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タリホーです。 https://tariho10281.hatenablog.com/

本格ミステリや、「ゲゲゲの鬼太郎」など、主に私の趣味や興味あることの感想をつづるブログです。また、2016年から俳優の間宮祥太朗さんをファンとして応援しています。

タリホー
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2020/03/27

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  • 歪められた家とキメラ的呪法【ダークギャザリング #17】

    いつも基本的に専門的でマニアックなことを言っているけど、今回もそんな感じの感想・解説です。特に今回は旧Fトンネル戦の時みたいに分析を凄く誰かに話したいエピソードだったので、放送する日を待ちわびてました。 「受胎告知の家」 今回は原作の21話から22話前半までの内容。H城址で回収した呪物と「卒業生」たちを一箇所に保管するための住居、通称「卒業生ハウス」を購入するため家探しを始めた夜宵と詠子が目に付けたのは、富士山から三峯神社経由で江戸城(原作では皇居)に流れる龍脈の上に位置する一軒家。過去にその家に住んでいた父娘が大量殺人と心中をやらかした上に、そこに突入した女性警官が突然妊娠、わずか10日で頭…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第26話「妖怪アイドル!? アマビエ」視聴

    前回の赤舌見比べ回(↓)で予告した通り、5期アマビエ回のレビューをしていきます。 tariho10281.hatenablog.com 5期の感想は現在(見比べ回を除いて)1話から25話まで言及済みなので良ければそちらも見ていただけると幸いです。 (検索欄で「ゲゲゲの鬼太郎(5期)」と入力すれば出てきますよ) アマビエ まずは今回初登場となったアマビエについて紹介しよう。 tariho10281.hatenablog.com アマビエについては2020年のコロナ禍真っただ中の時に上の記事で詳しく語っているが、改めて説明するとアマビエは件(くだん)や神社姫、アマビコといった予言獣に属する妖怪であ…

  • 【ゲゲゲの鬼太郎】赤舌(2~5期)を見比べる

    ゲゲゲの鬼太郎歴代セレクション、第十五回目は水分を吸い取る妖怪赤舌。 www.youtube.com 赤舌も毛羽毛現と同様6期で登場しなかった妖怪なので先に赤舌の基本情報を紹介しよう。 ja.wikipedia.org 赤舌は鳥山石燕『画図百鬼夜行』に掲載された妖怪だが、解説文が一切ないためどのようなことをする妖怪なのかは不明。絵の中に水門が描かれていることから水に関係のある妖怪だとする説や、名前から陰陽道の赤舌神とつなげて、凶事をもたらす妖怪と解説する場合もある。 原作では水を操る妖怪として登場。人間の水分を好物とし、骨女やねずみ男に人間を集めさせていた。 ja.wikipedia.org …

  • 不可侵を越えて【ダークギャザリング #16】

    今回は箸休め的な回なので、これまでの内容から読み取れたことも含めた感想・解説です。 「物件」 旧Fトンネル戦で猟奇殺人鬼の霊と30体もの悪霊化した被害者の霊を何とか確保した夜宵たち。命は無事だったものの、螢太朗は「軍曹」の祈りの影響を受け身体衰弱状態に陥っており、詠子は今回初めて生命の危機を体感したことで恐怖を愛する感情に揺らぎが生じていた。 これまで詠子は怪異と遭遇していたとはいえ、霊たちのターゲットは夜宵や螢太朗であり、詠子はサポーターとして恐怖を享受しているに過ぎなかった。結局自分の恐怖を愛する感情は安全性が保障された上での興奮なのか、それを確かめるため詠子が向かったのは、平将門の首が祀…

  • 【ゲゲゲの鬼太郎】さら小僧(1~5期)を見比べる

    ゲゲゲの鬼太郎歴代セレクション、第十四回目は「ぺったらぺたらこ」のフレーズが耳に残るさら小僧。 www.youtube.com さら小僧については6期の感想記事で言及したが、その時は劇中歌の「ぺったらぺたらこ」だけを比較し、物語自体の違いについては言及しなかったので今回はストーリーや演出等も見比べていきたいと思う。 tariho10281.hatenablog.com 1期(水皿レンズがよりパワーアップ) 1期はほぼ原作通りの内容。60年代と言えばグループ・サウンズと呼ばれた音楽グループが人気を博した頃であり、ザ・ビンボーズもグループ・サウンズの部類に入る。 さら小僧は原作のビジュアルと違い、…

