chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
こるね酒 https://corne-sake.hatenablog.com/

日本酒好きのホルン吹きです。飲んだお酒を、ジブリ映画のキャラやシーンに例えながら紹介します。日本酒に詳しくない方でも、ジブリ作品に詳しくない方でも楽しんでいただけるように書いていきます。

こるね
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/07/26

arrow_drop_down
  • 8月のお勧め自選記事6選

    毎月恒例の、振り返り記事です。この猛暑、そろそろなんとかなりませんかね?もうひやおろしが発売されてるっていうのに、気温は相変わらずの猛暑日が続いています。 今回も、記事の内容部門3本と、美味しかった部門3本を選びました。今回はヤバかったです。美味しいお酒が多すぎた。でもその中からムリヤリ厳選した6本をお送りします。そして今月から新企画で、ベストサムネ3枚も載せたいと思います。 まずは内容部門から。 まずは、雅楽代さんです。こちらはなんと言っても、蔵元の経歴が面白すぎて意味わかんない。だって24歳で酒蔵を買っちゃうんですよ。それだけでも凄いのに、今年はさらに美味しくなっているという評判をよく聞き…

  • 櫻正宗 > 黒川夫人(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【櫻正宗(さくらまさむね) 純米大吟醸 協会1号酵母】 低アルで きれいな酸旨 飲み応え お久しぶりの櫻正宗さんです。櫻正宗さんは、とにかく来歴がめちゃくちゃ面白いお蔵さん。前にも書いた内容ですが、1年ちょっとぶりなので、もういちど紹介します。 まずは、ラベルにも大きく書いてある通り、協会1号酵母の発祥蔵が櫻正宗さんです。1号酵母は櫻正宗の酒母から分離され、当時最も優れた酵母として、大正5年から昭和10年(1916~1935年)の間、日本醸造協会から頒布されていました。しかし次第に使われなくなっていき、一時はもう存在しないと思われていたそうです。ところが、それが協会で保管されていたことが判明。…

  • 播州錦 > モブおじさん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【播州錦(ばんしゅうにしき) マイルドカップⅡ】 マイルドな お米と穀物 旨じわり はじめましてのお酒、兵庫県加古川市・キング醸造の播州錦さんです。 キング醸造さん、意識したことのある方は少ないかもしれません。でもこのメーカーさん、実は多くの方が知っているお酒を造っているメーカーさんです。というのも、キング醸造さんは料理酒の分野でトップシェアを持っている凄い会社。「日の出みりん」も有名です。売上高は123億円という大企業。つい最近、お酒とは全然別の仕事関係で、AIを活用した需要予測システムを導入したというニュースが入ってきてびっくりしました。見てみたら、ウチで使ってる料理酒もキング醸造さんので…

  • 超濃厚ヨーグルト酒 > シータ(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【超濃厚ヨーグルト酒】 ミルキーな 香りが幸せ ヨーグルト こないだ超高級酒・残響を飲んだばかりの新澤醸造店さん。今回は、ある意味正反対のお酒です。 こちらは日本酒ではなく、日本酒ベースのヨーグルトリキュール。公式の説明文によると「ジャージー牛の生乳100%使用したヨーグルトと日本酒で仕込んだクリーミーな和リキュールです」とのこと。前から飲んでみたかったんですよね。ヨーグルトリキュールと言えば、こないだ飲んだ「天明」の曙酒造さんの「Snowdrop」がめちゃくちゃ美味しかったですし。 ジャージー牛というのは英領ジャージー島原産の乳牛。ホルスタインより小柄だけど、濃厚でコク深い牛乳が出ます。 つ…

