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ウキクサバチdays https://ukikusabachi.hatenablog.com/

詩や文章をのせていくブログです。 ふらっと気ままにやっていく予定です。

ゲームと音楽が人生の中心です。詩や散文を書いたりしています。

うきくさ かさね
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2020/03/01

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  • 詩: 未完の美

    美しくありたいと言った みんなそんなもんさ足りないものなんて数えたらきりがないくらいある 綺麗な花びらとかまっすぐな茎とか時々それを意識しては自己嫌悪 隣を見ては自分にないものを探す息をするのが苦しいんだ こんななのに同じように酸素を消費してる謝ったって意味なんてないって 自分でよく分かってるんだ気づいたらひねくれた茎のせいで日陰にいた それなのに貪欲に水を吸い上げる根生きろよってことだろう 醜さに首を絞められても美しくありたいと思った みんなそんなもんさ にほんブログ村

  • 詩: 思うより優しく無関係な世界

    貴方のいる世界は貴方のものだった当たり前だろう、全てを貴方が支配している 色も匂いも音も 私がこぼした言葉の意味さえその世界で正しいのは貴方だけ 色も匂いも音も 私という人物さえ偽り それは貴方の間違い 貴方の作った模造品 私はそんな人間じゃない思い込みの世界で生きるのは楽だろう たとえ酷い世界でも 悪臭だって罵声だって分かっているからね 美しく正しく貴方を裁く私なら初めから期待なんてしないだろう現実より恐ろしい世界はないんだ けれど本当の私はそこにしかいないどうかこの言葉がまっすぐ貴方に届くようにと願うよ 世界はきっともう少し貴方に優しい にほんブログ村

  • 詩: 寂寞幸福論

    君が幸せならいいよって 本当のことを言った 言ったのに 涙があふれて止まらなくて どうしようもない僕だ君の笑顔を想った 僕の幸せだと思った 僕の笑顔を想った 思い出せなかった君が幸せならいいよ 笑っていてくれるならいいよ ならどうして僕の胸は こんなにも苦しいんだ君と過ごした日々は あまりにも あまりにも君の幸せになりたい 君と幸せになりたい 笑ってる君の隣に 僕がいないのは嫌だ君の幸せになりたい 君と幸せになりたい 笑ってる君の隣で 僕も一緒に笑っていたい君と過ごした日々は 君がいてくれた日々は最高の幸せでした 笑顔あふれる日々でしたああ にほんブログ村

  • 詩: 過去を灯して

    大丈夫だよとあなたの手を引く わたしは臆病者 カンテラ掲げて歩いていくの 自分の影にすら怯えたまま怖い助けてとわたしの名を呼ぶ あなたが灯火 カンテラ掲げて歩いていくの あなたの悲鳴に勇気をもらってわたしが出せなかった弱音を あなたが代わりに叫んでくれたあなたにかけた強がりの励ましは わたしに返って強さになったカンテラ掲げて歩いていたの 昔の話 その輝きを瞳に灯して 今はひとりで歩いているよ大丈夫だよと祈りながら にほんブログ村

  • 詩: エーデルワイス

    あちらこちらと壊れていく なにかどうしようもないほど ねぇ待って、声をあげても 返事もなく静かになんにもないふりをした こんなにも重いのに 鳥がはばたいて ほんとうは朝だと知ったあちらこちらと崩れている なにかどうでもいいほど おはよう、声はでるのに 言いたいこともなく静かなんにもなくなった 重たいのは無視した その辺に寝転んで 青空を見ていた軋んだ街とひび割れた風景 誰もいない静かな丘 溶けるように消えた そういえば笑っていた朝露が音をたてて落ちた その下に花が咲いていた これがあなたのぜんぶ なんにもないわたしのぜんぶ 溶けて消える にほんブログ村

  • 詩: break time

    カップ一杯のカフェオレを ただぼんやりと飲んでみたなにをするでもなく なにを思うでもなく口に広がる甘さにほだされて お腹に広がる温かさに一息ついたただそれだけの時間が どうやら不足していたよう思い返せば日々せわしなく常になにかをしていたり 常になにかを思っていたそりゃあ疲れもするかもな 今日の失敗を飲み下して明日からの元気につなぐカップ一杯のカフェオレで ただこれだけの時間で明日からの元気がつづく幸せを呼ぶbreak timeにほんブログ村

