梅雨入りから数日はぐずついた天気が続きましたが、その後は梅雨が明けたかとおもうような天気になりました。横浜でも気温は30度を超え、むし暑く、涼を求めて何処かへ行きたくなりました。向かった場所は裏磐梯。宿泊したのは公共の宿、休暇村です。部屋からの眺めはこんな感じで、なかなかの眺望です。浄土平にも行ってみましたが、少しだけ雪が残っているという状況でした。この写真は今回の旅行で撮ったものではなく、2年前の4...
たっぷりと時間のある無職者にとって、読書は最高の楽しみです。若い頃はバカにしていた時代小説も読むようになりました。かつて、何故、時代小説、特に町人を主人公とする人情物をバカにしていたのか理由が分かりません。理由なんか多分なかったのでしょう。今から思うと、単にあんなもの年寄りが読むもんだよ・・・と思い込んでいただけです。老人になり、無職者になってから、時代小説を読むようになりましたが、これがなかなか...
数日前、実家に行きましたが、河津桜が満開でした。30年ほど前だったでしょうか。母が河津桜の小さな木を買い、母に庭に植えるから穴を掘ってくれと頼まれました。その時はこんなに見事な木になるとは思ってもみませんでした。実家でこの桜を見ているとやはり母のことが思い出されます。母が満開の桜を最後に目にしたのは4年前です。昨年、一昨年は施設に入所しており、3年前は大腿骨骨折をして病院に入院していました。4年前のこ...
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梅雨入りから数日はぐずついた天気が続きましたが、その後は梅雨が明けたかとおもうような天気になりました。横浜でも気温は30度を超え、むし暑く、涼を求めて何処かへ行きたくなりました。向かった場所は裏磐梯。宿泊したのは公共の宿、休暇村です。部屋からの眺めはこんな感じで、なかなかの眺望です。浄土平にも行ってみましたが、少しだけ雪が残っているという状況でした。この写真は今回の旅行で撮ったものではなく、2年前の4...
沖縄でははや梅雨明けというのに関東では今日から梅雨入りです。じとじと雨の降り続く日がこれからやってきます。気分もパッとしません。私のような高齢者はこんな梅雨の日に何をやっているのでしょうか。久しぶりに実家にいきました。アジサイが咲いていました。実家のアジサイはもっとたくさん種類があったのですが、空き家となり数が少なくなりました。花の色彩も少なくなり、庭全体がみすぼらしくなったという感じです。それで...
高齢者は朝、目覚めただけで「勝ち組」と言われます。そうだね・・・と最初は感心していましたが、やがて欲深な私がその程度のことで「勝ち」とされるのは物足りないと思い始めました。この5月で、大腸がんは術後4年半となりますが、それも無事、経過しましたので、ここいらで本物の勝ちの気分を味わいたいと万座温泉に連泊しました。万座というとプリンスホテルが有名ですが、日進館は湯治宿ですので、リゾート感はなく。ワイルド...
「御宿かわせみ」(平岩弓枝著、文春文庫)を読み始めました。一巻を読み終わったところですが、面白いので全巻を読破しようと思います。1巻には7、8篇の短編小説が収められており、気軽に読めます。全部で37巻あり、「新御宿かわせみ」は7巻です。トータルすると41巻です。読みきるには相当の時間がかかるので、当分、退屈しそうにありません。問題はどうやって全巻を揃えるかです。大きな本屋に行きましたが、3巻までしか置いてあ...
先日、実家に行きましたが、ツツジが満開でした。この季節、実家ではツツジが咲き、庭が華やかになります。無人で手入れのしていない庭でもそれなりに綺麗です。ツツジを眺めていると、母も見たかっただろうなあと思ってしまいます。最近は死者のことを考えることが多くなりました。若い頃、老人は呑気な顔をしているから、呑気な人生を送っているものだと思っていました。ところが。自分が老人になり、その考えは少し違っていると...
今日は4月20日、2025年のイースターです。イースターとは復活祭のことで、十字架にかけられたイエスが復活した日と言われています。死者がなぜ、蘇るのか科学的に興味にあることですが、歴史的に他に例はあるのでしようか。調べてみたいという気もします。たとえそれが、でたらめであっても、そのでたらめを思いつき、信じる人間心理には興味があります。今年のイースターは曇り空です。ユーミンのベルベットイースターの歌詞を思...