  • くどき上手 > ジーナさん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【くどき上手 純米大吟醸 Jr.の未来33】 濃密で 甘くて派手で 色っぽい こないだ辛口純吟を飲んだくどき上手さん。辛口純吟はあんまりくどきさんっぽくない辛口クラシックタイプでしたが、今回はJr.で、しかも33%精米。これはもう、いつもの甘じゅわなくどきさんを期待して良いでしょう。 ちなみに「くどき上手」という銘柄名は、豊臣秀吉のような出世する武将は説得力がある=口説き上手であることから、成功する・出世するという意味を込めて命名されたんだそうです。女性を口説くのにぴったりなお酒ということじゃなかったのか!! くどき上手さんの中でJr.が付くのは、現社長の息子で6代目の今井俊典専務が手掛けてい…

  • 孝の司 > ハク(千と千尋の神隠し)[ジブリ酒]

    【孝の司(こうのつかさ) 純米 超辛口】 すっきりと 酸がきれいな 辛口酒 はじめましてのお酒、愛知県岡崎市・柴田酒造場さんの孝の司です。この銘柄、雑誌dancyuの2022年の日本酒特集号で取り上げられていて、気になってたんですよね。全然見かけなかったんですが、雑誌掲載から1年半経ってやっと会うことができました。さっそく飲んでいきましょう。 香りはきれいな酸ほわん。 口に含むと、すっきり酸。旨味もじわっと出るけれど、きれいな酸味が続きます。甘味は最後に少しだけ。ひかえめ渋味もじんわりと。 酸がきれいな辛口酒ですね。酸味中心のお酒って苦手なものが多いんですが、この子はトゲも雑味もない。夏にぴっ…

  • 楯野川 > 本庄(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【楯野川(たてのかわ) 純米大吟醸 主流】 米甘旨 きれいな渋味も カッコ良く しばらくぶりの楯野川さん。前回飲んだ「無我 ブルー」はほんと感動的だったなあ。今回は「主流」。その名の通り、楯野川さんのメインストリームになるべく設計したお酒だそうです。そんなのもう勝ち確じゃないですか。さっそく飲んでいきましょう。 上立ち香、米旨バナナと乳酸ぽわわ。豊かに香るのに、キリっとカッコいい香りですね。 口に含むと酸甘旨。乳酸バナナと米甘旨。そこから旨味がぽわっと主張。きれいな渋味も出てきて切れる。後味豊かに旨甘渋。この旨渋味がアテを呼ぶ。そして旨アル含み香ぽわん。 はああ、美味しい。これは良い食中酒です…

  • [特集]雨降 vs. AFURI 商標問題の解説

    現在、日本酒銘柄「雨降(あふり)」とラーメン店「AFURI」の商標問題が炎上しています。でもこれ、いろいろ誤解されている方もいるようですので、少し解説したいと思います。 ■前提 まずは大前提として、僕はどちらの味方をするつもりもありません。両者の言い分を聞いて判断するつもりもありません。 また、僕は弁理士でも弁護士でもないので、専門的な判断はできません。ただ、知的財産管理技能士という国家資格を保有しており、商標関連の最低限の知識は持っています。まあぶっちゃけ、それほど難易度の高い資格ではないんですけどね。商標法って、条文自体はそれほど多くはないんです。僕でも理解できるくらい。ただ、素人ではグレ…

  • 賀茂泉 > おソノさん(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【賀茂泉(かもいずみ) ROCK(ロック) HOPPER(ホッパー) 純米吟醸生原酒】 オレンジの 濃厚甘味 ロック酒 はじめましてのお酒、日本三大酒処のひとつ、東広島市西条・賀茂泉酒造さんのお酒です。今回のROCK HOPPERとは、イワトビペンギンのこと。ラベルにも描いてますね。ペンギンらしく、夏酒です。その名の通り、ロック向けのお酒ですね。こないだ飲んだ「九頭龍 氷やし酒」はロックにしそこなったので、今回はちゃんとロックにもしたい。 それではさっそく飲んでいきましょう。 香りは、甘味の濃そうなバレンシアオレンジと米甘旨。 口に含むとオレンジの甘味と皮の苦味がぽわっ! そこから甘酸しっかり…

  • 雅楽代 > トンボ(魔女の宅急便)[ジブリ酒]

