おばさん、泣いているの?。感じた通り、自分の目に映った通り、当たり前の事を当たり前に私はおばさんに問い掛けた。その涙が余りにも美しかったからだろう。子供の目にも彼女の涙に烟る瞳は美しく煌めいて感じた。その煌めきには宝石の様な鉱物の美しさが宿っていた。おばさんは答えなかった。ただ静かに自分の頬を濡らす雫を手の甲で拭った。その後彼女は顔を私から隠す様にしてその身を逸らした。そこで私が大丈夫?と、彼女に声を掛けようとした所でおばさんは彼女の夫の控えている階段へと歩み出した。夫の方もそんな彼女の様子を黙認して、寡黙にじいっと眺めていた。ごめんね、あんた。おばさんの声が聞こえる。と、彼はいや、いいんだと答えていた。私はおばさんの方が悪かったのかと漠然と思った。見るとおじさんは彼の妻の顔から視線を外し、彼の傍へとその視線を...うの華412
おばさん何かあったんだ。子は自分の友人の母の瞳の色を読み取ると言った。「おばさん、何か悲しい事が有ったんだね。」丁度、かつての一等近しい人の死の場面をその瞳に思い浮かべていた彼女はハッとした。幼さ故に無防備だった目の前の子供に、思わず自分の心の隙を突かれた様で。その幼い瞳に、自分が一番に大切に思う思いを仕舞い込んであった胸の奥底へと行成ズンと踏み込まれた様で、紛れも無い自分の真実を読まれた様で、そんな一種の恐怖を伴う嫌悪感が彼女を襲った。彼女は自分の子の友人に対して、今迄その子の身の上を親身に庇う様に寄せていた彼女の半身を起こし自分の身を退いた。それから彼女は何か言おうとしたが、何も言葉が浮かんで来ない。頭は真っ白になった儘、その儘で、平時の様に彼女に機転を効かせて来ない。こんな時は焦ってみるとピンと来るのだが...うの華411
「竹馬の友」彼女の唇から、この言葉とほうっとした微かに白く見える様な溜息が零れた。妻の言葉に階段の奥の空気が暗く淀んだ。彼女は慈しみのある微笑みを浮かべ玄関先へと静かに近付いて行った。玄関では子供がその淀んだ闇に気付いていた。子の意識は階段の暗がりが気に掛かる様子だ。自ずと視線もその闇へと向かい勝ちになり、友人の母親越しに子はチラチラと後を見遣るのだった。「気に入らないんだよ。」彼女は子に唐突に言葉を掛けた。「おじさんはこの言葉が嫌いなのさ。」彼女も気に入らなさ気に口にした。顔段の夫はどキリとした様子で背筋を伸ばした。そうしてその暗い雰囲気はみるみる改善した。「俺にはそういった事が分からないんだ。」彼は言い訳の様に口にした。そういう友達が俺にはい無かったから…。彼は言葉少なにそう言うと、静かに妻の方を見ながら立...うの華410
「友達だよ。友達は、友達だ。」あの子からそう聞いているよ。とここで夫の後ろになっていた妻の声が入りました。「ありがとう」囁くような声で、後方に目を遣ると夫は妻にか細く応じたのでした。ここでバトンタッチ、声の出なくなった夫を見越して、彼の妻はその顔に笑みを作ると前方に身を乗り出して来ました。夫は強張った体をずらす様にして妻とその位置を入れ替わりました。そうしてその直後に、ストンと、項垂れた彼は妻の真後ろの階段の隙間にまるで吸い込まれる様に腰を落とすと、項垂れた儘座り込んでしまうのでした。妻の方はそんな夫の姿に一瞥をくれると、直ぐに彼女の面を目の前の子に向けるのでした。彼女は恐る恐る子に語りかけます。彼女は努めて自分の相好を崩した儘にして置きました。「友達だよね、智ちゃんと家の清。」目の前の子供は相槌を打って、ウン...うの華49
今日の思い出を振り返ってみるうの華101こんな古めかしい木のせいで怪我するところだった。「もう!」と私は床を掌でバシバシと打った。「痛!。」私は新しい痛みに声を上げた。床を打った掌を仰向けてみると、赤い血......>続きを読む雨の今朝。寒くなったせいか、はたまた暗いせいか、今日の目覚めは頗る悪かったです。何だか不安な近頃。スマホが不調になった頃から、何だか段々と不安感が増してくる感じです。何かの悪い兆しでなければよいのですが。私の悪い予感は当たりやすいので、不安。😓今日の思い出を振り返ってみる