無職の年金生活はストレスがなく、快適ですが、日々続くこの快適さがもやもやとした気分を生みます。何か不足があるわけではなく、満ち足りていることに人生の行き詰まりを感じるのです。悩みとは言えないレベルのもやもや・・・贅沢なものであることは分かっています。もやもやを解消する手段は旅行に行くことです。心身をリセットする効果は多少はあります。ということで松崎に2泊3日で行って来ました。松崎は桜が満開でした。松...
たっぷりと時間のある無職者にとって、読書は最高の楽しみです。若い頃はバカにしていた時代小説も読むようになりました。かつて、何故、時代小説、特に町人を主人公とする人情物をバカにしていたのか理由が分かりません。理由なんか多分なかったのでしょう。今から思うと、単にあんなもの年寄りが読むもんだよ・・・と思い込んでいただけです。老人になり、無職者になってから、時代小説を読むようになりましたが、これがなかなか...
数日前、実家に行きましたが、河津桜が満開でした。30年ほど前だったでしょうか。母が河津桜の小さな木を買い、母に庭に植えるから穴を掘ってくれと頼まれました。その時はこんなに見事な木になるとは思ってもみませんでした。実家でこの桜を見ているとやはり母のことが思い出されます。母が満開の桜を最後に目にしたのは4年前です。昨年、一昨年は施設に入所しており、3年前は大腿骨骨折をして病院に入院していました。4年前のこ...
今日は2月22日。2月も終わりかけているのに最強寒波が日本を覆っています。横浜は雪こそ降ってないものの、空気はキーンと冷たく、空気からは春の兆しが感じられません。世界を見渡すとトランㇷ゚がゼレンスキーを「独裁者」と罵り、プーチンが「ドナルドに会いたい」と媚び、嫌な風が吹いています。そんなにドナルドに会いたいなら、ディズニーランドに行けと言いたくなるのは私だけではないと思います。真冬の寒さに加え、世界情...
2月3日の立春も過ぎ、暦の上では春です。しかし、春にはほど遠い気候が続いています。日本各地で大雪が降り、とても春という感じではありません。横浜では幸い雪は降っていませんが、空気がキーンと冷たいです。春は名のみという季節です。週めくりの柴犬川柳のカレンダーにも「早春」という言葉がありますが、柴犬にとっては丁度良い季節なのかもしません。春らしくない寒さで「春は名のみ」というフレーズが頭に浮かびましたが、...
最近は、早朝の朝焼けが綺麗です。実は空がまだ真っ暗な時から目覚めているのですが、起きたときはこの景色です。老人は早起きというより、早朝の不眠症に悩ませられますが、起きてすることもないので、ベッドの中で目をつぶり、様々な妄想をしています。官能小説を書くならどんなストーリーにするかとか、下らない妄想です。4時に目覚めてもふっと気が付くと6時、7時になっています。ふっとするまでに私の意識はどうなっているの...
明けましておめでとうございます。2025年となりました。今日は1月3日です。私は年が明けないうちから「明けましておめでとう」と言う不届きものではありません。正々堂々は年が明けておら「明けましておめでとう」と言います。毎年購入している柴犬カレンダーも新しいものに変わりました。三が日はCDで長唄を流しのんびりと過ごしました。「京鹿子道成寺」と「紀文大尽」の録音されているCDです。初夜の鐘をつくときは諸行無常の響...
西暦2024年の大晦日です。あと15時間もすると除夜の鐘がなります。108つも煩悩がないので、除夜の鐘がなる前に寝ようと思います。今年は色々とバタバタしていましたので、年末、打ち上げに南伊豆に行ってきました。部屋からの眺望です。南伊豆国民休暇村で、安くて良い宿です。長逗留したかったのですが、年末ということで部屋の空きがなく、2連泊しただけです。来年はこうした宿に5連泊くらいしてグダグダと過ごしたいものです。...
今日は12月20日、12月も終盤。あと11日で終わります。気温もグッと低くなり昨日は東京都心でも雪がパラついたようです。横浜でも寒い日でしたが、相続問題で母の預金の解約に出かけました。厄介なことですが、やらなければならないことです。街中も冬になったという感じです。銀杏は枯れ、どうだんツツジが意外と赤くて綺麗でした。「どうだん」は満天星と書くそうですが、どのようなカラクリで満天星をどうだんと読めるのでしょう...