    【雅楽代(うたしろ) 玉響( たまゆら) 真吟】 桃甘の 奥にしっかり 芯があり お久しぶりの雅楽代さん。新潟県佐渡市・天領盃酒造のお酒です。飲むのは約1年ぶりなんですが、天領盃酒造さんは設備投資をがんばっていて、今年からさらに美味しくなっているという噂。楽しみです。 天領盃酒造さんは、なんと言っても、蔵元杜氏の加登仙一さんの経歴が面白い! 以下、前回のレビューの時の文章を一部修正して再掲します。 加登さんは大学時代、スイスに留学します。そこで、ブレイクダンス仲間が自国の文化を自慢しているのを聞き、自分が日本のことを語れない事にショックを受けんだとか。この時点でいろいろツッコミどころがあるんで…

  • 残響 > 澤村雄一郎さん(コクリコ坂から)[ジブリ酒]

    【残響(ざんきょう) Super7 超特選 純米大吟醸】 米甘旨 色気もありつつ カッコよく 「勝山 鴒」「大嶺 2粒」と凄いお酒が続いていますが、こちらは桁がひとつ違います。「伯楽星」「あたごのまつ」が有名な、新澤醸造店さんの超高級酒・残響!! なんと精米歩合7%の超高精白です。 もちろん、こんなお酒を普通に飲めるわけはありません。実は、前に一度伺った大阪・立売堀の「日本酒のめるとこ。」さん、近くに用事があったから久しぶりに伺おうと思って調べたら、ちょうど周年記念イベントをやってる日で、その振舞い酒が残響さんだったんです。マジで!? 目を疑いました。だってこれ、四合瓶が定価で税込33000円…

  • 大嶺 2粒 > バロン(耳をすませば)[ジブリ酒]

    【大嶺(おおみね) 2粒 火入れ 山田錦】 フルーツの 酸味がキリっと カッコ良く ついこないだ「夏のおとずれ」を飲んだばかりの大嶺さん。今回は、特別なお酒です。 大嶺さんは、瓶に描かれているお米の色や形でいろいろわかるんですが、2粒というのは、精米歩合が30~49%の高精白。今回のお酒は35%だから、全国新酒鑑評会出品クラスの本気酒ですね。そして、描かれているお米が白で普通の形だから、使っているお米は山田錦。酒米の王様です。 この読み方については、近々特集記事を書きたいですね。 実は2粒自体は前にも一度飲んだことがあるんです。でもその時は、2~3年寝ていた熟成酒。前のモデルの真っ白な瓶がめち…

  • 勝山 > イバラードの風景(耳をすませば)[ジブリ酒]

    【勝山(かつやま) 鴒( れい)】 美しい メロンの甘味 印象派 お久しぶりの勝山さん。2年ぶりですね。今回は前から気になってたちょっとお高いお酒を買ってきました。それがこちら、勝山さんの「鴒」。メロンみたいでめっちゃ甘いということだけ知ってて、絶対好きなやつなんです。でも、価格(税込3850円)がネックでなかなか手が出なかった。それが今回、お酒を自腹じゃなく買える機会があって、このチャンスを逃さず選びました。 ちなみに鴒とは、鶺鴒(セキレイ)という鳥に使われる字で、意味も「セキレイ科の鳥」。ちなみに鶺の方も同じ意味です。セキレイってトコトコ歩く姿がかわいくて好きなんですよね。 (画像はPho…

  • 九頭龍 > シシ神様(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【九頭龍(くずりゅう) 氷やし酒】 強烈な 苦渋ハーブと アルコール お久しぶりの九頭竜さん。福井県吉田郡永平寺町・黒龍酒造さんのお酒です。黒龍さんは今年も飲めてるんですが、九頭龍さんは1年半ぶり。 九頭龍ブランドは、昔は燗酒用だったらしいです。でも今は、ブランドコンセプトを「自由の扉をあける一杯」として燗でもロックでもそのままでも自由に飲めるお酒となっています。ちなみに黒龍のブランドコンセプトは「永遠へつながる一献」です。 それでは飲んでいきましょう。 香りはかすかに甘ハーブ。 口に含むと甘苦ぽん。シロップ甘味とハーブ苦。そこから苦渋一気にズドン。ほんのりと爽やかさもあるけれど、それ以上に苦…