「えっ!」「ええっ!!」2人同時に大きく目を見開いた。彼等が揃って驚愕の声を上げた様は、流石に鴛鴦夫婦の体であった。玄関に立つ子供にすると、その夫婦の驚きの仕方といったらなかった。彼等は正に絵に描いたような仰天の仕方をしたのだ。彼等は揃って腰を引いた、というか、上半身を折る様な形で前に身を乗り出した。こちらに飛び出す様にして見開かれた眼。その眼の大きい事、丸い事といったら、如何にもその頃の4コマ漫画にでも出て来そうな驚きの構図だった。子供の目にも正にそれその物だった。そんな彼等の仕草に対比を見せて、冷静沈着、全く動き無く夫婦を見守っていた子供だったが、内心にはふっと湧き上がって来る可笑し味を覚えていた。目の前の階段という舞台で繰り広げられた、遊び友達の親が演じた夫婦漫才、そんな一場面を見る様な心地がしていたのだ...うの華48
今日の思い出を振り返ってみるうの華98「縁側を見ているんだよ。」私は素直に答えた。私自身が興味のある物を祖母に知ってもらう事は、私に取ってとても嬉しい事に思えたからだ。「縁側?。」祖母は何やら不思議な面持......>続きを読む日の出が遅くなりました。お天気が悪いのか暗い朝です。午後は雨になり、祝日の明日からは寒くなりそうです。洗濯物が乾かなくて困ります。洗濯物を室内で長く置くと、生乾き臭くなり再度洗う事に。二度手間です。サンルームが欲しいなと、過去に考えたりしました。建物の敷地が増えると、固定資産税も増すんですって、ほんの僅な事なのに、へーっと思ってしまいました。乾燥機の電気代の方が、それよりは安いという話でした。それで、サンルームは没になりました。そう言われながら、その後乾燥機も買ってないですね、家は。今日の思い出を振り返ってみる
空気を震わせる、妻の凛としたこの声を聞いた夫は眉を顰めた。彼は彼女を労う様に、「縁起でも無い。」と呟くと、あの子は何だってこんな時間にこの家へやって来たんだ。と、迷惑そうに呟いた。実際に、迷惑な、拠りにも拠って、家だなんて、と、口にした。『しんみりとした雰囲気は変わらないなぁ。』私は思った。折角おじさん達が話し始めたのに、その後は相変わらずの沈黙の時が訪れていたのだ。私はこの彼の家の店先の重い雰囲気に焦ったくなって来た。もう帰ろう、否、清ちゃんを誘わずに1人で遊びに行ってしまおう。私は決意した。と、天井でバタバタと動きのある音がした。2階に近い位置にいたおじさんが何だと驚いた声を出した。如何したんだ、何かあったのかと上に声を掛けた。2階から返事は無い。様子を見て来ると妻に言うと、おじさんは階段から2階へと消えた...うの華47
うの華374彼は興味深気な顔付きをして私を見た。面白そうに私の口元を眺めていたが、よく回る口だなと呆れた様に嘆息した。祖父は、「分からないなぁ。」、そう呟くと、不思議そうな目をした私に、「......>続きを読むよいお天気でした。久しぶりのアップです。今日の思い出を振り返ってみる
卯の花372いやぁ全く驚いたなぁ、本当に。お前にこんな芸当が出来るとは。それもここ迄やるとは、なんともはやだ。玄人はだしというものだよ。大した役者も顔負けという物だ、何しろ階段から落ちて迄見......>続きを読む今日はまあまあのお天気てしたね。相変わらず題名は漢字で、誤字のまま。悪意を感じます。今日の思い出を振り返ってみる
ミシリミシリと、おじさんは妙に視点を何処かに据えて、強面の顔のみ私に向けながら階段を降りて来た。私の方はその顔が清ちゃんの父親の顔と分かると、にっこりとして彼に挨拶の声を掛けた。しかし私の声掛けにおじさんは特に表情を変えなかった。そうして無言でゆっくりと自分の顔を妻の方へと向けた。そうやって私の視線からようようと自分の顔を外した。彼はおずおずと、向かい合った彼の妻の肩に自分の片手を掛けた。そうして案じる様な調子で、大丈夫なのかと、溜息混じり、密やかな言葉を彼女に掛けた。そんな夫に妻の方は顔も上げず、静かに彼より下の階段に佇んでいた。俯いた儘、彼女は自分の横に立つ夫に心持ち身を寄せたように見えた。伏し目がちの妻、そんな眼下の彼女を彼女の横方向から見下ろす夫。階段に佇む2人の周りには、急にしんみりとした空気が漂い始...うの華46
