ゴールデン・ウイークですね。 退院してから、私の父親が初の徘徊の旅に出たり、叔母が亡くなったりと、アラフィフとして老後の入り口を堪能しています。 子どもの学費のプレッシャー、嫁の更年期プレッシャー(機嫌悪いのと姑との折り合い悪いのと)、そして加えて両親の介護プレッシャーも加わりました。 来月にはそろそろ居所に帰りますが、どれもどうにかせねばなりません。 はじめに 私のお気に入り、西加奈子さんの作品。で、今回はいつも以上に惹きつけられました。何だろう。 私がどうのこうの言う前に、巻末の解説で上橋菜穂子さんが書いているこの一言がすべてを言い表している気がします。 『物語としてしか命を持ちえない作品…