  • 喜楽里 > 北さん(耳をすませば)[ジブリ酒]

    【喜楽里(きらり) 純米原酒】 力強い 蜜甘きれいな 熟成酒 はじめましてのお酒、喜楽里さん。知らない銘柄ですね。でもこれ、ラベルに書いてある「空海水仕込み」というのにピンと来て、裏ラベルを見てみました。ああ、やっぱり高垣酒造さん。「龍神丸」が有名なお蔵さんです。 高垣酒造さんは龍神丸があまりにも有名なんですが、ほかにもいろんな銘柄を造られています。僕がこれまで飲んだのだけでも、高垣・紀勢鶴・紀ノ酒・近大酒。公式サイトを見ると他にも、里の花・流霞(なかれがすみ?)・天久(てんきゅう)・白馬(しらま)が載っていますし、これ以外に販売店PBもあります。こないだ飲んだ高垣もPBでした。ちなみに流霞は…

  • 大嶺 夏のおとずれ > 菜穂子ちゃん13歳(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【大嶺(おおみね) 3粒 夏のおとずれ】 トロピカル やわらかかわいく 華やかに 2カ月ぶりの大嶺さん。飲むのは2カ月ぶりなんですが、実はその間に、こないだの旅行で大嶺さんに訪問しました。めっちゃカッコいいお蔵さんだった! まあ、レンタカーで行ったからお酒は飲めずに、ハニージンジャーレモンの甘酒だけ飲んできたんですけどね。 今回のお酒はその旅行とは関係なく、普通にお店に入ってたものです。去年から発売された夏酒「夏のおとずれ」。このイラストが雰囲気あって良いですよね。去年も美味しかったし、そもそも大嶺さんというだけで安心感があります。さっそく飲んでいきましょう。 香りはかすかに乳酸パイン。わずか…

  • 本州一 > シャルル(天空の城ラピュタ)[ジブリ酒]

    【本州一(ほんしゅういち) 純米 生原酒 直汲み】 米旨の きれいな辛口 クラシック はじめましての本州一さん。広島県広島市・梅田酒造場さんのお酒です。あ、またうちのブログで「田酒」を検索したときに引っ掛かるお酒が増えた。 県一でも日本一でも世界一でもなく、本州一というのが面白いですね。由来が知りたくて調べてみたけど、わかりませんでした。「本州 意味」でググっていろんな辞書を見てみたら、「字通」という平凡社の辞書にだけ「故郷」という意味が載ってたから、これかな? 今回のお酒は、本州一さんの定番純米酒の限定直汲みバージョンだそうです。直汲みというのは搾ったお酒を、タンクなどの容器に移さずに、すぐ…

  • 宮寒梅 > トシオ(おもひでぽろぽろ)[ジブリ酒]

    【宮寒梅(みやかんばい) Mr. Summer Time( ミスター・サマータイム)】 爽やかな 酸苦ドライ 大人の夏 お久しぶりの宮寒梅さん。「心に春を呼ぶお酒」という企業理念を掲げる寒梅酒造さんのお酒です。前回は、1年半前に飲んだWINTER TIMEという冬酒でした。今回は逆にMr. Summer Time。夏酒ですね。春のお酒を飲んでない! Mr. Summer Timeというのは、1978年にリリースされた、コーラスグループ「サーカス」の2枚目のシングル。さすがに知らない曲ですね。でも、オリコン週間1位、セールスは100万枚を超え、紅白出場を決めた大ヒット曲です。 このお酒は、寒梅酒…

  • 出羽桜 > 不二子ちゃん(カリオストロの城)[ジブリ酒]