おばさん、泥棒?…。私は小声で清ちゃんの母親に問い掛けた。そうなのだろうか?。2階には暗躍中の泥棒が?。私はこの家がとんだ取り込みの最中、危難にあっている時に折悪しく気合わせたのだろうか。否、『折良くだ!』、私は思い直した。「おばさん、泥棒が入っているんだね。」、私は緊張に頬を紅潮させ、2階には聞こえない様、階段に踏み留まっている静ちゃんの母親に小声で囁き掛けた。するとおばさんの顔にも緊張が走った。私が見守る中おばさんの顔には影が差した。やはりそうなのだ、私は思った。緊急に迫られているこの家を、私の友達の清ちゃん一家を、折よく気合わせた私が救ってあげなければ。私は如何したら良いだろうかと考えを巡らせ始めた。その時2階の階段の降り口から声がした。「やっぱりおかしいんだろう。」そう上から階上のおばさんに掛けられた声...うの華45
仕事って、と、おばさんは不服そうな顔付きで少々口を尖らせ物言いをした。「こちとらは、はぁ、ご飯も未だだっていうのに…。」ご飯?、ああ、昼ごはんか。私は思った。続けて、『随分遅い昼ご飯だなぁ。』私は思った。私など昼食の後の昼寝まで終えて、その後にここ迄来ているというのに。やや呆れた目付きでおばさんを見上げると、おばさんは如何いう物か怒った顔を見せずに、今までの緊張がほぐれた様にふうと肩を落とすと、如何にもほっと安らいだ様子で優しい笑顔を私に向けた。何時もの智ちゃんだね。自分に言い聞かせる様にそんな事をしんみりと言うと、この家の2階に向かって、何時もの智ちゃんだよ、治った様だよ、等言った。一瞬ええっと驚きの声が上がったが、シイっとそれを抑えるような声と気配が伝わってくる。如何するんだ、如何って、等、その後も話は続い...うの華44
この間やや間があったが、遂に階段の女性はおずおずと私に顔を見せた。それは果たして清ちゃんの母、彼女の顔に相違なかった。彼女の顔は何だか緊張気味で、私に対して何時もの様に愛想の良い笑顔を見せていなかった。が、その瞳はじいっと私の顔を覗き込み、その内優しい視線を私の顔に注いで来た。「今日は、おばさん。」私はいつもの様に笑顔で午後の挨拶をした。昼寝から覚めた後の外遊びには、何時もこの午後の挨拶が欠かせないのだ。と、私は理解していたので、いかにもしたり顔で悠然と微笑んだ。そんな私に彼女も目を細くして微笑んだ。何時もの智ちゃんだね、彼女はホッとした様に声を出した。「病気はもういいの?。」おやっ?と私は思った。暫く風邪は引いていない、な。と思った。私が風邪を引くのは冬だ。もう夏も近いというのに、何だろうと思った。この頃の私...うの華43
卯の花368「お祖父ちゃんは…、長く生きて来て、…商売も上手いし…。」如何いったらよいのだろうか、私は未だ自分の言いたい事がよく分からず悩んでいた。「お金だって沢山儲けたんでしょう。」思わ......>続きを読むよいお天気でした。明日は雨になるようです。寒くなるかしら。相変わらず、誤字の題名が続く昨年の作品。昨年は、パソコンが前回の文字を記憶して変換候補が表示されていたので、それをクリックしただけでしたが、こんなに漢字が続いているなんて、と、妙に感じます。何時もひらがなを見て、クリックしていましたからね。今日の思い出を振り返ってみる
卯の花367この世界に生まれ出て未だそう間もない私だもの。この世を長く過ごして色々な経験を持った大人の祖父や父、他の我が家の家族やこの世の中の様々な人々は、当然こういった祖父の物言いや遣り取......>続きを読むよいお天気でした。また「うの華」が、誤字になっている回です。毎回気を付けていたのですが、この作品の題名は、ウツギの花ともおからとも関係ありません。単に「うの華」です。うは、うしとみしよぞ、というべきでしょうか、そんなうの字の華です。今日の思い出を振り返ってみる
今日の思い出を振り返ってみるうの華92父について、祖母または祖父が何を如何云ったのか私は知らないが、彼等が親の心構えとして何かしらの忠告や助言をしてくれたのは確かだった。何故なら父は、それ迄の様な私を疑う......>続きを読むよいお天気の、11月最初の土曜日。もう、小春日和と言ってもよい時期でしょうか。未だ早いかもしれません。昨日の事、年賀印刷の申し込みをしていました。宛名印刷の入力中、11件ほど入力したところでアプリが開いていないという通知が画面に出て、閉じるしかなく😞💨がっかりでした。時間と労力の無駄使いでした。母の年賀から始めていたので、出さなくてよい、無駄になる、という予兆かと、嫌な予感というものでした。それで今日、早速母に見舞いのカードを出して来ました。元気になります、良かったね、というものでした。今日の思い出を振り返ってみる