  • 詩: 笑えばいいよ

    真昼の明るさを覚えているか 朝に始まり夜に終わる日々のなかでうす暗い室内灯にばかり慣れたから ちょっとしたため息がすぐに空気を重くするいつの間にやら桜も散ってさ 景色からぼくが遠のくここにいるのにいないような 生きているのに嘘のようなあいまいさにちょっと泣きそう真昼の明るさをどうも忘れた うす暗い室内とうす暗い噂話のなかで君と太陽の下で笑いたいと思うのに ちょっとした話題もどうも思いつかないうす暗いから笑顔も減ってさ ああでもそんな時にこそ笑えばいいよ、力になるから いつかの言葉が胸に響くうす暗い室内灯の下 小さな明かりがともればいい にほんブログ村

  • 詩: 宇宙旅行

    宇宙から飛んできた隕石が わたしの胸を貫くわたしは木っ端微塵になって ひととき自由になる宇宙、宇宙へ行けば この胸を貫いた原因が分かるのだって暗闇のなかにいくつも塵があって それらがキラキラ光るのだってきっとわたしもその塵のひとつで ただそれだけそんな素敵な旅を思い描きながら わたしは泣いて、そして笑ったひとときの自由はおしまい宇宙から飛んできた光を想って わたしは地球で生きていくにほんブログ村

  • 詩: 幸福の泣き笑い

    悲しいことがあったので わたしはないた ただないた するとわたしを愛してくれている人たちは わたしのために悲しんだ それが悲しくてわたしはまたないた けれど悲しみはきえなかったしあわせになりたい ふしあわせだとはおもっていない 愛してくれている人たちが喜んでくれるように しあわせになりたい 苦しみを飲み込んで だまっているのは得意なの でもそれを哀れんでくれる人たちの涙は苦手 どうかわらってくださいないた つらかったから けれど声だけ笑ってみせた しあわせだから 愛している人も笑った ねぇ、わたしはなんて幸せなのにほんブログ村

  • 詩: センチメートル

    僕の心臓からほんの数センチ先に世界はあって、僕の皮膚と触れ合っているのだけれど それを感じることは難しい、いつだって何かが邪魔になって 誰かの言う美しい世界が見えないでいる眠たい目をこすれば朝で、楽しくなって笑えば夜で、なんだかちぐはぐ 心臓から数センチが今日も遠いなんて思ってみる、今は何時? できたらあるがままに受け入れたい、ありのままをよしとしたい それって数センチ先の世界のこと?それともゼロ距離の心臓の持ち主のこと? 見えないでいるのは何?世界は鏡って誰かが言った 世界は僕、僕は世界 邪魔になって美しく見えなくするのは僕、心臓からの数センチ、その間にある何か とりあえず笑ったらいいんじゃ…

  • 詩: 天気雨

    あなたはいつも澄ましては 春のように穏やかだ その声はどこまでも優しげで その顔はいつ見ても柔らかい夕陽のように燃えてもいい 嵐のように荒れてもいいよ いつでも傘を持っている 晴雨兼用だから大丈夫青空の街に雨が降る 静かで透明であたたかな 命の香りのする雨粒 春の香りのする雨粒ああ、傘をさしに行こう 雨上がりの虹を一緒に見ようにほんブログ村

  • 詩: オレンジの魔法

    すう、と空気にとけていくような 透明が少し橙を増すような そんな気配で帰ってきたよ 帰ってきたよ 静かに枯れ果ててぼくは立つ声もでないけど息をして 笑えもしないけど目をあけて 空の匂いの君のもと君はひとこと、おかえりと それでぼくの景色は秋になるすう、と空気にとけていける 透明が少し橙を増して 静寂が優しく響いて海の音のする君のもとただいま、ぼくはひとこと それでぼくは帰れた君とここにいたにほんブログ村