    【出羽桜(でわざくら) 吟醸酒】 かわいいと 思わせといて カッコいい お久しぶりの出羽桜さん。お蔵さんがあるのは山形県天童市一日町一丁目という早そうな住所です。だからなんだって話ですが。ちなみに読み方は「ひといちまち」だそうです。 今回は缶のお酒。こちらのお酒、ヤングキングで連載中のマンガ「やえの酒めぐり」の7/24に発売された第16号で取り上げられたお酒です。このマンガ、今年4月から連載開始したんですが、これまで取り上げられたお酒は、山本ピュアブラック、わかむすめ燕子花、金陵オリーブ純米吟醸と、全部飲んだことあるお酒だったんです。で、4話目がよく見かけるけど飲んだことなかった出羽缶。こんな…

  • 聖 > 杏奈(思い出のマーニー)[ジブリ酒]

    【聖(ひじり) Hizirizm(ヒジリズム) GOTH 生酛純米吟醸直詰生】 力強い やわらか酸が 印象的 お久しぶりの聖さん。こちらのHizirizmは、「試験醸造」「挑戦酒」をメインとした数量限定シリーズです。ラベルがフェルトみたいなふわふわ起毛生地で、特別感がありますね。前に赤いラベルの雄町50を飲んだんですが、今回のお米は渡船です。 ところで、「Hizirizm GOTH」で検索すると、「渡舟50」と書いてあるサイトが非常に多いですね。「渡舟」という銘柄はありますが、お米の品種としては「渡船」が正しいと思うんです。裏ラベルにも「渡船」って書いてますし。ややこしいですけどね。 まあ気を…

  • 碧龍 > ミト(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【碧龍(へきりゅう) 辛口純米酒】 濃醇な 酸渋辛口 クラシック ひとつ前の純米吟醸造りに続いて、リカマンさんのキャンペーンで当たったお酒。碧龍さんの辛口純米酒です。いっぱいいただいて、ありがとうございます。さっそく飲んでいきましょう。 色はくっきり黄色。香りはふんわり蜜甘と、控えめ乳酸 穀物旨。こちらもやっぱりクラシックですね。しっかりしたお酒の雰囲気。 口に含むと最初から、くっきり乳酸酸味がぽん。旨味もぐぐっと現れて、奥にほんのり蜜甘渋。苦味はないけど渋味がじわり。 クラシックな酸味が中心で、旨味渋味もクラシック。辛口系ってあんまり得意じゃないし、酸味中心のお酒も正直そんなに好みじゃありま…

  • 碧龍 > タエ子の父(おもひでぽろぽろ)[ジブリ酒]

    【碧龍(へきりゅう) 純米吟醸造り】 旨苦味 古風な辛口 クラシック はじめましてのお酒、石川県金沢市・福光屋さんの碧龍です。このブランドでははじめましてですが、福光屋さんと言えば、前に飲んだ福正宗・加賀纏や、加賀鳶のお蔵さんですね。創業1625年の老舗。従業員数が100名を超える大手の酒蔵さんで、スーパーでもよく見かけます。 今回のお酒は、特約店限定流通の碧龍さん。龍の付くお酒、多いですね。試しに僕のブログで検索してみたら、黒龍・白龍・白龍・九頭竜・會津龍が沢・龍神丸・龍力・龍蟠・龍泉八重桜・臥龍梅・龍勢。商品名だと翠竜(新政)・龍吟虎嘯(栄光冨士)。ちょっと変則の髙龗。酒蔵だと龍神酒造・成…

  • 山三 > サン(もののけ姫)[ジブリ酒]

    【山三(やまさん) 山霞 うすにごり無濾過生原酒 山恵錦】 鮮やかな 苦味と酸味の うすにごり はじめましてのお酒、長野県上田市・山三酒造さんの山三 山霞です。 山三酒造さんは、大政奉還の年・1867年の創業。でも、高齢化と後継者不在、設備老朽化により2015年からは休眠状態になってしまいます。そこで「地域の伝統を絶やしたくない」と立ち上がったのが、現代表の荻原慎司さん。パチンコ・パチスロ機卸売の会社を経営されていた方で、異業種からの参入です。杜氏には、京都のハクレイ酒造で製造主任をしていた栗原由貴さんを招聘し、醸造方法と設備も見直して、蔵の立て直しが動き出します。 荻原さんが経営を引き継いだ…