如何したのだろう?、家の奥からは何の返事も無い。何時もならばはーいと、清ちゃんの元気の良い声か、彼の両親の何方かの、智ちゃん遊びに来たの、等、明るく愛想の良い声が返って来る筈の家なのだが。如何した物かその日はシンとしていて、その家の屋内には全く人の気配が感じられなかった。妙だなぁ。私は首を捻った。この界隈にこぢんまりと佇んでいる家とはいえ、これでも清ちゃんの家は商売屋なのだ。大体、店に当たるここ玄関先に誰もいないのも妙だった。また、たとえ店にこの家の人間が誰もいないとしても、この家の店先である筈の玄関に誰か訪問した人物が立ち、声を掛ければ、それだけでもそれ客が来たとばかりにハイハイと、店の主人である彼の父だけでも顔を出してきそうな物だ。商売は主として清ちゃんの父が行ってはいたが、普段彼の父が忙しい時は彼の母も客...うの華42
気が付くと、過去に題名の「うの華」のうが、卯になっている回を幾つか発見した。1つ直してみたがきりが無い。これは単純な変換ミスなのだ。そこで、ここでお知らせ迄と伝え置く事にした。さて、いよいよ「うの華4」、起承転結の「結」の部に入る。正直、我ながらこの物語が最後迄行き着き、上手く1つの話として纏まるかどうかと甚だ不安に思っている。この物語を書き出した最初の1話、「起」から筆を起こした理由がこの4で明らかになる予定なのだが、私はそれをきちんと書き尽くせるかどうかとやはり甚だ不安に感じるのだ。それは今になると当時の記憶が極めてあやふやである事や、又、その動機自体を無理に書く事も無い様な気がする為だ。元々私が成す事も無い事なのだ、当時もそう私の方は言われていたのだから。無理する事も無いのだ。が、当時、私が大人になって、...うの華4
卯の花364暫くして、私はあまりスッキリしない状態を不思議に感じていた。が、しゃがんでいた足が疲れて来た。それに何時迄もこの場所にはいられないなと、この場所に見切りをつけた。体調の不調を不......>続きを読む曇り空の今朝。スッキリしない空色が続く気がするここ数日です。選挙が終わって落ち着いた空気を感じる朝です。今からは晩秋に向かって行く季節、四季の移り変わりを感じています。今日の思い出を振り返ってみる
「ブログリーダー」を活用して、さとさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。
4月、5月と、バーチャル万博へ行っています。現実にも行けると良いのですが、今のところ予定はありません。最初はアバターの有るゲームのようだと思い、背景やアイテムの取得を楽しんでいました。1ヶ月過ぎて、大体慣れたところで落ち着き、細部に気が向くと、各国のパビリオンの写真や動画の鑑賞に行くようになりました。国別で色々ですね、投資の話題、観光の誘致、歴史や世界文明への貢献、環境保全、等々。弾けるように明るく、活気や意気込みを感じさせる国も有れば、真摯で控えめにテーマを追う国や、それとなく啓発に努めた雰囲気が感じられた、そういう物も有りました。実際に2025万博夢洲に行けば、1日2日で回れるパビリオンは限られて仕舞いますが、バーチャル万博のお陰で、多くの国のパビリオンに触れる事が出来ました。楽しく、興味深く、また、...バーチャル万博
良いお天気になりました。道もさほど混んでいませでした。大抵は皆出先にいるのでしょう。県外ナンバーも多く見かけるようです。里帰りなのか、旅行先になるのか、休日を親子連れで楽しむ観光地が、こちらでも多く有るようになって久しいです。私も、かつては両親や子供達と観光に出掛けた物です。山の方では桜が遅く、ゴールデンウィーク初めに花見を楽しむ事が出来ました。ピンクの花を愛でながら、公園の道を歩いた。そんな時期が2年程ありました。3世代で歩くという感慨が、私にも両親にも合ったように思います。初めての孫、私にとっては最初の幼い子供を伴う、桜という花の並木での散策、代が続いたという感無量感が父に有った様子でした。それも遠い思い出となりました。晩年の父が何を思っていたか不明ですが、私にとっての祖父母と、父、母の思いが其々に異...2025こどもの日