  • 人は知らず知らずのうちに呪われ、祝福されている【映画「ミステリと言う勿れ」感想】

    タリホーです。映画「ミステリと言う勿れ」、先月末に観ておきながら感想を後回しにしていたので、遅まきながら感想を残しておこうと思いました。 ◤㊗️今年公開の映画初! 週末動員ランキング5週連続No.1🌟◢ 映画『#ミステリと言う勿れ』大ヒット上映中!10月15日(日)までの公開から31日間で...💭観客動員:278万人💭興行収入:37.6億円を突破✨ドラマを観てなくてもリピートでも楽しめる🎬まだまだ劇場でお待ちしています🍿 pic.twitter.com/bJO3dN0Ojj — 【公式】ミステリと言う勿れ〈大ヒット上映中! 〉 (@not_mystery_) 2023年10月16日 公開…

  • 闇の三位一体、猿神の調伏【ダークギャザリング #15】

    (前略)『悪魔のいけにえ』で有名になったレザー・フェイス(顔皮マスク)を造る時は、まず頭を万力で固定し、顎の下に切れ目を入れる。次いでナイフで筋組織と皮膚の接着部分を切り離しながら、徐々に皮膚を"脱がせるようにして"剥いでいく。 この際、最も重要なのは鼻と眼球の部分で、滑らかなカーブを処理する高度なテクニックが必要で、皮膚を引っ張り過ぎて穴を開けてしまわないようにするのがひと苦労だったとゲインは言う。 平山夢明『異常快楽殺人』「人体標本を作る男 エドワード・ゲイン」より ゲインもこう述べているのだから、皮剥ぎを斧で、しかも生きた被害者を固定せずにやっていた旧旧Fトンネルの悪霊のテクニックは人間…

  • 【ゲゲゲの鬼太郎】毛羽毛現(1~5期)を見比べる

    ゲゲゲの鬼太郎歴代セレクション、第十三回目は毛羽毛現。 www.youtube.com いつもなら早速見比べ感想に移るけど、今回は6期に登場しなかった妖怪なのでまずは簡単に毛羽毛現についてご紹介。 ja.wikipedia.org 毛羽毛現は鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』に描かれた毛むくじゃらの妖怪。姿だけで具体的に何をする妖怪なのかは不明だが、後世の妖怪図鑑では日当たりの悪い中庭やじめっとした床下に潜んでおり、便所脇の手水鉢の水を飲んだりする妖怪として紹介されている。この毛羽毛現が棲みついた家は病人が出たり、病気にならなくとも家人が体調を崩すと言われている。 原作では人間の文明を嫌い古代を好む妖…

  • 【御礼】ブログのPV数が3000を超えました!

    どうも、タリホーです。先日(9日)の当ブログのアクセス数をチェックして仰天しました。 昨日一日でブログのPV数が3400超えました。前日と比べると異様なまでの伸びですありがとうございます! pic.twitter.com/3iaIaw6oPk — タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2023年10月9日 いつもはPV数は200前後、よくて300くらい、過去最高でも700を超えることはなかったのに、一日で4桁に達したのだからそりゃビックリしますよ。 この理由は深く考えるまでもなく8日に投稿した「THE MYSTERY DAY」の批判記事が多く読まれたというだけの話だが、これまで…

  • 殺人鬼は蒐集狂【ダークギャザリング #14】

    もう原作読んでて展開知ってても「うわぁ」って感じたから、初見の人なら尚更キツかったのでは。#ダークギャザリング — タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2023年10月8日 初見でここからスプラッター・ホラーになるなんて、予想出来る訳ないでしょ…? 「旧Fトンネル」 「卒業生」の回収を終えた夜宵たちは、遂に目的地となるO市の旧Fトンネルへ辿り着いたが、この心霊スポットのモデルとなったのは青梅市にある旧吹上トンネル。 ja.wikipedia.org 吹上トンネルは3種類あって、1993年に開通した新吹上トンネルが現在自動車通行が可能なトンネルとなっており、問題となる旧吹上トン…

