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タリホーです。 https://tariho10281.hatenablog.com/

本格ミステリや、「ゲゲゲの鬼太郎」など、主に私の趣味や興味あることの感想をつづるブログです。また、2016年から俳優の間宮祥太朗さんをファンとして応援しています。

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2020/03/27

1件〜100件

  • 【金田一少年の事件簿】シリーズ最新作「八咫烏村殺人事件」を徹底批評!

    予告していた通り、金田一少年シリーズ30周年最新作の批評をやっていきますよー! (以下、事件のネタバレあり。今回は根本尚『怪奇探偵・写楽炎』シリーズの「蛇人間」についても言及するので未読の方は該当の項目を読み飛ばすことをお勧めします) 「八咫烏村殺人事件」 シリーズ30周年記念として新たに発表された「八咫烏村殺人事件」は今年の1月から7月末にかけて全14回の構成で連載された長編作。長編としては48作目(小説版も含めると56作目)にあたる今回の事件は熊野古道で有名な和歌山県、それも近い内にダムの底に沈む村(もちろん架空の村)を舞台としている。 ダムの底に沈む村というと泡坂妻夫『湖底のまつり』を思…

  • 今後の予定について

    6月も終わり2022年も下半期に突入したが、7月以降の当ブログの予定について書いておく。 今年は1月から「ミステリと言う勿れ」に始まり、4月以降は五代目「金田一少年の事件簿」や「探偵が早すぎる」とミステリドラマの豊作期間であり、おかげさまでブログのネタに困ることはなかったが、7月は特に食指をそそるようなミステリ系のドラマはなく、ミステリ以外のジャンルで視聴するドラマが2本あるものの、今の所ブログに書くほどのドラマではなさそうなので、停滞していた名探偵ポワロの感想記事を再開する。 当ブログでは「スペイン櫃の秘密」までの感想を現在公開しているので、「盗まれたロイヤル・ルビー」以降のエピソードについ…

  • 最終回「オペラ座館 ファントムの殺人」感想&総評(五代目「金田一少年の事件簿」#10)

    なんか、あっという間だったな…。 春季は良いドラマが豊富だった分、夏季は興味のあるドラマが少ないから、そういう点でも終わるのが寂しいです。 (以下、原作ほかアニメ版を含めた事件のネタバレあり) ※一部、加筆・修正しました。(2022.07.04) File.7「オペラ座館 ファントムの殺人」(後編) 最終回は前回からの続きで城殺しから解決編までを描いている。 (速報)剣持ようやくはじめのジッチャンを知る。#金田一少年の事件簿 — タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2022年7月3日 もう既にドラマ本編をご覧になった方はわかると思うが、実は五代目の剣持は最終回の今回に至るまで…

  • 犯人大健闘の「オペラ座館・第三の殺人」が映像化!(五代目「金田一少年の事件簿」#9)

    オペラ座の怪人といえばこのテーマソングですよね。 www.youtube.com (以下、ドラマと原作のネタバレあり。ただし今回は前編のため真犯人やトリックについての言及はしないのでご安心を) File.7「オペラ座館 ファントムの殺人」(前編) 五代目金田一の最終エピソードは2005年の9月から12月にかけて連載された「オペラ座館・第三の殺人」。「金田一少年の決死行」の事件を解決後、とある事情で全国行脚の旅に出ていたはじめが、美雪・剣持と数年ぶりに再会した頃に起こった事件であり、シリーズ第一作目となる「オペラ座館殺人事件」と同じ、歌島のオペラ座館を舞台にした三度目の連続殺人が描かれている。 …

  • ナンバMG5ざっくり感想 #10(情熱は伝播していく)

    ※次回の後日談回でドラマは完結しますが、当ブログでの感想は今回でシメようと思います。 10話(最終回)感想 最終回となる10話は、白百合高校で起こった襲撃事件後の難破一家と藤田らクラスメイトの剛退学に対する抗議活動が描かれる。前に原作のお試し版を読んだ記憶が確かならば、両親と剛の和解にはもう少し時間がかかったように思うが、ドラマでは割とすんなり和解したようで、これは前回父親の勝が仕事で「義理人情で社会が動いている訳ではない」という取引先の人の一言が影響を及ぼし、すんなり剛のことを許せたと視聴者に理解出来るよう描写されていたので特に違和感はなかったと思う。 兄の猛は両親と違い剛のことが許せずにい…

  • シリーズ初期の名作「飛騨からくり屋敷殺人事件」がリメイク!(五代目「金田一少年の事件簿」#8)

    佐木は和風の事件だとハブられる運命。#金田一少年の事件簿— タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2022年6月19日 (以下、原作ほか初代ドラマ版も含めた事件のネタバレあり) File.6「首狩り武者殺人事件」 記事タイトルにもあるように、今回リメイクされたのは1994年の8月から10月にかけて連載された「飛騨からくり屋敷殺人事件」。原作の時系列としては「金田一少年の殺人」の前に起こった事件になる。 剣持警部の幼馴染・巽紫乃からの手紙で剣持とはじめ・美雪は岐阜県の奥飛騨に位置するくちなし村の巽家を訪れるが、ちょうど巽家は先代当主の逝去による家督争いでもめており、先代当主が先妻…

  • 「探偵が早すぎる」シーズン2感想 #10(蛙の親は蛙)

    葉子、疑ってすまなかった。 (以下、ドラマのネタバレあり) 10話感想(真の黒幕は…) 遂に最終回、一華と宗介の婚約が決定し物語はハッピーエンドに向かうかと思われたが、結婚式からしばらく経ったある日の夜、一華の頭上に鉄パイプが落ちてきてあわや衝突という所を橋田が救う。 ということで、真の黒幕の計画も大詰め。披露宴で一華を仕留めるために計画したのは一酸化炭素ガスによる中毒死。勿論、ただ一酸化炭素ガスを流したのでは事故にならないので、コーヒーの原液を抽出する作業で排出される一酸化炭素による中毒死に見せかけるためコーヒー焙煎の職人を雇っている。 この計画はターゲットの一華だけでなく列席者も巻き込んで…

  • ナンバMG5ざっくり感想 #9(消化出来ない怒りに彼らは向き合えるのか?)

    前回の予告でもありましたが、今回は色々と試練です。それだけに心苦しさも過去一だけど、言いたいことは一杯あるので感想をば。 9話感想 さて、今回は遂に剛の二重生活が兄・猛や両親に発覚し勘当されてしまう。そんな最悪のタイミングで猛がボコボコにしたグレ・グラの不良コンビが逆恨みで剛のいる白百合高校に襲撃してきて警察沙汰に発展…という具合に今回は実家と学校という剛にとって大事な居場所が同時期に壊れてしまったため、正に泣きっ面に蜂というか踏んだり蹴ったりなことこの上ない。 二重生活に関しては、今までのツケが回ったということである意味自業自得な話ではあるが、そういった次元の感想を今回は話していきたい訳では…

  • リメイク版「金田一少年の殺人」は寂しい解決を迎える(五代目「金田一少年の事件簿」#7)

    後編に入る前に前編を見直してたけど、マジで神奈川県警ノーフューチャー。#金田一少年の事件簿 — タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2022年6月12日 (以下、原作ほか初代ドラマ版も含めた事件のネタバレあり) ※犯人の動機について加筆しました。(2022.06.13) File.5「金田一少年の殺人」(後編) 今回は前回からの続き。事件解決のために橘の暗号を追ってはじめは野中の元へ向かうことになる。 tariho10281.hatenablog.com 前回の感想記事でも言及したように、後編となる今回の注目ポイントは ①原作の明智警視がとった「ある行動」をどうするか ②前編…

  • 「探偵が早すぎる」シーズン2感想 #9(変人との縁)

    一華の周りには変人しか集まらないの。そういう定めなのよ。 (以下、ドラマのネタバレあり) 9話感想(黒幕登場…と思いきや?) 前回宗介が刺客が仕掛けた鉛成分入りのワインを飲んで中毒症状を起こし病院送りになったことで、一華と千曲川の関係に亀裂が入り、一華は千曲川との契約を解消する。こうして守りを失った一華はまた新たな刺客によって殺されそうになる…というのが今回のあらすじ。 刺客が暗殺に選んだ場所はお寺ということで、シーズン1で使われなかったトリックがここで消化されるのかな?とも思ったが、今回もオリジナルのトリックだった。 刺客が仕掛けたトリックの一つ目は看板落下トリック。寺の門にかかった200キ…

  • ナンバMG5ざっくり感想 #8(「最強の男」のもろさ)

    広島と言えばヤクザ映画でお馴染みだけど、今の若い人はそんな印象ないよね? 8話感想 今回のエピソードは剛ら3年生が広島へ修学旅行に行く話だが、当然平穏無事に修学旅行を楽しめる訳もなく、大丸が同級生の水野友美を助けるべく広島のヤクザの息子・安藤剛平に関わったことで、またしても友人の窮地を救うべく奔走することになる。 相変わらず本作のキャラは他人の人生をしょい込んで、いらぬ苦労をしているなと毎度ながら思うが、そうでないと物語にならないから仕方がないと言えば仕方ない。 それはさておき、今回私が特に注目したのは広島ヤクザの息子・安藤だ。広島のみならず西日本で最強と恐れられ名の知れた男ではあるが、その最…

  • 大穴候補「金田一少年の殺人」がまさかのリメイク!(五代目「金田一少年の事件簿」#6)

    公式さん、それなら前編だと教えてほしかったです。#金田一少年の事件簿— タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2022年6月5日 いつもブログを書く時は1話完結の場合、前以て原作の事件解説を下書きしておくのだが、今回も1話完結だとばかり思っていたので先に下書きしておいたのですよ。だから正直修正とかめんどいので公式は予告の段階で今回が「前編」だと言っておいて欲しかったな…。 (以下、ドラマと原作のネタバレあり。ただし今回は前編のため真犯人やトリックについての言及はしないのでご安心を) ※記事内容に誤りがあったので訂正しました。(2022.06.07) File.5「金田一少年の殺…

