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2020/05/27

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  • 日月山水図屏風

    こんばんは。 今日は日月山水図屏風(じつげつさんすいずびょうぶ)について、お話しします。 日月山水図屏風は、密教で行われる、灌頂(かんじょう)という儀式に使用する仏具の一つだそうです。 灌頂とは、諸仏や曼荼羅と縁を結び、正統な継承者となるために頭に水を注ぐ儀式だそう。 鎌倉時代から幕末にかけては天皇の即位式にもこの灌頂が行われていました。ここからは、室町時代に制作された2つの日月山水図屏風をみていきたいと思います。 東京国立博物館蔵「日月山水図屏風」 (写真)日月山水図屏風 室町時代・16世紀 148.1x312.0cm 東京国立博物館 重要文化財大きくうねる木々や、水流を描く「動的」な右隻に…

  • 狩野長信

    こんばんは。 今日は狩野長信について、お話しします。*概要* 時 代 安土桃山-江戸時代初期 年 代 1577-1654年 居住地 江戸 分 類 狩野派 代表作 花下遊楽図(かかゆうらくず) 受影響 狩野松栄・永徳 その他 江戸幕府御用絵師 狩野長信は、狩野松栄の四男。狩野派でも特に有名な狩野永徳を兄に持つ人物です。 幼い頃から父の松栄や兄の永徳から絵を習ったと言われています。また、長信は江戸幕府に奉仕した狩野派で、最初に御用絵師となった人物とも言われています。 晩年には狩野派一門の長老として、二条城二の丸御殿や日光東照宮の制作にも加わるなど、同時第一線で活躍した人物でした。 花下遊楽図屏風 …

  • ハンコ文化について

    こんばんは。最近、「脱ハンコ」という言葉をよく耳にするようになりました。 脱ハンコについては、これまでも言われてきていましたが、 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って 押印の文化がよりネガティブに報道されるようになったと思います。特に最近では、経団連会長を務める中西宏明が 「ハンコはまったくナンセンスで、美術品として残せばいい」 と述べたことが話題となりました。今回は日本独自に発達してきた「ハンコ文化」について、改めて調べてみました。 *基本情報* 意 味 個人や団体のしるし 発 祥 紀元前7000-6000年頃 中東 古代メソポタミア文明 日本の発祥 弥生時代頃 中国から伝播 日本の発展 江…

  • 大津絵

    皆さんは、現在、東京ステーションギャラリーで「もうひとつの江戸絵画 大津絵」という企画展が開催されているのをご存知でしょうか? https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202008_otsue.html この展覧会は、これまで「美術品」として扱われることのほとんどなかった大津絵を、「もうひとつの江戸絵画」としてとらえ、大津絵を愛した画家や文人とともに紹介しています。では、その「大津絵」とはどのようなものなのでしょうか 今回はお話ししていきたいと思います。 *概要* 意 味 滋賀県大津市の民族絵画・東海道大津宿の名物 時 代 江戸時代初期 地 域 滋…

  • 日本の着物文化

    こんばんは 今日は日本の着物文化について、お話しようと思います。 *概要* 意味 日本の伝統衣服 発祥 弥生時代 発展 平安時代 現在「着物」と聞くと、布を体の前で重ねて帯で締める服を想像しますが、 着物という言葉は、もともとはその名の通り「着る物(衣服)」という意味でした。 それが、だんだんと「着物=日本の伝統服」という認識が強くなり、 現在では浴衣のような形の服を「着物」として認識するようになっていきました。 弥生時代 着物の文化は弥生時代から始まったと言われています。 最初は、袖口が小さい小袖と呼ばれる着物から、庶民を中心に発展していきました。ただ、これが現在でいう着物の原型かと言われる…

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