今日は12月3日。はやいもので師走です。柴犬カレンダーも最後の一枚となりました。師走だからと言って、「先生」と呼ばれた頃も、走った覚えはありません。今は、無職の年金生活者。走る理由もありませんが、なにやら落ち着かない気がします。母の他界に伴う、相続税の申告や不動産登記に意外と時間がかかり、宙ぶらりんの状態だからです。法的な手続きは時間がかかることは。かつての経験から分かっていますが、やはり落ち着きま...
西伊豆の堂ヶ島のホテルで連泊してきました。無職の年金生活者ですから、仕事のストレスはありません。しかし、今日が昨日のコピーという変化のない日々は何かパッとしないなあ・・・という気分になります。仕事をしている方からするといい身分じゃないかと言われそうです。そして、実際、いい身分なのですが、いい身分にもプラスマイナスがあります。マイナスと言っても大したマイナスではありませんが、パッとしない気分が徐々に...
↓は浅田次郎「母の待つ里」(新潮文庫)です。40年ぶりで帰るふるさとで待っていたのは、初めて会う「母」だった・・・という不思議な宣伝文句の小説。その不思議さの謎は第1章で明かされます。ふるさとに向かう3人の人を中心とした小説です。3人は都会育ちで、ふるさとがありません。小説は「ふるさと」とは。生まれ、育った場所ではなく、血縁者の住む場所でもなく、心の拠り所であることが描かれます。私も都会育ちでふるさとはあ...
内館牧子の新作「迷惑な終活」です。「終わった人」「どうせ死ぬんだから」「老害の人」に続く、高齢者小説、第4弾です。主人公は昭和23年生まれ、75歳になる後期高齢者です。妻は終活を初めており、主人公にも勧めます。しかし、主人公は全くその気がありません。普通、終活というのは遺族に迷惑をかけないようにするためのもので、そうしたことに主人公は何の意味も感じていないのです。しかし、あることをきっかけに終活に目覚...
今日は10月8日、カレンダーには「寒露」とあります。「寒露」とは露が冷気によって凍りそうになる時期と説明がされています。今日は涼しくなるようで、最近の暑さは感じられませんが、露が凍るほどの冷気はとても感じられません。既に10月なりましたが、秋らしいカラッとした天気にはなりません。本州に秋雨前線が停滞しているせいです。この時期、旅行にでも行きたいのですが、天気が悪いので、計画が延び延びになっています。旅...
4月から5月にかけて、ずっと、黒い雲に心が覆われているような感じでした。6月に入ってもその状態が続き、心機一転するため旅行に行くことにしました。行先は琵琶湖に面したホテルで、ゆっくり過ごすことにしました。部屋からの眺望です。梅雨直前の季節で暑かったのですが、快適に過ごすことができました。昼はビール、夜は冷酒を飲み、酔っぱらって寝るという時間を過ごしました。琵琶湖の夕焼けもなかなか綺麗です。夕焼けを眺...
ボヤボヤ暮らしているうち、はや6月となりました。これから、一年の後半が始まります。季節の移り変わりを象徴するように我が家の小さなベランダ庭園でも新たな花が咲きました。花菖蒲です。数年前に買ったものの、花が咲かなかったのですが、今年初めて咲きました。母を亡くしたばかりの私には淡い紫の花がなんとなく、さまよう魂を連想させます。アジサイの季節ですので、実家で摘んだアジサイも飾っていますが、初夏という気分...
5月21日、母の納骨が完了しました。墓には父、姉の骨壺がありますが、あらたに母の骨壺が置かれました。納骨を経験した方は誰ても感じることかも知れませんが、こんなとことに死者の魂はないという思いました。少なくとも化学の授業で人体のカルシュウムに魂が宿るとは教えられた記憶はありません。死者に魂があるとすれば、もっと広い異世界に存在し、その世界をさまよっているはずです。地上での人生のことも、残された人々のこ...
今日は5月11日。母が永眠して1カ月となります。実家は無人ですので、度々、訪れています。今後は、納骨、相続税申告、遺産分割、相続登記、不動産の売却と面倒な作業が控えていますが、その前に価値のない動産の処分や荒れたてた庭の管理という作業があります。荒れた庭にもアヤメが咲いていました。ツツジが終わり、アジサイもまだという季節にアヤメは丁度タイミング良く咲きます。昔は盛大にこんな感じて咲いていたのですが、今...