引っ越し準備はのんびりとの予定です。何しろパソコンがない現在、移動はスマホになりますから、そのスマホが買い替え時を迎えています。新スマホになり落ち着いてからの引越しですね、その方が良いと思います。なので暫く日常のエッセイです。書けたら書こうかと思いますが。気候の良いこの時期、青葉若葉の候、書きたい事が多く出てきそうな季節です。時は2025年万博の時期、私も毎日のように夢洲に出掛けています。これは現実の事ではなくて仮想空間の万博会場へ、様々な国、人種、性別、年代の区別無く集う楽しい催しの場、そんな空間に憧れて日々時間を過ごして来ています。何しろスマホでのアクセス、上手く操作出来ない場所も有るのですが、このバーチャル空間で、ゲームのようにあちらこちらと飛び回って余暇を過ごす、その為だけに新パソコンを買おうと言...のんびりと
前回の続きですが、その引越しの時に驚いた事が有りました。荷解きの時に気づいたのですが、大事に仕舞ってあった靴が、箱を開けると数足硬く硬化していました。中敷きも反り返って硬くなり、驚きの様相になっていました。箱にすれば2、3箱ですが、こんな物にお金を払って運んで貰ったのか、とガッカリ。勿体無い気分でした。こんな状態なら置いてきて向こうで処分して貰ったのにと、母に電話していました。「靴も長く放置すると酷い状態になるのね、勿体無いからと思い、少ししか履かなかったのに、返って使わ無いで無駄にしてしまった。」と、苦情混じり、後悔の溜息でした。母は、家を出た時には靴は何ともなかった、と言っていましたが、箱入りの靴が数足、バカバカに老化していました。きっと本革の靴だったのでしょう。昔ベルト等でも、本革の物はバラバラに皮...引越しで驚いた事
何だか大変そうですね。現実でも引っ越しは大変です。ブログは2度目、現実には5回の引越し経験があります。もう一つ、一畳の荷物引越しも有り、6回かも。その都度大変だった引越しです。若くてバイタリティの有る時でないと出来ません。荷物を纏めて荷造り、トラックで運んで貰って、こちらは方向が同じだと、相乗りで運賃お安くと見積もってもらいました。IPだとそうは行か無いのかもしれませんね。データーの相乗りなんて、出来るのかしら?。現実にも、植物運んで貰ったところ、衣装ケースに虫が乗っていたり、引っ越し先で、今まで居なかったゴキさんが出るようになったと苦情を受けたり、色んな経験があります。中には、引っ越し業者に混じって、知ら無い人が紛れ込んでいた事があります。業者の人は、こっちの親戚だと思い、引っ越し先まで先導して、荷物の...引越し作業をしたいのは山々ですが
早速引越し準備をしてみましたが、私の携帯には認証番号が届かず、海外の番号からの許可が必要なようです。なので暫く時間が掛かりそうです。海外電話に不安の多い時期、引っ越しは大変そうです。ところで、今春は私もする事が多く、その上に日々の雑用が増えてくるので、参ってしまいます。急ぎの物から手早く片付けると良いのですが、それさえ遅々として進ま無い気配。インターネットの生活も、慣れてい無いと便利とは言え無い物ですね。昨日も一騒動して、今日又やり直ししなければ行け無いので、他の事もしたいのに、と溜息です。この年齢になると、忙しないのは嫌ですよね、皆さん。昨日の事、急ぎの用で帰宅する途中、消防車を見掛けて、近所で火事かと気になりましたが、こちらも急ぎの用を抱えていたので、見に行く暇無く家の中へ。その用事もすんなりと片付か...引っ越し準備
ブログのお引越しの話です。容量の大きい方が良いように思います。早速ID登録だけしてみました。営利目的では無い事等、る程度の制限はこちらと同じようです。今迄読んでいましたが、段々と物憂くなって、又別日にしました。する事があるし、急ぎませんものね。先ずIDに困りました。こちらと同じにしようかと思いましたが、心機一転してnewnameと洒落てみようか、如何しようかと、暫く思案していました。改めて考えると名付けって難しいですね。好みの物の名前にしようか、とか、暦から取ろうか、とか、全く別の意味の無い文字の羅列にしようか、とか、数字を使おうとか。考え出すとキリがないので、或る時など、そのページで目にした文字をちゃっかり其の儘使った事があります(笑)。これは案外行けていました。普通に気に入っています。迷いますね