  • 詩: 星のようなふたり

    どうしたら あなたと私 同じ明日へ繋げるだろう 手を伸ばしても届かないの 世界がこんなに広いって知ってた?夕焼け色の床 並んだ影ふたつ 懐かしい日々 うつろうものを知っていた いつだって変化にふりまわされて それでも信じていたんだ 疑いもせずに あなたと私 離れてしまってもきっと一番近い まるで星みたいだね 西陽に照らされたふたり 綺麗だったに違いないだけどね 繋いでいた手が離れたら 心も離れていってしまったの あなたのいない私の世界 私のいないあなたの世界 遠すぎて 違いすぎて 想像もできないよ もうあなたが分からない 確かに同じ夕陽に照らされているはずなのに私の世界とあなたの世界が重なる日…

  • 詩: 星空トーク

    そうこれは、なんてことない夜のお話 広大な宇宙の下 おんなじ星の上 見えないけれど 確かに同じ時を過ごした 君と僕のお話夜空を見ながら 呼びかけたよ 声なんか届かない 遠い遠い君へ この気持ちが届くように 呼びかけたよ星はさぁ ほんとうは 一つ一つとても離れているのに ここから見ると わりとくっついて見える 僕たちも同じかなぁ 声すら届かないけど 宇宙から見たら 近くにいるのかなぁ それで一人一人 別々に光って どこか遠いところを 一緒に照らしているのかなぁ 未来とか夜空を見ながら 思うんだよ 声なんか届かないくらい 遠いけれど その遠い 僕の知らないところで 君は生きてるんだって 確かにいる…

  • 詩: ソフトフォーカス

    世界はなんだか曖昧だった ぼんやりしていてきらきらしていて、ざわざわしているそんなことも忘れていた、矯正された視界の中 僕の目が映す世界 これが僕にとっての世界 ふらふらと歩んで、なにもかもがふわふわしていることに気づいたこんな僕にも優しい世界、こんな僕だから優しい世界 見えないから分からないからこその安心感、見ない知ろうとしないずるさたまにはね 曖昧な世界で特に意味もなく笑ってみたいんだよ たまにはね いいじゃないにほんブログ村

  • 詩: 春の雨

    痛みが 胸に沁みて ぼくたちは 疲れきってわらっている愛が、記憶が、想いが やわらかくぼくたちを包んでそれは傷口にしたる春の雨褪せていくから、痛むのに追いかけた どうしようもないことを負っている誰しもそうだからと言って 何も感じずに生きるなんてできない どうかゆるしてぼくたちは愛を、記憶を、想いを 呪いにして 運命だなんて言葉で諦めた春の雨がぼくたちを打つ そのあたたかさに、どうしようもなさに 愛おしくなって打ちひしがれていたにほんブログ村

  • 詩: 海色の稲妻

    真っ青な空に 透明な空気に 拒絶されて飛べない俺を世界をひっくり返してしまえば 誰でも簡単に青に飛べると海へ連れてきたのはあなたでした 太陽に反射して光る波が なぜか懐かしくて炭酸水の泡のようにはじける 笑った瞳がガラスのように遠くてさびしかった 深い青の冷たさを 声にならない透明を 抱えこんで溺れそうな俺と落ち着いて上を見ていれば 太陽の光が見えると手をつないでくれたのはあなたでした 水面に揺らめく光が どこか懐かしくて果実水の実のように沈む 横顔が人形のように静かでさびしかった そんなさびしさを抱えて こんなさびしさを抱えて 俺は空へと還ってゆくんだな三人でたゆたった青とはちがう ひとりで…

  • 詩: 別れ道

    ずっと一緒だと当たり前のように思っていたのに ふと気づいたら別れのときだった繋いだ手はひどくあっさり離れてしまって 離ればなれでも不自由なく生きていける それがすごく寂しい繋いだ手の温もりなんかきっとすぐに忘れちゃうんだろう 僕がいなくても笑顔でいられるんだろうでもたまには僕を思い出してよ 僕と君、共に過ごしたあの日々をそれだけでじゅうぶん 僕ら一緒にいたことに意味があったと言える握った手 握り返した手に 得られたものがあったと 確かににほんブログ村

  • 散文: ほら吹きと宝物

    あれもほしい これもほしいだなんて ガラクタから宝石まで全部 同じように抱きしめていた そんな可愛らしい昔を思い出しては なんともいえない気持ちになるよ全部なんて無理なんだって 抱いた腕の中でぶつかりあって壊れてしまうんだって 気づいたのはいつだったかなぁ 泣きながらたった一つを選んで これだけは失うものかと強く強く抱きしめた あの時僕はどんな目をしていたのかなぁ守られなくなって初めて知ったんだ そのたった一つですら簡単になくなってしまうんだ 一人になってやっと分かったんだ 何かを守り通すって汚れ仕事なんだ幼いころの僕 何も知らない幸せな僕 君は誰かのたった一つだった 無邪気な僕 守られていた…