  • 「探偵が早すぎる」シーズン2感想 #8(革靴みたいなチキン)

    あのチキンどこで買ったのだろう。スーパーとかだと普通切り身で売るだろうし。 (以下、ドラマのネタバレあり) 8話感想(刺客、続々) 今回は引き続き黒幕編の物語となるが、前回の小火騒ぎと2話で順三郎が仕掛けたトリックが原因で一華は会社の所長からあらぬ疑いをかけられ、自主休職という形で一旦会社を去る羽目になる。正直何故会社は今まであの千曲川をスルーしてきて今頃になって問題視したのかとツッコミたいのだが、これも後で言及する刺客の仕業っぽいので一応説明がつくようにはなっているみたいだ。 葉子が襲われたことによって、失踪中の父・宗太の黒幕疑惑が浮上。海外企業から賄賂を受け取り、新事業を立ち上げようとして…

  • ナンバMG5ざっくり感想 #7(戦いは新たなフェーズへ)

    生徒会長選挙というと間宮さんが「帝一の國」で氷室ローランドを演じていたことを思い出すが、あの時のローランドのポスターと今回の剛のポスターを比べると、ローランドがめっちゃアホの子に見えてきておかしかったよ。 7話感想 今回からは「ナンバMG5」の続編「ナンバデッドエンド」に移る。「MG5」まではまだギャグ漫画的なおかしさというか、シリアスな展開もあるけど安心して見ていられる部分が多かったのだが、「デッドエンド」は剛の二重生活にとうとう破綻が訪れるということもあって、割かしシリアスめな展開が多くなってくる。 今回はその第一段階として、妹の吟子が白百合に入学したことで、彼女に二重生活がバレてしまった…

  • ドラマシリーズ初の短編「トイレの花子さん殺人事件」(五代目「金田一少年の事件簿」#5)

    マジな話、ジッチャンが得意なのはスキーです。(『犬神家の一族』を参照)#金田一少年の事件簿— タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2022年5月29日 私も中学の時は卓球部に所属していたけど、しんどい記憶が強かったから高校は文芸部にしたな。 (以下、ドラマと原作のネタバレあり) File.4「トイレの花子さん殺人事件」 今回の原作は1999年の8月から9月にかけて連載された「亡霊学校殺人事件」。これまでドラマ金田一少年シリーズは一貫して長編作を映像化してきたが、今回は初の短編作品の映像化となる。確かに五代目金田一は日本的ホラーを取り入れたエピソードを映像化すると言ってはいたも…

  • 「探偵が早すぎる」シーズン2感想 #7(化学に明るいチンピラ)

    カブトムシの呼吸が出来るのなら、一華は虫柱なのかしら。 (以下、ドラマのネタバレあり) 7話感想(黒幕編、スタート) 美津山四兄妹との戦いも終わり、ようやく一華にも平穏な日々が舞い戻ったかと思いきや、会社の研究施設で小火騒ぎがあり、一華が消火しようと持って来た消火器に毒ガス「ホスゲン」が仕込まれていたことが判明。ダークウェブ上では彼女の暗殺に一千万円の賞金がかけられており、またしても一華は命を狙われることになる。 という訳で、今回から黒幕編がスタートしたが、これまでと違い敵が表立って姿を現していないのが不気味であり、黒幕探しというフーダニットの要素も入ってくるので、原作にはないサスペンス性のあ…

  • ナンバMG5ざっくり感想 #6(執着する男・執着を断つ女たち)

    今回のロケ地、間宮さんの地元だそうですね。しかも1月期のドラマ「ファイトソング」でムササビを披露した場所みたいですから、黒ムササビが赤特服となって舞い戻る、何ともカオスな話になったようです。 6話感想 今回は原作未読で感想を語っていくが、調べた所によると15巻から描かれる横浜魔苦須編を映像化したようで、ドラマは1話で解決したものの、原作はなかなか苦戦する展開になっているようだ(剛がビルから落とされるとか書いてあったし)。敵役の加納光一もドラマでは「101匹わんちゃん」のクルエラみたいな男だったのに対し、原作の加納は上の画像のような拳闘士ばりの筋骨隆々の男だ。そりゃ苦戦するのも無理はないな。 あ…

  • モヤモヤポイント満載の「白蛇蔵殺人事件」はどう料理されたか?(五代目「金田一少年の事件簿」#4)

    白蛇村はイモトアヤコが絶対に行きたくない村、第一位だと思う。 (以下、ドラマと原作のネタバレあり) File.3「白蛇蔵殺人事件」 今回のエピソードは2016年の6月から9月にかけて連載された「白蛇蔵殺人事件」。原作では「聖恋島」の前に起こった事件として描かれており、老舗酒造会社の「白神屋白蛇酒造」を舞台に連続殺人が勃発する。 頭巾で顔を隠した男や酒造タンクで発見される死体など、随所に横溝正史のテイスト(『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』etc.)があり、そういった点から同著者の「飛騨からくり屋敷殺人事件」を思い出した方もいたのではないかと思う。今回も「飛騨からくり屋敷」と同様、仮面の男の正体に…

  • 「探偵が早すぎる」シーズン2感想 #6(トリックは金をかけたもん勝ち)

    「トリックって金がかかる・・・・!!」 ©船津紳平「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」 より (以下、ドラマのネタバレあり) 6話感想(美津山四兄妹との決着) 前回まさかの復活を遂げた美津山四兄妹。そして突然の急死を遂げた秋菜未亡人。これによって一華らは秋菜の葬儀が行われる葬儀場で美津山四兄妹と直接対決することになる…というのが今回のあらすじ。 もう後に引けなくなった四兄妹が今回用いたトリックは3つ。一つ目は順三郎考案のコンバラトキシンを用いた毒殺トリック。劇中でも説明があったように、スズランに含有されている毒で、スズランを生けた水を飲んでも中毒症状で死亡するというから結構危険な毒だ。…

  • ナンバMG5ざっくり感想 #5(不良界のトリックスター)

    ナンバMG5も(恐らく)残り5話。前に原作のお試し無料版を読んでからだいぶ日が経ってきたので、もう次回以降はほぼほぼ初見と同じ状態です。既読の楽しみもあるが、当然未読・初見が一番面白いことは間違いないので、引き続き楽しみに視聴していこうかと。 5話感想 今回は原作10巻所収の陣内のエピソードと吟子のエピソード(こっちは読んだことないから13巻以降のエピソードかな?)。これまでは剛と伍代といった友情の物語がメインで描かれていたが、今回は難破一家という家族の物語として、前回の感動とはまた違うハートフルな、ある種の懐かしささえ感じるホームドラマ回だったなというのが率直な感想だ。 吟子のエピソードは後…

  • ドラマ版「聖恋島殺人事件」はミステリとしてブラッシュアップされた秀作!(五代目「金田一少年の事件簿」#3)

    いきなりですが、ここでトリビアを一つ。 余さんは過去に(セイレーンじゃないけど)妖怪・濡れ女を演じたことがあります。#金田一少年の事件簿— タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2022年5月8日 「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪奇伝・魔笛(エロイムエッサイム)」という約1時間ほどの実写映画なんだけど、多分YouTube で「ゲゲゲの鬼太郎 エロイムエッサイム」で検索したら出て来ると思う。鬼太郎と悪魔くんがコラボした珍しい作品なのでファンとしては一見の価値があると思い紹介することにした。 セイレーンや今回の事件とは直接関係はないけど、水辺に出没する妖怪という点では濡れ女も同類なので、余さ…

  • 「探偵が早すぎる」シーズン2感想 #5(生命力がドロンボー並みなんよ)

    今回は別の意味でビックリしましたよ。 (以下、ドラマのネタバレあり) 5話感想(お前ら、人間じゃねぇ) 物語の中盤に差し掛かり、今回は美津山四兄妹の最後の一人、長女の成美が毒殺トリックを仕掛けるが、事態は私も予想していなかった展開へと進む。 成美の計画はサッカーの日本試合の時節を利用し、フェイスペインティング用の塗料に大量の酸化カドミウムを調合、大谷経由で一華の肌に塗られた塗料が乾燥することで、彼女がその粉末を吸引、カドミウム中毒になるという流れだ。 一応カドミウムについて説明しておくと、劇中で述べられたように急性中毒を引き起こした場合間質性肺炎や肺気腫によって死亡することもあるが、慢性的な中…

  • ナンバMG5ざっくり感想 #4(残酷なシャバい世界で輝く友情)

    まさか間宮さんが「ごくせん」のヤンクミみたいなことをやる日が来るとはな。感激!#ナンバMG5 — タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2022年5月11日 「ごくせん」は第一から第三シーズンまでキッチリ見ていた人間なので、今回は特に胸熱な展開でしたね。 4話感想 今回は原作の8巻と9巻のエピソード。市松と千鳥商の上級生の策謀によって伍代と大丸が喧嘩をして結果的に剛も入れて三人が友達になる展開や、剛の二重生活を後押ししてくれた恩人・関口との熱い友情が描かれる。どちらのエピソードでも、権謀術策をめぐらす性根の腐った悪党が登場し、それに打ち克つ友情や絆の強さを描いた回として感動的な…

  • 新作「聖恋島殺人事件」開幕!(五代目「金田一少年の事件簿」#2)

    はじめちゃんの「やる気スイッチ」は死体とか殺人じゃないの? (以下、ドラマと原作のネタバレあり。ただし今回は前編のため真犯人やトリックについての言及はしないのでご安心を) File.2「聖恋島殺人事件」(前編) 今回のエピソードは、2016年の12月から翌年の4月にかけて連載された「聖恋島殺人事件」。はじめと美雪が剣持警部と共に磯釣り大会に参加し、決勝戦の会場となる聖恋島へ向かうが、その島は「セイレーンの泣き声」※と呼ばれる不可解な怪奇現象が起こる曰く付きの土地であり、「墓標の島」という不吉な名でも呼ばれている。本作は聖恋島を舞台に大会参加者が次々と殺される物語で、事件の背後に隠された「セイレ…

  • 「探偵が早すぎる」シーズン2感想 #4(入浴剤がデカすぎる)