うーんと思うこの言葉です。このブログも段々と寂しくなって行くんだろうなと考えていて、この言葉が浮かびましたが、実はこの言葉、母の里のお悔やみ言葉です。そう思うと縁起でも無いですが、ブログ閉鎖、無くなって仕舞う、引っ越しが相次ぐ、周囲が段々と寂しくなって行く、そんな事を思うと、現実社会とこのIP上の社会も同じように思えます。袖振り合うも多生の縁、そんな言葉を思い浮かべて、不思議なご縁の皆様とも、もう少しのご縁かもしれません。皆様引越し先が同じであれば良いですね。今頃妙な事に思う様、私も又本にしてもよいのですが、自分で編集したく無いので、あなた任せにしてもらえ無いでしょうか。ブログの記事は、打ち出して活字にすると結構荒が目立ちます。前後の続きが上手く行ってい無いとか、言葉がこの場面では不釣り合いとか、全体の流...段々と寂しく
gooブログが終了すると言う事で、私も引っ越ししなければなりません。ブログの引っ越しは2回目です。前回はブログ人かしら?、からこちらに引っ越して来ました。その時には引越し先の推奨だったかしら、で、こちらのブログには比較的容易に移れたのですが、今回はどうなるかと不安です。私のブログは長期に書き込んでいるので、移った先で容量が大きかったら如何しましょう。記事データのコピーをした事ありますが、忘れましたね。何に付けても不安です。9月末といえば、後5ヶ月程。新しい作品を手掛けていれば、それまでに終わっていそうな気もしますが、長引いていたかもしれません。気分で書いている人ですから、気分で延ばしたり打ち切ったりです。私のように、エッセイや作品を載せるブログ先があれば、作品の継続しながら引っ越したいですね。有料の方は本...ブログ終了ですね
開会式の様子を少し観ていました。それ以前のテレビ放送から、海の側、丸い外周の塀のような作り等、視聴して少々予備知識は有りました。その後の万博に因だテレビ番組に、メタバースの大阪万博会場がある事を知り、仮想万博会場へ行ってみようかなと考えたり、実際の万博の様子をテレビで追加視聴したり、私の日常生活にも2025万博の影が色濃くなって来ました、家のパソコンは壊れた儘、新しく購入してい無いので、インターネット接続はスマホ程度、タブレットで仮想空間に行けるかしら?。その方が画面は大きいので、見易く操作も安心出来る気がします。さて、メタバース会場へ行きたいからと、家族にパソコン購入の相談をする好機到来です。万博様様ですね。また、万博では予想未来社会の展示も多いそうですね。空飛ぶ自動車や、医療技術の進歩、未来生活等、幾...大阪万博のテレビを観ながら
もう雨が降り、折角の日曜日、万博開幕の日の会場も雨かしら?、と思ったりしています。肌寒い日になりそうです。さて、私のオルガンですが、壊れてしまうまで長く家にありました。レバーを引くと音量を大きくする事が出来る物で、音楽教室を止めてからも、父に所望され無い場合でも、私は時折このレバーを引くと大音量で演奏していました。何故なら私のオルガンは、私の怒りの吐口、憂さ晴らしの相手と化していたからでした。何かでカッカと来た時にはオルガンの前に座り、ガンガンキーを打って和音の連打を始め、時にはその延長上で曲を弾いたかもしれません、が、高ぶる気持ちが収まると、慣れた曲をその日の気分に任せて弾いたり、ぷいと途中で止めたり、時にはオルガンの蓋をバーンと閉めてその場からサッサと離れたり、と、我が家のオルガンは危難続きでした。到...雨の日曜日
柿に赤い花咲く…♪、と、これが昔私が習った、と或るオルガンの曲の歌詞です。当時は何かしら、思い出というような曲名でした。今日も引き続き私の手習いの話です。思い出しついでですね。後にこの曲はアレグラという曲である事を知りました。さて、本人は嫌気が差して不承不承で続けていたオルガンでしたが、中には易しく弾きやすい曲も有り、何となく続いて行った私でしたが、或る日到頭止めると言い出しました。面白く無いから止めるという、子供によく有るパターンです。すると、今迄あれこれと私を言いくるめて来た母にも、到頭限界が来たようでした。母は私とオルガンの側から去って行きました。何時もの微笑みはもう無く、言葉も無くといった感じでした。その時の私は、何時ものように自分の希望は通らないと思い、母の時間稼ぎに手持ち無沙汰、指で鍵盤を撫で...アレグラ