  • 神蔵 > ペジテの市長(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【神蔵(かぐら) 七曜 純米 無濾過無加水生酒】 力強い 旨渋ドライ 食中酒 お久しぶり、京都市左京区吉田河原町・松井酒造の神蔵さんです。京都御所と京大のちょうど間くらいの街中にあるお蔵さん。Googleストリートビューで見てみたら、5階建てマンションの1階部分がお蔵さんでした。面白い! ちなみに、このカッコいい神蔵の文字を書いたのは、書家の紫舟さん。日本酒界隈だと新政No.6の10周年記念「紫舟-type」が印象に残っていますが、他にもNHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字とか東京オリンピックとか日本政府関連の仕事もたくさんされています。公式サイトを見てみると、ご本人はとても美しい方なんですが、書…

  • 満寿泉 > ASKA(On Your Mark)[ジブリ酒]

    【満寿泉(ますいずみ) Pero(ペロ) 純米吟醸】 甘ふわり するする飲める 軽い酒 だいぶおひさしぶりの満寿泉さん。前に飲んだのは貴醸酒だったから、実質はじめましてのようなものですね。 今回のお酒は、アルコール12度の低アル酒。軽くて飲みやすくて、ビギナーさんにもお勧めしやすいお酒という噂は聞いてたんですが、はじめて会えました。 この、ポップでキュートで不思議なイラストを描いたのはERIさん。ラベルは「ERI」という表記ですが、調べて見たら「山下えり」という名義で活動されています。公式サイトを見ると、もっと前衛的で抽象的な作品が載っています。一方、インスタを見るとまたちょっと違う、動物をモ…

  • 鳳凰美田 > サンドラさん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【鳳凰美田(ほうおうびでん) Black Phoenix 純米吟醸酒 無濾過本生】 甘じゅわっ 芯に旨苦 美人さん 大好きな銘柄・鳳凰美田さん。今年はよく出会えてますね。地元銘柄の美田鶴さんも飲めましたし、碧判がとにかく素晴らしかった!というわけで今回は、碧判と並んで鳳凰美田さんの中でも特に人気のお酒・ブラックフェニックスです。ひとつ前の天美さんに続いて、酒米のダイヤモンドと呼ばれる愛山を使った純米吟醸。2020年にもいただいてるんですが、その時は火入れで今回は生です。めっちゃ楽しみ! さっそく飲んでいきましょう。 香りはフルーツ甘酸アル。桃とメロンとマスカット。 口に含むと桃甘酸。甘味がじゅ…

  • 天美 > 「コクリコ坂から」のエンディング[ジブリ酒]

    【天美(てんび) 純米大吟醸 播州愛山】 やわらかく 豊かできれいな 甘じゅわん 大好きな天美さんの、4ヶ月連続でリリースされるお米違い純米大吟醸。赤磐雄町米・廣島千本錦に続いて第3弾、播州愛山です。 今回の播州愛山、杜氏の藤岡さんによると、「今年はより愛山らしくをイメージしまして、ありったけの愛と感謝を注いだところ‥天美イチの甘うまな仕上がりとなりました」だそう。なにそれ気になる! 瀬戸内のお米違い純米大吟醸第3弾播州愛山を7月6日に発売させていただきます😊今年はより愛山らしくをイメージしまして、ありったけの愛と感謝を注いだところ‥天美イチの甘うまな仕上がりとなりました😆💓でも天美らしさは健…

