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2020/08/07

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  • 120回目「フォロウィング」(クリストファー・ノーラン監督)

    クリストファー・ノーランの映画は、『メメント』を最初に観て、「へぇ。けっこう面白いやんけ」と思い、以降も何本か観ているが、どうも最初に観た『メメント』を超える作品はなく、大作になればなるほど、面白さは下降気味で、『インターステラー』とか『テネット』なんかは、世間の評価は高いけど、自分の中では「最後まで観るのが苦痛な映画」に位置していて、最新作『オッペンハイマー』は、「原爆」というシリアスなテーマにノーランお得意の編集遊びが合ってない感じがして、もうちょっと真正面から正々堂々と撮ってくれよと思いつつ、でも、まぁ、見応えはあったよなぁ、くらいの感想で、面白いけど自分の中でずっと残り続けるような映画…

  • 119回目「知と愛」(ヘルマン・ヘッセ:新潮文庫)

    中学生の頃に『車輪の下』『デミアン』を呼んで以来のヘルマン・ヘッセである。 『知と愛』である。「ナルチスとゴルトムント」という副題が付いている。ナルチスもゴルトムントも人物名だ。「知」を重んじるナルチスと「愛」を重んじるゴルトムント。時に哲学的な議論を交えながら、それぞれの対比を描く。といっても、小説の約7割は「愛」つまりゴルトムントの物語が占めている。 ヘッセという作家は道徳とか人類愛のようなものを説く、いわば真面目な文学を書く人だと思っていた。(なにぶん『車輪の下』のイメージが強いもので…)タイトルからして、『知と愛』だし、なんだか小難しい教養小説なのかなぁと。 しかし、裏切られた。この小…

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