昨日の題を反対に読んでわおん。漢字で連想したのが和音でした。私はあまり音楽的な素養が無いのですが、幼少の砌(難しい漢字ですね)、オルガンを習わせられていました。今思うと、ピアノで無くて何故オルガン?、と思ってしまいます。親が習わせるので、私にすると何時の間にか訳も分からず、母に連れられで通っていたという感じでした。なので親の意図は全く分かりません。当時の流行りだったのかもしれませんね。近所の親しい子は皆同じ音楽教室に母子連れで行っていました。発表日には他所行きの晴れ着を着せられ、これは嬉しかった覚えがあります。女の子はワンピース、男の子は半ズボンのスーツに蝶ネクタイ等していて、如何にもお坊ちゃんという出立ちでした。しかし演奏練習となると、結構子供の私には厄介な習い事でした。まず、通う内に段々と習う曲が長く...和音
日が翳ると、まだまだ肌寒く感じます。地域の入学式が済んだようで、真新しい制服姿が増えたようです。新しいランドセルには注意ですね。交通事故が多いのもこの年代だそうで、視野が狭くて横から来る車を認知していないそう、危ないですね。私の新入生の時期も、右見て左見てと、顔を左右に向けて安全確認するよう言われましたが、そんな遠い時期から子供の視野の狭さは察しられていた様子です。さて、私も車を運転するので、安全運転を心掛けていますが、流石にぶつかって来られる車は避けようが有りません。昔は人もぶつかってくる事件が有りました。最近も同じような事を聞きました。昔は当たり屋等言いましたが、今はどう言うのか、そういう事件に巻き込まれると困りますね。真似する人がい無いように、あまり表立って大々的には言わないのかもしれません。当たっ...温和
次の作品を書こうとして、トラブルで気乗りしなくなって数日。未だに気持ちが向かずにその儘です。昨日は暖かく、気が向いて花見に行って来ました。何時もは近くの公園まで行き、城跡なので太鼓橋や本丸広場、お堀に映る桜等、様々に歩き、花も人も鑑賞場所も多いのですが、今回はちょっと趣向を変えて、より季節の風物詩としての桜並木を感じられる場所へ行って来ました。行き交う人も途切れる事なく、それなりの交流で済ませられる感じでした。田園地帯に近く、絵になる場所に感じられ、思いっきり春の香を満喫して来ました。マスクに傷テープの薬の香、こういう私はその場に不向きなので浮いた感じでした。お散歩途中の犬にも嫌われた感じ、珍しく吠えられ、嫌がられていました。薬の香にお医者様や看護婦さんを連想したのでしょう。よく可も無く不可も無くと言いま...春描
気が付くと、何時の間にか指に怪我が、血の滲んだ後が有り、元を辿ると指に擦り傷が出来ていました。早速手当てです。一寸した傷でも、日常生活、家事をするには不便です。特に水仕事は、後でテープの張り替えが必要になり、手間なので手袋が便利です。料理も手袋をしたまま、こちらはそのままだと少々不便なので、手袋は外します。はめたり外したり、これも手間だなと感じます。何につけても、何かしら自身に怪我や不調が有ると、日常生活に支障が出て来る歳、今まで以上に体調や身の回りの安全を測って過ごしたいです。今日は花祭りの日、何処かのお寺でお釈迦さま像が出して有り、側に甘茶に柄杓が添えてあれば、像に甘茶を掛けて来たいです。いそいそと甘茶を掛けると、何となくほんわかと嬉しい気分になります。昔からの私の癖ですね。何時の間にか
地域の桜が満開というニュースに、ついつい誘われて花見に行きたくなります。昨日は時折雨も混じり、良い天気とは言えませんでしたが、日曜なので、家族で見に行かれた方も多かった事でしょう。私は昨日、休日なので、誕生日を前倒しでささっと済ませてしまいました。平日に誕生日をすると、仕事のある家族には忙しないかなと、もうよい歳なので当日に限定しなくてもよいわと、アバウトに済ませました。自分にとっても既に誕生日を済ませたというハッピーな気分になり、精神面でも良好な状態です。なので春爛漫という気分です。昨日はたっぷりケーキを食べました、料理というよりもケーキメインのお食事でした。そうでなくても、春というと気分がウキウキ、身も軽くなる気候の良さに、咲き出す色取り取りの花の色や香りと、目に優しい萌黄色、濃さを増すロゼットの重な...桜満開!