  • 詩: 大人のぬり絵

    色鉛筆が転がる ぬり絵をする私の手元色も長さもそれぞれで 転がる方もばらばらで まるで私たちみたいだね色を重ねるほど美しく見える 私たちもそうだといいね最後にきれいに整列させて 欠けている色はないなと確認素敵な絵になりますようににほんブログ村

  • 詩: 綴り舟

    だれかが馬鹿にした言葉って奴を ぼくは必死に綴っていた真白の海の小舟のように 陸に着くまでに大破が常だ残骸だけがこの岸辺に それで十分と飽くことなくところがある日この岸辺に だれかの綴った小舟が着いたぼくが諦めていた言葉って奴で だれかはここまで届かせたのだ真白の海の小舟で十分 陸に着くまでにボロになろうと残骸だけでもその岸辺に ぼくは必死で綴っているにほんブログ村

  • 詩: おしゃべり

    重い鞄抱えてさ、疲れた体を引きずって、胸に溜め込んだたくさんのため息、今日はちょっと話そうか間違ったことでもいいよ、醜くたっていいよ、八つ当たりだっていいし、少し大袈裟なくらいが面白い君は潤んだ目をこすって、少し眠そうで、それでも帰らないで話す、僕だって話す、話すその時僕には君だけで、きっと君には僕だけで、そのほかはぜんぶ間違ってるみたいな、そんな世界だ間違ってるのは僕たちで、そんなこと分かってて、それでも今は、今だけはいいよねって笑うさよならを合図にぜんぶなかったことになる、その瞬間に君はひとりに、僕もひとりになる君は君のたくさんの大切な人と、ぶつかったり離れたりしながら生きて、僕だってそう…

  • 詩: 一杯の幸福

    カップに幸福を注ぐ 今日を思い返してなんでもないような透明をしている そういえば昨日もそうだったような慌ててあっためたような温度をしている まあいつも忘れちゃいがちだからなそれでもお気に入りのお茶っ葉をいれれば 今日だけの確かな幸福の香りがする味の方はまあ ちょっとしょっぱいものも入っちゃったようなそれもらしくていいんじゃないと 自分でうんうん頷いて満足して飲み干す 今日の幸福にほんブログ村

  • 詩: 行き道

    みちをゆく ひらひら飛んだもの 追いかけて きらきら光るもの 追いかけて 行き方を知らない場所へゆく 名前も知らない場所へゆく なにも知らない場所へゆく 魔法のようにたぶん 引き返せないみちだ 最初から最後まで知らないみちだ ひらひらは きらきらは 途中で見えなくなるかもなついた先がどんな処かも そこが果てなのかさえ 枯れ果てて 腐り落ちて 後悔するかもしれないなそれでも たぶん みちをゆく 飛んだ先を見たいのだ 光った瞬間にいたいのだ なにも知らない景色を知ってまたひらひらを またきらきらを 見つけたい魔法に浮かされたままにほんブログ村

  • 詩: Noir

    色とりどりの草花が モノクロの大地に咲く 失った色は戻らねど 確かにあったと知っている あなたを想うこの気持ちは僕のもので あなたを知るこの記憶は誰かのもので あなたが望むのは、モノクロが再び色づくことモノクロの大地に あなたの雨が降る 草花は育ち モノクロをおおっていく たくさんの気持ちが僕の中に溢れるけれど あなたが求めるものはこれではなくて 雨はやまずに、されど大地は乾いたまま僕の花を一輪、あなたに捧げたい あなたに望まれなくとも、あなたに恨まれようとも この想いをあなたに伝えたい たとえあなたが受け取らなくとも せっかく咲いた花だからモノクロの大地に咲いた花 誰も愛でようとしない花 そ…

  • ゲーム: イース セルセタの樹海 改 をクリア!