    ざっと一週間分くらいはあるデカさでした。 (以下、ドラマのネタバレあり) 4話感想(二郎のトリック&黒幕予想) 今回は一華の恋愛模様を絡めながら例によって美津山四兄妹の暗殺計画が描かれる。リベンジとばかりに今回は二郎がトリックを考え実行する。 二郎が考案したのはバスボム(入浴剤)に大量の硫黄を配合させ、中心に硫黄と化合すると硫化水素が発生する薬品をカプセル入りにして仕込む。こうしてターゲットの一華が入浴時にそれを利用し硫化水素のガスで中毒死する…という流れだ。 浴室の外にある換気口を塞いで確実に死ぬよう念入りしているが、これだけで事故にみせかけるには不十分。一華だけがバスボムで死亡したら明らか…

  • ナンバMG5ざっくり感想 #3(親からの「祝い」が子にとっての「呪い」)

    間宮さん主演のドラマに「真宮」というキャラが登場しました。これは正に、 www.youtube.com 3話感想 今回は原作6~8巻までのエピソード。夏休み終わりから秋にかけて、剛は伍代と伍代の旧友・真宮との諍いに干渉したり、千鳥商の大丸大助と関わることになる。 ドラマでは描かれていないが、実は原作で難破一家は商店街のくじ引きで当たったハワイ旅行に行っており、ハワイで極悪非道の限りを尽くすブラッドリー兄弟をやっつけるというエピソードがあった。このエピソードでは、剛だけでなく兄の猛も活躍するので、興味ある方は是非原作を読んでいただきたい。 ドラマの内容に関しては大体原作通りだが、作中で起こった出…

  • 【金田一少年の事件簿】「悪魔組曲殺人事件」を徹底比較

    今週は五代目金田一の新作エピソード「聖恋島殺人事件」の感想を書く予定だったが、ご存じの通り北海道の海難事故の影響を受け一週間の延期となった。そしてその穴埋めとして初代・堂本版のシーズン2の初回「悪魔組曲殺人事件」の再放送が5月1日に放送された。※ tariho10281.hatenablog.com 初代ドラマ版の「悪魔組曲」は上の記事で簡単ながら感想を書いていたので、本来ならば今週の感想記事はお休みするつもりだったが、YouTube の東映アニメーションミュージアムチャンネルの方でも何とアニメ版の「悪魔組曲」が期間限定で配信されることになり、奇しくも同日にドラマ版とアニメ版を見比べられる機会…

  • 「探偵が早すぎる」シーズン2感想 #3(二重のトリック返し in キャンプ場)

    猫も杓子もドラマの人間はキャンプに行きたがる。#探偵が早すぎる— タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2022年4月28日 特にここ数年の連続ドラマ内におけるキャンプ場の登場率は格段に高まってますよね。 (以下、ドラマのネタバレあり) 3話感想(「屋根裏の散歩者」風毒殺) 今回はキャンプ回ということで、一華の会社の同僚に加えて宗介・葉子兄妹、更には橋田に千曲川まで参加し、ちょっぴりカオスなキャンプ体験となったが、当然美津山四兄妹の暗殺計画も進行し、今回は次女の明日香が仕掛けることに。 明日香の仕掛けたトリックは、毒キノコを煮詰めた毒液を一華らがいない間にテントの内側に塗布、夜…

  • ナンバMG5ざっくり感想 #2(誰のために火中の栗を拾うか)

    毎日イルミネーション輝かせてるけど電気代大丈夫なのかこの家。#ナンバMG5— タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2022年4月27日 父親はトラックの運ちゃんで、母親はパチンコで稼ぐ専業主婦、しかも子供は三人(長男は無職)いて食費もバカにならないし、その上ペットまで飼っているのだから、一体難破家はどうやって家計のやりくりをしているのだろう。 2話感想 今回放送された2話は原作の2巻~4巻中盤までのエピソード。内容としては市松高校2年の頭である最上の特服探しがメインで、そこに伍代の漢気溢れる行動や藤田のゲスい動機による特服探しが加わることで物語は盛り上がっていく。 本来ヒロイ…

  • 五代目「金田一少年の事件簿」、今後放送されるエピソードを予想してみた

    Twitter や YouTube といった各方面で既に行われているが、私もこの五代目で放送されるであろうエピソードを予想してみようと思う。 旧作(リメイク)予想 予想するにあたって手がかりとなるのは、公式HPのイントロダクション。そこで記されている情報によると、 ①新旧の傑作エピソードが集結する(金田一少年の決定版) ②日本ならではの呪いや怪談を題材にしたミステリーをシリーズ史上最大のスケールで贈る この二点をふまえて、それに合致するエピソードを挙げるとすると、まず既に映像化された旧作品は以下の通り。(学園七不思議は当然除く) 異人館村・悲恋湖・オペラ座館・秘宝島・首吊り学園・首なし村(飛騨…

  • シリーズ初のリメイク「学園七不思議殺人事件」はどうだったか?(五代目「金田一少年の事件簿」#1)

    今シーズン最注目のドラマ、五代目「金田一少年の事件簿」がスタートしました。徹底的に解説していきますよー! (以下、原作ほか初代ドラマ版も含めた事件のネタバレあり) File.1「学園七不思議殺人事件」 五代目金田一の初回を飾るエピソードは1993年の6月から8月にかけて『週刊少年マガジン』で連載された「学園七不思議殺人事件」。言わずもがな、記念すべき初代・堂本版で初めてドラマ化されたエピソードであり、アニメ版の初回も「学園七不思議」から始まる。正に金田一少年を語る上で避けては通れない必読のエピソードであり、30年近く経った今となっては古典ミステリとしての趣さえ感じられる名作だ。 tariho1…

  • 「探偵が早すぎる」シーズン2感想 #2(事故死に見せかける気あるのか順三郎ォ!!)

    前回もツッコミ所はあったけど、今回はもっとツッコミ所満載なのでバンバンツッコミます。でも、酷評とかではないよ?面白いことは面白いから。 (以下、ドラマのネタバレあり) 2話感想(エタノール発火) 今回は一華が勤める化粧品会社に潜入した美津山四兄妹の三男坊・順三郎が暗殺計画を仕掛ける。順三郎は四兄妹の中でもバカにされ見下されるキャラであり、そんな彼が兄・姉たちを見返そうと発起したがやはりバカが考える計画だな~と思ったよ。 順三郎の計画は、一華が仕事で着ている白衣に多量のエタノールを噴霧し、可燃性の衣類として下準備しておく。そうして清掃業者として侵入し、一華がこれまた身に着けている天然水晶のブレス…

  • 「探偵が早すぎる」シーズン2感想 #1(完全オリジナル新作で帰ってきた探偵)

    2018年に連ドラシーズン1、2019年にSPドラマが放送された井上真偽原作の「探偵が早すぎる」がまさかの連ドラとして帰ってきた。しかも今回のシーズン2はドラマオリジナル脚本の完全新作であり、主人公・十川一華が美津山財閥の遺産2000億円を相続することで、またしても命を狙われる。 ドラマオリジナルの演出や脚本が功を奏してシリーズ化するというのはライアーゲームをはじめとする過去のドラマでもよくあることなので特別おかしいことではないが、今回のシーズン2を見るうえで注目しておきたいポイントや、初回の感想をまず語っていこうと思う。 (以下、ドラマのネタバレあり) 1話感想(敵陣営にボスがいない?) シ…

  • ナンバMG5ざっくり感想 #1(ドラマの不良はやはりシャバいんよね…)

    間宮さん主演のドラマ「ナンバMG5」のざっくりとした感想です。一応原作は無料お試し版(「ナンバMG5」は12巻、「ナンバデッドエンド」は10巻まで)を読んで予習しました。 熾烈な不良の上下社会から逃れられるか 原作は2005年からスタートした不良漫画。2005年頃といえば作中でも出て来たニンテンドーDSやPSPが流行っていたし、テレビ番組だと細木数子の「ズバリ言うわよ!」が放送されていた時期だ。 今から10年以上前の作品で、しかも主人公をはじめとする難波一家はコテコテのヤンキー一家だから、正直新たに作った水曜ドラマ枠の一発目にこんな不良モノをやるって時代錯誤が過ぎるのでは…と思ったが、ウィキペ…

  • 新作放送記念、ドラマ「金田一少年の事件簿」を語っていこう(第四回:初代・堂本剛版)

    4月から放送される道枝駿佑版・五代目金田一による新作ドラマも放送まで二週間をきった。第四回目、つまり歴代金田一の振り返り企画もこれで最後になるが、最後は初代・堂本剛版の感想をお送りしよう。 初回放送から20年以上経った今でも「金田一少年といえば堂本剛!」と主張する人が大勢いるほどの根強い人気を誇る初代は放送当時も高視聴率を記録し、特別番組や映画化と、金田一少年の映像化では過去一のメディア展開を広げた。この人気の理由を私がここで説明する必要は今更ないと思うが、改めて初代の魅力や(特別番組を除く)各エピソードの特徴を語っていきたい。 SPドラマ1:「学園七不思議殺人事件」 記念すべきドラマ金田一少…

  • 愛の形それぞれ、「ミステリと言う勿れ」12話視聴

    最終回の感想です。ラストは「えっ」となりましたが、そのことも触れていこうかと。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 12話(ジュート編&つかの間のトレイン) 最終回は前回に引き続きジュート編の完結と、原作2巻収録の「つかの間のトレイン」が映像化された。ジュート編は犬堂の物語だったのに対し、久能が登場する「つかの間のトレイン」は新幹線でたまたま隣席だった女性の手紙を見て、そこに隠されたイラスト暗号から久能が手紙の真実を導き出すという物語。最終回としては小粒な内容だが、ジュート編と並行してやるエピソードとしては、(質や形は異なるが)それぞれの愛の深さが描かれており、そこに共通項のようなものは見い…