  • 隠岐誉 > ジル(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【隠岐誉(おきほまれ) 純米熟成原酒】 旨苦酸 まろやか熟成 辛口酒 こないだ飲んだ高正宗さんに続いて、島根県隠岐の島・隠岐酒造さんのお酒です。隠岐酒造さんは、こちらの隠岐誉がメイン銘柄ですね。 でも今回の隠岐誉さんは熟成酒。2005年って書いてあるから、18年間蔵で寝ていたということですね。色もしっかり琥珀色に色づいています。 香りはほの甘、熟成感。おだやかカラメルじわほわん。 口に含むと、酸旨苦。そこから旨苦ずずいと寄ってきて、たっぷり熟成の余韻がぐぐっ。甘味はほんのりあるけれど、山陰らしい熟辛口。後味も余韻も熟成、旨苦じわり。19度の高アルなんだけど、カドが取れてまろやか。アルコールのイ…

  • 萩乃露 > アスベルのガンシップ(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【萩乃露(はぎのつゆ) 肉食系純米酒 ワシ 吟吹雪 直汲み生】 ふわっと飛び どっしり強い 肉食系 こないだ「ライオン」を飲んだ、萩乃露さんの肉食系純米酒。広島の酒販店・酒商山田さんが手掛ける卸事業「コンセプト ワーカーズ セレクション」のお酒です。 やっぱりこのシリーズ、ラベルのイラストが圧倒的に素敵ですね。イラストレーター/グラフィックデザイナーの瀧川裕恵さんのデザインです。額に入れて部屋に飾りたい! 瀧川さんのイラストは他にも素敵なものがいっぱいあるので、ぜひ公式サイトを見てみてください。 前回のライオンは、その名の通り獰猛で野性的な肉食獣でしたが、ワシはどんなお酒でしょうね。さっそく飲…

  • 楽の世 > 街雄さん(ダンベル何キロ持てる?)

    【楽の世(らくのよ) 山廃純米無濾過生原酒 ゆめまつり四段】 コク甘旨 パワフルずどどど 重量級 はじめましてのお酒、愛知県江南市・丸井合名会社さんの「楽の世」です。飲むのは初めてなんですが、お噂はかねがね。めっちゃパワフルなお酒という噂です。 丸井合名さんは長い間、剣菱さんの桶売りをやってきました。桶売りというのは、大手メーカーの依頼を受けてお酒を造り、そのメーカーに納めるという形式。これは別に悪いことでもなんでもなく、他の製品でもOEMという形で製品をメーカーに卸すのはよくあることですね。丸井合名さんの場合、ほぼ全てが桶売りで、自社ブランドは地元用に少しだけという状態でした。それが、杜氏さ…

  • 美丈夫 > パイナップルのシーン(おもひでぽろぽろ)[ジブリ酒]

    【美丈夫(びじょうふ) 純米吟醸 SUPER CEL-24】 予想外 甘味控えめ 酸パイン ちょっと気になってたお酒、美丈夫さんのCEL-24です。 CEL-24というのは、高知県で開発された酵母の名前。高知って全国でも飛び抜けて辛口のお酒が多い県なんです。でもなぜかCEL-24酵母を使うと大甘口になりやすいんですよね。 CEL-24の代表銘柄といえば亀泉さんですが、これまでに、桂月さんと久礼さんも飲んでて、今回の美丈夫さんで4銘柄目。あとは、豊能梅さんもCEL-24を造っているはずです。と思って調べてみたら、安芸虎さんも使ってた。増えてきましたねえ。 美丈夫さんは前にCEL-66というのも飲…

  • 白馬錦 > 九式単戦のテスト飛行シーン(風立ちぬ)[ジブリ酒]

    【白馬錦(はくばにしき) 純米吟醸】 蜜甘と 青葉の苦味と アルコール 秋熟に感動して以来追いかけている白馬錦さんと、別ブランドのle lac(ル ラック)さん。旅行のお土産で、小瓶をいただきました。ありがとうございます。白馬錦さんの純米吟醸というと、青い瓶のものがありますが、それと一緒なのかな? 飲んで確かめてみましょう。 香りはわずかに甘アル。雪冷えではほとんど感じないくらいですね。 口に含むと甘苦酸。蜜と青葉とマスカット。甘味はぽわんと広がって、最後はアル感 鮮やかに。 純米吟醸だけど、良い意味でアル添大吟醸のような鮮烈なアルコール感がありますね。これは、食事に合わせたい。 今回用意した…