  • 日テレの犯人当てミステリー「THE MYSTERY DAY」にうんざり&ガッカリした理由

    昨日、日本テレビが開局70周年特別番組として「THE MYSTERY DAY」という視聴者参加型の犯人当てミステリードラマを放送した。 総額1000万円の賞金が懸けられた犯人当て企画、こういった賞金付きの推理ドラマはかつて朝日放送でシリーズ化した「安楽椅子探偵」という前例があり、今回のドラマも「安楽椅子探偵」ほどではないにせよ、懸賞金が付いてくるのだからまぁそれなりにちゃんとした犯人当てミステリーなのだろうと(あまり期待はせずに)視聴した。 ストーリーは、将来総理大臣として有望視されている政治家の夏目恭輔(小栗旬)が何者かに誘拐される所から始まる。犯人は監禁動画をネットに流し、2週間後に彼を殺…

  • 【ゲゲゲの鬼太郎】水虎(1~4期)を見比べる

    ゲゲゲの鬼太郎歴代セレクション、第十二回目は水虎。 www.youtube.com 5・6期は以前レビューした記事があるので今回は1~4期までを見比べてみよう。 tariho10281.hatenablog.com tariho10281.hatenablog.com 1期(ジェノサイド的恩返し) 初の映像化となった1期は意外にも原作とは違うプロットで物語が展開する。原作は壺に封印されていた水虎を飲んでしまった新一という少年が水虎に取り憑かれてメスの壺を探すという話になっているが、1期ではユリ子という少女が水虎の封印を解き、虎の姿で現れた水虎が木や土の水分を奪い取っていくという所から物語は進む…

  • 「気」の戦争【ダークギャザリング #13】

    2クール目突入しました!OPもちょこっと変わっていたけど、卒業生らの動きが素早過ぎるな! 「出獄」 危険度Sランクの心霊スポット「H城址」の霊を仲間にした夜宵たちは次の目的地、O市の旧Fトンネルへと向かうが、その前に戦力として多摩川河川敷に保管してある卒業生を回収する、というのが今回のお話。原作16話の「回収」に相当する話となるが、アニメではサブタイトルを「出獄」という名に変更しており、今回回収した卒業生の性質に相応しいサブタイトルとなった。 2クール目は1クール目以上に捕獲対象となる霊や手駒として使役する「卒業生」の強さや恐ろしさが段違いにスケールアップする。そのため2クール目はバトル面を中…

  • ミステリだけど評価すべき点はミステリ以外の所にあり!【映画「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」】(後半ネタバレあり)

    どうもタリホーです。ケネス・ブラナー版ポアロの第三作目「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」を観に行きましたので、早速レビューします。 既に映画を観た方のレビューをネタバレを避けて見たのですが、すごく高評価している人と、逆に酷評している人がいて評価は正に賛否両論。その評価を分ける者とは何か?アガサ・クリスティの一ファンとして確かめて来ました。 作品概要 舞台は1947年のイタリア。水上都市として栄えたベネチアの街で一人隠遁生活を送るポアロだったが、ある日友人で推理作家のアリアドニ・オリヴァから、ハロウィーンの夜に開かれる降霊会に参加してほしいと誘いを受ける。降霊会が開かれるその屋敷では、ロウィーナ・…

  • 【ゲゲゲの鬼太郎】夜叉(1~4期)を見比べる

    ゲゲゲの鬼太郎歴代セレクション、第十一回目は定番エピソードの夜叉。 www.youtube.com 夜叉については5期と6期の感想記事があるが、1~4期については詳しく書いてないので今回は1~4期までを見比べよう。 tariho10281.hatenablog.com tariho10281.hatenablog.com 1期(実はこれが初のアニメ化) 1期の夜叉は2話で放送されたが、制作順としては実は「夜叉」が最初であり「おばけナイター」はこの「夜叉」の後に制作されたそうである。ただ内容がちょっと怖いので初回は子供にも見やすい「おばけナイター」の方を優先したとのこと。 内容は序盤こそ原作に則…

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