新しい作品を書き始めましたが、操作ミスかあっという間に記事が消えてしまいました。戻る操作をしても復元して来ませんでした。全て書き直しですね。明日以降です。こんな風に突然画面が変わり、今までの記事が全て消えてしまい、気落ちする事は過去にも何度か有りました。原因不明なので、どのボタンの操作ミスか未だに不明です。という事で、気持ちが乗るまで作品書き込みはお預けです。昨日は季節の変わり目、新学期、等々、結構動き回りました。疲れた1日でした。よく眠れた方です。季節は清々しい候に変化して来ているので、今日は落ち着いて読書したいですね。片付けもしたいです。不首尾
図書館に行って来ました。やはり完読出来無い本が一冊出て、貸出延長してもらいました。これからは読み終えたら借りる事にしました。図書館へは車で通っています。健康の為に歩くべきですね、以前は徒歩で通っていました。すべき事が多いのと、買い物に回れるので便利だと、ついつい車に乗ってしまいます。さて、昨日、駐車場に着いて、私は車から降りようとドアノブに手を掛けました。ガチャ、という何時もの手応えと音がありません。無音の儘、身動きしないノブに悪戦苦闘しました。変ねえ、と、メーター部分に見入ると表示なし。アクセサリーモードという物があるので、またそれかなと、つまりきちんとエンジンが切れなかった状態なのかと、確認の為にスイッチボタンをプン!。押してみました。アクセサリーモードですの声、スイッチを押して、再度切る、これでよし...閉じ込められてビックリ!
久しぶりなので、あまり筆が乗りません。暫くはエッセイを続け、腕鳴らししたいと思います。昨日、近くのスーパーの物産展で竹輪を購入。厚揚げや大根と共にそれを煮込んで、昨日の夕飯にしました。今朝もそれを温め直して、美味しく頂きました。大量生産の安価な品物とは違い、確りとした食感の練物でした。噛み締めるその味に、昔ながらのお店の品質を感じていました。その後、2階で用事を済ませ、階下に降りて来た時の事です。私は廊下に漂う煮物の残り香に出逢いました。ほんわりとして温もりのある香気です。『懐かしい…、』、これは何処かで嗅いだ事がある匂いだと、私は直ぐに気付きました。私の臭覚の記憶にある香り。そうして直ぐに合点しました。『これは母の里の台所の香りだ。』。私はよくこの香りに出逢いました。母の実家にいて、台所に足を踏み入れた...煮物の香り
昨夏からの久々の投稿です。今年もよろしくお願い致します。さて、長く続いたコロナ禍が漸く過ぎたようだ、と思っていたところ、今年は新年から能登地震があり、過去数年同様に、今年も今迄のところ忙しなく過ぎて参りました。特にこの1年は個人的な家庭の事情もあり、尚更に世話しなく落ち着かない日々でしたが、皆様には如何お過ごしでしたでしょうか。本当に、3月になってホッと一息ついた私です。私ももう高齢です。知人の訃報を目にすることが多くなりました。厄災や災害ばかりでなく、明るいニュースも聞きたいところです。身近なニュースなら尚更です。辰年に期待したいですね。2024年3月ですね