  • 時間逆戻りのジュート編、「ミステリと言う勿れ」11話視聴

    次回で最終回です。と言ってもあまり実感も湧かないし多分ロス状態にもならないでしょう。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 11話(ジュート編) 最終回前の11話は原作6巻に収録されたジュート編。このジュート編はバスジャック事件で登場した犬堂ガロが主人公であり、久能は一切関わらない。この時久能は大阪の展覧会(原作では広島)に行っており、この後に記憶喪失の爆弾魔(ドラマ4話)と関わることになる。つまり、最終回前にして時間をさかのぼり、バスジャック事件と爆弾魔事件の間に起こった事件を描こうという訳である。 原作が未完結の作品のため、時系列順にやってしまうと最終回が尻すぼみになると判断して最終回にジ…

  • 新作放送記念、ドラマ「金田一少年の事件簿」を語っていこう(第三回:二代目・松本潤版)

    4月から道枝駿佑版・五代目金田一による新作ドラマが放送されることになり、過去作の配信が始まった。今回は二代目・松本潤版について語っていきたい。 SPドラマ1:「魔術列車殺人事件」 初代・金田一少年が終わって約3年ちょっとぶりに制作された二代目・金田一少年の最初を飾る原作は、はじめの因縁の宿敵・地獄の傀儡師が初登場する「魔術列車殺人事件」。時代が21世紀へ移行したことを作品に反映させており、冒頭の犯人からの予告状も20世紀から届いた予告状とやや大仰に扱われているのが面白い。当然ながらキャストも作風も一新されており、コメディ性やテンポの良さが目立った初代と比べると、本作はミステリアスさや重厚さを重…

  • もし「推し」が不祥事を起こしたら ~ファンとしてどう心構えるか~

    どうも、タリホーです。 去年から最近にかけて、推しではないけれどちょっと気になっていた人が不祥事を起こし活動休止になっているのを目にしており、ファンの人の心中穏やかならざる状況をつい想像してしまう。幸い私が今推している方々は何の問題もなく芸能生活を送っているが、もし自分の推しが不祥事を起こしてしまった場合、ファンとしてどう受け止め考えるべきか、今一度考えたほうが良いのではないかと思い、この文を書くことにした。あくまでも一個人の意見なので間違ってると思ったらそう思ってもらっても構わないし、賛同していただけるのならばそれはありがたいことだと思う。 不祥事のレベル(不道徳行為~犯罪行為まで) まず判…

  • もう別れを描いちゃうのか…「ミステリと言う勿れ」10話視聴

    先日単行本の最新刊(10巻)を読んだのだが、また凄い話だった(最高!)。よくこんな発想が出て来るな。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 10話(デートならぬ遠出) 今回のエピソードは原作6巻所収の「デートならぬ遠出」。久能とライカが初詣に行き、帰る途中に焼き肉屋で焼肉を食べるというデート(久能本人は否定しているが)的展開が描かれた回だが、当然デートだけで終わる話ではない。ドラマではこの後にライカが生まれることになった背景と久能の幼少期に関する告白があるが、こちらは原作8巻で描かれており、6巻の初詣エピソードと8巻の告白場面の間には前回放送されたアイビーハウス編や次回放送される「ジュート」の…

  • 新作放送記念、ドラマ「金田一少年の事件簿」を語っていこう(第二回:三代目・亀梨和也版)

    4月から道枝駿佑版・五代目金田一による新作ドラマが放送されることになり、過去作の配信が始まった。前回は四代目・山田涼介版について語ったが、今回は原作から最も遠い金田一少年となった三代目・亀梨和也版について触れていきたい。 「吸血鬼伝説殺人事件」(不憫すぎるはじめ) 亀梨版金田一が放送されたのは2005年。他のシリーズと違い亀梨版はSPドラマが1本きりで、連ドラは制作されていない。これは評判が悪かったからではなく、単純に主演の亀梨さんのスケジュールが多忙を極めていたため、連ドラ制作に至らなかったと原作者は語っている。実際、放送当時の視聴率は18.6%を記録しており、これは二代目・四代目の視聴率を…

  • 新作放送記念、ドラマ「金田一少年の事件簿」を語っていこう(第一回:四代目・山田涼介版)

    4月から道枝駿佑版・五代目金田一による新作ドラマが放送されることになり、過去作の配信が始まった。ということで、良い機会だからこれまでのドラマ金田一少年の振り返りと感想を語っていきたい。 まず今回は配信一発目を飾った四代目・山田涼介版の金田一について話していきたいと思う。 ※一部内容に誤りがあったので訂正しました。(2022.03.09追記) SPドラマ1:「香港九龍財宝殺人事件」 日本テレビ開局60年特別番組として2013年に初めて山田版金田一少年が放送されたが、四代目はズバリ、初代・堂本剛版の作風に原点回帰したことを知らしめた回であり、音楽は初代と同じ見岳章氏、演出は木村ひさし氏が担当してい…

  • 言わぬが毒、合理化の悪循環「ミステリと言う勿れ」9話視聴

    最後の池本が風呂光に対して言ったことが、原作ファンに対して火に油を注ぐ結果になってしまったが、それはともかく、今回の感想いってみようか。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 9話(アイビーハウス編・後編) 今回はアイビーハウス編の後編で、ミステリー会の裏で進行していた計画と計画者の正体や動機が明らかとなった。原作にはない停電によるアクシデントもあったが、ほぼ原作通りの展開だった。 原作を読んでいたので犯人は勿論、動機も知っていたが、今回の犯行動機って比較的日本人的な犯行動機だなとちょっと思った。日本の会社なんかでもあるけど、いわゆる減点方式みたいにミスや失敗を許さない気風があって、それゆえミ…

  • 案の定(一部界隈が)荒れた「ミステリと言う勿れ」8話視聴

    先週予告を見た段階で「これは次回荒れるな…」って思ってたらやはり荒れた模様。 8話(アイビーハウス編・前編) 今回は原作7巻に収録されたアイビーハウス編。久能が通う大学の准教授・天達の誘いでアイビーハウスで雑用バイトをすることになった久能。天達の友人や招待客が集まる中、そこでミステリーイベントが行われたが、そのイベントの裏で恐ろしい計画が進んでいた…というのが簡単なあらすじだ。 ミステリ作品でお馴染み「雪の山荘」を舞台にした※このエピソードは、久能の人格形成に影響を与えた美吉喜和が関わる事件で、ストーカー殺人で死んだ喜和にかつて何があったのか、何故死ぬことになったのかが描かれている。先日原作の…

  • 嫉妬!シャウト!葛藤!「シリーズ横溝正史短編集Ⅲ」視聴

    昨日放送された「シリーズ横溝正史短編集」、どうでしたか? もう既にTwitterの方で触れたけど、昨日は関東ローカルで金田一少年の事件簿(4代目・山田涼介版)が再放送されており、(他局とはいえ)奇しくも孫とジッチャンの両方の作品を味わえる特別な日だったのだけど、関西圏に住む私は恩恵に与ることなく少年の方は配信で視聴することとなった。 金田一少年の方も一挙配信されるようなので、後日ドラマの金田一少年についても感想を書いていこうと思うが、とりあえず今回ジッチャンの方の金田一について、私見をまじえながら感想を述べていきたい。 (以下原作のネタバレあり。「女の決闘」に関しては、アガサ・クリスティの作品…

  • 久能、炎の天使を祓い落とす「ミステリと言う勿れ」7話視聴

    前回の続きです。 tariho10281.hatenablog.com (以下、原作とドラマのネタバレあり) アイドルが人間に戻る時 「炎の天使」編完結となる今回は、井原香音人と下戸陸太の過去を描きながら虐待やいじめといった社会問題、被虐待児だった人が抱える地獄・トラウマが浮き彫りとなった。既に原作を読んでいたとはいえ、こうやって映像化されるとまた胸にこみ上げるものがあったし、虐待から逃れてもまた別の地獄があるということを視聴者に示したという点で意義があったと思う。 さて、下戸の中にいた香音人(炎の天使)が実在しないこと――既に下戸が殺害していた――を久能が突きつける場面があり、そこで下戸の幻…

  • 児童虐待とトラウマ、「ミステリと言う勿れ」6話視聴

    個人的なイチオシエピソード、「炎の天使」編が始まりました。 6話(炎の天使・前編) 謎の美女・ライカとの出会いから続く今回は原作5巻収録の「炎の天使」編。子供を救うため家に火を放ちその子の親を殺す「炎の天使」と呼ばれる都市伝説が横行。燃やして欲しい家の壁や塀に火の象形文字のようなマークを描けば、炎の天使が現れ子供に代わって親を家ごと焼き殺してくれるというなかなか凄まじい物語だが、物語の根底にあるのは児童虐待とそれに伴うトラウマだ。もう既に原作のエピソードを読んでいるが、現状読んだ原作(1~5巻まで)の中で最も心に突き刺さったし、(感動したという意味で)ちょっと泣きそうになった。 今回放送された…

  • 映画「ピーチガール」のイアーゴー、柏木紗絵を考察する

    昨年放送していたドラマ「准教授・高槻彰良の推察」から、ちょっと伊野尾慧さんに注目しつつある私、Twitterのフォロワーさんから得た情報で普段は絶対に見ないジャンルの映画を見た。 それは、2017年に公開された「ピーチガール」という漫画原作の映画で、伊野尾さんの他に山本美月さんや新田真剣佑(当時は真剣佑として活動)さん、永野芽郁さんなどが出演している。 gyao.yahoo.co.jp (※無料公開は3月8日まで) (以下、映画の内容に関するネタバレあり) 物語は山本さん演じる主人公の安達もも(以下もも)・伊野尾さん演じる岡安浬(以下カイリ)・新田さん演じる東寺ヶ森一矢(以下とーじ)・永野さん…

  • 女のサーガとして改変された片岡鶴太郎版「本陣殺人事件」

    先日CSで無料放送していた片岡鶴太郎版の「本陣殺人事件」を録画で視聴した。 「本陣殺人事件」の映像作品はこれまで古谷一行の連ドラ版と2時間ドラマ版を見ているが、今回の片岡版はそれらとは全く趣が異なる異色の改変が為されたドラマだった。 (以下、今回のドラマと原作のネタバレあり) まず気になったのは、原作でほぼ名前だけの登場で空気に近い存在だった一柳妙子を古手川祐子さんが演じていたこと。そして吉行和子さん演じる女中頭の秋子という原作にはいない人物が追加されていたことも目に付いた。原作でさほど重要な役割でない人物を有名な女優が演じているという時点でこれまでの映像作品と違う展開にしようとしていたのだな…