    イース セルセタの樹海 改 をクリアしましたー! ネタバレ気にせず書きますのでご注意を。イースシリーズは初めてプレイしたのですが、昔ながらの王道RPGという感じで、プレイしててなぜか懐かしい気持ちになりました(笑)昔のゲームってこういう感じだったよねっていうところがいっぱいあって…。小難しいストーリーではなく、主人公も仲間もいつでも前を向いていて、お互いに信頼しあっていて、とかですね。疲れていてもできる良い意味で軽いゲームでした。 そうそう、地図も頑張って100%にしました。これが結構大変で。 実は友人から、地図のコンプリートを目指すなら序盤からマップを埋めるように進んだ方がいい、といったこと…

  • 詩: 春の誘い

    冬に閉ざした部屋の窓 桜が届けられている春が知らせにきたのだろう 穏やかな時が来るのだとうす桃色の可憐な花は 窓を開ければ香るのだろう冬に閉ざした部屋の窓 春一番がノックしている春が呼んでいるのだろう 始まりの時が来たのだと覚悟を決めて窓を開ければ 優しい桜の香りがしたにほんブログ村

  • 詩: 空と銃

    君はこの空を愛し悼み祈り続けたのに 夕焼けが君を殺してしまったひりつくような言葉がじりじりと君を燃やした 勢いのついた焔は強かった 空を撃ち落とすための弾丸が あの日から毎日私に届けられる嘘みたいに青い空に場違いな銃を向けて 呪いの言葉を この憎しみをタァンと、響いたのは空砲で やり場のない怒りが辺りに散らばった 愛していたよね、この空を 変わりなく綺麗だと今でも思うどうすればいいのか途方に暮れる 名前すらつかない心が溢れて銃を取り落とし泣いた 空はどこまでも青く澄んでいるのに 真っ赤に暮れた夕焼けが瞼の裏で燃えていた いつまでも いつまでも 弾丸は私の元に送られていたにほんブログ村

  • 詩: 幸せを冠する日々

    ままならないことがあり、疲れはとれないままで、嫌なこともあり、やりたいこともやりきれないそんな毎日を「大変なんだ」と君は笑ったそんな毎日が楽しいんだなと僕は思った変わりばえなくてつまらないような、疲れた体で君に愚痴るような、こんな毎日が愛おしいよ忘れないでいたい忘れないでいようにほんブログ村

  • ゲーム: FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE 体験版をプレイしました

    FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE 体験版をプレイしましたー。 いやー、分かってたけど画質のきれいなこと…音質もね。 短いけれど感想書いていきます。ストーリーのネタバレはしないです。まず画質!やっぱりこれ! 昔やったあのカクカクのボンバーマンみたいなポリゴン(て言うの?)がまあ…とても人間らしくなって。 もう終始、映画でしたね。 ムービーシーン以外もきれいで。 いやさっきから綺麗しか言ってねぇな。 とにかくすごかったです(月並)。 これだったらまあ分作なのも仕方ないのかなって。で!忘れちゃいけないのが音楽ね。 正直、ディシディアとかオーケストラとかで音質よくなったものは聞いてたから、…

  • 詩: 未来と思い出

    もしもきみが見た未来、きみが泣いていてぼくが笑っていたら どうか少しだけ遠回りをして、優しい思い出をあつめてほしいちかくてもちょっと遠いぼくらは、悔しいけど遠いともっと遠いから いつかはなればなれになる前に、できうる限りの心を教えあう 結果的に嘘になっても勘違いだったとしても、言葉にするのはやめないようにしよう 自分がよく分からないのはお互い様さもしもきみが見た未来、ぼくが泣いていてきみが笑っていたら どうかそれまでたくさんのことで、一緒に笑っていてほしいにほんブログ村

  • 詩: 水底の唄

    祈るよ あなたがあなたらしくいられるように あなたの幸福があなたを満たすものであるように祈るよ あなたがあなたを好きであるように あなたの望みがあなたを幸せにするものであるように長い間、短い間を過ごし 疲れているのなら ここに沈んでおいで 一緒に微睡んでいよう どんなあなたでも どこにでもいていい それを忘れそうになったら ここに沈んでおいで歩きつづける、あなたを見ていよう 声はかけないけど、ここにいるからね道を探しつづける、あなたを見ていよう 導くことはできないけど、ここにいるからね祈るよ あなたがあなたの信じた一歩を踏み出せるように あなたの歩んだ道があなたを微笑ませるものであるように祈る…