母は施設に入居していた母、実家の庭の様子をしきりに気にしていました。母は認知症が進んでいましたが、庭仕事が趣味だったので、庭のことを話すと話がはずみました。母の庭で一番の自慢はツツジ。一昨年、昨年と母はツツジを見ることができませんでした。そして、今年、ツツジの主はいなくなりましたが、この季節、ツツジが満開です。一昨日から3日館、実家にいましたが、母が縁側に腰をおろし、満開のツツジを眺めているような...
桜が咲き始めたと思ったら、あっと言う間に満開。そして、春の嵐で花がすぐに散っていましました。花見に行くこともできませんでしたので、今年は自宅マンションの中庭の桜で花見気分をあじあうことにしました。マンションの中庭には2本の桜の老木がありますので、苦労せず桜を見ることができます。このマンションを購入した大きな理由の一つです。実家ではさつきも咲き始めてします。実家の庭で摘んださつきを自宅に飾っています...
昨年10月から母のターミナルケアが始まりました。6か月間、小康状態を保っていましたが、ここにきて体調が不安定となっています。もう104歳です。何があっておかしくはないのですが、やはり気分は落ち込みます。昨日は、母の入所している施設から少し歩いたところになる葬儀場の下見。桜が咲いていましたが浮かれた気分にはなりません。とはいっても生きている人は日々を楽しく、生きても良いはずで、それが母の願いでもあると思い...
もう少しでソメイヨシノが開花しますが、今はその少し前、早春と呼ばれる時期です。この時期はなかなか綺麗です。実家近くのハクモクレンが満開となりました。かなり、見事です。実家にもハクモクレンがありましたが、今は見当たりません。実家の庭はは雑草に埋もれていますが、その中で水仙が健気に咲いています。下の写真は2019年3月20日に撮影したものです。河津桜は葉桜となっていますが、杏子やユキヤナギが咲いています。こ...
ここ数日、悪天候が続いています。昨日、2月22日も小雨が降っていました。実家では河津桜が満開、小雨のせいか、快晴の時より色が鮮やかに見えました。無人の実家には犬も飼い主もいませんが、河津桜を目指してメジロがやってきます。素人写真家としては河津桜とメジロを写したいのですが、メジロは素人写真家をあざ笑うように素早い動きでカメラから逃れます。その気があるようなふりをして、すぐに逃げる、男性をもてあそぶ美人...
能登半島地震の報道をテレビで目にするたび、被害の大きさに心が痛みます。能登半島には何回も旅行しましたが、一番気に入っている場所は白米の千枚田です。写真は2018年に撮影したものです。地震後の写真ではこの辺りも大きな地割れができており、再び、この美しい景色を見ることができるのか心配です。地震の報道、国会のゴタゴタ、GDPがドイツに抜かれて世界4位に転落と暗いニュースばかりですが、2月15日は春一番が吹き、春の...
心がモヤモヤしてくると旅行をしたくなります。歌人や俳人、詩人が良く旅をしているのは、絶えず心にモヤモヤを抱えているからではないかと思うようになりました。年をとると、若い頃とは違う動機でどこか遠くに行きたくなります。「行きたいから行く」のではなく、正直言ってどこでも良いのです。普段と異なる景色を目にしていると心に住み着いている問題が雲散霧消するような気がするからです。「知らない街を歩いてみたい」とい...
はや、年明けから2週間が経ちました。今日は1月15日。前回のブログを書いたのは1月1日ですが、その日のうちに能登半島で大地震が起こるとは考えてもいませんでした。正月気分がふっとぷ出来事でした。被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。最近、特に感じていることですが、高齢になるにつれ、自らの健康不安に加え、超高齢の親の看取りという問題も生じます。経験のないことばかりで、ストレスが結構あります。ストレス対策...
西暦2024年1月1日となりました。明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。柴犬カレンダーも新しくなりました今日の朝食は正月らしくこんな感じです。お屠蘇は白鹿大吟醸です。サラリとして飲みやすい酒でした。2024年にはいよいよ後期高齢者となります。昨年は高校の同窓会もありましたが、私は欠席。同級生の中には私同様、健康面で支障の出てくる方が増えたようです。物故者も増えています。男性の平均寿...