  • シークレットゲスト全然気づかんかった…「ミステリと言う勿れ」5話視聴

    いや、似てるなとは思ったのですが、まさか本人(千原ジュニア)だとは思わないじゃないですか。 (以下、原作とドラマのネタバレあり) 5話(ばちあたり夜話) 前回の爆弾魔事件で土手から転落した久能は、そのまま病院へ搬送され大事を取って入院となるが、今回はその病院で出会った老人・牛田悟郎との対話とライカという美女との出会いが描かれる。 このエピソードは原作4巻の後半部に収録されたエピソードで、牛田との対話は「ばちあたり夜話」、ライカとの出会いは「暖かいのか温かいのか」というタイトルで収録されている。 牛田のエピソードについてまず触れていきたいが、この牛田のエピソードはミステリ的に言うと「回想の殺人」…

  • あなたは島荘作品の人ですか!?「ミステリと言う勿れ」4話視聴

    海賊の歌といえばヨーホーヨーホーのあれを思い出すが、山賊の歌なんてものがあるとは原作を読むまでついぞ知らなかったわ。 www.youtube.com (以下、原作とドラマのネタバレあり) 4話(記憶喪失の爆弾魔) 今回のエピソードは原作4巻所収の「雨は俎上に降る」。ポテトサラダを食べに外出した久能は道中一人の男性と出会い話をしていくが、どうもその男性は記憶喪失状態で、しかも会話していくにつれその男は世間を騒がせる爆弾魔だと明らかになる。男は記憶喪失になる前に爆弾を仕掛けたことを思い出すが、果たして爆弾はどこに仕掛けられたのか?そして彼の犯行動機は何か?…といった謎を久能は解く羽目になる。これが…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)、26話以降の流れと諸々の感想etc.

    鬼太郎5期も25話の配信終了から1週間経った。一応様子見で続きが配信されないか待ってみたが、やはり配信されないので前に言った通り26話以降についての感想を述べていきたい。 準レギュラー・アマビエの登場 まずは26話に初登場し、後に準レギュラーとして何度も登場するアマビエについて。何度も言うが、このコロナ禍で再ブレイクしたにも関わらず頑なにも東映は5期アマビエが登場した回を一切配信しないのはやはり勿体ない話だ。とはいえ、そんな愚痴をメインに言いたいのではなく、アマビエが参戦したことによりかわうそとの漫才コンビ的関係が生まれたこと、この画期性を言及しておきたいのだ。 というのも、これまで鬼太郎作品…

  • 狂人の論理と古典ミステリの定番、「ミステリと言う勿れ」3話視聴

    演出のコレジャナイ感に歯がゆさを感じた前回だったが、今回は比較的穏やかに見られた気がする。 (以下、原作とドラマのネタバレあり) 3話(バスジャック編・解決) 今回は前回のバスジャック編の続き。バスジャックの真の黒幕と連続生き埋め殺人犯の正体が明らかとなる回だったが、後半部の犬堂たちが香川の漂流郵便局を訪れる展開は原作の2巻では描かれていない。生憎原作は5巻までしか読めていないので詳しくはわからないが、ドラマの後半部の下りは6巻以降に描かれた展開だと思われるし、犬堂愛珠が生前ハガキに記した「ジュート」という存在がドラマの縦軸的な役割を果たしていくと思われる。ここは原作で読んでいなかったから普通…

  • 感動の押し売り的演出に違和感、「ミステリと言う勿れ」2話視聴

    どうも、タリホーです。 今回の感想に入る前に、前回の感想記事で体癖論に関してのご意見が届いたので一応補足説明みたいなものをしておきたいと思う。いつかはこういう懐疑的な意見も来ると覚悟してはいたのでちょうど良かったよ。 tariho10281.hatenablog.com 出来るだけ誤解がないように言いたいが、体癖というのは血液型占いや星座占いみたいに「太っているからあなたは怠慢な性格だ」とか「痩せているからあなたは神経質で小食な人だ」といった短絡的な判断で相手の性格・資質を推測するのではなく、体型・重心移動・行動原理といった様々な点から分類・診断するものなので、ある程度経験や知識がないと分から…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第25話「妖怪大運動会」視聴

    今回は1月20日までの配信。 www.youtube.com 今回は妖怪大運動会ということもあり、大多数の妖怪が登場するが流石に全部紹介するときりがないので、今回とくに目立ったこの二体をまず紹介しよう。 アカマタ アカマタは沖縄に伝わる妖怪。同じ名で来訪神としてのアカマタや、実在する蛇もいるが、今回は蛇の姿の妖怪の方を紹介する。 ja.wikipedia.org アカマタは美男美女に化けて人間を誘惑し、子供を産ませたり時には相手を殺したりする。同類の妖怪として芭蕉の精が挙げられるが、芭蕉の精も美男に化けて人間に子供を産ませた話があり、生まれた子供の顔はまるで鬼みたいに牙が生えていたという。 し…

  • 原作を読まなかった方が楽しめたかも? 「ミステリと言う勿れ」1話視聴

    ミステリ界隈でも話題になった漫画「ミステリと言う勿れ」がドラマ化すると昨年聞き、放送間近になった先日原作の1~5巻までを大人買い(としては少ない方?)して読んだ。 原作は1~3巻までネットで無料公開していた時期があり、既にどういうテイストの物語かは知っていたけど、改めて読んで発見したこととか、初見で読んだエピソードで感じたこと等を当ブログで語りつつ、ドラマの感想にも言及していきたい。 久能整と「憑き物落とし」 本作は、大学生・久能整が殺人事件の容疑者として取り調べを受ける所から始まる。被害者は久能と同級生であり、事件当日の目撃者の情報から刑事たちは彼に任意の事情聴取を行うが、取り調べをしている…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第24話「夢の中の決闘! 枕返し」視聴

    今回は1月13日までの配信。 www.youtube.com 私が枕返しかもしれない 今回の敵役の枕返しについては6期の感想記事で言及したので割愛。早速本編の感想に移ろう。 tariho10281.hatenablog.com 今回の物語は内容としてはかなりわかりやすいテーマを扱っており、夢は一人だけのものではなく共有されることを明確に描いている。枕返しにしても子供の夢を壊すことを喜ぶという、これまたわかりやすい悪役として描かれているのもポイントだろう。これに関しては原作の枕返し自体、夢の世界に迷い込んだ子供をさらって食べる妖怪という設定なので特別改悪しているという感じはしないが、5期の枕返し…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第23話「美食家!? さざえ鬼」視聴

    今回は1月6日までの配信。 www.youtube.com 年末バイトで感想遅れましたが、新年一発目の感想として気を引き締めてやっていこうと思います。 5期さざえ鬼がグルメな心理的背景(「食べる」ことをどう見るか?) さざえ鬼については6期の感想記事で紹介したので今回は割愛。 tariho10281.hatenablog.com 5期のさざえ鬼はリッチな美食家という設定があり、粘液を利用して攻撃を無効化するアニメオリジナルの技があるものの、展開の6・7割くらいは原作準拠でアニメオリジナル要素が多かった5期では比較的原作寄りのエピソードと言えるだろう。 今期のさざえ鬼が(原作通り)ニセ鬼太郎に化…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第22話「ニセ鬼太郎現る!!」視聴

    今回は12月30日までの配信。 www.youtube.com 鳴釜(かまなり) ja.wikipedia.org 鳴釜(または釜鳴)は釜の付喪神とされ、鳥山石燕の『百器徒然袋』でその姿は描かれているものの、具体的な記述はなく、中国に釜を鳴らす同類の妖怪がいることを紹介しているだけだ。ただ日本において釜を焚いた時に鳴る音で吉凶を占う鳴釜神事があることから、石燕はそれをモチーフにこの妖怪を描いたと考えられており、この鳴釜もそういった吉凶を占う能力を持った妖怪として妖怪図鑑では紹介されている。 しかし原作における「かまなり」の本体は人魂のような見た目をした一つ目の妖怪で、特に占術的要素は持っておら…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第20話「闇からの声! 幽霊スポット」・第21話「首ったけ? 妖怪恋物語」視聴

    20話は12月16日、21話は23日までの配信。 www.youtube.com 今回は2話分まとめての感想という、特殊なやり方をするがこのやり方にした理由はまた後ほど。 うわん(20話)・ろくろ首(21話) 20話の黒坊主と21話のおどろおどろについては6期の感想で紹介したので今回は割愛。 tariho10281.hatenablog.com tariho10281.hatenablog.com まずは20話のうわんについて。 ja.wikipedia.org うわんは古屋敷に出没する妖怪で、その名の通り「うわん」という大声を出して人を驚かせると言われているが、絵巻には姿しか描かれていないた…

  • 共感性羞恥の私には辛い「ジョブチューン」の一流料理人によるチェーン店の料理判定

    前からずっと思っていたことだが、言わずにはいられなかったので書くことにする。 TBSの「ジョブチューン」という番組でチェーン店やコンビニの看板メニューを一流の料理人が合否判定を下すという企画があるが、正直あれが見ていてホントに辛い。 実は私も1年間ほど食品会社に勤めていたことがあって、テレビに出ているような商品開発の部署ではないにしろ、商品開発や製作の難しさとか苦労を少なからず知っている人間なのだ。だから人気看板メニューの一品一品が決して片手間で作られたりバズることを目的に考案されたものではないことはよ~くわかる。 主婦層や若い女性・男性にウケるようにどういう味付け・彩りにすれば良いか?とか、…