  • 散文: あがないびと

    頭の中で鈍痛が響いていた。こめかみが鼓動にあわせて脈打っている。そんな時には眠れない夜の悪夢を思い出す。くだらない記憶だ。けれど消えない。おそらく自分と深く根付いてしまっているんだろう。頭痛が記憶を呼んだのか、記憶が頭痛を呼んだのかは分からない。どちらにしろ情けない。笑って話せるくらいの過去なのにな。心と体は別物って話。あまりに頭の中で響くものだから口を開いて逃がそうとしたら、思いの外浅い息をしていた。暑いのか寒いのか分からない。ぐるぐる回りだした記憶と相変わらずの鈍痛と籠った熱に頭をやられたらしい。助けてほしいと一瞬考えて、そんな自分に乾いた笑いがもれた。冷たい指を瞼の上に押しつけて頭を冷や…

  • 詩: 風の吹くまま

    ふわふわといきたいね 浮き草のように自由に 浮き雲のように柔らかく ふわふわ ふわふわと行く道 考えるのにも疲れたし 小石を はね飛ばすのも痛いしなんとかなるさと風が言うから たまには風に吹かれるまま ふわふわ ふわふわ いきましょうにほんブログ村

  • 詩: うそとほんとうのカクテル

    嘘を信じられなかったわたしの正直な何かが水面にとけてゆくの、一区切りの夜そうしてわたしはそのすべてをぐいと飲みほして、空になったグラスにまたなみなみと嘘をついでいる冗談みたいに甘いお酒ね、夢の欠片だけ残して消えていくだけどほんとうもうまく分解されないまま残って、夢の欠片は甘いのに苦くて酔ったように笑いながら、気分は泣きたいくらいよそうしてわたしはあなたのグラスにほんとうとうその極上のお酒をつぐのにほんブログ村

  • 詩: その道はあなたを裏切らない

    愛しいアナザーワン 触れられないまま抱きしめて 幸せは必ずあるよ だからどうか呼吸をやめないで幼い小さな手が助けを求めて伸ばされている 声を出すことを忘れてしまった子供 その小さな手はふり払われるだけだと私は知っている 子供はただそっと目を伏せたか細い白い指がためらいがちにすがりついている 通りすがりのよく知らない、けれど優しそうな大人 何も知らないから善意のつもりで、その子供を地獄へ帰してしまうことを私は知っている 子供はうつむいてぎゅっと唇を噛んだ静かに絶望を感じて、それでもどこかで期待して 真っ黒な瞳で前を見つめてる 小さな手を握りしめて、冷えきった指をあたためるように 幼い体に不安を押…

  • 詩: 子守夢

    にっちもさっちもいかない人生に何度も涙した 感情があふれてやまない 感情があふれてやまない もう何日もうまく眠れていないのに 命がこぼれていく名前も原因も場所もわからない痛みがあって 愚鈍な頭は痛んでいることにすら気づかなくて 誰かの痛みと重なってようやくあふれた もう何日もうまく眠れていないから 悲鳴がこぼれていく熱に浮かされて助けを求めた だれかの優しい手が応えてくれた 寝不足の脳が描いた幻でいい ただ一時救われたような気持ちになれたから冷たい手が火照ったまぶたを閉じる 命を悲鳴を尊ぶように 暗闇がわたしを誘った こぼれたものはたしかに救われた今ならきっとうまく眠れるだろうにほんブログ村

  • 詩: 海とわたし

    海とわたしの話をしよう この海は 満ちているよと言われても わたしはね 信じることができなくて古びたマグカップに 精一杯水を溜めてきて がむしゃらに注ぎ入れるのこの海は わたしは 足りていますか どうですか海とわたしの話のつづき この海は きれいですよと言われても わたしはね ほんとうのとこがとても不安でくしゃくしゃのビニール袋に 精一杯ごみを拾い集めて がむしゃらに掃除をするのこの海は わたしは 見られるものですか どうですか 潮の満ち引き わたしの行く道 足下を海水が砂は流され わたしは惑って 裸足に砂が この海が わたしが満ちていたよと言えた頃 見ごたえあるよと言えた頃 わたしはね海のこ…