  • 醉心 > 正吉(平成狸合戦ぽんぽこ)[ジブリ酒]

    【醉心(すいしん) 稲穂 純米吟醸】 穀物系 ほの甘ぐい辛 クラシック はじめましての醉心さん。広島県三原市・醉心山根本店さんのお酒です。こないだの旅行中、広島駅で買ってきました。 「醉」は「酔」の異字体。「酔心」と表記されてることも多いですね。この字は「酔」の方が一般的なのに、漢字のつくりの方は「卆」より「卒」の方が一般的なのはなんででしょうね? 醉心さんと言えば、協会3号酵母の発祥蔵。ほんとは3号酵母のお酒を買いたかったんですが、広島でいくつか酒屋さんを巡っても見つかりませんでした。残念。でもこの「稲穂」は、醉心さんの定番中の定番とのこと。醉心さんの味わいを知るにはちょうど良いですね。それ…

  • 福寿 > ユパ様(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【福寿 (ふくじゅ) KEG DRAFT 純米酒 にごり 生酒 原酒】 濃く甘い パンチの効いた シュワシュワ酒 お久しぶりの福寿さん。兵庫県神戸市東灘区・神戸酒心館のお酒です。前回は、スーパーで買った青いボトルの純米吟醸。くっきり甘アルの美味しいお酒でした。 今回のお酒は、しぼりたての風味やフレッシュ感を長期間そのまま維持できるという10Lタンクの日本酒サーバー「KEG DRAFT SAKE」です。ブログではこないだ特集記事も書きました。KEGの銘柄だけでなく、KEGがどうやって電源もボンベも無しにお酒を注げるのかの仕組みなども解説していますので、ご興味のある方は見てみてください。 それでは…

  • 高正宗 > ギックリ(風の谷のナウシカ)[ジブリ酒]

    【高正宗(たかまさむね) 佳撰】 クラシック 旨味がぐぐぐっ 純然と はじめましての高正宗さん。島根県隠岐郡隠岐の島町・隠岐酒造さんのお酒です。 福岡県久留米市の鷹正宗酒造さんとは別のところ。鷹正宗さん、6月に民事再生法申請されてたんですね。「高正宗」で検索しようとしたら、検索候補に「民事再生」が出てきてびっくりしました。だって高正宗さん、こちらのお店のバイトの子の親戚が蔵人さんらしいんですもん。 どんなお酒か、予備知識は全く無いんですが、島根だし、ラベルを見てもいかにもクラシックな感じですね。それでは、飲んでいきましょう。 香りはほんのり、熟旨甘苦。 口に含むと、わずかな旨味がするり。お、飲…

  • 十四代 > ジーナさん(紅の豚)[ジブリ酒]

    【十四代(じゅうよんだい) 中取り純米】 甘ぽわん 豊潤なのに やわらかく 日本酒界の最高峰・十四代様。また会うことができました。レアと言われる銘柄ですが、お店だとけっこう飲めるんですよね。なんだかんだよく飲んでます。でも今回は特別純米。十四代様でこのグレードははじめてですね。どんなお酒か楽しみ。さっそく飲んでいきましょう。 香りはほんわり梨甘と、お米の旨甘やさしくふわり。 口に含むとやわらかく、梨フルーティーが広がります。後半は、甘ぽわたっぷり、旨苦じわり。豊潤なのにやわらかい甘味がとろんとたまりません。 はああああ、いつ飲んでも素晴らしい。相変わらず、なめらか過ぎてお酒が喉を通る感覚があり…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、こるねさんをフォローしませんか?

ハンドル名
こるねさん
ブログタイトル
こるね酒
フォロー
こるね酒

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用