  • 豊崎由美氏の書評についてのツイートに対する個人的意見

    今朝がた書評家の豊崎由美氏のこんなツイートが目に入った。 正直な気持ちを書きます。わたしはTikTokみたいなもんで本を紹介して、そんな杜撰な紹介で本が売れたからって、だからどうしたとしか思いませんね。そんなのは一時の嵐。一時の嵐に翻弄されるのは馬鹿馬鹿しくないですか?あの人、書評書けるんですか? — 豊崎由美≒とよ婆 (@toyozakishatyou) 2021年12月9日 これを見た時私は「あ、嫉妬してはるな」とまず思った。 現時点では書店員さんや読書家といった多くの方から批判・非難され、以上のツイートに対して謝意のツイートをしている(↓)が、 TikTokで感想を発している人のおかげで…

  • 【最終回】「准教授・高槻彰良の推察」Season2 8話視聴(ネタバレあり)

    最終回見終えました。 はぁ~、いいドラマですね。どこから語ろうか迷いますが映像としても物語としてもホントに綺麗な着地をしたというのはまず先に言っておきます。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 8話 高槻と寺内の決着が描かれた最終回。前回の感想記事において高槻の「親としての救済」に少なからず不安があったものの、それが暴走化することなくキレイな形で為されたことが今回感動したポイントの一つだ。 最終回の始めの部分、深町と寺内が対峙した場面で寺内の心の底には孤独感があることが判明したが、それも当然と言えば当然で、彼がいくら「神隠しの講」を作り上げて虐げられている人々を救済してもそれが底なし沼のよう…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第19話「河童池の相撲大会」視聴

    今回は12月9日までの配信。 www.youtube.com 河童(ガラッパ・メドチ・ネネコ・シバテン) 本編の話に入る前に例によって今回登場した妖怪を紹介。とはいえ、今回は超有名な河童なので河童全体の概要ではなく各地方で名称が異なる河童4体を紹介したい。 ja.wikipedia.org まず今回登場した河童族の長老ガラッパは、鹿児島をはじめとする南九州に出没する河童。性格はイタズラ好きな一方、恩義を忘れない面がある。また、他の河童以上に女好きで、女の色気にやられて川に落ち流されたという逸話がある。今回のガラッパも猫娘やネネコ河童の相撲を見て鼻の舌を伸ばしていたから、元の伝承に忠実と言えるだ…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season2 7話視聴(ネタバレあり)

    はい、次回最終回ですね。(さみしい) 最終回前で色々グッとくる展開があったので、今回はドラマ視聴後出来るだけ間を空けないように書こうと思います。鉄は熱いうちに打てと言いますし。 (以下、ドラマのネタバレあり) ※加筆・修正しました。(2021.11.23) 7話 物語もいよいよ大詰め。今回は一連の神隠し事件のメカニズム(失踪者の共通項や解放の条件等)が明らかとなり、高槻や寺内の過去にもまた新たなスポットが当てられた回だった。 最終回前とはいえ謎な部分はまだまだあって、高槻が何故幼少期に旅行先の禁足地(大沼池)に足を踏み入れることになったのか、寺内は高槻を「天狗様」にしてどういう使命を果たさせよ…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第18話「古城に光る黒い眼」視聴

    今回は12月2日までの配信。 www.youtube.com 目目連 今回登場したバックベアードについては後述するとして、まずはこちらの妖怪を紹介する。 ja.wikipedia.org 鳥山石燕の画集『今昔百鬼拾遺』の解説では、家の障子に現れる目の妖怪で、碁打ち師の念が碁盤に注がれ、それが家全体にわたって妖怪となったとされている。水木先生の次女・悦子さんも中学時代これと似たような妖怪を目撃したとされており、当時「妖怪はいないのではないか」と意気消沈していた水木先生を大いに喜ばせたというエピソードがある。 アニメでは2・3・4・5期に登場。2期は原作とほぼ同じエピソードだが、目目連が住みついた…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season2 6話視聴(ネタバレあり)

    どうも、タリホーです。ドラマも残す所あと2話。今年の8月から追っかけてきましたが、こうなるといよいよ終わった時のロスが大きくなりそうですね…。 まぁシーズン1は全話録画してるしシーズン2はオンデマンドだと今年いっぱいまで配信されているみたいなので、年明け前までしゃぶり尽くすくらいの気持ちで完走したいと思います。 6話 今回は3話で失踪した栗本小春の失踪事件についての解決編に相当する。一応神隠し事件の法則みたいなものが見えてきたが、まだハッキリとしていない部分もあるし、発見されていない千里ちゃんの動向等も不明なので、次回でその辺りはハッキリしていくだろう。 前回私は神隠し事件についての推察みたい…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第17話「さすらいの蒼坊主」視聴

    今回は11月25日までの配信。 www.youtube.com 蒼坊主 5期で準レギュラーとして登場する蒼坊主はアニメオリジナルの妖怪で、全国の悪い妖怪を封印する封印士として活動している。同じ名前で青坊主という妖怪はいるが、勿論見た目は全然違っているし、別に悪い妖怪を封印するみたいなこともしない。また、鳥山石燕の絵による青坊主は鬼太郎作品だと見上げ入道として登場している。 ja.wikipedia.org 蒼坊主は額にある第三の目を使って相手に幻覚を見せる能力があるが、この能力を使ったのは今回とグレムリンの回くらいで、あまり多用はしていない。沢山使った方が戦況は有利になるはずだが、おそらく奥の…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season2 5話視聴(ネタバレあり)

    物語も後半戦に突入、今回は前回以上に謎と情報だらけで頭がパンクした方もいるのではないだろうか?そう思い今回は感想というより、劇中で提示された情報とそれに対する謎・疑問点を挙げて整理しておきたいと思う。 (以下、ドラマのネタバレあり) 5話の疑問・謎を整理 〇 寺内一について ・寺内は一連の神隠し事件の首謀者か? ・首謀者の場合、寺内の過去が事件の動機なのか?(両親が借金を抱えていた・高槻への羨望等) ・何故寺内は高槻を巻き込もうとするのか?巻き込んで何をしようと企んでいるのか? ・寺内は「神隠し」をどう解釈しているのか? 〇 栗本小春の失踪について ・百物語で小春が語った怪談について。原典と思…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第16話「妖怪はゲームの達人?!」視聴

    今回は11月18日までの配信。 www.youtube.com しょうけら ja.wikipedia.org 当初は正体不明の妖怪として子供たちの寿命を奪っていたこのしょうけらは、鳥山石燕『画図百鬼夜行』にも載っている妖怪。ただし、詳細な解説はなく明かり取り用の窓から覗き込む姿のみ描かれているため、家人の隙を見て襲おうとしているとか、或いは(劇中で目玉おやじが解説したように)夜の安全を守るため監視していると言われている。また、民間信仰の庚申待と結び付けられる場合もあり、庚申の日の夜に眠ってしまった人間に害をなすとか寿命を奪うと言われることもある。今回の寿命を奪うという設定もここから来ているのか…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season2 4話視聴(ネタバレあり)

    シーズン2も折り返し地点に突入。今回は今まで以上に謎の多い部分があったので感想は一旦保留にしようかと思ったが、この4話だけでも色々語れる描写があったのでやはり書くことにした。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 4話 今回からドラマは原作の手を離れ、ドラマオリジナルの「神隠し事件」に移行する。原作でも一応1巻で神隠しのエピソードはあるが、ドラマの内容と全く異なっているしその中身も小粒なので、ドラマは完全に脚本の藤井清美氏によるオリジナルの物語と考えて良いだろう。 原作はシリーズ未完のため物語の着地点は不明だが、この4話を見る限り、ドラマはドラマなりに着地点があるみたいで、原作ではまだノータッ…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第15話「働く! 目玉おやじ」視聴

    今回は11月11日までの配信。 www.youtube.com 丸毛・逆柱 今回登場した丸毛という妖怪は水木先生による創作妖怪で、鬼太郎作品以外でも似たようなやつがちらほらいるのだが、そんな丸毛が特に目立って登場するのが原作の「げた合戦」という作品。貯金箱になりすまして金をくすめるが、本来は悪い妖怪ではなく、逆柱に仲間を人質にとられてやむなく金を盗んでいる。 ja.wikipedia.org そして丸毛を人質にして金を集めていた逆柱は、妖怪図鑑にも載っているれっきとした妖怪(?)。古来から自然の状態で生えていた木を建物の柱として利用する際は自然のままの向きで建てるべきとされており、上下逆に建て…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season2 3話視聴(ネタバレあり)

    そういや前々回で話題になった深町のバンザイ寝だけど、あれって元からああいう寝方をする子だったのかな?ベッドと布団の違いもあるから一概にそうと言えないけど、もし高槻との関わりの後でああいう寝方になったのなら、あの場面は深町が高槻・佐々倉を信頼している証だよね。寝ている時は一番無防備だから、人間を含む動物は体の中で最も柔らかくて弱いお腹を守るようにして眠るのが基本と言われているけど、そこを手で守らずバンザイ状態にするのは、無防備な状態にしても良いと安心していることなのだ。つまり、それだけリラックスしていたということだね。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 3話(百物語の夜) 3話は原作5巻の第…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第14話「鬼太郎死す!? 牛鬼復活」視聴

    今回は11月4日までの配信。 www.youtube.com 牛鬼 牛鬼については6期22話の感想記事で言及しているが、伝承で伝わる牛鬼については触れていなかったのでここでおさらいしておく。 tariho10281.hatenablog.com ja.wikipedia.org 牛鬼は西日本の海岸や、近畿・中国地方の沼・淵などに出没した記録が残っている妖怪。出没場所の違いはあれど凶暴な性格は共通しており、人を食い殺したり毒をまき散らして人々を病気にさせたりと、かなり恐ろしい妖怪である。鳥取や島根では蓑にまとわりつく怪火のことを牛鬼と呼ぶが、それ以外の地域は頭が牛で胴体が鬼の姿の妖怪として伝わっ…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第13話「奮闘! ぬりかべ用心棒」視聴