  • 詩: こどもとおとな

    白い光が眩しすぎて そっと目を閉じたら 小さな手に遠慮がちに引っ張られた 目眩がしそうなくらい明るい空の下抉られるような悲しみを知っても 泣きじゃくりながら手を引かれて 前へと進む子供と理不尽な暗闇に覆われても たった一人で背を向けて 離れていく大人行かないでとすがりつくその小さな手が 大人を孤独から救ったんだかなわないなぁ君はとてもあたたかいねにほんブログ村

  • 散文: ぼろの存続

    別に何も特別なことはなかった。ただいつものように疲れきっていて、糸が切れたように眠った。そうして、そう…眠ったまま私はそこに影があるのを見ていた。影は人の形をしているようだったが、人の形そのものだとは言い難い形をしていた。部屋が暗いことや、それが影であることを鑑みても、どこか異常なほどぼんやりと感じられるのであった。それは寝ている私の足元の方にわだかまって、おそらく佇んでいた。恐怖というにはいささか精彩を欠いた心持ちで私は起き上がろうとしたが、何故か身体は少しも動かない。声を出そうと試みて、いやに重たい声帯をなんとか震わせると、あ、とか、う、だとかの呻き声が、影の方からした。私は狼狽した。私は…

  • 詩: 真夜中の祈り

    星をみよう 冷えた夜のベランダで 影との境も曖昧な 真っ暗な空に立って 顔をなくして 形をなくして 誰にも見つからない ぼやけた場所で 輝きを見よう にじんではじける星座を探そう 寒い冬のベランダで オリオン座くらいしか知らないけれど 小さな星を 好きにつなげて 誰も知らない ぼやけた時間に 形を作ろう ゆがんでこぼれる暗闇にとけそうな影のまま 美しい、美しい光に手をのばす 誰にも見つけてもらえない こんな場所で こんな時間に こんなにもくすんだまま星になって 星座になりたい 誰でもないこの夜のベランダからにほんブログ村

  • 目次: 散文

    古いものは上に、新しいものは下にあります。 ぼろの存続 あがないびと

  • 目次: 詩

    古いものは上に、新しいものは下にあります。 真夜中の祈り こどもとおとな 海とわたし 子守夢 その道はあなたを裏切らない うそとほんとうのカクテル 風の吹くまま 水底の唄 未来と思い出 幸せを冠する日々 空と銃

  • CONTENTS

    日々のできごとや詩や散文を載せていくブログとなります。 はじめましての方はABOUTをお読みいただけると幸いです。 下記リンクからそれぞれの記事一覧へと行けます。 日常 詩 散文 ゲーム 楽しんでいただけましたら幸いです。

  • ゲーム: 閃の軌跡Ⅳプレイレポート2

    メインストーリーほったらかして帝国全土を巡ってきました。 開戦間際の徴兵や徴発で、話しかける人みんな真面目でシリアスな中、色々とツッコミどころの多い人たちもチラホラ。 お前なに覗いてんだ変態さんか。 いや、お世話してるお嬢様がかわいいんだよね。それはわかる。リルベルかわいいよわかるよ。 でもその態勢はいかん。どこからどうみてもやばい。憲兵呼ばれる前にせめて立て。 父親が徴兵されて国も色々と大変だというのに彼氏探しに余念がない女の子。その気概は買おう。 父親は娘の接客ぶりに感動してますけど、おたくの娘さんがギラギラした目でいるのは彼氏候補を探しているだけですからね。気づかない方が幸せだと思うから…

  • ゲーム: 閃の軌跡Ⅳプレイレポート

    今日は画像をブログにあげる練習がてら、今一人でやっているゲームの現況を書こうかなと。 というわけで閃の軌跡Ⅳプレイ中です。 軌跡シリーズは空から全部やっていて、シリーズ集大成であろう閃の軌跡Ⅳを今プレイしてるところです。 前置きはこれくらいにして早速現況を。 とりあえず、第三部入ってすぐあたりのところでぶらぶらしてました。 それというのも第三部に入ってから強いクォーツ(装備のようなもの)が作れるようになっちゃってですね。 …便利そうなクォーツ全部つくりました。 素材集めるのにめっちゃ戦闘と釣りをしてました。 おかげさまでまだ第三部だというのに、プレイ時間がこう。 90時間の…半ばだと…? ゆっ…

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