陽の光をさす、ともあり、一般的にはこちらの意味で使われることが多いとしています。 私も、春光は文字通り春の光を意味する言葉として使うのが、この時期にぴたりと合うと思います。 立春を過ぎて本格的な春が待ち遠しい季節に、目に映る太陽の光は、それだけで…

  • 春寒

    今日は午前中は雪が降り、午後は霙となりました。これを書いている今は雨が降っています。面白いもので、午前中はあたたかく、午後のほうが寒くなりました。雪は気温が低くなければ降らないので、午前中のほうが寒いのではないかと思うのですが、実際は違いますね。 以前から、雪が降るときは、降らないときよりあたたかく感じてはいましたが、今日、そのことをあらためて実感しました。理由としていわれているのが、雨が雪に変わるときには熱エネルギーが放出されるため、その分温度が高くなるからというものです。 2月4日に立春となり、暦のうえでは春となりましたが、今日の寒さは真冬ですね。立春以降、あたたかな日が続いたので寒さがよ…

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