    今回は10月28日までの配信。 www.youtube.com 感想のUPが遅くなりましたが、今回の感想が難産だったわけではなく先日発表されたあつ森ダイレクトで心が浮ついていただけです…。 大百足 大百足といえば俵藤太こと藤原秀郷の百足退治伝説が有名。 ja.wikipedia.org 劇中で大百足が封印されていた結界石が近江の大名が所有していた宝石という設定になっていたのは、この百足退治伝説が近江の三上山発祥であることに基づくと思われる。 原作では新編ゲゲゲの鬼太郎が刊行された80年代に「妖怪大百足」という作品で登場したのが初出。アニメでは3期と今回の5期に登場するが、今のところ原作通り映像…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season2 1・2話視聴(ネタバレあり)

    どうも、タリホーです。先週は当ブログで言及した通り感想をお休みして、1・2話を今回まとめてお送りします。ちなみに来週も区切りが悪そうならお休みして3・4話でまとめて感想を書こうと思います。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 1・2話(奇跡の子供) シーズン2の始まりを告げる1・2話は原作2巻の第三章「奇跡の子供」。奥多摩で小学生を乗せたバスが湖に転落、乗客と運転手全員が死亡したなかで唯一生き残った女の子・刈谷愛菜が「奇跡の少女」として崇められ、一種の流行神として扱われている。変な宗教団体ではないかと危惧した人物の調査依頼によって高槻らが調査に乗り出すというのが本作のあらすじ。そして本作は高…

  • 【お知らせ】「准教授・高槻彰良の推察」Season2の感想記事について

    Twitterの方ではもう言及したのですが、シーズン2の感想は2話分にまとめてから感想記事をアップしようと思います。 ブログに書く感想は次回の様子を見てからにします。流石に30分未満で完結してないので。#准教授・高槻彰良の推察 — タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2021年10月10日 放送当日になってから気付いたのですが、各回が正味25分で全8回なので、1話完結と違って情報量が少ないし感想を書こうにも推測ばかりで身のない話になりそうなので、これまでのように毎週感想を書くのはやめようと思いました。 シーズン1最終回の感想記事では「もうドラマの感想書くのやめようかな」とメン…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第12話「霊界からの着信音」視聴

    今回は10月21日までの配信。 www.youtube.com 以津真天 ja.wikipedia.org 以津真天は鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にその姿が描かれているが、伝承自体は『太平記』に記された怪鳥の記録を元にしており、怪鳥の名もその鳴き声に漢字をあてたものである。 原作で以津真天は登場せず今期のアニメで初登場。またビジュアルも伝承のような怪鳥ではなく巨大な朱色のヒルに翼がついた見た目で、怪獣と呼ぶのが相応しい。以津真天を題材にした物語は「地獄先生ぬ~べ~」で描かれているが、ぬ~べ~の方は比較的ストレートに「死体を粗末に扱うな」という教訓話となっているのに対し、今回の鬼太郎における以津…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第11話「おばけ漫才」視聴

    今回は10月14日までの配信。 www.youtube.com 白山坊についての説明は6期33話でしているので今回は割愛。 tariho10281.hatenablog.com ゆるやかなバッドエンド 5期の白山坊回はこれまでの契約結婚的な物語ではなく、売れない漫才師と契約を交わし見世物のネタとして漫才師の魂を奪おうとしていた白山坊が描かれている。契約という部分は原作準拠だがそれ以外の99%がオリジナルの物語で、白山坊の姿もぼろ布をまとっていた原作のビジュアルから一新されている。 また、1・2期でねずみ男を演じた故・大塚周夫さんが白山坊の声を担当しており、新旧ねずみ男のコラボ回にもなっているの…

  • 推しが「バンクオーバー! 史上最弱の強盗」でSMプレイされていた

    どうも、タリホーです。テレ朝の「IP ~サイバー捜査班」が終わり、今回のドラマ「バンクオーバー」が終わっていよいよ本格的な間宮ロスに突入の皆様、いかがお過ごしでしょうか。 いつもは固っ苦しい感じで感想・考察を書いてますが、今回のドラマは肩肘張って視聴するようなテイストじゃないので、感想もゆるめでお送りします。 (以下、一部ドラマのネタバレあり) 「見かけ通りでない人々」による銀行一幕劇 一応ざっくりストーリーを説明すると、間宮さん演じる染物会社の御曹司・猿渡佐助がとある窮状から銀行強盗を決意、社員の田尻を相棒にいざ妻川銀行へと乗り込んだが、何故か既に銀行はもう一組の銀行強盗によって制圧されてお…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season1 8話視聴(ネタバレあり)

    シーズン1終わりましたね。シーズン2の視聴とか色々腹が決まっていない所もありますが、それは最後に言及するとして、とりあえず最終回の感想・考察を進めていきます。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 8話(死者の祭の怪) シーズン1の最終話は原作5巻の第二章「死者の祭」。深町のアイデンティティとなった嘘を聞き分ける能力が身に付く原因となった死者の盆踊りのルーツを探る物語で、当然ながらシリーズの大きな山場の一つとなっている。 民俗学ネタとしては盆踊りだけでなく、その土地に根付く山神信仰も取り入れられているのが特徴で、原作では深町の祖父母の実家がある土地で祀られている山神の名称や死者の祭が行われる経…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第10話「荒ぶる神! 雷獣」視聴

    今回は10月7日までの配信。 www.youtube.com 雷獣 ja.wikipedia.org 一般的に落雷は天にいるカミナリ様の仕業だと言われているが、長野や新潟では雷と共に雷獣が落ちて来たという伝承がある。狸や鼬に似た姿をしており、新潟に落ちた雷獣は前足が二本、後足が四本、全長約1.8メートル、首は野猪に似て長い牙を備え、爪は水晶のようで水掻きがあり、焦げ茶色の体をしていたという。 新潟県三島郡の西生寺、岩手県花巻市の雄山寺には雷獣のミイラがあるが、これは猫に似た姿をしている。 原作には登場せず5期で初登場。水木先生の妖怪画と比べると背中や頭部に雷のようなトゲが付いており体は猫っぽく…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第9話「ゆうれい電車 あの世行き」視聴

    今回は9月30日までの配信。 www.youtube.com ※感想どうしようか迷ったのでUPが遅くなりました。 ゆうれい電車のルーツは「注文の多い料理店」? 5期のゆうれい電車回の感想は6期の再放送時に言及したのであまり語ることはないが一応また見直してみてどう思ったかは書いておきたい。 tariho10281.hatenablog.com 気付いている人も多いから今更こんなことを言うのもアレだが、ゆうれい電車のプロットって宮沢賢治の「注文の多い料理店」が元になっているような気がする。水木先生が「注文の多い料理店」から着想を得たと生前語った訳ではないから憶測の域から出ないけど、物語の質感が似て…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season1 7話視聴(ネタバレあり)

    今回のクライマックスは伊野尾担でない私でも息をのむ展開でしたね…。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 7話(四時四十四分の怪) 7話は原作4巻の第一章「四時四十四分の怪」。建築設計事務所で遊び半分で行った四時四十四分の儀式によって、事務所の社員が立て続けに事故に遭う謎を高槻・深町が調査するが、本作は深町にとって衝撃的な出会いがある事件としてシリーズ中かなり印象に残っている。 原作の舞台は建築設計事務所※だが、ドラマは千葉県の記者クラブを舞台としており、登場人物も全て男性として改変されている(依頼者の沢木は畑中という名称に変更)。それに伴い遠山の役職も設計事務所の所長から千葉県警の広報官とい…

  • 黒幕もプロメテウスも読めなかった先、「IP~サイバー捜査班」9話視聴(ネタバレあり)

    最終回ですね。前回は間が空いたので今回は間を空けずに書こうと思います。 第9話(最終回)あらすじ ついに最終回!京都府警・サイバー総合事犯係主任・安洛一誠(佐々木蔵之介)は、“ディープフェイク動画大量流出事件”の首謀者・永尾享二(波岡一喜)の最期をとらえた動画が拡散されている状況に、りつ然とする…。永尾が“殉教者”となったこの動画によって、人々の内なる悪意が刺激され、ディープフェイクがさらに氾濫することを危惧したのだ。警察庁から出向してきたキャリア・桐子香澄(内山理名)も、事の重大さに絶句。メディアアーティスト・西堂牧彦(大東駿介)もまた、「ディープフェイクは新たなプロメテウスの火だ」と警鐘を…

  • ディープフェイクという悪意、「IP~サイバー捜査班」8話視聴(ネタバレあり)

    やっと録画を見られたので感想をば。 第8話あらすじ 安洛一誠(佐々木蔵之介)ら京都府警・サイバー総合事犯係のもとに、警察庁から警視正・桐子香澄(内山理名)が赴任してきた。香澄はその美貌から、メディアでもよく取り上げられる有名な人物だった。 彼女が出向してきた背景には、ここ数カ月、世間を騒然とさせている“ディープフェイク動画大量流出事件”があった。最近、政治家や著名人のスキャンダルを巧妙にねつ造した動画が拡散される事案が急増。 香澄はディープフェイク動画の製作アプリを販売する闇サイトを発見、その闇サイトを運営する犯罪インフラが京都市内の複数のフリーWi-Fiスポットを利用していることを突き止めた…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season1 6話視聴(ネタバレあり)

    もう、最近は図書館とか全然行ってないな。子供の頃は週一で行ったものだ。#准教授・高槻彰良の推察 — タリホー@ホンミス島 (@sshorii10281) 2021年9月11日 最後に地元の図書館に行ったのは大学生の時かな。大学のゼミで必要な本が借りれなかった時に地元の図書館で貸出依頼を出してそれを利用していた。もっと頻繁に利用したいんだけど、そういう余裕が今の生活にはないのがね~…。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 6話(図書館の呪いの怪) 6話は原作3巻の第一章「不幸の手紙と呪いの暗号」の後半部。前半の不幸の手紙については承知の通り前回放送され、今回は「図書館のマリエさん」と呼ばれる怪…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第8話「宿敵! ぬらりひょん」視聴

    今回は9月23日までの配信。 www.youtube.com 蛇骨婆・旧鼠・蟹坊主・百々目鬼 本筋に入る前にまずはいつも通りキャラ紹介。ぬらりひょん・朱の盆については6期76話で言及したのでここでは割愛し、それ以外の4体について紹介しよう。 tariho10281.hatenablog.com ja.wikipedia.org 蛇骨婆は原作にも登場する女妖怪で、ぬらりひょんの相談役的な立ち位置を果たしている。アニメでも2・6期をのぞく期に登場しており、5期では鬼太郎ファミリーに対抗するぬらりひょんファミリーの砂かけ婆に相当するポジションにいる。とはいえ活躍の度合いはあまり少なく、一番活躍したの…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season1 5話視聴(ネタバレあり)

    先日「アメトーーク!」のかわいい男子大好き芸人を見ていたが、千原ジュニアさんはこのドラマ見てるのかな?見てなかったとしたら勿体ないよね。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 5話(呪われた部屋の怪) 5話は原作1巻の第一章「いないはずの隣人」。ただし冒頭の不幸の手紙は原作3巻の第一章「不幸の手紙と呪いの暗号」の前半部からとったもので、後半部の図書館の呪いの暗号は次回放送される。 アパートに住んでいる女性(桂木奈々子)が度重なる怪異※1に悩み、その調査を高槻に依頼するという大まかなプロットは原作通りだが、桂木が父親の反対を押し切り声優になるため上京した設定はドラマオリジナル(原作は普通のOL)…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第7話「燃えろ! 目玉おやじ」視聴

    今回は9月16日までの配信。 www.youtube.com 雪女 ja.wikipedia.org 言うまでもなく豪雪地帯や雪国に伝わる有名な妖怪。各地に伝わる雪女の伝説で最も有名なのが小泉八雲が『怪談』に記した雪女の物語だろう。今回の物語で禁忌とされている雪女と人間が結ばれるというプロットも元は雪女の伝承を基にしていると思われる。 原作では「雪ん子」に登場し、雪男・雪ん子とトリオを組んで人間を氷漬けにしていたが、原作通りのビジュアルなのは4期までで、5期から猫娘の美人化に伴い雪女も現代らしい美人として描かれるようになった。ちなみに、南方妖怪が登場する回で雪男も登場するが、その雪男は原作とは…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season1 4話視聴(ネタバレあり)

    もうシーズン1も折り返し地点に突入したが、シーズン2も含めると物語としては始まりの部分に過ぎないのだよな。とはいえWOWOWに加入してないから私にとってはもう半分終わった感覚でね…。一人暮らしならともかく実家暮らしだと自分の一存で加入とか出来ないのよ。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 4話(スタジオの幽霊の怪) 4話は原作2巻の第二章「スタジオの幽霊」。映画スタジオでホラー映画を撮影中の女優が幽霊の怪異に悩まされていると依頼が入り、高槻・深町が調査に乗り出すというあらすじだが、この回で深町は風邪で中耳炎を発症。それが切っ掛けで嘘を聞き分ける能力が麻痺するという事態になり、高槻との間に溝が…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第6話「大パニック! 妖怪横丁」視聴

    今回は9月9日までの配信。 www.youtube.com あと先に言っておくと今回の感想は厳しい意見もあるため、この回が好きだという人には不愉快に感じるかもしれません。念のためご注意を。 「妖怪横丁」という設定がもたらす「妖怪の粗製濫造」 今回登場したのびあがりについては6期1話(再放送)の記事で言及しているため割愛。 tariho10281.hatenablog.com 他にも妖怪長屋のメンバーや油すましといった妖怪が登場するが、メインではないし後々もっと活躍する回があるため、彼らに関する情報も今回はカット。 今回の脚本は吉田玲子氏が担当。この方は主に妖怪横丁を舞台にした回の脚本を担当して…

  • 消せない過去・共有される記憶、「IP~サイバー捜査班」7話視聴(ネタバレあり)

    なんか同じ局で前に依頼人のデータを消すみたいなドラマやってましたよね? 第7話あらすじ 町工場で働く若い男・影森裕介(柾木玲弥)が、自宅アパートで遺体となって見つかった。“古巣”である鑑識の応援のため臨場していた京都府警・サイバー総合事犯係の川瀬七波(堀内敬子)は、部屋の中を見て動揺! 主任の安洛一誠(佐々木蔵之介)に連絡する。 ――というのも、おかしなことに影森の部屋にはパソコンやスマートフォン、財布や身分証までありとあらゆるものがなかったのだ。しかも、被害者は生前、借金をしてまで“削除代行業者”にインターネット上にある自分の情報をすべて消してほしいと依頼していたことが判明。それを聞いた安洛…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season1 3話視聴(ネタバレあり)

    今回は結構深町くん活躍してましたね! ※一部表記に誤りがあったので訂正しました。(2021.08.22) (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 3話(鬼伝説の怪) 3話は原作3巻の第二章「鬼を祀る家」。山梨県の酒井という土地に伝わる鬼伝説と、その土地で鬼を祀る祠から出て来た人骨から隠された真相が暴かれるというストーリーだが、原作とドラマでは酒井村に赴く経緯が異なっている。 原作では生方瑠衣子の実家がペンションを経営しており、ペンションへ旅行するついでに鬼伝説が伝わる酒井へ高槻らが赴くという流れになっている。一方ドラマでは動画サイトに鬼に襲われる男の動画がアップされ、動画の撮影場所となった酒井村…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第5話「呪われた映画」視聴

    今回は9月2日までの配信。 www.youtube.com 沼御前 ja.wikipedia.org 沼御前は福島県の沼沢湖に伝わる妖怪。かつては「沼沢沼」として呼ばれたこの地には鎌倉時代に大蛇退治の伝説があり、大蛇が退治された後にもそれにまつわる怪異の伝承が残っている。水木先生の妖怪図鑑で引用されているのは『老媼茶話』の正徳3年(1713年)の記録で、猟師が出会った異様な女の怪異について語られている。 原作では登場しないが、アニメでは今期が初登場(詳細は後述)。6期にも登場したがラブコメ回ということもあってかなりポップなキャラクターになった。 繰り返す悲劇、常夜の映画スタジオ 今回の物語のベ…

  • デジタル密室でもトリックは古典的(しかも実現不可)、「IP~サイバー捜査班」6話視聴(ネタバレあり)

    今回は密室殺人がテーマなので、しっかり厳しめに評価したいと思う。 第6話あらすじ 有名漫画家・峯靖久(和田聰宏)の妻・里美(中村彩実)が自宅マンションで首をつって死んでいるのが見つかった。現場は“IoT”が導入された超高級マンションだったため、安洛一誠(佐々木蔵之介)ら京都府警サイバー総合事犯係に出場要請が入り、古宮山絆(福原遥)と多和田昭平(間宮祥太朗)が臨場したのだが、おかしなことに里美のスマートフォンがどこにも見当たらない。 実は、そのマンションはエントランスやエレベーターから玄関まで居住者のスマホがカギ替わりとなるシステムが採用されており、自殺するにしてもスマホがなければ部屋に入ること…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season1 2話視聴(ネタバレあり)

    初回のドラマが面白かったので感想をTwitterで追っていたが、やはり伊野尾さんや神宮寺さんのファンの感想が圧倒的に多い。そしてこの二人の声・演技・魅力を様々な言葉で褒めちぎっていた。 それに比べると当ブログはあまり演技面での評価や感想は書いてないなと気づかされる。ただ、ここは餅は餅屋、そういった演技面だったり役者の魅力についてはちゃんとしたファンの方に任せて今回も脚本メインの感想記事を書くことにしよう。というか、脚本に注目した感想がなかなか見当たらないので、せめてうちのブログくらいはそういった路線じゃないといけないような気がする。 (以下、原作・ドラマのネタバレあり) 2話(藁人形の怪) 2…

  • ゲゲゲの鬼太郎(5期)第4話「男! 一反もめん」視聴

    今日配信された4話は再来週の8月26日までの配信。 www.youtube.com 海座頭・船幽霊 ja.wikipedia.org ja.wikipedia.org 海座頭も船幽霊も日本の海上に現れる妖怪。船幽霊は船を難破させる伝承が各地に伝わっているが、海座頭の方は正直伝承があるわけではなく、鳥山石燕の絵として伝わっている程度の情報量で、船を沈めるといった妖怪図鑑の情報は後付けの設定と言われている。 アニメでは両者とも1期から登場し、船幽霊は海座頭の手下として登場するが、唯一4期の船幽霊は海和尚という別の妖怪に使役されている。海座頭は2・4期を除いて登場するが、3期の海座頭は海上での争いで…

  • 距離をとることは悲劇に非ず、「IP~サイバー捜査班」5話視聴(ネタバレあり)

    えーと、2週間ぶり?何かもっと長かった気がするのは五輪のせいかしら? 第5話あらすじ ソーシャルゲーム運営会社の社員・鶴本勝弘(谷口知輝)が、ビル屋上から転落死する事件が起きた。被害者が札束を所持していたのか、遺体のそばには1万円札が100枚近く散らばっていた…。安洛一誠(佐々木蔵之介)ら京都府警サイバー総合事犯係は、落下して壊れた鶴本のスマートフォンを復元。すると死の直前、彼は自社でリリースした人気ゲームの画面を開き、犯人と思われる相手に見せていたことがわかる。 サイバー総合事犯係の係長・平塚栄太郎(杉本哲太)は、珍しくリーダーシップを発揮して捜査開始を宣言。実は最近、浪人中の息子・拓夢(森…

  • 「准教授・高槻彰良の推察」Season1 1話視聴(ネタバレあり)

    先月の初めごろだったか、テレビで「准教授・高槻彰良の推察」シリーズがドラマ化されると聞いた。 准教授・高槻彰良の推察 シーズン1 | 東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 以前本屋さんでそういうタイトルを見かけたなという程度にしか知らないこのシリーズ。テレビで流れていた情報を聞くと私の好きなジャンルである民俗学ネタを扱ったホラーミステリだと聞いたので、食指がそそられシリーズをまとめ買いし、現在刊行されている1~6巻+EXまで読んだ。 シリーズ概要 本作は大学生の深町尚哉の幼少期の体験から始まる。長野の実家で深町は青い提灯が飾られた異様な盆祭りに迷い込み、その体験が元で深町は人の嘘が判別出来…

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